JP4107444B2 - 情報生成方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機に使用される遊技用演算処理装置の隠匿演算処理装置固有コードと、該遊技機に対応して設けられて隠匿演算処理装置固有コードを監視する監視装置の監視装置識別コードとを関連づけた情報を生成する情報生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技機、詳しくはパチンコ遊技機は市場に販売するにあたって所定の法律等(例えば、風俗営業等の規則及び業務の適正化等に関する法律等)に則したパチンコ遊技機の性能を満たしているか否かの検査を、第3者機関によって行ってもらい、所定の基準(例えば、「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」に定められ基準)を満たしている場合に限り、販売許可を取得でき、その結果、市場での販売が可能になっている。
【0003】
遊技店では、上記のような所定の基準を満たした遊技機を設置し、営業が可能になる。遊技機の設置の際には、所轄の警察署等により、遊技店のどの設備(島設備)のどの場所に遊技機が取り付けられたかが確認され管理される。すなわち、一旦、遊技機が設置された後は、当該遊技機を移動する場合は警察等により許可が必要となっている。また、遊技機は集客の観点から台の入れ替え(交換)が行われることがあり、これには遊技機ごと取り替える場合、遊技盤+遊技制御基板のみを取り替える場合がある。このような台の入れ替えに際しても、警察署等により同様に確認が行われ、管理される。
【0004】
そして、遊技店において営業が行われるが、他店との差別化を行うために、例えば遊技機の遊技制御を管理する遊技制御基板に備えられている遊技プログラムが格納されたROMを、改造したROM(大当りが出現しやすいように改造したもの)に取り替えたりする等の不正を行う(集客力を上げるため)店も極めて稀にある。
一方、遊技店による不正ではなく、遊技制御基板に備えられている遊技プログラムが格納されたROMを、流通の過程で不当なROMと交換し、当該遊技機で遊技を行い不当な利益を得ているグループ、さらに遊技店に夜間に侵入し、不当なROMと交換して、翌日、当該遊技機で遊技を行い不当な利益を得ているグループもある。
そこで、当該ROMをCPUと併せて1チップ化してROM交換を行えないようにした遊技用チップの提案も行われている。ところが、このような遊技用チップも完全に不正が行えないとの断言はできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、第3者機関による検査に合格した遊技機であっても、以下のような問題点があった。
(イ)ROMをCPUと併せて1チップ化してROM交換を行えないようにするとともに、遊技プログラムを格納した遊技用チップに対しても、遊技店に設置した後に不正を施せる余地を残しており、不正が発生するおそれがあった。
それは、前述の1チップ化したCPU自体を、そっくり真似て偽造(不正な遊技プログラムを内蔵)した後に、この偽造したCPUを遊技制御基板に使用するものである。
(ロ)また、遊技制御基板自体を、そっくり作り替えてしまう手口も考えられる。つまり、外観を本物と酷似させて偽造すれば、不正を発見するのが困難であった。
【0006】
(ハ)さらに、正規な遊技機と不正改造した遊技機とを、予め設置台数よりも多く用意(遊技店で用意)しておけば、警察署等の検査時にだけ、正規な遊技機を設置し、通常の営業時には不正改造した遊技機を使用するという可能性も残しているので、必ずしも不正防止が出来る保証が無いといえる。
【0007】
(ニ)一方、本発明の出願人は、遊技制御基板(遊技用チップ)の監視機能を持たせた監視装置を遊技機毎に対にして配置することで、遊技用チップの不正を防止可能なシステムを先に提案している。これは、遊技制御基板に使用する1チップ化したCPUに、遊技機毎に、すなわちチップ毎に異なる固有情報(例えば、固有ID)を持たせ、この情報を遊技機の外部から監視装置によって監視できるようにするもので、チップの偽造等の不正は、この固有情報を知らない限り不可能となり不正な改造を防止するというシステムである。
この場合、固有情報は例えば第3者機関等で厳重に管理する必要があり、遊技機製造メーカーや、遊技店に固有情報が知れてしまうと、外部に固有情報が漏洩するおそれがあるので、遊技機製造メーカーや遊技店側では固有情報を外部へ漏洩しないように十分な管理を行うことが要求される。そのため、管理業務に関して当事者の負担が増してしまうおそれがある。また、広範囲に固有情報が氾濫するのは、安全性の面から見て問題がある。
【0008】
そこで、本出願の発明者は鋭意研究の結果、遊技機毎の固有情報は厳重に管理する一方で、固有情報を特定できる個体識別情報を遊技用チップの視認可能な位置に表示することで、固有情報そのものは外部に表れない態様として固有情報の漏洩を防止しつつ、遊技機製造メーカーや遊技店側での固有情報に関する管理業務の負担を軽減できる遊技用演算処理装置(遊技用チップ)の開発に成功した。
【0009】
本発明は、遊技機の固有情報の漏洩を防止してセキュリティを堅固なものにするとともに、固有情報に関連する情報を生成する情報生成方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による情報生成方法は、遊技機に使用される遊技用演算処理装置のセキュリティメモリに格納された隠匿演算処理装置固有コードと、該遊技機に対応して設けられて前記隠匿演算処理装置固有コードを監視する監視装置の監視装置識別コードと、を関連づけた情報を生成する情報生成方法であって、
