JP4124569B2 - 透水性付与剤及びその繊維と不織布 - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、合成ナプキン及び紙おむつ等の体液輸送用としての熱融着性繊維に付与してその紡績性と親水性を改善する事が出来る繊維製品用透水性付与剤及び熱融着繊維で形成された透水性繊維及び不織布に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ナプキンの表面層は、疎水性の強いオレフィン系、トリアセテート繊維を含めたポリエステル系繊維を主材とする各種の不織布が使用されるようになったので、触感が非常に改良されナプキンとして要求される目標にかなり近いドライタッチになりつつある。又、ウエブを作る場合は、水流を利用した抄紙法による湿式方式とか空気流あるいは梳綿機を利用した乾式法等で代表される生産設備面に於いて近年著しい進展があったので、非常に高速で高品質のウエブの生産が可能になってきた。これ等のウエブの接着については、水性の化学接着剤を噴霧あるいはその液にウエブを浸せき処理する方法とか低融点の熱可塑性高分子をウエブの表面で加熱溶融させてウエブの全面あるいは一部分を接着する方法とか繊維状の低融点熱可塑性高分子所謂“熱融着繊維”をウエブにした後これを熱圧着して接着する方法等色々な技術革新がなされている。然し、その際ポリエステル繊維でも熱融着繊維を使うので、いずれの繊維を主材に使ってもカード工程に於ける繊維の通過性が悪くなり又、不織布の親水性が極度に低下する。これは、熱圧着の時に繊維表面が変化して、バイコンホネント繊維では繊維の芯部分が一部露出したりするので、処理剤の配向が乱れ又繊維とカードとの摩擦が大きくなり、その為にカード工程に於いて静電気が発生し易くなることによるものである。この様な目標にかなり近いドライタッチを有する不織布は、非常に疎水性が強いため水を透過しない。水を透過させるには大変長い時間を要する。一方この繊維の表面あるいは不織布の表面を親水化すれば、大変に水に濡れ易くなり、小さな水滴でも速やかに不織布の表面を通過して行く様になる。この様な親水化によって、不織布は体液輸送性繊維としての第一要因を満たす事になる。即ち、一度液体で濡れた不織布の表面が、直ちに不織布本来のドライタッチを回復する事が出来るのである。これに類する親水化方法として、特開昭54−153872号公報は硫酸エステル塩基,燐酸エステル塩基,スルホン酸塩基でポリプロピレンからなる多孔質膜状物を被覆する事を、特開昭59−501049号公報はソルビタンの脂肪酸のモノエステルで微小孔を含んでいる疎水性プラスチックを被覆する方法、特開平61−108768号公報はポリオキシアルキレングリコールアビエチルエーテル化ポリエーテルエステルで処理することを提案している。特開昭63−303184号,特開平1−148879号,特開平1−148880号,特開平2−169774号,特開平3−59169号等の公報は水溶性シリコンを必須成分とする方法を提案している。
【0003】
特表平9−503829号公報はポリエチレングリコールのエステルをポリオレフィン樹脂繊維に付与する事を提案している。
しかし、前者を本件に係る不織布の表面に適用した場合は、一旦水が通過すると乾燥された後は水の透過性が大幅に低下してドライタッチになるのに非常に時間が掛かる様になる。又、後者を本件に係る不織布の表面に適用した場合は、不織布の摩擦が高くなる為、不織布を作る工程で繊維の巻付き量が多くなると共に不織布の生産不能になる。特開昭61−15192号公報は繊維の熱融着性を阻害する事なく繊維を親水化する方法としてポリエーテル変性アミノポリシロキサンを使っているために水溶性シリコンの場合と同様に繊維摩擦が低減し、ウエブ強力の低下や不織布などの繊維積層体を構成する繊維が滑り不織布などの繊維積層体の強力不足と言う問題があった。米国特許5,045,387号明細書には、アルコキシル化リシノレインと水溶性シリコンをウエブに付与することを提案しているが、繊維の接着性が低下し、また不織布の耐久親水性に劣る。
【0004】
