JP4125135B2 - ランバユニット用の電動式アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明はシートバック(a seat back)用の機械的ランバサポート(a mechanical lumbar support)に関する。より具体的には、本発明は、自動車のシートに使用するために企図された機械的ランバサポートに関する。
消費者の傾向は、販売に供される製品の快適さのレベルを常に向上させることを自動車製造業者に強いてきた。これには、リクライニング機構、ヘッドレスト高および傾斜アジャスタのような多様なシート調節コンポーネント、ならびに可変のランバサポート装置の提供が含まれる。これらのコンポーネントは、シート座者(シート占有者;seat occupants)の様々なサイズの身体的ニーズを満足するように設計される。しかし、これらのニーズを満足するために、これらの快適さを構成するコンポーネントは、支持体を様々な位置に設けるために必要な可動パーツの数によって高水準の複雑さを必要とする。特に、現在使用されている可変のランバサポート装置には、シートバック全体にわたってねじ止めされるケーブルおよびプーリ装置(pulley devices)が含まれていた。
そのような従来のランバサポート装置は、その複雑さのため、相当量のパッケージ空間(収容空間;packaging space)を消費してしまうと共に、シート質量を顕著に増加させてしまう。かかる従来装置の一つが、Sessiniの米国特許第5,567,011号に開示されている。Sessiniは、ランバサポートの高さおよび大きさの両方を調節するために、シートバックを通してねじ止めされかつ一連のプーリで引き回されるコードを必要とするランバサポート装置を開示している。このような装置は快適さに対する期待を満たすものの、製造コストが高く、また、組立が難しい。さらに、この種の装置は、ランバ調節コンポーネントの全てを囲むべく、シートバックがかなりの厚さとなってしまう。
したがって、シート座者の様々なサイズに合致したニーズを満たしつつ、車両の質量、コスト、または収容空間に悪影響を及ぼさない調節可能なランバサポート装置を設計することが望ましいであろう。
本発明は、自動車のシートバックに使用するために企図された電動式ランバサポート装置に関する。本装置は、第1の端部と第2の端部とを有し、かつ、シートバックにアーチ(an arch)を設けるように前方方向に偏設(バイアス;bias)されたパネルを備える。ランバフレーム(a lumbar frame)は支持装置をシートバックに固定する。第1のギヤボックスはアーチ状ラック(an arching rack)を有し、アーチ状ピニオン(an arching pinion)がランバフレームに固着される。第1のケーブルはパネル端部の一方とアーチ状ラックとに接続される。第1のモータは、第1のケーブルを移動させるためのアーチ状ピニオンに係合して、第1の端部と第2の端部との間の距離を変更する。ランバサポートの量を調整するために、第1のフランジと第2のフランジとの間の距離を変更することによって弾性シートにおけるアーチを変更できる。
コンプライアントばねは、パネルの端部の一方、及び第1のケーブルに接続される。コンプライアントばねは、駆動機構によって生じる伸張力よりも大きなばね収縮力を有する。したがって、コンプライアントばねにより、制御モジュールがランバフレーム上で摺動することが防止される。しかし、パネルが、ばね収縮力を上回る程に十分な力を受けると、コンプライアントばねが伸張してパネルのアーチが変化し、第1の端部と第2の端部との間の距離が増大する。弾性ばねによってパネルに付与されるコンプライアンスは、剛的なランバサポート装置では得られない付加的な快適さのレベルをシート座者に提供する。
第1のギヤボックスは小型電動モータによって動力供給され、シートバックにおけるランバサポートの量および位置を変更するためのケーブルおよびプーリ装置が不要である。さらに、第1のギヤボックスは、ケーブル配線が不要でかつシートバックフレーム内に容易に装着されるコンパクトなランバサポートモジュール内にパッケージされる。モジュールがコンパクトであるため、現在使用されているランバサポートよりもはるかに薄いシートバックにランバサポートを提供できる。さらに、モジュールの製造は、現在のケーブルおよびプーリ式装置の製造よりもはるかに廉価である。この低コストにより、経済的な価格の自動車内にランバサポート装置を装着し得る。
