JP4123263B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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本発明は、例えばフードエアバッグ装置等の車体外側で展開するエアバッグ袋体を備えるエアバッグ装置に関する。
エアバッグ袋体が車体外側で展開するエアバッグ装置としては、フードにエアバッグ袋体を内設し、その開口部に、変形可能な延長部(ヒンジ)を介して長方形のリッド(ドア)を固定したものが開示されている(特許文献1参照)。
特許第3245489号公報
しかしながら、上記した従来例では、エアバッグ袋体が展開してドアが開放されたときにおける該ドアの変形については何ら考慮されておらず、このため、例えばドアが湾曲していてヒンジの回転軸が一直線上に配置されていない場合に対応できるようにはなっていなかった。
本発明は、上記事実を考慮して、長手方向の中央部が幅方向の一方に凸の湾曲形状を有するドアであっても、エアバッグ袋体が展開した際に均等に開放されるようにすることを目的とする。
請求項1の発明は、車体外板の内側に配設され、所定の場合に供給されるガスのガス圧によって膨張して、前記車体外板の開口部を通じて車体外側で展開するエアバッグ袋体と、前記開口部を覆い、かつ前記エアバッグ袋体の膨張により押圧された場合に開放されるように前記車体外板に配設され、長手方向の中央部が幅方向の一方に凸の湾曲形状を有するドアと、該ドアの前記中央部及び該中央部の両側における非凸側辺に夫々設けられ、前記エアバッグ袋体の膨張時に前記ドアが所定方向に開放されるように、前記ドアを前記開口部内の所定位置に連結し、かつ前記ドアが開放される際に塑性変形し易いように該ドアよりも低剛性に構成された変形可能部を有するドア支持部と、を有し、前記ドアの開放時に前記中央部の前記ドア支持部の前記変形可能部が最も多く塑性変形するように、該中央部の前記ドア支持部の前記変形可能部は、該中央部の両側の前記ドア支持部の前記変形可能部よりも大きな変形代を有していることを特徴としている。
請求項1に記載のエアバッグ装置では、エアバッグ袋体の膨張時にドアが所定方向に開放されるように、該ドアが、該ドアの中央部及び該中央部の両側における非凸側辺に夫々設けられたドア支持部により、車体外板の開口部内の所定位置に連結され、かつドア支持部がドアよりも低剛性に構成され、ドアが開放される際に変形可能部が塑性変形し易くなっており、更に中央部のドア支持部の変形可能部が最も多く塑性変形するように、該中央部のドア支持部の変形可能部は、該中央部の両側のドア支持部の変形可能部よりも大きな変形代を有しているので、ドアが開放される際に、その中央部が車体外板の外側に向かって盛り上ってしまうことがなく、ドアは平坦な状態で均等に開放される。このため、長手方向の中央部が幅方向の一方に凸の湾曲形状を有するドアであっても、エアバッグ袋体が展開した際に均等に開放されるようにすることができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のエアバッグ装置において、前記ドアが開放されて行く際の各々の前記ドア支持部の回転軸がその軸直角方向で異なり、各々の該ドア支持部の前記変形可能部は、前記ドアの開放の進行に従って、前記回転軸が互いに接近するように夫々塑性変形可能に構成されていることを特徴としている。
請求項2に記載のエアバッグ装置では、ドアの開放の進行に従ってドア支持部の回転軸が互いに接近するように夫々塑性変形可能であるため、回転軸の位置がドア支持部により異なる場合でも、該ドア支持部の変形可能部が塑性変形することでドアが均等に開放されるようにすることができる。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のエアバッグ装置において、各々の前ドア支持部の前記変形可能部は、前記ドアが閉止状態から開放されるまでにおける、各々の前記ドア支持部の回転軸から該ドア支持部と前記ドアとの連結部までの離間距離の変化量に追従するように、夫々塑性変形可能に構成されていることを特徴としている。
