JP4121892B2 - ディスペンサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄液や薬液等の液体を小出しするディスペンサに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、洗浄液や薬液等の液体を小出しするディスペンサとして、液体の入ったパウチを交換可能とする1回使切りタイプ(ディスポーザブルタイプ)のものが広く使用されるようになってきた。かかるディスペンサでは、パウチが、壁面等の設置面に固定されたベース部材に着脱可能に取り付けられた若しくは一体的に形成されたパウチ収納用のケースの上方から装着され、ベース部材及び保持部材により保持されることが一般的であった(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−192077号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示されるようなディスペンサでは、パウチ収納用のケースが、ベース部材に対して回動可能に枢支されるものの、所定位置に固定されず、このため、パウチを装着する場合には、一方の手でケースを支持する必要があり、良好な作業性が確保されていなかった。
【0005】
本発明は、上記技術的課題に鑑みてなされたもので、壁面等の設置面に対して固定されたディスペンサ本体にパウチを装着する上で良好な作業性を確保することができるディスペンサを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1に係る発明は、液体の入ったパウチ本体に該パウチ本体から外部へ液体を導くポンプノズルが一体的に取り付けられてなるパウチが交換式に取替え可能である、液体小出し用のディスペンサにおいて、設置面に固定され、前面側で開口した、各種の構成を収納するための収納体と、上記収納体の開口側を開閉するためのフロントカバーと、上記パウチを収納し、その下端側で上記収納体に対して揺動可能に枢支されたパウチ収納ケースと、を有し、上記収納体には、その奥壁から前方へ延び前方端部に内方へ突出する突起部を有するリブが設けられる一方、上記パウチ収納ケースの外側面には、該パウチ収納ケースの枢支軸を中心とした円弧状をなし、上記リブの突起部を収容する所定長さのガイド経路が形成されており、該ガイド経路に沿って上記突起部が移動することにより、上記パウチ収納ケースが上記収納体に対して所定範囲で揺動し、上記パウチ収納ケースが、上記フロントカバーが開いた状態で、その上端が前方へ飛び出すように、傾斜した姿勢に保持され得ることを特徴としたものである。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、上記パウチ収納ケースが上記収納体内に収まった状態では、上記突起部が上記ガイド経路内でパウチ収納ケースの最も前方側に位置する一方、上記パウチの装着時に、上記パウチ収納ケースが上記収納体に対して傾斜した状態では、上記突起部が上記ガイド経路内でパウチ収納ケースの最も後方側に位置する、ことを特徴としたものである。
【0007】
更に、本願の請求項に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、上記フロントカバーが、上記収納体に対して回動可能に枢支され、該収納体に対して略180°をなして開くことを特徴としたものである。
【0008】
また、更に、本願の請求項に係る発明は、請求項1から3の何れかに係る発明において、上記フロントカバーが、上記液体の吐出に際して、上記収納体内に収納された状態にあるパウチに取り付けられたポンプノズルに作用するように所定の押込み量で押し込まれる押込み部材を備えており、上記フロントカバーの背面側に、上記押込み部材の押込みを規制すべく該押込み部材を係止する部材が取外し可能に装着されることで、該押込み部材の押し込み量が可変であることを特徴としたものである。
【0009】
また、更に、本願の請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、上記押込み部材の背面側にて、上記収納体に収納された状態にあるパウチに取り付けられたポンプノズルに直接に作用する押圧部材が、該ポンプノズルの種類に応じて取替え可能であることを特徴としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るディスペンサの前面側を示す斜視図である。また、図2の(a)〜(c)は、それぞれ、ディスペンサの正面図,側面図,背面図である。このディスペンサ1は、上下方向に延びる細長の外形をなす筐体2を有しており、筐体2は、洗浄液,薬液等の液体の入ったパウチ10(図3参照)等の各種構成要素を収納すべく、前面側で開口する収納体3と、収納体3に対してその前面側を開閉するように取り付けられるフロントカバー4とから構成されている。収納体3及びフロントカバー4は、軸受け部33及びフランジ43a等の連結構造により互いに下端で連結されている。フロントカバー4は、本体の幅方向に沿って規定される軸Cまわりに回動可能であり、その回動によって、壁面等の設置面に固定された収納体3の開口側を開閉することできる。なお、収納体3及びフロントカバー4における連結構造については、各構成を示す図4及び図6を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