添付の図面と関連付けて考慮すれば、本発明は以下の詳細な説明を参照してより良く理解されるので、本発明の他の利点が容易に理解されるであろう。
なお、本出願は、2001年2月21日に出願された同時係属中の出願第09/790,003号の一部継続出願である。
図1を参照すると、自動車シートフレームは概して10で示されている。フレーム10はシート部(a seat section)12とバック部(a back section)14とを含む。リクライニング機構16はシート部12をバック部14に枢着可能に接続して、バック部14をシート部12に対して任意の角度方向に調整可能に固定することを可能にする。図2は、自動車シートの技術分野で公知のように、織物20で覆われた発泡体バリア(a foam barrier)18によって隠蔽されたフレーム10を示す。
概して図1に符号22で示した電動式ランバ装置は、自動車(図示せず)の前方/後方方向に調節可能なバックサポートを提供する。ランバ装置22は、ランバ装置22を前方/後方方向に調節する制御モジュール24を含む。
フレーム10のバック部14は、自動車シート構造の技術分野で公知のように、バック部14の周延(perimeter)を画定する構造リング(a structural ring)32を含む。支持体エレメント(a support element)34は構造リング32の垂直付属体36の間に延在する。クロスメンバ(a cross member)38も垂直付属体36の間に延在し、支持体エレメント34の下に位置決めされる。ランバフレーム40は支持体エレメント34から下方に延在し、クロスメンバ38に固着する。
ランバフレーム40は略U字状を成す単一ワイヤを備え、ランバ装置22の全体を支持する。一対のフック(a pair of hooks)41は、支持体エレメント34から突出するタブ(tabs)42に係合する。留め金(a clasp)43はランバフレーム40の下部に形成され、クロスメンバ38に掛止する。ランバ装置22は、完成モジュールとして容易に供給され、また、クロスメンバ38を留め金43に単に引っ掛け、かつ、フック41を曲げてタブ42に係合することによってシートフレーム10に容易に装着される。
ランバ装置22は、前方方向にアーチ状にされた弾性パネル44を備えるバスケットを含む。弾性パネル44は第1のフランジ46と第2のフランジ48とを含む。第1のフランジ46は第1の上方切欠き(notch)50と第2の上方切欠き52とを含む。下方フランジ48は、第1の上方切欠き50と整列する第1の下方切欠き50’と、第2の上方切欠き52と整列する第2の下方切欠き52’とを含む。ランバフレーム40は上方切欠き50,52に摺動可能に係合する。ランバフレーム40は、下方切欠き50’,52に係合する一対の隆起部(a pair of protuberances)53を含み、第2のフランジ48がランバフレーム40上で摺動することを防止する。各切欠き50,50’,52、52’は、ランバフレーム40に係合する挿入体(an insert)51を含み、確実な保持が実現される。
弾性パネル44は、パネル44を強化するための垂直に配向された(oriented)リブ(ribs)54を含む。パネル44は前方方向に偏設(バイアス)されるので、制御モジュール24は、アーチを前方方向に増加させてシート座者に増強されたランバサポートを提供するために、最小量の力を加えさせすればよい。
図1、図2および図3に示されるコンプライアントばね56は、モジュール24の反対側に位置決めされ、弾性パネル44の第1および第2のフランジ46,48に接続する。コンプライアントばね56は、上下フランジ46,48の外方端に位置決めされたアパーチャ(an aperture)60に係合する各端部に配置されたフック58を有する。ばね56は弾性パネル44に収縮力を付与し、パネルを更に偏設(バイアス)させる。ばね56は、第1の制御モジュール24が必要とする力を低減して、弾性パネル44を前方方向に曲げる。弾性パネル44に接続された伸張の数は、要求される異なる力に合致するように変更できる。
