JP2006310048A - 車両用前照灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プロジェクタ型前照灯において、非点灯時の見映えを向上させることができる車両用前照灯を得る。
【解決手段】 本発明の車両用前照灯1は、透明カバー21とランプボディ20で形成された灯室3内に、光を出射する光源9aを備えた光源バルブ9と、光源9aから出射した光を反射するリフレクタ10と、リフレクタ10によって反射された光を一部遮蔽するシェード11と、リフレクタ10によって反射された光を車両前方に投影する投影レンズ5と、を備えた車両用前照灯1であって、シェード11が、リフレクタ10の第2焦点P2近傍に配置される上端部11aから、投影レンズ5近傍の下端部11bへ傾斜する傾斜板部13を有し、傾斜板部13の投影レンズ5側の表面には、光反射処理が施されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクタ型の灯具ユニットにより車両前方へ向けて光照射を行う車両用前照灯に関する。
車両用前照灯として近年、プロジェクタ型前照灯が多く採用されるようになってきている。このプロジェクタ型前照灯は、図8に示すように、車両前後方向に延びる灯具光軸Ax上に設けられた光源102と、この光源102からの光を前方へ向けて灯具光軸Ax寄りに反射させるリフレクタ104と、このリフレクタ104の前方側に設けられた集光レンズ106とを備えている。
さらに、このプロジェクタ型前照灯をすれ違いビーム用前照灯として用いる場合には、集光レンズ106とリフレクタ104との間に、リフレクタ104からの反射光の一部を遮蔽して上向き照射光を除去する遮光板(シェード)108が設けられる。このシェード108により、明暗境界線(カットオフライン)を有するすれ違いビーム用配光パターンを形成している。
ところで、従来のプロジェクタ型前照灯においては、リフレクタ104からの反射光の一部がシェード108の背面108bに入射するが、この背面108bで反射した光は灯具配光上有害な迷光となる。このため従来の車両用前照灯では、シェード108の色をアルミダイカスト製のままの表面色(暗い色)に設定し、その背面108bの反射率を低くすることにより、迷光発生を極力抑えるようにしている。これに伴い、シェード108の前面108aも暗い色に設定されることとなり、灯具を前方やや上方側から観察したとき、集光レンズ106を透過して暗い色の遮光板108が見えてしまい、これにより灯具内部が暗く見えてしまうため、非点灯時の見映えが良くない。
このような不具合を解消するために、例えば特許文献1に開示される車両用前照灯では、リフレクタ104と集光レンズ106との間に設けられたシェード108の前面108aに、シェード108の背面108bよりも明るい青色の塗料を塗布する。これにより、集光レンズ106を透して灯具内部が明るくかつ青白く見えるようにし、灯具を前方やや上方側から観察したときの見映えを向上させていた。
特開2001−76510号公報
しかしながら、従来の車両用前照灯におけるシェード108は、前面108aに、背面108bよりも明るい青色の塗料を塗布することで、灯具内部を明るくかつ青白く見えるようにしているものの、シェードの形状自体が光の反射に寄与するものではなかったため、灯具を前方やや上方側から観察したときの見映えを十分に向上させることができなかった。また、シェード前面への塗料の塗布のみでは、光を前方へ反射させる十分な作用を得ることができなかった。
本発明は、プロジェクタ型前照灯において、非点灯時の見映えを向上させることができる車両用前照灯を提供することを目的とする。
上記目的を達成することのできる本発明に係る車両用前照灯は、光を出射する光源を備えた光源バルブと、前記光源から出射した光を反射するリフレクタと、前記リフレクタによって反射された光を一部遮蔽するシェードと、前記リフレクタによって反射された光を車両前方に投影する投影レンズと、を備えた車両用前照灯であって、前記シェードが、前記リフレクタの焦点近傍に配置される上端部から、前記投影レンズ近傍の下端部へ傾斜する傾斜板部を有し、前記傾斜板部の前記投影レンズ側の少なくとも一部表面には、光反射処理が施されていることを特徴としている。
