JP4126668B2 - コイン確認器 - Google Patents
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Description
このような装置では、コインが進むように配置される検査領域で電磁場を発生する1個以上の誘導センサを備えていることが知られている。コインは、この電磁場に、コインの寸法および/または材料によって決まるある程度の影響を与える。誘導センサと、それが接続された回路は、電磁場へのコインの影響がコイン材料、コイン寸法またはコイン厚さで支配的に決定されるように配置される。
コインの中には、2つ以上の材料の複合物から形成されているものがあり、それらは、外側リングで囲まれた内側円盤を備え、円盤は外側リングと異なる金属含有量を有する。しばしば、内側円盤と外側リングは各々、同一の金属からなるが、そのうちの一方または他方または両方を2つ以上の金属で形成することができる。たとえば、内側円盤はコア材料で形成し、外側は異なる材料のクラッディングとすることができる。周囲のリングと異なる材料内容の内側円盤を備えたコインは、ここでは“二色”コインと呼ばれる。(この表現は、異なる材料からなる複数の同心リングの可能性を含むものである。)
二色コインを確認するための種々の技術が開発されている。その一例は、WO−A−93/22747に示されている。本発明は、コンパクトな確認器を使用して二色コインの確認を可能にする異なる技術に向けられている。他の態様は、二色でも二色でなくても良い(たとえば、内側円盤の上部に外側材料を巻くかまたは内側材料をメッキするかして形成される)クラッドコインの確認に向けられている。
本発明の種々の態様は、付随の請求項に記載されている。
他の態様によれば、二色コインの外側リングの材料内容は、その直径が本装置で確認されるべき各二色コインの内側円盤の直径を超えるフェライトに巻かれた比較的大きなコイルを使用して測定される。この方法では、コインがコイルを通過しかつ内側円盤がフェライトの直径内にある時に発生する渦電流が、実質的にコインの外側リングに制限されることにより、コインの外側リングの材料内容の測定を行うことができ、これは、内側円盤の材料内容の影響、または円盤と外側リングの界面の特性の影響をあまり受けない。
本発明のいくつかの態様によれば、コインの外側リングの材料内容を測定するのに使用されるコイルは、コイン直径の測定にも使用される。本発明のさらに他の態様によれば、コインの外側リングの材料内容を測定するのに使用されるコイルは、コインの別の検査(たとえば、厚さ検査)を行うのに使用される他のコイルを取り巻いている。本発明のこれらの態様は、確認器のコンパクトサイズを維持しながら、より良好な識別力を提供する。
コインの内側円盤の材料内容を測定するための追加のコイルを備えても良い。
次に、本発明を実施した配置が、添付図面を参照しながら例として説明される。
図1は、本発明によるコイン確認器のフライトデッキを概略的に示す。
図2は、コインがフライトデッキに沿って進むときに行なわれる測定のあり得る特性を示す。
図3は、本発明の修正された実施例のフライトデッキを概略的に示す。
図1を参照すると、コイン、たとえば内側円盤3′および外側リング3″を備えた二色コイン2が、シュート(図示しない)を介して確認器4に入り、次いで矢印A方向にエネルギー吸収部材6上に落ちる。次いで、コインは、傾斜路8を転がり落ち、出口通路10に入る。
コインは、傾斜路8を転がり落ちるとき、検査領域12を通過する。この検査領域には、3個の誘導センサ14,16および18がある。これらは各々、両面コイル配置になっており、図は、フライトデッキ自体に搭載されたコイルのみを示している。他のコイルは、14,16および18で示されたものに面し、一致した形状を有し、確認器のふた(図示しない)に搭載されている。コイル14,16および18は、フライトデッキの表面からコイルの前面を分離する膜の後ろに配置されているが、明快にするために、この膜は図に示されていない。コインは、コイル14、16および18の極めて近くを通過するが、対向するコイルからコイン厚さによって決まる間隔だけ離れている。