あるいは、図5に示すように、圧縮ばね56’を利用して、バスケットのバイアス(偏設)に対抗できる。この場合、ばね56’は、各端部に配置されたリバースフック58’を含む。リバースフック58’はフック58とは反対のやり方でアパーチャ60に係合して、弾性パネル44のバイアス(偏設)に対抗するために必要な方法で圧縮ばね56’が弾性パネル44に係合することを可能にする。
図1と図3に最もよく表されているように、制御モジュール24は、少なくとも1つのバックプレート(backing plate)62,63,64によってランバフレーム40に摺動可能に接続される。上方バックプレート62、中央バックプレート63、および下方バックプレート64は、それぞれ制御モジュール24に接続され、ランバフレーム40に摺動可能に係合することが好ましい。ただし、バックプレートの構造および数を変えても同等に有効であろう。コンプライアントばね65は制御モジュール24を第2のフランジ48に固着し、以下にさらに説明するように、コンプライアントばね65のばね収縮力が打ち負かされない限り、制御モジュール24がランバフレーム40上で摺動することを防止する。
モジュール24は、概して図6に符号66で示した駆動機構を含む。機構66は、ハウジング68内に封入された電動モータ70を含む。モータ70は、駆動シャフト72を有しており、その端部に駆動ギヤ74が設置されている。駆動ギヤ74は第1のスパーギア(spur gear)76と作動係合する。第1のスパーギア76は、第1のスパーギア76の直径よりも狭い直径を有する第2のスパーギア78に固着されている。第1および第2のスパーギア76,78は同軸状に枢着するように配向される。第2のスパーギア78は第3のスパーギア80と作動係合する。第3のスパーギア80はウォーム(らせん体;aworm)82に固着される。第3のスパーギア80およびウォーム82は同軸状に枢着するように配向される。ウォーム82はウォームギヤ(a worm gear)84を駆動し、順にピニオン86を駆動する。ピニオン86は、ウォームギヤ84の回動軸の方向を向くようにウォームギヤ84に設けられた歯(teeth)88に係合する。したがって、ウォームギヤ84およびピニオン(a pinion)86は同軸状に枢着するように配向される。ピニオン86は、ラック89に係合することによってウォームギヤ84からラック89に回動運動を伝達すことができるように、ウォームギヤ84よりも幅広とされる。ピニオン86は、ラックおよびピニオンドライブの技術分野で公知のようにラック89を直線方向に駆動する。モータ70は、第1の方向に作動するときにモジュール24から外側方向にラック89を駆動する。モータ70が第2の方向に作動すると、ラック89の移動方向は反転され、これによりモジュール24内に収納される。ラック89は第1の伸長部材90に形成される。伸長部材90は制御モジュール24から突出するように設けられている。鈎爪(a talon)92は第1のフランジ46のスロット(図示せず)に係合し、下方方向の力が第1のフランジ46に印加されることを可能にする。
上に示したように、第1の制御モジュール24はコンプライアントばね65によって弾性パネル44の第2のフランジ48に固着される。第1の伸長部材90を制御モジュール24から外側方向に駆動することにより、第1のフランジ46と第2のフランジ48との間の距離が増長され、もって弾性パネル44のアーチが小さくされる。これにより、シート座者に対するランバサポートの量を低減する。伸長部材90を制御モジュール24内に収納することにより、第1のフランジ46と第2のフランジ48との間の距離が短縮され、もってパネル44の前方方向へのアーチが増強される。その前方方向の動きにより、シート座者に対するランバサポートの量を増大する。
モータ70によって発生される力は、コンプライアントばね65のばね収縮力を上回ることはできない。しかし、ばね56とモータ70とによって発生される力の組み合わせにより、所定の力がシート座者によって弾性パネル44に及ぼされるときに、コンプライアントばね65のばね収縮力に打ち勝つ程に十分な対抗力がコンプライアントばね65に付与される。これにより、弾性パネル44により提供されるランバサポートがソフトにされ、シート座者に対する快適レベルを向上させるようなコンプライアント特性(a compliant feature)がパネル44にもたらされる。
