JP4126768B2 - 発券装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,発券装置に係り,詳しくは,複数の硬貨,又は硬貨及び紙幣を一括して投入するための一括投入口を備えた発券装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば乗車券等の発券を行う発券装置では,これまで一枚一枚硬貨を投入する一枚投入方式が主流であったが,運賃額が増えるとそれだけ硬貨投入のために時間や手間がかかるため,複数枚の硬貨,又は硬貨及び紙幣を一括投入する一括投入方式を採用した発券装置が増えつつある。
特に,ワンマンバスやワンマン列車内等に載置される車載用の発券装置では,使用者による券購入が走行中に行われる場合もあり,一括投入方式により硬貨や紙幣等の代価を投入した方が,より簡便である。ここで,図5に発券装置の外観の一例を示す。
図5に示す如く,上記発券装置は,例えば使用者が乗車した乗車区域を表す整理券を挿入する整理券挿入口101と,おとな料金又はこども料金をそれぞれ指定するための指定ボタン102,103と,着駅を指定するための複数の着駅ボタン104と,複数の硬貨が一括して投入可能な硬貨投入口106と,紙幣を挿入するための紙幣挿入口111と,上記硬貨投入口106及び紙幣挿入口111のいずれか一方又は両方から投入された金額を表示する投入金額表示部110と,発券された切符や釣り銭硬貨のための切符・硬貨受け皿112と,上記整理券,指定ボタン102,103や着駅ボタン104により指定された情報に基づいて特定された目的地までの運賃を表示する運賃額表示部113とを使用者とのインターフェースとして備えている。
尚,装置内部下部には,停電保護バッテリー301が収納されており,装置底部には,硬貨こぼれカバー302が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで,上記のような一括投入方式を採用した発券装置では,複数の硬貨を一括して投入することができるように,人間の拳程度の大きさの投入口が設けられており,硬貨の大きさと同じ程度の投入口を有する一枚投入方式と較べて,大きな投入口を有している。このため,一括投入方式を採用した従来の発券装置では,硬貨,又は硬貨及び紙幣以外の異物が装置内に侵入する恐れが高かった。
本発明は,このような従来の技術における課題を解決するために,発券装置を改良し,一括投入口を開閉するための開閉シャッターを設け,券購入を意図する所定の入力が検知されてから代価の投入が完了する間だけ,上記開閉シャッターにより一括投入口を開状態にすることによって,装置内への異物侵入を防止することのできる発券装置を提供することを主要な目的とするものである。
また,一括投入口を開閉する開閉シャッターが設けられている場合でも,少なくとも硬貨等の貨幣が一括投入口から投入される間は,一括投入口は開かれているため,紙片,糸くず等の比較的軽い異物が一括投入口から装置内へ侵入し,故障の原因となる恐れがある。
そこで,他の目的は,一括投入口を開閉する開閉シャッターがない場合や,一括投入口が開かれている間に,できるだけ一括投入口から異物が侵入するのを防止することができる発券装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,請求項1に係る発明は,券購入を意図する所定の入力を検出する入力検出手段と,複数の硬貨,又は硬貨及び紙幣を一括して投入するための一括投入口と,上記入力検出手段により検出された所定の入力に基づいて特定された代価に応じた券を発券する発券部とを具備してなる発券装置であって,上記一括投入口を開閉するための開閉シャッターと,上記入力検出手段により検出される上記所定の入力の有無に応じて上記開閉シャッターを制御する制御手段とを具備してなる発券装置において,上記一括投入口の近傍に,少なくとも風が装置内部から装置外部に向けて,且つ,下から上向きに送風されるように送風機が設けられ,上記制御手段が,上記一括投入口が開状態にされている間,上記送風機を駆動してなる発券装置として構成されている。