遊技機個体識別コード、遊技店識別コード、および設置場所識別コードのそれぞれの関連を定義した設置場所指定ファイルと、遊技用演算処理装置の視認可能な位置に表示され る公開演算処理装置固有コードと遊技機個体識別コードとの関連を定義した遊技機/演算処理装置関連ファイルと、の各ファイルから、遊技店識別コード、設置場所識別コード、および公開演算処理装置固有コードのそれぞれを関連づけた情報を生成する第1過程と、
隠匿演算処理装置固有コードと公開演算処理装置固有コードとの関連を定義した演算処理装置情報ファイルと、前記第1過程により生成された情報と、に基づいて、隠匿演算処理装置固有コード、遊技店識別コード、および設置場所識別コードのそれぞれを関連づけた情報を生成する第2過程と、
遊技店識別コード、設置場所識別コード、および監視装置識別コードのそれぞれの関連を定義した監視装置登録ファイルと、前記第2過程により生成された情報と、に基づいて、隠匿演算処理装置固有コードと監視装置識別コードとを関連づけた情報を生成する第3過程と、を含むことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、多数のパチンコ遊技機(弾球遊技機であり、以下、遊技機と略称する。また、説明の都合上、遊技機をP機あるいはP台と適宜略称する)を設置した遊技店に適用した実施の形態として図面を参照して説明する。
【0012】
A.遊技店の全体構成
最初に、遊技店の全体構成について説明する。図1は遊技店の全体構成を示すブロック図である。図1において、1は遊技店であり、遊技店1にはCR機タイプの遊技機10a、10b等が多数設置されたパチンコ島11、状態変化情報記録装置(JR)、補助状態変化情報記録装置(JR’)、履歴処理装置12、カウンタ用コンピュータ(CC)、FAX装置13、事務所用コンピュータ(HC)、プリンタ14、通信制御装置15〜18、玉計数機19、島金庫20、監視カメラシステム21、アナウンスシステム22および設定・検査装置23(ただし、常時、後述の店内ネットワーク37(すなわち、LON通信網61)に接続されるものではない)が配置されている。
【0013】
パチンコ島11は、情報収集端末装置(情報収集BOX)31a、31b、・・・(以下、適宜、情報収集端末装置31で代表する)、遊技機10a、10b、・・・(以下、適宜、遊技機10で代表する)、カード式球貸装置32a、32b、・・・(以下、適宜、カード式球貸装置32で代表する)、球切装置33a、33b、・・・(以下、適宜、球切装置33で代表する)、パルスタンク34a、34b、・・・(以下、適宜、パルスタンク34で代表する)およびネットワーク中継装置35(例えば、ルータ)を備えている。なお、パチンコ島11は遊技店1に複数が配置されるが、ここでは1つのパチンコ島11の詳細を説明する。その他のパチンコ島も同様の構成である。
ネットワーク中継装置35は1つのパチンコ島11について、それぞれ1台ずつ配置されるが、その他の各装置(例えば、情報収集端末装置31、球切装置33、パルスタンク34)は遊技機10a、10b、・・・と同数だけ(すなわち、遊技機10と対をなして)配置されている。
【0014】
遊技機10a、10b、・・・は、遊技状態を制御する遊技制御装置41a、41b、・・・(以下、適宜、遊技制御装置41で代表する)をそれぞれ有しており、遊技制御装置41は役物の制御を行う遊技用演算処理装置(以下、図面では単に演算処理装置という)200(いわゆるアミューズチップ用のIC)(詳細は後述の図5参照)を内蔵している。遊技制御装置41は遊技制御基板および基板を収納するケース等を含む概念である。
遊技機10の側方にはカード式球貸装置32(遊技設備装置)が配置され、プリペイドカードを使用した球の貸出し操作等は遊技機10で可能である。
球切装置33(遊技設備装置)は遊技機10の補給タンクへパチンコ島11から球を補給するもので、例えば球が10個補給される毎に1パルスとなる信号(例えば、後述の図2に示す補給球数信号)が球切装置33から出力される。パルスタンク34(遊技設備装置)は発射されて遊技が終了した球が遊技機10から外部に回収した球を計数するもので、例えば球の10個流出(回収)に対応して1パルスとなる信号(後述の図2に示す回収球数信号)がパルスタンク34から出力される。
【0015】
情報収集端末装置31a、31b、・・・は遊技情報収集装置1(PJ1)、・・・、遊技情報収集装置2(PJ2)、・・・および分配回路42a、42b、・・・(以下、適宜、分配回路42で代表する)をそれぞれ備えている。分配回路42は遊技機10、カード式球貸装置32、球切装置33およびパルスタンク34に接続され、これらの各装置から入出力される信号を遊技情報収集装置1(PJ1)および遊技情報収集装置2(PJ2)に分配して連絡する。例えば、分配回路42は遊技情報収集装置1(PJ1)に対して売上信号、補給球数信号、回収球数信号、大当り信号、特図回転信号、確変信号、アミューズ通信信号を分配して連絡し、遊技情報収集装置2(PJ2)に対して打止信号、金枠開閉信号、木枠開閉信号、空皿信号(遊技機10の貯留タンクにパチンコ島11から補給される球量が少なくなったことを検出する信号)、異常信号(不正な電磁波を出す等の不正な磁気力および電磁波を検出する信号)、電源断信号を分配して連絡する。