図7において、自動車シートフレームの他の実施形態が概して110で示されている。フレーム110はシート部112とバック部114とを含んでいる。バック部114は、バック部114の周延を画定するリング132を有する。第2実施形態の電動式ランバサポート装置122は、一方の端部に複数のフック141を有しておりかつ他方の端部に留め金143を有するランバフレーム140を備える。ランバフレーム140はフック141と留め金143とによってリング132に固定取付けされる。パネル144は、一般に、ランバフレーム140の垂直部材139に摺動可能に配置される。パネル144は、それにアーチを形成するために互いに移動可能な第1の端部146と第2の端部148とを有する。
図13に最もよく表されている第1のギヤボックス116は、図7〜図11に示す如く、ランバフレーム140に取り付けられている。第1のギヤボックスはアーチ状ラック118とアーチ状ピニオン120とを有する。アーチ状ラック118は第1のアーチ状端部124と第2のアーチ状端部126とを含む。第1および第2のアーチ状端部124,126の各々は、それらへのケーブル取付けが可能なように形成されている。より具体的には、少なくとも1つのコネクタ125が、ケーブルの一方端を受け止めるように第1および第2のアーチ状端部124,126の各々に配置される。コネクタ125は、ケーブルのその一方端を受け止めるための鍵穴形状を有するスロットとして示されている。しかし、コネクタ125はスロットに限定されず、当該技術分野で公知のようにケーブルをラックに固定する任意の手段を含んでもよい。好ましい実施態様では、アーチ状端部124,126の各々に配置された2つのコネクタが挙げられ、そのコネクタは、ケーブル端を受け止めるためのアパーチャとされている。
図8と図9を参照すると、第1のケーブル128は、アーチ状ラック118とパネル144の端部146,148の一方との間に接続される。アーチ状ラック118は直線方向に移動し、第1のケーブル128を通して運動を伝えて、パネル144の端部の移動を引き起こす。パネル144の端部146,148の一方を他方の端部146,148に向かって移動することによってアーチの大きさが変更され、付加的なランバサポートをシート座者に提供する。第1のモータ130は、ウォーム134を有する第1のギヤボックス116に動作的に係合して、直線運動をアーチ状ラック118に伝達する。ウォーム134はアーチ状ピニオン120と駆動係合して、アーチ状ピニオン120がアーチ状ラック118に直線運動を付与することを可能にする。ラックの両端でケーブルを受け止める第1のモータ130が概して図13に示されており、この目的については以下に説明する。メモリ装置176は第1のギヤボックス内に配置され、パネル144のアーチの所定の大きさに対応するアーチ状ラック118の所定位置が制御器(図示せず)に記憶可能とされる。メモリ装置(a memory device)176は、ラック118の位置を決定して、望むならラック118をその同一の位置に戻すために、ラック118の位置の記憶を可能にする任意の公知の装置でよい。例えば、1つのこのような装置はメモリポテンショメータである。
ランバサポート装置122は、パネル144の端部146,148の一方と第1のケーブル128との間に間挿されたコンプライアントばね136を更に含む。コンプライアントばね136は、第1のケーブル128からパネル144の端部146,148の一方に運動を伝える。コンプライアントばね136は、第1のモータ130によって発生される直線力よりも強い拡張力を有する。したがって、第1のモータ130が作動されると、パネル144の端部146,148は、コンプライアントばね136を伸長することなく移動する。図9と図11に示されるように、レバー138は、第1のケーブル128をコンプライアントばね136に操作可能に接続する。支持部材166は、対向タブ(opposing tabs)167を通して挿入されたピン165でパネル端部146,148の一方に接続され、端部146,148に対する部材166の枢着運動を可能にする。レバー138は、ピン169により支持部材166によって枢着可能に支持され、支持部材166に対するレバー138の枢着運動を可能にする。レバー138は第1のケーブル128の移動に応じて移動され、これにより、ケーブルからレバー138を通してパネル144の端部146,148の一方に運動を伝える。パネル端部146,148の一方の移動はパネル144のアーチの大きさの増減を引き起こす。