また、フロントカバー4の下端近傍には、押込み部材5がディスペンサ1の前面側から押込み可能に取り付けられている。このディスペンサ1は手押し式のもので、ここでは、ユーザが前面側から押込み部材5を押し込む力が、筐体2内に装着されたパウチ10に連通するポンプノズル11(図3参照)に作用して、液体が吐出される。また、このディスペンサ1では、押込み部材5の上側に設けられた小窓6を通じて、パウチ10内の液体の残量が視認可能である。
【0012】
かかるディスペンサ1を壁面等の設置面に対して取り付けるには、取付け用プレートをそれが設置面に対して動かないように固定し、次に、ディスペンサ1を、その取付け用プレートに対して収納体3の背面側で掛止させる。図2の(c)は、設置面に固定された取付け用プレート7に対して掛止された収納体3を設置面側からみた図である。この図から分かるように、取付け用プレート7には、プレート本体を引っ掛けるために、設置面に予め締め付けられた丸小ネジ等のネジ部材のヘッド部を受ける複数(ここでは3つ)の引掛け孔8と、ディスペンサ1を保持するために、プレート左右の側部に沿って形成され、ディスペンサ1側の爪部を受ける複数(ここでは各側部にて2つずつ)の受け部9とが設けられている。
また、特に図示しないが、収納体3の背面には、取付け用プレート7側の引掛け孔8に対応する部位に、ネジ部材のヘッド部をディスペンサ内方へ逃がす窪みが設けられ、また、取付け用プレート7側の受け部9に対応する部位には、各受け部9に引っ掛かる引掛け爪が設けられている。
【0013】
このディスペンサ1では、液体の入った本体に、その本体から外部へ液体を導くポンプノズル11が一体的に取り付けられてなるパウチ10が交換式に取替え可能であり、必要に応じて、パウチ10が交換される。図3の(a)〜(c)は、収納体3に対してパウチ10を装着する手順を示す説明図である。まず、図3の(a)には、パウチ10の装着に際して、フロントカバー4が開かれた状態が示されている。パウチ10には、その前方下端側に、ポンプを備えたポンプノズル11が取り付けられている。この実施の形態1では、パウチとして、液体をそのまま液状で吐出するリキッド吐出用のポンプノズル11が一体的に取り付けられたものが採用されている。なお、かかるリキッド吐出タイプに対して、液体を泡状にして吐出するフォーム吐出用のポンプノズルが一体的に取り付けられたパウチが採用されるタイプにつては、図10〜13を参照しながら説明する。
【0014】
フロントカバー4は、壁面に固定された収納体3に対してほぼ180°をなして開く。収納体3には、パウチ10を収納するパウチ収納ケース20が所定範囲で揺動可能に取り付けられている。このパウチ収納ケース20は、ポンプノズル11が一体的に取り付けられたパウチ10を受け入れる形状を有しており、フロントカバー4が開かれた状態で、開口する上端が前方へ出るように傾斜した姿勢に保持される。パウチ10は、かかるパウチ収納ケース20の上方から差し込まれ収納される。なお、収納体3,パウチ収納ケース20及びフロントカバー4の詳細については、それぞれ、図4,5及び6を参照して後述する。
【0015】
次に、図3の(b)には、前方に傾斜したパウチ収納ケース20に対してパウチ10が収納された状態を示す。収納体3に対するパウチ収納ケース20の揺動は所定範囲に規制されており、パウチ10が図3の(a)に示す状態からパウチ収納ケース20に収納された後も、パウチ収納ケース20は、依然として、前方へ傾斜した状態に保持される。
【0016】
更に、図3の(c)には、パウチ10が収納されたパウチ収納ケース20が、収納体3内に収められた状態を示す。この状態では、パウチ10が収納されたパウチ収納ケース20が収納体3内部でほぼ鉛直方向に沿って保持される。かかる状態から、フロントカバー4を、収納体3の開口側を閉じるように回動させ、更に、収納体3側に押し付けると、フロントカバー4の上端に設けられた爪部41が、収納体3の上端に設けられた爪受け孔36に係合し、これにより、フロントカバー4が収納体3に対して固定される。以上で、パウチ10の装着が完了し、ディスペンサ1が使用可能になる。
【0017】