本発明の目的は、上記のような欠点がなく高速のカードを問題なく通過すると共に一度体液で表面が濡れても直ちにその体液が表面を通過しドライタッチの表面に復元し再度体液により表面が濡れても体液通過性が損なわれることのない処理剤及び繊維の滑りを軽減して不織布等の繊維積層体の強力を低下させない耐久親水性繊維及びそれを用いた布状物及び成型体提供しようとするものである。
【発明の開示】
【0005】
すなわち本発明の繊維製品用透水性付与剤は、
アルコキシル化リシノレイン型化合物及び/又はその水素添加したものとジカルボン酸とのエステルを10〜80重量%含有し、さらにトリアルキルグリシン誘導体を含有することを特徴とし、更にこれに非イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる少なくとも一種を併用することもできる。
本発明の熱融着繊維は、これらの透水性付与剤が付与されたことを特徴とし、また本発明の不織布は、この熱融着繊維を含有することを特徴とする。
【0006】
本発明のアルコキシル化リシノレイン型化合物及び/又はその水素添加したものは、多価アルコールとヒドロキシモノカルボン酸とからなるエステルのアルキレンオキシド付加物であり、多価アルコールとしてはエチレングリコール、グリセリン、ソルビタン、トリメチロールプロパン等があげられ好ましいものはグリセリンであり、これ等の少なくとも一種類を使用することが出来る。
【0007】
ヒドロキシモノカルボン酸としてはグリコール酸、乳酸、リシノール酸、12−ヒドロキシステアリン酸、サリチル酸等があげられ、好ましいものはリシノール酸、12−ヒドロキシステアリン酸であり、これ等の少なくとも一種類を使用することが出来る。
【0008】
アルキレンオキシドとしてはエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドなどの炭素数2〜4のアルキレンオキシド等があげられ、これ等の少なくとも一種類を使用することが出来る。アルキレンオキシドの付加モル数は多価アルコールとヒドロキシモノカルボン酸とからなるエステルの水酸基1個あたり通常0〜80、好ましくは5〜30であり、該エステル1モルあたり通常5〜150、好ましくは10〜80である。
アルキレンオキシド付加モル数の内でエチレンオキシド付加モル%が50モル%以上、好ましくは80モル%以上である。この多価アルコールとヒドロキシモノカルボン酸とからなるエステルのアルキレンオキシド付加物は、多価アルコールとヒドロキシモノカルボン酸を通常の条件でエステル化し、次いでアルキレンオキシドを付加反応することにより生産できる。
【0009】
ジカルボン酸としては、オキシジプロピオン酸、ジプロピオン酸、コハク酸、マレイン酸、セバシン酸、フタル酸等があげられ、これ等の少なくとも一種類を使用することが出来る。その他にラウリン酸、オレイン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、安息香酸などを20%以下好ましくは10%以下含有してもよい。
【0010】
多価アルコールとヒドロキシモノカルボン酸とからなるエステルのアルキレンオキシド付加物とジカルボン酸との反応モル比は通常1.0:1.0〜2.0:1.0、好ましくは1.5:1.0〜2.0:1.0である。エステル化の反応は通常の条件でよい。得られた化合物は構成成分の違いにより種々の粘度を有するが、通常50℃で300cst以上、好ましくは800〜3000cstであり、300cst未満のものは耐久親水性能が充分でなく、3000cstをこえると乳化が不充分である。
【0011】
本発明の繊維製品用透水性付与剤に併用するトリアルキルグリシン誘導体は、グリシン分子構造中の窒素原子に3つのアルキル基が結合している第4級アンモニウムとカルボキシル基の分子内塩、いわゆるベタイン構造を有する化合物である。アルキル基としては単素数1〜22のものから任意に選んで構成することができる。トリアルキルグリシン誘導体の具体例としてはジメチルドデシルグリシンヒドロキサイド、ジメチルテトラデシルグリシンヒドロキサイド、ジメチルオクタデシルグリシンヒドロキサイド、ヘプタデシルイミダゾリウムヒドロキシエチルグリシンヒドロキサイドなどの分子内塩が上げられ、これらの中でも2個のアルキル基がメチル、エチルなどの低級性のアルキル基で1個が炭素数12以上の長鎖アルキル基を有するものが好ましい。特に、ヘプタデシルイミダゾリウムヒドロキシエチルグリシンヒドロキサイド、βヒドロキシオクタデシルジメチルグリシンヒドロキサイドが好ましい。
