JP3163569B2 - 自動車用ヘッドランプ - Google Patents
自動車用ヘッドランプInfo
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 2
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 18
- 230000004313 glare Effects 0.000 description 3
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- 235000005035 Panax pseudoginseng ssp. pseudoginseng Nutrition 0.000 description 1
- 235000003140 Panax quinquefolius Nutrition 0.000 description 1
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V9/00—Elements for modifying spectral properties, polarisation or intensity of the light emitted, e.g. filters
- F21V9/06—Elements for modifying spectral properties, polarisation or intensity of the light emitted, e.g. filters for filtering out ultraviolet radiation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/10—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
- F21S41/12—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of emitted light
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
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- F21S41/40—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by screens, non-reflecting members, light-shielding members or fixed shades
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- F21S41/435—Hoods or cap-shaped
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放電バルブを光源として
近紫外線を出射する構造の自動車用ヘッドランプに関す
る。
近紫外線を出射する構造の自動車用ヘッドランプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のこの種のヘッドランプを示
し、符号1はランプボデイ、符号2は前面レンズで、ラ
ンプボデイ1内に放物面リフレクター3が配置され、リ
フレクター3の焦点位置には放電灯等の紫外線を多く放
射する放電式バルブ4が挿着され、リフレクター3の前
方には可視光を吸収し紫外線を透過するバンドパスフィ
ルター5が設けられた構造となっている。そしてヘッド
ランプからの出射光は、バンドパスフィルター5によっ
て可視光だけがカットされているので、紫外線を多く含
み、蛍光剤を多く含む道路標識の表示や歩行者の衣類等
に当たると蛍光を発して目立つ。このためすれ違いビー
ム形成用のヘッドランプと組み合わせて使用することに
より、ドライバーから対象物が良く見え、しかも対向車
側のドライバーにとってはグレア光が生じないというも
のである。
し、符号1はランプボデイ、符号2は前面レンズで、ラ
ンプボデイ1内に放物面リフレクター3が配置され、リ
フレクター3の焦点位置には放電灯等の紫外線を多く放
射する放電式バルブ4が挿着され、リフレクター3の前
方には可視光を吸収し紫外線を透過するバンドパスフィ
ルター5が設けられた構造となっている。そしてヘッド
ランプからの出射光は、バンドパスフィルター5によっ
て可視光だけがカットされているので、紫外線を多く含
み、蛍光剤を多く含む道路標識の表示や歩行者の衣類等
に当たると蛍光を発して目立つ。このためすれ違いビー
ム形成用のヘッドランプと組み合わせて使用することに
より、ドライバーから対象物が良く見え、しかも対向車
側のドライバーにとってはグレア光が生じないというも
のである。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】しかし前記した従来の
ヘッドランプでは、バンドパスフィルター5によって可
視光がカットされるため、どうしても明るさが不十分で
単品では使用に供せず、すれ違いビーム形成用ヘッドラ
ンプ等の他のランプと併用して用いなければならないと
いう問題があった。
ヘッドランプでは、バンドパスフィルター5によって可
視光がカットされるため、どうしても明るさが不十分で
