JP4123759B2 - ガス遮断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はガス遮断装置より下流におけるガス使用の安全性を図るガス遮断装置に関し、特に微小流量を登録する機能に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のガス遮断装置は図11に示されているように、流量登録入力部18は登録許可信号Dを出力し、流量入力部4はガス通路内を通過するガス流量に対応して流量信号Eを出力し、流量算出部5は前記流量入力部4の前記流量信号Eを受信すると流量値を算出し流量値信号Fを出力し、流量保持部6は前記流量登録入力部18の前記登録許可信号Dを受信すると前記流量算出部5の前記流量値信号Fを受信し前記流量値が所定の範囲内(例えば10L/h〜100L/h)に入る場合には前記流量値を保持流量値信号Gとして複数保持し、流量判定部7は前記流量算出部5の前記流量値信号Fと前記流量保持部6の前記保持流量値信号Gを比較し所定の範囲外(例えば±10%以上)であれば弁駆動許可信号Iと警報報知信号Jを出力し、弁駆動部8は前記流量判定部7の前記弁駆動許可信号Iを受信すると弁駆動信号Kを出力し、弁9は前記弁駆動部8の前記弁駆動信号Kを受信するとガス通路を閉栓し、警報報知部10は前記流量判定部7の前記警報報知信号Jを受信すると警報報知するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のガス遮断装置では、ガス通路の上流側の締切コック301と下流側の全ての元コック302を閉鎖してガスの漏れがないことを確認したあと、個別のガス器具毎(201〜203)にガス器具の点火を補助するパイロットバーナーの流量を測定させていた。またこのような微小流量の登録手順のため、下流側の全ての元コック302から個別のガス器具(201〜203)間の配管漏れとガス器具内での漏れを含んだ微小流量をパイロットバーナーの流量として登録する事を許さねばならなかった。このため下流側の全ての元コック302から個別のガス器具(201〜203)間の配管漏れやガス器具内での漏れとパイロットバーナーの流量とを区別することができず不安全な状態でガスが使用されるという課題を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、個別のガス器具(201〜203)の近傍に個別に器具個別弁を設置したものである。本発明によれば、元コック302から個別のガス器具間の配管漏れを確認することが可能になるために、従来の登録方式ではパイロットバーナーの流量として内包されていた配管漏れを排除することができ、安全性をさらに向上させることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に係る発明は、ガス器具の流量登録を開始する起動タイミングを検知すると検査開始信号を出力する検査開始入力部と、検査開始信号を受信すると登録中信号の有無を確認し、登録中でなければ器具個別弁を制御する切換指示信号と流量の登録を許可する登録許可信号とを出力する切換操作部と、切換指示信号を受信すると器具個別弁を順番に開閉させる切換信号を出力する弁切換部と、ガス通路内を通過するガス流量に対応して流量信号を出力する流量入力部と、流量信号を受信すると流量値を算出し流量値信号を出力する流量算出部と、登録許可信号を受信すると登録中の信号を出力し流量値信号を受信し流量値が所定の範囲内に入る場合には登録中信号の出力を停止して流量値を保持流量値信号として複数保持する流量保持部と、流量値信号と保持流量値信号とを比較し所定の範囲外であれば弁駆動許可信号と警報報知信号とを出力する流量判定部と、弁駆動許可信号を受信すると弁駆動信号を出力する弁駆動部と、弁駆動信号を受信するとガス通路を閉栓する弁と、警報報知信号を受信すると警報報知する警報報知部とを有するものである。
【0006】
また、請求項2に係る発明は、ガス器具の流量登録を開始する起動タイミングを検知すると検査開始信号を出力する検査開始入力部と、検査開始信号を受信すると弁残信号の有無を確認し、未検査のガス器具が残っていれば登録中の信号の有無を確認し、登録中でなければ器具個別弁を制御する切換指示信号と流量の登録を許可する登録許可信号とを出力する自動切換操作部と、検査対象ガス器具の個数を器具個別弁により検知し検査を必要とするガス器具があれば弁残信号を出力し、切換指示信号を受信すると器具個別弁を順番に開閉させる切換信号を出力する弁切換検知部と、ガス通路内を通過するガス流量に対応して流量信号を出力する流量入力部と、流量信号を受信すると流量値を算出し流量値信号を出力する流量算出部と、登録許可信号を受信すると登録中の信号を出力し、流量値信号を受信し流量値が所定の範囲内に入る場合には登録中の信号の出力を停止して流量値を保持流量値信号として複数保持する流量保持部と、流量値信号と保持流量値信号とを比較し、所定の範囲外であれば弁駆動許可信号と警報報知信号を出力する流量判定部と、弁駆動許可信号を受信すると弁駆動信号を出力する弁駆動部と、弁駆動信号を受信するとガス通路を閉栓する弁と、警報報知信号を受信すると警報報知する警報報知部とを有するものである。
【0007】