【0016】
遊技情報収集装置1(PJ1)は売上信号、補給球数信号、回収球数信号、大当り信号、特図回転信号、確変信号および遊技制御装置41から入出力されるアミューズ通信信号に基づいて、自分が受け持つ遊技機10および遊技設備装置より出力された遊技情報と、遊技情報収集装置2(PJ2)より転送された遊技情報(状態変化情報)を併せて演算加工し、収集した遊技情報より遊技情報の変化を検出する処理等を行うとともに、遊技用演算処理装置200の正当性判定(真偽判定)も行うもので、その詳細なブロック構成は後述する。
遊技情報収集装置2(PJ2)は遊技機10および遊技設備装置より収集した主に遊技機10を監視するための状態変化情報(例えば、金枠開放信号、空皿信号等)を遊技情報収集装置1(PJ1)へ転送する処理や遊技情報収集装置1(PJ1)から発射停止要求があった場合に遊技機10を不能動化する処理等を行う。
【0017】
ネットワーク中継装置35は、例えば、ルータ(Router)からなり、島内ネットワーク36と店内ネットワーク37の各LON間を中継接続する装置であり、島内ネットワーク36にはLON(米国エシャロン社によって開発されたLON(Local Operating Network:エシャロン社登録商標)が採用される。
パチンコ島11は店内ネットワーク37を介して状態変化情報記録装置(JR)、補助状態変化情報記録装置(JR’)、履歴処理装置12、カウンタ用コンピュータ(CC)、事務所用コンピュータ(HC)、通信制御装置15〜18および設定・検査装置23と接続されている。店内ネットワーク37には同様にLONが採用される。
島内ネットワーク36、ネットワーク中継装置35および店内ネットワーク37は、全体として遊技情報収集装置(PJ1)、(PJ2)、状態変化情報記録装置(JR)、状態監視用管理装置(カウンタ用コンピュータ(CC))および情報処理用管理装置(事務所用コンピュータ(HC))の間を接続する通信網61(以下、適宜LON通信網という)を構成する。
【0018】
状態変化情報記録装置(JR)は遊技店1に1台ずつ設けられ(例えば、遊技機500台に対して1台設置、あるいは複数階がある場合には各階毎に1台設置でもよい)、各パチンコ島11に設けられている遊技情報収集装置1(PJ1)より通報される遊技情報(状態変化情報)を遊技機毎に整理して記録し、補助状態変化情報記録装置(JR’)は状態変化情報記録装置(JR)のバックアップ用の装置であり、状態変化情報記録装置(JR)と対に設置される。
履歴処理装置12は通信網37に接続されているノード(PJ1、PJ2、JR、JR’等)がエラーを発生した際に、そのエラー情報が当該履歴処理装置12へ通報されてくるので、そのエラー情報を記録する装置であり、後にエラー来歴をオペレータが確認できるようになっている。
【0019】
カウンタ用コンピュータ(CC)としては、安価で普及しているパーソナルコンピュータが使用される。カウンタ用コンピュータ(CC)は当日の遊技機10の状態変化情報を状態変化情報記録装置(JR若しくはJR’)をポーリングして収集し、状態変化を検出して表示する処理を行い、この状態変化情報のうち、大当り、確率変動の場合は、カウンタ用コンピュータ(CC)で当該事象が発生した遊技機10の詳細な遊技情報も確認したい場合が通常なので、この特定の状態変化の場合は直接に該当する遊技機10の遊技情報収集装置(PJ1)へ連絡し、遊技情報の応答を受けて、状態変化と併せて詳細な遊技情報をディスプレイ装置(例えば、CRT)に表示する。また、状態変化情報記録装置(JR)がトラブルを起こして情報を収集できないときは、直ちにバックアップ用の補助状態変化情報記録装置(JR’)に収集先を切り替えて情報を収集する。
【0020】
さらに、カウンタ用コンピュータ(CC)で所望の遊技機10の遊技情報を確認したい場合は、直接該当する遊技情報収集装置(PJ1)へ連絡して、応答した遊技情報を表示する機能もある。カウンタ用コンピュータ(CC)と事務所用コンピュータ(HC)との間には専用通信網62(例えば、イーサネット)が設けられており、カウンタ用コンピュータ(CC)で履歴情報(分析情報:売上、機種情報、時系列情報等)を確認したい場合は、事務所用コンピュータ(HC)との専用通信網62により、分析情報を入手しディスプレイ装置に表示する。
カウンタ用コンピュータ(CC)にはFAX装置13が接続され、カウンタ用コンピュータ(CC)の演算した情報を外部に送信可能である。
【0021】
事務所用コンピュータ(HC)としては、安価で普及しているパーソナルコンピュータが使用される。事務所用コンピュータ(HC)は当日の過去分の遊技情報を元に履歴情報・分析情報に加工する情報処理系管理装置としての位置付けであり、遊技情報収集装置(PJ1若しくはPJ2)を所定間隔毎にポーリングして遊技情報を収集し、履歴情報・分析情報に加工して格納(例えば、内部記憶装置)するとともに、ディスプレイ装置(例えば、CRT)に表示する。また、事務所用コンピュータ(HC)で所望の遊技機10の遊技情報を確認したい場合は、直接該当する遊技情報収集装置(PJ1)へ連絡して、応答した遊技情報を表示する機能もある。さらに、事務所用コンピュータ(HC)で遊技機10の状態変化情報(リアル系の情報)を確認したい場合は、専用通信網62(例えば、イーサネット)を介してカウンタ用コンピュータ(CC)より状態変化情報を入手しディスプレイ装置に表示する。事務所用コンピュータ(HC)にはプリンタ14が接続され、収集した情報を印刷出力可能である。
