JP4117484B2 - 植物鮮度保持材料 - Google Patents

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Description

本発明は植物、特に切花の鮮度保持剤及び鮮度保持材料に関し、更に詳しくは切花の花弁や葉の萎凋、ベントネックの防止等に優れ、花弁を大きく綺麗に開花させる、切花の鮮度保持剤および鮮度保持材料に関するものである。
日本での切花生産量は50億本を超え、切花を扱う切花生産者、花き市場、切花小売店、一般消費者といった流通過程で切花の鮮度を如何に保つかが重要な課題である。切花の鮮度が低下する原因としては水の腐敗による水揚げの低下、植物ホルモンであるエチレンの作用、植物体内の栄養分不足等が挙げられる。水の腐敗については8−ヒドロキシキノリン等の殺菌剤、水揚げを良くするには界面活性剤等が用いられている。
エチレンの作用を抑制するものとしてはチオ硫酸銀が一般に知られているが、チオ硫酸銀は有効成分として重金属である銀を含んでいるため、環境汚染が懸念されている。エチレン抑制作用を有するもので重金属を含まない鮮度保持剤としてはAIB(2−アミノイソ酪酸)、AOA(アミノオキシ酢酸)、AVG(アミノエトキシビニルグリシン)等が一般に知られているが、これら単独及びこれらエチレン生合成阻害剤類を2種類以上併用するだけでは効果が不十分で使用量が増えること、高価である等により使用が制限されている。
例えば、AVG(アミノエトキシビニルグリシン)とAIB(α−アミノイソ酪酸)とを有効成分として含有する切花鮮度保持剤組成物(特許文献1参照)、(1)α−アミノイソ酪酸またはその塩、(2)アミノオキシ酢酸またはその塩、(3)チオ硫酸銀から選ばれる少なくとも2種の物質を有効成分とする切花鮮度保持剤(特許文献2参照)等がある。
植物体内の栄養分を補うものとしては、グルコース、フルクトース、スクロースといった糖類や硝酸カリウム、硫酸カリウム、硝酸カルシウム、硝酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、硝酸アンモニウム、第一リン酸カリウム、第一リン酸アンモニウム、リン酸、尿素等の無機栄養成分が一般に知られている。
またこれら以外にも、植物体内の栄養分を補う目的でビタミン類を植物に用いることにより植物の生長を調節することが開示されているが、これらのビタミン類だけではエチレンの作用を抑制することができず、切花の鮮度を長期間保持することが出来ない。
例えば、(1)無機酸またはその塩、(2)炭素数2〜4の有機酸またはその塩、(3)没食子酸、(4)ニコチン酸アミド及び(5)l−アルギニンから選ばれる一種以上を含有することを特徴とする切花の活力保持剤(特許文献3参照)等がある。
また、水耕用ウレタン培地、フェノール樹脂発泡体、ロックウール培地、ハイドロボール等のセラミック粒子を利用した人工無機質体等を植物の支持体として使用し、鮮度を保持する鮮度保持材料があるが、これらの材料は単に植物への水分供給を目的とした水分補給材料であり、植物の鮮度を長期間保持することはできない。
特開平5−238901号公報 特開平7−223902号公報 特開平06−239701号公報
本発明の目的は、従来技術における上記したような課題を解決し、切花に対して優れた鮮度保持効果を有し、また切花の花弁を綺麗に大きく開花させ、しかも重金属成分による環境汚染の恐れがない、植物鮮度保持剤及び植物鮮度保持材料を提供することにある。
本発明者らは切花の鮮度を保持する鮮度保持剤組成および鮮度保持材料を鋭意研究した結果、2−アミノイソ酪酸またはその塩(A)とニコチン酸、ニコチン酸アミド、チアミン塩酸塩、チアミン硝酸塩、リボフラビン、リボフラビンリン酸エステルナトリウム、ピリドキシン塩酸塩から選ばれる少なくとも一種(B)とを含有し、(A)と(B)の重量比が(B)/(A)=0.00002〜10である植物鮮度保持剤と、該植物鮮度保持剤を含浸させた吸水性ポリマーが植物、特にカーネーション、バラ、スイートピー、ガーベラ、キク、ユリといった切花の花弁を綺麗に大きく開花させ、また長期間に渡ってその鮮度を保持できることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は2−アミノイソ酪酸(A)とニコチン酸、ニコチン酸アミド、チアミン塩酸塩、チアミン硝酸塩、リボフラビン、リボフラビンリン酸エステルナトリウム、ピリドキシン塩酸塩から選ばれる少なくとも一種(B)とを含有し、(A)と(B)の重量比が(B)/(A)=0.00002〜10である植物鮮度保持剤および鮮度保持材料に関するものである。
