JP4107465B2 - 散水装置を備えた車両 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、散水装置を備えた車両に関する。
【0002】
【従来の技術】
採石現場やセメント工場などでは作業によって多量の粉塵が発生し、周辺環境に悪影響を与える可能性がある。このため現場内に水を散布し、粉塵の飛散を抑制する必要がある。特に広い現場では、手作業はもちろん固定式の散水設備でもカバーできないので、移動しながら散水の可能となるような、散水装置を備えた車両を用いることが多かった。
【0003】
従来の、散水装置を備えた車両の一例について図4を参照して説明する。
図4は、実開昭63−31117号公報に記載の散水車の外観図である。
車両が、運転室30前方の車体前端部に散水装置31を、運転室30の後方に水ポンプ装置32を、水ポンプ装置32のさらに後方に水タンク33をそれぞれ備えている。水ポンプ装置32が水タンク33から水を汲み上げて加圧して散水装置31に送り込み、この水を散水装置31が散布する。
【0004】
散水装置31は、図示しない旋回用油圧シリンダによって旋回自在であるとともに図示しない起伏用油圧シリンダによって起伏自在な、散水ノズル33を有している。また、水ポンプ装置32の作動切換及び旋回用油圧シリンダ並びに起伏用油圧シリンダの伸縮切換は運転室30内から可能となっている。
この構成によって、散水の起動/停止制御、散水方向の制御及び散水距離の制御が走行中でも可能となり、広い範囲にわたって能率良く散水作業ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の散水車両には以下の問題があった。
(1)一般に散水車両は、舗装路走行を前提とした汎用のトラックシャシを改造したものが多く、不整地の多い山奥の採石現場では、登坂力不足や走破性不足で動けなくなることがある。
(2)要求される散水能力が大きくなると、水ポンプ装置32、水タンク33、及び散水装置31も大きく重くなるのでこれらの着脱が困難になるので、特に車体下部の整備性が悪化する。
【0006】
本発明は、上記の問題点のうち少なくとも一つを解決することを目指してなされたものであり、不整地での走破性及び登坂力に優れるとともに作業性及び整備性の良い、散水装置を備えた車両を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記の目的を達成するために、本発明は、水タンクと、水ポンプ装置と、油圧シリンダの伸縮によって方向を運転室内から操作自在な、少なくとも一つの散水ノズルを有する散水装置とを備えた車両において、
ベース車両にオフロードダンプトラックを用いたことと、
このオフロードダンプトラックの荷台部分に水タンクを設けたことと、
方向を操作自在な散水ノズルは、少なくとも電動機とこの電動機で駆動する油圧ポンプと伸縮時の容積変動分の作動油を吸収する作動油タンクとを一体化してなる油圧システムユニットをそれぞれ取付けた、2つの油圧シリンダを有するとともに、各々の油圧シリンダによってそれぞれ起伏自在、旋回自在としたこととを特徴とする。
また、水ポンプ装置は、荷台後部に設けることが望ましいし、前記散水ノズルの方向を操作する手段としては、ジョイスティックレバーを有するコントローラが望ましい。
【0008】
上記構成によれば、以下の効果が得られる。
(1)オフロードダンプトラックをベースにしているので、採石現場で稼動する他の作業車両と同等の登坂力及び走破性を有し、急勾配や泥濘で立ち往生することない。
(2)オフロードダンプトラックをベースにして荷台に水タンクを設けているので、水タンクを荷台ごと自力で持ち上げ可能であり、整備作業が容易となる。
(3)散水ノズルの旋回/起伏用油圧シリンダとして油圧システムユニットを一体化(すなわち油圧回路的に自己完結)したものを用いることで、油圧シリンダまたは油圧システムユニットの修理時も、油圧配管が着脱不要であり現場でのアセンブリ交換が容易にできるので、休車時間が最小限になって工期を短縮できる。加えて外部機器と油圧シリンダとを結ぶ配管が無いので、保護板設置やホース強化といった油圧配管の防護対策が不要になり、製造コストを低減できる。
