JP4122771B2 - ヘッドランプ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ヘッドランプ機能の他に他のランプ機能、たとえば、クリアランスランプ機能などが併設されているヘッドランプにかかるものである。特に、この発明は、クリアランスランプの目的とする配光パターンが確実に得られるヘッドランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近のヘッドランプは、ヘッドランプ機能の他に他のランプ機能、たとえば、クリアランスランプ機能などが併設されているものが多い。この種のヘッドランプとしては、たとえば、特開2001−210110号公報に記載のものがある。
【0003】
このヘッドランプは、ヘッドランプの光源バルブと、前記光源バルブからの光を反射させるリフレクタと、前記光源バルブを覆って前記光源バルブからの直射光をカットするシェードと、前記リフレクタ(インナーパネルもしくはインナーハウジング、エクステンション)に配置された他のランプ、たとえば、クリアランスランプ(以下、単にクリアランスランプと称する)などの光源バルブと、を備えるものである。
【0004】
このヘッドランプにおいては、ヘッドランプの目的とする配光パターンが得られると共に、クリアランスランプの目的とする配光パターンが得られることが重要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のヘッドランプにおいては、クリアランスランプの目的とする配光パターンが得られない場合がある。たとえば、車体デザイン上ヘッドランプの奥行き寸法が長い場合などにおいては、リフレクタの奥行き寸法も長くなる。このために、クリアランスランプの光源バルブからの光がリフレクタの縁(たとえば、リフレクタの立壁、インナーパネルもしくはインナーハウジングの立壁など)によりカットされ、クリアランスランプの目的とする配光パターンが得られない場合がある。
【0006】
この発明は、クリアランスランプの目的とする配光パターンがリフレクタにより得られないヘッドランプの場合であっても、クリアランスランプの目的とする配光パターンが確実に得られるヘッドランプを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、クリアランスランプの光源バルブがヘッドランプの光源バルブのセンタより車両中央側にかつ上方に位置し、シェードの覆い部の折り曲げ部のうちの車両中央側の一部を、クリアランスランプの光源バルブからの光の一部を反射させて、クリアランスランプの光源バルブからの光のうち、リフレクタの立壁やインナーパネルもしくはインナーハウジングの立壁などによりカットされる部分を補う配光パターンが得られる反射面とする、ことを特徴とする。
【0008】
この結果、請求項1にかかる発明は、クリアランスランプの光源バルブを点灯すると、そのクリアランスランプの光源バルブからの光の一部がシェードの覆い部の折り曲げ部のうちの車両中央側の一部の反射面で反射される。この反射光が、クリアランスランプの光源バルブからの光のうち、リフレクタの縁(リフレクタの立壁やインナーパネルもしくはインナーハウジングの立壁など)によりカットされる部分を補う。このために、請求項1にかかる発明は、クリアランスランプの目的とする配光パターンがリフレクタの縁により得られないヘッドランプの場合であっても、クリアランスランプの目的とする配光パターンが確実に得られることとなる。
【0009】
特に、請求項1にかかる発明は、クリアランスランプの光源バルブがヘッドランプの光源バルブのセンタより車両中央側に位置するので、比較的制御し易い車両外側の配光パターンには影響がほとんどないので、光を外側に向けたいクリアランスランプには最適である。また、請求項1にかかる発明は、比較的制御し難い車両中央側にはシェードの覆い部の折り曲げ部のうちの車両中央側の一部の反射面からの反射光を照射することができる。しかも、車両中央側においては車両の左右両側から反射光が照射されて重なり合う。このために、請求項1にかかる発明は、効率良くクリアランスランプの目的とする配光パターンが得られる。
【0010】
