JP4115670B2 - 臭気中和剤を含有する芳香組成物 - Google Patents

臭気中和剤を含有する芳香組成物 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は悪臭又は悪い風味を中和または減少するための組成物及びその使用方法に関する。より具体的には、本発明は芳香成分(フラグランス成分とフレーバー成分を総称する)と共にウンデシレン酸、そのエステル及び/又は塩を用いること、及び芳香成分の効果を維持しながら望ましくない香気や風味の臭気中和をもたらすために上記を含有する製品に関する。
【0002】
本発明の組成物は、望ましい芳香成分と共に、望ましくない香気や風味の除去活性を維持しながら望ましい蒸発芳香成分の除去を最小にするような濃度でウンデシレン酸、そのエステル及び/又は塩を含有する。
本発明は非限定的な例として繊維布帛やリネン用スプレー、ローソク、カーペット脱臭剤、ハンド衛生ゲル、ルームスプレー及び経口ケア製品(デントリフリスやマウスウオッシャー等)等の広範な製品に利用しうる。
【0003】
【従来の技術とその課題】
芳香成分はしばしば美感的効果を付与するのに用いられている。組成物からの特定の芳香成分の放出は組成物が効果的でないことを示したり、強度、清潔さ及び有用性等の特定の特性と関連する信号として機能しうる。芳香成分は多くの消費者最終製品に加えられて製品の品質や価値を示すセンサー信号を付与している。
【0004】
組成物の実用性は望ましくない香気や風味(以下「悪臭分」(malsensory agents)と称する)を生ずる望ましくない不純物や分解生成物等で組成物が汚染されることによって制限されることが多い。悪臭分の生成を避けることが望ましいとされ、またたとえば抗菌剤を用いて悪臭分をもたらす微生物の数を減少させるとき等にはそれが実用的だが、悪臭分にさらされる環境で用いる組成物の汚染を防ぐことは不可能な場合が多い。
【0005】
組成物中の望ましくない香気及び風味は(たとえば悪臭分を望ましくない香気及び/又は風味を欠く付加体やさらなる分解生成物等の新しい組成物を生ずるような薬剤と反応させることによって)悪臭分を化学的に変性し、組成物からの悪臭分の放出を(木炭やゼオライト等の別の成分上に悪臭分を吸収及び/又は吸着する等によって)減少するか、(揮発性を小さくした)悪臭分の蒸気圧を減少するか、又は(溶媒抽出によって)組成物から悪臭分を除去することによって改善しうる。望ましくない香気及び風味はまた悪臭分をマスクするに足る適切量の芳香成分を用いることでも改善しうる。
【0006】
文献未記載の植物抽出物から単一又は多成分合成化合物に至る多くの化合物が悪臭減少に提案されている。フライ等の米国特許第3,923,005号には、子ねこからの臭気の除去にクロロフイルを用いることが開示されており、米国特許第4,989,727号には植物から抽出した脱臭成分からなる脱臭剤が硫黄及び窒素化合物臭を含む多くの臭気に有用であることが開示されている。
【0007】
小林等の米国特許第4,909,986号には、少なくとも100,000の平均分子量をもつ水溶性有機ポリマーが脱臭剤として有用であることが開示されている。
上田等の米国特許第4,959、207号には、ウンデシレン酸無水物と銅化合物との混合物が開示されている。
【0008】
カルホーンの米国特許第3,091,511号には、フェノール及びp−アセチルアミノフェノールのサリシルウンデシレン酸エステルが開示されている。
ウオルフ等の米国特許第5,718,887号には、オメガ−アルカンジカルボン酸とオリゴグリセロールのモノカルボン酸エステルが体臭の減少に有効であることが開示されており、ピロソフ等の米国特許第5,534,165号には脱臭剤としてのベーターシクロデキストリンが開示されている。
【0009】