コインが通過する第1のセンサは、コイル14とふた上の同一形状の対向するコイルとで形成され、これらは自励発振器に直列形態に(他の形態でも良い)接続されている。コイル14は、二色コイン2の(または、異なる二色コインが確認されることになる場合は、各二色コインの)内側円盤3′により実質的に全体的にさえぎられるサイズとされ、位置決めされている。このコイルは、比較的低い周波数、たとえば約25kHzで動作し、主にコインの内側円盤の材料内容を示す出力を提供する。
コインがコイル14を通過するとき、発振器の振幅は、コインの材料内容に依存してある程度変わる。外側リングと内側円盤の相対的な材料内容に依存して、この振幅は、図2(縦軸は振幅減衰量を表し、横軸は時間を表す)の実線に示されるように、内側円盤がコイルの前面に対称的に位置するまで単調的に減少し、次いで、コインがコイル領域から離れるにつれて単調的に増加する。かけがえとして、この振幅は、外側リングがコイルを通過するにつれて減少し、次いで、(図2の点線で示されるように)内側円盤がコイルを通過するにつれてある程度増加し、次いで、外側リングの後ろ部分がコイルを通過するにつれて減少する。他のコイン材料に関する特性は、図2に示される両方の特性の反対になる。
どちらの場合にも、振幅測定は、内側円盤がコイル14を完全にさえぎった時に行なわれ、この時点で測定される(コインが存在しない時に対する)振幅変化は、内側円盤の材料内容を表す。この目的のために、絶対的振幅よりむしろ振幅変化を使用するのが好適であるが、必須ではない。
もし望むなら、コイル14の出力周波数を監視して、コインに関する追加の情報を得ることもできる。好適には、内側円盤がコイルの前面で対照的に位置する時点の周波数が、より好適には、この周波数と、コインが存在しないときのアイドル周波数との関係が、この目的のために使用される。
上記に示したように、センサ14の振幅出力特性は、コインの大きさと、コインの内側および外側部分を形成する金属の相対特性に依存して変わるだろう。測定が適当な時間に行なわれるのを保証するために、種々の代替技術を使用することができる。たとえば、
(a)センサコイルからの信号の出力性は、1つのピーク(コインが均質の場合または二色コインが図2の実線に示されるような出力特性を与える場合)、あるいは、(図2の点線で示されるような)中間に谷を有する2つのピークのどちらかになりそうである。したがって、それ自体が非常に周知のピーク検出器を使用することができ、センサの出力に接続される。これらのピーク検出器は、ハードウェアまたはソフトウェアの形態にすることができる。コインが到来していることを示すために、センサからの出力が変わり始めた時、タイマがスタートする。予め決められた時間が終わるまで、正ピークか負ピークのいずれかが検出される。2つの正ピークが検出された場合、介在する負ピークは、測定の基準として使用される。かけがえとして、1つだけの正ピークが検出された場合は、これが基準として使用される。
(b)センサ出力の特性全体を、予め決められた速度でサンプリングすることができ、サンプルは、コインの通過後、いずれのピークの位置と大きさを測定するために特性を調べることができるように、記憶される。
(c)コインが測定読み取りを行う正しい位置にある時を示すために、1個以上のセンサを使用することができる。たとえば、センサのうちの1個またはそれ以上を、読み取りがセンサのうちの他のセンサから行なわれるタイミングを決定するためのその出力を使用することができるように、位置決めすることができる。かけがえとして、光検出器の形の追加のセンサを、コインがコイル14の前面で対称的に位置する時に出力を提供することにより、読み取りがこの時点で行われるような位置に配置することができる。確認器が、(多分、他の非二色コインに加えて)二色コインの1タイプだけを検査するように整えられている場合は、コインが正しい位置にあるときを決定するためには1個の光検出器が適切である。また、これは、確認器が同一直径の二色コインの2つの異なるタイプを検査するように整えられている場合にも適切である。しかしながら、確認器が、異なる直径の二色コインを検査するためのものである場合は、検出器は、直径に依存しないようになっていることが好適である。たとえば、光検出器は、適切に整列された個々の検出素子のアレイから構成することができ、その配置は、センサ測定のタイミングがコインの到来を検出する検出素子の1つに応じてトリガされるようになっている。この状況においては、アレイは、直径測定にも使用することができる。