また、請求項1にかかる発明は、シェードの覆い部の折り曲げ部の反射面により、クリアランスランプの光源バルブからの光の一部を反射させて、クリアランスランプの光源バルブからの光のうち、リフレクタの立壁やインナーパネルもしくはインナーハウジングの立壁などによりカットされる部分を補う配光パターンが得られる。しかも、請求項1にかかる発明は、シェードの覆い部の折り曲げ部により、シェードの強度がアップし、かつ、ヘッドランプの光源が見え難くなる。
【0011】
また、請求項2にかかる発明は、リフレクタが、すれ違い用の配光パターンが得られる反射面と走行用の配光パターンやフォグランプ用の配光パターンのうち少なくともいずれか一方の配光パターンが得られる反射面とを備え、クリアランスランプの光源バルブが、
走行用ビームが得られる反射面およびまたはフォグランプ用ビームが得られる反射面を有するリフレクタに配置されている、ことを特徴とする。
【0012】
この結果、請求項2にかかる発明は、すれ違い用の配光パターンには影響がない。すなわち、すれ違い用ビームが得られる反射面にはクリアランスランプの光源バルブが配置されていないので、すれ違い用の配光パターンの光量を減らすことがない。しかも、クリアランスランプの目的とする配光パターンは得られる。このように、請求項2にかかる発明は、すれ違い用の配光パターンの使用頻度が多い日本国内においては最適である。その上、請求項2にかかる発明は、すれ違い用の配光パターンが得られる反射面と走行用の配光パターンやフォグランプ用の配光パターンのうち少なくともいずれか一方の配光パターンが得られる反射面とを備えたリフレクタであって、奥行き寸法が長いリフレクタを使用しても、クリアランスランプの目的とする配光パターンが確実に得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明にかかるヘッドランプの実施の形態の1例を添付図面を参照して説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0014】
図において、符号「F」は、自動車Cの進行方向であって、ドライバー側から見た前方を示す。符号「U」は、ドライバー側から見た上側を示す。符号「D」は、ドライバー側から見た下側を示す。符号「L」は、ドライバー側から前方を見た場合の左側を示す。符号「R」は、ドライバー側から前方を見た場合の右側を示す。符号「H−H」は、水平線(水平軸)のことを示す。符号「V−V」は、垂直線(垂直軸)のことを示す。したがって、符号「HL−HR」は、左右水平線のことを示す。符号「VU−VD」は、上下垂直線のことを示す。
【0015】
この明細書において、目的とする配光パターンとは、欧州配光規格ECEReg.、あるいはそれに準じたもの(例えば、日本国内型式認定基準)、北米配光規格、FMVSSなどの配光規格に適合する配光パターンをいう。ここで、クリアランスランプの目的とする配光パターンとは、所定のポイントに所定の明るさがある配光パターンをいう。
【0016】
(実施の形態の構成の説明)
図1において、1L、1Rはこの実施の形態にかかるヘッドランプである。このヘッドランプ1L、1Rは、自動車Cの前部の左右両側に装備されている。以下、左側のヘッドランプ1Lについて詳細に説明する。なお、右側のヘッドランプ1Rは、左側のヘッドランプ1Lの左右対称となる。
【0017】
前記ヘッドランプ1Lは、図2および図3に示すように、ランプハウジング2とランプレンズ3とにより、灯室4が区画されている。
【0018】
このヘッドランプ1Lの灯室4内の上側には、ヘッドランプの光源バルブとして、放電灯(メタルハライドランプなどの高圧金属蒸気放電灯、高輝度放電灯(HID)など)5が配置されている。また、ヘッドランプ1の灯室4内の下側には、ヘッドランプの光源バルブとして、ハロゲンバルブ(H4バルブ)6が配置されている。
【0019】
このヘッドランプ1の灯室4内には、一体構造のリフレクタ7が配置されている。このリフレクタ7は、ランプハウジング2と別個のものである。このリフレクタ7は、放電灯5からの光を所定の方向に反射させる上側反射面8と、ハロゲンバルブ6からの光を所定の方向に反射させる下側反射面9とを備える。このリフレクタ7に、放電灯5とハロゲンバルブ6とがそれぞれ着脱可能に取り付けられている。
【0020】
放電灯5と上側反射面8とは、すれ違い用の配光パターンが得られる機能を有する。また、光軸Z1−Z1を有する。上側反射面8は、すれ違い用ビームが得られる反射面である。
【0021】