脱臭活性をもつといわれている多くの化合物のなかにウンデシレン酸とその誘導体がある。ウンデシレン酸(C11203 )は涙や汗のなかにみられる天然産の酸である。通常は、ひまし油からしばしば誘導される、C18をC7 及びC11にクラッキングすることで誘導される(C11はウンデシレン酸又はウンデカノン酸として知られている)。
【0010】
ウンデシレン酸及びその誘導体は興味ある生化学的特性を示し、殺シラミ剤(たとえば米国特許第5,416,116号参照)、野鳥忌避剤(農作物の損傷に対する保護−たとえばDE−A−1,792,467参照)等の多くの製品に用いられている。当初、ウンデシレン酸はその静菌活性(米国特許第3,762,875号参照)及び静真菌活性(米国特許第3,882,868号、第3,899,616号及び第4,462,981号参照)に基づく脱臭剤として提案された。静菌及び静真菌分解生成物はしばしば悪臭を有する。その後ウンデシレン酸と多くのその誘導体は有効な脱臭剤であることが認められた。
【0011】
ウンデシレン酸は動物の子用箱を含むいくつかの製品に脱臭剤として用いられてきた(米国特許第4,517,919号には動物の子用箱に用いるための可撓性吸収パッド中にウンデシレン酸を用いることが開示されている)。また他の脱臭剤と組合せて脱臭効果を高めることも行なわれている。たとえば米国特許第5,182,103号にはアルミノメタシリケート被覆複合体とウンデシレン酸を組合せると、冷蔵庫、台所用カン、自動車、くつの中じき、紙オムツ、生理用製品及び一般の室内用品用の改良された脱臭剤をもたらすことが開示されている。
【0012】
特にウンデシレン酸のエステル誘導体は優れた脱臭活性をもつことが知られている。ウンデシレン酸のポリオキシアルキレン及び単純アルキルエステルは動物の排出物の処理に有効であることが知られている。たとえば米国特許第5,275,783号にはウンデシレン酸のポリアルキレンエステルが液体肥料の脱臭に有効であることが開示されており、また米国特許第5,338,511号にはウンデシレン酸のアルキル及びポリオキシアルキレンエステルを0.01−5重量%の濃度で用いると排液スラッジの脱臭に有効であることが開示されている。また米国特許第5,720,947号には動物の排出物の脱臭にウンデシレン酸、そのエステル及びそのポリオキシアルキレン化エステルをスーパーホスフェートと組合せて用いることが開示されている。これらのエステル誘導体は製紙ミル流出液の脱臭(米国特許第5,439,641号参照)、悪臭性の動物のエサからの臭気除去(米国特許第5,747,090号及びEP−O−434−524参照、これらにはウンデシレン酸のアルキル又はポリオキシアルキレンエステル、及びそのメチル、プロピル、ヘキシル及びドデシルエステル誘導体での脱臭が開示されている)、及びフィルター、真空洗浄バッグ、ナピー及び空気清浄用拡散機等にみられる紙製品、カップボード及び不織布の脱臭(米国特許第5,976,460号参照)にも用いられている。ウンデシレン酸エステル誘導体をポリエーテルエステルアミドと組合せて脱臭剤として用いることもヨーロッパ公開特許出願第0596772号に開示されている。
【0013】
ウンデシレン酸及びその誘導体は悪臭分の蒸発を低下させる複雑な系を形成してその気相中の密度を人の嗅覚レセプタによって検知可能な量まで低下させることで脱臭効果を示すものと思われる。これはガスクロマトグラフィーやマススペクトルといった最新の分析技術でガス相中の悪臭分の密度の低下が認められることからもわかる。ウンデシレン酸又はその誘導体と悪臭生成物質との物理的混合やスプレー等で生ずる緊密接触が悪臭の発生低下に必要であると一般に思われていた。
【0014】
