JP4119135B2 - 射出成形機の駆動力伝達装置 - Google Patents

射出成形機の駆動力伝達装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、射出成形機の駆動力伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電動式の射出成形機、すなわち、電動成形機においては、駆動装置としての射出装置の加熱シリンダ内にスクリューが回転自在に、かつ、進退自在に配設され、計量用モータを駆動することによって前記スクリューを回転させたり、射出用モータを駆動することによって前記スクリューを進退させたりすることができるようになっている。そして、計量工程時に、スクリューを回転させると、ホッパから加熱シリンダ内に供給された樹脂が、加熱され、溶融させられて前進させられ、スクリューの前端に形成されたスクリューヘッドの前方に蓄えられ、これに伴って、スクリューは後退させられる。また、射出工程時に、スクリューを前進させると、前記スクリューヘッドの前方に蓄えられた樹脂が射出ノズルから射出され、金型装置のキャビティ空間に充填(てん)される。続いて、該キャビティ空間に充填された樹脂が冷却され固化させられることによって成形品が成形される。
【0003】
図2は従来の射出装置の概念図である。
【0004】
図において、11は加熱シリンダ、12は該加熱シリンダ11内において回転自在に、かつ、進退(図において左右方向に移動)自在に配設されたスクリュー、13は前記加熱シリンダ11の前端(図において左端)に形成された射出ノズルである。
【0005】
前記加熱シリンダ11の後端(図において右端)は前方射出サポート31に取り付けられ、該前方射出サポート31と所定の距離を置いて後方射出サポート32が配設される。そして、前記前方射出サポート31と後方射出サポート32との間にガイドバー33が架設され、該ガイドバー33に沿ってプレッシャプレート34が進退自在に配設される。なお、前記前方射出サポート31及び後方射出サポート32は、図示されないボルトによって図示されないスライドベースに固定される。
【0006】
また、前記スクリュー12の後端にドライブシャフト35が連結され、該ドライブシャフト35は、ベアリング36、37によってプレッシャプレート34に対して回転自在に支持される。そして、スクリュー12を回転させるために電動の計量用モータ41が配設され、該計量用モータ41とドライブシャフト35との間に、プーリ42、43及びタイミングベルト44が配設される。したがって、前記計量用モータ41を駆動することによって、スクリュー12を正方向又は逆方向に回転させることができる。
【0007】
また、前記プレッシャプレート34より後方(図において右方)に、互いに螺(ら)合させられたボールねじ軸45及びボールナット46から成るボールねじ47が配設され、該ボールねじ47によって回転運動を直進運動に変換する運動方向変換部及びねじ部が構成される。そして、前記ボールねじ軸45はベアリング48によって後方射出サポート32に対して回転自在に支持され、前記ボールナット46はプレート51及びロードセル52を介してプレッシャプレート34に固定される。さらに、スクリュー12を進退させるために電動の射出用モータ53が配設され、該射出用モータ53とボールねじ軸45との間に、プーリ54、55及びタイミングベルト56が配設される。したがって、前記射出用モータ53を駆動し、ボールねじ軸45を回転させることによってボールナット46及びプレッシャプレート34を進退させ、スクリュー12を前進(図において左方に移動)又は後退(図において右方に移動)させることができる。
【0008】
前記構成の射出装置において、計量工程時に、前記計量用モータ41を駆動してスクリュー12を正方向に回転させると、ホッパから落下した樹脂が加熱シリンダ11内に供給され、スクリュー12の外周面に形成された溝内を前進させられ、これに伴って、スクリュー12が後退させられ、樹脂がスクリューヘッド27の前方(図において左方)に蓄えられる。
【0009】
また、射出工程時に、前記射出用モータ53を駆動してスクリュー12を前進させると、スクリューヘッド27の前方に蓄えられた樹脂は、射出ノズル13から射出され、図示されない金型装置のキャビティ空間に充填される。このとき、スクリューヘッド27の前方に蓄えられた樹脂が逆流しないように、スクリューヘッド27の周囲に逆流防止装置が配設される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の電動成形機においては、前記ボールねじ47において、運動方向を変換する容量を大きくしようとする場合、原理上は、前記ボールナット46内に収容されるボールの巻数を多くすればよいが、例えば、二つのボールナットを間座を介して連結し、ボールの巻数を2倍にしても、ボールに加わる荷重分布が不均一になるので、ボールねじ47の容量を2倍にすることができない。すなわち、ボールの巻数を多くした分だけボールねじ47の容量を大きくすることはできない。
【0011】
また、二つのボールナットを間座を介して連結した場合、ねじ部によって発生させられる出力を検出しようとすると、大きなロードセルが必要になり、射出装置が大型化するだけでなく、射出装置のコストが高くなってしまう。
