JP4113678B2 - カラー電子黒板 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子黒板のボード面上の画像をラインセンサをもって読み取る電子黒板に関し、特に、RGB光源切替方式により画像をカラーで読み取るカラー電子黒板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ボード面に書いたり貼付した画像等をラインセンサを用いて走査し、プリントアウトしたりデータとして用いる電子黒板がある。この電子黒板に用いるラインセンサとして、例えばファクシミリなどに用いられるラインセンサを転用することでその製造コストを削減できる。その場合、特に大きなボードに対しては複数のラインセンサを主走査方向に直列に並べて1本のラインセンサとして機能させると良い。
【0003】
上記したような電子黒板の制御回路の構成を図6に示す。主走査方向に直列に並べられたラインセンサ21a、21b、21c、21dの各々は、主走査方向に直列に配設された例えば1600個のフォトダイオード等からなる光電変換素子と、これら光電変換素子の出力を順番に出力するための例えばアナログシフトレジスタとを有している。各ラインセンサ21a、21b、21c、21dからのアナログ信号はアナログスイッチ22を介して選択的に(順番に)、アナログ信号をA/D変換し、また画素毎の出力のばらつきを補正(シェーディング補正)するアナログフロントエンド回路23に入力されるようになっている。そして、アナログフロントエンド回路23からの例えば1600×4=6400画素のデジタル出力は、主走査1/4縮小回路24にて1/4程度に間引きされ、主走査ラインメモリ25に記憶され、その後、図示されない処理回路にて画像として処理されるようになっている。
【0004】
ラインセンサ21a、21b、21c、21dは各々読み取りタイミング発生回路26により受光開始時間、蓄積時間及び出力時間が制御されている(各ラインセンサ21a、21b、21c、21dのアナログシフトレジスタ用クロック:CISCLK、各ラインセンサ21a、21b、21c、21dの出力及び受光用トリガ:SI−a、SI−b、SI−c、SI−d)。ここで、一般にこのようなラインセンサは、受光開始用のトリガと受光終了用のトリガと出力開始用のトリガとが共通であり(共にSI−a、SI−b、SI−c、SI−d)、受光終了と共に次の受光を開始し、受光終了した画像の出力を開始するようになっている。出力開始後はCISCLKによるタイミングで画素順に出力される。
【0005】
また、アナログスイッチ22もその入力切り替えタイミングを読み取りタイミング発生回路26により制御されている。更にアナログフロントエンド回路23もその動作タイミング(CLK)を読み取りタイミング発生回路26により制御されている。尚、符号27は白色光源であり、その点灯/消灯のタイミングも読み取りタイミング発生回路26により制御されている。
【0006】
以上のように構成された電子黒板についてその動作を図7のタイムチャートを併せて参照して説明する。
【0007】
まず光源27を点灯させる。画像は信号SI−a、SI−b、SI−c、SI−d(SI信号)をトリガとして所定の蓄積時間T0の間、各ラインセンサ21a、21b、21c、21dに蓄えられ、次のSI信号をトリガとして出力される。具体的には信号SI−aによりラインセンサ21aが蓄積開始し、次の信号SI−aによりアナログシフトレジスタに出力すると共にアナログスイッチ22を介してアナログフロントエンド回路23に時間T1だけかけて出力される(a1)。同様に信号SI−bによりラインセンサ21bが蓄積開始し、次の信号SI−bによりアナログシフトレジスタに出力すると共にアナログスイッチ22を介してアナログフロントエンド回路23に時間T1だけかけて出力される(b1)。ラインセンサ21c、21dも同様である。尚、最初のSI信号をトリガとして出力される信号(a0、b0、c0、d0)は無効とする。
【0008】