【0012】
本発明の繊維製品用透水性付与剤にはさらに所望によりジオキシエチレンデシル燐酸エステルナトリウム塩やアルカンスルフォネートナトリウム塩などの帯電防止剤、両性のN−アルキルスルフォピロリドンやノニオン性の乳化剤、カルナバワックスや水溶性シリコンなどの油滑剤などを添加してもよい。
本発明の繊維製品用透水性付与剤は疎水性繊維あるいは疎水性繊維からなる繊維製品、フィブリル化ポリオレフィン繊維、芯鞘構造のポリエステル・ポリエチレン系、ポリエステル・ポリプロピレン系、ポリエチレン・ポリプロピレン系、コポプロピレン・ポリプロピレン系、コポリエステル・ポリプロピレン系、コポリエステル・ポリエステル系複合繊維などの熱融着性繊維に適用することが好ましい。
【0013】
本発明の繊維製品用透水性付与剤は、本発明の繊維製品用透水性付与剤をエマルジョンあるいはストレートで繊維に付着させることができる。エマルジョンの場合は水に5〜30重量%に希釈して、ストレート給油の場合は低粘度の炭化水素化合物に5〜30重量%に希釈して、下記の量を付着させたり、繊維製造時にポリマーに混練することができる。給油はローラー及びノズルのいずれでもよい。
本発明の繊維製品用透水性付与剤は、例えば熱融着性繊維に対して0.01〜2.0重量%、好ましくは0.3〜0.7重量%付着させる。付着量が0.01重量%未満では透水性と耐久性が不足し、付着量が2.0重量%を越えると繊維をカード処理する時に巻付きが多くなり生産性が大幅に低下したり、不織布など繊維製品の透水後にべとつきが大きくなるので好ましくない。
【0014】
混練する時は2〜30重量%、好ましくは3〜15重量%混練する。混練する量が2重量%未満では透水性能が不足し30重量%を越えると繊維強度が低下し生産性が大幅に低下するので好ましくない。
【0015】
本発明の繊維製品用透水性付与剤は、熱融着繊維としてポリオレフィン繊維、フィブリル化ポリオレフィン繊維のみに限らず、低融点のポリエステル繊維、ナイロン繊維、塩ビ繊維も用いることができる。不織布としてはスパンボンド、スパンレース及びメルトブローなどの不織布を用いることもできる。なお、繊維製品用には繊維から形成される最終製品たる肌着などの衣料製品のみでなく熱融着繊維自体および熱融着性繊維をレーヨン、ポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維などに混合して形成されるウエブ、不織布をも含むものとする。
【0016】
本発明の繊維製品用透水性付与剤を適用することにより、繰り返し透水に対する耐久性を著しく改善することができると同時に、熱融着性繊維及びウエブの絡合性及びカード工程での静電気発生と巻付きを防止し生産性を著しく改善することができる。
【0017】
従って、本発明に係る透水性付与剤を繊維及び繊維製品や不織布に付与することにより、繊維の親水性が改善され体液通過性が良くなり常時ドライタッチが保持されるようになる。また、本発明に係る透水性付与剤を繊維及び繊維製品、不織布に付与すると、その静電気防止性と潤滑性が改善されるので、開繊性が良くなりカード通過性が一段と向上させる事が出来る。
【実施例】
【0018】
(実施例)
以下に、本発明を実施例によって説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
・実施例1
ポリプロピレン繊維100重量部に、ポリオキシエチレン(n=30)硬化ひ麻子油とマレイン酸とのエステル(2.0:1.0モル)40重量部、ジメチルオクタデシルグリシンヒドロキサイド30重量部、ジオキシエチレンドデシル燐酸エステルナトリウム塩30重量部、水900重量部とを混合して調整した処理剤を、給油処理して5重量部(対繊維重量:以下O.W.F.と言う。固形分では0.5重量%)付与して乾燥した。