図4及び図5は、それぞれ、収納体3及びパウチ収納ケース20の斜視図である。収納体3の下側面の前端部には、収納体3の幅方向に配列し、所定間隔をおいて対向する一対の円形状貫通孔34が設けられている。これに対応して、パウチ収納ケース20の下端には、略前方下方へ延びる一対の舌片部24が設けられ、各舌片部24の先端には、左右外方へ突出する円柱状の軸部24aが形成されている。各軸部24aは、それぞれ、収納体3に設けられた貫通孔34内に適合する形状を有している。収納体3に対するパウチ収納ケース20の取付けに際しては、パウチ収納ケース20側の両方の舌片部24を左右内方へ撓ませ、軸部24aを幅方向の内方から貫通孔34内に適合させる。これにより、パウチ収納ケース20は、収納体3に対して、軸部24a及び貫通孔34により規定される軸Cまわりに回動可能に枢支される。
【0018】
また、収納体3の左右両側の内壁に沿って、奥壁から前方へ前後方向に延びるリブ31が設けられている。そして、各リブ31の前方端部には、収納体3の左右内方へ突出する突起部32が設けられている。これに対応して、パウチ収納ケース20の左右の外側面には、湾曲したガイド経路22を形成する壁21が設けられている。ガイド経路22は、軸部24a及び貫通孔34により規定される軸Cを中心とした円弧状をなすように湾曲している。このガイド経路22内には、収納体3に対するパウチ10の取付け状態で、収納体3側の突起部32が収まり、これにより、パウチ収納ケース20が収納体3に対して揺動する範囲が規制される。すなわち、パウチ収納ケース20が収納体3内に収まった状態では、突起部32が、ガイド経路22内で、パウチ収納ケース20の最も前方側に位置し、他方、パウチ10の装着時に、パウチ収納ケース20が収納体3に対して傾斜した状態では、突起部32が、ガイド経路22内で、パウチ収納ケース20の最も後方側に位置する。なお、壁21は、ガイド経路22がパウチ収納ケース20の後方側の一部で、収納体3に対するパウチ10の取付けに際して突起部32をガイド経路22内に導くための開口21aをなすように形成されている。
【0019】
また、図5に示すように、パウチ収納ケース20の前面には、パウチ10に取り付けられ前方へ飛び出るポンプノズル11に対応して、パウチ10の装着時にポンプノズル11を通過させるための切欠き部23が形成されている。更に、切欠き部23の下端側には、パウチ10に取り付けられたポンプノズル11を保持するための略U字状のポンプ受け部26が設けられている。ポンプ受け部26の下側面には、パウチ10の装着時にポンプノズル11の下端部を挿通させる貫通孔26aが形成されている。
更に、図4に示すように、収納体3の左右側面の前方下端には、収納体3に対するフロントカバー4の取付け用に、一対の軸受け部33が、収納体3の幅方向に配列するように設けられている。各軸受け部33は、フロントカバー4(図6参照)側に設けられる軸部43を回転自在に保持することができる。
【0020】
図6は、フロントカバー4の後方側を示す斜視図である。なお、この図6では、左上がフロントカバー4の前方にあたり、右下がフロントカバー4の後方にあたる。収納体3側に設けられた軸受け部33に対応して、フロントカバー4の後方下端から斜め下方へ一対のアーム42が設けられ、各アーム42の先端には、フロントカバー4の幅方向に配列し左右外方へ延びる軸部43が形成されている。フロントカバー4は、これらの軸部43が、それぞれ、収納体3側の各軸受け部33に係合させられることにより、収納体3に対して回動可能に枢支されることとなる。各軸部43の先端には、フランジ43aが形成されており、このフランジ43aにより、軸受け部33が左右外方へ移動して軸部43から外れることが防止される。
【0021】
また、フロントカバー4には、液体の吐出に際して、収納体3内に収納されるパウチ10に取り付けられたポンプノズル11に作用するように所定の押込み量で押し込まれる押込み部材5が取り付けられている。この押込み部材5は、左右両側で上方へ延びる一対のアーム53の先端に、それぞれ、フロントカバー4の幅方向に配列し左右内方へ延びる軸53aが、フロントカバー4の本体側に設けられた軸受け部46に係合させられることにより、フロントカバー4に対して揺動可能に枢支されている。更に、押込み部材5の上端に設けられたバネ固定部52には、その上端がフロントカバー4の本体側に係止させられた細長の板バネ51が、その下端でネジ部材59(図9参照)を用いて固定されている。押込み部材5は、液体の吐出に際して押し込まれた後、板バネ51の弾性力により元の位置に戻される。
【0022】
また、押込み部材5の小窓6の下側には、フロントカバー4の後方側に突出する突出部61を備えた押圧部材60が、押込み部材5側に設けられた係止爪54等により取外し可能に組み付けられている。押込み部材5が押し込まれた場合には、フロントカバー4の後方側で、押圧部材60の突出部61がポンプノズル11に直接に作用する、すなわち、ポンプノズル11のポンプボタン12a(図9参照)に接してそれを押し込むことで、液体が吐出される。
なお、押込み部材5に対する押圧部材60の組付け構造については、図7を参照しながら後述する。
【0023】
更に、押込み部材5の下端には、収納体3に対してフロントカバー4が取り付けられた状態で、液体を吐出するポンプノズル11の下端部を下方へ通過させるための切欠き部56が形成されている。