ハロゲンバルブ6と下側反射面9とは、走行用の配光パターンまたはおよびフォグランプ用の配光パターンとが得られる機能を有する。すなわち、ハロゲンバルブ6として、ダブルフィラメントのランプを使用してダブルフィラメントの切り替えを行えば、走行用の配光パターンとフォグランプ用の配光パターンとの2つの機能が得られる。一方、ハロゲンバルブ6として、シングルフィラメントのランプを使用すれば、走行用の配光パターンまたはフォグランプ用の配光パターンとのいずれか1つの機能が得られる。また、光軸Z2−Z2を有する。下側反射面9は、走行用ビームとフォグランプ用ビームとがそれぞれ得られる反射面である。
【0022】
このヘッドランプ1は、デザイン上、縦長である。このために、上記の構成から、リフレクタ7の前後方向(光軸Z1−Z1、Z2−Z2方向)の奥行き寸法が長く、また、リフレクタ7の上下方向の高さが高い。なお、このヘッドランプ1の灯室4内には、インナーパネルもしくはインナーハウジング17が配置されている。このインナーパネルもしくはインナーハウジング17は、ランプレンズ3から灯室4内の特にリフレクタ7の裏側を見えないように隠すものである。また、光が所定の方向以外に漏れるのを防止するものである。
【0023】
ハロゲンバルブ6には、シェード10が覆われている。このシェード10は、ハロゲンバルブ6を隠すと共に、ハロゲンバルブ6からの直射光をカットするものである。
【0024】
シェード10は、図5〜図7に示すように、正面から見て八角形のかさ形状の覆い部11と、固定脚部12とから構成されている。この固定脚部12は、リフレクタ7に設けられた透孔13を通して、リフレクタ7の裏側においてスクリュー14により固定されている。なお、透孔13は、ハロゲンバルブ6をリフレクタ7の裏側から下側反射面9に着脱可能に配置するためのものでもある。
【0025】
シェード10の覆い部11の上部には、その上端部がほぼ直角に折り曲げられた折り曲げ部15が形成されている。この折り曲げ部15の車両中央側の一部を、後記するクリアランスランプの光源バルブ18からの光を反射させてクリアランスランプの目的とする配光パターン(図10参照)が得られる反射面16とする。前記折り曲げ部15により、シェード10の強度がアップし、かつ、ハロゲンバルブ6や透孔13が見え難くなる。前記反射面16は、前記折り曲げ部15以外のところに設けても良い。
【0026】
リフレクタ7の下側反射面9には、他のランプ、この例では、クリアランスランプの光源バルブ18が配置されている。このクリアランスランプの光源バルブ18は、ハロゲンバルブ6のセンタ、すなわち、光軸Z2−Z2より車両中央側に、かつ、上方に位置する。このクリアランスランプの光源バルブ18は、ランプハウジング2に着脱可能に取り付けられており、かつ、リフレクタ7に設けられた透孔19を通して、リフレクタ7の裏側から下側反射面9側に配置されている。
【0027】
(実施の形態の作用効果の説明)
この実施の形態にかかるヘッドランプ1L、1Rは、以上のごとき構成からなり、以下、その作用効果について説明する。
【0028】
クリアランスランプの光源バルブ18を点灯する。すると、クリアランスランプの光源バルブ18からの光は、ランプレンズ3を透過して外部に照射される。このときの配光パターンLP1は、図8に示すように、ポイントP1(上に5°、左に20°)、ポイントP2(下に5°、左に20°)、ポイントP3(上に10°、左に5°)、ポイントP4(下に10°、左に5°)、ポイントP5(上に10°、右に5°)、ポイントP6(下に10°、右に5°)には所定の明るさがあるが、ポイントP7(上に5°、右に20°)、ポイントP8(下に5°、右に20°)には所定の明るさがない。
【0029】
すなわち、この配光パターンLP1は、リフレクタ7の縁(リフレクタ7の立壁やインナーパネルもしくはインナーハウジング17の立壁など)により、車両の外側の配光が満足するが、車両中央側の配光が満足しない。
【0030】
一方、クリアランスランプの光源バルブ18の光の一部は、シェード10の反射面16で反射され、ランプレンズ3を透過して外部に照射される。このときの配光パターンLP2は、図9に示すように、ポイントP1〜P6には所定の明るさがないが、ポイントP7、P8には所定の明るさがある。すなわち、この配光パターンLP2は、クリアランスランプの光源バルブ18からの光のうち、リフレクタ7の縁によりカットされる部分を補う。
【0031】
