JP4119212B2 - 車両用開閉体の駆動制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両のスライドドアやバックドア等の車両用開閉体をモータを用いて駆動制御するための駆動制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両のスライドドアやバックドア等の車両用開閉体を、モータの正転駆動や逆転駆動によって自動開閉させる駆動制御装置が提案され、実用化されるに至っている。このような車両用開閉体の駆動制御装置では、通常、複数の電解効果型トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)等の半導体スイッチを用いてモータ駆動回路を構成し、これら複数の半導体スイッチのオン/オフを制御してモータに対する通電方向を切り替えることで、車両用開閉体を開方向と閉方向との双方向に移動させるようにしている。また、この種の駆動制御装置では、これら複数の半導体スイッチへのパルス入力をパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)制御することで、その開閉速度を制御するようにしているのが一般的である(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、車両が急坂に停車している場合等においては、自重の影響で車両用開閉体の開閉速度が目標速度を上回る場合があり、この点を考慮して、PWM制御だけでは車両用開閉体の開閉速度を目標速度に抑えることができない場合に、モータ駆動回路を閉回路にしてモータを回生ブレーキ状態とし、車両用開閉体に対して制動力を働かせることで、その開閉速度を目標速度に近づける技術も提案されている。この場合、回生ブレーキによる制動力が大きくなりすぎると、車両用開閉体の開閉速度が急激に低下してスムーズな開閉動作が阻害されてしまうので、半導体スイッチのオン/オフを高速で切り替えながら、回生ブレーキ状態と、回生ブレーキを解除したフリーな状態とを交互に設定し、車両用開閉体に与える制動力を調整している(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−303505号公報
【特許文献2】
特開平10−246061号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の駆動制御装置では、4つのスイッチング手段をモータに接続してモータ駆動回路を構成しており、モータ駆動時のPWM制御による速度調整と、回生ブレーキ時における制動力調整との双方を実現できるように、これら4つのスイッチング手段の少なくとも2つに、高速でオン/オフの切り替えが可能なFET等の半導体スイッチを用いていた。
【0006】
しかしながら、FET等の半導体スイッチはそれ自体が比較的高価なため、このような半導体スイッチを複数用いた回路構成とすると、モータ駆動回路の低コスト化を図る上で障害となるといった問題がある。また、半導体スイッチは動作時の発熱量が大きいため、このような半導体スイッチを複数用いたモータ駆動回路では、大がかりな放熱機構の設置が要求され、この点からもモータ駆動回路の低コスト化が困難であるといった問題がある。
【0007】
本発明は、以上のような従来の実情に鑑みて創案されたものであって、1つの半導体スイッチでモータ駆動時のPWM制御による速度調整と回生ブレーキ時の制動力調整との双方を実現でき、低コスト化を図る上で有利な構成の車両用開閉体の駆動制御装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、モータを正転駆動状態、正転回生ブレーキ状態、逆転駆動状態、逆転回生ブレーキ状態の何れかで動作させて、車両用開閉体の開閉動作及びその開閉速度を制御する車両用開閉体の駆動制御装置であって、前記モータの一端側とバッテリとの間、前記モータの他端側と前記バッテリとの間にそれぞれ設けられ、前記モータと前記バッテリとの接続状態を切り替えるための機械的接点機構である第1及び第2のリレーと、前記第1及び第2のリレーの双方とグラウンドとの間に各々設けられ、前記モータと前記グラウンドとの接続状態を切り替えるための機械的接点機構である第3及び第4のリレーと、前記第3のリレーと前記第4のリレーとの間に設けられ、パルス入力によって動作する半導体スイッチとを備えることを特徴とするものである。
【0009】
この請求項1に記載の車両用開閉体の駆動制御装置では、モータが正転駆動状態、正転回生ブレーキ状態、逆転駆動状態、逆転回生ブレーキ状態の何れの状態であっても、第3のリレーと第4のリレーとの間に設けられた半導体スイッチが必ず回路中に介在することになるので、この半導体スイッチのオン/オフを高速に切り替えることで、モータが正転駆動状態及び逆転駆動状態のときは、PWM制御による高精度な速度調整が実現されると共に、モータが正転回生ブレーキ状態及び逆転回生ブレーキ状態のときは、高精度な制動力の調整が実現できる。