本発明に係る車両用前照灯において、前記傾斜板部の前記投影レンズ側の少なくとも一部表面には、拡散反射処理が施されていることが好ましい。
また、本発明に係る車両用前照灯において、前記傾斜板部の前記投影レンズ側の少なくとも一部表面には、高明度部材が設けられていることが好ましい。
また、本発明に係る車両用前照灯において、前記傾斜板部の上端部近傍に、前記リフレクタの反射面からの反射光を上方側へ偏向反射させることにより前記投影レンズから上向きの照射光を出射させるオーバーヘッドサイン用反射面が設けられていることが好ましい。
本発明によれば、シェードが、リフレクタの焦点近傍に配置される上端部から投影レンズ近傍の下端部へ傾斜する傾斜板部を有し、傾斜板部の投影レンズ側の少なくとも一部表面には、光反射処理が施されているので、灯具ユニット外部から入射する光を、シェードの傾斜角度によって良好に前方へ反射させることができ、非点灯時において、灯具を前方から見たとき、投影レンズが明るく見えるようになる。この結果、プロジェクタ型前照灯において、非点灯時の見映え、特に灯具を前方やや上方側から観察したときの見映えを向上させることができる。
そして、傾斜板部の投影レンズ側の少なくとも一部表面に、拡散反射処理(例えば、皮、梨地、木目、布目などの加工)が施されている場合には、点灯時に傾斜板部からの反射によるグレアを低減させることができ、車両走行時における対向車及び歩行者へのグレアによる影響を抑えることができる。
また、傾斜板部の投影レンズ側の少なくとも一部表面に、高明度部材である例えば鉄板などの金属板が設けられる場合には、高い反射率が得られ、非点灯時に外部からの光がシェード前面で反射することにより灯具内部が明るく見える。
さらに、傾斜板部の上端部近傍に、リフレクタの反射面からの反射光を上方側へ偏向反射させることにより投影レンズから上向きの照射光を出射させるオーバーヘッドサイン用反射面が設けられている場合には、シェードの上端部近傍で灯具前方へ向けて多少の上方照射光が照射され、これをオーバーヘッドサイン照射光として利用することが可能となる。
以下、本発明に係る車両用前照灯の実施形態の例について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る実施形態の車両用前照灯の全体構造を説明する断面図である。
この実施形態による車両用前照灯1は、プロジェクタ型の灯具ユニット4を備えている。この灯具ユニット4は、ランプボディ20とその前方開口部に取り付けられた素通し状の透明カバー21とで形成された灯室3内に収容されている。灯具ユニット4の前部には投影レンズ5が設けられ、ランプボディ20の前部に位置した投影レンズ5の外周側には、外光反射板であるエクステンションリフレクタ6a,6b,6c,6dによって覆われている。また、ランプボディ20は、エイミング機構7a,7bを介してボディ部8に取り付けられ、取り付け角度を変化させて、出射する光の光軸(灯具光軸)Axを調整可能にしている。
灯具ユニット4は、光源バルブ9と、投影レンズ5と、リフレクタ10と、シェード11とを備えている。光源バルブ9は、例えばメタルハライドバルブ等の放電バルブであり、バルブ管9b内部の放電発光部により構成される光源9aから光を出射する。光源バルブ9は、リフレクタ10の側方に形成された貫通部(図示省略)から車両横方向にバルブ管9bの軸線を一致させて挿着され、バルブサポート9c(図1参照)により固定されている。光源バルブ9は、灯具光軸Ax上に配置されたリフレクタ10の第1焦点P1近傍に配置されている。光源バルブ9から出射してリフレクタ10の反射面に入射した光は、同じく光軸Ax上に配置されたリフレクタ10の第2焦点P2近傍に向かって反射される。