【0012】
本発明は、前記従来の電動成形機の問題点を解決して、運動方向変換部の容量を大きくすることができ、駆動装置を小型化することができ、駆動装置のコストを低くすることができる射出成形機の駆動力伝達装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の射出成形機の駆動力伝達装置においては、駆動部と、該駆動部を駆動することによって回転させられるねじ軸、及び該ねじ軸と螺合させられ、それぞれねじ部を形成する二つ以上のナットを備え、回転運動を直進運動に変換する運動方向変換部と、進退自在に配設され、各ねじ部によって発生させられる各出力を伝達するための移動加圧部材と、該移動加圧部材と前記各ナットとをそれぞれ連結する出力部材と、前記移動加圧部材と各出力部材との間に配設され、各ねじ部によって発生させられる各出力を検出する荷重検出部とを有する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、本発明を駆動装置としての射出装置に適用した例について説明するが、本発明を型締装置及びエジェクタ装置に適用することもできる。
【0019】
図1は本発明の第1の実施の形態における射出装置の概念図、図3は本発明の第1の実施の形態におけるボールねじユニットの断面図、図4は本発明の第1の実施の形態におけるボールねじユニットの側面図である。
【0020】
図において、11はシリンダ部材としての加熱シリンダであり、該加熱シリンダ11内に、射出部材としての図示されないスクリューが回転自在に、かつ、進退自在に配設される。前記加熱シリンダ11の後端(図1において右端)は前方射出サポート31に取り付けられ、該前方射出サポート31と所定の距離を置いて中央射出サポート38が、該中央射出サポート38と更に所定の距離を置いて後方射出サポート61が配設される。そして、前記前方射出サポート31と中央射出サポート38との間にガイドバー33が架設され、該ガイドバー33に沿って移動加圧部材としてのプレッシャプレート34が進退(図1において左右方向に移動)自在に配設される。なお、前記前方射出サポート31、中央射出サポート38及び後方射出サポート61は、一体的に連結され、図示されないボルトによってスライドベース62に固定される。
【0021】
また、前記スクリューの後端にドライブシャフト35が連結され、該ドライブシャフト35は、図示されないベアリングによってプレッシャプレート34に対して回転自在に支持される。そして、スクリューを回転させるために、第1の駆動部としての図示されない電動の計量用モータが配設され、該計量用モータとドライブシャフト35との間に、図示されないプーリ及びタイミングベルトから成る第1の回転伝動部が配設される。したがって、前記計量用モータを駆動することによって、スクリューを正方向又は逆方向に回転させることができる。なお、本実施の形態においては、前記第1の駆動部として電動の計量用モータを使用しているが、電動の計量用モータに代えて油圧のモータを使用することもできる。
【0022】
また、前記プレッシャプレート34と後方射出サポート61との間にボールねじユニット63が配設される。該ボールねじユニット63は、回転自在に配設された共通のボールねじ軸64、該ボールねじ軸64と螺合させて、かつ、軸方向において所定の距離を置いて配設された第1、第2のボールナット65、66、第1のボールナット65とプレッシャプレート34との間に配設された第1の出力部材71、第2のボールナット66とプレッシャプレート34との間に配設された第2の出力部材72及び調整機構部81を備える。そして、前記第1の出力部材71は、後端(図3において右端)がボルトb1によって前記第1のボールナット65のフランジ部68に取り付けられ、前端(図1及び3において左端)が第1の荷重検出部としてのロードセル82を介してプレッシャプレート34に取り付けられ、前記第2の出力部材72は、後端が前記調整機構部81を介して前記第2のボールナット66のフランジ部69に取り付けられ、前端が第2の荷重検出部としてのロードセル83を介してプレッシャプレート34に取り付けられる。
【0023】
前記ボールねじ軸64は、軸方向における前方(図1及び3において左方)の主たる部分に形成されたねじ部73、及び後端の近傍に形成された軸部74から成り、前方において前記第1のボールナット65によってプレッシャプレート34に対して、後端においてベアリング75によって後方射出サポート61に対して回転自在に支持される。そして、ボールねじ軸64及び第1のボールナット65によって回転運動を直進運動に変換する第1の運動方向変換部及び第1のねじ部としての第1のボールねじ部が、ボールねじ軸64及び第2のボールナット66によって回転運動を直進運動に変換する第2の運動方向変換部及び第2のねじ部としての第2のボールねじ部が構成され、ボールねじ軸64によってねじ軸及び第1の変換要素が、第1、第2のボールナット65、66によって第1、第2のナット及び第2の変換要素が構成される。
【0024】