単品では使用に供せず、すれ違いビーム形成用ヘッドラ
ンプ等の他のランプと併用して用いなければならないと
いう問題があった。
【0004】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的は単独で使用しても十分な明るさ
の得られる自動車用ヘッドランプを提供することにあ
る。
れたもので、その目的は単独で使用しても十分な明るさ
の得られる自動車用ヘッドランプを提供することにあ
る。
【0005】
【0006】請求項1に係る自動車用ヘッドランプにお
いては、前方に開口する容器状のランプボディと、前記
ランプボディ内に設けられた放物面形状のリフレクター
と、前記リフレクターに挿着され、可視光とともに紫外
線を発光する放電式バルブと、前記リフレクターの前方
に配置され、リフレクターでの反射光を前方に配光制御
する配光制御ステップの形成された前面レンズとを備え
た自動車用ヘッドランプにおいて、前記放電式バルブ
に、人体に有害な波長域の紫外線をカットする紫外線遮
蔽用グローブを設けるとともに、バルブからリフレクタ
ーに向かうすれ違いビーム形成光の光路以外の光路上
に、可視光をカットしかつ少なくとも近紫外線の透過を
許容するバンドパスフィルターを設け、前記バンドパス
フィルターを、前記紫外線遮蔽用グローブを包囲するよ
うに配設されて、すれ違いビームのクリアカットライン
に相当する位置で上側面を切り欠いた先端部球状円筒体
で構成するようにしたものである。
いては、前方に開口する容器状のランプボディと、前記
ランプボディ内に設けられた放物面形状のリフレクター
と、前記リフレクターに挿着され、可視光とともに紫外
線を発光する放電式バルブと、前記リフレクターの前方
に配置され、リフレクターでの反射光を前方に配光制御
する配光制御ステップの形成された前面レンズとを備え
た自動車用ヘッドランプにおいて、前記放電式バルブ
に、人体に有害な波長域の紫外線をカットする紫外線遮
蔽用グローブを設けるとともに、バルブからリフレクタ
ーに向かうすれ違いビーム形成光の光路以外の光路上
に、可視光をカットしかつ少なくとも近紫外線の透過を
許容するバンドパスフィルターを設け、前記バンドパス
フィルターを、前記紫外線遮蔽用グローブを包囲するよ
うに配設されて、すれ違いビームのクリアカットライン
に相当する位置で上側面を切り欠いた先端部球状円筒体
で構成するようにしたものである。
【0007】
【作用】すれ違いビームの照明エリアは、バンドパスフ
ィルターを透過しない可視光の割合の多い光によって照
明される。また、すれ違いビームの照明エリア以外の比
較的遠方の照明エリアは、バンドパスフィルターを透過
することにより可視光がカットされて紫外線の割合の多
くなった光によって照明される。
ィルターを透過しない可視光の割合の多い光によって照
明される。また、すれ違いビームの照明エリア以外の比
較的遠方の照明エリアは、バンドパスフィルターを透過
することにより可視光がカットされて紫外線の割合の多
くなった光によって照明される。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例を理解し易くするための参
考例を示すもので、自動車用ヘッドランプの斜視図であ
る。この図において、符号10は、容器状のランプボデ
イ11と透明な前面レンズ(カバー)12とによって形
成された灯室空間内に収容された光投射ユニットで、放
電バルブ14の挿着された略楕円体形状のリフレクター
13と、リフレクター13での反射光を前方に投射配光
する投射レンズ16とが一体化された構造で、図示しな
いエイミング機構によってランプボデイ11内に傾動可
能に支持されている。
する。図1は本発明の実施例を理解し易くするための参
考例を示すもので、自動車用ヘッドランプの斜視図であ
る。この図において、符号10は、容器状のランプボデ
イ11と透明な前面レンズ(カバー)12とによって形
成された灯室空間内に収容された光投射ユニットで、放
電バルブ14の挿着された略楕円体形状のリフレクター
13と、リフレクター13での反射光を前方に投射配光
する投射レンズ16とが一体化された構造で、図示しな
いエイミング機構によってランプボデイ11内に傾動可
能に支持されている。
【0009】放電バルブ14のアークチューブ14aの
発光には、可視光の他、紫外線も含まれているので、人
体に有害な波長域の紫外線をカットするための紫外線遮
蔽用グローブ15がアークチューブ14aを包囲するよ
うにバルブ14に一体化されている。このためアークチ
ューブ14aからの発光、即ちグローブ15から出射す
る光には、可視光の他、グローブ15によってカットさ
れない人体に有害ではない波長域の近紫外線が含まれて
いる。
発光には、可視光の他、紫外線も含まれているので、人
体に有害な波長域の紫外線をカットするための紫外線遮
蔽用グローブ15がアークチューブ14aを包囲するよ
うにバルブ14に一体化されている。このためアークチ
ューブ14aからの発光、即ちグローブ15から出射す
る光には、可視光の他、グローブ15によってカットさ
れない人体に有害ではない波長域の近紫外線が含まれて
いる。
【0010】投射レンズ16は円筒形状のレンズホルダ
ー17の前面開口部に固定保持されており、レンズホル
ダー17はリフレクター13の前面開口部にねじ締結さ
れている。符号18は可視光だけをカットするバンドパ