ここで、信号SI−aに対して信号SI−bは、アナログフロントエンド回路23にラインセンサ21aから信号が出力されるのにかかる時間T1だけ遅れている。信号SI−cも信号SI−bに対して、信号SI−dも信号SI−cに対して同様に時間T1だけ遅れている。これは、各ラインセンサ21a、21b、21c、21dから順番に信号が出力されることで、これらを1本のラインセンサとみなし、その出力と同様に扱うことができるようにするためである。このSI信号により各ラインセンサ21a、21b、21c、21dの次の電荷の蓄積も開始されることから、蓄積のタイミングも時間T1ずつずれている。
【0009】
蓄積時間T0は例えば出力時間T1の4.5倍に設定されている。従って、ラインセンサ21dからの信号出力(d1)終了から次のラインセンサ21aからの信号出力(a2)まで、即ち、副走査方向の次ラインの出力開始まで時間T2(=T1/2)だけ空いている。アナログスイッチ出力(白黒の場合)では副走査方向にセンサ及び光源全体を移動させつつこの動作を繰り返して全体の白黒画像を得る。
【0010】
一方、電子黒板のボード面上の画像等をカラーで取り込んで使用するカラー電子黒板が注目されている。このようなカラー電子黒板としては、光源をRGB光源としてR光源、G光源、B光源により順番に画像に光を当て、それぞれ単色の場合と同様に画像等を取り込んでこれらを合成する光源切り替え法を用いることが考えられる。
【0011】
上記したような電子黒板を光源切り替え法によりカラー化する場合、機器構成上はその光源をR光源、G光源、B光源のRGB3光源とし、その照射、画像取り込みに関する制御を適正化することが考えられる。制御としては、副走査方向に往路でR光源、復路でG光源、2度目の往路でB光源として1往復半したり、各光源で1往復、計3往復して画像を取り込んでも良いが、副走査方向にやや遅くラインセンサ全体を移動させるようにし、照射、画像取り込みタイミングを制御して往路(または復路)のみで読み取りを完了させるのが現実的である。
【0012】
RGB3光源を使用してその照射タイミングを制御する場合に考えられるタイムチャートを図7に併記する。
【0013】
まず、各ラインセンサ21a、21b、21c、21dの蓄積が完了するまでの時間T3の間、R光源を点灯し、その出力a1、b1、c1、d1を得る。次にG光源を点灯し、その各ラインセンサ21a、21b、21c、21dの出力a3、b3、c3、d3を得る。更にB光源を点灯し、その各ラインセンサ21a、21b、21c、21dの出力a5、b5、c5、d5を得る。これらのR光源による出力a1、b1、c1、d1と、G光源による出力a3、b3、c3、d3と、B光源による出力a5、b5、c5、d5とを合成して1ライン分のカラー画像を得る。副走査方向にセンサ及び光源全体を移動させつつこの動作を繰り返して全体のカラー画像を得る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、電荷の蓄積のない最初の出力a0、b0、c0、d0、出力a1、b1、c1、d1と出力a3、b3、c3、d3との間の出力a2、b2、c2、d2、及び出力a3、b3、c3、d3と出力a5、b5、c5、d5との間の出力a4、b4、c4、d4は、各ラインセンサ21a、21b、21c、21dの蓄積中に光源が切り替わっているため(色かぶり)、その出力は取り込まず、無効にする必要がある。従って、1ライン分のカラー画像を得るために6ライン分の単色の画像を得る作業を行わなければならず、画像の取り込みが遅くなるという問題があった。
【0015】
そこで、各ラインセンサ21a、21b、21c、21dから並列に信号を取り込むようにアナログフロントエンド回路23をラインセンサと同じ数だけ設け、配線することも考えられるが、装置構成が複雑になり、従来の構成を大きく変えることなくカラー画像を取り込むことができる光源切り替え法を採用する利点が得られない。
【0016】
本発明は、上記したような課題に鑑みなされたものであり、装置構成を大きく変更することなく、画像の取り込みを高速化することが可能なカラー電子黒板を提供することを目的とする。
【0017】