ここで、カウンタ用コンピュータ(CC)および事務所用コンピュータ(HC)は、遊技情報を管理する管理装置を構成する。
【0022】
通信制御装置15〜18は玉計数機19、島金庫20、監視カメラシステム21およびアナウンスシステム22がLON通信網61である店内ネットワーク37を介して他の装置との通信を行う際のインターフェース処理を行う。
玉計数機19は遊技者が獲得した球(例えば、景品交換のため)の計数を行い、計数値をカウンタ用コンピュータ(CC)および事務所用コンピュータ(HC)に転送し、当該遊技者に対して景品交換に使用すべく計数結果をプリントアウトして渡す。島金庫20は遊技店1での両替機若しくは現金式球貸装置等より回収した貨幣を収納する装置であり、現在の情報を事務所用コンピュータ(HC)およびカウンタ用コンピュータ(CC)に転送する。
【0023】
監視カメラシステム21は遊技店1内に配置された監視カメラを管理して、撮像された画像を記録するシステムであり、アナウンスシステム22は遊技店1内のアナウンスを自動的に行うシステムである。
設定・検査装置23としては、例えばノート型のパーソナルコンピュータ等が使用され、店内ネットワーク37(LON通信網61)に対して通信への加入/脱退が可能なもので、遊技情報収集装置1(PJ1)へ当該遊技情報収集装置1(PJ1)に接続される遊技機10の遊技制御装置41に内蔵されている遊技用演算処理装置200の識別のための固有ID(固有情報)(正当性判定に使用される)を設定する。
【0024】
設定・検査装置23は常に遊技店1の店内ネットワーク37に接続されているものではなく、遊技機製造メーカ、信用機関等で遊技機10が遊技店1に設置された際(例えば、いわゆる新台の入替え等)に店内ネットワーク37に接続され、遊技情報収集装置1(PJ1)による遊技用演算処理装置200の監視の際に使用される固有IDが遊技情報収集装置1(PJ1)に対して設定される。
なお、遊技情報収集装置1(PJ1)で遊技用演算処理装置200の正当性を判定する場合に、上記のような固有IDの判定に加えて、遊技プログラムを判定情報として使用してもよく、その場合には遊技用演算処理装置200に内蔵されている遊技プログラムと同一の基準遊技プログラムを設定・検査装置23が遊技情報収集装置1(PJ1)に設定し、遊技情報収集装置1(PJ1)では遊技用演算処理装置200から遊技プログラムを読み出し、基準遊技プログラムと比較して正当性の判定を行う。このとき、設定・検査装置23には正規の遊技プログラム(すなわち、基準遊技プログラム)を記憶しており、設定・検査装置23は、例えば正規プログラムを格納したFD(フロッピィディスク)をドライブ可能なドライブ装置を装着している。
【0025】
B.遊技情報収集装置1(PJ1)の構成
次に、遊技情報収集装置1(PJ1)のブロック構成について説明する。図2は遊技情報収集装置1(PJ1)のブロック図である。図2において、遊技情報収集装置1(PJ1)はCPU51、ROM52、RAM53、EEPROM54、バックアップ電源55、発信回路56、通信制御装置57、出力インターフェース回路(I/F)58、入力インターフェース回路(I/F)59およびバス60を備えている。
【0026】
CPU51はROM52に格納されている処理プログラムに基づいて自分が受け持つ遊技機10および遊技設備装置より出力された遊技情報と、遊技情報収集装置2(PJ2)より転送された遊技情報(状態変化情報)を併せて演算加工し、収集した遊技情報より遊技情報の変化を検出する処理等を行うとともに、遊技用演算処理装置200の正当性判定も行う。ROM52は遊技用演算処理装置200の正当性判定のためのプログラムや遊技情報の収集・加工等のための処理プログラムを格納しており、RAM53はワークエリアとして用いられる。
EEPROM54は当該遊技情報収集装置1(PJ1)に接続される遊技用演算処理装置200に製造時に格納されている固有IDを記憶する。EEPROM54への固有IDの格納は、設定・検査装置23により行われる。また、EEPROM54は状態変化情報の監視用の設定値も記憶する。この設定値は、カウンタ用コンピュータ(CC)若しくは事務所用コンピュータ(HC)により設定される。
【0027】
バックアップ電源55はRAM53の記憶情報をバックアップする電源である。発信回路56はCPU51に制御クロック信号を供給し、通信制御装置57は島内ネットワーク36を介して遊技情報収集装置1(PJ1)と他のネットワーク端末との間で情報の転送等に必要な通信の制御を行う。また、通信制御装置57には装置毎に異なる監視装置ID(すなわち、遊技情報収集装置1(PJ1)のID:図9(e)参照)が格納されており、監視装置IDは情報の送受信を行う当該遊技情報収集装置1(PJ1)の識別に使用される。
出力インターフェース回路(I/F)58は遊技機10とCPU51との間の出力インターフェース処理を行うもので、出力インターフェース回路(I/F)58から遊技機10の遊技制御装置41に対してアミューズ通信信号(例えば、プログラム要求コマンド)が出力される。
【0028】
入力インターフェース回路(I/F)59は遊技機10および遊技設備装置(球貸装置32等)とCPU51との間の入力インターフェース処理を行うもので、アミューズ通信信号、カード式の球貸装置32Cからカードによる売上信号、現金式の球貸装置32Gから現金による売上信号、球切装置33から補給球数信号、パルスタンク34から回収球数信号、遊技制御装置41から特図回転信号(特図の回転を知らせる信号)、大当り信号、確変信号(確率変動中および大当り遊技中に、それを知らせる信号)がそれぞれ入力されるようになっている。