このために、この実施の形態にかかるヘッドランプ1L、1Rは、図8に示す配光パターンLP1と図9に示す配光パターンLP2とが合成された配光パターンLP3が得られる。この配光パターンLP3は、図10に示すように、ポイントP1〜P8には所定の明るさがある。
【0032】
このように、この実施の形態にかかるヘッドランプ1L、1Rは、クリアランスランプの目的とする配光パターン(図10に示す配光パターンLP3)が確実に得られることとなる。
【0033】
特に、この実施の形態にかかるヘッドランプ1L、1Rは、クリアランスランプの光源バルブ18がハロゲンバルブ6のセンタZ2−Z2より車両中央側に位置する。
【0034】
このために、この実施の形態にかかるヘッドランプ1L、1Rは、比較的制御し易い車両外側の配光パターンには影響がほとんどないので、光を外側に向けたいクリアランスランプには最適である。また、この実施の形態にかかるヘッドランプ1L、1Rは、比較的制御し難い車両中央側にはシェード10の反射面16からの反射光を照射することができる。しかも、車両中央側においては車両の左右両側から反射光が照射されて重なり合う。このために、この実施の形態にかかるヘッドランプ1L、1Rは、効率良くクリアランスランプの目的とする配光パターンが得られる。
【0035】
また、この実施の形態にかかるヘッドランプ1L、1Rは、クリアランスランプの光源バルブ18がハロゲンバルブ6のセンタZ2−Z2より上方に位置する。
【0036】
このために、この実施の形態にかかるヘッドランプ1L、1Rは、クリアランスランプの光源バルブ18が目立ち難くなり、見栄えが向上する。すなわち、人の目からヘッドランプ1L、1Rを見る視線は、斜め上から斜め下であるから、ハロゲンバルブ6のセンタZ2−Z2より上方の位置は、目立ち難い位置である。このために、この目立ち難い位置に配置されたクリアランスランプの光源バルブ18は、視認し難く、デザイン上好ましい。
【0037】
また、この実施の形態にかかるヘッドランプ1L、1Rは、走行用ビームとフォグランプ用ビームが得られる下側反射面9を有するリフレクタ7にクリアランスランプの光源バルブ18が配置されている。
【0038】
このために、この実施の形態にかかるヘッドランプ1L、1Rは、すれ違い用の配光パターンには影響がない。すなわち、すれ違い用ビームが得られる上側反射面8にはクリアランスランプの光源バルブ18が配置されていないので、すれ違い用の配光パターンの光量を減らすことがない。しかも、クリアランスランプの目的とする配光パターンは得られ、クリアランスランプの機能は十分に果たすことができる。このように、この実施の形態にかかるヘッドランプ1L、1Rは、すれ違い用の配光パターンの使用頻度が多い日本国内においては最適である。
【0039】
(実施の形態以外の例の説明)
なお、この実施の形態においては、走行用ビームとフォグランプ用ビームが得られる下側反射面9を有するリフレクタ7にクリアランスランプの光源バルブ18が配置されている。ところが、この発明は、クリアランスランプの光源バルブ18が走行用ビームが得られる反射面またはフォグランプ用ビームが得られる反射面またはすれ違い用ビームが得られる反射面を有するリフレクタに配置されるものであっても良い。
【0040】
また、図8〜図10に示す配光パターンLP1〜LP3は、左側のヘッドランプ1Lに配置されたクリアランスランプの光源バルブ18により得られる配光パターンである。したがって、右側のヘッドランプ1Rに配置されたクリアランスランプの光源バルブ18により得られる配光パターンは、図8〜図10に示す配光パターンLP1〜LP3の左右対称となる。
【0041】
【発明の効果】
以上から明らかなように、この発明にかかるヘッドランプ(請求項1)によれば、他のランプの目的とする配光パターンが確実に得られることとなる。
【0042】
また、この発明にかかるヘッドランプ(請求項1)によれば、比較的制御し易い車両外側の配光パターンには影響がほとんどないので、光を外側に向けたいクリアランスランプには最適である。また、この発明にかかるヘッドランプ(請求項1)によれば、比較的制御し難い車両中央側にはシェードの一部の反射面からの反射光を照射することができるので、効率良くクリアランスランプの目的とする配光パターンが得られる。
【0043】