投影レンズ5は、シェード11の前方に配置された凸レンズであり、前方側に凸部5aが形成され、後方側に灯具光軸Axに垂直な平面形状の入射面5bが設けられている。投影レンズ5の後方焦点は、リフレクタ10の第2焦点P2近傍となるように配置されており、シェード11により遮蔽されずシェード11を通過したリフレクタ10からの光を略平行光として前方に投影する。
リフレクタ10は、メイン反射面10A、下部反射面10B、上部反射面10C、前部反射面10Dとからなる。メイン反射面10Aは、縦断面形状が少なくとも略回転楕円形状を有する自由曲面の反射面で形成されている。このメイン反射面10Aの第1焦点P1の近傍には上記の光源バルブ9の光源9aが配置されている。メイン反射面10Aは、光源9aから出射した光を反射して、その第2焦点P2の近傍に集光する。メイン反射面10Aの第2焦点P2の近傍には投影レンズ5の後方焦点が配置されている。
下部反射面10B、前部反射面10Dは、光源9aから出射した光を反射して、メイン反射面10Aへ入射させる。下部反射面10B、前部反射面10Dは、縦断面が任意のスプライン(放物線、楕円、双曲線、直線の複合)、縦断面が放物線で設定される(直線なら放物柱面になる)。上部反射面10Cは、光源9aから出射した光を反射して、シェード11の上端部へ入射させる。上部反射面10Cは、縦断面が例えば直線の複合で設定される。
リフレクタ10の光軸方向前方側には、シェード11が配置されている。シェード11は、光源バルブ9の光源9aから出射され、リフレクタ10のメイン反射面10Aにて反射された光を一部遮蔽する遮蔽部材である。シェード11は、メイン反射面10Aの第2焦点P2近傍に配置される上端部11aから、投影レンズ5近傍の下端部11bへ傾斜する傾斜板部13を有している。
図2は図1に示したシェードの拡大断面図であり、図3は図2に示したシェードの変形例の拡大断面図である。
傾斜板部13は、投影レンズ5側の表面に、下段反射面14と、中段反射面15と、オーバーヘッドサイン用反射面16とを有している。下段反射面14及び中段反射面15は、同一傾斜角度の反射面となる。この傾斜角度としては、灯具光軸Axとの成す角度αが15°以上60°以下が好ましく、さらには略45°であることが好ましい。
また、オーバーヘッドサイン用反射面16は、中段反射面15より灯具光軸Ax方向との成す角度が若干小さく設定される。オーバーヘッドサイン用反射面16の下向き傾斜角θは、25°以上35°以下に設定される。オーバーヘッドサイン用反射面16、中段反射面15は、主にリフレクタ10の上部反射面10Cから入射する光を反射させ、投影レンズ5へ入射させる作用を有する。一方、下段反射面14は、主に投影レンズ5を透過して入射した外部からの光を反射させて投影レンズ5へ入射させる作用を有する。なお、中段反射面15は外部からの光を反射し、下段反射面14は上部反射面10Cからの光を反射する作用も有している。
シェード11の上端部11a(すなわち、オーバーヘッドサイン用反射面16の上端部)は、車両前後方向においてメイン反射面10Aの第2焦点P2の若干後方に、長手方向が灯具光軸Ax方向と直交するように配置されている。シェード11では、この上端部11aが前方に投影される配光パターンの形状(カットオフライン)に応じた形状(明暗境界形成部)を有しており、この上端部11aの形状に応じて第2焦点P2に向かう光を一部遮蔽する。
傾斜板部13の投影レンズ5側の表面(下段反射面14、中段反射面15、オーバーヘッドサイン用反射面16)の少なくとも一部には、光反射処理が施されていることが好ましい。光反射処理としては、アルミ蒸着処理が挙げられる。傾斜板部13の表面が光反射処理されることで、投影レンズ5を透過して灯室3内へ入射した光を傾斜板部13によって反射させて再び外部へ出射させ、外部からの灯具内部を明るい見え方とすることができる。