請求項3に記載のエアバッグ装置では、ドアが閉止状態から開放されるまでにおける、各々のドア支持部の回転軸から該ドア支持部と前記ドアとの連結部までの離間距離の変化量に追従するように、ドア支持部の変形可能部が夫々塑性変形可能に構成されているので、ドアが円滑に、かつ均等に開放されるようにすることができる。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3の何れか1項に記載のエアバッグ装置において、各々の前記ドア支持部の前記変形可能部は、前記ドアの開放時に夫々必要変形ストローク量が得られるように折り曲げ形成され、前記中央部の前記ドア支持部の前記変形可能部は、該中央部の両側の前記ドア支持部の前記変形可能部よりも長い部材を折り曲げて形成されていることを特徴としている。
請求項4に記載のエアバッグ装置では、各々のドア支持部の変形可能部を、ドアの開放時に夫々必要変形ストローク量が得られるように折り曲げ形成しており、中央部のドア支持部の変形可能部が、該中央部の両側のドア支持部の変形可能部よりも長い部材を折り曲げて形成されているので、ドアの開放が進行するに従って、折り曲げられていた各々のドア支持部が次第に伸びて行くようにでき、これによって、ドアが均等に開放されるようにすることができる。また、このような構成のため、ドア支持部の製造が容易である。
請求項5の発明は、請求項4に記載のエアバッグ装置において、前記中央部の前記ドア支持部の前記変形可能部は、前記ドアとの連結部から下方に長く延びた垂下部と、そこから後方かつ斜め上方に向かって折り曲げられた中間部とを有し、前記中央部の両側の前記ドア支持部の前記変形可能部は、前記ドアとの連結部から下方に短く延びた垂下部と、そこから後方に向かって水平に折り曲げられた中間部とを有していることを特徴としている。
請求項5に記載のエアバッグ装置では、中央部のドア支持部の変形可能部が、ドアとの連結部から下方に長く延びた垂下部と、そこから後方かつ斜め上方に向かって折り曲げられた中間部とを有しているので、該中央部のドア支持部の変形可能部の変形ストロークをより多く確保することができる。また中央部の両側のドア支持部の変形可能部が、ドアとの連結部から下方に短く延びた垂下部と、そこから後方に向かって水平に折り曲げられた中間部とを有しているので、該中央部の両側のドア支持部の変形可能部の変形ストロークを比較的少なくすることができる。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載のエアバッグ装置によれば、長手方向の中央部が幅方向の一方に凸の湾曲形状を有するドアであっても、エアバッグ袋体が展開した際に均等に開放されるようにすることができる、という優れた効果が得られる。
請求項2に記載のエアバッグ装置によれば、ドアの開放の進行に従ってドア支持部の回転軸が互いに接近するように夫々塑性変形可能であるため、回転軸の位置がドア支持部により異なる場合でも、該ドア支持部の変形可能部が塑性変形し、ドアが均等に開放されるようにすることができる、という優れた効果が得られる。
請求項3に記載のエアバッグ装置によれば、各々のドア支持部の回転軸から該ドア支持部とドアとの連結部までの離間距離の変化量に追従するように、ドア支持部の変形可能部が夫々塑性変形可能に構成されているので、ドアが円滑に、かつ均等に開放されるようにすることができる、という優れた効果が得られる。
請求項4に記載のエアバッグ装置によれば、ドアの開放が進行するに従って各々のドア支持部が次第に伸びて行くようにでき、これによって、ドアが均等に開放されるようにすることができる、という優れた効果が得られる。
請求項5に記載のエアバッグ装置によれば、中央部のドア支持部の変形可能部の変形ストロークをより多く確保することができ、中央部の両側のドア支持部の変形可能部の変形ストロークを比較的少なくすることができる、という優れた効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1から図3において、本実施の形態に係るエアバッグ装置10は、例えば車体外板の一例たるフードアウタパネル12の内側、即ちフード14内に設けられるフードエアバッグ装置であり、エアバッグ袋体16と、ドア18と、ドア支持部20,40とを有している。
エアバッグ袋体16は、図2,図3に示されるように、フードアウタパネル12の内側に配設され、所定の場合にインフレータ38(図3)から供給されるガスのガス圧によって膨張して、フードアウタパネル12の開口部12Aを通じて車体外側で展開するものであって、例えばインフレータ38を含んだ状態で適宜折り畳まれて、開口部12A側が開口したケース22内に収納され、インフレータ38と共に該ケース22に固定されている。
