JPH0636205B2 - 硬貨選別装置 - Google Patents
硬貨選別装置Info
- Publication number
- JPH0636205B2 JPH0636205B2 JP63286736A JP28673688A JPH0636205B2 JP H0636205 B2 JPH0636205 B2 JP H0636205B2 JP 63286736 A JP63286736 A JP 63286736A JP 28673688 A JP28673688 A JP 28673688A JP H0636205 B2 JPH0636205 B2 JP H0636205B2
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- coin
- passage
- guide rail
- side plate
- sorting
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D5/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F1/00—Coin inlet arrangements; Coins specially adapted to operate coin-freed mechanisms
- G07F1/04—Coin chutes
- G07F1/048—Coin chutes with means for damping coin motion
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D5/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
- G07D5/08—Testing the magnetic or electric properties
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Testing Of Coins (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は硬貨選別装置、特に、近接スイッチ型硬貨選別
センサーを用いて硬貨の材質、直径、厚み等の特性を識
別して硬貨を選別する装置に関するものである。
センサーを用いて硬貨の材質、直径、厚み等の特性を識
別して硬貨を選別する装置に関するものである。
（従来の技術） 従来、硬貨が転動する硬貨通路の両側に複数対のセンサ
ーコイルを対向位置で設け、硬貨がコイル磁界を横切る
際に生じるコイルインダクタンスの変化を検出し、硬貨
の材質、直径および厚みを識別して硬貨を選別すること
は既知である。
ーコイルを対向位置で設け、硬貨がコイル磁界を横切る
際に生じるコイルインダクタンスの変化を検出し、硬貨
の材質、直径および厚みを識別して硬貨を選別すること
は既知である。
従来、かかる硬貨の選別には第１図に１で示すように、
円形のセンサーコイルが用いられていた。しかし、第１
図に示すように円形のセンサーコイルのコイル磁界を材
質が同じで直径が異なる３種類の硬貨Ａ，ＢおよびＣが
横切って通過する際には、第２図に特性曲線ａ，ｂおよ
びｃで示すように、コイルリアクタンスの変化量の最大
値が時間軸Ｔ上の同一点T1で生じる。したがって、従来
の硬貨選別方法では、センサーコイルにより複数の直径
の異なる硬貨を選別する場合、時間軸Ｔ上の同一点T1で
生じるコイルリアクタンスの最大値の大小によって選別
を行なっている。
円形のセンサーコイルが用いられていた。しかし、第１
図に示すように円形のセンサーコイルのコイル磁界を材
質が同じで直径が異なる３種類の硬貨Ａ，ＢおよびＣが
横切って通過する際には、第２図に特性曲線ａ，ｂおよ
びｃで示すように、コイルリアクタンスの変化量の最大
値が時間軸Ｔ上の同一点T1で生じる。したがって、従来
の硬貨選別方法では、センサーコイルにより複数の直径
の異なる硬貨を選別する場合、時間軸Ｔ上の同一点T1で
生じるコイルリアクタンスの最大値の大小によって選別
を行なっている。
しかしながら、円形センサーコイルの直径および案内レ
ール２に対する円形コイルの相対的取付高さが適当でな
い場合には、第２図に示す特性曲線ｂおよびｃで示すよ
うにコイルリアクタンス変化量の最大値に差が生ぜず、
したがって、硬貨ＡとＢとを識別することができないと
いう問題があった。さらに、円形センサーコイルにより
硬貨の直径の判別を行なうには、硬貨の材質が同一であ
ることが必要条件であり、この硬貨の材質の判別を別個
の材質センサーコイルを用いて行うことが必要であり、
したがって、材質識別用の一対のセンサーコイルと外径
識別用の一対のセンサーコイルとを硬貨通路に沿って順
次に設け、材質識別用センサーコイルはその磁束中心が
識別すべき硬貨の中心に一致し、外径識別用センサーコ
イルはその磁束中心が選別すべき硬貨の上端エッジ部に
位置するようこれらのセンサーコイルを取付けることが
必要であるという問題があった。
ール２に対する円形コイルの相対的取付高さが適当でな
い場合には、第２図に示す特性曲線ｂおよびｃで示すよ
うにコイルリアクタンス変化量の最大値に差が生ぜず、