また、傾斜板部13の投影レンズ5側の表面(下段反射面14、中段反射面15、オーバーヘッドサイン用反射面16)には、拡散反射処理が施されている。拡散反射処理としては、皮、梨地(シボ)、木目、布目などの加工が挙げられる。このような拡散反射処理が施されることで、投影レンズ5を透過して灯室3内へ入射した高強度の光(例えば太陽光)の反射による眩しいグレア光を低減させることができる。これにより、対向車や歩行者へグレアの悪影響を与えることを抑制することができる。
さらに、図3に示すように、傾斜板部13の投影レンズ5側の表面(特に下段反射面14が望ましい)には、別体の高明度部材17が設けられてもよい。高明度部材17としては、鏡面加工の容易なステンレス鋼、アルミニウム等の金属板の他、鉄などの金属板にアルミ蒸着による反射面処理が施されたものであってもよい。このような変形例による傾斜板部13によれば、高い反射率を得やすく、外部からの光がシェード11の前面で強く反射することにより、外部からの灯具内部をより明るく見せることができる。
傾斜板部13の上端部11a近傍には、上記のオーバーヘッドサイン用反射面16が設けられている。オーバーヘッドサイン用反射面16は、主にリフレクタ10の上部反射面10Cからの反射光を上方側へ偏向反射させる。これにより、シェード11の上端部11a近傍で灯具前方へ向けて多少の上方照射光が照射され、これをオーバーヘッドサイン照射光として利用することが可能となる。
なお、傾斜板部13の下段反射面14と、中段反射面15と、オーバーヘッドサイン用反射面16は、それぞれ平面状であってよいが、投影レンズ5側に凸の曲面形状であっても良い。凸の曲面形状である場合には、反射された光が拡散して投影レンズ5に入射し、車両前方へ出射する光も拡散する。
次に、この車両用前照灯の作用を説明する。
図4は本実施形態に係る車両用前照灯において、非点灯時に外部から入射した光が傾斜板部により反射されて外部へ放射される光の光路を模式的に表した側面図であり、図5は本実施形態に係る車両用前照灯の投影レンズを前方やや上方側から見た斜視図であり、図6は本実施形態に係る車両用前照灯の光源から出射される光の光路を模式的に表した側面図であり、図7は本実施形態に係る車両用前照灯からの照射光により車両前方に形成されるすれ違いビーム用配光パターンの説明図である。
図4に示すように、車両用前照灯1の非点灯時には、外部から入射した光が投影レンズ5を透過して、傾斜板部13(下段反射面14と、中段反射面15と、オーバーヘッドサイン用反射面16)によって反射し、投影レンズ5へ入射させる。これにより灯具ユニット4の内部が明るく見え、これにより車両用前照灯1の非点灯時の見映えを良くすることができる。
また、上記の車両用前照灯1では、シェード11の傾斜板部13に、光反射処理が施されているので、車両用前照灯1を前方やや上方側から観察したとき投影レンズ5を透してシェード11が比較的明るく見える。例えば、車両用前照灯1を比較的近距離の斜め上方から観察したときには、図5に示すように、シェード11の中段反射面15の中心領域が投影レンズ5のレンズ作用により拡大されて見えるので、灯具内部がかなり明るく見えることとなる。
また、車両用前照灯1では、光源バルブ9の光源9aから出射された光が、図6に示すようにリフレクタ10に反射されて照射光となって車両前方に出射され、図7に示すすれ違いビーム用配光パターンを形成する。このすれ違いビーム用配光パターンは、基本配光パターンPと付加配光パターンP1とからなっている。
基本配光パターンPは、すれ違いビーム用照射光Bにより形成される配光パターンであって、シェード11の上端部11aの形状が投影された明暗境界線(カットオフライン)CLを有する配光パターンとなっている。明暗境界線CLは、対向車線側が水平カットオフラインで構成されており、自車線側が前記水平カットオフラインから左側に15°で立ち上がる斜めカットオフラインで構成されている。この基本配光パターンPのホットゾーン(高光度領域)HZは、明暗境界線CLの斜めカットオフライン右端部下方近傍に形成されるようになっている。なお、図7中、H−Hは水平線、V−Vは鉛直線を表す。
