JP4115813B2 - 勤怠管理方法、及び勤怠管理システム - Google Patents

勤怠管理方法、及び勤怠管理システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、企業等において勤務者の勤怠管理を行う勤怠管理方法及び勤怠管理システムに関し、特に、勤務者が休暇、遅刻、早退、時間外勤務、休日勤務などの勤怠事項を申請し、この申請に対して管理者が承認する勤怠管理を管理に関する。
【0002】
【従来の技術】
企業等においては、勤務者の勤務状況を把握し、企業活動の円滑化、勤務者の給与算定、人事考査等に利用している。勤務者の勤務状態としては、勤務時間内の勤務内容等の勤怠状況の他に、勤務者の出勤、欠勤、休暇、遅刻、早退、時間外勤務、休日勤務等の管理者に対して申請を要する勤怠事項がある。
【0003】
この申請を要する勤怠事項は、事前あるいは事後に勤務者本人から管理者(例えば、上長)に対して申請を行い、管理者はこの申請を承認することで管理が行われる。
【0004】
通常、例えば休暇申請については、各勤務者が休暇票に休暇の取得予定日を記入して管理者に提出することにより管理者の承認を得るといった手続きが行われ、この休暇票に基づいて記帳等により管理している。このような勤怠管理では、申請した事項と出勤簿に記帳された内容とが相違するおそれがあり、正確な勤怠管理が難しいという問題がある。
【0005】
このような問題に対して、勤務者が利用するユーザー端末と、その勤務者の上司が利用する上司端末と、勤務者の勤怠状況を管理する会社端末と、端末間でデータの授受を行いデータを蓄積するサーバとをネットワークに接続し、ユーザー端末に入力・申請した勤怠状況を上司端末で承認し、承認された勤怠状況情報をサーバに格納することにより勤怠管理を行う勤怠管理システムが、例えば特許文献1に提案されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−63616号公報(段落番号0012,0013)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記した勤怠管理システムでは、勤務管理を行うには、勤務者が休暇届け等の勤怠状況情報をユーザー端末から入力して申請しておく必要があり、勤務者から確実に申請が成されることが前提となっている。そのため、勤務者が事前あるいは事後において申請をし忘れた場合には、勤務管理が的確に行われないという問題がある。
【0008】
そこで、本発明は、前記した課題を解決して、勤務者から申請が行われない場合であっても勤怠事項の申請が自動で設定されることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、勤務者の申請を要する勤怠事項について、勤務状況に基づいて申請の有無を判定し、申請が必要である場合に申請を自動で行うことにより、勤務者から申請が行われない場合であっても申請を自動設定するものである。
【0010】
本発明は、勤怠管理方法の態様と勤怠管理システムの態様とする他、勤怠管理方法乃至勤怠管理システムを実施するためのプログラムやこのプログラムを記録した記録媒体とすることもできる。
【0011】
本発明の勤怠管理方法の態様は、勤務者の勤怠事項に係わる勤怠事項申請情報を管理する勤怠管理方法であって、勤怠管理サーバが行う工程は、各勤務者端末から入力される勤怠事項申請情報に基づいて事前申請情報を設定し記憶する工程、及び各勤務者の勤務状況に基づいて事後申請情報を設定し記憶する工程と、記憶した勤怠事項申請情報を照会要求元に送信する工程と、各勤務者毎に設定された事前申請情報及び/又は事後申請情報に対する承認結果を記憶する工程を含む。
【0012】
ここで、勤務者の勤怠事項は管理者に対して申請を要する事項であり、例えば、勤務者の出勤、欠勤、休暇、遅刻、早退、時間外勤務、休日勤務等がある。この勤怠事項の申請において、各勤務者の勤務状況に基づいて事後申請情報を設定し記憶することにより、勤務者が申請のための操作を行うことなく自動で申請することができる。この事後申請情報は、勤務者の出退社時の時刻と勤務者に設定されている勤務時間帯とを比較することにより自動設定する。
【0013】
出退社時の時刻と勤務時間帯との比較による事後申請は各種の形態とすることができる。第1の形態は、勤務者の当日の最初の出社時刻が勤務者の勤務開始時刻よりも後であるとき、勤務者の遅刻の事後申請情報を自動設定する。第2の形態は、勤務者の出社時刻が当日に設定される勤務者の勤務時間帯外であるとき、勤務者の当日の休暇取得の事後申請情報を自動設定する。第3の形態は、勤務者の出社時刻が勤務者の休日の時間帯であるとき、勤務者の休日勤務の事後申請情報を自動設定する。第4の形態は、勤務者の当日の最後の退社時刻が勤務者の勤務終了時刻よりも前であるとき、勤務者の早退の事後申請情報を自動設定する。第5の形態は、勤務者の当日の最後の退社時刻が勤務者の勤務終了時刻よりも後であるとき、勤務者の時間外勤務の事後申請情報を自動設定する。時間外勤務の事後申請において、勤務者の当日の最後の退社時刻から勤務者の勤務終了時刻を差し引いた時間数を求め、当該時間数内において所定時間幅を単位として時間外勤務時間数を算出し、算出した時間外勤務時間数を時間外勤務の事後申請に追加することもできる。
【0014】
上記の各形態において、出退社時の時刻は勤務者の認証処理時、又は勤怠管理サーバによる勤務者の出勤処理時に取得することでき、勤務者を認証した時刻又は出勤処理を行った時刻を出退社時の時刻として管理することができる。
【0015】
また、本発明の勤怠管理システムの態様は、勤務者が自己の勤怠状況情報の確認及び自己の勤怠事項の申請を行う勤務者端末と、管理対象の勤務者の勤怠状況情報及び勤怠事項申請情報を管理する管理者端末と、勤務者の勤怠状況情報及び勤怠事項申請情報を記録し管理する勤怠管理サーバとがネットワーク上において相互通信自在に接続されてなる勤怠管理システムにおいて、勤怠管理サーバは、認証情報を照合して認証処理を行う認証手段と、勤務者の勤怠状況情報及び勤怠事項申請情報、及び前記勤怠事項申請情報に対する管理者の承認結果を事前申請と事後申請とに区分して記録する勤怠状況記録手段と、勤怠状況記録手段から選択的に読み出した勤怠状況情報及び/又は勤怠事項申請情報を勤務者端末又は管理者端末に送信する勤怠状況送信手段とを備える構成とする。
【0016】
勤怠状況記録手段は、各勤務者端末から入力される勤怠事項申請情報に基づく事前申請情報、各勤務者の勤務状況に基づく事後申請情報、事前申請情報及び/又は事後申請情報に対する承認結果を記憶する。勤怠事項の申請において、勤怠状況記録手段に対して各勤務者の勤務状況に基づいて事後申請情報を設定し記憶することにより、勤務者が申請のための操作を行うことなく自動による申請を行う。勤怠状況記録手段は、勤務者の出退社時の時刻と当該勤務者に設定されている勤務時間帯との比較に基づいて前記事後申請情報を自動設定する。
【0017】
勤怠状況記録手段は、上記した出退社時の時刻と勤務時間帯との比較による事後申請の各種の形態により事後申請情報を自動設定する。また、勤務者の当日の最後の退社時刻から勤務者の勤務終了時刻を差し引いた時間数を求め、この時間数内において所定時間幅を単位として時間外勤務時間数を算出し、時間外勤務時間数を時間外勤務の事後申請情報に追加する。出退社時の時刻は、認証手段が勤務者を認証した時刻とすることができる。