また,請求項2に係る発明は,上記請求項1に記載の発券装置において,上記制御手段が,待機時には上記一括投入口を上記開閉シャッターにより閉状態にし,上記入力検出手段により上記所定の入力が検出された場合には,上記一括投入口を開状態にし,上記一括投入口から上記代価が投入されると,上記一括投入口を閉状態に戻す制御を行うものであることをその要旨とする。
また,請求項3に係る発明は,上記請求項1又2に記載の発券装置において,上記制御手段が,上記一括投入口を開状態にした後に発券の取り消し又は装置の異常があった場合には,上記一括投入口から投入された代価にかかわらず,上記一括投入口を閉状態に戻す制御を行うことをその要旨とする。
また,請求項4に係る発明は,上記請求項1〜3のいずれか1項に記載の発券装置において,上記入力検出手段に検出される所定の入力が,未払い代価に関する情報が記録された未払い代価券の投入であることをその要旨とする。
また,請求項5に係る発明は,上記請求項4に記載の発券装置において,上記未払い代価券が,使用者の乗車区域を特定するための整理券であることをその要旨とする。
また,請求項6に係る発明は,上記請求項1〜のいずれか1項に記載の発券装置において,上記入力検出手段により検出される所定の入力が,券購入を行うために必要な情報を入力するための入力手段に対する操作であることをその要旨とする。
上記請求項1〜6のいずれか1項に記載の発券装置によれば,一括投入口を開閉するための開閉シャッターを設け,例えば整理券が挿入されたり,着駅ボタン等が押される等,券購入を意図する所定の入力が検知されてから,代価の投入が完了する間だけ,上記開閉シャッターにより一括投入口を開状態にすることによって,比較的大きな一括投入口から硬貨,又は硬貨及び紙幣以外の異物が侵入するのを防止することができる。
【0005】
また,請求項に係る発明は,上記一括投入口が開状態にされている間,上記一括投入口内部から装置外部へ送風してなることをその要旨とする
記請求項に記載の発券装置によれば,一括投入口内部から装置外部へ送風が行われるため,糸くずや紙片等の比較的軽い異物が一括投入口付近に落下してきた場合でも,異物が一括投入口から装置内部へ侵入して故障の原因となるのを防止することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下,添付図面を参照して,本発明の実施の形態につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明の具体的な一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
本発明の一実施の形態に係る発券装置は,使用者が乗車時に受け取った整理券を用いて車内で切符を購入するための例えば車載用の発券装置として具体化されるものである。
まず,図1に本発明の一実施の形態に係る発券装置の概略構成を示す。
図1に示す如く,本実施の形態に係る発券装置は,例えば使用者が乗車した乗車区域を表す整理券を挿入する整理券挿入口101と,おとな料金又はこども料金をそれぞれ指定するための指定ボタン102,103と,着駅を指定するための複数の着駅ボタン104と,上記整理券の挿入,指定ボタン102,103や着駅ボタン104の押圧等,券購入を意図する所定の入力を検知する入力検知手段105と,複数の硬貨を一括して投入するための硬貨投入口106と,上記入力検出手段105により検出された所定の入力に基づいて特定された料金に応じた切符を発券する発券部107とを具備してなる点で従来のものとほぼ同様である。
本実施の形態に係る発券装置が,従来のものと特に異なるのは,上記硬貨投入口106を開閉するための開閉シャッター108と,待機時には上記硬貨投入口106を上記開閉シャッター108により閉状態にし,上記入力検出手段105により上記所定の入力が検出された場合には,上記硬貨投入口106を開状態にし,上記硬貨投入口106から上記特定された料金が投入されると,上記硬貨投入口106を閉状態に戻す制御を行う制御手段109とを具備してなる点である。
尚,本実施の形態に係る発券装置の外観は,硬貨投入口106に開閉シャッター108が設けられた点を除けば,図5に示した発券装置とほぼ同様である。
【0007】