ウンデシレン酸及びそのエステル誘導体の脱臭作用はそのウンデシレン酸誘導体の固有の香気とは独立であると思われる。たとえば、メチルウンデシレート、公知のカーネーションベース(米国特許第4,137,677号及び第4,250,001号参照)、及びエチレンウンデシレネートはリンス工程や乾燥工程を通して布や体に残る成分である「持続性香料成分」(たとえば米国特許第5,500,137号、第5,500,138号、第5,500,154号、第5,531,910号、第5,790,404号及び第5,849,310号参照)、及び「アンコールマスキング」剤(米国特許第5,843,881号参照)と同様の特徴をもち、それぞれのウンデシレネートエステルの香気による悪臭マスキングによるよりも大きく悪臭を低下させる。
【0015】
ウンデシレン酸誘導体の付与は、スラッジ、パーソナルケア製品、紙製品及び動物のエサ等の非消毒物質からの臭気の除去に制限されていた。多くのウンデシレン酸誘導体は無毒だが、これらの酸及び誘導体は人の消毒食品や痰(たとえばうがいや歯みがき)の悪臭の低下には用いられていない。
ウンデシレネート誘導体及びそれらの塩は悪臭の減少に有効だが、それらはいずれも悪臭と望ましい臭(たとえば香料や付香剤)の両方を非選択的に除去すると思われる点で大きな欠点がある。
それ故、望ましい芳香の放出に対する悪影響なしに又はこれらの最終用途での有効性に実質的な影響なしに、ウンデシレン酸、そのエステル及び塩の有利な悪臭中和及び保持性を維持するような組成物と使用方法が望まれる。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は種々の消費者製品に含有させるための悪臭分中和性組成物を含む芳香組成物を提供する。特に、上記の中和性組成物を芳香成分と所定の割合でプレミックスすることにより、所望の芳香成分の有利な制御された放出を可能にしながら悪臭分の中和性を高めた芳香組成物を提供する。本発明はまた芳香成分の放出を長期化し且つそれを望ましくない香気の放出を抑えて行う手段を提供する。
【0017】
本発明の組成物は、芳香成分と、悪臭分含有製品から悪臭分の放出の減少を可能にする有効量のウンデシレン酸及びその誘導体から選ばれるウンデシレン酸成分とを含有すると共に、ウンデシレン酸成分が5/95〜30/70の範囲の比でメチルエステルを含有するものであることを特徴とするウンデシレン酸成分と媒体中の芳香剤とを、ウンデシレン酸成分(以下、「ウンデシレン酸及び/又はその誘導体」又は「ウンデシレン酸誘導体」と称する場合がある)の濃度がプレミックス用の媒体約5〜約50重量%となるようにプレミックスし、次いで得られたプレミックスを脱臭が望まれる又は脱臭用に用いられる製品又は担体に加えることによって、ウンデシレン酸及び/又はその誘導体を製品に加えて芳香成分の望ましくない除去を減少させる。ウンデシレン酸及びその誘導体と所望の芳香成分とを上記の濃度でプレミックスすることにより芳香成分の放出時間が長くなった組成物がもたらされることも判明した。ここで芳香成分の放出性が改良された組成物とはウンデシレン酸及び/又はその誘導体を芳香成分と組合せた組成物であって芳香成分の多くの放出がこの組成物のない場合に比しより長時間制御される組成物を意味する。この芳香の強さの実質的な低下を最小にしながら芳香の放出をより長くしたい場合に特に有利である。
【0018】
本発明はまたウンデシレン酸及びその誘導体、特にそのエステル誘導体が非水性系環境でさえ臭気の除去に有用であるという予期せざる効果をもたらす。特に、ウンデシレン酸、そのエステル及び塩及び他の誘導体は機械的な助力(即ちスプレー)又は緊密な接触なしで空気中に揮発するときでさえ臭気を除去する効果を維持する。スプレー製品を調合しそして繊維材料に付与する場合、ウンデシレン酸及びその誘導体は、意外にも、タバコの煙の臭気、便臭、料理臭、体臭及び女性臭等の、一般に用いられるシクロデキストリン(米国特許第5,534,165号、第5,714,137号、第5,668,097号、第5,783,544号、第5,942,217号、第5,968,404号参照)以外の、一般的な場所の臭の除去に極めて優れていることが判明した。特に改良された性能は、約5−約50%のウンデシレン酸及び/又はその誘導体を含むプレミックス用芳香組成物でみられ、より好ましくはプレミックスが約60−90%のエチレンウンデシレネートと約10−40%のメチルウンデシレネートの混合物10−30%と残りが芳香成分とからなる場合である。