(4)水ポンプ装置を水タンク同様に荷台に設けることによれば、従来のように水ポンプ装置をシャシ側に取付けた場合に、荷台の昇降で水タンクとの距離が変動するため、これを吸収するために水ポンプ装置と水タンクとの接続配管には、リールや蛇腹といった可動機構を設ける必要が生じて配管が複雑化する、といったことがなく、水ポンプ装置と水タンクとの間の配管が簡素化され、製造コストが低減する。
(5)水ポンプ装置を荷台の後部に設けることにより、水タンクの重心は前方へ移動して車体前後方向の中心寄りになる。このために水タンクの水量が変化しても、車体重心の前後移動は最小限に抑えられ、走行安定性が向上する。
(6)散水ノズルの起伏の動きをイメージしながらジョイスティックレバーを起伏させられる、すなわち操作手段(ジョイスティックレバー)の動き方と操作対象(散水ノズル)の動き方とが似ていることで、例えばダイヤルやボタンを用いるよりも正確な操作が可能となる。
【発明の実施の形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図1、図2及び図3を参照して詳細に説明する。なお、従来の技術の項で述べたものと共通する部分については同一の符号を付し、説明を省略する。
【0010】
まず、本発明の実施形態の車両全体について図1を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態による、散水装置を備えた車両の外観図である。
オフロードダンプトラックの、荷台1の後部に水ポンプ装置2を設け、この水ポンプ装置2の後端に後部散水ノズル3を設け、荷台1の上面に上部散水装置4を設け、荷台1の残り大半部分に水タンク5を設けている。荷台1後部に水ポンプ装置2を設けたことで水タンク5の重心位置は荷台1の前部寄り、車両全体に対しては中心寄りとなる。
荷台1は元のオフロードダンプトラック同様に持ち上げが可能である。
【0011】
水ポンプ装置2は、水タンク5から水を汲み上げて、後部散水ノズル3及び上部散水装置4からこの水を放出する。
上部散水装置4は、後述する機構によって旋回自在かつ起伏自在となる上部散水ノズル6を有する。
水ポンプ装置2の制御及び上部散水ノズル6の旋回並びに起伏の制御は、運転席10に設けたコントローラ7からの電気信号によって行なわれる。オペレータはこのコントローラ7を操作して、水ポンプ装置2の作動制御及び上部散水ノズル6の方向制御を行う。コントローラ7に設ける上部散水ノズル6の方向制御を操作する手段として、ジョイスティックレバー7aを設ける。
【0012】
上部散水ノズル6の方向を変える機構について図2を参照して詳述する。
図2は上部散水ノズル6の詳細図である。
先端部が二股に分かれた分岐管8が、この基端部を、垂直軸周りに回転可能な旋回スイベルジョイント8aで、荷台1に軸支されている。分岐管8の各々の先端部には、同一の回転軸上で回転可能となるよう互いに向かい合う起伏スイベルジョイント8b,8bがそれぞれ設けてあり、この2つの起伏スイベルジョイント8b,8bが散水ノズル6の基端部を軸支している。なお、起伏スイベルジョイント8b,8bの回転軸は、旋回スイベルジョイント8aの回転軸と略直交する。
水ポンプ装置2からの水は、旋回スイベルジョイント8aを経て分岐管8に導入され二股に分岐する。分岐した水は、それぞれ起伏スイベルジョイント8b,8bを経て散水ノズル6に導入された後、散水ノズル6の先端より放出される。
【0013】
上部散水ノズル6に基端部を固着した起伏アーム6aの先端部に起伏用油圧シリンダ11のロッド側が軸支され、分岐管8の基端部に固着したフランジ8cに起伏用油圧シリンダ11のボトム側が軸支されている。起伏用油圧シリンダ11が伸縮すると上部散水ノズル6は起伏スイベルジョイント8b,8bの軸周りに回転し、上部散水ノズル6の先端は上下に動く。
フランジ8cに基端部を固着した旋回アーム8dの先端部に旋回用油圧シリンダ12のロッド側が軸支され、荷台1側に旋回用油圧シリンダ12のボトム側が軸支されている。旋回用油圧シリンダ12が伸縮すると上部散水ノズル6と分岐管8とは旋回スイベルジョイント8aの軸周りに回転し、上部散水ノズル6の先端は水平に動く。