【0018】
本発明の勤怠管理システムの勤務者端末は、勤務者端末の利用開始時及び利用終了時に行う認証情報入力手段と、勤務者個人の勤怠状況情報及び勤怠事項申請情報を表示する個人勤怠状況表示手段と、勤怠状況情報を入力する勤怠状況入力手段と、自己の勤怠事項申請情報を申請する勤怠事項申請手段と、出退社時及び勤怠事項の申請入力時の時刻を読み取る時刻読取手段とを備える構成とする。
【0019】
本発明の勤怠管理システムの管理者端末は、管理者端末の利用開始時及び利用終了時に行う認証情報入力手段と、管理対象の勤務者を設定する勤務者設定手段と、勤務者の勤怠状況情報及び勤怠事項申請情報を表示する勤怠状況表示手段と、勤務者による勤怠事項申請情報の承認、非承認を選択する承認手段とを備える構成とする。
【0020】
また、勤務者端末が備える個人勤怠状況表示手段、及び管理者端末が備える勤務者勤怠状況表示手段は、事前申請情報と事後申請情報とを区分して表示することができ、勤務者が自ら申請した事前申請情報と勤怠状況情報に基づいて自動で申請された事後申請情報とを区別して確認することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。
【0022】
図1は本発明の勤怠管理方法及び勤怠管理システムの概要を説明するための概略図である。図1において、勤務者から管理者に対して勤怠管理に関する申請を行うに際して、勤務者は勤務者端末から勤怠管理サーバ3に対して申請を行って、勤怠管理サーバ3に申請を記録する。
【0023】
また、勤怠管理サーバ3は勤務者の勤怠状況情報を管理している。勤怠管理サーバ3は、この勤怠状況情報を用いて、管理者に対して申請を要する勤務者の勤怠事項の申請を自動で設定する。勤務者の勤怠事項は、例えば、勤務者の出勤、欠勤、休暇、遅刻、早退、時間外勤務、休日勤務等がある。
【0024】
勤怠状況情報は、例えば、勤務者端末6からの出退社操作により取得することができ、勤怠管理サーバはこの勤怠状況情報に基づいて勤務者の勤怠事項の申請を自動で行う。そのため、勤務者は、出退社の操作において勤怠管理に関する申請に関してなんらの操作も必要もなく、なんら意識することなく申請を要する状況である場合には自動設定がなされる。
【0025】
図2は、本発明の勤怠管理による動作状態を説明するための図である。なお、以下の( )中の番号で示す工程は、図2中に示した番号の各工程と対応している。工程1〜3、及び工程11〜13は勤怠状況情報の申請動作を示している。
【0026】
工程1〜3は自動による事後申請の申請動作の一例であり、勤務者が勤務者端末からの出社時あるいは退社時に出退社の操作を行う。出退社の操作の一例としては、例えば、勤務者端末が勤怠管理システムに対して行うログインあるいはログアウトの操作を兼用することができる。このログイン時やログアウト時に認証処理を行った時刻を出退社の時刻として設定することができる。また、タイムカードにより出退社か管理する場合には、タイムカードにより取得された時刻を出退社の時刻として設定することができる(1)。勤怠管理サーバはこの出退社情報を受け取り、この出退社情報に基づいて勤務者の勤務状況を管理する(2)。
【0027】
さらに、勤怠管理サーバは、勤務者の勤務状況に基づいて事後申請を自動で行う。事後申請を行うか否かは、勤務者の勤務状況から得た勤務者の出退社時の時刻と、その勤務者に設定されている勤務時間帯とを比較することにより判定する。
【0028】
例えば、勤務者の当日の最初の出社時刻が勤務者の勤務開始時刻よりも後であるときは、勤務者の遅刻の事後申請情報を自動設定し、勤務者の出社時刻が当日に設定される勤務者の勤務時間帯外であるときは、勤務者の当日の休暇取得の事後申請情報を自動設定し、勤務者の出社時刻が勤務者の休日の時間帯であるときは、勤務者の休日勤務の事後申請情報を自動設定し、勤務者の当日の最後の退社時刻が勤務者の勤務終了時刻よりも前であるときは、勤務者の早退の事後申請情報を自動設定し、勤務者の当日の最後の退社時刻が勤務者の勤務終了時刻よりも後であるときは、勤務者の時間外勤務の事後申請情報を自動設定する。
【0029】
また、勤務者の当日の最後の退社時刻から勤務者の勤務終了時刻を差し引いた時間数を求め、この時間数から所定時間幅を単位として時間外勤務時間数を算出し、算出した時間外勤務時間数を時間外勤務の事後申請情報に追加する(3)。
【0030】
また、工程11〜12は勤務者による事前申請及び事後申請の申請動作の一例である。勤務者は、勤務者端末から例えば、勤務者の出勤、欠勤、休暇、遅刻、早退、時間外勤務、休日勤務等の勤怠事項について申請を行う(11)。勤怠管理サーバはこの勤怠事項の申請を受け取り、この申請に基づいて申請を記録する。申請が、事前である場合には事前申請を行い、事後である場合には事後の申請を行う(12)。上記の処理により、勤怠管理サーバには、勤怠事項の申請が事前申請情報と事後申請情報に区分されて記憶される。
【0031】
工程21〜27は申請の承認動作の一例である。管理者が申請の承認処理を行う場合には、管理者端末から勤怠管理端末サーバに申請情報を要求する(21)。勤怠管理サーバは、要求に基づいて勤務者の申請情報を読み出し(22)、読み出したデータを管理者端末に送信する(23)。
【0032】
管理者端末は、管理者端末から送信されたデータに基づいて勤務者の勤怠状況及び申請状況を表示する(24)。管理者はこの表示に基づいて、申請を承認するかあるいは非承認とするかを判断する(25)。承認結果は、勤怠管理サーバに送られ(26)、記録される(27)。
【0033】
勤務者が申請の承認結果を参照する場合には、勤務者端末から勤怠管理サーバに対して参照要求を送る(31)。管理者端末は、参照要求に基づいて勤務者の申請に対する承認結果や勤怠状況情報を読み出し(32)、要求元の勤務者端末に送信する(33)。勤務者端末は、送信された承認結果や勤怠状況情報を表示手段に表示する。これにより、申請の承認状況情報や承認結果を確認することができる。このとき、事後申請情報を参照することにより、勤務者の勤怠状況情報に基づいて自動で設定された申請情報を確認することができる(34)。
【0034】
次に、本発明の勤怠管理システムの一構成例について図3〜図6からを用いて説明する。
【0035】
図3は勤怠管理システムの概略構成を示す図である。図3において、ネットワーク9には、勤務者の勤怠状況情報を管理する勤怠管理サーバ3、業務管理を管理する業務管理サーバ4、ネットワーク9にアクセスするアクセス者の個人を認証するための認証サーバ2、認証されたアクセス者の端末(勤務者端末6、管理者端末7)が備える各表示手段に対して、勤怠管理システムが提供する機能やサービスを表示すると共に選択を行うメニューを表示させるメニューサーバ5、勤務者や管理者等の利用者が勤怠管理サーバ3を利用するための端末(勤務者端末6、管理者端末7)が接続されている。
【0036】