【0010】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用開閉体の駆動制御装置において、前記第3のリレーと第4のリレーとが、2回路2接点のリレーとして構成されていることを特徴とするものである。
【0011】
この請求項2に記載の車両用開閉体の駆動制御装置では、第3のリレーと第4のリレーとが2回路2接点のリレーとして構成されており、これら第3のリレー及び第4のリレーの切り替えが共通の入力によって同時に制御されるので、これらの切り替え制御を簡便に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】
本発明を適用した車両用開閉体の駆動制御装置の全体構成を図1に概略的に示す。この駆動制御装置1は、車両のスライドドアやバックドア等の車両用開閉体を開閉動作させる際の駆動源となるモータ2と、このモータ2の回転パルスを検出するロータリエンコーダ3と、車両の乗員によって操作される操作スイッチ4と、バッテリ5と、コントローラ6とを備えて構成される。そして、この駆動制御装置1では、ロータリエンコーダ3により検出されたモータ2の回転パルスをもとに車両用開閉体の開閉速度を算出し、その開閉速度を所定の目標速度に近づけるためのパルス信号を生成するパルス生成回路7と、操作スイッチ4からの操作入力及びパルス生成回路7により算出された車両用開閉体の開閉速度に応じて、後述するモータ駆動回路が備える各リレーを切り替え制御するリレー制御回路8と、モータ2を駆動するモータ駆動回路9とが、コントローラ6に設けられている。
【0014】
モータ駆動回路9は、図2に示すように、モータ2の一端側とバッテリ5との間に設けられた機械的接点機構である第1のリレー11と、モータ2の他端側とバッテリ5との間に設けられた機械的接点機構である第2のリレー12と、第1のリレー11及び第2のリレー12の双方とグラウンドGNDとの間に設けられた機械的接点機構である第3のリレー13及び第4のリレー14と、これら第3のリレー13と第4のリレー14との間に設けられた半導体スイッチであるMOS型NチャンネルのFET15とを備えている。
【0015】
第1のリレー11と第2のリレー12とは、常開接点NOを共通にしてバッテリ5にそれぞれ接続されている。また、第1のリレー11の常閉接点NCは、第3のリレー13の常閉接点NC及び第4のリレー14の常開接点NOに接続され、第2のリレー12の常閉接点NCは、第3のリレー13の常開接点NO及び第4のリレー14の常閉接点NCに接続されている。また、第1のリレー11の可動接点TRは、モータ2の一方の端子に接続され、第2のリレー12の可動接点TRは、モータ2の他方の端子に接続されている。そして、このモータ駆動回路9では、第1のリレー11及び第2のリレー12が、モータ2とバッテリ5との接続状態を切り替えるためのスイッチとして機能するようになっている。
【0016】
また、第3のリレー13の可動接点TRは、FET15のドレインに接続され、第4のリレー14の可動接点TRとFET15のソースとがグラウンドGNDに接続されている。すなわち、第3のリレー13の可動接点TRと第4のリレー14の可動接点TRとの間に、FET15が介在した構成となっている。また、第3のリレー13と第4のリレー14とは、2回路2接点のリレーとして構成されており、共通の入力で同時に切り替え操作が行われるようになっている。そして、このモータ駆動回路9では、第3のリレー13及び第4のリレー14が、モータ2とグラウンドGNDとの接続状態を切り替えるためのスイッチとして機能するようになっている。
【0017】
また、FET15のゲートには、パルス生成回路7により生成されたパルス信号P1が入力されるようになっており、このパルス入力によってFET15が動作してオン/オフの切り替えを高速に行えるようになっている。なお、半導体スイッチとしては、このようなMOS型NチャンネルのFET15に限らず、パルス入力によってオン/オフを高速で切り替え可能なあらゆる半導体スイッチが適用可能である。
【0018】
以上のように構成されるモータ駆動回路9では、リレー制御回路8からの制御信号に応じて、第1のリレー11、第2のリレー12、第3及び第4のリレー13がそれぞれ切り替え制御されることで、モータ2を正転駆動状態、正転回生ブレーキ状態、逆転駆動状態、逆転回生ブレーキ状態の何れかで動作させるようになっている。
【0019】
すなわち、リレー制御回路8からの制御信号に応じて、第1のリレー11を通電状態として可動接点TRを常開接点NOに接触させ、第2のリレー12を非通電状態として可動接点TRを常閉接点NCに接触させる。また、第3のリレー13及び第4のリレー14を通電状態として、それぞれの可動接点TRを常開接点NOに接触させる。これにより、図3に示すように、バッテリ5、第1のリレー11、モータ2、第2のリレー12、第3のリレー13、FET15、グラウンドGNDの順で電流が流れる回路が構成され、モータ2が正転駆動状態で動作されることになる。そして、モータ2が正転駆動状態で動作されることで、スライドドアやバックドア等の車両用開閉体に、例えば開く方向での駆動力が働くことになる。