【0019】
このプレミックスの改良された臭気中和性能は、たとえば約0−40%のアルコール、0.2−10%の界面活性剤と、残りが水からなる繊維用スプレーに約0.5−2.0重量%の濃度で用いたときにも観察される。メチルウンデシレネートとエチルウンデシレネートの組合せはエチルウンデシレネートに固有のより低い臭気を保持した上、メチル成分のより大きな効力をそれ自身の溶媒様臭気を最小にしながら最適の悪臭中和を得るよう、十分に低い濃度で発揮する。
【0020】
ウンデシレン酸及びその誘導体、特にそのメチルとエチルエステル、を含有する組成物の使用は、意外にも、炎を保持しうる製品中又は他の動的エネルギー源を用いる製品中でのように、組成物が燃焼したり加熱される雰囲気からの臭気を除去する。またウンデシレン酸及びその誘導体、特にそのメチル及びエチルエステル、の大気中への蒸発は、ウンデシレン酸及び/又はその誘導体が臭気発生源と直接接していなくとも大気中に分散している悪臭を除去することが認められた。
【0021】
特に有効な臭気中和剤にはウンデシレン酸、ウンデシレン酸の塩(たとえばナトリウム、カルシウム及び亜鉛塩)、ウンデシレン酸の単純エステル(たとえばメチル以外のエチル、プロピル、ブチルエステル)、ウンデシレネートシリコーンエステル及びウンデシレン酸メチルエステル類の組合せがある。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明は固体、流体及び気体から悪臭分を除去するための改良された組成物及び方法を提供する。タバコの煙、体臭、失禁及び尿臭、食品及び料理臭、さらには悪臭呼吸等を含む多くの一般的な場所での臭気(原因化合物としては種々のスルフィド及び硫黄メルカプタン等がある)を除去するウンデシレン酸誘導体を含有する芳香組成物を提供する。
【0023】
一の態様において、ウンデシレン酸成分はメチル及びエチルエステル形で用いられる。好ましくは、ウンデシレン酸/誘導体を溶液中の芳香成分とプレミックスして、最終製品の最終組成分がウンデシレン酸/誘導体を約50重量%より少ないが約0.1重量%よりは多く含むように臭気中和性「プレミックス」又は「ONP」をつくる。またはウンデシシレン酸/誘導体を未芳香化担体(キャリア)中に含有させてもよい。またOPNは芳香成分(フラクランス、フレーバー)、担体成分をウンデシレン酸/誘導体と適宜の順序で溶液中にてプレミックスして「プレミックス」を形成しうる。好ましくはウンデシレン酸/誘導体はプレミックス組成物の約30重量%よりは多く、約50重量%より少ない。本発明の非限定的例として、プレミックスを除去されるべき臭気又は悪臭のある担体基材、組成物又は物品に加えて最終製品をつくることができ、その際最終製品の約0.1〜100重量%がプレミックスからなりうる。これらの組成物は、たとえば3−メチル−2−へキサン酸(汗に存在)、カプロン酸(ランシド・バターに存在)、スカトール(糞の臭気成分)、メチルスルフィド(腐った卵が生ずる臭気)等の感ずる臭気を顕著に減少する。意外にもプレミックス中のウンデシレン酸/誘導体の高すぎる濃度(典型的には30−50%過剰)は臭気や風味の知覚に悪影響をもたらしてプレミックスによる改善効果が示されていないことが判明した。
【0024】