ここで、遊技情報収集装置1(PJ1)および遊技情報収集装置2(PJ2)は、全体として遊技機10の遊技制御装置41に含まれる遊技用演算処理装置200を監視(正当性の監視:遊技機固有の情報(固有ID)を監視してその正当性を監視)する監視装置を構成する。
【0029】
C.遊技機の構成
次に、図3は遊技機10を示す図であり、遊技機10は額縁状前面枠71と、ガラスを支持する金枠(ガラス枠)72と、遊技領域の形成された遊技盤73と、前面表示パネル74と、前面表示パネル74の下方の前面操作パネル75とを有している。額縁状前面枠71は遊技機10を設置している木製の機枠(図示略)に対して上部蝶番77および下部蝶番78によって開閉可能に支持され、金枠72は額縁状前面枠71に開閉可能に支持されている。
【0030】
前面表示パネル74は一端側が額縁状前面枠71に開閉可能に支持され、賞球を受ける上皿81が形成されるとともに、上皿81の球を球貯留皿82に移すために両者を接続する通路を開閉するための開閉レバー83が設けられている。
前面操作パネル75には、灰皿84および前述した球貯留皿(受皿)82が形成されるとともに、球貯留皿82に貯留された球を外部下方に抜くための球抜きレバー85が設けられている。また、前面操作パネル75の右端部側には発射装置の発射操作ノブ86が設けられている。一方、遊技機10の額縁状前面枠71の上部には大当り時に点灯(点滅状態も含む)する大当り表示器87が設けられている。
【0031】
遊技盤73には前面の略円形領域がガイドレール88で囲まれることにより遊技領域が形成される。遊技領域には、複数の識別情報(いわゆる特図)を複数列で変動表示する特別図柄表示装置89、大入賞口を有する特別変動入賞装置90、特図始動口として機能する普通変動入賞装置91(いわゆる普電と呼ばれるもの)、普通変動入賞装置91に設けられた普通図柄(以下、普図という)を表示する普通図柄表示装置92、スルーチャッカー形式の複数の普通図柄始動ゲート93、複数の一般入賞口94、風車と呼ばれる複数の打球方向変換部材96(煩雑になるので、1つのみ符号を付ける)、左右のサイドランプ97、98、アウト穴99などが備えられている。
そして、普通変動入賞装置91内の入賞流路には特図始動スイッチ100が、普通図柄始動ゲート93内の通過流路には普図始動ゲートスイッチ101が、それぞれ設けられている。また、特別変動入賞装置90の大入賞口内における継続入賞流路には継続スイッチ102が、一般入賞流路にはカウントスイッチ103がそれぞれ設けられている(上記各スイッチは図4参照)。
【0032】
特別図柄表示装置89の上部には前述した一般入賞口94が配置され、また、4個の特図始動記憶表示器105が設けられている。普通変動入賞装置91には、4個の普図始動記憶表示器106が設けられている。普通図柄表示装置92は、例えば一桁の数字を表示する7セグメントの表示部を有し液晶又はLED等よりなる表示器であり、この場合上記普通図柄(普図)は、一桁の数字である。始動記憶表示器105、106は、特図あるいは普図の始動記憶の数をそれぞれ表示するものである。
特図始動スイッチ100は普通変動入賞装置91に玉が入賞したことを検出し、普図始動ゲートスイッチ101は普通図柄始動ゲート93を玉が通過したことを検出し、カウントスイッチ103は特別変動入賞装置90の大入賞口に入った全ての玉を検出し、継続スイッチ102は大入賞口に入った玉のうちいわゆる継続入賞(V入賞)した玉を検出する。
【0033】
なお、遊技盤73の遊技領域には、通常天釘やヨロイ釘といった多数の障害釘が設けられるが、ここでは繁雑になるので図示省略している。また、同様に図示省略しているが、遊技盤73には、その他の各種装飾ランプや、LED等が設けられていてもよい。
また、本発明では、遊技盤における遊技領域はどのようなものでもよく、例えばいわゆる「第1種」に属するものあるいは図柄表示装置を備えた「第3種」に属するもの、あるいは他の機種等であってもよく、要は遊技制御を行う遊技用演算処理装置200を有するものするものであれば、任意の構成をとり得るが、一例として本実施例では「第1種」に属するタイプのものを用いている。
【0034】
D.遊技制御装置の構成
次に、図4は遊技制御装置41を示す図であり、遊技制御装置41は、パチンコ遊技等に必要な役物制御を行うワンチップマイコンからなる遊技用演算処理装置200(詳細は図5参照)と、水晶の発振周波数を分周して所定のクロックを得る発振器111と、各種センサ信号を受け入れる入力インターフェース112と、出力インターフェース113と、遊技に必要な効果音を生成する(あるいは音声合成を行ってもよい)サウンドジェネレータ114と、サウンドジェネレータ114からの音声信号を増幅して遊技機10の所定箇所に配設されたスピーカー115に出力するアンプ116と、遊技制御装置41と外部との間で信号の受け渡たしを行う外部通信用端子117と、を含んで構成される。
【0035】