また請求項3に係る発明は、ガス器具の流量登録を開始する起動タイミングを検知すると検査開始信号を出力する検査開始入力部と、検査開始信号を受信すると登録中の信号の有無を確認し、登録中でなければ漏れ有入力部の閉栓指示信号の有無を確認し、閉栓が指示されている器具個別弁を閉栓固定として器具個別弁を制御する切換指示信号と流量の登録を許可する登録許可信号とを出力する切換操作部と、切換指示信号を受信すると器具個別弁を順番に開閉させる切換信号を出力する弁切換部と、ガス通路内を通過するガス流量に対応して流量信号を出力する流量入力部と、流量信号を受信すると流量値を算出し流量値信号を出力する流量算出部と、登録許可信号を受信すると登録中信号を出力し流量値信号を受信し流量値が所定の範囲内に入る場合には登録中の信号の出力を停止して流量値を保持流量値信号として複数保持する流量保持部と、登録中の信号の有無を判定し、登録中の信号があれば流量値信号と保持流量値信号とを比較し所定の範囲外であれば警報報知信号を出力し閉栓指示信号の有無を判定し閉栓指示信号があれば警報報知信号の出力を停止し登録中の信号がなければ流量値信号と保持流量値信号とを比較し所定の範囲外であれば弁駆動許可信号と警報報知信号を出力する漏れ流量判定部と、弁駆動許可信号を受信すると弁駆動信号を出力する弁駆動部と、弁駆動信号を受信するとガス通路を閉栓する弁と、警報報知信号を受信すると警報報知する警報報知部と、漏れを確認したとき閉栓指示信号を出力する漏れ有入力部とを有するものである。
【0008】
また請求項4記載に係る発明は、ガス器具の流量登録を開始する起動タイミングを検知すると検査開始信号を出力する検査開始入力部と、検査開始信号を受信すると登録中の信号の有無を確認し、登録中でなければ閉栓指示信号の有無を確認し、閉栓が指示されている器具個別弁を閉栓固定として器具個別弁を制御する切換指示信号と流量の登録を許可する登録許可信号とを出力する切換操作部と、切換指示信号を受信すると器具個別弁を順番に開閉させる切換信号を出力する弁切換部と、ガス通路内を通過するガス流量に対応して流量信号を出力する流量入力部と、流量信号を受信すると流量値を算出し流量値信号を出力する流量算出部と、登録許可信号を受信すると登録中の信号を出力し流量値信号を受信し流量値が所定の範囲内に入る場合には登録中の信号の出力を停止して流量値を保持流量値信号として複数保持する流量保持部と、流量値信号と保持流量値信号とを比較し所定の範囲外であれば弁駆動許可信号と警報報知信号を出力する流量判定部と、前記流量判定部の前記弁駆動許可信号を受信すると弁駆動信号を出力する弁駆動部と、弁駆動信号を受信するとガス通路を閉栓する弁と、警報報知信号を受信すると警報報知する警報報知部と、保持流量値信号を受信すると外部との器具情報の通信を行い器具情報から漏れ範囲信号を出力する外部通信部と、漏れ範囲信号を受信すると保持流量値信号を取得し保持流量値信号が前記漏れ範囲信号内に入らない場合に閉栓指示信号と警報報知信号を出力する前記許容差判定部とを有するものである。
【0009】
そしてまた、請求項5に係る発明は、ガス器具の流量登録を開始する起動タイミングを検知すると検査開始信号を出力する検査開始入力部と、検査開始信号を受信すると弁残信号の有無を確認し未検査のガス器具が残っていれば登録中信号の有無を確認し登録中でなければ器具個別弁を制御する切換指示信号と流量の登録を許可する登録許可信号とを出力する自動切換操作部と、検査対象ガス器具の個数を器具個別弁を内蔵した無線器具により検知し、検査を必要とするガス器具があれば弁残信号を出力し切換指示信号を受信すると器具個別弁を順番に開閉させる切換通信信号を出力する弁切換通信部と、ガス通路内を通過するガス流量に対応して流量信号を出力する流量入力部と、流量信号を受信すると流量値を算出し流量値信号を出力する流量算出部と、登録許可信号を受信すると登録中の信号を出力し流量値信号を受信し流量値が所定の範囲内に入る場合には登録中の信号の出力を停止して流量値を保持流量値信号として複数保持する流量保持部と、流量値信号と流量保持部の保持流量値信号とを比較し、所定の範囲外であれば弁駆動許可信号と警報報知信号を出力する流量判定部と、弁駆動許可信号を受信すると弁駆動信号を出力する弁駆動部と、弁駆動信号を受信するとガス通路を閉栓する弁と、警報報知信号を受信すると警報報知する警報報知部とを有するものである。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0011】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1のガス遮断装置の機能ブロック図である。また図2は実施例1のプログラムフロー図である。図1において、検査開始入力部1はガス器具の流量登録を開始する起動タイミング(例えば、プッシュスイッチや磁力を検知するリードスイッチでも良いし有線や無線による信号や通信電文で指示しても同等の効果がえられる)を検知すると検査開始信号Aを出力する。
【0012】
切換操作部2は検査開始入力部1の検査開始信号Aを受信すると流量保持部6からの登録中信号Hの有無を確認し、登録中でなければ器具個別弁101〜103を制御する切換指示信号B(単独の器具個別弁に対して開閉を指示しても良いし、任意の複数個または全ての器具個別弁に対して開閉を同時に指示しても良い)と流量の登録を許可する登録許可信号Dを出力する。
【0013】
弁切換部3は切換操作部2の切換指示信号Bを受信すると切換指示信号Bの指示に従い器具個別弁101〜103(ガス器具に内蔵されている元栓を直接操作しても良い)を順番(あるいは同時)に開閉させる切換信号Cを出力する。
【0014】