別の態様において、ウンデシレン酸/誘導体をローソク等の炎を維持しうる製品に入れる。別の態様において、ウンデシレン酸をそのメチル及びエチルエステル形で用いる。このウンデシレン酸/誘導体を、最終製品又は組成物がウンデシレン酸/誘導体を約50重量%より少なく約0.1重量%よりは多く含むように芳香ブレンドとプレミックスする。好ましくは、この芳香プレミックスは最終製品又は組成物の約20重量%よりは少なく約2重量%よりは多く存在する。最終製品又は組成物中のウンデシレン酸/誘導体の好ましい濃度は0.1〜0.4重量%の範囲である。意外にも、ウンデシレン酸及びそのエステル誘導体は、スカトールや料理臭やタバコ臭等の悪臭がスプレー、混合、濾過、静電気沈澱等の機械的補助作業なしに大気から除去されるように、燃えているローソクから放出される。
【0025】
本発明の方法及び組成物は物理的状態や製品形態には制限がなく、たとえば水性系及び非水性系製品、発泡体、粉末、粒状物、ゲル、エーロゾル、非エーロゾル、セラミック、吸取り紙、ワックス、マイクロカプセルビイクル、相変化マイクロカプセルビイクル、プラスチック、ポリマー、不織布、不活性担体(たとえばシリカ)等に含有されうる。
【0026】
本発明の組成物及び方法は多くの製品用途に用いうる。たとえばカーペット、浴室ケア製品、ベビーケア製品、デオドラント剤、発汗防止剤、女性生理用製品、室内清浄機、空気清浄機、ローソク、ペットケア製品、布/洗濯ケア製品、成人失禁製品、ハンドデオドラント/衛生製品、経口衛生剤、家庭用洗浄剤、コロン、香料、ヘアケア製品、エアコンディショニング/住宅/工業加熱用途、ハンドクリーナー、ふきとり材、口臭防止剤、オシメ、殺虫剤、忌避剤等に用いうる。
【0027】
本発明の組成物の好ましい濃度を次表に重量基準で示す。
【0028】
【表1】
【0029】
表1には本発明のプレミックス組成物での許容しうる及び好ましい範囲、即ちプレミックスが最終製品中に希釈される前の濃度範囲を示す。
【0030】
【表2】
【0031】
表2には最終製品のための本発明の組成物での許容しうる及び好ましい範囲を示す。
【0032】
【表3】
【0033】
表3には芳香成分の添加なしに分析したときのプレミックスでのメチル及びエチルウンデシレネートの好ましい範囲を示す。プレミックス及び最終製品中でのメチルとエチルウンデシレネート間の好ましい範囲を示すものである。
【0034】
次の例は本発明の組成物及び本発明外の参考例の組成物の製造と使用を例証するものである。これらは例示であり、本発明を制限するものではない。参考例はウンデシレン酸成分が単一化合物からなる例であり、例1及び例2が参考例である。特に断りのない限り、部及び%は重量基準で示す。温度はセッシ温度で示す。当業者に明らかなように、以下に示す例をこえた広範囲の水性、非水性系製品が本発明の活性成分の添加により利益をうける。また、たとえば吸取り紙、セラミック、マイクロカプセル、ゲル等の種々の形で芳香成分を用いうる。
【0035】
本発明の定量的性能を正確に調べるために、揮発分のパージートラップ濃縮、液−液抽出、固相抽出又は半揮発分及び非揮発分のための超臨界液体抽出を含む適宜の周知の手段を用いて、ヘッドスペース分析を行うことができる。
当業者に「固相微抽出」(SPME)として知られている手段を用いてヘッドスペース(即ちテストサンプルの臭気をもたらす揮発成分からなるサンプル上の気相)をサンプリングする。SPMEにおいて、被分析物はサンプルマトリックス、サンプル上のヘッドスペース及びカーボワックス、ポリアクリレート又はポリジメチルシロキサン相(これらの相はたとえばジビニルベンゼンポリマー、テンプレート樹脂又は多孔性炭素等の固体吸着剤と混合しうる)を被覆した溶融シリカ繊維の静止相間で平衡を確立する。上記の繊維は典型的には保護ホルダー内のステンレススチール製プランジャーに付着している。