(d)周波数測定は、コイルのインダクタンスの変化に支配的に依存しており、コインがコイルに対して対称的に位置している時に1つのピークを示す。したがって、配置は、振幅測定が周波数変化のピークの検出に基づいてトリガされるようになっている。(このまたは他のセンサの周波数変化は、図2の点線で示されるようなより複雑な波形を示すことがある。この場合には、上記に使用される技術は、同様にまたはかけがえとして周波数測定に使用することができる。)
代替技術(a)、(b)および(c)の場合には、回路は、周波数測定が振幅測定と同時に行われるように整えられても良い。
コインの前縁がコイル14を通過した後、コインは、コイル16をさえぎり始める。3個のコイル(および対応するふた上のコイル)は全てフェライトに巻かれているが、明快にするために、コイル16が巻かれているフェライトのみが示されている。このフェライトは、一般に細長く形状が長円形で、内壁20と外壁22で限定される溝を備えており、その中には、コイル16が配置されている。フェライトは、コイル16の下部がちょうど傾斜路8の表面より下に達するように配置される。長円形フェライト17の長軸24は、実質的にコイン通路に垂直に伸びている。コイルは、フェライトに直巻きする必要はなく、代わりに、フェライトの内壁20の回りに配置した巻型に巻いても良い。
特定の実施励においては、コイル16は、高さが約39ミリメートル、幅が30ミリメートルであり、フェライトの内径(すなわち、その回りにコイル16が巻かれた部分)は、コイン進行方向に測った場合に約20ミリメートルである。この寸法は、確認器で確認されることになる全ての二色コインの内側円盤3′の最大寸法以上になっている。これは、二色コイン2が、コイル16の前面に対称的に位置する時に、コイルにより発生する実質的に全ての渦電流が、コインの外側リング3″に制限されることを意味する。
コイル16とふたにある対応するコイルとは、並列形態に接続され、約100kHzで動作する自励発振器で駆動される。また、他の形態でも良い。コインがコイルを通過する時の振幅と周波数が監視される。
EP−A−17370からわかるように、コイル16は、コインの直径を測定するのに最適であり、この実施例では、直径測定は、コイル出力の周波数に基づいている。また、コインの外側リングの材料内容を示す測定は、コイル出力の振幅に基づいている。これらの目的のため、好適には、測定は、コインがこいる16の前面に対称的に位置する時の周波数と振幅とに基づいている。また、好適には、測定は、この時点の周波数および振幅とそれぞれのアイドル値間の関係に基づいている。
コイル16は自励されるので、振幅測定量は、実際上コイルの“Q”の測定量となる。コイル16は比較的大きいので、コイル14と違っていても、振幅測定量は、ピークに達するまで単調的に変わり、その後、振幅は、反対方向に単調的に変わる。したがって、振幅測定を行うのに1個のピーク検出器で十分である(また、周波数測定のために別のピーク検出器を使用しても良い)。しかしながら、たとえば、振幅測定が、“Q”よりむしろコイルの抵抗に支配的に基づいている場合、たとえば、コイルが自励されるよりむしろ(固定周波数で)直接駆動される場合、振幅測定は、図2に示すのと同様なより複雑な特性を示すことがあり得る。この状況では、または実際に他の理由で望むならば、コイル14から振幅測定を行う正しいタイミングを決定するための上述した他の技術のいずれかを、コイル16に加えてまたはコイル16の代わりに使用することができる。