したがって、硬貨ＡとＢとを識別することができないと
いう問題があった。さらに、円形センサーコイルにより
硬貨の直径の判別を行なうには、硬貨の材質が同一であ
ることが必要条件であり、この硬貨の材質の判別を別個
の材質センサーコイルを用いて行うことが必要であり、
したがって、材質識別用の一対のセンサーコイルと外径
識別用の一対のセンサーコイルとを硬貨通路に沿って順
次に設け、材質識別用センサーコイルはその磁束中心が
識別すべき硬貨の中心に一致し、外径識別用センサーコ
イルはその磁束中心が選別すべき硬貨の上端エッジ部に
位置するようこれらのセンサーコイルを取付けることが
必要であるという問題があった。
本発明者は上述した円形センサーコイルによる問題を解
決するため種々研究の結果、第３図に示すように、硬貨
通路内の案内レール２上を転動する硬貨の側面と実質的
に平行な面での断面形状が案内レールの長さ方向に細長
で、このコイルの長さ方向の一端が大曲率半径RCを有
し、他端が小曲率半径RAを有する卵形センサーコイル３
を発明した。この卵形センサーについては特開昭61-289
486号公報を参照することができる。
決するため種々研究の結果、第３図に示すように、硬貨
通路内の案内レール２上を転動する硬貨の側面と実質的
に平行な面での断面形状が案内レールの長さ方向に細長
で、このコイルの長さ方向の一端が大曲率半径RCを有
し、他端が小曲率半径RAを有する卵形センサーコイル３
を発明した。この卵形センサーについては特開昭61-289
486号公報を参照することができる。
この卵形センサーコイルによれば、第３図に示すよう
に、直径の異なる硬貨Ａ，Ｂ，Ｃが硬貨通路内の案内レ
ール２上を転動してセンサーコイル３の磁界を横切って
通過する際、コイルの「Ｑ」および漏洩磁束の変化によ
り、センサーコイルに接続されたＬ・Ｃ発振回路の共振
部において、第４図に示すようなコイルリアクタンスの
変化が検出される。すなわち、小径硬貨Ａによるピーク
リアクタンスLa、中間径硬貨Ｂによるピークリアクタン
スLbおよび大径硬貨ＣによるピークリアクタンスLcがコ
イルによる硬貨検出時間軸Ｔ上の異なる位置で生じる。
に、直径の異なる硬貨Ａ，Ｂ，Ｃが硬貨通路内の案内レ
ール２上を転動してセンサーコイル３の磁界を横切って
通過する際、コイルの「Ｑ」および漏洩磁束の変化によ
り、センサーコイルに接続されたＬ・Ｃ発振回路の共振
部において、第４図に示すようなコイルリアクタンスの
変化が検出される。すなわち、小径硬貨Ａによるピーク
リアクタンスLa、中間径硬貨Ｂによるピークリアクタン
スLbおよび大径硬貨ＣによるピークリアクタンスLcがコ
イルによる硬貨検出時間軸Ｔ上の異なる位置で生じる。
したがって、卵形センサーコイルによれば、硬貨によっ
てセンサーコイルのリアクタンスに変化が生じ始める時
点でクロックカウンタを始動することにより、特定直径
の硬貨により生じるピークリアクタンスの発生位置が特
定され、したがって、複数の異なる硬貨の直径識別を１
対のセンサーコイルによって正確に行い得るばかりでな
く、さらに、硬貨の直径が同じであっても材質の相違に
よって特定位置において生じるピークリアクタンス値に
差が生じることにより硬貨の直径および材質の識別をも
１対のセンサーコイルだけで行うことができる。
てセンサーコイルのリアクタンスに変化が生じ始める時
点でクロックカウンタを始動することにより、特定直径
の硬貨により生じるピークリアクタンスの発生位置が特
定され、したがって、複数の異なる硬貨の直径識別を１
対のセンサーコイルによって正確に行い得るばかりでな
く、さらに、硬貨の直径が同じであっても材質の相違に
よって特定位置において生じるピークリアクタンス値に
差が生じることにより硬貨の直径および材質の識別をも
１対のセンサーコイルだけで行うことができる。
しかしながら、上述したようにピークリアクタンスの値
および発生位置の差によって選別する方法では、直径、
厚みおよび材質が極めて近似の外国通貨をも正確に選別
するために高精度の調整が必要であるという問題があっ
た。
および発生位置の差によって選別する方法では、直径、
厚みおよび材質が極めて近似の外国通貨をも正確に選別
するために高精度の調整が必要であるという問題があっ
た。
（発明が解決しようとする課題） 本発明の目的は上述した卵形センサーコイルを利用する
ことによって極めて近似の材質および直径の硬貨をも正
確に選別し得る装置を提供しようとするものである。
ことによって極めて近似の材質および直径の硬貨をも正
確に選別し得る装置を提供しようとするものである。
（課題を解決するための手段） 本発明による硬貨選別装置は、硬貨投入口と、この硬貨
投入口からほぼ垂直に落下した硬貨を受ける下り勾配の
傾斜案内レールと、硬貨を案内レール上に転動させて通
過させる硬貨通路と、この硬貨通路の入口端で傾斜案内
レール上に落下した硬貨を一時的に停止させて保持する
硬貨停止手段と、硬貨通路をはさんでその両側に対向し
て対で案内レールに沿って設けられた硬貨選別用センサ
ーコイルと、この硬貨選別用センサーコイルを発振回路
に接続してコイル磁界を横切って通過する硬貨によって
生じるインダクタンスの変化に基づいて発振回路から発
生する信号を用いて硬貨を選別する硬貨選別装置におい