スフィルターで、光投射ユニット10内のすれ違いビー
ム形成光の光路以外の光路上に設けられている。即ち、
バンドパスフィルター18は、投射レンズ16の焦点近
傍で、レンズホルダー17の軸心の略下半分にわたって
立設されている。このため放電バルブ14の発光がリフ
レクター13で反射して投射レンズ16に向かう光のう
ち、すれ違いビームの形成に寄与する光は、このバンド
パスフィルター18を透過しないため可視光を多く含
む。一方すれ違いビームの形成に寄与しない光は、この
バンドパスフィルター18を透過し、可視光がカットさ
れて近紫外線の割合の多い光となる。またバンドパスフ
ィルター18の上縁部は、すれ違いビームのクリアカッ
トラインCL(図2参照)に対応した形状に形成されて
いる。このため図2に示されるように、すれ違いビーム
照明エリアAを照明する光には可視光が多く含まれてお
り、十分な照度が得られる。またすれ違いビーム照明エ
リアAより上方の照明エリア(クリアカットラインCL
より上方の照明エリア)Bを照明する光は、可視光をほ
とんど含まない主として近紫外線からなり、蛍光剤を含
有する道路表示や歩行者の衣類に当たると蛍光を発し、
ドライバーに注意を促すことになる。また照明エリアB
は可視光が導かれないため照明エリアAに比べて暗く、
対向車のドライバーにとってグレア光が発生するという
問題もない。なお図2において、符号C,Dは、蛍光剤
で表示された道路標識で、これらが蛍光を発している様
子を示す。
ー17の前面開口部に固定保持されており、レンズホル
ダー17はリフレクター13の前面開口部にねじ締結さ
れている。符号18は可視光だけをカットするバンドパ
スフィルターで、光投射ユニット10内のすれ違いビー
ム形成光の光路以外の光路上に設けられている。即ち、
バンドパスフィルター18は、投射レンズ16の焦点近
傍で、レンズホルダー17の軸心の略下半分にわたって
立設されている。このため放電バルブ14の発光がリフ
レクター13で反射して投射レンズ16に向かう光のう
ち、すれ違いビームの形成に寄与する光は、このバンド
パスフィルター18を透過しないため可視光を多く含
む。一方すれ違いビームの形成に寄与しない光は、この
バンドパスフィルター18を透過し、可視光がカットさ
れて近紫外線の割合の多い光となる。またバンドパスフ
ィルター18の上縁部は、すれ違いビームのクリアカッ
トラインCL(図2参照)に対応した形状に形成されて
いる。このため図2に示されるように、すれ違いビーム
照明エリアAを照明する光には可視光が多く含まれてお
り、十分な照度が得られる。またすれ違いビーム照明エ
リアAより上方の照明エリア(クリアカットラインCL
より上方の照明エリア)Bを照明する光は、可視光をほ
とんど含まない主として近紫外線からなり、蛍光剤を含
有する道路表示や歩行者の衣類に当たると蛍光を発し、
ドライバーに注意を促すことになる。また照明エリアB
は可視光が導かれないため照明エリアAに比べて暗く、
対向車のドライバーにとってグレア光が発生するという
問題もない。なお図2において、符号C,Dは、蛍光剤
で表示された道路標識で、これらが蛍光を発している様
子を示す。
【0011】図3は本発明の実施例のヘッドランプの斜
視図である。前記した参考例では、投射型のヘッドラン
プを説明したが、本発明の実施例では、バルブ14の発
光を放物面リフレクター23で反射し略平行光にして前
方に導き、前面レンズ22に形成した配光制御ステップ
22aで前方に配光する反射式ヘッドランプを示してい
る。
視図である。前記した参考例では、投射型のヘッドラン
プを説明したが、本発明の実施例では、バルブ14の発
光を放物面リフレクター23で反射し略平行光にして前
方に導き、前面レンズ22に形成した配光制御ステップ
22aで前方に配光する反射式ヘッドランプを示してい
る。
【0012】即ち、ランプボデイ21の内側には放物面
形状のリフレクター23が一体に形成されており、リフ
レクター23での反射光が略平行光となるように、放電
バルブ14のアークチューブ14aがリフレクター23
の略焦点位置とされている。ランプボデイ21は車体に
固定されるランプハウジング(図示せず)にエイミング
機構によって支持されて、車体に対し傾動可能に支持さ
れている。バルブ14にはアークチューブ14aを包囲
する紫外線遮蔽用グローブ15が設けられて、人体に有
害な波長域の紫外線をカットするようになっている。リ
フレクター23の有効反射面は、バルブ挿着位置から略
水平に延びるクリアカットラインに対応する段差部24
を境として、上側のすれ違いビーム形成用反射放物面
(以下、第1の反射面という)23Aと、クリアカット
ラインCLに沿った領域照明用の下側の反射放物面(以
下、第2の反射面という)23Bとから構成されてい
る。そしてバルブ14の発光のうち第1の反射面23A
で反射した光はすれ違いビーム照明エリアAの照明に寄
与し、第2の反射面23Bで反射した光はクリアカット
ライン上方の照明エリアB(走行ビーム照明エリアから
すれ違いビーム照明エリアAを除いた領域)の照明に寄
与する。
形状のリフレクター23が一体に形成されており、リフ
レクター23での反射光が略平行光となるように、放電
バルブ14のアークチューブ14aがリフレクター23
の略焦点位置とされている。ランプボデイ21は車体に
固定されるランプハウジング(図示せず)にエイミング