なお、図3には、機能管理サーバとして、勤務者の勤務状況を管理する勤怠管理サーバ3、業務スケジュールや業務実績等を管理する業務管理サーバ4が示されているが、この勤怠管理サーバ3や業務管理サーバ4に限らず、各利用者の勤怠記録をまとめた出勤状況を管理するサーバ、各種営業実績を管理する営業実績管理サーバ、受注状況を管理する受注サーバ、給与関係を管理する給与管理サーバ、利用者の福利厚生を管理する福利厚生管理サーバ、会議室や応接室等の設備を管理する設備管理サーバ、種々のお知らせを管理するお知らせ管理サーバ等、使用態様に応じて任意に設定することができる。また、この他に、利用者の入退出を管理するゲート管理システムをネットワーク9に接続することもできる。
【0037】
認証サーバ2は、各端末(勤務者端末6、管理者端末7)から入力されたパスワードを認証データベース2aにあらかじめ格納しておき、認証手段2bによって個人識別用の登録パスワードと比較し、認証を求める者が登録された利用者であるかを認証する他、各端末(勤務者端末6、管理者端末7)に接続される認証情報入力手段(図3には図示していない)やゲート管理システムに接続される認証情報入力手段から取得される認証情報を、認証データベース2aにあらかじめ登録しておいた各個人の認証元データと比較し、認証を求める者が登録された利用者であるかを認証する。
【0038】
ここで、認証情報入力手段は、磁気カード、ICカード、非接触カード等の利用者が携帯するカードの記録媒体に記録された認証データに基づいて認証を行うカードリーダ、各個人の指紋を読み取って個人認証を行う指紋読み取り装置、各個人の虹彩を読み取って個人認証を行う虹彩読み取り装置、各個人の音声を取得して個人認証を行う音声読み取り装置など、各個人が固有に備える身体的特徴に基づいて個人認証を行う任意の認証手段を用いることができる。
【0039】
また、各端末(勤務者端末6、管理者端末7)は、ネットワーク9にLAN等により直接に接続されたり、インターネット等の通信網(図示していない)を介して接続され、ログイン操作によりネットワーク9に接続した後、勤怠管理サーバ3や業務管理サーバ4等を利用する。なお、ネットワーク9との信号接続を切り離す場合には、ログアウト操作を行う。
【0040】
なお、ゲート管理システム(図示していない)は、管理領域の内外の通過状態を管理するシステムであり、認証情報入力手段により開閉を管理し、予め登録された利用者のみの通過を許容する。また、この他、タイムカード読取装置を接続することもできる。
【0041】
認証サーバ2は、認証情報入力手段(図示していない)からの認証情報に基づいて、利用者の認証処理を行う。
【0042】
また、ネットワーク9は、LAN等の閉じられた通信網の他、インターネットを用いることもできる。このインターネットを介して接続される端末(図示したいない)を利用する場合には、在宅勤務や出張先からネットワーク9へのアクセスに適用することができる。
【0043】
図4は本発明の勤怠管理サーバ3の一構成例を説明するためのブロック図である。勤怠管理サーバ3は、勤務者の勤怠状況情報や勤怠事項申請情報を記録する勤怠データベース3c、及び勤怠状況記録手段3bを備える。勤怠状況記録手段3bは、I/O手段3aを介して入力した勤怠情報や勤怠事項申請情報を勤怠データベース3cに記録する他、管理者端末から入力された承認結果を勤怠データベース3cに記録する。
【0044】
また、出退社に関わる勤怠状況は、認証サーバ2による利用者が行う認証処理を出社時あるいは退社時における出退社操作として判断し、その認証時の時刻を出社時刻あるいは退社時刻として取得することができる。この認証サーバ2による利用者の認証情報を勤怠状況記録手段3bに入力することにより、勤務者の勤怠状況情報を記録する。
【0045】
勤怠管理サーバ3は、さらに自動申請手段3dを備える。自動申請手段3dは、認証情報により取得した出退社の時刻を勤務者に設定されている勤務時間帯と比較することにより、勤務者の遅刻、欠勤、早退、残業等であるかを判定し、その勤務状況が予め事前申請情報により設定されているかを判定し、事前申請情報がなされていない場合には事後申請を行い、勤怠状況記録手段3bを介して勤怠データベース3cに記録する。
【0046】
また、勤怠状況記録手段3bは、管理者端末から受信した勤怠事項申請情報の承認結果についても、勤怠データベース3cに記録する。
【0047】
また、勤怠管理サーバ3は勤怠状況送信手段3eを備える。勤怠状況記録手段3bは、端末(勤務者端末6,管理者端末7)から勤怠状況情報や勤怠事項申請情報を参照する要求を受けると、勤怠データベース3cから勤怠状況情報、勤怠事象申請情報、あるいは勤怠事項申請情報の承認結果を勤怠状況記録手段3bを介して勤怠データベース3cから読み出し、I/O手段3aを介して端末(勤務者端末6,管理者端末7)に送信する。
【0048】
勤務者端末6は勤怠状況送信手段3eから送信された,勤怠状況情報、勤怠事象申請情報、あるいは勤怠事項申請情報の承認結果を表示して、勤怠状況情報の他、自己申請あるいは自動申請で設定された勤怠事項申請情報や承認結果を参照することができる。また、管理者端末7は、勤怠状況情報、自己申請あるいは自動申請で設定された勤怠事象申請情報、承認結果を表示することができる。
【0049】
なお、認証サーバ2は、勤怠管理サーバ3内に設ける(図4中の破線で示す)構成とすることも、勤怠管理サーバ3とは別にネットワーク9に接続して設ける(図3)構成とすることもできる。
【0050】
次に、本発明の勤務者端末の一構成例について説明する。図5は本発明の勤務者端末6の一構成例を説明するためのブロック図である。
【0051】
勤務者端末6は、ネットワーク9の間で信号の授受を行うI/O手段6aと、このI/O手段6aに設定される認証情報入力手段6b,勤怠情報入力手段6c,勤怠事項申請手段6d,個人勤怠情報表示手段6eを備える。認証情報入力手段6bは、勤務者端末6を利用する者が予め登録された者であるかを認証するために、利用者を認証するための情報を入力する手段、例えば、指紋,虹彩,声紋等の種々の個人を特定する認証情報を入力する手段(例えば、指紋を検出するセンサ)とすることができる。
【0052】
勤怠状況入力手段6cは勤務者の勤怠状況情報を入力する手段であり、また、勤怠事項申請手段6dは、勤務者が休暇や遅刻等の勤怠事項を事前に申請する手段である。認証情報入力手段6b,勤怠情報入力手段6c,及び勤怠事項申請手段6dには時刻読取手段6fが接続され、各手段の操作時の時刻を取得する。時刻読取手段6fで読み取った操作時の時刻情報は、認証情報入力手段6b,勤怠情報入力手段6c,及び勤怠事項申請手段6dにおいて得られた情報に付加されて、勤怠管理サーバに送信される。
【0053】
個人勤怠状況表示手段6eは、勤怠管理サーバ3の勤怠データベース3cに記憶されている、勤務者の勤怠状況情報や勤怠事項申請情報や、申請に対する承認結果を取り込んで表示する。
【0054】
次に、本発明の管理者端末の一構成例について説明する。図6は本発明の管理者端末7の一構成例を説明するためのブロック図である。
【0055】
管理者端末7は、勤務者の勤怠状況情報や勤怠事項申請情報の承認を行う端末であり、ネットワーク9の間で信号の授受を行うI/O手段7aと、このI/O手段7aに設定される認証情報入力手段7b,勤務者設定手段7c,承認手段7d,勤務者勤怠情報表示手段7eを備える。認証情報入力手段7bは、管理者端末7を利用する者(例えば、管理者、承認者、承認の権限を委託された者)が予め登録された者であるかを認証するために、利用者を認証するための情報を入力する手段であり、認証情報入力手段6bと同様に、例えば、指紋,虹彩,声紋等の種々の個人を特定する認証情報を入力する手段(例えば、指紋を検出するセンサ)とすることができる。