本発明者は、上記したようにファクシミリなどに用いられるラインセンサを電子黒板に転用した場合、そのままでは画素数が多いことから主走査1/4縮小回路にて1/4程度に間引きする点に着目した。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の目的を達成するべく、本発明では、光源と画像読み取りの主走査方向に直列に並べられ、かつ受光して光電変換した信号を画素順に出力するようになっている複数のラインセンサを有するセンサユニットと、該センサユニットを副走査方向に走査させる手段と、前記各ラインセンサからの出力信号を処理する手段と、前記処理手段へ信号入力可能とするラインセンサを切り替えるスイッチとを有する電子黒板の前記光源をRGB光源とし、主走査方向1ライン毎に前記RGB光源の各光源を切り替えて光源毎にボード面上の画像を読み取り、その信号を合成してカラー画像を得るカラー電子黒板であって、前記各ラインセンサにて同時に受光開始し、かつ蓄積した信号を同時に出力開始するようにし、前記スイッチにて前記各ラインセンサを、1画素出力する毎に順番に切り替え、これにより発生する主走査方向の画素の並び順の入れ替わりはその後に元に戻すものとした
【0019】
各ラインセンサにて同時に受光開始し、かつ蓄積した信号を同時に出力開始することで、色かぶりがなくなり、全てのラインの出力を有効に利用できる。その際、(アナログ)スイッチにてラインセンサを、1画素出力する毎に順番に切り替えて出力を細分化することで、例えばラインセンサが4つの場合、1つのラインセンサでは3つおきに画素を取り込むこととなり、画像取り込み後に主走査1/4縮小回路にて1/4程度に間引きするのと同様の画像が得られる。このとき、信号の出力される順番が各ラインセンサ交互になるが、その後に元の前記各ラインセンサ毎の並びに戻す並べ替えをすることで、通常の出力と同様になる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な実施形態について添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
図1に本発明による第1の実施形態に於けるカラー電子黒板の制御回路の構成を示す。主走査方向に直列に並べられたラインセンサ1a、1b、1c、1dの各々は、主走査方向に直列に配設された例えば1600個のフォトダイオード等からなる光電変換素子と、これら光電変換素子の出力を順番に出力するための例えばアナログシフトレジスタとを有している。各ラインセンサ1a、1b、1c、1dからのアナログ信号はアナログスイッチ2を介して選択的に(順番に)、アナログ信号をA/D変換し、また画素毎の出力のばらつきを補正(シェーディング補正)するアナログフロントエンド回路3に入力されるようになっている。そして、アナログフロントエンド回路3からのデジタル出力は、主走査画素並べ替え回路4にて各ラインセンサ1a、1b、1c、1d毎の並びに戻すように並べ替えられ、主走査ラインメモリ5に記憶され、その後、図示されない処理回路にて画像として処理されるようになっている。
【0023】
ラインセンサ1a、1b、1c、1dは各々読み取りタイミング発生回路6により受光開始時間、蓄積時間及び出力時間が制御されている(各ラインセンサ1a、1b、1c、1dのアナログシフトレジスタ用クロック:CISCLK、各ラインセンサ1a、1b、1c、1dの出力及び受光用トリガ:SI−a、SI−b、SI−c、SI−d)。ここで、一般にこのようなラインセンサは、受光開始用のトリガと受光終了用のトリガと出力開始用のトリガとが共通であり(共にSI−a、SI−b、SI−c、SI−d)、受光終了と共に次の受光を開始し、受光終了した画像の出力を開始するようになっている。出力開始後はCISCLKによるタイミングで画素順に出力される。
【0024】
また、アナログスイッチ2もその入力切り替えタイミング(選択信号)を読み取りタイミング発生回路6により制御されている。更にアナログフロントエンド回路3もその動作タイミング(CLK)を読み取りタイミング発生回路6により制御されている。尚、符号7はRGB光源であり、R光源7a、G光源7b、B光源7cの切り替え及び点灯/消灯のタイミングも読み取りタイミング発生回路6により制御されている。
【0025】