コイル18は、それ自体がコイル16のフェライト17内に位置するフェライト(図示しない)内に配置される。これらのフェライトは、コイル16および18を絶縁するのに役立っている。コイル18がもっと高い周波数で動作するという事実により、さらなる絶縁が達成される。コイル18とふたにあるその片われは、わずかに異なる周波数、たとえば1.3MHzおよび1.6MHzで別々に励起される。これらのコイルは、各々がコイルと隣接コイン表面間の間隔に依存するコイルからの別々の読み取り値を得ることを含む、US−A−5337877に開示されている技術を使用して厚さを測定するように動作する。好適には、コイル18は、同様に、確認されるべきいずれかの二色コインの内側円盤3′で完全にさえぎられるサイズとされ、位置決めされる。
コイル16内へのコイル18の搭載は、EP−A−489041に述べられているスペースの節約を含む利点があることがわかる。
コイル18は、コイル16の横方向中心に対して、好適にはこの中心の上流側にオフセットされており、その結果、センサコイル18からのピーク測定量は、コイル16から得られる測定量と異なる時間に取り出される。これは、測定が基づくコイル出力読み取りが起こる時間を分離するので、測定プロセスをより容易にさせる。また、これは、望むならば、センサからの電気信号を処理する時分割多重式の同一回路の使用を容易にする。
他の実施例では、コイル18からの測定量は、センサ16の振幅または周波数出力で決定されるタイミングで取り出される。これは、コイル18がコイル16内の中心に配置された場合に容易になり、この場合には、コイル16からの出力のピークが測定をトリガすることができる。
図示されているフェライト17は、コイル16がフェライト壁20および22によりその内側縁および外側縁で束縛されるように登載される溝を有するが、外側フェライト壁22は、壁20を含む内側部分ほど重要ではなく、ある場合には、コイル16がさもなければ十分に絶縁されるような構造とすれば、省略してもよい。一方、壁20を含む内側部分は、内側コイル18からのコイル16の絶縁を助けると共に、コイン2がコイル16の前面に対称的に位置する時にコイン2の内側円盤3′に渦電流が流れるのを防ぐのに役立つ。したがって、その存在はかなりの利点である。
上記に説明した実施例の変形として、コイル18、またはふた上のコイル18の片われは、さらにまたはかけがえとして、実質的に低い周波数、たとえば400kHzで動作させることができる。これは、コイル18またはその片われからの測定量が、単に厚さだけでなく内側円盤3′の材料内容も示すのを可能にする。しかしながら、この周波数は、コイル14が動作する周波数と違っているので、コイル14および18により内側円盤から得られる2つの材料測定量は、異なる深さまで下がる材料特性を表すだろう。そこで、この技術は、内側円盤3′がコア材と外側クラッディングとから形成されている場合に特に有効である。もし望むならば、コイル18とふた上のその片われは両方とも、実質的に低い異なる周波数で動作させることができ、その結果、これらの2つのコイルは、コイン内の異なる深さまで下がる材料測定量を得るのに使用される。
コインの異なる(すなわち、非対称な)部分を測定するための2つの対向するコイルの使用は、2つのセンサを連続して配置する必要がないという点で、明らかにスペース節約の利点があり、独立して発明性があると思われる。この利点は、2つのコイル(18とその片われ)が他のコイル内に配置された場合および/または他の目的(たとえば、厚さ測定)のために使用された場合に高められる。
コイル18またはふた上の片われで行われるさらなる材料測定は、好適には、コイル14によるのと同様に、振幅の変化の測定に基づいており、同様の配置を、振幅測定のタイミングを制御するために必要な場合に提供することができる。
コイル14とふた上のその片われの機能は、コイル18と片われで代わりに実行することができ、その逆もできる。したがって、たとえば、コイル14とその片われは、2つのそれぞれの周波数、たとえば25kHzおよび400kHzで駆動することができ、出力振幅は、コインの内側円盤におけるあらゆるクラッディングの材料ばかりでなく内側円盤のコア材料の測定に使用される。周波数変化は、厚さを測定するのに使用することができる。