本発明によれば、植物、特に種々の切花に対して優れた鮮度保持効果を示し、尚かつ花弁や葉の萎凋、ベントネック等の防止に優れ、花弁を大きく綺麗に開花させる鮮度保持剤および鮮度保持材料が得られる。
次に本発明を具体的に説明する。本発明の2−アミノイソ酪酸またはその塩は、エチレンの生成を阻害する働きを持ち、植物の老化を防止する成分(A成分)である。ここで、塩としては、特に制限はないがナトリウム塩またはカリウム塩などのアルカリ金属塩が挙げられる。これ以外にもSTS(チオ硫酸銀)、AVG(アミノエトキシビニルグリシン)またはその塩、AOA(アミノオキシ酢酸)またはその塩、PACME(イソプロピリデン−アミノオキシ酢酸−2−メトキシ−2−オキソエチルエステル)、アロコロナミン酸、DPSS(1、1−ジメチル−4−フェニルスルホニルセミカルバジド)、AITC(アリルイソチオシアネート)、PPOH(シスプロペニルホスホン酸)、STB(四ホウ酸ナトリウム)、アミノトリアゾール、DACP(ジアゾシクロペンタジエン)、NBD(2、5−ノルボルナジエン)、MCP(1−メチルシクロプロペン)からなる群から選ばれる1種以上を使用しても良いが、好ましくは2−アミノイソ酪酸またはその塩が使用される。AIBまたはその塩は粉末固体状、液状どちらで使用しても良く、また水等で希釈して使用しても良い。
また、植物、特に切花の栄養源またはエネルギー源となる成分であるビタミンB類を上記2−アミノイソ酪酸またはその塩(A)と併用させることにより、植物の鮮度保持効果を更に向上させることが可能となる。ビタミンB類としては、チアミン塩酸塩、チアミン硝酸塩、チアミンセチル硫酸塩、チアミンチオシアン酸塩、チアミンナフタレン−1,5−ジスルホン酸塩、チアミンナフタリン−2、6−ジスルホン酸塩、チアミンラウリル硫酸塩、リボフラビン、リボフラビンリン酸エステルナトリウム、ピリドキシン塩酸塩、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、パントテン酸ナトリウム、コバラミン、シアノコバラミンからなる群から選ばれる1種以上が使用し得るが、この中でも特にニコチン酸、ニコチン酸アミド、チアミン塩酸塩、チアミン硝酸塩、リボフラビン、リボフラビンリン酸エステルナトリウム、ピリドキシン塩酸塩からなる群から選ばれる少なくとも1種(B)を使用することによって、植物の鮮度保持効果は更に向上させることが可能となる。これらのビタミン類はそのまま使用しても良く、また水等で希釈して使用しても良い。ここで、(A)成分と(B)成分の重量比は(B)/(A)=0.00002〜10の範囲であり、好ましくは0.00003〜3、更に好ましくは0.00005〜1の範囲である。
本発明の鮮度保持剤は、(A)成分と(B)成分のみでも十分に植物の鮮度を維持することが可能であるが、植物栄養剤である糖類を併用添加することにより、(A)成分と(B)成分の相乗効果をより高くすることが可能となり、植物鮮度保持効果は格段に向上する。
植物栄養剤となる糖類(C)としてはグルコース、フルクトース、キシロース、アラビノース、リボース、ガラクトース、マンノース、ラムノース、マンニトール、キシリトール、トリオース、ソルビット、エリスリトール、グルコサミン、ガラクトサミン、スクロース、トレハロース、マルトース、セロビオース、ラクトース等の単糖類、二糖類からなる群から選ばれる1種以上が使用し得るが、上記(A)成分と(B)成分との植物への鮮度保持相乗効果をより高めるにはグルコース、フルクトース、スクロースから選ばれる1種以上を使用することが特に好ましい。ここで、(A)成分、(B)成分、(C)成分の重量比は、(B)/(A)=0.00002〜10且つ(C)/(A)=0.002〜5000であり、好ましくは(B)/(A)=0.00003〜3且つ(C)/(A)=0.003〜800が好ましく、より好ましくは(B)/(A)=0.00005〜1且つ(C)/(A)=0.005〜400である。