【0056】
勤務者設定手段7cは、管理対象勤務者を設定する手段であり、氏名や社員番号で特定することができる。また、承認手段7は、勤務者が休暇や遅刻等の勤怠事項を事前あるいは事後に申請した勤怠事項申請情報の承認処理を行う手段であり、承認あるいは非承認を行い、この承認結果は、勤怠管理サーバ3に送信される。認証情報入力手段7b,勤務者設定手段7c,及び承認手段7dには時刻読取手段7fが接続され、各手段の操作時の時刻を取得する。時刻読取手段7fで読み取った操作時の時刻情報は、認証情報入力手段7b,勤務者設定手段7c,及び承認手段7dにおいて得られた各情報に付加されて、勤怠管理サーバ3に送信される。
【0057】
勤務者勤怠状況表示手段7eは、勤怠管理サーバ3の勤怠データベース3cに記憶されている、勤務者の勤怠状況情報や勤怠事項申請情報や、申請に対する承認結果を取り込んで表示する。
【0058】
次に、図7〜図22を用いて、各操作時における端末での表示例について説明する。
【0059】
はじめに、図7は、端末(勤務者端末6,管理者端末7)において、ネットワークに接続する際のログイン時の表示例を示している。この個人認証画面10の表示例では、端末画面上に、ログインするために、例えば社員番号(あるいはパスワード)を入力する入力枠表示10a、ログイン用のボタン表示10b、利用者が登録者であるかを認証するために、認証情報入力手段(例えば、指紋センサ)の操作を促す表示10c等が示される。
【0060】
入力枠表示10aに社員番号を入力し、ボタン表示10bをマウス等のクリックで操作すると、社員番号の照合が行われる。社員番号が照合されると、表示10cが表示され、認証情報の取得が求められる。表示10cには、例えば、指紋センサに指を置く旨の指示が表示される。
【0061】
パスワードの照合と認証情報の取得により個人認証が確認されると、ログイン処理が行われ、次にメニュー画面が表示される。このとき、図示しないクロックからログイン時刻を取得し、ログイン時刻情報を各種機能管理システムに送る。クロック機能は、認証サーバ2やメニューサーバ4等の任意のサーバあるいは端末に設けることも、又は単独でクロック装置をネットワークに接続することもできる。
【0062】
このログイン処理により利用者が登録者であることが認証されると、メニューサーバ5により、端末(勤務者端末6,管理者端末7)の画面上に図8に示すようなメニュー画面が表示される。図8に示すメニュー画面11の例では、例えば、業務管理システム11a,勤怠管理システム11b等の機能管理システムの選択ボタン表示や、各種のお知らせの選択ボタン表示11cが表示される。また、このメニュー画面11には、ログアウトの選択を行うボタン表示11dが表示される。なお、このメニュー画面は一例であって、他の表示内容とすることもできる。
【0063】
なお、メニュー画面11において、ログアウトの選択ボタン11dがクリックされた場合には、クロックからログアウト時刻が取得され、ログアウト時刻情報を各種機能管理システムに送る。また、メニュー画面11において機能管理システムを選択すると、選択された機能管理システムの処理画面が表示される。
【0064】
メニュー画面11において、勤怠管理システムの選択してボタン11aを選択してクリックすると、メニューサーバ5は勤怠管理サーバ3に接続する。勤怠管理サーバ3は、勤怠管理システムのホームページを表示する表示データを端末(勤務者端末6,管理者端末7)に送り、図9に示すようなホームページを表示する。
【0065】
ホームページ上には、勤怠管理サーバが処理する処理内容を表示する。処理内容として、例えば、出勤簿,有休・振休,上長設定,マニュアル,管理用,お知らせ等がある。出勤簿のページでは、勤務者の勤怠状況の一覧表の他、欠勤、有休休暇,振替休日,出張,遅刻,直行,早退,直帰,残業,早出勤務,時間外勤務等の勤怠事項の申請を行う。また、上長設定のページでは、勤怠事項申請情報を承認する上長を設定する。
【0066】
勤務者端末に表示されるホームページ上において出勤簿のページを選択すると、はじめに図10に示す出勤簿登録画面が表示される。なお、図10に示す出勤簿登録画面は、通常勤務の場合を示している。
【0067】
出勤簿登録画面12上には、勤務者に設定された勤務種別12a、及びその勤務種別の勤務時間12bが表示される。なお、勤務種別12a及び勤務時間12bは、勤務者に応じて設定することができる。また、出勤簿登録画面12上には、出勤を登録するためのボタン表示12cが表示される。このボタン表示12cをクリックすることにより出勤登録が行われ、勤怠状況記録手段3bを介して勤怠データベース3cに記録される。この際、出勤時刻を記録することができる。出勤時刻は、この出勤登録を行った時刻とすることも、あるいは、認証を行った時刻とすることもできる。出勤登録時刻や認証時刻は、例えば、端末が備える時刻読取手段6fを用いて取得することができる。
【0068】
図11は、出勤簿登録時の表示例である。表示は、登録時の時刻の勤務時間帯に対する時間関係に応じて設定することができる。
【0069】
図11(a)は、出勤簿登録時が勤務開始時刻前である場合の表示例である。このように、登録時の時刻が勤務開始時刻前であるときは、勤務者に設定された通常勤務が開始されるため、通常勤務の登録を行う。この表示例では、図10に示したように、出勤簿登録画面13上に、日付表示13a,勤務種別表示13b,勤務時刻表示13c、及び登録ボタン表示13dが表示され、登録ボタン表示13dをクリックすることにより通常勤務の登録が行われる。
【0070】
図11(b),(c)は、出勤簿登録時が勤務開始時刻後である場合の表示例である。このように、登録時の時刻が勤務開始時刻後であるときは、事前に休暇申請や欠勤申請や遅刻申請が出されているかを勤怠データベースを参照して判定し、休暇申請や欠勤申請や遅刻申請が出されていない場合には、遅刻の自動申請を行う。図11(b)は出勤簿登録時が9時30分〜10時30分の間の場合の例であり、遅刻申請の枠13eに「9時30分〜10時30分」が表示され、遅刻の事後申請を行う。また、図11(c)は出勤簿登録時が10時30分〜11時30分の間の場合の例であり、遅刻申請の枠13eに「10時30分〜11時30分」が表示され、遅刻の事後申請を行う。
【0071】
このとき、承認状態はデフォルトで保留に設定されており、承認状態の表示13fには「保留」の表示がされる。この後、この管理者により遅刻申請が承認された場合には、勤怠データベース3cのデータが保留から承認に書き換えられ、承認状態の表示13fは「保留」から「承認」に変わる。
【0072】
なお、休暇申請や欠勤申請や遅刻申請が事前に出されている場合には、事前申請の申請内容を表示して登録を行う。なお、事前の申請がされた場合であっても、申請内容からはずれた場合には、事前の申請が無い場合と同様の処理を行う。例えば、10時30分までの遅刻申請が事前に出されていた場合において、出勤簿登録時が10時30分を過ぎた場合には、図11(c)に示すように、遅刻の事後申請情報の表示を行う。
【0073】
また、事前に申請はされているが、管理者による承認が未だなされず未承認状態であるときには、承認状態を保留としたままで出勤簿登録処理を行う。