上記に説明した実施例の変形において、コイル16とふた上のその片われは、もはや相互接続されず、それらからの測定量が異なる深さまで下がる外側リングの材料特性を表すように異なる周波数で駆動される。これは、外側リング3″がコア材料と外側クラッディングから形成されている場合に有効である。
図3の配置は、以下に列挙されることを除いて、図1の配置と同じであり(また、同じ完全体のための同じ数字を使用し)、また、図1に関してここで説明されたいかなる変形も、図3の実施励にも適用することができ、またその逆も可能である。
図3において、コイン傾斜路は8で示される。黒で示される領域は、3つのコイルが巻かれるフェライトの領域を表す。次に、コイル14とその片われは、コイル16および18の下流に配置されている。フェライト17の内側部分は、その中にコイル18が巻かれる領域を除いて、実質的に固くなっている。フェライト17の内側部分の幅は、確認されるべき全ての二色コインの内側円盤3′の直径以上になっているので、コイル16で発生する電磁場は、図1の配置のように、外側リング3″の材料が測定される時、内側ディスクから実質的に欠如している。
図3の配置は、コイル16で実行される直径測定が多くの異なるコインを識別するのに有効であるという利点を有し、そのため、まず直径検査を実行することにより、直径検査で確認される可能性のある金種に関するその受け入れ基準のみを考慮することによって、実質的な処理を減らすことができる。一方、図1の配置は、小型センサを入り口近傍に配置することができるので、しばしば好都合であり、したがって、よりコンパクトな形態が可能となる。
例として、コイル14、16および18は、次のように配置することができる。すなわち、
(a)コイル16(およびその片われ)が、実質的に67kHzで動作し、図1のように、外側リング3″の直径と材料とを測定する。低周波数なので、クラッドコイン(二色コインであろうとなかろうと)が検査されている場合は、コイル16は、コアの材料内容を決定するのに使用することができ、クラッディングによって比較的影響を受けない。
(b)コイル14(およびその片割れ)は、実質的に400kHzで動作する。これは、コイン(二色コインの場合)の中心部3′における材料測定を実行する。コインがクラッドの場合、材料測定は、材料測定用に比較的高い周波数を使用するため、クラッディングの材料にひどく依存するだろう。また、コインが二色コインならば、測定は、内側円盤と外側リング間の結合抵抗の変化により比較的影響を受けないだろう。なぜなら、これら2つの接触は、コインの中心(厚さ方向から測定した場合)に制限される傾向があるからである。(同じ理由で、すなわち、抵抗の影響を避けるために、コイル16とその片われは、さらにまたはかけがえとしてより高い周波数で駆動しても良い。)この効果を達成するために、周波数は、好適には200kHz乃至1MHzにされる。材料測定を行う際、アイドル値(コインがない場合)に対する振幅変化を測定する代わりに、(振幅波形が図2の点線で示されるのと同じであると仮定すれば)中央のピークと隣接ピークの1つまたは両方との差を測定することが可能である。周波数変化は、厚さの測定量として使用される。
(c)コイル18(およびその片われ)は、実質的に67kHzで動作する。振幅変化は、コイン(二色の場合)の内側円盤3′の材料内容を表し、また、コイン(クラッドの場合)のコアの含有量を支配的に表す。この場合には、コイル18は、図示されているように間隔Dだけコイル16の中心線から下流側にずらされている。コイル18出力は、コイル16の出力で決定されるタイミングで(たとえば、周波数出力の波形が下がり始め、コイルがコイル16から離れ始めていることを示している時に)読み取られる。
上記の実施例では、センサは各々、両面型コイルからなるが、代わりに、単一コイルのみで構成しても良い。