本発明の鮮度保持剤は、(A)成分、(B)成分、および(C)成分だけでも植物の鮮度を十分に保持することが可能であるが、さらに水腐敗及び水挙げ促進を目的とした殺菌剤・静菌剤(D)、植物の適正pHに調整するpH調整剤(E)、植物栄養剤となる無機栄養成分(F)を必要に応じて併用もしくは混合することにより、植物鮮度保持相乗効果を更に向上させることができる。
殺菌作用または静菌作用を有する殺菌剤・静菌剤(D)としては、ベンザルコニウムクロライドやベンゼトニウムクロライドといった第4級アンモニウム塩、8−ヒドロキノリン硫酸塩、クエン酸塩、ピリジン−2−チオール−1−オキシドナトリウム塩、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール、次亜塩素酸ナトリウム、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム、過酸化水素や過炭酸ナトリウムといった過酸化物からなる群から選ばれる1種以上が使用し得るが、好ましくは2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、第4級アンモニウム塩、ピリジン−2−チオール−1−オキシドナトリウム塩、過酸化水素、過炭酸ナトリウムである。(A)成分と(D)成分の重量比としては、(D)/(A)=0.00002〜50の範囲であり、好ましくは0.00003〜20であり、より好ましくは0.00005〜10である。
植物を適正pHに調整するpH調整剤(E)としては、塩酸、硝酸、リン酸、硫酸、ギ酸、酢酸、クエン酸、リンゴ酸、プロピオン酸、乳酸、しゅう酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、フマル酸、メチルリンゴ酸、イソクエン酸、酒石酸、グルコン酸、マレイン酸、メチルマレイン酸、メチルフマル酸、イタコン酸、アセチレン酸、ラウリン酸、リノール酸、オレイン酸、アクリル酸、ポリアクリル酸、ヒドロキシ酢酸、ソルビン酸、アルギン酸、アスパラギン酸、安息香酸、没食子酸、アビエチン酸、ケイ皮酸、フタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸からなる群から選ばれる1種以上が使用し得るが、好ましくは酢酸、クエン酸、リンゴ酸である。(A)成分と(E)成分の重量比としては、(E)/(A)=0.0001〜100の範囲であり、好ましくは0.0002〜40であり、より好ましくは0.0005〜20である。
植物栄養剤となる無機栄養成分(F)としては硝酸カリウム、硫酸カリウム、塩化カリウム、リン酸カリウム、硝酸カルシウム、硫酸カルシウム、塩化カルシウム、リン酸カルシウム、硝酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、リン酸マグネシウム、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム、リン酸アンモニウム、リン酸、尿素等が挙げられる。(A)成分と(F)成分の重量比としては、(F)/(A)=0.00002〜100の範囲であり、好ましくは0.00005〜40であり、より好ましくは0.0001〜20である。
本発明の植物鮮度保持剤には、さらに水揚げ促進を目的とした界面活性剤、植物からの漏出物やバクテリアの発生による代謝物等を凝集沈殿させることを目的としたコロイド凝集沈殿剤を併用もしくは混合することも可能である。
界面活性剤としてはアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、高級アルコール硫酸エステル塩、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルリン酸エステル塩等の陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤等が挙げられる。凝集沈殿剤としては、硫酸アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム、アンモニウムミョウバン等が挙げられる。