付加配光パターンP1は、上向きの照射光であるオーバーヘッドサイン照射光B1により形成される配光パターンであって、灯具前方正面における基本配光パターンPの上方空間に島状に形成されるようになっており、これにより車両前方路面の上方に設置されたオーバーヘッドサイン(頭上標識)OHSを照射してその視認性を高めるようになっている。
したがって、本実施形態の車両用前照灯1によれば、シェード11が、リフレクタ10の第2焦点P2近傍に配置される上端部11aから、投影レンズ5近傍の下端部11bへ傾斜する傾斜板部13を有し、傾斜板部13の投影レンズ5側の表面には、光反射処理が施されているので、灯具ユニット外部から入射する光を、シェード11の傾斜角度によって良好に前方へ反射させることができ、非点灯時において、灯具を前方から見たとき、投影レンズ5が明るく見えるようになる。この結果、プロジェクタ型前照灯において、特に灯具を前方やや上方側から観察したときの見映えを向上させることができる。
また、本実施形態においては、傾斜板部13の上端部11a近傍に、傾斜角θが25°以上35°以下に設定されるオーバーヘッドサイン用反射面16が設けられているので、オーバーヘッドサイン照射に最も適した上向き角度でオーバーヘッドサイン照射光B1を投影レンズ5から出射させることができる。
本発明に係る車両用前照灯の実施形態の例を示す断面図である。 図1に示したシェードの拡大断面図である。 図2に示したシェードの変形例の拡大断面図である。 本実施形態の車両用前照灯の非点灯時に外部から入射した光が傾斜板部により反射されて外部へ放射される光の光路を模式的に表した側面図である。 本実施形態の車両用前照灯の投影レンズを前方やや上方側から見た斜視図である。 本実施形態の車両用前照灯の光源から出射される光の光路を模式的に表した側面図である。 本実施形態の車両用前照灯からの照射光により車両前方に形成されるすれ違いビーム用配光パターンの説明図である。 従来の車両用前照灯の一例を示す断面図である。
符号の説明
1 車両用前照灯
3 灯室
5 投影レンズ
9 光源バルブ
9a 光源
10 リフレクタ
11 シェード
11a 上端部
11b 下端部
13 傾斜板部
16 オーバーヘッドサイン用反射面
17 高明度部材
20 ランプボディ
21 透明カバー
B1 オーバーヘッドサイン照射光(上向きの照射光)

Claims (4)

  1. 光を出射する光源を備えた光源バルブと、
    前記光源から出射した光を反射するリフレクタと、
    前記リフレクタによって反射された光を一部遮蔽するシェードと、
    前記リフレクタによって反射された光を車両前方に投影する投影レンズと、を備えた車両用前照灯であって、
    前記シェードが、前記リフレクタの焦点近傍に配置される上端部から、前記投影レンズ近傍の下端部へ傾斜する傾斜板部を有し、
    前記傾斜板部の前記投影レンズ側の少なくとも一部表面には、光反射処理が施されていることを特徴とする車両用前照灯。
  2. 請求項1に記載の車両用前照灯であって、
    前記傾斜板部の前記投影レンズ側の少なくとも一部表面には、拡散反射処理が施されていることを特徴とする車両用前照灯。
  3. 請求項1に記載の車両用前照灯であって、
    前記傾斜板部の前記投影レンズ側の少なくとも一部表面には、高明度部材が設けられていることを特徴とする車両用前照灯。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の車両用前照灯であって、
    前記傾斜板部の上端部近傍に、前記リフレクタの反射面からの反射光を上方側へ偏向反射させることにより前記投影レンズから上向きの照射光を出射させるオーバーヘッドサイン用反射面が設けられていることを特徴とする車両用前照灯。
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