流量入力部4はガス通路内を通過するガス流量に対応して流量信号Eを出力する(例えば、ガス通路内を一定のガスが通過すると流量信号Eを出力しても良いし、ガス通路内の瞬間流量を測れる流量センサ〈例えば、ガス通路内に障害物を設けその周りに発生させたガス圧力の変動周期により流量を検出したり、ガス通路内に設置した熱電対のガス通過時に奪われる熱から抵抗値として捉えて流量を検出したり、ガス通路の上流側と下流側に対向した音波センサを配置しそれぞれから発された音波の伝播時間差から流量を検出したりしても同等の効果がえられる〉を使用しても同様の効果を得られる)。流量算出部5は流量入力部4の流量信号Eを受信すると流量値を算出し流量値信号Fを出力する。
【0015】
流量保持部6は切換操作部2の登録許可信号Dを受信すると登録中信号Hを出力し流量算出部5の流量値信号Fを受信し流量値が所定の範囲内(例えば、10L/h〜100L/h)に入る場合には登録中信号Hの出力を停止して流量値を保持流量値信号Gとして複数保持(1つのガス器具だけでも良いし、ガス器具の個数分でも複数ガス器具の組合せ分でも良い)する。
【0016】
流量判定部7は流量算出部5の流量値信号Fと流量保持部6の保持流量値信号Gを比較し所定の範囲外(例えば保持流量値信号Gの±10%以上はなれた流量値信号Fを検知した場合としても、また保持流量値信号Gに±2L/h等の規定流量値を加えて判断しても同等の効果が得られる)であれば弁駆動許可信号Iと警報報知信号Jを出力する。
【0017】
弁駆動部8は流量判定部7の弁駆動許可信号Iを受信すると弁駆動信号Kを出力する。弁9は弁駆動部8の弁駆動信号Kを受信するとガス通路を閉栓する。警報報知部10は流量判定部7の警報報知信号Jを受信すると警報報知(例えばLEDやLCD等を使用して表示したり、ブザーやスピーカーにより音や音声で通知しても良いし有線や無線で外部に報知しても同等の効果が得られる)する。
【0018】
以上の様に構成されたガス遮断装置について、以下にその動作、作用について説明する。図2において上記実施例のプログラムフローを処理S1から処理S14に示す。今、処理開始から処理終了までのフローはそれぞれインターバルカレンダ等により周期的に処理されるものとする。
【0019】
ガス遮断装置の切換操作部2において処理S1は登録動作中かどうかを判断して登録動作中であれば処理S5に移行し、登録動作中でなければ処理S2へ移行する。
【0020】
検査開始入力部1において処理S2は検査を開始する指示(例えば、プッシュスイッチや磁力を検知するリードスイッチでも良いし有線や無線による信号や通信電文で指示しても同等の効果がえられる)があるかを判断して検査開始の指示があれば処理S3へ移行し、検査開始の指示がなければ処理S5へ移行する。
【0021】
流量保持部6において処理S3は登録中として処理S4へ移行する。弁切換部3において処理S4は器具個別弁を開閉(単独の器具個別弁に対して開閉を指示しても良いし、任意の複数個または全ての器具個別弁に対して開閉を同時に指示しても良い)させて処理S5へ移行する。
【0022】
流量入力部4において処理S5はガス通路内を通過するガス流量に対応した流量信号(例えば、ガス通路内を一定のガスが通過すると流量信号Eを出力しても良いし、ガス通路内の瞬間流量を測れる流量センサを使用しても同様の効果を得られる)を出力し、流量信号があれば処理S6へ移行し、流量信号がなければ処理を終了する。
【0023】
流量判定部5において処理S6は流量信号に基づく流量値を算出して処理S7へ移行する。流量保持部6において処理S7は登録動作中かどうかを判断して登録動作中であれば処理S8に移行し、登録動作中でなければ処理S11へ移行する。処理S8は流量値が所定の範囲内(例えば、10L/h〜100L/h)に入るかどうかを判定し範囲内であれば処理S9へ移行し、範囲内でなければ処理S11へ移行する。
【0024】
処理S9は流量値を保持流量値として複数保持(1つのガス器具だけでも良いし、ガス器具の個数分でも複数ガス器具の組合せ分でも良い)して処理S10へ移行する。処理S10は登録動作を終了して処理S11へ移行する。
流量判定部7において処理S11は流量値と保持流量値を比較して所定の範囲内(例えば保持流量値信号Gの±10%以上はなれた流量値信号Fを検知した場合としても、また保持流量値信号Gに±2L/h等の規定流量値を加えて判断しても同等の効果が得られる)に入るかどうかを判定し範囲内に入れば処理を終了し、範囲内に入らなければ処理S12へ移行する。
【0025】
弁駆動部8において処理S12は弁駆動信号を出力して処理S13へ移行する。弁9において処理S13はガス通路を閉栓して処理S14へ移行する。警報報知部10において処理S14は警報報知(例えばLEDやLCD等を使用して表示したり、ブザーやスピーカーにより音や音声で通知しても良いし有線や無線で外部に報知しても同等の効果が得られる)して処理を終了する。
【0026】
以上の様に、本実施例におけるガス遮断装置は器具個別弁を全てのガス器具のガス取り入れ口にセットし全ての器具個別弁を閉栓状態にすることで元コックから個別のガス器具間の配管漏れを確認することが可能になるために、従来の登録方式ではパイロットバーナーの流量として内包されていた配管漏れを排除することができるためガス漏れによるガス中毒等の可能性をさらに減らすことが可能となり安全性をより一層向上させる事ができる。
【0027】
また全てのガス器具のパイロットバーナーの流量を登録したあとは、ガス器具毎のパイロットバーナーの流量は器具個別弁の有無に左右されないため、ガス器具に取りつけられている器具個別弁を取り外しガス器具と元コック間を単純に直結することができる。この事により必要なときにのみ器具個別弁を取り付ければ良く、常時取り付けておく必要がないために器具個別弁を別のガス遮断装置で使いまわしすることが可能となったり、器具個別弁の誤閉栓によるガス器具の失火がなくすことができる。