本発明の植物鮮度保持剤の形態は、液体、粒剤、粉剤、錠剤、水和剤、ペースト等いずれでも良いし、吸水性ポリマーに含浸させて使用することもできる。使用方法としては、(A)、(B)、(C)、(D)、(E)、(F)の各成分について、植物を水溶液に浸す直前に各々の成分をその水溶液に添加しても良いし、予め混合してから使用しても良い。予め混合する場合は、粉末固体状、粒状、液状のどの形態でも混合することは可能であり、使用する濃度に希釈して使用しても良いが、予めこの混合物を高濃度に調整しておき、実際の使用時にこれを水で2〜1000倍に希釈して使用するのが好都合である。
本発明の鮮度保持剤の使用方法としては、切り花の切断部を本鮮度保持剤を含む溶液に浸漬させる方法があげられる。この時、本鮮度保持剤に浸漬させたままにしておいても良いし、本鮮度保持剤に一度浸漬させた後、水などに活け替えても良い。後者の場合、浸漬時間は1〜24時間程度が好ましい。
本発明の鮮度保持剤を吸水性ポリマーに含浸させた鮮度保持材料としても切花の鮮度を維持することができる。切花の切断部を吸水性ポリマーに直接接触させたり、あるいは吸水性ポリマーを浸漬させた水の中に切花の切断部を浸すことによって、吸水性ポリマーに含浸された鮮度保持成分が植物体内に取り込まれ、植物の鮮度を維持することが可能となる。
本発明の鮮度保持剤を含浸させる吸水性ポリマーとは、1分子中に2個以上のエポキシ基を有する親水性のエポキシ樹脂(a)と1分子中に2個以上の1級または2級アミノ基を有するアミン化合物(b)を必須成分として含有する組成物を硬化したものである。
本発明に使用されるエポキシ樹脂(a)とは、一分子中に少なくとも2個以上のエポキシ基を有する親水性の化合物であれば、特に限定されるものではない。具体例としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレンポリプロピレングリコールなどとエピクロルヒドリンとの反応から得られるポリエーテル型エポキシ樹脂;グリセリン、ポリグリセロール、トリメチロールプロパン、ソルビトールなどとエピクロルヒドリンとの反応から得られる多価アルコール型エポキシ樹脂などが挙げられ、1種もしくは2種以上を適宜混合して使用することも可能である。好適なものとしては、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、グリセロールポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル及びそれらの混合物が挙げられる。
本発明に使用されるアミン化合物(b)とは、一分子中に少なくとも2個以上の1級または2級アミノ基を有する化合物であれば、特に限定されるものではない。具体例としては、エチレンジアミン、ポリエチレンジアミン、ポリエーテルジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、キシリレンジアミンなどの脂肪族第一級アミン類;ビスアミノメチルシクロヘキサン、イソホロンジアミンなどの脂環族第一級アミン類;メタフェニレンジアミン、ジアミノジフェニルメタンなどの芳香族第一級アミン類;エチレンジアミン、ポリエチレンジアミン、ポリエーテルジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、キシリレンジアミンなどのエチレンオキサイド附加物などの脂肪族第ニ級アミン類;ビスアミノメチルシクロヘキサン、イソホロンジアミンなどのエチレンオキサイド附加物などの脂環族第ニ級アミン類;ピぺラジン、ジシアンジアミドなどが挙げられ、1種もしくは2種以上を適宜混合して使用することも可能である。好適なものとしては、ポリエチレンジアミン、ポリエーテルジアミン、キシリレンジアミン、ビスアミノメチルシクロヘキサン、イソホロンジアミンが挙げられる。
本発明において使用されるアミン化合物の量は、エポキシ樹脂(a)1.0エポキシ当量に対してアミン当量0.3〜3.0当量の範囲が好ましく、特にアミン当量0.6〜1.2当量の範囲がより好適である。本発明の吸水性ポリマーは、エポキシ樹脂(a)とアミン化合物(b)を必須成分として含有する組成物を0〜150℃で、1〜48時間、好ましくは、40〜120℃で、2〜10時間処理することにより硬化させることにより得られる。
本発明では、エポキシ樹脂(a)とアミン化合物(b)を必須成分として含有する組成物に、本発明の鮮度保持剤を含む水溶液を配合させ、含水状態で硬化させることにより、本発明の鮮度保持剤を吸水性ポリマーに含浸させることが可能となる。本発明の鮮度保持剤を含む水溶液の量はエポキシ樹脂100重量部に対して1〜500重量部、好ましくは20〜300重量部である。