次いで被分析物を繊維から熱脱着して、ガスクロマトグラフィーカラムHPLC又はGC/MSに運ぶ。溶媒を注入しないので、被分析物は速かに脱着し、被分析物等の最小検知が向上する。ガスクロマトグラフィー(GC)と質量分光分析の合体分析法をヘッドスペースサンプルの分析に用いる。GCが混合物を個々の成分に分離し、MSがそれらの成分がGCカラム端から出るにつれてそれらを検知する。MSでは被分析物が高エネルギーの電子流によって分割されていくつかの被分析物分子を正の電荷にイオン化する。次いで帯電したイオンを計量、プロットした質量対強度に従って分けて質量スペクトルを得るこの技術は臭気のプロフィールと特徴を極めて正確に示す。
【0036】
次の例で示すヘッドスペース分析はHP5973マススペクトロメータを備えたHP6890GCを用い、10マイクロリットルのシリンジを使ってヘッドスペースサンプルから約0.2マイクロリットルの注入容量をとり出しそれを上記装置に注入して得た。求める化合物の検知を最大にするようにカラムとセレクションのセッティングを選んだ。Supelco 2−4040ポリジメチルシロキサン毛細管カラムSPB−1(長さ60m、直径250mm、フィルム0.25mm)を用いた。(4分ランプを用いて)当初のオーブン温度を80℃とし(15分ランプを用いて)最終温度を260℃にした。当初温度230℃、圧力15.3psi及びパージ流速92.4ml/分、合計流速95.5ml/分で、スプリットなしに前方入口を操作して多くの悪臭分を分析した。
【0037】
表4に示す次の分析内容は消費者デオドラントとして用いた所望の重量%に臭気中和用プレミックス(ONP)を希釈するのに用いた担体溶液の典型例である。
【0038】
【表4】
【0039】
表5及び表6には例1で用いた臭気中和用プレミックス用の構成成分をケミカル・アブストラクト番号(CAS番号)と共に示す。
【0040】
【表5】
【0041】
【表6】
【0042】
次のデータはHPベクトラXMシリーズ4,5/166 Chem Stationを用いて分析し各テストセル間の比較を行ったものである。
例1:
3−メチル−2−ヘキサン酸臭気体に対する臭気中和剤/芳香成分の効果
臭気中和用プレミックス(ONP)を表5及び6に従ってつくった。ここでONPは20重量%のエチルウンデシレネートを含有する。次いでONPを表4に従って担体溶液に、0%(対照)、1%及び2%濃度にて加え、テスト溶液をつくった。100%綿Tシャツ布を芳香成分なしの洗剤で予備洗いし、乾燥し、4×4インチ幅のテスト布をつくり、このテスト布上に3−メチル−2−ヘキサン酸(人の汗に含まれる臭気成分)の0.1重量%溶液を、直径1.5インチの円形ステンシルを通してスプレーして、3分間放置乾燥した。次いで1.0%のONP溶液を2.0インチの円形ステンシルを通して悪臭のついた乾燥綿布上にスプレーし悪臭分で処理した領域のスプレーを確かなものとした。この方法を2.0%のONP溶液用及び0%対照に繰返した。
【0043】
これらのテスト布を別々のヘッドスペースガラスビン中に密封した。0%、1%及び2%ONP溶液濃度のテスト布上のヘッドスペースをサンプリングして空気スペース中の3−メチル−2−ヘキサン酸の量を測定した。表7及び図1に示すように1%及び2%のONPを含有する溶液はかなりの悪臭低下を示した。
【0044】
【表7】
【0045】
表8は例2で用いた芳香成分用の構成成分をケミカル・アブストラクト・サービス番号(CAS番号)と共に示す。
【0046】
【表8】
【0047】
例2:
メチルスルフィド臭気成分に対する臭気中和剤/芳香成分の効果