【0024】
フロントカバー4の後方側には、押込み部材5の左右両側で、フロントカバー4の後方へ延びる押込み規制部材44が設けられている。この押込み規制部材44の先端には、左右内方へ突出して押込み部材5の押込みを規制するための規制部45が設けられている。押し込まれた押込み部材5は、その側縁部57が規制部45に当接し係止されることで、それ以上の押込みを制限される。
【0025】
続いて、図7を参照しながら、押込み部材5に対する押圧部材60の組付け構造について説明する。図7の(a)及び(b)は、それぞれ、押込み部材5に対する押圧部材60の組付け前及び組付け後の斜視図である。前述したように、押込み部材5には押圧部材60が取外し可能に組み付けられるが、このため、本実施の形態1では、押込み部材5の後方側に、係止爪54及び位置合わせ用の突起部55が形成されている。これに対応して、突出部61を備えた押圧部材60には、押込み部材5側の係止爪54が係合する切欠き部62と、突起部55が適合する溝部65とを有している。押込み部材5に対する押圧部材60の取付けに際しては、切欠き部62を係止爪54に対応させ、また、溝部65を突起部55に対応させつつ、押込み部材5に対して押圧部材60を押し付ける。これにより、突起部55は溝部65に適合し、係止爪54は切欠き部62に係合することで、押圧部材60は、押込み部材5の後方側で、所定位置にて動かないように保持される。
【0026】
ところで、押込み部材5の押込み量は、ポンプノズル11の押込み量、すなわち1回の押込み動作による液体の吐出量に直接に関係するもので、押込み量を調整することにより、液体の吐出量を可変とすることができる。この実施の形態では、押込み規制部材44の規制部45に対して、押込み量を調整するための押込み量調整チップが取外し可能に装着されるようになっている。図8の(a)に、押込み部材5の側部に設けられた押込み規制部材44を拡大して示し、図8の(b)に、押込み量調整チップを示し、また、図8の(c)には、押込み量調整チップがその先端側に装着された押込み規制部材44を拡大して示す。
【0027】
押込み量調整チップ80は、貫通孔81aを備えた環状部81と、環状部81から外方へ突出する突出部82とを有しており、押込み規制部材44に対して、図8の(c)に示すように、突出部82が押込み部材5の側縁部57へ指向するように、規制部45がその貫通孔81aに嵌挿されることで装着される。押込み量調整チップ80が装着された場合には、押込み部材5は、その側縁部57が突出部82に当接し係止されることにより、それ以上の押込みを制限される。この場合には、それが装着されない場合と比較して、押込み部材5の押込み量、すなわち1回の押込み動作による液体の吐出量がより少なくなる。
【0028】
かかる構成によれば、突出部82の長さの異なる複数の押込み量調整チップ80を用意し、押込み量調整チップ80に取り替えることにより、各種の液体に応じた適切な押込み量を実現することができ、また、押込み部材5の押込み量が、フロントカバー4側に装着される押込み量調整チップ80のみで調整可能であるため、適切な押込み量を容易に実現することができる。更に、かかる構成によれば、製品テスト時に、フロントカバー4単独で押込み量のテストが可能である。
【0029】
図9は、図1中のA−A線に沿ったディスペンサ1の縦断面説明図である。なお、この図9では、ポンプノズル11等の一部の構成については断面で示さない。パウチ10の前方下端には、ポンプノズル11をパウチ10の本体に対して接続するための取付け部材10aが固定されている。取付け部材10aに対してポンプノズル11の上端部を嵌挿させることにより、両者は液密に接続する。
【0030】
ポンプノズル11の途中部におけるポンプ12は、前方に突出するポンプボタン12aを有している。このポンプボタン12aは、押込み部材5側に取り付けられた押圧部材60の突出部61と対向しており、押込み部材5が押し込まれると同時に押し込まれ、パウチ10からポンプノズル11を通じた液体の吐出を可能とする。
【0031】
以上説明したように、このディスペンサ1では、上端側で開口するパウチ収納ケース20が、収納体3に対して所定範囲で揺動可能にその下端側で枢支され、フロントカバー4が開いた状態で、その上端が前方へ飛び出すように、傾斜した姿勢に保持され得るため、パウチ10の取替えに際し、パウチ収納ケース20に対するパウチ10の収納の作業性が良好であり、パウチ10を簡単に装着することができる。また、このディスペンサ1では、フロントカバー4が、設置面に対して固定された収納体3に対して略180°をなして開くため、パウチ10の収納作業時に、フロントカバー4が邪魔になることはなく、一層良好な作業性が実現される。
【0032】
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。なお、以下では、上記実施の形態1における場合と同じものについては同一の符号を付し、それ以上の説明を省略する。
実施の形態2.