また、エポキシ樹脂(a)とアミン化合物(b)を必須成分として含有する組成物を硬化させ吸水性ポリマーを得た後、本発明の鮮度保持剤を含む水溶液と混合することによっても、本発明の鮮度保持剤を吸水性ポリマーに含浸させることが可能となる。吸水性ポリマーに、本発明の鮮度保持剤を含む水溶液を含ませる手法としては、特に制限はないが、前記樹脂硬化物や含水樹脂硬化物を、必要に応じて、所望のサイズに粉砕並びに洗浄処理後、適量の鮮度保持剤を含む水溶液と混合し、20〜150℃で、常圧または加圧状態で、1〜96時間処理する方法などが例示される。
本発明の鮮度保持剤を含浸させた吸水性ポリマーの使用方法としては、特に限定されないが、吸水性ポリマー及び水をガラスやプラスチックの器、花瓶、袋等の容器に入れ、ここに切花を活けることにより切花の鮮度を保持する使用方法や、吸水性ポリマーをガラスやプラスチックの器、花瓶、袋等の容器に入れ、必要に応じて水も入れ、ここに切花の切断部を直接吸水性ポリマーに接触させることによって、切花の輸送中での鮮度を保持する使用方法等が挙げられる。これらの使用方法により、切花は吸水性ポリマーに含浸された鮮度保持剤成分を切花切断部から吸収し、鮮度を長期間保持することが可能となる。
本発明の鮮度保持剤および鮮度保持材料が適用できる植物としてはカーネーション、バラ、ガーベラ、アジサイ、スイートピー、カスミソウ、キク、ユリ、ストック、スターチス、リンドウ、グラジオラス、トルコキキョウ、チューリップ、洋ランなどの切り花が好ましい。
次に本発明の方法を実施例により更に具体的に説明する。但し、本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。
実施例1
市販のカーネーション(品種ピンクフランシスコ)を用いて鮮度保持試験を行なった。植物は、できるだけ成長状態および鮮度状態が同じものを選び、茎を鋭利な刃物で50cmに切断し、茎の下部25cm部分の着生葉を切断して使用した。2−アミノイソ酪酸0.25g、グルコース4.0g、ピリドキシン塩酸塩0.003gを水道水に溶解し全量を1000gとした鮮度保持剤にカーネーション4本を差し、気温23℃、湿度60%、蛍光灯連続照射の条件下で、切花の鮮度保持評価を行なった。鮮度保持評価は、目視により行い、花弁の枯れ具合、茎葉の枯れ具合等から観賞に耐えられる日数の平均値を平均日持ち日数とした。その結果を表1に示す。
比較例1
鮮度保持剤を水道水1000gとした以外は、実施例1と同様に行った。その結果を表1に示す。
比較例2
鮮度保持剤を、2−アミノイソ酪酸0.25gを水道水に溶解し全量を1000gとした以外は、実施例1と同様に行った。その結果を表1に示す。
比較例3
鮮度保持剤を、ピリドキシン塩酸塩0.003gを水道水に溶解し全量を1000gとした以外は、実施例1と同様に行った。その結果を表1に示す。
実施例2
鮮度保持剤を、2−アミノイソ酪酸0.25g、ピリドキシン塩酸塩0.003gを水道水に溶解し全量を1000gとした以外は、実施例1と同様に行った。その結果を表1に示す。
比較例4
鮮度保持剤を、2−アミノイソ酪酸0.25g、グルコース4.0gを水道水に溶解し全量を1000gとした以外は、実施例1と同様に行った。その結果を表1に示す。
比較例5
鮮度保持剤を、2−アミノイソ酪酸0.50g、グルコース4.0gを水道水に溶解し全量を1000gとした以外は、実施例1と同様に行った。その結果を表1に示す。
比較例6
鮮度保持剤を、グルコース4.0g、ピリドキシン塩酸塩0.003gを水道水に溶解し全量を1000gとした以外は、実施例1と同様に行った。その結果を表1に示す。
比較例7
鮮度保持剤を、グルコース4.0g、ピリドキシン塩酸塩0.006gを水道水に溶解し全量を1000gとした以外は、実施例1と同様に行った。その結果を表1に示す。
Figure 0004117484
実施例3
鮮度保持剤として、2−アミノイソ酪酸0.50g、チアミン塩酸塩0.02g、フルクトース3.0g、スクロース3.0g、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンと5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンの混合物0.01gを水道水に溶解し全量を1000gとした水溶液を調製し、市販のバラ(品種ローテローゼ)を用いた以外は実施例1と同様の処理を行なった。鮮度保持評価項目としては、平均日持ち日数以外に、実験14日目での各バラの花弁の最大直径を測定し、その平均値を平均花弁直径とし、花弁開花の指標とした。結果を表2に示す。