以上のように構成されたカラー電子黒板についてその動作を図2のタイムチャートを併せて参照して説明する。
【0026】
まず、R光源7aを信号SI−aに同期して点灯させる。そして、画像は信号SI−a、SI−b、SI−c、SI−d(SI信号)をトリガとして所定の蓄積時間T0の間、各ラインセンサ1a、1b、1c、1dに蓄えられ、次のSI信号をトリガとして出力される。具体的には信号SI−aによりラインセンサ1aが蓄積開始し、次の信号SI−aによりアナログシフトレジスタに出力すると共にアナログスイッチ2を介してアナログフロントエンド回路3に時間T1だけかけて出力される(a1)。同様に信号SI−bによりラインセンサ1bが蓄積開始し、次の信号SI−bによりアナログシフトレジスタに出力すると共にアナログスイッチ2を介してアナログフロントエンド回路3に時間T1だけかけて出力される(b1)。ラインセンサ1c、1dも同様である(c1、d1)。尚、最初のSI信号をトリガとして出力される信号(a0、b0、c0、d0)は無効とする。
【0027】
ここで、本構成では信号SI−a、SI−b、SI−c、SI−dは全て同期している。従って、各ラインセンサ1a、1b、1c、1dの蓄積及び出力が同時に行われる。その出力中に後記するようにアナログスイッチ2によりアナログフロントエンド回路3に入力するラインセンサを1画素出力する毎に切り替えることにより各ラインセンサ1a、1b、1c、1dからの出力信号を得、これを主走査画素並べ替え回路4にて各ラインセンサ1a、1b、1c、1d毎の並びに戻すように並べ替えるようになる。
【0028】
図3にR光源7a点灯による出力R1を得るための詳細なタイムチャートを示す。本構成では各ラインセンサ1a、1b、1c、1dのアナログシフトレジスタ用クロック(CISCLK)と、アナログスイッチ2の切り替えタイミング(選択信号)と、アナログフロントエンド回路3の動作タイミング(CLK)とが全て同期している。即ち、最初のラインセンサ1aの最初の画素の信号(aa1)が出力されるとアナログスイッチ2が切り替わり、次のラインセンサ1bが選択され、その2番目の画素の信号(bb2)が出力される。そして、次のラインセンサ1cが選択され、その3番目の画素の信号(cc3)が出力される。更に次のラインセンサ1dが選択され、その4番目の画素の信号(dd4)が出力される。そして、またラインセンサ1aが選択され、その5番目の画素の信号(aa5)が出力される。このように、各ラインセンサ1a、1b、1c、1dから3つおきの画素の信号が順番に出力される。そして、これを主走査画素並べ替え回路4にて各ラインセンサ1a、1b、1c、1d毎の並びに戻すように並べ替え、R光源点灯による出力R1を得る。
【0029】
同様にしてG光源点灯による出力G1、B光源点灯による出力B1を得、これらを合成して1ライン分のカラー画像を得る。副走査方向にセンサ及び光源全体を移動させつつこの動作を繰り返して全体のカラー画像を得る。
【0030】
図4及び図5は、本発明による第2の実施形態を示す図2及び図3と同様なタイムチャートである。装置構成は第1の実施形態と同様であるのでその図示及び説明を省略する。但し、本構成では全ての画素からの信号が得られるので、必要に応じて例えば1/4縮小回路により間引きして主走査ラインメモリに記憶するようにしても良い。
【0031】
本構成では、各ラインセンサ1a、1b、1c、1dのアナログシフトレジスタ用クロック(CISCLK)の周波数が、アナログスイッチ2の切り替えタイミング(選択信号)及びアナログフロントエンド回路3の動作タイミング(CLK)の1/4倍となっている。即ち、各ラインセンサ1a、1b、1c、1dの最初の画素の信号(aa1、bb1、cc1、dd1)が出力されると、その途中にアナログスイッチ2が3回切り替わり、それらの信号(aa1、bb1、cc1、dd1)が順番に出力される。そして、各ラインセンサ1a、1b、1c、1dの次の画素の信号(aa2、bb2、cc2、dd2)が出力されると、その途中にアナログスイッチ2が3回切り替わり、それらの信号(aa2、bb2、cc2、dd2)が順番に出力される。このように、各ラインセンサ1a、1b、1c、1dから全ての画素の信号が順番に出力される。そして、これを主走査画素並べ替え回路4にて各ラインセンサ1a、1b、1c、1d毎の並びに戻すように並べ替え、R光源に点灯よる出力R1を得る。