次に,図2を参照して,上記発券装置の詳細について説明する。ここで,図2は上記発券装置の動作を説明するためのフローチャートである。
上記発券装置において,センサや演算手段等からなる入力検出手段105は,上記整理券の挿入,指定ボタン102,103や着駅ボタン104の押圧等,券購入を意図する所定の入力を検出する。この所定の入力がない待機状態では,上記硬貨投入口106は開閉シャッター108により閉じられている。
この待機状態において,使用者が乗車したときに受け取った整理券が使用者により上記整理券挿入口101に挿入されると(S101),上記入力検出手段105により整理券の挿入が検知され,整理券に記録されている乗車区域,発券日等の情報が読み取られる。
上記整理券から読み取られた情報は,制御手段109に供給され,整理券が正しいものか否か,例えば発券日等が適正であるか否かの判定が行われる(S102)。
そして,整理券が正しいものでない場合には,整理券は使用者に返却される(S103)。
一方,整理券が正しいものである場合には,指定ボタン102,103,や着駅ボタン104に対する入力の受け付けが可能な状態に設定される。この入力受け付け状態では,大人料金を指定する指定ボタン102が予め押圧されたものとして設定されている。即ち,使用者が指定ボタン102,103に対して何の操作も行わなければ,自動的に大人料金が指定されたものとされる。これに対し,こども料金を指定する指定ボタン103が押圧された場合には,予め設定された大人料金の指定が解除され,こども料金の指定が設定される。
そして,上記指定ボタン102,103の押圧状態に基づいて,使用者により指定された料金が大人のものであるか,こどものものであるかの判別が行われる(S104)。このとき,上記指定ボタン102,103の押圧操作については,それに伴う電気信号の変化が上記入力検出手段105により検出され,いずれの指定が行われたかが制御手段109に出力される。
次に,使用者により複数ある着駅ボタン104のいずれかが押圧されると(S105),押圧された着駅ボタン104への入力が上記入力検出手段105により検出され,押圧された着駅ボタン104に対応する電気信号が上記制御手段109に出力される。
このようにして,整理券から読み取られた情報,指定ボタン102,103,着駅ボタン104により指定された情報が上記制御手段109に供給されると,上記制御手段109において,使用者が乗車した区域から着駅ボタン104により指定された着駅までの運賃が特定される。
【0008】
上記制御手段109により運賃が特定されると,LED等からなる運賃額表示部110に特定された運賃が表示される(S106)。
さらに,上記開閉シャッター108が制御手段109からの制御信号を基に駆動され,上記硬貨投入口106が開状態に設定される(S107)。また,この硬貨投入口106の開状態の設定とともに,紙幣挿入口111も紙幣の受け付けが可能な状態に設定される。
そして,使用者により硬貨投入口106及び紙幣挿入口111のいずれか一方,又は両方から貨幣が投入されると(S108),投入金額が投入金額表示部113に表示され,制御手段109により上記運賃額を越えたか否かの判別が行われる(S109)。
そして,上記投入金額が上記運賃額を越えたことが上記制御手段109により判別されると,上記制御手段109からの制御信号を基に上記開閉シャッター108が閉じられ,上記硬貨投入口106が閉状態に設定される(S110)。また,この硬貨投入口106の閉状態の設定とともに,紙幣挿入口111も紙幣の挿入を受け付けない状態に設定される。
さらに,上記制御手段109は,発券部107へ着駅ボタン104より指定された着駅,特定した運賃額等の情報を供給し,上記発券部107により上記運賃額に対応した切符が発券され,切符・硬貨受け皿112へ排出される(S111)。また,上記制御手段109では,上記投入金額と運賃額との差額が演算され,上記切符・硬貨受け皿112への切符の排出時に,釣り銭も排出される。
そして,上記のようにして発券処理が終了すると,装置は待機状態に戻される。この待機状態では,硬貨投入口106は開閉シャッター108により閉じられているため,貨幣以外の異物が上記硬貨投入口106から装置内へ侵入することがない。