コンプライアントばね136は、シートに着座する乗客のような外部力がアーチに対して及ぼされるときにアーチの曲げを可能にする。第1のモータ130によって発生される力は、コンプライアントばね136のばね収縮力を上回ることはできない。しかし、ばね136とモータ130とによって発生される力の組み合わせにより、シート座者によって所定の力がパネル144に及ぼされるときに、コンプライアントばね136のばね収縮力に打ち勝つ程に十分な対抗力がコンプライアントばね136に付与される。これにより、パネル144により提供されるランバサポートがソフトにされ、シート座者に対する快適レベルを向上させるようなコンプライアント特性がパネル144にもたらされる。
ランバサポート装置122はまた、図8と図10に示すように、ランバフレーム140に取り付けられた移動ラック(a moving rack)152と移動ピニオン(a moving pinion)154とを有する第2のギヤボックス150を備えていてもよい。移動ラック152は第1の移動端部(a moving end)156と第2の移動端部158とを有しており、移動端部の各々は、それらの中に配置された少なくとも1つのコネクタを有する。第2のモータ160は、それから延在するウォーム134を有しており、第2のギヤボックス150に直接係合する。第2のモータ160および第2のギヤボックス150は、第1のモータ130および第1のギヤボックス116と同一の方法で作動する。第2のケーブル164は移動ラック152のコネクタの一方と支持部材166との間に接続される。第2のケーブル164は、パネル144を鉛直にシフトさせるために移動ラック152の直線運動をパネル144に伝える。これにより、シート座者の様々な身長および快適さの好みに適合するように、シートバックのランバサポート122が略鉛直方向に移動される。
図8に示すように、少なくとも1つのシフトスプリング(a shift spring)168が、パネル144の端部146,148の一方とランバフレーム140との間に取り付けられる。パネル144が第2のケーブル164によって鉛直方向にシフトされると、シフトスプリング168の収縮力が克服され、これによりシフトスプリング168が伸長される。第2のモータ160がパネル144を実際に変位させていない場合、シフトスプリング168は収縮し、パネル144を元の位置に戻す。好ましい実施形態としては、図8に示したように、2つのばねがフレーム110とパネル144とに取り付けられる。しかし、より大きな力を有する1つのばね132を2つのばねの代わりに使用し得ることが、当業者には容易に明らかであろう。
図10と図11に示す如く、電動式ランバサポート装置122の第3実施形態では、シフトスプリング168の代わりに第3のケーブル170が設けられている。第3のケーブル170は、第2のケーブル164よりも反対側の移動ラック152の端部に接続されている。したがって、第2のケーブル164が移動ラック152の第1の移動端部156に接続され、また第3のケーブル170が第2の移動端部158に接続されると、第2および第3のケーブル164,170がパネル144を鉛直にシフトさせる。ラック152が下方に移動すると、第2のケーブル164がパネル144を上方へシフトさせる。ラック152が上方に移動すると、第3のケーブル170がパネル144を下方へシフトさせる。
さらに他の実施形態では、第2のギヤボックス150および第2のモータ160が、図12に示すように、第1および第2のボルスタ172,174を作動する。本実施形態では、第2のケーブル164は第1のボルスタ172に接続される。第2のケーブル164は移動ラック152の第1および第2の移動端部156、158の一方に操作可能に接続される。したがって、移動ラック152の移動は第1のボルスタ172を作動させる。第3のケーブル170は、第2のケーブル164と同一の移動ラック152の端部に接続され、第2のボルスタ174を作動させる。したがって、移動ラック152は第1および第2のボルスタ172,174の両方を同時に作動させる。