て、 前記硬貨停止手段が、本体の上下端から片側に互に平行
に突出する上側の硬貨押し付け腕と下側の硬貨受け腕と
を有する制動片を具え、この制動片が下端部において通
路側板に対して直角方向に回動自在に枢着され、制動片
本体にバランスウェイトが取付けられて下側の硬貨受け
腕が通路側板の下側窓を経て硬貨通路内に常時突出する
とともに上側硬貨押し付け腕の先端が通路側板の上側窓
を経て引込位置に常時位置するよう附勢されていること
を特徴とする。
投入口からほぼ垂直に落下した硬貨を受ける下り勾配の
傾斜案内レールと、硬貨を案内レール上に転動させて通
過させる硬貨通路と、この硬貨通路の入口端で傾斜案内
レール上に落下した硬貨を一時的に停止させて保持する
硬貨停止手段と、硬貨通路をはさんでその両側に対向し
て対で案内レールに沿って設けられた硬貨選別用センサ
ーコイルと、この硬貨選別用センサーコイルを発振回路
に接続してコイル磁界を横切って通過する硬貨によって
生じるインダクタンスの変化に基づいて発振回路から発
生する信号を用いて硬貨を選別する硬貨選別装置におい
て、 前記硬貨停止手段が、本体の上下端から片側に互に平行
に突出する上側の硬貨押し付け腕と下側の硬貨受け腕と
を有する制動片を具え、この制動片が下端部において通
路側板に対して直角方向に回動自在に枢着され、制動片
本体にバランスウェイトが取付けられて下側の硬貨受け
腕が通路側板の下側窓を経て硬貨通路内に常時突出する
とともに上側硬貨押し付け腕の先端が通路側板の上側窓
を経て引込位置に常時位置するよう附勢されていること
を特徴とする。
（作用） 上述の構成になる本発明装置によれば、硬貨投入口15か
ら硬貨通路33内に落下する硬貨Ａは制動片16の硬貨受け
腕26に当り、これにより制動片16は第13図に示すように
枢支軸29の周りに通路側板13に向け回動する。この結果
として、上方の硬貨押し付け腕25が硬貨通路23内に突出
して硬貨受け腕26上の硬貨Ａを矢Ｂで示すように通路側
板12に対して押しつけて制動し、これにより硬貨投入時
の運動エネルギーがほぼ零にまで低減され、硬貨Ａは瞬
間的に動きを停止する。このように一時的に停止された
硬貨Ａは、バランスウェイト30の作用によって、制動片
16が正常位置に回動されて硬貨押し付け腕25が硬貨から
自動的に離れることによって、硬貨が硬貨受け腕26上か
ら硬貨通路33内の傾斜案内レール34上に転動して硬貨通
路33の両側に設けられた一対のセンサーコイル17間にほ
ぼ一定の速度で通貨することができる。
ら硬貨通路33内に落下する硬貨Ａは制動片16の硬貨受け
腕26に当り、これにより制動片16は第13図に示すように
枢支軸29の周りに通路側板13に向け回動する。この結果
として、上方の硬貨押し付け腕25が硬貨通路23内に突出
して硬貨受け腕26上の硬貨Ａを矢Ｂで示すように通路側
板12に対して押しつけて制動し、これにより硬貨投入時
の運動エネルギーがほぼ零にまで低減され、硬貨Ａは瞬
間的に動きを停止する。このように一時的に停止された
硬貨Ａは、バランスウェイト30の作用によって、制動片
16が正常位置に回動されて硬貨押し付け腕25が硬貨から
自動的に離れることによって、硬貨が硬貨受け腕26上か
ら硬貨通路33内の傾斜案内レール34上に転動して硬貨通
路33の両側に設けられた一対のセンサーコイル17間にほ
ぼ一定の速度で通貨することができる。
（実施例） 本発明方法を実施するための硬貨選別装置の１実施例を
第７〜17図に示しており、主枠11の垂直固定側板12の上
部の一側に可動側板13がヒンジ14により下方に開放可能
に連結され、固定側板12と可動側板13との間に入口15か
ら投入された硬貨の直径および材質を判別するための選
別通路が画成されている。入口15の下方位置で制動片16
が後述するように設けられ、選別通路の両側に一対の卵
形センサーコイル17が設けられている。主枠11の下部11
aには、センサーコイル17に接続した制御回路からの出
力信号によって作動される既知の適当なソレノイド作動
ゲート（図示せず）が選別通路出口18に設けられ、ゲー
トを経て正貨通路19に入った直径の異なる２種類の正貨
を既知の適当な振分け手段により振分けて大径正貨出口
20または小径正貨出口21に通過させるよう構成されてい
る。
第７〜17図に示しており、主枠11の垂直固定側板12の上
部の一側に可動側板13がヒンジ14により下方に開放可能
に連結され、固定側板12と可動側板13との間に入口15か
ら投入された硬貨の直径および材質を判別するための選
別通路が画成されている。入口15の下方位置で制動片16
が後述するように設けられ、選別通路の両側に一対の卵
形センサーコイル17が設けられている。主枠11の下部11
aには、センサーコイル17に接続した制御回路からの出
力信号によって作動される既知の適当なソレノイド作動
ゲート（図示せず）が選別通路出口18に設けられ、ゲー
トを経て正貨通路19に入った直径の異なる２種類の正貨
を既知の適当な振分け手段により振分けて大径正貨出口
20または小径正貨出口21に通過させるよう構成されてい
る。
上述した制動片16の１実施例を第10図〜第13図に示して
いる。図示の例では制動片16がその本体の上下端から片