【0028】
(実施例2)
図3は本発明の実施例2のガス遮断装置の機能ブロック図である。また図4は実施例2のプログラムフロー図である。なお実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。実施例1と異なる点は、図3の機能ブロック図において、自動切換操作部11は検査開始入力部1からの検査開始信号Aを受信すると弁残信号Lの有無を確認し未検査のガス器具が残っていれば登録中信号Hの有無を確認し登録中でなければ器具個別弁Bを制御する切換指示信号Bと流量の登録を許可する登録許可信号Dを出力する。
【0029】
弁切換検知部12は検査対象ガス器具の個数を器具個別弁101〜103により検知し検査を必要とするガス器具(一度全ての器具個別弁101〜103をチェックしてからトータル数分だけ切換指示信号Bをカウントしてもよいし、一度全ての器具個別弁101〜103をチェックしてからその情報をもとに切換指示信号Bで開閉させた器具個別弁101〜103の組み合わせに漏れがないかをチェックしていっても同様の効果が得られる。また器具個別弁101〜103に検査の必要の有無を指示する切換スイッチ等を設け検査の必要のないガス器具を検査から除外することも有効な効果が得られる)があれば弁残信号Lを出力し自動切換操作部11の切換指示信号Bを受信すると器具個別弁101〜103を順番(単独の器具個別弁に対して開閉を指示しても良いし、任意の複数個または全ての器具個別弁に対して開閉を同時に指示しても良い)に開閉させる切換信号を出力する。
【0030】
流量保持部6は実施例1では切換操作部1から登録許可信号Dを受け取って動作していたが実施例2においては自動切換操作部11から登録許可信号Dを受信するところである。
【0031】
以上の様に構成されたガス遮断装置について、以下にその動作、作用について説明する。図4において上記実施例のプログラムフローを処理S1から処理S17に示す。今、処理開始から処理終了までのフローはそれぞれインターバルカレンダ等により周期的に処理されるものとする。なお実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0032】
ただし、処理S10は処理終了後に処理S15へ移行するものとする。また実施例1では切換操作部2において処理S1を処理していたが実施例2においては自動切換操作部11が処理S1を処理し、同様に実施例1では弁切換部3において処理S4を処理していたが実施例2においては弁切換検知部12が処理S4を処理するものとする。
【0033】
自動切換操作部11において処理S15は弁切換検知部12からの弁残信号の有無を判定し、弁残信号があれば処理S16へ移行し、弁残信号がなければ処理S11へ移行する。
【0034】
流量保持部6において処理S16は登録中として処理S17へ移行する。弁切換検知部12において処理S17は器具個別弁を開閉(単独の器具個別弁に対して開閉を指示しても良いし、任意の複数個または全ての器具個別弁に対して開閉を同時に指示しても良い)させて処理S11へ移行する。
【0035】
以上の様に、本実施例においては一度検査を開始すれば自動的に検査をする必要のあるものを抽出し、自動的に切り換わることで作業の効率化が向上したり、検査漏れを防止することができる。
【0036】
(実施例3)
図5は本発明の実施例3のガス遮断装置の機能ブロック図である。また図6は実施例3のプログラムフロー図である。なお実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。実施例1と異なる点は、図5の機能ブロック図において、切換操作部2は検査開始入力部1の検査開始信号Aを受信すると流量保持部6からの登録中信号Hの有無を確認し、登録中でなければ漏れ有入力部13の閉栓指示信号Mの有無を確認し閉栓が指示されている器具個別弁を閉栓固定(例えば器具個別弁102を検査対象としている場合は器具個別弁102を閉栓固定として以降検査中は器具個別弁102を開栓しない。また器具個別弁を任意に指定しても同様の効果が得られる)として器具個別弁101〜103を制御する切換指示信号B(単独の器具個別弁に対して開閉を指示しても良いし、任意の複数個または全ての器具個別弁に対して開閉を同時に指示しても良い)と流量の登録を許可する登録許可信号Dと出力する。
【0037】
漏れ流量判定部14は実施例1の流量判定部7の機能を包含したもので、流量保持部6の登録中信号Hの有無を判定し登録中信号Hがあれば流量算出部5の流量値信号Fと流量保持部6の保持流量値信号Gを比較し所定の範囲外(例えば、10L/h〜100L/h)であれば警報報知信号Jを出力し漏れ有入力部13の閉栓指示信号Mの有無を判定し閉栓指示信号Mがあれば警報報知信号Jの出力を停止し登録中信号Hがなければ流量算出部5の流量値信号Fと流量保持部6の保持流量値信号Gを比較し所定の範囲外(例えば、10L/h〜100L/h)であれば弁駆動許可信号Iと警報報知信号Jを出力する。
【0038】
漏れ有入力部13は漏れを確認(例えば、人が警報報知を確認しプッシュスイッチや磁力を検知するリードスイッチでも良いし有線や無線による信号や通信電文で指示してもよいし、警報報知を自動的に取り込んだりさせても同等の効果がえられる)したとき閉栓指示信号Mを出力する。
【0039】
弁駆動部8は実施例1では流量判定部7から弁駆動許可信号Iを受け取って動作していたが実施例3においては漏れ流量判定部14から弁駆動許可信号Iを受信するところ、警報報知部10は実施例1では流量判定部7から警報報知信号Jを受け取って動作していたが実施例2においては漏れ流量判定部14から警報報知信号J受信するところである。