機構によって支持されて、車体に対し傾動可能に支持さ
れている。バルブ14にはアークチューブ14aを包囲
する紫外線遮蔽用グローブ15が設けられて、人体に有
害な波長域の紫外線をカットするようになっている。リ
フレクター23の有効反射面は、バルブ挿着位置から略
水平に延びるクリアカットラインに対応する段差部24
を境として、上側のすれ違いビーム形成用反射放物面
(以下、第1の反射面という)23Aと、クリアカット
ラインCLに沿った領域照明用の下側の反射放物面(以
下、第2の反射面という)23Bとから構成されてい
る。そしてバルブ14の発光のうち第1の反射面23A
で反射した光はすれ違いビーム照明エリアAの照明に寄
与し、第2の反射面23Bで反射した光はクリアカット
ライン上方の照明エリアB(走行ビーム照明エリアから
すれ違いビーム照明エリアAを除いた領域)の照明に寄
与する。
【0013】符号28はアークチューブ14aを包囲す
る位置に配設され、可視光をカットするが近紫外線を透
過させるバンドパスフィルターである。このフィルター
28は、先端部が球形で、上側面が一部切り欠かれた円
筒体で、切欠部29は第1の反射面23Aに対応してい
る。即ち、アークチューブ14aの発光のうち、第1の
反射面23Aにはフィルター28を介さない光が導か
れ、一方、第2の反射面23Bにはフィレター28を介
した(透過した)光が導かれる。このため、前記した参
考例のヘッドランプと同様、図2に示すように、照明エ
リアAには可視光と近紫外線が配光され、照明エリアB
には近紫外線だけが配光される。
る位置に配設され、可視光をカットするが近紫外線を透
過させるバンドパスフィルターである。このフィルター
28は、先端部が球形で、上側面が一部切り欠かれた円
筒体で、切欠部29は第1の反射面23Aに対応してい
る。即ち、アークチューブ14aの発光のうち、第1の
反射面23Aにはフィルター28を介さない光が導か
れ、一方、第2の反射面23Bにはフィレター28を介
した(透過した)光が導かれる。このため、前記した参
考例のヘッドランプと同様、図2に示すように、照明エ
リアAには可視光と近紫外線が配光され、照明エリアB
には近紫外線だけが配光される。
【0014】なお前記した実施例では、ランプボデイ2
1の内側にリフレクター23が一体化されたランプボデ
イ・リフレクターユニットが、ランプハウジングに対し
傾動可能に支持されているユニット可動型のヘッドラン
プについて説明したが、車体に固定されるランプボデイ
内に放物面リフレクターがエイミング機構によって傾動
可能に支持されている放物面リフレクター可動型のヘッ
ドランプについても同様に適用することができる。
1の内側にリフレクター23が一体化されたランプボデ
イ・リフレクターユニットが、ランプハウジングに対し
傾動可能に支持されているユニット可動型のヘッドラン
プについて説明したが、車体に固定されるランプボデイ
内に放物面リフレクターがエイミング機構によって傾動
可能に支持されている放物面リフレクター可動型のヘッ
ドランプについても同様に適用することができる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る自動車用ヘッドランプによれば、すれ違いビーム
の照明エリアでは、バンドパスフィルターを透過しない
可視光の割合の多い光によって照明されるので十分明る
さが得られ、また、すれ違いビームの照明エリア以外の
比較的遠方の照明エリアは、バンドパスフィルターを透
過することによって可視光がカットされて紫外線の割合
の多くなった光によって照明されるので、対向車にグレ
ア光を生じさせることがないとともに、蛍光剤を含有し
た対象の確認が容易となって、従来では使用に供し得な
かった単品での使用が可能となる。
に係る自動車用ヘッドランプによれば、すれ違いビーム
の照明エリアでは、バンドパスフィルターを透過しない
可視光の割合の多い光によって照明されるので十分明る
さが得られ、また、すれ違いビームの照明エリア以外の
比較的遠方の照明エリアは、バンドパスフィルターを透
過することによって可視光がカットされて紫外線の割合
の多くなった光によって照明されるので、対向車にグレ
ア光を生じさせることがないとともに、蛍光剤を含有し
た対象の確認が容易となって、従来では使用に供し得な
かった単品での使用が可能となる。
【図1】本発明の実施例である自動車用ヘッドランプの
構成を理解し易くするために示す参考例であるヘッドラ
ンプの斜視図
構成を理解し易くするために示す参考例であるヘッドラ
ンプの斜視図
【図2】同ヘッドランプによる照明エリアを示す斜視図
【図3】本発明の実施例である自動車用ヘッドランプの
斜視図
斜視図
【図4】従来のヘッドランプの縦断面図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−150802(JP,A) 特開 昭62−246201(JP,A) 実開 平4−136803(JP,U) 実開 平1−126006(JP,U) 実開 平3−32303(JP,U) 特表 平2−501784(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 前方に開口する容器状のランプボディ
と、前記ランプボディ内に設けられた放物面形状のリフ
レクターと、前記リフレクターに挿着され、可視光とと