比較例8
鮮度保持剤を水道水1000gとした以外は、実施例3と同様に行った。その結果を表2に示す。
比較例9
鮮度保持剤を、2−アミノイソ酪酸0.50g、フルクトース3.0g、スクロース3.0g、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンと5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンの混合物0.01gを水道水に溶解し全量を1000gとした以外は、実施例3と同様に行った。その結果を表2に示す。
比較例10
鮮度保持剤を、2−アミノイソ酪酸1.0g、フルクトース3.0g、スクロース3.0g、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンと5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンの混合物0.01gを水道水に溶解し全量を1000gとした以外は、実施例3と同様に行った。その結果を表2に示す。
比較例11
鮮度保持剤として、チアミン塩酸塩0.02g、フルクトース3.0g、スクロース3.0g、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンと5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンの混合物0.01gを水道水に溶解し全量を1000gとした以外は実施例3と同様に行なった。その結果を表2に示す。
比較例12
鮮度保持剤を、チアミン塩酸塩0.04g、フルクトース3.0g、スクロース3.0g、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンと5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンの混合物0.01gを水道水に溶解し全量を1000gとした以外は、実施例3と同様に行った。その結果を表2に示す。
Figure 0004117484
調整例1
ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル(デナコールEX−861、エポキシ当量:550g/eq、ナガセ化成(株)製)95重量部とメタキシリレンジアミン(MXDA、活性水素当量:34g/eq、三菱ガス化学(株)製)5重量部を、イオン交換水100重量部に混合溶解させた後、乾燥機中で80℃、2時間加熱して、含水樹脂硬化物(吸水性ポリマー)を得た。その後、得られた樹脂硬化物を乳鉢で粉砕し、細粒状の吸水性ポリマーとした。
実施例4
2−アミノイソ酪酸12.5g、ニコチン酸アミド0.5g、クエン酸10.0g、グルコース100g、フルクトース100g、ピリジン−2−チオール−1−オキシドナトリウム塩0.25gをイオン交換水に溶解し全量を1000gとした。この鮮度保持剤1000gに、調整例1にて得られた吸水性ポリマー100gを浸漬処理し、24時間常温にて放置した後、完全に吸水された吸水性ポリマーをろ過分離して、鮮度保持剤を含浸させた吸水性ポリマーからなる鮮度保持材料を得た。
この鮮度保持剤を含浸させた吸水性ポリマー100gを水道水900g中に入れ、全量を1000gとし、この鮮度保持材料が混入した水道水に、市販のカーネーション(品種ノラ)4本を活けて、実施例1と同様の切花鮮度保持試験を行なった。平均日持ち日数を測定した結果および実験14日目での花弁の最大直径平均値を測定した結果を表3に、試験開始後の生体重(切花4本の生体重量の合計値)を測定し、試験開始時の生体重を100とする指数として測定した結果を図1に示す。
実施例5