ケース22は、例えばフードインナパネル24の下面にボルト26及びナット28を用いて取り付けられる取付け部材30上に固着されており、フードインナパネル24の下面に設けられた差込孔24Aを通じてフード14内に配置されている。
ドア18は、エアバッグ袋体16の膨張により押圧された場合に開放されるようにフードアウタパネル12の開口部12Aに配設された蓋体であって、フードアウタパネル12側に凹設された枠状部12Bの内側部分として、該フードアウタパネル12に取り付けられている。また、図1に示されるように、ドア18は、平面視において、長手方向(例えば車幅方向)の全長に渡って略等幅に形成されると共に、長手方向の中央部18Aが幅方向の一方(本実施形態では車体前方)に凸の湾曲形状を有している。なお、ドア18は、フードアウタパネル12と別体のものに限られず、ドア18をフードアウタパネル12に一体的に設けておき、エアバッグ袋体16の膨張時に枠状部12Bに相当する位置において破断して開くようにしてもよい。
図1から図3において、ドア支持部20,40は、エアバッグ袋体16の膨張時にドア18が所定方向、例えば車体後方に開放されるように、該ドア18を開口部12A内の所定位置に連結するヒンジ状部材であり、ドア支持部20は、例えばドア18の中央部18Aにおける非凸側辺18Bに1箇所配置され、ドア支持部40は、例えば該中央部18Aの両側における非凸側辺18Bに1箇所ずつ配置されている。
図2,図3に示されるように、ドア支持部20,40の一端20A,40Aは、フードインナパネル24の後部の縦壁部24Bに固着された取付けブラケット36,42に、ボルト44及びナット46を用いて夫々固定され、他端は、連結部20C,40Cにおいてドア18に連結されている。上記したように、ドア18は平面視において車幅方向の全長に渡って略等幅に形成されると共に、車体前方に凸の湾曲形状に形成されているので、図1に示されるように、各ドア支持部20,40の取付け状態によっては、エアバッグ袋体16が膨張してドア18が開放されて行く際の各ドア支持部20,40の回転軸32,34、即ち瞬間中心がその軸直角方向で異なる場合がある。
ここで、回転軸32,34が軸直角方向に異なるとは、該回転軸32,34が互いに平行な状態で軸直角方向に位置ずれした状態の他、回転軸32,34の方向が夫々異なり、互いに角度をもって交差する場合も含まれる。図1に示す例では、まず回転軸32,34が互いに角度をもって交差している。具体的には、ドア支持部20の回転軸32が車幅方向を向き、ドア支持部40の回転軸34が該回転軸32に対し交差する方向を向いている。また、ドア支持部20の連結部20Cの位置は、ドア支持部40の連結部40Cの位置よりも車体前方に位置ずれしている。
このように、各ドア支持部20,40における回転軸の位置や方向が異なっている場合、ドア18が閉止状態から開放されるまでにおける、各々のドア支持部20,40の回転軸から該ドア支持部20,40とドア18との連結部20C,40Cまでの離間距離の変化量が夫々異なることが想定される。しかしながら、本実施形態に係るドア支持部20,40の変形可能部20B,40Bは、離間距離の変化量に追従して塑性変形可能に構成されている。
具体的には、図2,図3に示されるように、各々のドア支持部20,40の変形可能部20B,40Bは、ドア18の開放時に夫々必要変形ストローク量が得られるように折り曲げ形成されており、ドア18が湾曲しているために最も多くの変形ストロークが必要となる中央部18Aのドア支持部20の変形代が、他のドア支持部40よりも大きく設定されている。即ち、ドア支持部20の変形可能部20Bは、ドア支持部40の変形可能部40Bよりも長い部材を折り曲げて形成されており、変形可能部20Bは、例えばドア18との連結部20Cから下方に長く延びた垂下部20Eと、そこから後方かつ斜め上方に向かって折り曲げられた中間部20Dとを有している。
このような構成から、ドア支持部20としてドア支持部40よりも長い部材を用い、該部材を折り曲げて垂下部20E及び中間部20Dを夫々長く設定しておくことにより、変形可能部20Bの変形ストロークをより多く確保することができる。なお、ドア支持部20の一端20Aは、変形可能部20Bの中間部20Dが取付けブラケット36に至る位置から該取付けブラケット36の取付け面に沿って折り曲げられた部分である。