【0040】
以上の様に構成されたガス遮断装置について、以下にその動作、作用について説明する。図6において上記実施例のプログラムフローを処理S1から処理S23に示す。今、処理開始から処理終了までのフローはそれぞれインターバルカレンダ等により周期的に処理されるものとする。なお実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。ただし処理S15からS17は欠番とする。
【0041】
なお処理S8は流量値が所定の範囲内(例えば、10L/h〜100L/h)でなければ処理S18へ移行し、処理S11は流量値と保持流量値を比較して所定の範囲内(例えば保持流量値信号Gの±10%以上はなれた流量値信号Fを検知した場合としても、また保持流量値信号Gに±2L/h等の規定流量値を加えて判断しても同等の効果が得られる)でなければ処理S22へ移行し、処理S14は処理終了後に処理23に移行する。
【0042】
また実施例1では流量判定部7において処理S11を処理していたが実施例2においては漏れ流量判定部14が処理S11を処理するものとする。
【0043】
警報報知部10において処理18は警報報知(例えばLEDやLCD等を使用して表示したり、ブザーやスピーカーにより音や音声で通知しても良いし有線や無線で外部に報知しても同等の効果が得られる)して処理S19へ移行する。
【0044】
漏れ有入力部13において処理S19は漏れを確認(例えば、人が警報報知を確認しプッシュスイッチや磁力を検知するリードスイッチでも良いし有線や無線による信号や通信電文で指示してもよいし、警報報知を自動的に取り込んだりさせても同等の効果がえられる)し漏れが確認できれば処理S20へ移行し、漏れが確認できなければ処理S23へ移行する。
【0045】
漏れ流量判定部14において処理S20は警報報知の出力を停止して処理S21へ移行する。漏れ有入力部13において処理S21は器具個別弁を閉栓固定に指示(例えば器具個別弁102を検査対象としている場合は器具個別弁102を閉栓固定として以降検査中は器具個別弁102を開栓しない。また器具個別弁を任意に指定しても同様の効果が得られる)して処理S23へ移行する。
【0046】
漏れ流量判定部14において処理S22は警報報知の出力を停止して処理S23へ移行する。切換操作部2において処理S23は閉栓が指示されている器具個別弁を閉栓固定として器具個別弁(例えば器具個別弁102を検査対象としている場合は器具個別弁102を閉栓固定として以降検査中は器具個別弁102を開栓しない。また器具個別弁を任意に指定しても同様の効果が得られる)して器具個別弁101〜103の開閉(単独の器具個別弁に対して開閉を指示しても良いし、任意の複数個または全ての器具個別弁に対して開閉を同時に指示しても良い)指示して処理を終了する。
【0047】
以上の様に、本実施例においては検査を開始しているにも係わらず流量値が所定の範囲外であった場合は、ガス器具内にパイロットバーナーで消費される以外のガス漏れ(パイロットバーナーが点火されていないのに流量が検出された場合にはガス器具内に漏れがあったこととなり、パイロットバーナーが点火されているときに所定の範囲外となればパイロットバーナーとガス漏れが合算されたこととなる)があったと判定することができる。
【0048】
また流量値が所定の範囲内であっても検査員がガス漏れ等を発見した場合に手動で器具の閉栓固定を指示することができ利便性と安全性の両立を図ることができる。さらに漏れが検出されたガス器具に取りつけられている器具個別弁のみを閉栓状態で検査後も取り付けておけば、新しいガス器具に交換するまでの間、誤ってガス漏れのある器具を使用することを防止することで安全性の向上を図るができる。
【0049】
(実施例4)
図7は本発明の実施例4のガス遮断装置の機能ブロック図である。また図8は実施例4のプログラムフロー図である。なお実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0050】
実施例1と異なる点は、図7の機能ブロック図において、切換操作部2は検査開始入力部1の検査開始信号Aを受信すると流量保持部6からの登録中信号Hの有無を確認し、登録中でなければ許容差判定部16の閉栓指示信号Mの有無を確認し閉栓が指示されている器具個別弁を閉栓固定(例えば器具個別弁102を検査対象としている場合は器具個別弁102を閉栓固定として以降検査中は器具個別弁102を開栓しない。また器具個別弁を任意に指定しても同様の効果が得られる)として器具個別弁101〜103を制御する切換指示信号B(単独の器具個別弁に対して開閉を指示しても良いし、任意の複数個または全ての器具個別弁に対して開閉を同時に指示しても良い)と流量の登録を許可する登録許可信号Dと出力する。
【0051】
外部通信部15は流量保持部6の保持流量値信号Gを受信すると外部(例えば検査中のガス器具に関する情報を設定器401を介してインターネット等の情報網で検索したり、公共の電話回線を使用して専用のガス器具に関する情報センタに接続しても同等の効果が得られる。もちろん設定器に代表的なガス器具に関する情報を予め保持しておいてもよい)との器具情報の通信を行い器具情報から漏れ範囲信号O(例えば、ガス器具固有の許容されているガス漏れ量や経年変化に伴うガス漏れ量の許容量に関する情報)を出力する。
【0052】