また、スクリューを進退させるために、第2の駆動部としての電動の射出用モータ53が配設され、該射出用モータ53と軸部74との間に、駆動プーリ54、従動プーリ55、及び駆動プーリ54と従動プーリ55との間に張設されたタイミングベルト56から成る第2の回転伝動部が配設される。したがって、前記射出用モータ53を駆動し、ボールねじ軸64を回転させることによって第1、第2のボールナット65、66及びプレッシャプレート34を移動させ、スクリューを進退させることができる。このとき、第1、第2のボールねじ部によって発生させられる出力は、ロードセル82、83によって射出力として検出され、ロードセル82、83のセンサ出力は図示されない制御部に送られる。該制御部の図示されない射出力制御処理手段は、射出力制御処理を行い、前記センサ出力に基づいて射出力を制御する。なお、前記ボールねじユニット63及び射出用モータ53によって駆動力伝達装置が構成される。また、本実施の形態においては、前記第2の駆動部として電動の射出用モータ53を使用しているが、電動の射出用モータ53に代えて油圧のモータを使用することもできる。
【0025】
そして、前記第1、第2のボールナット65、66の軸方向における相対的な位置を調整するために前記調整機構部81が配設される。該調整機構部81は、第2の出力部材72の後端に形成されたフランジ85と対向させて配設された環状の調整板86を備え、該調整板86の内周縁の近傍と前記フランジ部69とがボルトb2によって固定される。また、前記調整板86の円周方向における複数箇所に、調整板86を貫通してねじ穴87が形成され、該各ねじ穴87と調整部材としての筒状の調整ボルトb3とが螺合させられる。該調整ボルトb3のねじ部の先端(図3において左端)は平坦(たん)にされ、フランジ85と当接させられる。そして、固定部材としての固定ボルトb4が前記各調整ボルトb3を貫通して配設され、フランジ85に取り付けられる。
【0026】
したがって、前記調整ボルトb3を回転させ、調整板86に対して進退(図3において左右方向に移動)させ、ロードセル82、83のセンサ出力が等しくなった状態で、前記固定ボルトb4を締め付けることによって、第1、第2のボールナット65、66の軸方向における相対的な位置を調整することができる。その結果、ボールねじ軸64から第1、第2のボールナット65、66に伝達される力の配分を調整することができる。なお、本実施の形態においては、第2の出力部材72と第2のボールナット66との間に調整機構部81が配設されるようになっているが、第1の出力部材71と第1のボールナット65との間に調整機構部を配設することもできる。
【0027】
このように、前記ボールねじユニット63においては、共通のボールねじ軸64と第1、第2のボールナット65、66とが螺合させられ、かつ、第1、第2のボールナット65、66が第1、第2の出力部材71、72及びロードセル82、83を介してプレッシャプレート34に固定されるので、第1、第2のボールねじ部が直列に連結されることになる。したがって、ボールの巻数が多くなり、第1、第2のボールねじ部の運動方向を変換する容量を大きくすることができる。
【0028】
また、調整機構部81によって、第1、第2のボールナット65、66の軸方向における相対的な位置を調整することができるようになっているので、第1、第2のボールねじ部においてボールに加わる荷重分布を均一にすることができる。
【0029】
そして、第1、第2のボールねじ部の各出力をそれぞれロードセル82、83によって検出することができるので、大きなロードセルを配設する必要がなく、射出装置を小型化することができるだけでなく、射出装置のコストを低くすることができる。
【0030】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0031】
図5は本発明の第2の実施の形態におけるボールねじユニットの断面図である。
【0032】
図において、181は調整機構部であり、該調整機構部181は、第2の出力部材72の後端(図において右端)に形成された雄ねじ部185、該雄ねじ部185の後端と対向させて配設された調整板86、及び該調整板86に対して相対的に回転自在に取り付けられ、内周面に雌ねじ部189が形成された筒状体188を備え、前記雄ねじ部185と雌ねじ部189が螺合させられる。
【0033】
そして、前記調整板86と筒状体188との相対的な回転を選択的に阻止するために留ねじb6が、第2の出力部材72に対する筒状体188の回転を選択的に阻止するために留ねじb7が、それぞれ固定部材として配設される。
【0034】
したがって、前記留ねじb6、b7を緩め、筒状体188を回転させて、調整板86を進退(図において左右方向に移動)させ、第1、第2の荷重検出部としてのロードセル82、83のセンサ出力が等しくなった状態で、前記留ねじb6、b7を締め付けることによって、第1、第2のナット及び第2の変換要素としての第1、第2のボールナット65、66の軸方向における相対的な位置を調整することができる。
【0035】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0036】
図6は本発明の第3の実施の形態におけるボールねじユニットの断面図、図7は本発明の第3の実施の形態におけるボールねじユニットの側面図である。