側に互いに平行に突出する上側の硬貨押し付け腕25と下
側の硬貨受け腕26とを有し、硬貨受け腕26に設けた枢支
部27の枢支孔28に通路側板13上の枢支ピン29を回動自在
に挿通することによって制動片16が通路側板13に対して
直角方向に回動し得るよう枢着され、制動片本体にバラ
ンスウェイト30が取付けられ、または制動片本体と可動
側板13との間に圧縮スプリングが介挿されて制動片16上
の上側の硬貨押し付け腕25の先端が可動側板13の上側窓
31内の引込位置にあって下側の硬貨受け腕16が下側窓32
を経て硬貨通路33内に突出されるよう付勢されている。
いる。図示の例では制動片16がその本体の上下端から片
側に互いに平行に突出する上側の硬貨押し付け腕25と下
側の硬貨受け腕26とを有し、硬貨受け腕26に設けた枢支
部27の枢支孔28に通路側板13上の枢支ピン29を回動自在
に挿通することによって制動片16が通路側板13に対して
直角方向に回動し得るよう枢着され、制動片本体にバラ
ンスウェイト30が取付けられ、または制動片本体と可動
側板13との間に圧縮スプリングが介挿されて制動片16上
の上側の硬貨押し付け腕25の先端が可動側板13の上側窓
31内の引込位置にあって下側の硬貨受け腕16が下側窓32
を経て硬貨通路33内に突出されるよう付勢されている。
このように構成することによって、入口15から硬貨通路
33内に落下する硬貨Ａは制動片16の硬貨受け腕26に当
り、これにより制動片16は第13図に示すように枢支軸29
の周りに通路側板13に向け回動する。この結果として、
上方の硬貨押し付け腕25が硬貨通路23内に突出して硬貨
受け腕26上の硬貨Ａを矢Ｂで示すように通路側板12に対
して押しつけて制動し、これにより硬貨投入時の運動エ
ネルギーがほぼ零にまで低減され、硬貨Ａは瞬間的に動
きを停止する。このように一時的に停止された硬貨Ａ
は、硬貨受け腕26が第11図に示すように傾斜されている
ことによって、硬貨受け腕26上から硬貨通路33内の傾斜
案内レール34上に転動して硬貨通路33の両側に設けられ
た一対の卵形センサーコイル17間にその小径端17a側か
らほぼ一定の速度で通過する。
33内に落下する硬貨Ａは制動片16の硬貨受け腕26に当
り、これにより制動片16は第13図に示すように枢支軸29
の周りに通路側板13に向け回動する。この結果として、
上方の硬貨押し付け腕25が硬貨通路23内に突出して硬貨
受け腕26上の硬貨Ａを矢Ｂで示すように通路側板12に対
して押しつけて制動し、これにより硬貨投入時の運動エ
ネルギーがほぼ零にまで低減され、硬貨Ａは瞬間的に動
きを停止する。このように一時的に停止された硬貨Ａ
は、硬貨受け腕26が第11図に示すように傾斜されている
ことによって、硬貨受け腕26上から硬貨通路33内の傾斜
案内レール34上に転動して硬貨通路33の両側に設けられ
た一対の卵形センサーコイル17間にその小径端17a側か
らほぼ一定の速度で通過する。
卵形センサーコイル17は一端が選別すべき小径の100円
硬貨の直径に対応する小曲率半径RAを有し、他端が選別
すべき大径の500円硬貨の直径に対応する大曲率半径RC
を有する卵形状を有し、その長軸すなわち長さ方向を硬
貨通路の長さ方向に沿わせて硬貨通路33の両側に設けら
れている。卵形センサーコイルの小曲率半径端17aを、
硬貨通路33の入口側に配置するのが良い。
硬貨の直径に対応する小曲率半径RAを有し、他端が選別
すべき大径の500円硬貨の直径に対応する大曲率半径RC
を有する卵形状を有し、その長軸すなわち長さ方向を硬
貨通路の長さ方向に沿わせて硬貨通路33の両側に設けら
れている。卵形センサーコイルの小曲率半径端17aを、
硬貨通路33の入口側に配置するのが良い。
第14図は100円および500円硬貨を選別する回路の１例を
ブロック線図で示しており、卵形センサーコイル17,1
7′間を硬貨が通過することにより発振回路35が発振
し、その周波数の変化をF/Dコンバータ36に入力し、発
振電圧の変化を整流回路37により直流電圧の変化に変換
してA/Dコンバータ38に入力する。F/Dコンバータ36およ
びA/Dコンバータ38からクロックパルスおよび硬貨によ
る発振周波数および直流電圧の変化量のデジタル信号を
シングルチップのマイクロコンピュータ39に入力し、外
部インターフェース40および41を経て正貨および不正貨
振分け用および100円および500円硬貨振分け用ゲートの
ソレノイドに駆動信号を出力するよう構成されている。
なお、図中、42および43は100円および500円硬貨が出口
を通過するのを検出するセンサーで、44および45はこれ
らのセンサー42および43に接続された共振回路を示し、
46は基本データ作成のための温度補正用温度センサーを
示す。
ブロック線図で示しており、卵形センサーコイル17,1
7′間を硬貨が通過することにより発振回路35が発振
し、その周波数の変化をF/Dコンバータ36に入力し、発
振電圧の変化を整流回路37により直流電圧の変化に変換
してA/Dコンバータ38に入力する。F/Dコンバータ36およ
びA/Dコンバータ38からクロックパルスおよび硬貨によ
る発振周波数および直流電圧の変化量のデジタル信号を
シングルチップのマイクロコンピュータ39に入力し、外