許容判定部16は外部通信部15の漏れ範囲信号Oを受信すると流量保持部6の保持流量値信号Gを取得し保持流量値信号Gが漏れ範囲信号O内に入らない場合に閉栓指示信号Mと警報報知信号Jを出力するところである。
【0053】
以上の様に構成されたガス遮断装置について、以下にその動作、作用について説明する。図8において上記実施例のプログラムフローを処理S1から処理S26に示す。今、処理開始から処理終了までのフローはそれぞれインターバルカレンダ等により周期的に処理されるものとする。なお実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。ただし処理S15からS23は欠番とする。なお処理S10は処理終了後に処理S24へ移行するものとする。
【0054】
外部通信部15において処理S24は外部(例えば検査中のガス器具に関する情報を設定器401を介してインターネット等の情報網で検索したり、公共の電話回線を使用して専用のガス器具に関する情報センタに接続しても同等の効果が得られる。もちろん設定器に代表的なガス器具に関する情報を予め保持しておいてもよい)との器具情報の通信を行い処理S25へ移行する。処理S25は器具情報から漏れ範囲信号(例えば、ガス器具固有の許容されているガス漏れ量や経年変化に伴うガス漏れ量の許容量に関する情報)を抽出して処理S26へ移行する。
【0055】
許容差判定部16において処理S26は保持流量値が許容された漏れ範囲内に入れば処理S11へ移行し、漏れ範囲内に入らなければ処理S14へ移行する。
【0056】
以上の様に、本実施例においてはガス器具固有のガス漏れ許容範囲等に関してインターネット等を活用して正確に取得してくることにより、実際にガス漏れを検出したときの対処を作業者の経験則だけではなく一律の判断基準で行えるようになることで、ガス業界統一の規格や対処方法により一層合わせ易くなり利便性を向上させることができる。
【0057】
また器具の経年変化等の情報収集を集め易くなるばかりか、情報をフィードバックすることでガス器具の傷み具合をも判断でき、設置器に交換部品を発注する機能を加えればインターネット等によりガス器具メーカに対して直接発注できたり在庫情報を入手すればガスを使用しているユーザに正確な修理の日程を通達できる。
【0058】
(実施例5)
図9は本発明の実施例5のガス遮断装置の機能ブロック図である。また図10は実施例5のプログラムフロー図である。なお実施例1および実施例2と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0059】
実施例2と異なる点は、図9の機能ブロック図において、自動切換操作部11は実施例2では弁切換検知部12からの弁残信号Lを取得していたが、実施例5では弁切換通信部17から弁残信号Lを取得することである。
【0060】
弁切換通信部17は検査対象ガス器具の個数を外部に取り付けた無線機501を介して器具個別弁を内蔵した無線器具601〜603により検知し検査を必要とするガス器具があれば弁残信号Lを出力し自動切換操作部11の切換指示信号Bを受信すると器具個別弁を順番に開閉させる切換通信信号を出力するところである。
【0061】
以上の様に構成されたガス遮断装置について、以下にその動作、作用について説明する。図10において上記実施例のプログラムフローを処理S1から処理S27に示す。今、処理開始から処理終了までのフローはそれぞれインターバルカレンダ等により周期的に処理されるものとする。なお実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。ただし処理4および処理S18からS26は欠番とする。なお処理S3は処理終了後に処理S27へ移行するものとする。
【0062】
弁切換通信部17において処理S27は検査対象ガス器具の個数を外部に取り付けた無線機501を介して器具個別弁を内蔵した無線器具601〜603により検知し処理S5へ移行する。
【0063】
以上の様に、本実施例においてはガス器具の検査時に有線ではなく無線にすることにより検査のための不必要な工事をなくすことで検査に要する時間の短縮を図ったり操作性の向上を図ることができる。
【0064】
【発明の効果】
以上の説明から明らかのように本発明のガス遮断装置によれば次の効果が得られる。
【0065】
請求項1に係る発明によれば、器具個別弁を全てのガス器具のガス取り入れ口にセットし全ての器具個別弁を閉栓状態にすることで元コックから個別のガス器具間の配管漏れを確認することが可能になるために、従来の登録方式ではパイロットバーナーの流量として内包されていた配管漏れを排除することができるためガス漏れによるガス中毒等の可能性をさらに減らすことが可能となり安全性をより一層向上させる事ができる。また、全てのガス器具のパイロットバーナーの流量を登録した後は、ガス器具毎のパイロットバーナーの流量は器具個別弁の有無に左右されないため、ガス器具に取りつけられている器具個別弁を取り外しガス器具と元コック間を単純に直結することができる。この事により必要なときにのみ器具個別弁を取り付ければ良く、常時取り付けておく必要がないために器具個別弁を別のガス遮断装置で使いまわしすることが可能となったり、器具個別弁の誤閉栓によるガス器具の失火がなくすことができる。
【0066】
また、請求項2に係る本発明によれば、一度検査を開始すれば自動的に検査をする必要のあるものを抽出し、自動的に切り換わることで作業の効率化が向上したり、検査漏れを防止することができる。
【0067】