【0037】
図において、281は調整機構部であり、該調整機構部281は、第2の出力部材72の後端に形成されたフランジ85に対して摺(しゅう)動自在に配設された調整板186を備え、該調整板186の円周方向における複数箇所に、扇状の形状を有する長溝191を貫通して留ねじb8がフランジ85に配設される。
【0038】
したがって、前記各留ねじb8を緩め、第2のボールナット66を回転させ、第1、第2の荷重検出部としてのロードセル82、83のセンサ出力が等しくなった状態で、前記留ねじb8を締め付けることによって、第1、第2のナット及び第2の変換要素としての第1、第2のボールナット65、66の軸方向における相対的な位置を調整することができる。
【0039】
前記各実施の形態においては、前記駆動部としての射出用モータ53(図1)を駆動することによって発生させられた回転がねじ軸及び第1の変換要素としてのボールねじ軸64に伝達され、該ボールねじ軸64の回転運動が、第1、第2のボールナット65、66の直進運動に変換されるようになっているが、ボールねじ軸の回転運動を、ボールねじ軸の回転を伴う直進運動、すなわち、回転直進運動に変換することもできる。また、前記射出用モータ53を駆動することによって発生させられた回転をボールナットに伝達し、該ボールナットの回転運動を、ボールナットの回転直進運動に変換したり、ボールねじ軸の直進運動に変換したりすることもできる。
【0040】
そして、前記各実施の形態においては、ボールねじユニット63において、ボールねじ軸64と第1、第2のボールナット65、66とが螺合させられるようになっているが、ボールねじ軸64と3個以上のボールナットとを螺合させることもできる。
【0041】
さらに、前記実施の形態においては、ボールねじユニット63が使用されるようになっているが、ねじ軸としてローラねじ軸を、ナットとしてローラナットを備えたローラねじユニットを使用することもできる。
【0042】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0043】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、射出成形機の駆動力伝達装置においては、駆動部と、該駆動部を駆動することによって回転させられるねじ軸、及び該ねじ軸と螺合させられ、それぞれねじ部を形成する二つ以上のナットを備え、回転運動を直進運動に変換する運動方向変換部と、進退自在に配設され、各ねじ部によって発生させられる各出力を伝達するための移動加圧部材と、該移動加圧部材と前記各ナットとをそれぞれ連結する出力部材と、前記移動加圧部材と各出力部材との間に配設され、各ねじ部によって発生させられる各出力を検出する荷重検出部とを有する。
【0046】
この場合、ねじ軸と二つ以上のナットとが螺合させられて、それぞれねじ部が形成されるので、ボールの巻数が多くなり、運動方向変換部の容量を大きくすることができる。
また、各ねじ部の各出力をそれぞれ荷重検出部によって検出することができるので、大きな荷重検出部を配設する必要がなく、駆動装置を小型化することができるだけでなく、駆動装置のコストを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における射出装置の概念図である。
【図2】従来の射出装置の概念図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるボールねじユニットの断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるボールねじユニットの側面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるボールねじユニットの断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態におけるボールねじユニットの断面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態におけるボールねじユニットの側面図である。
【符号の説明】
34 プレッシャプレート
53 射出用モータ
64 ボールねじ軸
65、66 第1、第2のボールナット
71、72 第1、第2の出力部材
81、181、281 調整機構部
82、83 ロードセル

Claims (1)

  1. (a)駆動部と、
    (b)該駆動部を駆動することによって回転させられるねじ軸、及び該ねじ軸と螺合させられ、それぞれねじ部を形成する二つ以上のナットを備え、回転運動を直進運動に変換する運動方向変換部と
    (c)進退自在に配設され、各ねじ部によって発生させられる各出力を伝達するための移動加圧部材と、
    (d)該移動加圧部材と前記各ナットとをそれぞれ連結する出力部材と、
    (e)前記移動加圧部材と各出力部材との間に配設され、各ねじ部によって発生させられる各出力を検出する荷重検出部とを有することを特徴とする射出成形機の駆動力伝達装置
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