【0032】
同様にしてG光源点灯による出力G1、B光源点灯による出力B1を得、これらを合成して1ライン分のカラー画像を得る。副走査方向にセンサ及び光源全体を移動させつつこの動作を繰り返して全体のカラー画像を得る。
【0033】
【発明の効果】
上記した説明により明らかなように、本発明によれば、光源と画像読み取りの主走査方向に直列に並べられ、かつ受光して光電変換した信号を画素順に出力するようになっている複数のラインセンサを有するセンサユニットと、このセンサユニットを副走査方向に走査させる手段と、各ラインセンサからの出力信号を処理する手段と、処理手段へ信号入力可能とするラインセンサを切り替えるスイッチとを有する電子黒板の光源をRGB光源とし、主走査方向1ライン毎に光源を切り替えて光源毎にボード面上の画像を読み取り、その信号を合成してカラー画像を得るカラー電子黒板であって、各ラインセンサにて同時に受光開始し、かつ蓄積した信号を同時に出力開始するようにし、スイッチにて各ラインセンサを、1画素出力する毎に順番に切り替え、これにより発生する主走査方向の画素の並び順の入れ替わりを戻すように並べ替えることで、色かぶりがなくなり、全てのラインの出力を有効に利用でき、走査回数を減らして装置構成を大きく変更することなく、画像の取り込みを高速化することが可能となる。その際、(アナログ)スイッチにてラインセンサを、1画素出力する毎に順番に切り替えて出力を細分化することで、例えばラインセンサが4つの場合、1つのラインセンサでは3つおきに画素を取り込むこととなり、画像取り込み後に主走査1/4縮小回路にて1/4程度に間引きするのと同様の画像が得られる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された第1の実施形態に於けるカラー電子黒板の制御回路の構成を示すブロック図。
【図2】本発明が適用されたカラー電子黒板の動作タイミングを示すタイムチャート。
【図3】図2の部分拡大図。
【図4】本発明が適用された第2の実施形態に於けるカラー電子黒板の動作タイミングを示すタイムチャート。
【図5】図2の部分拡大図。
【図6】従来の電子黒板の制御回路の構成を示すブロック図。
【図7】従来の電子黒板の動作タイミングを示すタイムチャート。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d ラインセンサ
2 アナログスイッチ
3 アナログフロントエンド回路
4 主走査並べ替え回路
5 主走査ラインメモリ
6 読み取りタイミング発生回路
7 RGB光源
7a R光源
7b G光源
7c B光源
21a、21b、21c、21d ラインセンサ
22 アナログスイッチ
23 アナログフロントエンド回路
24 主走査1/4縮小回路
25 主走査ラインメモリ
26 読み取りタイミング発生回路
27 白色光源

Claims (1)

  1. 光源と画像読み取りの主走査方向に直列に並べられ、かつ受光して光電変換した信号を画素順に出力するようになっている複数のラインセンサを有するセンサユニットと、該センサユニットを副走査方向に走査させる手段と、前記各ラインセンサからの出力信号を処理する手段と、前記処理手段へ信号入力可能とするラインセンサを切り替えるスイッチとを有する電子黒板の前記光源をRGB光源とし、主走査方向1ライン毎に前記RGB光源の各光源を切り替えて光源毎にボード面上の画像を読み取り、その信号を合成してカラー画像を得るカラー電子黒板であって、前記各ラインセンサが、同時に受光開始し、かつ蓄積した信号を同時に出力開始するようになっており、前記スイッチが、前記各ラインセンサを、1画素出力する毎に順番に切り替えるようになっており、前記切り替えにより発生する主走査方向の画素の並び順の入れ替わりを元に戻す手段を更に有することを特徴とするカラー電子黒板。
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