以上述べた作動により、起伏用油圧シリンダ11及び旋回用油圧シリンダ12を伸縮させることで、上部散水ノズル6の方向を自在に変えられる。
【0014】
ところで、上記の起伏用油圧シリンダ11及び旋回用油圧シリンダ12は、電動ポンプと作動油タンクとを有する自己完結型油圧システムユニット20を一体にそれぞれ備えてあり、電力の供給を受けるだけで、外部との作動油の授受無しに伸縮作動が可能である。
このような作動を可能にする、自己完結型油圧システムユニット20を一体化した油圧シリンダの油圧回路構成について、図3を参照して以下に詳述する。
なお、下記構成と均等の構成を有する油圧シリンダが、特開平9−4608号公報に記載されていることを付記しておく。
【0015】
図3は、電動ポンプと作動油タンクとを有する自己完結型油圧システムユニット20を一体化した、油圧シリンダの回路図である。
正逆転可能な電動機21を有して、第1ポート22aから第2ポート22bへと第2ポート22bから第1ポート22aへとの双方向への吐出自在なポンプ22の第1ポート22a、第2ポート22bがそれぞれ、ボトム側パイロットチェック弁24を介してシリンダ本体23のボトム側23aへ、ヘッド側パイロットチェック弁25を介してシリンダ本体23のヘッド側23bへと接続している。ボトム側パイロットチェック弁24は、第1ポート22aからシリンダのボトム側23aへの流れを常時可能とし、第2ポート22b昇圧時のみシリンダのボトム側23aから第1ポート22aへの流れを可能とする。
ヘッド側パイロットチェック弁25は、第2ポート22bからシリンダ本体23のヘッド側23bへの流れを常時可能とし、第1ポート22a昇圧時のみシリンダ本体23のヘッド側23bから第2ポート22bへの流れを可能とする。
また、シリンダ本体23のボトム側23aとヘッド側23bとにはそれぞれリリーフ弁26,26が直結され、それぞれボトム側23a、ヘッド側23bの圧油をタンク27に戻すことで、異常な高圧の発生を防止している。
【0016】
第1ポート22a及び第2ポート22bは切換弁28を介してタンク27とそれぞれ接続している。
切換弁28は、通常はタンク27と第1ポート22aと第2ポート22bとの間をそれぞれ互いにブロックし、第1ポート22aの昇圧時はタンク27と第2ポート22bとの間を連通させて第1ポート22aをブロックし、第2ポート22bの昇圧時はタンク27と第1ポート22aとの間を連通させて第2ポート22bをブロックする。
【0017】
前記コントローラ7を操作し、外部より電力を供給して電動機21を正転させると、ポンプ22は作動油を、第2ポート22bから吸込み、昇圧させて第1ポート22aから吐出し、シリンダ本体23のボトム側23aへ供給し、シリンダ本体23を伸長させる。このときシリンダ本体23のヘッド側23bの作動油が戻り、第2ポート22bから吸込まれるが、ヘッド側とボトム側との容積差のため、シリンダ本体23の戻り油の流量だけでは吸込み流量に満たない。ここで切換弁28が前記作動によりタンク27と第2ポート22bとの間を連通させるので、ポンプ22は不足分の作動油をタンク27から吸込むことができる。
前記コントローラ7を操作し、外部より電力を供給して電動機21を逆転させると、ポンプ22は作動油を、第1ポート22aから吸込み、昇圧させて第2ポート22bから吐出し、シリンダ本体23のヘッド側23bへ供給し、シリンダ本体23を収縮させる。このときシリンダ本体23のボトム側23aの作動油が戻り、第1ポート22aから吸込まれるが、ヘッド側とボトム側との容積差のため、シリンダ本体23の戻り油の流量が吸込み流量を上回る。ここで切換弁28が前記作動によりタンク27と第1ポート22aとの間を連通させるので、シリンダ本体23の戻り油のうちポンプ22が吸込みきれない余剰分の作動油を、タンク27へ戻すことができる。
【0018】