このように,本実施の形態に係る発券装置によれば,硬貨投入口を開閉するための開閉シャッターを設け,整理券が挿入され,指定ボタン,着駅ボタンが押されてから,運賃額の投入が完了する間だけ,上記開閉シャッターにより硬貨投入口が開状態に設定されるため,比較的大きな硬貨投入口から硬貨,又は硬貨及び紙幣以外の異物が侵入するのを防止することができる。
【0009】
【実施例】
上記実施の形態では,硬貨投入口106と紙幣挿入口111とを別々に設けたが,貨幣の投入はこれに限られるものではなく,例えば硬貨と紙幣の両方を一括して投入することが可能な貨幣投入部及び貨幣投入口を備えた発券装置に本発明を適用することが可能である。
また,上記実施の形態では,整理券を用いる車載用の発券装置について本発明を適用したが,これに限られるものではなく,例えば精算券を用い精算後の切符を発券する発券装置や,乗り継ぎ券を用いて次の区間に乗り継ぐのに必要な切符を発券する発券装置等,他の発券装置に本発明を適用することも可能である。
また,上記実施の形態では,制御手段109において,大人料金かこども料金かの判別が行われてから,着駅ボタン104による着駅指定の判別が行われたが,これに限られるものではなく,例えば着駅ボタン104による着駅指定の判別を行ってから,大人料金かこども料金かの判別を行うようにしてもよい。このような発券装置も本発明における発券装置の一例である。
また,上記実施の形態では,整理券の挿入,指定ボタン102,103,及び着駅ボタン104の押圧が上記入力検出手段105により全て検出されてから,開閉シャッター108が駆動され,硬貨投入口106が開状態に設定されたが,これに限られるものではなく,例えば上記整理券の挿入,指定ボタン102,13の押圧,着駅ボタン104の押圧のいずれかが行われると,上記硬貨投入口106を開状態に設定するようにしてもよい。このような発券装置も本発明における発券装置の一例である。
また,上記実施の形態では,上記投入金額が運賃額を越えるまで,硬貨投入口106が開状態に設定されていたが,例えば切符発券の取り消しを行うための取り消しボタン114が押圧されたことが入力検出手段105により検出された場合や,装置の異常が制御手段109により検出された場合には,上記硬貨投入口106を閉じる旨の警告を出力してから,そのときの投入金額にかかわらず,上記硬貨投入口106を閉状態に設定するようにしてもよい。尚,この閉状態設定時までに既に投入された投入金については,紙幣挿入口111,又は切符・硬貨受け皿112から排出し,使用者に返却する制御が行われる。この場合には,取り消しや装置の異常があった場合でも,硬貨投入口106が開状態に設定されたままにならず,貨幣以外の異物の投入を防止することができる。このような発券装置も本発明における発券装置の一例である。
【0010】
また,上記実施の形態に係る発券装置では,硬貨投入口106に開閉シャッター108を設け,制御手段109が開閉シャッター108を制御することによって,硬貨投入口106から異物が装置内へ侵入するのを防止したが,硬貨投入口106内部から装置外部へ送風を行うことにより,糸くずや紙片等の比較的軽い異物が硬貨投入口106から侵入するのを防止するようにしてもよい。
例えば上記実施の形態に係る発券装置では,整理券が挿入され,指定ボタン102,103,着駅ボタン104が押されてから,運賃額の投入が完了する間,硬貨投入口106は開かれているが,この間,例えば図3に示すように,硬貨投入口106内部に設けられた送風機115を駆動して,硬貨投入口106内部から装置外部へ送風を行わせる。この場合の発券装置の動作は,例えば図4に示すフローチャートに従う。
即ち,上記実施の形態において記述した通り,上記制御手段109により運賃が特定されると,上記制御手段109から制御信号が出力されて,上記開閉シャッター108が駆動され,上記硬貨投入口106が開状態に設定される(S107)。さらに,この実施例に係る発券装置では,上記制御信号を基に送風機115がオンされ,硬貨投入口106内部から装置外部へ送風が行われる(S1071)。そして,運賃額を越える貨幣が投入された制御手段109により判別されると,制御手段109からの制御信号を基に送風機115がオフされ(S1100),硬貨投入口106が閉状態に設定される(S110)。