WO−A−93/22747,EP−A−17370,US−A−5337877およびEP−A−189041は、参照によりここに含まれる。特に,コイルの出力を処理して、これらが本物のコインを示しているか否かをチェックするのに使用される技術は、これらの明細書において開示されているもの、またはそれ自体が技術上周知なもので良いことがわかる。たとえば、コインの測定を行って、通常、記憶されている受け入れ可能性データに基づく受け入れ可能性検査を適用することは、周知である。通常の技術の1つ(たとえば、GB−A−1452740参照)は、“窓”すなわち、各検査用の上下限を記憶することを含む。コインの測定量が各々、上下限の各セット内にあれば、コインは、特定の金種の受け入れ可能なコインであると思われる。受け入れ可能性データは、代わりに、1メディアン等の予め決められた値を表すことができ、測定量は、この値の予め決められた範囲内にあるか否かを判定するために検査される。かけがえとして、受け入れ可能性データは、各測定量を修正するのに使用しても良く、そして、検査は、修正された結果を固定値または窓と比較することを含む。かけがえとして、受け入れ可能性データは、測定量でアドレスされ、かつその出力が、測定量が特定の金種に適しているか否かを示すルックアップテーブルでも良い(たとえば、EP−A−0480736やUS−A−4951799参照)。各検査用の別々の受け入れ基準を持つ代わりに、測定量を合成し、その結果を記憶されている受け入れ可能性データと比較しても良い(GB−A−2238152やGB−A−2254949参照)。かけがえとして、たとえば、測定量を合成するための(たとえば、ニューラルネットワーク技術を使用して得られた)係数として受け入れ可能性データを使用することにより、これらの技術のいくつかを合併しても良い。受け入れ可能性データを検査が実行される条件を定義するために使用する、という可能性がさらにあるだろう(たとえば、US−A−4625852参照)。
確認器で“確認されるべき”コインに対するここでの言及は、その母集団が、確認器によって特定タイプのコインを表すと思われる範囲内にある平均特性測定量を示す金種のコインに関連しているものである。
本発明は、コイン確認器に関して説明されたが、用語“コイン”は、あらゆるコイン(有効であろうと偽物であろうと)、トークン、スラグ、ワッシャ、または他の金属物もしくは金属品、特に、コイン式装置またはシステムを動作させようとして個人が使用することができるあらゆる金属物または金属品を意味するように使用されていることに注意すべきである。“有効なコイン”は、本物のコイン、トークンなど、特に、コイン式装置またはシステムが動作するためのものである貨幣システムの本物のコインおよびこのコイン式装置またはシステムが有価品として選択的に受け取って処理するためのものである金種の本物のコインであるとみなされる。
また、“コインを確認するための方法および装置”と題する1997年2月24日に出願された我々の同時係属英国出願第9703768.3号は、二色コインの確認に関連しており、この出願の内容は、参照によりここに含まれる。
Claims (20)
- 異なる材料からなる内側円板と外側リングとを備えた二色コインを確認する方法であって、
コイルによって生じる電磁場が該コインの内側円盤より広い領域の周囲に存在するが、該領域には実質的に存在しないよう構成されたフェライトの回りに配置されたコイルからなる誘導センサを該コインが通過するようにするステップと、
該コイルへの該コインの影響から、該コインの外側リングの材料を主に表す測定量を得るステップとからなる方法。 - 請求項1に記載の方法において、コイルへのコインの影響からコイン直径を表す測定量を同様に得るステップを含む方法。
- 請求項1又は2記載の方法において、他の誘導センサを使用してコインの他の測定量を得るステップを含み、上記他のセンサは、前記誘導センサ内に登載される方法。
- 請求項3記載の方法において、他の誘導センサは、コイン厚さを支配的に表す出力を発生する方法。
- いずれかの先行する請求項に記載の方法において、コインの内側円盤の材料内容の測定量を提供する別の誘導センサを使用するステップを含む方法。