また、請求項3に係る本発明によれば検査を開始しているにも係わらず流量値が所定の範囲外であった場合は、ガス器具内にパイロットバーナーで消費される以外のガス漏れ(パイロットバーナーが点火されていないのに流量が検出された場合にはガス器具内に漏れがあったこととなり、パイロットバーナーが点火されているときに所定の範囲外となればパイロットバーナーとガス漏れが合算されたこととなる)があったと判定することができる。また流量値が所定の範囲内であっても検査員がガス漏れ等を発見した場合に手動で器具の閉栓固定を指示することができ利便性と安全性の両立を図ることができる。さらに漏れが検出されたガス器具に取りつけられている器具個別弁のみを閉栓状態で検査後も取り付けておけば、新しいガス器具に交換するまでの間、誤ってガス漏れのある器具を使用することを防止することで安全性の向上を図るができるという有利な効果を有する。
【0068】
また、請求項4に係る本発明によれば、ガス器具固有のガス漏れ許容範囲等に関してインターネット等を活用して正確に取得してくることにより、実際にガス漏れを検出したときの対処を作業者の経験則だけではなく一律の判断基準で行えるようになることで、ガス業界統一の規格や対処方法により一層合わせ易くなり利便性を向上させることができる。
【0069】
また器具の経年変化等の情報収集を集め易くなるばかりか、情報をフィードバックすることでガス器具の傷み具合をも判断でき、設置器に交換部品を発注する機能を加えればインターネット等によりガス器具メーカに対して直接発注できたり在庫情報を入手すればガスを使用しているユーザに正確な修理の日程を通達できるという有利な効果を有する。
【0070】
さらに、請求項5に係る本発明によれば無線にすることにより検査のための不必要な工事をなくすことで検査に要する時間の短縮を図ったり操作性の向上を図ることができる。
【0071】
そして従来の課題であった元コック以降のガス漏れを検知することが可能となり、ガス漏れに伴うガス中毒等をより一層防止することができるばかりか、経年変化等の情報を収集分析することで保存流量値を経年変化を考慮して毎年変化させることでさらに一層パイロットバーナーのガス使用量(許容ガス漏れ量を考慮したりパイロットバーナーのノズルの劣化等)とガス漏れとの区別ができるようになるという新たな技術を獲得することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のガス遮断装置の機能ブロック図
【図2】同装置のプログラムフローチャート
【図3】本発明の実施例2のガス遮断装置の機能ブロック図
【図4】同装置のプログラムフローチャート
【図5】本発明の実施例3のガス遮断装置の機能ブロック図
【図6】同装置のプログラムフローチャート
【図7】本発明の実施例4のガス遮断装置の機能ブロック図
【図8】同装置のプログラムフローチャート
【図9】本発明の実施例5のガス遮断装置の機能ブロック図
【図10】同装置のプログラムフローチャート
【図11】従来のガス遮断装置の機能ブロック図
【符号の説明】
1 検査開始入力部
2 切換操作部
3 弁切換部
4 流量入力部
5 流量算出部
6 流量保持部
7 流量判定部
8 弁駆動部
9 弁
10 警報報知部
11 自動切換操作部
12 弁切換検知部
13 漏れ有入力部
14 漏れ流量判定部
15 外部通信部
16 許容差判定部
17 弁切換通信部

Claims (5)

  1. ガス器具の流量登録を開始する起動タイミングを検知すると検査開始信号を出力する検査開始入力部と、前記検査開始入力部の検査開始信号を受信すると登録中の信号の有無を確認し、登録中でなければ器具個別弁を制御する切換指示信号と流量の登録を許可する登録許可信号とを出力する切換操作部と、前記切換操作部の切換指示信号を受信すると前記器具個別弁を順番に開閉させる切換信号を出力する弁切換部と、ガス通路内を通過するガス流量に対応して流量信号を出力する流量入力部と、前記流量入力部の流量信号を受信すると流量値を算出し流量値信号を出力する流量算出部と、前記切換操作部の前記登録許可信号を受信すると登録中信号を出力し、前記流量算出部の流量値信号を受信し、流量値が所定の範囲内に入る場合には登録中信号の出力を停止して流量値を保持流量値信号として複数保持する流量保持部と、前記流量算出部の流量値信号と前記流量保持部の保持流量値信号とを比較し、所定の範囲外であれば弁駆動許可信号と警報報知信号を出力する流量判定部と、前記流量判定部の弁駆動許可信号を受信すると弁駆動信号を出力する弁駆動部と、前記弁駆動部の弁駆動信号を受信するとガス通路を閉栓する弁と、前記流量判定部の警報報知信号を受信すると警報報知する警報報知部とを備えたガス遮断装置。
  2. ガス器具の流量登録を開始する起動タイミングを検知すると検査開始信号を出力する検査開始入力部と、前記検査開始入力部の検査開始信号を受信すると弁残信号の有無を確認し、未検査のガス器具が残っていれば登録中の信号の有無を確認し、登録中でなければ器具個別弁を制御する切換指示信号と流量の登録を許可する登録許可信号とを出力する自動切換操作部と、検査対象ガス器具の個数を器具個別弁により検知し、検査を必要とするガス器具があれば前記弁残信号を出力し、前記自動切換操作部の切換指示信号を受信すると前記器具個別弁を順番に開閉させる切換信号を出力する弁切換検知部と、ガス通路内を通過するガス流量に対応して流量信号を出力する流量入力部と、前記流量入力部の流量信号を受信すると流量値を算出し流量値信号を出力する流量算出部と、前記自動切換操作部の登録許可信号を受信すると登録中信号を出力し前記流量算出部の流量値信号を受信し、流量値が所定の範囲内に入る場合には登録中信号の出力を停止して流量値を保持流量値信号として複数保持する流量保持部と、前記流量算出部の流量値信号と前記流量保持部の保持流量値信号を比較し所定の範囲外であれば弁駆動許可信号と警報報知信号を出力する流量判定部と、前記流量判定部の弁駆動許可信号を受信すると弁駆動信号を出力する弁駆動部と、前記弁駆動部の弁駆動信号を受信するとガス通路を閉栓する弁と、前記流量判定部の前記警報報知信号を受信すると警報報知する警報報知部とを備えたガス遮断装置。