【0074】
本発明の勤怠管理サーバによれば、上記したように、勤怠状況情報に応じて自動で事後申請を行う他、勤務者により事前に申請を行うこともできる。
【0075】
図12,13は勤務者による事前申請の表示画面例である。
【0076】
図12は、勤務者端末において、勤怠事項を事前に申請する場合の申請項目の選択画面例である。図12(a)は申請項目の選択画面14において、申請項目として、例えば欠勤がデフォルトで設定されている場合の表示例であり、図12(b)は、他の申請項目を表示させた場合の表示例である。申請項目としては、例えば、欠勤、有休休暇,振替休日,出張,遅刻,直行,早退,直帰,残業,早出勤務,時間外勤務等がある。この表示された申請項目中から選択してクリックすることで、選択した申請項目について申請を行うことができる。
【0077】
図13は、勤務者端末において、残業申請を事前に行う場合の表示画面例である。図13(a)において、残業申請の登録画面15には、例えば、申請対象日、申請対象時刻、残業中休憩時刻、申請事由等を記述する表示枠15aが表示される。これらの表示枠15aに所定事項を記述すると、図13(b)のように登録事項の表示15bが表示される。記述した後、申請用のボタン表示15cをクリックすると、申請内容が勤怠データベースに記録され登録が終了する。申請内容の登録が終了すると、図13(c)のように登録表示15dが表示される。さらに、追加申請用のボタン表示15eをクリックすると、図12の申請項目の選択画面例に戻り、他の申請を行うことができる。
【0078】
図14は、出勤簿の一表示例である。この表示例では、出勤簿の表示画面16に、勤務内容、勤務開始時刻、勤務終了時刻、総残業時間、深夜勤務、申請1、申請2、ログイン時刻、ログアウト時刻等が、各日付毎に表示される。なお、勤務内容の欄には、例えば休日勤務等の通常勤務と異なる勤務状態が記述される。また、勤務開始時刻及び勤務終了時刻は、勤務者に通常設定されている勤務時間や、遅刻や残業等の事前申請により変更された勤務時間が記述される。総残業時間には、当日及び当月のおける残業時間の合計が記述される。当日の総残業時間は、通常勤務の勤務終了時刻と、ログアウト時刻から定まる実際の勤務終了時刻との時間差から算出される。なお、この時間差は、所定時間(例えば、5分や10分等)を単位として設定することができる。
【0079】
申請1及び申請2には、事前申請と事後申請、及び承認済み、申請済み、未申請、却下等を区分して表示することができる。図15は、これらの区分表示の一覧例を示している。この区分表示は、文字及び記号を色調により区分することができる。例えば、文字表示17aにおいて、黒色は承認済みを表し、緑色は申請済みを表し、赤色は未申請を表し、ピンク色は却下を表す。また、記号表示17b(図では丸記号)において、青色は事前申請を表し、緑色は事前修正申請を表し、赤色は事後申請を表し、ピンク色は事後修正申請を表す。
【0080】
次に、管理者端末における承認処理の表示例について、図16,17を用いて説明する。図16は管理者端末の承認画面18の一例であり、承認処理の対象者である勤務者の申請内容(例えば、残業申請)18a、申請時刻18b、申請の状態(事前申請あるいは事後申請等)18c、承認状態18d(例えば、承認、却下、保留)等が表示される。管理者は、この表示(18a,18b,18c)を参照して、申請を承認するか非承認とするかを判断し、承認状態18eを選択する。選択した後、承認ボタン18eをクリックすることにより、承認状態18dで選択された承認結果が勤怠データベース3cに記録される。
【0081】
図17は、承認ボタン18eをクリックした後の画面表示例を示している。この画面表示19には、承認処理が完了した表示19a,及び承認した申請の内容等の表示19bが表示される。
【0082】
また、図18は、申請の承認を行う上長の設定を行う表示画面例である。図18において、上長設定画面20には、現在設定されている申請提出先の上長の表示20a(例えば、社員番号や氏名)と、新しく設定する申請提出先の上長の表示20b(例えば、社員番号や氏名)とが表示される。新しく設定は、設定ボタン表示20cをクリックすることにより行うことができ、勤怠データベース3cに記憶される。
【0083】
また、図19は、マニュアルを選択する表示画面例である。図19において、選択表示画面21には、例えば、一般社員用の表示21aとして、ログイン・ログアウト時間の採取に関する説明、上長設定に関する説明、出勤簿の登録・申請の新規作成に関する説明、出勤簿の提出方法に関する説明等が表示され、また、上長・所属長用の表示21bとして、日々の配属者の出勤確認作業を行う方法に関する説明、自動申請の処理方法に関する説明、出勤簿の提出方法に関する説明等が表示される。
【0084】
なお、この表示例は一例であり、任意に定めることができる。また、表示部分をクリックすることにより、より詳細な説明を行ったり、関連するページに移動するように設定することもできる。
【0085】
また、図20は、配属一覧の表示画面例である。配属一覧表22には、例えば、部課単位の配属者と勤怠状況が一覧表示され、勤務者を特定してクリックすることにより、勤怠データベースから当該勤務者の出勤簿が読み出されて表示される。
【0086】
また、図21は、日次の確認処理を行う表示画面例である。図21(a)の日次の確認表示画面23において、勤務者の日次表示23aには、勤務者の勤怠状況情報が表示され、勤務事項情報の申請が表示される。申請表示では、前記した図15に示すような色分け表示により、申請の内容や申請状態が表示される。管理者は、確認ボックスをクリックすることで勤務者の勤怠状況及び申請を確認することができる。確認データは、勤怠データベースに記憶される。
【0087】
図21(b)は、確認ボックスをクリックした後の申請表示例23bを示しており、確認ボックスにレ点が記入される他、確認日時が記述される。確認日時の日時データは、管理者端末が備える時刻読取手段7fにより取得することができる。
【0088】
また、図22は、有給休暇・振替休暇の残日数の表示画面例である。この表示画面24には、例えば、有給休暇の有効期限とその期限内の有給休暇の残日数表示24a、振替休暇の取得日の一覧表24bが表示される。なお、この一覧表は、有給休暇・振替休暇を取得する毎に更新され、また、有給休暇の有効期限の切り替えに応じて更新される。
【0089】
本発明の勤怠管理システムは、ネットワークへアクセスする際に行うログイン操作及びログアウト操作において、そのアクセス時におけるログイン時刻あるいはログアウト時刻の時刻情報を取得し、アクセス者の個人情報と取得した時刻情報を勤怠管理サーバに送って時間管理に利用することができる。以下、時刻情報の取得について説明する。
【0090】
図23は、勤怠管理システムによるログイン時刻情報、ログイン時刻情報の取得及び送信を説明するための図であり、各端末に表示される画面表示と共に示している。
【0091】
図23(a)は、各端末(6,7)からネットワーク9に対してアクセスしたとき、メニューサーバ5により各端末(6,7)に表示される最初の表示画面の一例である。アクセス時には、はじめに個人認証画面が表示される。この個人認証画面は、アクセス要求者が、ネットワークがアクセスを認証する利用者であるかを認証するための画面であり、例えば、社員番号を入力する入力枠表示10a、ログインを要求するボタン表示10b、パスワードの他の認証を行うに要する条件を表示する表示部分10c等が表示される。