以上述べた作動により、上記構成の自己完結型油圧システムユニット20を一体化した油圧シリンダは、外部より電力を供給するだけで、外部との作動油の授受無しに伸縮作動が可能となる。したがってこれを前記旋回用油圧シリンダ12及び起伏用油圧シリンダ11として用いることで、油圧配管の必要はなく電気配線のみで、前記上部散水ノズル6の方向制御ができる。
【0019】
以上、実施形態を例示して説明した通り、本発明によれば以下の効果が得られる。
(1)オフロードダンプトラックをベースにしているので、採石現場で稼動する他の作業車両と同等の登坂力及び走破性を有し、急勾配や泥濘で立ち往生することない。
(2)オフロードダンプトラックをベースにして荷台1に水タンク5を設けているので、水タンク5を荷台1ごと自力で持ち上げ可能であり、特に車体下部の整備作業が容易となる。
(3)上部散水ノズル6の旋回用油圧シリンダ12及び起伏用油圧シリンダ11として、自己完結型油圧システムユニット20を一体化したものを用いることで、油圧シリンダまたは油圧システムユニット20の修理時も、油圧配管が着脱不要であり現場でのアセンブリ交換が容易にできるので、休車時間が最小限になって工期を短縮できる。加えて外部機器と油圧シリンダとを結ぶ配管が無いので、保護板設置やホース強化といった油圧配管の防護対策が不要になり、製造コストを低減できる。
(4)水ポンプ装置2を水タンク5同様に荷台1に設けることにより、従来のように水ポンプ装置2をシャシ側に取付けた場合、荷台1の昇降で水タンク5との距離が変動するため、これを吸収するために水ポンプ装置2と水タンク5との接続配管に、リールや蛇腹といった可動機構を設ける必要が生じて配管が複雑化する、といったことがなく、水ポンプ装置2と水タンク5との間の配管が簡素化され、製造コストが低減する。
(5)水ポンプ装置2を荷台1の後部に設けることにより、水タンク5の重心は前方へ移動して車体前後方向の中心寄りになる。このために水タンク5の水量が変化しても、車体重心の前後移動は最小限に抑えられ、走行安定性が向上する。(6)上部散水ノズル6の起伏の動きをイメージしながらジョイスティックレバー7aを起伏させられる、すなわち操作手段(ジョイスティックレバー7a)の動き方と操作対象(上部散水ノズル6)の動き方とが似ていることで、例えばダイヤルやボタンを用いるよりも正確な操作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による散水装置を備えた車両の外観図である。
【図2】上部散水ノズルの詳細図である。
【図3】自己完結型油圧システムユニットを一体化した、油圧シリンダの回路図である。
【図4】従来の散水装置を備えた車両の外観図である。
【符号の説明】
1…荷台、2…水ポンプ装置、5…水タンク、6…上部散水ノズル、7…コントローラ、7a…ジョイスティックレバー、10…運転席、11…起伏用油圧シリンダ、12…旋回用油圧シリンダ、20…自己完結型油圧システムユニット、21…電動機、22…ポンプ。
Claims (3)
- 水タンクと、水ポンプ装置と、油圧シリンダの伸縮によって方向を運転室内から操作自在な、少なくとも一つの散水ノズルを有する散水装置とを備えた車両において、
ベース車両にオフロードダンプトラックを用いたことと、
このオフロードダンプトラックの荷台(1)部分に水タンク(5)を設けたことと、方向を操作自在な散水ノズル(6)は、少なくとも電動機(21)とこの電動機(21)で駆動する油圧ポンプ(22)と伸縮時の容積変動分の作動油を吸収する作動油タンク(27)とを一体化してなる油圧システムユニット(20)をそれぞれ取付けた、2つの油圧シリンダ(11,12)を有するとともに、各々の油圧シリンダ(11,12)によってそれぞれ起伏自在、旋回自在としたこととを特徴とする、散水装置を備えた車両。 - 前記水ポンプ装置(2)を荷台(1)後部に設けたことを特徴とする、請求項1記載の散水装置を備えた車両。
- 前記散水ノズル (6) の方向を操作する手段として、ジョイスティックレバー(7a)を有するコントローラ(7)を運転席(10)に設けたことを特徴とする、請求項1または請求項2記載の散水装置を備えた車両。
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