前述した実施の形態1では、必要に応じて取替え可能なパウチとして、液体をそのまま液状で吐出するリキッド吐出タイプのポンプノズルが取り付けられたものが採用されたが、この実施の形態2では、液体を泡状で吐出するフォーム吐出タイプが採用される。図10は、フォーム吐出タイプのポンプノズルが一体的に構成されてなるパウチが装着された、本発明の実施の形態2に係るディスペンサ101を示す図である。このパウチ110には、その前方下端側に、液体を泡状で吐出するフォーム吐出用のポンプノズル111が一体的に取り付けられている。ここで、収納体3及びフロントカバー4は、上記実施の形態1における場合と同じものであり、収納体3に取り付けられるパウチ収納ケースとしては、パウチ110に対応するために上記実施の形態1における場合とは異なるものが用いられる。
【0033】
図11は、パウチ収納ケース120の斜視図である。このパウチ収納ケース120は、フォーム吐出用のポンプノズル111を備えたパウチ110を収納可能な形状を有しており、パウチ収納ケース120の前面には、パウチ110に取り付けられ前方へ飛び出るポンプノズル111に対応して、パウチ110の装着時にポンプノズル11を通過させるための切欠き部123が形成されている。更に、切欠き部123の下端側には、パウチ110に取り付けられたポンプノズル111を支持するためのポンプ支持部材126が取り付けられている。
なお、収納体3に対するパウチ収納ケース120の取付け構造については、上記実施の形態1における場合と同様である。
【0034】
また、この実施の形態2では、パウチ110に取り付けられるフォーム吐出用のポンプノズル111に対応するために、フロントカバー4側の押込み部材5に組み付けられる押圧部材として、上記実施の形態1における場合とは異なるものが用いられる。図12を参照しながら、フロントカバー4に取り付けられる押込み部材5に対する押圧部材70の組付け構造について説明する。図12の(a)及び(b)は、それぞれ、押込み部材5に対する押圧部材70の組付け前及び組付け後の斜視図である。押込み部材5には、前述したような係止爪54及び突起部55に加えて、左右両側の内壁にて略水平方向に延びるガイドレール58が設けられている。
【0035】
これに対応して、押圧部材70は、押込み部材5側の係止爪54が係合する切欠き部72と、突起部55が適合する溝部75とを有するとともに、押込み部材5側のガイドレール58に係合する一対のアーム73を有している。押込み部材5に対する押圧部材70の取付けに際しては、切欠き部72を係止爪54に対応させ、また、溝部75を突起部55に対応させつつ、押込み部材5に対して押圧部材70を押し付ける。これにより、突起部55は溝部75に適合し、係止爪54は切欠き部72に係合することで、押圧部材70は、押込み部材5の後方側で、所定位置にて動かないように保持されることとなる。
【0036】
また、押圧部材70は、フロントカバー4の後方側に突出する突出片71を有している。押込み部材5が押し込まれた場合には、突出片71が、フロントカバー4の後方側で、パウチ110側のポンプノズル111に直接に作用する、すなわち、ポンプノズル111のポンプボタン112a(図13参照)に接してそれを押し込むことで、液体が吐出される。
【0037】
図13は、この実施の形態2に係るディスペンサ101の縦断面説明図である。パウチ110の前方下端には、ポンプノズル111をパウチ110の本体に対して接続するための取付け部材110aが固定されている。取付け部材110aに対してポンプノズル111の一端部113を嵌挿させることにより、両者は液密に接続する。ポンプノズル111の途中部におけるポンプ112は、前方に突出するポンプボタン112aを有している。このポンプボタン112aは、押込み部材5側に取り付けられた押圧部材70の突出片71と対向しており、押込み部材5が押し込まれると同時に押し込まれ、パウチ110からポンプノズル111を通じた液体の吐出を可能とする。
【0038】