【0020】
このとき、パルス生成回路7によってモータ2の回転速度に応じてPWM制御されたパルス信号P1が生成され、FET15のオン/オフがこのパルス信号P1に応じて高速で切り替えられることでモータ2の回転速度が制御されて、車両用開閉体の開く速度が目標速度に近付くように、高精度に速度調整されることになる。
【0021】
また、リレー制御回路8からの制御信号に応じて、第1のリレー11を非通電状態として可動接点TRを常閉接点NCに接触させ、第2のリレー12を通電状態として可動接点TRを常開接点NOに接触させる。また、第3のリレー13及び第4のリレー14を非通電状態として、それぞれの可動接点TRを常閉接点NCに接触させる。これにより、図4に示すように、バッテリ5、第2のリレー12、モータ2、第1のリレー11、第3のリレー13、FET15、グラウンドGNDの順で電流が流れる回路が構成され、モータ2が逆転駆動状態で動作されることになる。そして、モータ2が逆転駆動状態で動作されることで、スライドドアやバックドア等の車両用開閉体に、例えば閉じる方向での駆動力が働くことになる。
【0022】
このとき、パルス生成回路7によってモータ2の回転速度に応じてPWM制御されたパルス信号P1が生成され、FET15のオン/オフがこのパルス信号P1に応じて高速で切り替えられることでモータ2の回転速度が制御されて、車両用開閉体の閉じる速度が目標速度に近付くように、高精度に速度調整されることになる。
【0023】
また、リレー制御回路8からの制御信号に応じて、第1のリレー11を非通電状態として可動接点TRを常閉接点NCに接触させ、第2のリレー12を非通電状態として可動接点TRを常閉接点NCに接触させる。また、第3のリレー13及び第4のリレー14を非通電状態として、それぞれの可動接点TRを常閉接点NCに接触させる。これにより、図5に示すように、モータ2、第1のリレー11、第3のリレー13、FET15、第4のリレー14、第2のリレー12、モータ2の順で循環する閉回路が構成され、モータ2が発電制動状態である正転回生ブレーキ状態で動作されることになる。そして、モータ2が正転回生ブレーキ状態で動作されることで、スライドドアやバックドア等の車両用開閉体に、例えば開く方向での駆動力を抑える制動力が働くことになる。
【0024】
このとき、パルス生成回路7によって生成された周期的な繰り返しによるパルス信号P1でFET15を動作させると、パルス信号P1がLoレベルの期間はFET15がオフとなって開回路が構成され、モータ2は回生ブレーキを解除したフリーな状態とされる。そして、パルス信号P1に応じてFET15のオン/オフが高速で切り替えられることで、正転回生ブレーキ状態とフリーな状態とが交互に設定され、これにより、車両用開閉体に働く制動力の大きさが調整されることになる。また、この場合も、正転駆動時或いは逆転駆動時におけるPWM制御と同様に、モータ2の回転速度、すなわち車両用開閉体の移動速度に応じてパルス信号P1のHiレベルの期間とLoレベルの期間のデューティを変化させることで、制動力の大きさを更にきめ細かく調整することができる。
【0025】
また、リレー制御回路8からの制御信号に応じて、第1のリレー11を非通電状態として可動接点TRを常閉接点NCに接触させ、第2のリレー12を非通電状態として可動接点TRを常閉接点NCに接触させる。また、第3のリレー13及び第4のリレー14を通電状態として、それぞれの可動接点TRを常開接点NOに接触させる。これにより、図6に示すように、モータ2、第2のリレー12、第3のリレー13、FET15、第4のリレー14、第1のリレー11、モータ2の順で循環する閉回路が構成され、モータ2が発電制動状態である逆転回生ブレーキ状態で動作されることになる。そして、モータ2が逆転回生ブレーキ状態で動作されることで、スライドドアやバックドア等の車両用開閉体に、例えば閉じる方向での駆動力を抑える制動力が働くことになる。
【0026】
このとき、パルス生成回路7によって生成された周期的な繰り返しによるパルス信号P1でFET15のオン/オフを高速で切り替え、逆転回生ブレーキ状態とフリーな状態とを交互に設定することにより、車両用開閉体に働く制動力の大きさが調整されることになる。また、この場合も、正転駆動時或いは逆転駆動時におけるPWM制御と同様に、モータ2の回転速度、すなわち車両用開閉体の移動速度に応じてパルス信号P1のHiレベルの期間とLoレベルの期間のデューティを変化させることで、制動力の大きさを更にきめ細かく調整することができる。
【0027】
モータ2を以上のような正転駆動状態、正転回生ブレーキ状態、逆転駆動状態、逆転回生ブレーキ状態の各パターンで動作させる場合に、第1乃至第4のリレー11,12,13,14の切り替えをどのように行うかを図7に一覧で示す。この図7で示すように第1乃至第4のリレー11,12,13,14の切り替えを行うことによって、モータ2を正転駆動状態、正転回生ブレーキ状態、逆転駆動状態、逆転回生ブレーキ状態の何れのパターンで動作させるようにした場合でも、回路中に必ずFET15が介在することになる。