また、ドア支持部40の変形可能部40Bは、例えば、ドア18との連結部40Cから下方に短く延びた垂下部40Eと、そこから後方に向かって水平に折り曲げられた中間部40Dとを有している。ドア支持部40は、ドア支持部20よりも短い部材を折り曲げて形成されているため、垂下部40Eと中間部40Dがドア支持部20よりも夫々短く設定され、変形ストロークも比較的少なくなっている。なお、ドア支持部40の一端40Aは、変形可能部40Bの中間部40Dが取付けブラケット42に至る位置から該取付けブラケット42の取付け面に沿って折り曲げられた部分である。該一端40Aがボルト44及びナット46により取付けブラケット42に固定されている。
その上に、ドア支持部20,40の変形可能部20B,40Bは、ドア18よりも低剛性、即ち折曲げ状態から伸長する方向に曲げ変形し易く構成されており、ドア18が開放される際に、ドア18よりも先にドア支持部20,40が変形することでドア18が均等に開放されるようになっている。変形可能部20B,40Bをドア18よりも低剛性にするためには、変形可能部20B,40Bに曲げ剛性の低い材料を用いたり、変形可能部20B,40Bを薄肉化したり、又はエアバッグ装置10の作動時に破断しない程度に脆弱に構成する等の手段が用いられる。なお、ドア支持部20,40の数や位置は、図示のものに限られない。
(作用)
本実施形態に係るエアバッグ装置10が適用された車両のフロントバンパに衝突体が衝突すると、前突センサからの信号によってエアバッグECUがインフレータ38を作動させて、該インフレータ38からエアバッグ袋体16内に多量のガスが供給される。このガスのガス圧によってエアバッグ袋体16が膨張を開始すると、フードアウタパネル12に設けられたドア18がエアバッグ袋体16によって下側から押圧され、ドア支持部20,40を支点として矢印A方向に回動し、開放位置に至る。ドア18が開放されると、フードアウタパネル12の開口部12Aからエアバッグ袋体16がフード14の外部に展開する。
このとき、図5に示されるように、ドア18の中央部18Aでは、膨張して行くエアバッグ袋体16によりドア18が押し上げられるのに伴って、折り曲げられていた変形可能部20Bが次第に伸長して行く。次に、図6に示されるように、エアバッグ袋体16が更に膨張してフード14の外部における主として車体後方に展開すると、ドア18は、該エアバッグ袋体16に押され、例えばドア支持部20と枠状部12Bとの当接点48を支点として開口部12Aの後方に略反転する。
また、図7に示されるように、ドア支持部40の位置でも同様に、膨張して行くエアバッグ袋体16によりドア18が押し上げられるのに伴って、折り曲げられていた変形可能部40Bが次第に伸長して行く。次に、図8に示されるように、エアバッグ袋体16が更に膨張してフード14の外部における主として車体後方に展開すると、ドア18は、該エアバッグ袋体16に押され、例えばドア支持部40と枠状部12Bとの当接点50を支点として開口部12Aの後方に略反転する。
中央部18Aのドア支持部20は、その両側のドア支持部40よりも大きな変形代を有しており、かつドア支持部20,40の変形可能部20B,40Bは、ドア18よりも低剛性に構成されているので、ドア18の開放に伴い、折り曲げられていた変形可能部20B,40Bが夫々円滑に展開伸長して行き、ドア18との連結部20C,40Cの位置変化に十分に追従することができる。各々のドア支持部20,40が必要なだけ塑性変形することで、該ドア支持部の回転軸32,34(図1)の位置ずれや方向の違いがあっても、該回転軸32,34が互いに接近し、例えば該回転軸が一致した状態でドア18が開いて行くようにすることができる。
このようにしてフードアウタパネル12の開口部12Aが開口すると、エアバッグ袋体16は、該開口部12Aを経由してフードアウタパネル12の外側に膨出及び展開する。該エアバッグ袋体16は、図4に示されるように、例えばフード14の後部、フロントウインドシールドガラスの下部、左右のフロントピラー(何れも図示せず)を前側から覆う。