  3. ガス器具の流量登録を開始する起動タイミングを検知すると検査開始信号を出力する検査開始入力部と、前記検査開始入力部の検査開始信号を受信すると登録中信号の有無を確認し、登録中でなければ漏れ有入力部の閉栓指示信号の有無を確認し、閉栓が指示されている器具個別弁を閉栓固定として器具個別弁を制御する切換指示信号と流量の登録を許可する登録許可信号とを出力する切換操作部と、前記切換操作部の切換指示信号を受信すると前記器具個別弁を順番に開閉させる切換信号を出力する弁切換部と、ガス通路内を通過するガス流量に対応して流量信号を出力する流量入力部と、前記流量入力部の流量信号を受信すると流量値を算出し流量値信号を出力する流量算出部と、前記切換操作部の登録許可信号を受信すると登録中の信号を出力し前記流量算出部の流量値信号を受信し、流量値が所定の範囲内に入る場合には前記登録中信号の出力を停止して前記流量値を保持流量値信号として複数保持する流量保持部と、前記流量保持部の登録中信号の有無を判定し、登録中の信号があれば前記流量算出部の流量値信号と前記流量保持部の保持流量値信号を比較し、所定の範囲外であれば警報報知信号を出力し前記漏れ有入力部の前記閉栓指示信号の有無を判定し、閉栓指示信号があれば警報報知信号の出力を停止し登録中の信号がなければ前記流量算出部の流量値信号と前記流量保持部の保持流量値信号とを比較し、所定の範囲外であれば弁駆動許可信号と警報報知信号を出力する漏れ流量判定部と、前記漏れ流量判定部の弁駆動許可信号を受信すると弁駆動信号を出力する弁駆動部と、前記弁駆動部の弁駆動信号を受信するとガス通路を閉栓する弁と、前記流量判定部の警報報知信号を受信すると警報報知する警報報知部と、漏れを確認したとき閉栓指示信号を出力する前記漏れ有入力部とを備えたガス遮断装置。
  4. ガス器具の流量登録を開始する起動タイミングを検知すると検査開始信号を出力する検査開始入力部と、前記検査開始入力部の検査開始信号を受信すると登録中の信号の有無を確認し、登録中でなければ許容差判定部の閉栓指示信号の有無を確認し、閉栓が指示されている器具個別弁を閉栓固定として器具個別弁を制御する切換指示信号と流量の登録を許可する登録許可信号とを出力する切換操作部と、前記切換操作部の切換指示信号を受信すると前記器具個別弁を順番に開閉させる切換信号を出力する弁切換部と、ガス通路内を通過するガス流量に対応して流量信号を出力する流量入力部と、前記流量入力部の前記流量信号を受信すると流量値を算出し流量値信号を出力する流量算出部と、前記切換操作部の登録許可信号を受信すると登録中の信号を出力し流量算出部の前記流量値信号を受信し、流量値が所定の範囲内に入る場合には登録中の信号の出力を停止して前記流量値を保持流量値信号として複数保持する流量保持部と、前記流量算出部の流量値信号と流量保持部の前記保持流量値信号とを比較し所定の範囲外であれば弁駆動許可信号と警報報知信号を出力する流量判定部と、前記流量判定部の弁駆動許可信号を受信すると弁駆動信号を出力する弁駆動部と、前記弁駆動部の前記弁駆動信号を受信するとガス通路を閉栓する弁と、前記流量判定部の警報報知信号受信すると警報報知する警報報知部と、前記流量保持部の保持流量値信号を受信すると外部との器具情報の通信を行い前記器具情報から漏れ範囲信号を出力する外部通信部と、前記外部通信部の漏れ範囲信号を受信すると前記流量保持部の保持流量値信号を取得し保持流量値信号が漏れ範囲信号内に入らない場合に閉栓指示信号と警報報知信号を出力する許容差判定部とを備えたガス遮断装置。
  5. ガス器具の流量登録を開始する起動タイミングを検知すると検査開始信号を出力する検査開始入力部と、前記検査開始入力部の検査開始信号を受信すると弁残信号の有無を確認し、未検査のガス器具が残っていれば登録中信号の有無を確認し登録中でなければ器具個別弁を制御する切換指示信号と流量の登録を許可する登録許可信号とを出力する自動切換操作部と、検査対象ガス器具の個数を、器具個別弁を内蔵した無線器具により検知し検査を必要とするガス器具があれば前記弁残信号を出力し、前記自動切換操作部の切換指示信号を受信すると前記器具個別弁を順番に開閉させる切換通信信号を出力する弁切換通信部と、ガス通路内を通過するガス流量に対応して流量信号を出力する流量入力部と、前記流量入力部の流量信号を受信すると流量値を算出し流量値信号を出力する流量算出部と、前記自動切換操作部の登録許可信号を受信すると登録中信号を出力し前記流量算出部の流量値信号を受信し、前記流量値が所定の範囲内に入る場合には登録中の信号の出力を停止して流量値を保持流量値信号として複数保持する流量保持部と、前記流量算出部の流量値信号と前記流量保持部の保持流量値信号とを比較し、所定の範囲外であれば弁駆動許可信号と警報報知信号を出力する流量判定部と、前記流量判定部の弁駆動許可信号を受信すると弁駆動信号を出力する弁駆動部と、前記弁駆動部の弁駆動信号を受信するとガス通路を閉栓する弁と、前記流量判定部の前記警報報知信号を受信すると警報報知する警報報知部とを備えたガス遮断装置。
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