入力インターフェース112には、前述の特図始動スイッチ100、普図始動ゲートスイッチ101、継続スイッチ102、カウントスイッチ103およびセーフセンサ118からの信号が入力される。セーフセンサ118は入賞した遊技球を検出する。出力インターフェース113からは、情報収集端末装置31に遊技情報を出力するための外部情報端子119、特別図柄表示装置89の表示制御を行う表示制御装置120、特別変動入賞装置90である大入賞口を開閉駆動する大入賞口ソレノイド121、特図始動記憶表示器105、普通図柄表示装置92、普通変動入賞装置91を駆動する普通電動役物ソレノイド122、普図始動記憶表示器106、入賞球に対応して賞球の排出を制御する賞球排出回路123、各種装飾ランプ、LED(例えばサイドランプ97、98等を含む装飾具)124に制御信号が出力される。
【0036】
E.遊技用演算処理装置200の構成
次に、遊技機10の遊技制御装置41が内蔵している役物の制御を行う遊技用演算処理装置200の構成について説明する。図5は遊技用演算処理装置200の構成を示すブロック図である。図5において、遊技用演算処理装置200はいわゆるアミューズチップ用のICとして製造され、遊技制御を行う遊技領域部200Aおよび情報管理を行う情報領域部200Bに区分される。
まず、遊技領域部200AはCPUコア201、ROM202、RAM203、外部バスインターフェース204、乱数生成回路205、クロックジェネレータ206、リセット/割込制御回路207、アドレスデコーダ208、出力制御回路209およびバス210により構成される。
【0037】
CPUコア201は遊技制御のための演算処理を行う。ROM202は遊技プログラムを格納しているとともに、所定領域に正当性確認情報を記憶している。正当性確認情報とは、遊技用演算処理装置200の正当性の簡易チェックを行う場合の情報であり、例えば後述の書込終了コード、初期設定情報、メーカコード(遊技機製造メーカコード)、認定コード、固有IDを使用して所定の演算(例えば、各情報を加算演算したチェックサム、CRC等の演算)を施した結果値である。正当性確認情報は第3者機関あるいは遊技機製造メーカがROM202に遊技プログラムを書き込む際に、所定の領域に書き込まれる。なお、遊技機製造メーカが書き込み際には、その結果値だけが第3者機関から知らされる。
【0038】
遊技用演算処理装置200の簡易チェックを行う場合、遊技用演算処理装置200の電源立ち上がり時に、遊技用演算処理装置200自身が演算した演算値と、遊技プログラムが格納されているROM202の所定領域に予め書き込まれている正当性確認情報(すなわち、第3者機関等によって予め設定された結果値)とを比較判定することで、簡易的な遊技用演算処理装置200のチェックを可能にする構成になっている。
RAM203は、遊技領域部200Aにおける遊技プログラムに基づく処理でワークエリア(作業領域)として用いられ、制御に必要なデータの一時記憶等を行う。外部バスインターフェース204は外部バスのインターフェース処理を行う。
【0039】
外部バスインターフェース204にはMODE端子が設けられており、遊技プログラムをROM202に書き込む際に、このMODE端子を[H]レベルにすると、ROM202への書き込みモードとなって遊技機製造メーカあるいは第3者機関による遊技プログラムの書き込みが可能になる。書き込む方法は、外部バスインターフェース204のMODE端子を[H]レベルにし、アドレス端子(A0〜A15)、データ端子(D0〜D7)を利用して行う。なお、書き込みモードは遊技プログラムの書き込みを可能にするものであり、ブートプログラムを書き込みできるようにするものではない。また、ROM202への遊技プログラムの書き込みが終了すると、後述のパラメータメモリ212の所定領域に書込終了コードが記録(例えば、所定のコード若しくは所定ビットを物理的に切断することで記録)される。そして、パラメータメモリ212に既に書込終了コードが記録されている場合には、ROM202への遊技プログラムの書き込みはできない。
【0040】
乱数生成回路205は遊技の実行過程において遊技価値(例えば、大当り)を付加するか否か等に係わる乱数(乱数は、大当たりの決定や、停止時の図柄の決定等に使用)を生成するもので、一様性乱数を生成する数学的手法(例えば、合同法あるいはM系列法等)を利用して乱数を生成する。本実施の形態では、機種に関連した情報を乱数生成の際における種値として利用する。
クロックジェネレータ206は所定のクロック信号を生成する。リセット/割込制御回路207はシステムリセット、ユーザリセットや割り込み要求を検出してCPUコア201に知らせる。アドレスデコーダ208は内蔵デバイスおよび内蔵コントロール/ステータスレジスタ群のロケーションをメモリマップドI/O方式およびI/OマップドI/O方式によりデコードする。出力制御回路209はアドレスデコーダ208からの信号の制御を行って外部端子より8ビットの制御信号(CS0〜CS7)を外部に出力する。バス210はデータバス、アドレスバス、制御バスを含むものであり、情報領域部200Bにも連絡している。
【0041】
次に、遊技用演算処理装置200における情報管理を行う情報領域部200Bは、ROM211、パラメータメモリ212、バスモニタ回路213、DPRAM214、セキュリティメモリ215、ステータスメモリ216、制御回路217、外部通信制御回路218、バス219、バッファ回路220および遊技領域部200A側のバス210を含んで構成される。