【0092】
入力枠表示10aに社員番号を入力し、ボタン表示10bをマウス等のクリックで操作すると、社員番号の照合が行われる。社員番号が照合されると、表示部分10cが表示され、認証情報の取得が求められる。表示部分10cには、例えば、指紋センサに指を置く旨の指示が表示される。
【0093】
パスワードの照合と認証情報の取得により個人認証が確認されると、ログイン処理が行われ、次にメニュー画面が表示される。このとき、図示しないクロックからログイン時刻を取得し、ログイン時刻情報を勤怠管理サーバ3に送る。クロック機能は、認証サーバ2やメニューサーバ5等の任意のサーバ、端末(6,7)あるいは単独でクロック装置をネットワークに接続することもできる。
【0094】
図23(b)はメニュー画面の一例を示しており、例えば、業務管理システム11a,勤怠管理システム11b等の機能管理システムの選択ボタン表示や、各種のお知らせの選択ボタン表示11cが表示される。また、この画面には、ログアウトの選択を行うボタン表示11dが表示される。なお、このメニュー画面は一例であって、他の表示内容とすることもできる。
【0095】
図23(b)のメニュー画面において、ログアウトの選択ボタン11dがクリックされた場合には、同じくクロックからログアウト時刻を取得し、ログアウト時刻情報を勤怠管理サーバ3に送る。
【0096】
図23(b)のメニュー画面において所定の機能管理システムを選択すると、選択された機能管理システムの処理画面が表示される。図23(c)は処理画面の一例を示しており、画面30a(図23(c)では明示していない)には各処理の表示がされ、例えばバー部分にはログアウト表示30bや処理を終了する「閉じる」の表示30cが表示される。処理画面において、ログアウト表示30bをクリックされた場合には、同じくクロックからログアウト時刻を取得し、ログアウト時刻情報を勤怠管理サーバ3に送る。
【0097】
なお、図23に示す個人認証画面10、メニュー画面11,処理画面30は、機能を説明するために模式的の示した一例であり、他の表示内容やレイアウトは、各画面の機能に基づいて任意に設定することができる。
【0098】
ログイン時の処理をログイン時の処理を図24,25フローチャートを用いて説明する。
【0099】
はじめに、図24のフローチャートを用いてログイン時の処理を説明する。このログイン時の処理は、例えばメニューサーバ5により行うことができるが、認証サーバ2等の他のサーバにより行うようにしても良い。
【0100】
端末からログインの要求が出されると、端末の表示画面に個人認証画面(図23(a))を表示する(ステップS1)。個人認証画面の指示により、利用者にパスワードや指紋等の個人認証情報を入力させることにより個人認証情報を取得する(ステップS2)。
【0101】
認証サーバ2は、取得した個人認証情報と、認証データベース2aに予め登録し格納しておいた登録個人認証情報とを比較して個人認証を行う。比較により個人認証が確認された場合には(ステップS3)、ゲート通過情報を取得する。このゲート通過情報は、ネットワークにアクセス可能な領域への入退出を管理するゲート管理システムに設けられる認証情報取得手段から得ることができ、ゲート管理システムを通過した利用者の個人情報を含んでいる(ステップS4)。
【0102】
ゲート通過情報により、利用者が正規にゲートを通過していることが確認された場合には、ログイン処理を行うと共に、図示しないクロックからログイン時刻を取得し(ステップS5)、取得したログイン時刻を勤怠管理サーバ3に送信し(ステップS6)、メニュー画面(図23(b))を端末画面に表示する(ステップS8)。
【0103】
ステップS3の認証の可否判定の工程において、個人認証が確認されたなかった場合には、否と判断された回数を積算し、予め設定しておいた回数と比較する。否の積算回数が設定回数以下である場合には、前記ステップS2に戻って処理を繰り返す。否の積算回数が設定回数を越えた場合には、ログイン処理を終了する(ステップS7)。
【0104】
また、前記ステップS5のゲート通過確認の工程認証2に、利用者のゲート通過が確認されなかった場合には、既に認証を得てログインが完了している者による認証を得る。この工程では、認証を求める他者の端末画面に認証を承認する画面表示がされる(図示していない)(ステップS10)。
【0105】
認証サーバは他者の認証の有効性を判定し、認証が有効であると判断した場合には、ステップS6以降の処理を行ってログイン処理を行う。これに対して、認証が無効であると判断した場合には、ログイン処理を終了する(ステップS11)。
【0106】
次に、図25のフローチャートを用いてログアウト時の処理を説明する。このログアウト時の処理は、ログイン時の処理と同様に、メニューサーバ5により行うことができるが、認証サーバ2等の他のサーバにより行うようにしても良い。
【0107】
端末からログアウトの要求が出されると(ステップS21)、図示しないクロックからログアウト時刻を取得し(ステップS22)、取得したログアウト時刻を各種管理システムに送信し(ステップS23)、ログアウト処理を行う(ステップS24)。
【0108】
次に、勤怠管理サーバにおいて行うログイン時刻、ログアウト時刻の取得処理について、勤怠管理と業務管理を例にして説明する。図26は、勤怠管理サーバにおけるログイン時刻、ログアウト時刻の取得処理を説明するためのフローチャートである。
【0109】
勤怠管理サーバ3は、ログイン時において、メニューサーバあるいは認証サーバ等のログイン処理を行うサーバから、ログイン時刻情報を取得して、勤怠管理データに記録すると共に(ステップS31)、ゲート管理システムに記録されているゲートイン時刻情報を取得し(ステップS32)、取得したログイン時刻情報とゲートイン時刻情報を用いて、両者の時刻の前後関係に矛盾がないかを判定する(ステップS33)。
【0110】
ステップS33の判定において、ログイン時刻情報とゲートイン時刻情報に矛盾がある場合には、ログインあるいはゲートインになんらかの問題があると判断して、勤怠管理データに記録する他、システム全体を管理する管理サーバ(図示していない)に通知し、必要があれば画面に表示する(ステップS37)。
【0111】
また、ログアウト時において、メニューサーバあるいは認証サーバ等のログイン処理を行うサーバから、ログアウト時刻情報を取得して、勤怠管理データに記録する(ステップS34)。その後、ゲート管理システムからゲートアウト時刻情報を取得し(ステップS35)、取得したログイン時刻情報とゲートイン時刻情報を用いて、両者の時刻の前後関係に矛盾がないかを判定する(ステップS36)。
【0112】
ステップS36の判定において、ログアウト時刻情報とゲートアウト時刻情報に矛盾がある場合には、ログアウトあるいはゲートアウトになんらかの問題があると判断して、勤怠管理データに記録する他、システム全体を管理する管理サーバ(図示していない)に通知する(ステップS37)。
【0113】
本発明の実施態様によれば、事前申請を要する勤怠事項について、勤務者から申請が無い場合であっても、勤務者の勤怠状況を判断することにより自動申請することができる。