部インターフェース40および41を経て正貨および不正貨
振分け用および100円および500円硬貨振分け用ゲートの
ソレノイドに駆動信号を出力するよう構成されている。
なお、図中、42および43は100円および500円硬貨が出口
を通過するのを検出するセンサーで、44および45はこれ
らのセンサー42および43に接続された共振回路を示し、
46は基本データ作成のための温度補正用温度センサーを
示す。
第15図は第14図に示すＬ，Ｃ発振回路35の１例を示して
おり、OPアンプ１段で構成され、インダクタンスの変化
量を大きくとるため＋５ボルトを中点として０〜10ボル
トの範囲で発振するよう構成され、硬貨の材質および厚
みを識別するための発振周波数信号ｆｃをF/Dコンバー
タ36に、硬貨の直径、材質および厚みを識別するための
発振電圧信号ｆｃ′を整流回路37に出力するよう接続さ
れている。
おり、OPアンプ１段で構成され、インダクタンスの変化
量を大きくとるため＋５ボルトを中点として０〜10ボル
トの範囲で発振するよう構成され、硬貨の材質および厚
みを識別するための発振周波数信号ｆｃをF/Dコンバー
タ36に、硬貨の直径、材質および厚みを識別するための
発振電圧信号ｆｃ′を整流回路37に出力するよう接続さ
れている。
第16図は第14図に示す整流回路37の１例を示しており、
発振回路35から入力される発振電圧の変化を直流電圧の
変化に変換し、この整流回路37で変換した信号をA/Dコ
ンバータ38でデジタル信号に変換した後、マイクロコン
ピュータ39に入力するよう接続されている。
発振回路35から入力される発振電圧の変化を直流電圧の
変化に変換し、この整流回路37で変換した信号をA/Dコ
ンバータ38でデジタル信号に変換した後、マイクロコン
ピュータ39に入力するよう接続されている。
第17図は発振周波数をデジタル信号に変換するF/Dコン
バータ36の回路を示し、発振回路35で発振した発振周波
数信号ｆｃをコンパレータCOMP1によりTTLレベルのクロ
ック信号に変換し、このクロック信号をフリップフロッ
プFF1で1/2分周し、フリップフロップFF2によりマイク
ロコンピュータ39に同期させ、その信号のＨレベルの間
に６ＭHzのサンプリングクロックでサンプリングし、そ
のカウンタのデータをラッチに記憶させ、マイクロコン
ピュータで読み取るよう構成されている。ANDaはカウン
タのクリア信号を作り、ANDbはカウンタのクロックを作
る。このF/Dコンバータのタイミングチャートを第17図
に示す。
バータ36の回路を示し、発振回路35で発振した発振周波
数信号ｆｃをコンパレータCOMP1によりTTLレベルのクロ
ック信号に変換し、このクロック信号をフリップフロッ
プFF1で1/2分周し、フリップフロップFF2によりマイク
ロコンピュータ39に同期させ、その信号のＨレベルの間
に６ＭHzのサンプリングクロックでサンプリングし、そ
のカウンタのデータをラッチに記憶させ、マイクロコン
ピュータで読み取るよう構成されている。ANDaはカウン
タのクリア信号を作り、ANDbはカウンタのクロックを作
る。このF/Dコンバータのタイミングチャートを第17図
に示す。
マイクロコンピュータ39に予め入れる比較データの作成
は硬貨を選別する条件と同じ状態でサンプリングして作
成する。したがって高い選別精度が得られ、選別すべき
硬貨の種類の変更に際しては、抵抗やコンデンサ等のハ
ードウェアを変更しなくても、コンピュータに予め入れ
るデータを変更するだけで対応できる。
は硬貨を選別する条件と同じ状態でサンプリングして作
成する。したがって高い選別精度が得られ、選別すべき
硬貨の種類の変更に際しては、抵抗やコンデンサ等のハ
ードウェアを変更しなくても、コンピュータに予め入れ
るデータを変更するだけで対応できる。
（発明の効果） 本発明によれば、卵形センサーコイルを用いることによ
り、マイクロコンピュータにより発振周波数および発振
電圧の変化によるレベル変化を連続的に記憶させ、これ
を整数分割して硬貨の転動速度の相違による影響のない
複数の測定データを求め、これらを内部データと比較し
て正擬判定することによって硬貨の材質、板厚および直
径の僅かな相違をも極めて高精度で識別し、極めて高い
選別性能が得られ、近似硬貨を正確に排除し、不正行為
も確実に防止でき、金種変更もデータを変更するだげで
ハード面の変更が不要となり、選別装置を従来に比べて
遥かに小型とし、回路構成を簡単にすることができ、製
造コストをも低減することができる。さらに、硬貨一時
停止手段としても、比較的高価な電気的回路を使用せず
に、機械的手段により投入硬貨を一時的に停止させ、そ
の後、同様に機械的手段によりその投入硬貨を釈放し、
これにより自動的に安定した速度で転動させるものであ
るから、電気的回路を使用したものより安価とすること
ができる。
り、マイクロコンピュータにより発振周波数および発振
電圧の変化によるレベル変化を連続的に記憶させ、これ
を整数分割して硬貨の転動速度の相違による影響のない
複数の測定データを求め、これらを内部データと比較し
て正擬判定することによって硬貨の材質、板厚および直
径の僅かな相違をも極めて高精度で識別し、極めて高い