本発明について例示的に説明してきたが、使用した用語は、限定的であるよりも、むしろ記述語が本質的に有する意味において理解されるべきである。
上述の教示に照らせば、本発明の多くの改変が可能である。したがって、参照番号は単に便宜上のものに過ぎず、かつ、決して限定的なものではない。本発明は、添付された特許請求の範囲の範囲内において、具体的に記載した方法以外で実施し得ることが理解されるべきである。
アーチ状の位置にバスケットを有するランバサポート装置を組み込んだシートフレームを示す斜視破断図である。 発泡体(foam)とパディング(padding)とを有し、かつ、制御モジュールを備えるランバサポート装置を組み込んだシートを示す周辺破断側面図である。 ランバサポート装置の概略正面図である。 ランバフレームに搭載されたプレベント(prebent)バスケットの概略正面図である。 弾性パネルに係合する圧縮ばねの拡大斜視図である。 電動モータおよび噛合されたギヤを示す第1の制御モジュールの正面図である。 アーチ状の位置にバスケットを有するランバサポート装置を組み込んだシートフレームを示す斜視破断図である。 ランバサポート装置の第2実施形態の斜視図である。 ランバサポート装置の第2実施形態の正面図である。 ランバサポート装置の第3実施形態の斜視図である。 ランバサポート装置の第3実施形態の正面図である。 ランバサポートの第4実施形態の斜視図である。 第2、第3、および第4実施形態で使用されるギヤボックスの斜視図である。

Claims (6)

  1. シートバック用の電動式ランバサポート装置であって、
    第1および第2の端部を有しており、かつ、該第1及び第2の端部が、該第1の端部と該第2の端部との間に所定の大きさのアーチが形成されるように互いに移動可能に設けられたパネルと、
    伸長部材に形成されており、且つ、前記パネルが前記アーチを形成する位置に該パネルを移動させる第1のラックを有しており、前記第1の端部と前記第2の端部との間に配され且つ該第2の端部に接続された第1のギヤボックスと、
    を備えており、
    前記伸長部材は、前記パネルの前記第1および第2の端部のうち一方に取り付けられた鈎爪を有しており
    前記伸長部材の前記鈎爪は、前記伸長部材が、前記第1のラックの直線運動を、該第1のラックから前記第1および第2の端部のうち少なくとも一方へ伝達することにより、前記第1および第2の端部を相対的に移動させ、前記第1のラックの直線運動に応じて前記アーチの大きさを変化させるように、前記第1のギヤボックスの前記第1のラックに接続されたものである、
    電動式ランバサポート装置。
  2. 前記第1のラックを駆動させるために前記第1のギヤボックスに動作的に係合する第1のモータを備える、
    請求項1記載の電動式ランバサポート装置。
  3. 前記第1のモータが、前記第1のモータによって駆動されかつ前記第1のギヤボックスと駆動係合するウォームを更に含むものである、
    請求項2記載の電動式ランバサポート装置。
  4. 前記第1のギヤボックスが、前記パネルの前記アーチに対応する前記第1のラックの所定位置を記憶するためのメモリ装置を更に含むものである、
    請求項1記載の電動式ランバサポート装置。
  5. 前記第1および前記第2の端部を摺動可能に支持し、これにより前記パネルの略鉛直方向の移動を可能にするランバフレームを更に備える、
    請求項1記載の電動式ランバサポート装置。
  6. 前記ランバフレームが、対向フックと留め金とを更に含むものであり、
    前記留め金が、前記ランバフレームから延在しかつ前記シートバックによって受け止められ、これにより前記シートバック内の当該電動式ランバサポート装置の位置を固定するものである、
    請求項記載の電動式ランバサポート装置。
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