吸水性ポリマーに含浸させる鮮度保持剤を、2−アミノイソ酪酸5.0g、チアミン塩酸塩0.1g、酢酸2.0g、グルコース30g、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンと5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンの混合物0.1g、塩化カリウム0.5g、硝酸カルシウム0.5g、硝酸マグネシウム0.5gをイオン交換水に溶解し全量を1000gとし、この鮮度保持剤1000gに、調整例1にて得られた吸水性ポリマー100gを浸漬処理し、24時間常温にて放置した後、完全に吸水された吸水性ポリマーをろ過分離して、鮮度保持剤を含浸させた吸水性ポリマーからなる鮮度保持材料を得た。この鮮度保持剤を含浸させた吸水性ポリマー100gを水道水900g中に入れ、全量を1000gとした以外は実施例4と同様の処理を行った。測定結果を表3、図1に示す。
比較例13
調整例1にて得られた吸水性ポリマー100gをイオン交換水1000gに浸漬処理し、24時間常温にて放置した後、吸水された吸水性ポリマーをろ過分離して、イオン交換水にて完全に吸水された吸水性ポリマーからなる鮮度保持材料を得た。このイオン交換水にて吸水された吸水性ポリマー100gを水道水900g中に入れ、全量を1000gとした以外は実施例4と同様の処理を行った。結果を表3、図1に示す。
比較例14
吸水性ポリマーは使用せず、切花を浸漬させる鮮度保持剤を水道水1000gとした以外は、実施例4と同様の処理を行った。結果を表3、図1に示す。
比較例15
市販のフェノール樹脂発泡体をイオン交換水にて完全に吸水させた後、その100gを水道水900g中に入れ、全量を1000gとし、その吸水されたフェノール樹脂発泡体の中央部に切花切断部を浸漬させた以外は実施例4と同様の処理を行った。結果を表3、図1に示す。
Figure 0004117484
切花生体重量変化率の推移

Claims (6)

  1. 2−アミノイソ酪酸またはその塩(A)と、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、チアミン塩酸塩、チアミン硝酸塩、リボフラビン、リボフラビンリン酸エステルナトリウムおよびピリドキシン塩酸塩から選ばれる少なくとも一種(B)とを含有し、(A)と(B)の重量比が(B)/(A)=0.00002〜10である植物鮮度保持剤を、1分子中に2個以上のエポキシ基を有する親水性のエポキシ樹脂(a)と1分子中に2個以上の1級または2級アミノ基を有するアミン化合物(b)を必須成分として含有する組成物を硬化したものである吸水性ポリマーに含浸させてなることを特徴とする植物鮮度保持材料。
  2. 1分子中に2個以上のエポキシ基を有する親水性のエポキシ樹脂(a)と1分子中に2個以上の1級または2級アミノ基を有するアミン化合物(b)を必須成分として含有する組成物に、2−アミノイソ酪酸またはその塩(A)と、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、チアミン塩酸塩、チアミン硝酸塩、リボフラビン、リボフラビンリン酸エステルナトリウムおよびピリドキシン塩酸塩から選ばれる少なくとも一種(B)とを含有し、(A)と(B)の重量比が(B)/(A)=0.00002〜10である植物鮮度保持剤を含む水溶液を配合し、含水状態で硬化させることにより、植物鮮度保持剤を吸水性ポリマーに含浸したものである植物鮮度保持材料。
  3. 植物鮮度保持剤が、更に、糖類(C)を含有し、(A)、(B)、(C)の重量比が(B)/(A)=0.00002〜10且つ(C)/(A)=0.002〜5000である請求項1又は2記載の植物鮮度保持材料。
  4. 物鮮度保持剤が、更に、少なくとも一種以上の殺菌作用または静菌作用を有する殺菌剤・静菌剤(D)を含有し、(A)と(D)の重量比が(D)/(A)=0.00002〜50である請求項1〜3何れか1項記載の植物鮮度保持材料。
  5. 植物鮮度保持剤が、更に、少なくとも一種以上のpH調整作用を有するpH調整剤(E)を含有し、(A)と(E)の重量比が(E)/(A)=0.0001〜100である請求項1〜4何れか1項記載の植物鮮度保持材料。
  6. 植物鮮度保持剤が、更に、少なくとも一種以上の植物栄養剤となる無機栄養成分(F)を含有し、(A)と(F)の重量比が(F)/(A)=0.00002〜100である請求項1〜5何れか1項記載の植物鮮度保持材料。
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