選別性能が得られ、近似硬貨を正確に排除し、不正行為
も確実に防止でき、金種変更もデータを変更するだげで
ハード面の変更が不要となり、選別装置を従来に比べて
遥かに小型とし、回路構成を簡単にすることができ、製
造コストをも低減することができる。さらに、硬貨一時
停止手段としても、比較的高価な電気的回路を使用せず
に、機械的手段により投入硬貨を一時的に停止させ、そ
の後、同様に機械的手段によりその投入硬貨を釈放し、
これにより自動的に安定した速度で転動させるものであ
るから、電気的回路を使用したものより安価とすること
ができる。
以上の通り、本発明に係る硬貨選別装置によれば、選別
精度を向上させつつ、装置全体として製造コストを低減
することができる。
精度を向上させつつ、装置全体として製造コストを低減
することができる。
第１図は従来の円形センサーコイルにより材質が同じで
直径の異なる３種類の硬貨を選別する場合の説明図、 第２図は第１図に示す円形センサーコイルにより生じる
リアクタンスの変化を示す線図、 第３図は卵形センサーコイルにより材質が同じで直径の
異なる３種類の硬貨を選別する場合の説明図、 第４図は第３図に示す卵形センサーコイルにより生じる
リアクタンスの変化を示す線図、 第５および６図は材質、厚みおよび直径が同じ硬貨を転
動速度を相違させて卵形センサーコイルにより選別する
際に生じるリアクタンスの変化を示す線図、 第７図は本発明方法を実施した２種硬貨選別装置の斜視
図、 第８図は第７図に示す硬貨選別装置の下部カバーを除去
して示す正面図、 第９図は第７図に示す硬貨選別装置の底面図、 第10図は第７図に示す硬貨選別装置の入口部分の詳細構
造を示す部分斜視図、 第11図は第10図に示す部分の正面図、 第12図は第11図のＸII−ＸII線上の断面図、 第13図は制動片の作動状態を示す第12図と同様の断面
図、 第14図は２種硬貨選別回路のブロック線図、 第15図は第14図に示すＬ．Ｃ発振回路図、 第16図は第14図に示す整流回路図、 第17図は第14図に示すF/Dコンバータの回路図、 第18図は第17図に示すF/Dコンバータのタイミングチャ
ートである。 ３，17，17′……卵形センサーコイル 11……主枠、12……固定側板 13……可動側板、15……入口 16……制動片、33……硬貨通路 34……傾斜案内レール、35……発振回路 36……F/Dコンバータ、37……整流回路 38……A/Dコンバータ、39……コンピュータ
直径の異なる３種類の硬貨を選別する場合の説明図、 第２図は第１図に示す円形センサーコイルにより生じる
リアクタンスの変化を示す線図、 第３図は卵形センサーコイルにより材質が同じで直径の
異なる３種類の硬貨を選別する場合の説明図、 第４図は第３図に示す卵形センサーコイルにより生じる
リアクタンスの変化を示す線図、 第５および６図は材質、厚みおよび直径が同じ硬貨を転
動速度を相違させて卵形センサーコイルにより選別する
際に生じるリアクタンスの変化を示す線図、 第７図は本発明方法を実施した２種硬貨選別装置の斜視
図、 第８図は第７図に示す硬貨選別装置の下部カバーを除去
して示す正面図、 第９図は第７図に示す硬貨選別装置の底面図、 第10図は第７図に示す硬貨選別装置の入口部分の詳細構
造を示す部分斜視図、 第11図は第10図に示す部分の正面図、 第12図は第11図のＸII−ＸII線上の断面図、 第13図は制動片の作動状態を示す第12図と同様の断面
図、 第14図は２種硬貨選別回路のブロック線図、 第15図は第14図に示すＬ．Ｃ発振回路図、 第16図は第14図に示す整流回路図、 第17図は第14図に示すF/Dコンバータの回路図、 第18図は第17図に示すF/Dコンバータのタイミングチャ
ートである。 ３，17，17′……卵形センサーコイル 11……主枠、12……固定側板 13……可動側板、15……入口 16……制動片、33……硬貨通路 34……傾斜案内レール、35……発振回路 36……F/Dコンバータ、37……整流回路 38……A/Dコンバータ、39……コンピュータ
Claims (1)
- 【請求項１】硬貨投入口と、この硬貨投入口からほぼ垂
直に落下した硬貨を受ける下り勾配の傾斜案内レール
と、硬貨を案内レール上に転動させて通過させる硬貨通
路と、この硬貨通路の入口端で傾斜案内レール上に落下
した硬貨を一時的に停止させて保持する硬貨停止手段
と、硬貨通路をはさんでその両側に対向して対で案内レ
ールに沿って設けられた硬貨選別用センサーコイルと、
この硬貨選別用センサーコイルを発振回路に接続してコ
イル磁界を横切って通過する硬貨によって生じるインダ
クタンスの変化に基づいて発振回路から発生する信号を
用いて硬貨を選別する硬貨選別装置において、 前記硬貨停止手段が、本体の上下端から片側に互に平行
に突出する上側の硬貨押し付け腕と下側の硬貨受け腕と
を有する制動片を具え、この制動片が下端部において通
路側板に対して直角方向に回動自在に枢着され、制動片
本体にバランスウェイトが取付けられて下側の硬貨受け
腕が通路側板の下側窓を経て硬貨通路内に常時突出する
とともに上側硬貨押し付け腕の先端が通路側板の上側窓
を経て引込位置に常時位置するよう附勢されていること