- 異なる材料からなる内側円板と外側リングとを備えた二色コインを確認する方法であって、
コインが誘導センサを通過するとき、該誘導センサで発生する電磁場により生じる渦電流が二色コインの外側リング部分に実質的に制限されるコインの位置があるよう構成された誘導センサを該コインが通過するようにするステップと、
誘導センサへのコインの影響から、コインの外側リングの材料内容を表す測定量を得るステップとからなる方法。 - 請求項6記載の方法において、第1の誘導センサで取り囲まれた第2の誘導センサからコイン特性の他の測定量を得るステップを含む方法。
- 請求項7記載の方法において、第2の誘導センサは、コイン厚さを表す測定量を提供するように動作する方法。
- 請求項7又は8記載の方法において、第2の誘導センサは、材料内容を表す測定量を提供するように動作する方法。
- 請求項9記載の方法において、第3のセンサから材料内容の測定量を得るステップを含み、第3のセンサ及び第2のセンサからの材料測定量は、コイン内の異なる深さに至っているコインの内側円盤の材料内容を表している方法。
- 請求項6乃至10のいずれか1項に記載の方法において、前記のセンサからコイン直径を表す測定量を得るステップを含む方法。
- 異なる材料からなる内側円板と外側リングとを備えた二色コインを確認する方法であって、
コインの内側円盤又は外側リングのどちらかの材料内容を測定するために誘導センサを使用するステップを含み、センサの動作周波数は、測定量が内側円盤と外側リング間の接触抵抗により実質的に影響を受けないように十分に高くなっており、
該測定量に基づいて該二色のコインを確認するステップを含む方法。 - いずれかの先行する請求項に記載の方法を使用してコインを検査するように動作するコイン確認器であって、少なくとも1個の二色コインタイプの受け入れ可能性データ特性を記憶し、コインから得られた測定量を使用して受け入れ可能性検査を実行し、コインが上記二色コインタイプからなるか否かを判定するように動作するコイン確認器。
- クラッドコインを確認する方法であって、コイン通路の各側部に互いに関して実質的に整列された状態で配置されたコイルからなる誘導センサ手段を動作させるステップからなり、各コイルは、それぞれ異なる周波数で動作し、それにより、コイルの出力が、コイン内の異なる深さまで至っているコインの材料内容を表す方法。
- 請求項14記載の方法において、厚さ測定は、前記コイルの他の出力を使用して行われる方法。
- 請求項14又は15記載の方法において、コイルは各々、異なるコイン測定のために使用されるそれぞれ他のコイル内に登載される方法。
- コインを確認する方法であって、少なくとも1つの第1のコイルからなる第1の誘導センサを使用してコインの測定量を得るステップと、
第1のセンサの出力によって決まるタイミングで、該第1のコイル内に配置された少なくとも1つの第2のコイルからなる第2の誘導センサを使用してコインの他の測定量を得るステップとからなる方法。 - コインを確認する方法であって、
コインの材料内容に支配的に依存する測定量を得るために3個の誘導センサを使用するステップからなり、センサの配置とセンサが駆動される周波数は、該3つの誘導センサのうちの第1のセンサの出力が、コインの半径方向に沿った外側部分の材料内容に支配的に応答し、且つ該3つの誘導センサのうちの第2のセンサの出力が、第1の深さに至っているコインの半径方向に沿った内側部分の材料内容に支配的に応答し、該3つの誘導センサのうちの第3のセンサの出力が、該第1の深さとは異なる第2の深さに至っているコインの半径方向に沿った内側部分の材料内容に支配的に応答するように構成される方法。 - 請求項18記載の方法において、直径測定は、該3つの誘導センサのうちの第1のセンサの他の出力を使用して行われる方法。
- 請求項18又は19記載の方法において、厚さ測定は、該3つの誘導センサのうちの前記第2及び第3のセンサのうちの1つの他の出力を使用して行われる方法。
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