【0114】
また、本発明の実施態様によれば、事前申請情報と事後申請情報を区分して記録すると共に、区分して表示することができる。事前申請情報と事後申請情報を区分して表示することにより、勤務者及び管理者は申請の状態を容易に確認することができる。
【0115】
また、本発明の実施態様によれば、自動申請を行うために使用する勤務者の勤怠状況情報は、勤務者が行うログイン操作やログアウト操作を利用して取得することができ、また、その時刻も操作時における時刻を取得することで得ることができる。そのため、勤務者は通常行う操作のみを行うだけで、自動申請のための格別な操作を要しない。
【0116】
【発明の効果】
本発明の勤怠管理方法及び勤怠管理システムによれば、勤怠管理において承認が必要な勤怠事項について、勤務者から申請が行われない場合であっても、事後申請を自動で設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の勤怠管理方法及び勤怠管理システムの概要を説明するための概略図である。
【図2】本発明の勤怠管理による動作状態を説明するための図である。
【図3】勤怠管理システムの概略構成を示す図である。
【図4】本発明の勤怠管理サーバの一構成例を説明するためのブロック図である。
【図5】本発明の勤務者端末の一構成例を説明するためのブロック図である。
【図6】本発明の管理者端末の一構成例を説明するためのブロック図である。
【図7】ログイン時の表示例である。
【図8】メニュー画面の一例である。
【図9】勤怠管理サーバのホームページ画面の一例である。
【図10】出勤簿登録画面の一例である。
【図11】出勤簿登録時の表示例である。
【図12】勤務者による事前申請の表示画面例である。
【図13】勤務者による事前申請の表示画面例である。
【図14】出勤簿の一表示例である。
【図15】区分表示の一覧例である。
【図16】管理者端末の承認画面例である。
【図17】管理者端末の承認画面例である。
【図18】上長の設定を行う表示画面例である。
【図19】マニュアルを選択する表示画面例である。
【図20】配属一覧の表示画面例である。
【図21】日次の確認処理を行う表示画面例である。
【図22】有給休暇・振替休暇の残日数の表示画面例である。
【図23】勤怠管理システムによるログイン時刻情報、ログイン時刻情報の取得及び送信を説明するための図である。
【図24】ログイン時の処理を説明するためのフローチャートである。
【図25】ログアウト時の処理を説明するためのフローチャートである。
【図26】勤怠管理サーバにおけるログイン時刻、ログアウト時刻の取得処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 個人・時間管理システム
2 認証サーバ
2a 認証データベース
2B 認証手段
3 勤怠管理サーバ
3a I/O手段
3b 勤怠状況記録手段
3c 勤怠データベース
3d 自動申請手段
3e 勤怠状況送信手段
4 業務管理サーバ
5 メニューサーバ
6 勤務者端末
6a I/O手段
6b 認証情報入力手段
6c 勤怠状況入力手段
6d 勤怠事項申請手段
6e 個人勤怠状況表示手段
6f 時刻読取手段
7 管理者端末
7a I/O手段
7b 認証情報入力手段
7c 勤務者設定手段
7d 承認手段
7e 勤務者勤怠状況表示手段
7f 時刻読取手段
9 ネットワーク
10 個人認証画面
10a 入力枠表示
10b ログイン用ボタン表示
10c 操作表示
11 メニュー画面
11a〜11c 選択ボタン表示
12 出勤簿登録画面
12a 勤務種別
12b 勤務時間
12c 登録ボタン表示
13 出勤簿登録画面
13a 日付表示
13b 勤務種別表示
13c 勤務時刻表示
13d 登録ボタン表示
13e 遅刻申請の枠
13f 承認状態の表示
14 申請項目の選択画面
15 残業申請の登録画面
15a 表示枠
15b 登録事項の表示
15c 申請用のボタン表示
15d 登録表示
15e 追加申請用のボタン表示
16 出勤簿の表示画面
17a 文字表示
17b 記号表示
18 管理者端末の承認画面
18a 申請内容
18b 申請時刻
18c 申請の状態
18d 承認状態
18e 承認ボタン表示
19 画面表示
19a 承認処理の完了表示
19b 承認申請の内容表示
20 上長設定画面
20a 申請提出先の上長の表示
20b 申請提出先の上長の表示
20c 設定ボタン表示
21 選択表示画面
21a 一般社員用の表示
21b 上長・所属長用の表示
22 配属一覧表
23 日次の確認表示画面
23a 勤務者の日次表示
23b 申請表示
24 表示画面
24a 有給休暇の残日数表示
24b 振替休暇の取得日の一覧表
30 処理画面
30a 画面
30b ログアウト表示
30c 「閉じる」表示

Claims (23)

  1. 勤務者が自己の勤怠事項の申請を行う勤務者端末と、管理者端末と、勤務者の勤怠状況情報及び勤怠事項申請情報を記録し管理する勤怠管理サーバと、勤務者の出退社時に認証を行う認証サーバとが、ネットワーク上において相互通信自在に接続されてなる勤怠管理システムにおいて、勤務者の勤怠事項に係わる勤怠事項申請情報を管理する勤怠管理方法であって、
    前記勤怠管理サーバは、
    前記勤務者端末から入力した勤怠事項申請情報に基づいて事前申請情報を設定し記憶する工程と、
    前記認証サーバから入力した認証情報から出退社の時刻を取得する工程と、
    前記出退社の時刻を勤務者に設定された勤務時間帯と比較し、時刻の前後関係から勤務者の勤務状況を判定する工程と、
    前記勤務状況が前記事前申請情報に設定されているかを判定する工程と、
    前記判定において前記事前申請情報に設定されていない場合に、事後申請情報を設定し記憶する工程とを含むことを特徴とする勤怠管理方法。
  2. 勤務者の当日の最初の出社時刻が勤務者の勤務開始時刻よりも後であるとき、勤務者の遅刻の事後申請情報を自動設定することを特徴とする、請求項1に記載の勤怠管理方法。
  3. 勤務者の出社時刻が当日に設定される勤務者の勤務時間帯外であるとき、勤務者の当日の休暇取得の事後申請情報を自動設定することを特徴とする、請求項1に記載の勤怠管理方法。
  4. 勤務者の出社時刻が勤務者の休日の時間帯であるとき、勤務者の休日勤務の事後申請情報を自動設定することを特徴とする、請求項1に記載の勤怠管理方法。
  5. 勤務者の当日の最後の退社時刻が勤務者の勤務終了時刻よりも前であるとき、勤務者の早退の事後申請情報を自動設定することを特徴とする、請求項1に記載の勤怠管理方法。
  6. 勤務者の当日の最後の退社時刻が勤務者の勤務終了時刻よりも後であるとき、勤務者の時間外勤務の事後申請情報を自動設定することを特徴とする、請求項1に記載の勤怠管理方法。
  7. 勤務者の当日の最後の退社時刻から勤務者の勤務終了時刻を差し引いた時間数を求め、当該時間数内において所定時間幅を単位として時間外勤務時間数を算出し、当該時間外勤務時間数を前記時間外勤務の事後申請情報に追加することを特徴とする、請求項6に記載の勤怠管理方法。
  8. 前記出退社時の時刻は、勤務者の認証処理時、又は勤怠管理サーバにおける出勤処理時に取得することを特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載の勤怠管理方法。