を特徴とする硬貨選別装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63286736A JPH0636205B2 (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | 硬貨選別装置 |
| KR1019890010623A KR940001953B1 (ko) | 1988-11-15 | 1989-07-27 | 경화 선별 장치 |
| US07/434,328 US4989714A (en) | 1988-11-15 | 1989-11-13 | Method of discriminating coins |
| EP19890311764 EP0369736A3 (en) | 1988-11-15 | 1989-11-14 | Method of discriminating coins |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63286736A JPH0636205B2 (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | 硬貨選別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02133895A JPH02133895A (ja) | 1990-05-23 |
| JPH0636205B2 true JPH0636205B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=17708355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63286736A Expired - Lifetime JPH0636205B2 (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | 硬貨選別装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4989714A (ja) |
| EP (1) | EP0369736A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0636205B2 (ja) |
| KR (1) | KR940001953B1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPH0816941B2 (ja) * | 1992-08-13 | 1996-02-21 | 株式会社高見沢サイバネティックス | 検銭装置 |
| CA2113492A1 (en) * | 1994-01-14 | 1995-07-15 | Donald W. Church | Apparatus and method for identifying metallic tokens and coins |
| CA2173428A1 (en) | 1995-04-06 | 1996-10-07 | Donald W. Church | Electronic parking meter |
| GB2323200B (en) | 1997-02-24 | 2001-02-28 | Mars Inc | Coin validator |
| DE10003289A1 (de) * | 2000-01-27 | 2001-08-09 | Nat Rejectors Gmbh | Verfahren zur Auswertung des zeitlichen Verlaufs einer analogen Signalkurve eines Sensors bei der Prüfung von Münzen |
| US7635059B1 (en) * | 2000-02-02 | 2009-12-22 | Imonex Services, Inc. | Apparatus and method for rejecting jammed coins |
| GB2400223A (en) * | 2003-04-04 | 2004-10-06 | Money Controls Ltd | Guiding coins in a coin acceptor |
| US20070007104A1 (en) * | 2005-06-22 | 2007-01-11 | Piccirillo James S | Electronic coin recognition system |
| CA2664291C (en) | 2008-04-25 | 2013-09-17 | J.J. Mackay Canada Limited | Improved data collection system for electronic parking meters |
| US20110316716A1 (en) | 2008-12-23 | 2011-12-29 | George Allan Mackay | Low power wireless parking meter and parking meter network |