もに紫外線を発光する放電式バルブと、前記リフレクタ
ーの前方に配置され、リフレクターでの反射光を前方に
配光制御する配光制御ステップの形成された前面レンズ
とを備えた自動車用ヘッドランプにおいて、 前記放電式バルブに、人体に有害な波長域の紫外線をカ
ットする紫外線遮蔽用グローブが設けられるとともに、
バルブからリフレクターに向かうすれ違いビーム形成光
の光路以外の光路上に、可視光をカットしかつ少なくと
も近紫外線の透過を許容するバンドパスフィルターが設
けられ、前記バンドパスフィルターは、前記紫外線遮蔽
用グローブを包囲するように配設されて、すれ違いビー
ムのクリアカットラインに相当する位置で上側面が切り
欠かれた先端部球状円筒体で構成されたことを特徴とす
る自動車用ヘッドランプ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3030292A JP3163569B2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 自動車用ヘッドランプ |
DE19934304895 DE4304895C2 (de) | 1992-02-18 | 1993-02-17 | Fahrzeugscheinwerfer mit einer Ultraviolettfiltereinrichtung |
US08/289,994 US5448453A (en) | 1992-02-18 | 1994-08-08 | Vehicular headlamp providing near-ultraviolet radiation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3030292A JP3163569B2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 自動車用ヘッドランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05225802A JPH05225802A (ja) | 1993-09-03 |
JP3163569B2 true JP3163569B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=12299959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3030292A Expired - Fee Related JP3163569B2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 自動車用ヘッドランプ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5448453A (ja) |
JP (1) | JP3163569B2 (ja) |
DE (1) | DE4304895C2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0634306B1 (en) * | 1993-07-16 | 1997-04-09 | Hamamatsu Photonics K.K. | Light irradiation device |
JP3195215B2 (ja) * | 1995-12-28 | 2001-08-06 | 株式会社小糸製作所 | 自動車用ヘッドランプ |
FR2809797B1 (fr) * | 2000-05-31 | 2002-08-23 | Valeo Vision | Projecteur elliptique de vehicule automobile a infrarouges et a encombrement reduit |
US7305115B2 (en) * | 2002-02-22 | 2007-12-04 | Siemens Energy And Automation, Inc. | Method and system for improving ability of a machine vision system to discriminate features of a target |
US7153014B1 (en) * | 2003-12-18 | 2006-12-26 | Randy Kuhner | Knite-lite |
DE102004022168A1 (de) * | 2004-05-05 | 2005-12-01 | Hella Kgaa Hueck & Co. | Beleuchtungseinrichtung für Fahrzeuge |
JP2008226140A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Mazda Motor Corp | 車両の運転支援装置 |
EP4246037A1 (en) * | 2020-11-16 | 2023-09-20 | Ichikoh Industries, Ltd. | Vehicle lamp |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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