以上により、フロントバンパに衝突した衝突体は、フード14の後部、フロントウインドシールドガラスの下部、左右のフロントピラーを覆う展開状態のエアバッグ袋体16へ当たり、その衝撃が吸収される。
なお、上記実施形態では、車体外板をフードアウタパネル12として説明したが、これに限られるものではなく、例えばカウルやルーフであってもよい。
フードを斜め後方から見た斜視図である。 エアバッグ装置を備えたフードを示す、図1における2−2矢視断面図である。 エアバッグ装置を備えたフードを示す、図1における3−3矢視断面図である。 ドアが平坦な状態のまま開き、その開口部からフードの外側後方にエアバッグ袋体が展開した状態を示す斜視図である。 図1における2−2矢視断面位置において、エアバッグ袋体の膨張によりドアが開き始めた状態を示す断面図である。 図5の状態に続いて、ドア支持部の変形可能部が大きく伸長し、エアバッグ袋体の膨張展開によりドアが略反転状態で開放された状態を示す断面図である。 図1における3−3矢視断面位置において、エアバッグ袋体の膨張によりドアが開き始めた状態を示す断面図である。 図7の状態に続いて、ドア支持部の変形可能部が伸長し、エアバッグ袋体の膨張展開によりドアが略反転状態で開放された状態を示す断面図である。
符号の説明
10 エアバッグ装置
12 フードアウタパネル(車体外板)
16 エアバッグ袋体
18 ドア
20 ドア支持部
20B 変形可能部
20C 連結部
20D 中間部
20E 垂下部
40 ドア支持部
40B 変形可能部
40C 連結部
40D 中間部
40E 垂下部

Claims (5)

  1. 車体外板の内側に配設され、所定の場合に供給されるガスのガス圧によって膨張して、前記車体外板の開口部を通じて車体外側で展開するエアバッグ袋体と、
    前記開口部を覆い、かつ前記エアバッグ袋体の膨張により押圧された場合に開放されるように前記車体外板に配設され、長手方向の中央部が幅方向の一方に凸の湾曲形状を有するドアと、
    該ドアの前記中央部及び該中央部の両側における非凸側辺に夫々設けられ、前記エアバッグ袋体の膨張時に前記ドアが所定方向に開放されるように、前記ドアを前記開口部内の所定位置に連結し、かつ前記ドアが開放される際に塑性変形し易いように該ドアよりも低剛性に構成された変形可能部を有するドア支持部と、を有し、
    前記ドアの開放時に前記中央部の前記ドア支持部の前記変形可能部が最も多く塑性変形するように、該中央部の前記ドア支持部の前記変形可能部は、該中央部の両側の前記ドア支持部の前記変形可能部よりも大きな変形代を有していることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記ドアが開放されて行く際の各々の前記ドア支持部の回転軸がその軸直角方向で異なり、
    各々の該ドア支持部の前記変形可能部は、前記ドアの開放の進行に従って、前記回転軸が互いに接近するように夫々塑性変形可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 各々の前記ドア支持部の前記変形可能部は、前記ドアが閉止状態から開放されるまでにおける、各々の前記ドア支持部の回転軸から該ドア支持部と前記ドアとの連結部までの離間距離の変化量に追従するように、夫々塑性変形可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエアバッグ装置。
  4. 各々の前記ドア支持部の前記変形可能部は、前記ドアの開放時に夫々必要変形ストローク量が得られるように折り曲げ形成され、前記中央部の前記ドア支持部の前記変形可能部は、該中央部の両側の前記ドア支持部の前記変形可能部よりも長い部材を折り曲げて形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のエアバッグ装置。
  5. 前記中央部の前記ドア支持部の前記変形可能部は、前記ドアとの連結部から下方に長く延びた垂下部と、そこから後方かつ斜め上方に向かって折り曲げられた中間部とを有し、
    前記中央部の両側の前記ドア支持部の前記変形可能部は、前記ドアとの連結部から下方に短く延びた垂下部と、そこから後方に向かって水平に折り曲げられた中間部とを有していることを特徴とする請求項4に記載のエアバッグ装置。
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