  9. 勤務者が自己の勤怠事項の申請を行う勤務者端末と、管理者端末と、勤務者の勤怠状況情報及び勤怠事項申請情報を記録し管理する勤怠管理サーバとが、ネットワーク上において相互通信自在に接続されてなる勤怠管理システムにおいて、
    前記勤怠管理サーバは、
    前記勤務者端末から入力した認証情報を照合して認証処理を行う認証手段と、
    前記勤務者の勤怠状況情報及び勤怠事項申請情報、並びに前記勤怠事項申請情報に対する管理者の承認結果を事前申請と事後申請とに区分して記録する勤怠状況記録手段と、
    前記勤務者端末から入力した勤怠事項申請情報に基づいて事前申請情報を設定して前記勤怠状況記録手段に記憶させ、
    前記認証情報から出退社の時刻を取得し、取得した出退社の時刻を勤務者に設定された勤務時間帯と比較し、時刻の前後関係から勤務者の勤務状況を判定し、当該勤務状況が前記事前申請情報に設定されているかを判定し、当該判定において勤務状況が事前申請情報に設定されていない場合に事後申請を行い、前記勤怠状況記録手段に記憶させる自動申請手段とを備えることを特徴とする、勤怠管理システム。
  10. 前記勤怠状況記録手段は、各勤務者端末から入力される勤怠事項申請情報に基づく事前申請情報、各勤務者の勤務状況に基づく事後申請情報、当該事前申請情報及び/又は事後申請情報に対して前記管理端末から入力される承認結果を記憶することを特徴とする、請求項9に記載の勤怠管理システム。
  11. 前記勤怠状況記録手段は、勤務者の出退社時の時刻と当該勤務者に設定されている勤務時間帯との比較に基づいて前記事後申請情報を自動設定することを特徴とする、請求項10に記載の勤怠管理システム。
  12. 勤務者の当日の最初の出社時刻が勤務者の勤務開始時刻よりも後であるとき、勤務者の遅刻の事後申請情報を自動設定することを特徴とする、請求項11に記載の勤怠管理システム。
  13. 勤務者の出社時刻が当日に設定される勤務者の勤務時間帯外であるとき、勤務者の当日の休暇取得の事後申請情報を自動設定することを特徴とする、請求項11に記載の勤怠管理システム。
  14. 勤務者の出社時刻が勤務者の休日の時間帯であるとき、勤務者の休日勤務の事後申請情報を自動設定することを特徴とする、請求項11に記載の勤怠管理システム。
  15. 勤務者の当日の最後の退社時刻が勤務者の勤務終了時刻よりも前であるとき、勤務者の早退の事後申請情報を自動設定することを特徴とする、請求項11に記載の勤怠管理システム。
  16. 勤務者の当日の最後の退社時刻が勤務者の勤務終了時刻よりも後であるとき、勤務者の時間外勤務の事後申請情報を自動設定することを特徴とする、請求項11に記載の勤怠管理システム。
  17. 勤務者の当日の最後の退社時刻から勤務者の勤務終了時刻を差し引いた時間数を求め、当該時間数内において所定時間幅を単位として時間外勤務時間数を算出し、当該時間外勤務時間数を前記時間外勤務の事後申請情報に追加することを特徴とする、請求項16に記載の勤怠管理システム。
  18. 前記出退社時の時刻は、前記認証手段が勤務者を認証した時刻、又は勤怠管理サーバが勤務者の出勤を確認して時刻であることを特徴とする請求項11乃至17のいずれかに記載の勤怠管理システム。
  19. (補正前請求項20)
    前記勤務者端末は、当該勤務者端末の利用開始時及び利用終了時に行う認証情報入力手段と、
    勤務者個人の勤怠状況情報及び勤怠事項申請情報を表示する個人勤怠状況表示手段と、
    勤怠状況情報を入力する勤怠状況入力手段と、
    自己の勤怠事項申請情報を申請する勤怠事項申請手段と、
    出退社時及び勤怠事項の申請入力時の時刻を読み取る時刻読取手段とを備えることを特徴とする、請求項10に記載の勤怠管理システム。
  20. 前記管理者端末は、当該管理者端末の利用開始時及び利用終了時に行う認証情報入力手段と、
    管理対象の勤務者を設定する勤務者設定手段と、
    勤務者の勤怠状況情報及び勤怠事項申請情報を表示する勤務者勤怠状況表示手段と、
    勤務者による勤怠事項申請情報の承認、非承認を選択する承認手段とを備えることを特徴とする、請求項10に記載の勤怠管理システム。
  21. 勤務者が自己の勤怠状況情報の確認及び自己の勤怠事項の申請を行う勤務者端末と、管理対象の勤務者の勤怠状況情報及び勤怠事項申請情報を管理する管理者端末と、勤務者の勤怠状況情報及び勤怠事項申請情報を記録し管理する勤怠管理サーバとがネットワーク上において相互通信自在に接続されてなる勤怠管理システムにおいて、
    前記勤怠管理サーバは、
    認証情報を照合して認証処理を行う認証手段と、
    勤務者の勤怠状況情報及び勤怠事項申請情報、及び前記勤怠事項申請情報に対する管理者の承認結果を事前申請と事後申請とに区分して記録する勤怠状況記録手段と、
    勤務者が自己の勤怠事項の申請を行う勤務者端末と、管理者端末と、勤務者の勤怠状況情報及び勤怠事項申請情報を記録し管理する勤怠管理サーバとが、ネットワーク上において相互通信自在に接続されてなる勤怠管理システムにおいて、
    前記勤怠管理サーバは、
    前記勤務者端末から入力した認証情報を照合して認証処理を行う認証手段と、
    前記勤務者の勤怠状況情報及び勤怠事項申請情報、並びに前記勤怠事項申請情報に対する管理者の承認結果を事前申請と事後申請とに区分して記録する勤怠状況記録手段と、
    前記勤務者端末から入力した勤怠事項申請情報に基づいて事前申請情報を設定して前記勤怠状況記録手段に記憶させ、
    前記認証情報から出退社の時刻を取得し、取得した出退社の時刻を勤務者に設定された勤務時間帯と比較し、時刻の前後関係から勤務者の勤務状況を判定し、当該勤務状況が前記事前申請情報に設定されているかを判定し、当該判定において勤務状況が事前申請情報に設定されていない場合に事後申請を行い、前記勤怠状況記録手段に記憶させる自動申請手段とを備え、
    前記勤務者端末は、
    当該勤務者端末の利用開始時及び利用終了時に行う認証情報入力手段と、
    勤務者個人の勤怠状況情報及び勤怠事項申請情報を表示する個人勤怠状況表示手段と、
    勤怠状況情報を入力する勤怠状況入力手段と、
    自己の勤怠事項申請情報を事前に申請する勤怠事項申請手段と、
    出退社時及び勤怠事項の申請入力時の時刻を読み取る時刻読取手段とを備え、
    前記管理者端末は、
    当該管理者端末の利用開始時及び利用終了時に行う認証情報入力手段と、
    管理対象の勤務者を設定する勤務者設定手段と、
    勤務者の勤怠状況情報及び勤怠事項申請情報を表示する勤務者勤怠状況表示手段と、
    勤務者による勤怠事項申請情報の承認、非承認を選択する承認手段とを備えることを特徴とする、勤怠管理システム。
  22. 前記個人勤怠状況表示手段は、事前申請情報と事後申請情報とを区分して表示することを特徴とする、請求項19又は21に記載の勤怠管理システム。
  23. 前記勤務者勤怠状況表示手段は、事前申請情報と事後申請情報とを区分して表示することを特徴とする、請求項20又は21に記載の勤怠管理システム。
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