| CA2756489C (en) | 2011-03-03 | 2023-09-26 | J.J. Mackay Canada Limited | Parking meter with contactless payment |
| CA145137S (en) | 2012-04-02 | 2013-07-22 | Jj Mackay Canada Ltd | Single space parking meter |
| CA2894350C (en) | 2015-06-16 | 2023-03-28 | J.J. Mackay Canada Limited | Coin chute with anti-fishing assembly |
| USRE48566E1 (en) | 2015-07-15 | 2021-05-25 | J.J. Mackay Canada Limited | Parking meter |
| CA2900177C (en) | 2015-08-11 | 2024-02-13 | J.J. Mackay Canada Limited | Single space parking meter retrofit |
| USD813059S1 (en) | 2016-02-24 | 2018-03-20 | J.J. Mackay Canada Limited | Parking meter |
| US11922756B2 (en) | 2019-01-30 | 2024-03-05 | J.J. Mackay Canada Limited | Parking meter having touchscreen display |
| CA3031936A1 (en) | 2019-01-30 | 2020-07-30 | J.J. Mackay Canada Limited | Spi keyboard module for a parking meter and a parking meter having an spi keyboard module |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2408183A1 (fr) * | 1977-11-03 | 1979-06-01 | Signaux Entr Electriques | Controleur de pieces metalliques, et notamment de pieces de monnaie |
| GB2093620B (en) * | 1981-02-11 | 1985-09-04 | Mars Inc | Checking coins |
| US4488116A (en) * | 1981-09-22 | 1984-12-11 | Mars, Incorporated | Inductive coin sensor for measuring more than one parameter of a moving coin |
| JPS58186893A (ja) * | 1982-04-27 | 1983-10-31 | グローリー工業株式会社 | 紙葉類識別装置 |
| JPS5918527Y2 (ja) * | 1982-12-29 | 1984-05-29 | 富士電機株式会社 | 紙幣鑑別装置 |
| JPS59160382U (ja) * | 1983-04-13 | 1984-10-27 | オムロン株式会社 | 紙幣鑑別装置 |
| JPS61289486A (ja) * | 1985-06-18 | 1986-12-19 | 旭精工株式会社 | 硬貨選別用センサ−コイル |
| CH670717A5 (ja) * | 1986-05-14 | 1989-06-30 | Autelca Ag |
-
1988
- 1988-11-15 JP JP63286736A patent/JPH0636205B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-07-27 KR KR1019890010623A patent/KR940001953B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1989-11-13 US US07/434,328 patent/US4989714A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-11-14 EP EP19890311764 patent/EP0369736A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4989714A (en) | 1991-02-05 |
| KR940001953B1 (ko) | 1994-03-12 |
| EP0369736A2 (en) | 1990-05-23 |
| JPH02133895A (ja) | 1990-05-23 |
| EP0369736A3 (en) | 1991-01-02 |
| KR900008412A (ko) | 1990-06-04 |
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