この実施の形態2では、パウチとして、フォーム吐出用のポンプノズルを備えたパウチ110が採用されるが、上記実施の形態1における場合と同様に、フロントカバー4が開いた状態で、パウチ110を収納するパウチ収納ケース120が、その上端が前方へ飛び出すように傾斜した姿勢に保持されるため、設置面に固定されたディスペンサ101の本体(厳密には収納体3)に、パウチ110を簡単に収納することができる。
【0039】
上記実施の形態1及び2から分かるように、押込み部材5の背面側で、収納体3に収納された状態にあるパウチに取り付けられたポンプノズルに直接に作用する押圧部材が、ポンプノズルの種類に応じて取替え可能であるため、リキッド吐出用のポンプノズルを備えたパウチとフォーム吐出用のポンプノズルを備えたパウチとの切替えに際しては、フロントカバー4全体を取り替える必要がない。より詳しくは、かかる切替えに際し、収納体3及びフロントカバー4の取替えが必要なく、パウチ収納ケース及び押圧部材の取替えのみで対応可能であり、比較的容易でかつ少ない部品点数で切替えを行うことができる。
【0040】
なお、本発明は、例示された実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】
本願の請求項1に係る発明によれば、パウチ収納ケースが、その下端側で、上記収納体に対して所定範囲で揺動可能に枢支され、上記フロントカバーが開いた状態で、その上端が前方へ飛び出すように、傾斜した姿勢に保持され得るので、パウチの取替えに際し、パウチ収納ケースに対するパウチの収納の作業性が良好であり、パウチを簡単に装着することができる。
また、本願の請求項2に係る発明によれば、収納体に設けられたリブの突起部がパウチ収納ケースの経路内でパウチ収納ケースの最も前方側に位置することで、パウチ収納ケースが上記収納体内に収まった状態となり、上記突起部が上記ガイド経路内でパウチ収納ケースの最も後方側に位置することで、パウチの装着時に、上記パウチ収納ケースが上記収納体に対して傾斜した状態とすることができる。
【0042】
更に、本願の請求項に係る発明によれば、フロントカバーが、上記収納体に対して回動可能に枢支され、該収納体に対して略180°をなして開くので、パウチの収納作業時に、フロントカバーが邪魔になることはなく、一層良好な作業性が実現される。
【0043】
また、更に、本願の請求項に係る発明によれば、フロントカバーの背面側に、上記押込み部材の押込みを規制すべく該押込み部材を係止する部材が取外し可能に装着されることで、該押込み部材の押し込み量が可変であるので、各種の液体に応じた適切な押込み量を実現することができ、また、押込み部材の押込み量が、フロントカバー側で調整可能であるため、適切な押込み量を容易に実現することができ、更に、この場合には、製品テスト時に、フロントカバー単独で押込み量のテストが可能である。
【0044】
また、更に、本願の請求項に係る発明によれば、押込み部材の背面側にて、上記収納体に収納された状態にあるパウチに取り付けられたポンプノズルに直接に作用する押圧部材が、ポンプノズルの種類に応じて取替え可能であるので、リキッド吐出用のポンプノズルを備えたパウチとフォーム吐出用のポンプノズルを備えたパウチとの切替えを、フロントカバー4全体を取り替える必要なしに、比較的容易でかつ少ない取替え部品点数で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るディスペンサの斜視図である。
【図2】 (a)上記ディスペンサの正面図である。
(b)上記ディスペンサの側面図である。
(c)上記ディスペンサの背面図である。
【図3】 上記ディスペンサに対して、リキッド吐出タイプのポンプノズルが一体的に構成されてなるパウチが装着される手順を示す図である。
【図4】 上記ディスペンサの筐体を構成する収納体の斜視図である。
【図5】 上記リキッド吐出タイプのポンプノズルが一体的に構成されてなるパウチに対応して、上記収納体に取り付けられるパウチ収納ケースの斜視図である。
【図6】 上記ディスペンサの筐体を構成するフロントカバーの斜視図である。
【図7】 (a)上記フロントカバーに取り付けられた押込み部材に対する押圧部材の組付け前の斜視図である。
(b)上記フロントカバーに取り付けられた押込み部材に対する押圧部材の組付け後の斜視図である。