表8に従って芳香成分とエチルウンデシレネートを含有する臭気中和用プレミックス(ONP)をつくった。次いでこのONPを0%(対照)、1%及び2%濃度にて、エチルアルコール担体に加えてテスト溶液をつくった。また表8に示した成分の2%溶液からなる別のテスト溶液を、エチルウンデシレネートなしで比較用につくった。各テスト溶液2mlをメチルスルフィドのエチルアルコール溶液(濃度10%)の2mlと共にガラスビンに入れた。
各ガラスビンのヘッドスペースをサンプリングしてその空気中のメチルスルフィドを測定した。表9及び図2に示すように、2%のONPを含有するガラスビンはメチルスルフィド悪臭分の濃度がほぼ半分になっていた。
【0048】
【表9】
【0049】
表10は例3で用いた芳香成分用の構成成分をケミカル・アブストラクト・サービス番号(CAS番号)と共に示す。
【0050】
【表10】
【0051】
例3:
ローソクを燃焼させたときの大気中のスカトール臭に対する芳香成分と組合せてローソクワックスに加えた臭気中和剤の効果
臭気中和用プレミックス(ONP)を表10に従った成分80重量部とさらにウンデシレネート20重量部を含有させてつくった。後者はメチルウンデシレネート25%とエチルウンデシレネート75%とからなる。このONPをパラフィンに加えてからローソクに成形した。ローソクワックスの5重量%をONPとした。10重量%のスケルトンのエチルアルコール溶液4gを含む吸取り紙を4つのチェンバーに入れ30分間放置して1つを悪臭対照テストケースとした。3つの他のチェンバーの各々に次のローソク調合物を各テストチェンバーの吸取り紙に沿って入れた:表10に従った5%芳香成分をもつローソク;ウンデシレネート入りONP 5%をもつローソク;及びニュージャージー州ウエインのロキット・ベンキサー製の商品名ウイザード・デュアル・アクション・クリスプ・プリーズ(商標)のローソク(臭気対照ローソク基準)。各々のローソクを30分間燃焼させた後、チェンバーの空気スペースを分析した。表11及び図3に示すように、ONP 5重量%含有ローソクは顕著な悪臭・保護効果を示した。
【0052】
【表11】
【0053】
表12に示す次の分析内容は布用スプレーとして用いる望ましい重量%に臭気中和用プレミックス(ONP)を希釈して用いた担体溶液の典型例である。
【0054】
【表12】
【0055】
表13及び14には例4で用いた芳香成分用の構成成分をCAS番号と共に示す。
【0056】
【表13】
【0057】
【表14】
【0058】
例4:
異なる悪臭がくみ込んだ布の処理をONPスプレーと市販品で消費者の好みを比較検討
臭気中和用プレミックス(ONP)を表13及び14に従って芳香成分とウンデシレネートを用いてつくった。ここでウンデシレネートはメチルウンデシレネート25重量%とエチルウンデシレネート75重量%からなる。このONPを表15に従い、0%(対照)、1%及び2%濃度にて担体溶液に加えてテスト溶液をつくった。次いで100%綿デニム布を芳香成分のない洗剤で予備洗浄し、乾燥し、4×4インチ平方に切断しテスト布をつくった。0.1重量%のスケルトンのエチルアルコール溶液とガーリック抽出分からなる悪臭溶液をつくり、各悪臭溶液を同一配置をもつ2つの別々のポンプスプレーユニットの1つに入れた。各悪臭溶液の3つのスプレーを別々に、1.5インチの円形ステンシルを通して、別々のテスト布上にスプレーし、3分間放置乾燥した。別々のテスト布をもえているタバコによる煙チェンバーに入れてタバコの煙に20分間さらした。次に1.0%と2.0%のONP溶液と0%対照溶液を、2.0インチの円形のステンシルを通して、別々に乾燥布にスプレーした。各々は異なる(即ちスカトール、ガーリック、タバコの煙)悪臭をもつ。
【0059】
また各乾燥悪臭用の別々のテスト布をオハイオ州シンシナティのプロクター・アンド・ギャンブル社製のFebreze(商標)脱臭剤で3回スプレーした。同様にして、同じポンプスプレーユニットを用いて1.0%、2.0%ONP溶液と対照溶液での処理を行った。18才から54才の25人の非喫煙女性をパネラーとして処理したテスト布と処理しないテスト布について5点法で臭気快適性を評価した(0=悪臭なし〜5=極めて強い悪臭)。