ROM211はブートプログラムを格納しており、遊技用演算処理装置200の電源オン時にはブートプログラムが立ち上がって、所定の簡易チェックを行い、正常であれば遊技プログラムに処理を移行させるようになっている。パラメータメモリ212は書込終了コードおよび初期設定情報を格納している。書込終了コードとは、ROM202に遊技プログラムを書き込んだ後に正当なものにより書き込みが行われたことを示すために書き込まれる情報である。初期設定情報とは、遊技機製造メーカが遊技プログラムを書き込む際に、チップセレクトCSの入力/出力を設定するための情報であり、例えばCS0、1、2を入力に使用し、CS3、4、5、6、7を出力に使用するという情報である。
【0042】
DPRAM214は、バス210を介して遊技領域部200A側のRAM203の内容を複写して記憶するもので、遊技領域部200A側および情報領域部200B側の双方よりアクセスが可能な構成になっている。ただし、遊技領域部200A側はデータの書き込みのみが可能で、読み出しはできない。
バスモニタ回路213は、情報領域部200B側より遊技領域部200A側のバス210の状態監視および制御を行う。ここでの制御とは、RAM203の内容をDDPRAM214に複写する際のタイミング制御や、遊技プログラムを外部に出力する際に遊技領域部200A側のバス210を開放してROM202から遊技プログラムを読み込んで情報領域部200B側より外部に出力する等の制御である。
【0043】
ここで、DPRAM214へのデータアクセスについて説明すると、DPRAM214には遊技領域部200Aのバス210(アドレスバス、データバス、制御バスを含む)がバッファ回路220を介して接続され、RAM203の所定アドレスに情報を書き込む際に、DPRAM214にも同一アドレスに同一情報を書き込むようにして管理領域部200Bに情報を複写する処理が行われる。ただし、制御バスのうち、RD信号(読み出し制御信号)はDPRAM214に接続されない。
また、情報の複写という点で、RAM203とDPRAM214については情報の書き込み速度や好ましい書き込みタイミングが異なることもあるので、DPRAM214側に接続されるアドレスバス、データバス、制御バスにバッファ回路220を設け、そのバッファ回路220をバスモニタ回路213でコントロール(例えば、RAM203のデータをプールして書き込むタイミングを遅らせるような制御)するようにし、高速動作のRAM203の内容を確実にDPRAM214に複写する(高速動作のRAM203の内容を複写すればよいので、DPRAM214への複写タイミングは遅れても、バッファに複写内容を逐次入れておくことで、確実に複写可能である)。これにより、データのビット落ち等を防いで確実にデータの複写を行う。
【0044】
セキュリティメモリ215(例えば、EEPROMで構成)には遊技用演算処理装置200の識別や正当性の判定のために使用する固有ID(固有情報)、メーカコード(遊技機製造メーカコード)、認定コード(第3者機関により検査が合格した遊技機に付与される番号で、認可された遊技機の認可コードである)が書き込まれている。セキュリティメモリ215は、遊技用演算処理装置200の固有情報(ここでは固有ID)を記憶する固有情報記憶手段を構成する。
ステータスメモリ216は、制御回路217がDPRAM214の内容を参照して遊技情報の状態変化情報を検出して書き込むための記憶領域である。DPRAM214には遊技領域部200A側のRAM203に格納されている情報と同一の情報が同一のアドレスに書き込まれるようになっており、予め遊技領域部200A側のRAM203の特定アドレスに遊技情報を書き込むようにしておけば、情報領域部200B側ではDPRAM214よりその特定アドレスから情報を取得することで状態変化情報を得ることができる。このように取り決めをしておかないと、情報領域部200B側でRAM203の情報の内容がわからないからである。
【0045】
制御回路217は情報領域部200B側を制御するもので、バッファメモリを有している。制御回路217の制御のうちの監視処理の内容としては、例えばバスモニタ回路213を介してCPUコア201の動作を監視し、非動作中に遊技領域部200AのRAM203の内容を情報領域部200BのDPRAM214へコピーする処理、また、外部装置である遊技情報収集装置1(PJ1)よりのメモリ内容要求指令により、情報領域部200BのDPRAM214の内容を外部へ連絡したり、遊技プログラム要求指令により、バスモニタ回路213を介してROM202内の遊技プログラムを外部へ連絡したりする処理がある。その場合、バッファメモリは制御回路217から指示された情報の一時的なバッファ記憶を行う。
【0046】
外部通信制御回路218は外部との通信を行うもので、例えば外部よりの指令に基づいて演算処理装置200内に格納されている情報(例えば、状態変化情報、遊技プログラム、書込終了コード、固有ID等)を外部へ応答する等の処理を行う。なお、外部通信制御回路218が外部へ連絡する際には、情報に対して暗号化を施して行ってもよい。
遊技用演算処理装置200では、遊技領域部200Aおよび情報領域部200Bがバスモニタ回路213を介して独立して動作する。すなわち、情報領域部200B側は遊技領域部200AにおけるCPUコア201の作動に関係なく(プログラム実行に関係なく)、動作可能である。
【0047】
ここで、遊技用演算処理装置200における情報領域部200Bの外部通信制御回路218およびバス219は、セキュリティメモリ215(固有情報記憶手段)に記憶された固有情報(固有ID)を遊技情報収集装置1(PJ1)(監視装置)側へ送出可能な固有情報送出手段を構成する。
【0048】
F.固有情報によって遊技用演算処理装置を監視する手順