【図8】 (a)上記フロントカバー側で、押込み部材の側部に設けられた押込み規制部材を拡大して示す斜視図である。
(b)押込み量調整チップの斜視図である。
(c)上記押込み量調整チップが取り付けられた押込み規制部材を拡大して示す斜視図である。
【図9】 図1中のA−A線に沿った上記ディスペンサの縦断面説明図である。
【図10】 フォーム吐出タイプのポンプノズルが一体的に構成されてなるパウチが装着されるパウチが取り付けられた、本発明の実施の形態2に係るディスペンサを示す図である。
【図11】 上記フォーム吐出タイプのポンプノズルが一体的に構成されてなるパウチに対応して、上記収納体に取り付けられるパウチ収納ケースの斜視図である。
【図12】 (a)上記フォーム吐出タイプのポンプノズルが一体的に構成されてなるパウチに対応して、上記フロントカバーに取り付けられた押込み部材に対する押圧部材の組付け前の斜視図である。
(b)上記フロントカバーに取り付けられた押込み部材に対する押圧部材の組付け後の斜視図である。
【図13】 上記実施の形態2に係る手押しディスペンサの縦断面説明図である。
【符号の説明】
1…手押しディスペンサ
3…収納体
4…フロントカバー
5…押込み部材
7…取付け用プレート
10…パウチ
11…ポンプノズル
12…ポンプ
20…パウチ収納ケース
21…壁
22…ガイド経路
24a…軸部
32…突起部
33…軸受け部
34…貫通孔
43…軸部
43a…フランジ
44…押込み規制部材
45…規制部
60…押圧部材
61…突出部
80…押込み量調整チップ

Claims (5)

  1. 液体の入ったパウチ本体に該パウチ本体から外部へ液体を導くポンプノズルが一体的に取り付けられてなるパウチが交換式に取替え可能である、液体小出し用のディスペンサにおいて、
    設置面に固定され、前面側で開口した、各種の構成を収納するための収納体と、
    上記収納体の開口側を開閉するためのフロントカバーと、
    上記パウチを収納し、その下端側で上記収納体に対して揺動可能に枢支されたパウチ収納ケースと、を有し、
    上記収納体には、その奥壁から前方へ延び前方端部に内方へ突出する突起部を有するリブが設けられる一方、
    上記パウチ収納ケースの外側面には、該パウチ収納ケースの枢支軸を中心とした円弧状をなし、上記リブの突起部を収容する所定長さのガイド経路が形成されており、
    該ガイド経路に沿って上記突起部が移動することにより、上記パウチ収納ケースが上記収納体に対して所定範囲で揺動し、
    上記パウチ収納ケースが、上記フロントカバーが開いた状態で、その上端が前方へ飛び出すように、傾斜した姿勢に保持され得ることを特徴とするディスペンサ。
  2. 上記パウチ収納ケースが上記収納体内に収まった状態では、上記突起部が上記ガイド経路内でパウチ収納ケースの最も前方側に位置する一方、上記パウチの装着時に、上記パウチ収納ケースが上記収納体に対して傾斜した状態では、上記突起部が上記ガイド経路内でパウチ収納ケースの最も後方側に位置する、ことを特徴とする請求項1記載のディスペンサ。
  3. 上記フロントカバーが、上記収納体に対して回動可能に枢支され、該収納体に対して略180°をなして開くことを特徴とする請求項1又は2に記載のディスペンサ。
  4. 上記フロントカバーが、上記液体の吐出に際して、上記収納体内に収納された状態にあるパウチに取り付けられたポンプノズルに作用するように所定の押込み量で押し込まれる押込み部材を備えており、
    上記フロントカバーの背面側に、上記押込み部材の押込みを規制すべく該押込み部材を係止する部材が取外し可能に装着されることで、該押込み部材の押し込み量が可変であることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のディスペンサ。
  5. 上記押込み部材の背面側にて、上記収納体に収納された状態にあるパウチに取り付けられたポンプノズルに直接に作用する押圧部材が、該ポンプノズルの種類に応じて取替え可能であることを特徴とする請求項記載のディスペンサ。
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