表15〜17に示すように、ONP溶液が顕著に優れた悪臭低下を示した。
【0060】
【表15】
【0061】
【表16】
【0062】
【表17】

【図面の簡単な説明】
【図1】 例1でテストした本発明の組成物での処理後の空気スペース中に検出された悪臭(3−メチル−2−ヘキサン酸)の減少を示すグラフ。
【図2】 例2でテストした本発明の組成物での処理後の空気スペース中に検出された悪臭(メチルスルフィド)の減少を示すグラフ。
【図3】 例3でテストした本発明の組成物での処理後の空気スペース中に検出された悪臭(スカトール)の減少を示すグラフ。
【図4】 A−Cは例4でテストした本発明の組成物での処理後の消費者テスト結果を示すグラフ。
【図5】 例5でテストし図4のAに示した本発明の組成物での処理後の空気スペース中に検出された悪臭(スカトール)の減少を示すグラフ。
【図6】 例6でテストした本発明の組成物での処理後の空気スペース中に検出された悪臭(スカトール)の減少を示すグラフ。
【図7】 例7でテストした本発明の組成物での処理後の空気スペース中に検出された悪臭(スカトール)の減少を示すグラフ。

Claims (11)

  1. 芳香成分と、悪臭分含有製品から悪臭分の放出の減少を可能にする有効量のウンデシレン酸及びその誘導体から選ばれるウンデシレン酸成分とを含有すると共に、ウンデシレン酸成分が5/95〜30/70の範囲の比でメチルエステルを含有するものであることを特徴とする悪臭分の放出の減少を可能にするための組成物。
  2. ウンデシレン酸成分がウンデシル酸のメチルエステルとメチルエステル以外のアルキルエステルからなる請求項1の組成物。
  3. ウンデシレン酸成分の含有量が芳香成分の重量%にほぼ等しい比率である請求項1又は2の組成物。
  4. ウンデシレン酸成分の含有量が芳香成分の重量%の約50%である請求項1又は2の組成物。
  5. ウンデシレン酸のメチルエステル以外のアルキルエステルがウンデシレン酸のエチルエステルである請求項2〜4のいずれか1項の組成物。
  6. 組成物がウンデシレン酸成分と芳香成分と媒体とからなるプレミックスの形態にありウンデシレン酸成分の濃度がプレミックス用媒体の5〜50重量%である請求項1〜5のいずれか1項の組成物。
  7. 芳香成分と、悪臭分含有製品から悪臭分の放出の減少を可能にする有効量のウンデシレン酸及びその誘導体から選ばれるウンデシレン酸成分とを含有すると共に、ウンデシレン酸成分が5/95〜30/70の範囲の比でメチルエステルを含有する組成物を悪臭分含有製品に付与することを特徴とする製品からの悪臭分の放出を減少する方法。
  8. 組成物が芳香成分とウンデシレン酸成分と媒体とを混合したプレミックスである請求項7の方法。
  9. ウンデシレン酸のメチルエステル以外のウンデシレン酸成分がウンデシレン酸のエチルエステルである請求項7又は8の方法。
  10. 組成物の形態が溶液、懸濁液、乳化液、発泡体、粒状物、ゲル、エーロゾル、非エーロゾル、マイクロカプセル、プラスチック、ポリマー又は粉末の形態にある請求項7〜9のいずれか1項の方法。
  11. 悪臭含有製品がローソク、カーペットケア製品、浴室ケア製品、乳児ケア製品、デオドランド剤、発汗防止剤、生理用製品、空気清浄剤、香料製品、コロン、成人失禁製品、布/洗濯製品、経口衛生剤、家庭用洗剤、ヘアケア製品、ハンドクリーナー、ふきとり布、口臭防止剤、脱毛剤、殺虫剤及び忌避剤からなる群から選ばれる請求項7〜10のいずれか1項の方法。
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