【0028】
したがって、モータ2を正転駆動状態或いは逆転駆動状態で動作させるときは、PWM制御されたパルス信号P1でFET15のオン/オフを高速に切り替えることで、モータ2の回転速度を調整して、車両用開閉体の開閉速度を目標速度に近付けることができる。また、モータ2を正転回生ブレーキ状態或いは逆転回生ブレーキ状態で動作させるときは、パルス信号P1でFET15のオン/オフを高速に切り替えてモータ2を回生ブレーキ状態とフリーな状態とに交互させることで、車両用開閉体に与える制動力の大きさを高精度に調整することができる。
【0029】
以上説明したように、本発明を適用した車両用開閉体の駆動制御装置1では、コントローラ2のモータ駆動回路9が4つの機械的接点機構である第1乃至第4のリレー11,12,13,14と、1つの半導体スイッチであるFET15を用いて構成され、第1乃至第4のリレー11,12,13,14の切り替えによってモータ2を正転駆動状態、正転回生ブレーキ状態、逆転駆動状態、逆転回生ブレーキ状態の何れかで動作させると共に、FET15のオン/オフを高速に切り替えることで、正転駆動時或いは逆転駆動時には車両用開閉体の開閉速度を高精度に制御し、また、正転回生ブレーキ時或いは逆転回生ブレーキ時には車両用開閉体に働く制動力を高精度に調整するようになっている。すなわち、この駆動制御装置1は、従来技術では複数のFETを用いて実現されていた機能と同様の機能を1つのFET15で実現できるようになっている。
【0030】
したがって、この駆動制御装置1では、従来複数のFETを用いてモータ駆動回路を構成していたことに起因する問題、すなわち、FET自体が比較的高価であることに加えて、複数のFETから発生する大量の熱を放熱するための大がかりな放熱機構の設置が要求されて低コスト化を図る上で支障をきたすといった問題を生じさせることなく、車両用開閉体の開閉動作及びその開閉速度を高精度に制御することができる。
【0031】
また、この駆動制御装置1では、モータ駆動回路9の第3のリレー13と第4のリレー14とが2回路2接点のリレーとして構成されており、これら第3のリレー13及び第4のリレー14の切り替えが共通の入力によって同時に制御されるようになっているので、これらの切り替え制御を簡便に行うことができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、機械的接点機構である第1乃至第4のリレーと1つの半導体スイッチとを用い、これらの切り替えによって駆動源となるモータの動作状態を制御して、車両用開閉体の開閉動作及びその開閉速度を制御するようにしているので、複数の半導体スイッチを用いた場合には困難とされてきた装置コストの低コスト化を実現しながら、車両用開閉体の開閉動作及びその開閉速度の制御を高精度に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した車両用開閉体の駆動制御装置を概略的に示すブロック図である。
【図2】前記車両用開閉体の駆動制御装置が備えるモータ駆動回路を示す回路図である。
【図3】前記モータ駆動回路によりモータを正転駆動状態で動作させた様子を示す動作説明図である。
【図4】前記モータ駆動回路によりモータを逆転駆動状態で動作させた様子を示す動作説明図である。
【図5】前記モータ駆動回路によりモータを正転回生ブレーキ状態で動作させた様子を示す動作説明図である。
【図6】前記モータ駆動回路によりモータを逆転回生ブレーキ状態で動作させた様子を示す動作説明図である。
【図7】前記モータの動作状態と第1乃至第4のリレーの切り替え制御との関係を一覧で示す図である。
【符号の説明】
1 車両用開閉体の駆動制御装置
2 モータ
5 バッテリ
6 コントローラ
9 モータ駆動回路
11 第1のリレー
12 第2のリレー
13 第3のリレー
14 第4のリレー
15 FET
Claims (2)
- モータを正転駆動状態、正転回生ブレーキ状態、逆転駆動状態、逆転回生ブレーキ状態の何れかで動作させて、車両用開閉体の開閉動作及びその開閉速度を制御する車両用開閉体の駆動制御装置であって、
前記モータの一端側とバッテリとの間、前記モータの他端側と前記バッテリとの間にそれぞれ設けられ、前記モータと前記バッテリとの接続状態を切り替えるための機械的接点機構である第1及び第2のリレーと、
前記第1及び第2のリレーの双方とグラウンドとの間に各々設けられ、前記モータと前記グラウンドとの接続状態を切り替えるための機械的接点機構である第3及び第4のリレーと、
前記第3のリレーと前記第4のリレーとの間に設けられ、パルス入力によって動作する半導体スイッチとを備えること
を特徴とする車両用開閉体の駆動制御装置。 - 前記第3のリレーと第4のリレーとが、2回路2接点のリレーとして構成されていること
を特徴とする請求項1に記載の車両用開閉体の駆動制御装置。
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