次いで、これを混打綿、梳綿の各工程を通し、目付30g/m2のウエブを作製した。
【0019】
・実施例2〜6、比較例1,2
表1に示す組成の処理剤を調整し、実施例1同様にウエブを作製した。
梳綿工程では20℃、40%RHの条件に於いて静電気の発生量と巻き付き状況及びウエブの状態を主体に工程通過性を判定した。
夫々のランク付けは以下の通りに行い、後述の実施例及び比較例を表1〜表3にまとめて示す。
【0020】
カード通過性:カード試験機を用い相対湿度80%、30℃の条件で試料単繊維40gをカーデイングした後にシリンダーを観察し、以下の基準で評価する。5…巻付なし、4…シリンダー面の1/10に巻付きあり、3…シリンダー面の1/5に巻付きあり、2…シリンダー面の1/3に巻付きあり、1…全面に巻付きあり
【0021】
制電性:カード試験機を用い相対湿度45%、20℃の条件で試料単繊維40gをウエブとし、ウエブに発生した静電気の電圧を測定し、以下の基準で評価する。100V未満であれば実用に供し得る。
5…50V未満、4…0.5〜1.0KV、3…1.0〜1.5KV、2…1.5〜2.0KV、1…2.0KVより大。
【0022】
不織布の初期親水性:目付30g/m2の不織布を濾紙(東洋濾紙、No.5)の上に重ね不織布表面から10mmの高さに設置したビューレットより1滴(約0.05ml)の水を滴下して、不織布表面から水滴が消失するまでの時間を測定する。
不織布表面の20箇所でこの測定を行って10秒未満の回数を表示する。この回数が18回以上であれば初期親水性は良好である。
不織布の耐久親水性:上記の不織布(10cm×10cm)を市販の紙おむつに重ね、その上に内径60mmの円筒を置き、水65mlを円筒内に注入し不織布を通して紙おむつに吸収させる。
注水後3分間放置した後に、不織布を2枚の濾紙(東洋濾紙、No.5)の間に挟み、その上に板(10cm×10cm)と重り(合計3.5kg)を乗せて3分間放置して脱水し、その後さらに5分間風乾する。風乾後の試料不織布の上記円筒内で水が通過した箇所について、不織布の初期親水性の試験方法によって、水滴の消失時間を20箇所で測定し、10秒未満の回数を表示する。この回数が18回以上であれば耐久親水性は良好である。試験に供した不織布について、同様の作業を繰り返しおこなう。
・ 実施例7〜9、15、16、参考例1〜5、比較例3
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【産業上の利用可能性】
【0026】
以上のように、本発明に係る処理剤は、静電気防止性が良好であるので、低湿時の静電気トラブルを減少させることができるという効果をも奏する。それと共に本発明に係る処理剤は、潤滑性が良いのでカード通過性を向上させることができる。
又、本発明に係る処理剤をポリプロピレン繊維等及び不織布に噴霧等の手段により付与すれば、繊維に親水性を付与し更にその親水性が耐久性を有するので体液輸送繊維としてのドライタッチの耐久性を改善することができる。従って、本発明に係る処理剤を用いれば、体液輸送繊維としてのドライタッチを付与しながら繊維のウエブをつくるための工程通過性と生産性を改良することができるという格別の効果を奏するものである。
Claims (4)
- アルコキシル化リシノレイン型化合物及び/又はその水素添加したものとジカルボン酸とのエステルを10〜80重量%含有し、さらにトリアルキルグリシン誘導体を含有する、繊維製品用透水性付与剤。
- 請求項1に記載の透水性付与剤に非イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種を併用することを特徴とする繊維製品用透水性付与剤。
- 請求項1または2に記載の透水性付与剤を付与することを特徴とする熱融着繊維。
- 請求項3に記載の熱融着繊維を含有することを特徴とする不織布。
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