これにより,例えば使用者の衣服から糸くずが硬貨投入口106付近に落下してきた場合や,風にのって紙片等が硬貨投入口106付近まで浮遊してきた場合でも,硬貨投入口106内部からの送風により,糸くずや紙片等の異物は装置外部へ導かれ,装置内へ異物が侵入して故障の原因となるのを防止することができる。
また,発券装置に備えられる硬貨投入口106に開閉シャッター108が設けられていない場合でも,硬貨投入口106内部から装置外部へ送風を行うことによって,糸くずや紙片等の比較的軽い異物が装置内に侵入するのを防止することができる。このような発券装置も本発明における発券装置の一例である。
【0011】
【発明の効果】
以上説明した通り,上記請求項1〜6のいずれか1項に記載の発券装置によれば,一括投入口を開閉するための開閉シャッターを設け,例えば整理券が挿入されたり,着駅ボタン等が押される等,券購入を意図する所定の入力が検知されてから,代価の投入が完了する間だけ,上記開閉シャッターにより一括投入口を開状態にすることによって,比較的大きな一括投入口から硬貨,又は硬貨及び紙幣以外の異物が装置内部へ侵入するのを防止することができる。
また,上記請求項7又は8に記載の発券装置によれば,一括投入口内部から装置外部へ送風が行われるため,糸くずや紙片等の比較的軽い異物が一括投入口付近に落下してきた場合でも,異物が一括投入口から装置内部へ侵入して故障の原因となるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る発券装置の概略構成を示す図。
【図2】 本実施の形態に係る発券装置の動作を説明するためのフローチャート。
【図3】 本発明の一実施例に係る発券装置の硬貨投入口を説明するための図。
【図4】 本発明の一実施例に係る発券装置の動作を説明するためのフローチャート。
【図5】 発券装置の外観の一例を示す図。
【符号の説明】
101…整理券挿入部
102,103…指定ボタン
104…着駅ボタン
105…入力検出手段
106…硬貨投入口
107…発券部
108…開閉シャッター
109…制御手段
114…取り消しボタン
115…送風機

Claims (6)

  1. 券購入を意図する所定の入力を検出する入力検出手段と,複数の硬貨,又は硬貨及び紙幣を一括して投入するための一括投入口と,上記入力検出手段により検出された所定の入力に基づいて特定された代価に応じた券を発券する発券部とを具備してなる発券装置であって
    上記一括投入口を開閉するための開閉シャッターと,
    上記入力検出手段により検出される上記所定の入力の有無に応じて上記開閉シャッターを制御する制御手段とを具備してなる発券装置において,
    上記一括投入口の近傍に,少なくとも風が装置内部から装置外部に向けて,且つ,下から上向きに送風されるように送風機が設けられ,上記制御手段が,上記一括投入口が開状態にされている間,上記送風機を駆動してなる発券装置
  2. 上記制御手段が,待機時には上記一括投入口を上記開閉シャッターにより閉状態にし,上記入力検出手段により上記所定の入力が検出された場合には,上記一括投入口を開状態にし,上記一括投入口から上記代価が投入されると,上記一括投入口を閉状態に戻す制御を行うものである請求項1に記載の発券装置。
  3. 上記制御手段が,上記一括投入口を開状態にした後に発券の取り消し又は装置の異常があった場合には,上記一括投入口から投入された代価にかかわらず,上記一括投入口を閉状態に戻す制御を行う請求項1又は2に記載の発券装置。
  4. 上記入力検出手段に検出される所定の入力が,未払い代価に関する情報が記録された未払い代価券の投入である請求項1〜3のいずれか1項に記載の発券装置。
  5. 上記未払い代価券が,使用者の乗車区域を特定するための整理券である請求項4に記載の発券装置。
  6. 上記入力検出手段により検出される所定の入力が,券購入を行うために必要な情報を入力するための入力手段に対する操作である請求項1〜のいずれか1項に記載の発券装置。
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