さらに、この発明にかかるヘッドランプ(請求項1)によれば、折り曲げ部の反射面により、他のランプの光源バルブからの光の一部を反射させて、他のランプの光源バルブからの光のうち、リフレクタの立壁やインナーパネルもしくはインナーハウジングの立壁などによりカットされる部分を補う配光パターンが得られる。しかも、この発明にかかるヘッドランプ(請求項1)によれば、折り曲げ部により、シェードの強度がアップし、かつ、ヘッドランプの光源が見え難くなる。
【0044】
また、この発明にかかるヘッドランプ(請求項2)によれば、すれ違い用の配光パターンの光量を減らすことがなく、しかも、他のランプの目的とする配光パターンは得られる。このように、この発明にかかるヘッドランプ(請求項2)は、すれ違い用の配光パターンの使用頻度が多い日本国内においては最適である。その上、この発明にかかるヘッドランプ(請求項2)は、すれ違い用の配光パターンが得られる反射面と走行用の配光パターンやフォグランプ用の配光パターンのうち少なくともいずれか一方の配光パターンが得られる反射面とを備えたリフレクタであって、奥行き寸法が長いリフレクタを使用しても、クリアランスランプの目的とする配光パターンが確実に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明にかかるヘッドランプの実施の形態を示す使用状態の平面図である。
【図2】 左側のヘッドランプの正面図である。
【図3】 図2におけるIII−III線断面図である。
【図4】 図2におけるIV−IV線断面図である。
【図5】 シェードの正面図である。
【図6】 図5におけるVI矢視図である。
【図7】 図5におけるVII矢視図である。
【図8】 クリアランスランプの光源バルブのみによる配光パターンを示す説明図である。
【図9】 シェードの反射面からの反射光による配光パターンを示す説明図である。
【図10】 この発明のヘッドランプにより得られる配光パターンであって、図8に示す配光パターンと図9に示す配光パターンとが合成された配光パターンを示す説明図である。
【符号の説明】
1L、1R ヘッドランプ
2 ランプハウジング
3 ランプレンズ
4 灯室
5 放電灯(ヘッドランプの光源バルブ)
6 ハロゲンバルブ(ハロゲンランプであって、ヘッドランプの光源バルブ)
7 リフレクタ
8 上側反射面
9 下側反射面
10 シェード
11 覆い部
12 固定脚部
13 透孔
14 スクリュー
15 折り曲げ部
16 反射面
17 インナーパネルもしくはインナーハウジング
18 クリアランスランプの光源バルブ
19 透孔
C 自動車
LP1〜LP3 配光パターン
P1〜P8 ポイント
Z1−Z1 放電灯および上側反射面の光軸
Z2−Z2 ハロゲンバルブおよび下側反射面の光軸
F 前方
VU−VD 上下垂直線
HL−HR 左右水平線
Claims (2)
- ヘッドランプの光源バルブと、前記光源バルブからの光を反射させるリフレクタと、前記光源バルブを覆って前記光源バルブからの直射光をカットするシェードと、前記リフレクタに配置された他のランプの光源バルブと、灯室内に配置されたインナーパネルもしくはインナーハウジングと、を備えるヘッドランプにおいて、
前記他のランプは、クリアランスランプであり、前記クリアランスランプの光源バルブは、前記ヘッドランプの光源バルブのセンタより車両中央側にかつ上方に位置し、
前記シェードは、覆い部と、固定脚部とから構成されていて、前記覆い部には折り曲げ部が形成されていて、前記折り曲げ部のうちの車両中央側の一部を、前記クリアランスランプの光源バルブからの光の一部を反射させて、前記クリアランスランプの光源バルブからの光のうち、前記リフレクタの立壁や前記インナーパネルもしくはインナーハウジングの立壁などによりカットされる部分を補う配光パターンが得られる反射面とする、
ことを特徴とするヘッドランプ。 - 前記リフレクタは、すれ違い用の配光パターンが得られる反射面と、走行用の配光パターンやフォグランプ用の配光パターンのうち少なくともいずれか一方の配光パターンが得られる反射面と、を備え、
前記クリアランスランプの光源バルブは、走行用の配光パターンやフォグランプ用の配光パターンのうち少なくともいずれか一方の配光パターンが得られる反射面を有する前記リフレクタに配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドランプ。
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