次に、固有情報を使用した遊技機10の遊技用演算処理装置200の正当性を監視する手順について、図6を参照して説明する。
(a)遊技店の新台の発注(1)
図1に示した遊技情報収集のネットワークシステムを備えた遊技店1で、新台を発注(1)(例えば、新装開店、あるいは一部の機種の入替え等)する場合、まず遊技店1では新台を設置するスペースを確保する。図6では、設置場所番号101、102、103、・・・、110で区分される設置スペースに新台を配置することになる。各設置スペースには遊技機10が1台ずつ設置され、それぞれ情報収集端末装置(情報収集BOX)31が配置され、遊技情報収集装置1(PJ1)および遊技情報収集装置2(PJ2)によって遊技機10について1台毎の正当性の監視が可能になっている。
遊技店1では、新台を発注するとき発注書301を作成し、発注書301で遊技機10の機種、台数(発注数)、設置場所番号(例えば、台番号)を指定する。そして、発注書301は遊技機製造メーカ302に送付される。
【0049】
(b)遊技機製造メーカでの受注
遊技機製造メーカ302では、遊技店1から送付されてきた新台の発注書301を見て、発注内容を確認し、設置指定書303(設置場所指定ファイル)を作成する。設置指定書303は図8(a)に示すように遊技店コード(遊技店識別コード)、設置場所番号(設置場所識別コード)、遊技機ID(遊技機個体識別情報)を記録したもので、これにより、遊技店の指定、場所の指定、および遊技機の指定を行った内容になっている。
【0050】
遊技店コードは遊技店1を特定するもので、店毎に異なるコードである。図8(a)は、「00030」というコードの遊技店1から新台の発注を受けた例である。設置場所番号は、新台を設置するスペース情報であり、例えば一般的には遊技店1における台番号が使用される。図8(a)では、「101」、「102」、「103」、・・・、「110」という台番号が使用される。
遊技機IDは遊技機製造メーカ302での管理番号(例えば、製造した多数の遊技機の通し番号)である。図8(a)では、「00054」、「00055」、・・・、「00061」という通し番号が使用される。
次いで、遊技機製造メーカ302は作成した設置指定書303を遊技店1、制御チップメーカ304および所定の監督機関(第3者機関)305に配付(2)する。
【0051】
(b)制御チップメーカでのチップ製造
制御チップメーカ304では、配付されてきた設置指定書303を確認し、指定されている遊技機10に取り付けるための遊技用演算処理装置200(以下、適宜、制御チップという:図面でも同様)を指定台数分だけ製造する。遊技用演算処理装置200には製造段階で予め固有ID(隠匿演算処理装置固有コード)がセキュリティメモリ215に格納される。製造した遊技用演算処理装置200のケース本体の上面には視認可能な位置に図7に示すように、識別シール306(表示部に相当)が貼付される。図7の例では、3つの遊技用演算処理装置200a〜200cを示しており、それぞれのチップのケース本体の上面に識別シール306a〜306c(表示部:以下、適宜、306で代表する)が貼付されている。各識別シール306a〜306cには、「0012678」、「0012679」、「0012680」という制御チップ番号(所要の個体識別情報に相当)がそれぞれ記録されている。制御チップ番号は制御チップメーカ304での管理番号(例えば、製造した多数の制御チップの通し番号)である。
【0052】
なお、識別シール306(表示部)は制御チップ番号(所要の個体識別情報に)を表示するものであるが、表示部は識別シールに制御チップ番号を印字する例に限らず、例えば遊技用演算処理装置200のケース本体に制御チップ番号を刻印するようにしてもよい。その場合、制御チップ番号の刻印箇所が表示部に相当する。また、印字や刻印以外の表示方法を用いてもよい。
【0053】
次いで、制御チップメーカ304では制御チップ情報ファイル307(演算処理装置情報ファイル)を作成する。制御チップ情報ファイル307は図8(b)に示すように制御チップ番号(公開演算処理装置固有コード)およびチップ固有IDを記録したもの(すなわち、隠匿演算処理装置固有コードと公開演算処理装置固有コードとの関連を定義したもの)で、これにより、どの制御チップにどのような固有IDを格納したかの情報が作成される。制御チップ番号は識別シール306に印字されるので、外部から目視が可能であるが、固有IDはチップ内部のROM200に格納されるので、外部からは一切わからない。
次いで、制御チップメーカ304は製造した制御チップ(遊技用演算処理装置200)を遊技機製造メーカ302に納入(3)する。
【0054】
(c)制御チップの組込(3)
遊技機製造メーカ302では、制御チップメーカ304から納入された制御チップを遊技機10に組み込む。次いで、制御チップ/遊技機対応書308を作成する。制御チップ/遊技機対応書308(遊技機/演算処理装置関連ファイル)は図8(c)に示すように制御チップ番号および遊技機IDを記録したもので、これにより、どの遊技機10にどの制御チップを組み込んだかという情報が作成される。図8(c)の例では、制御チップ番号「0012678」という制御チップを「00054」という遊技機IDを有する遊技機10に組み込んだという情報が作成されている。他のものについても、各制御チップ毎に組み込んだ遊技機10が対応付けられている。
遊技機製造メーカ302では、作成した制御チップ/遊技機対応書308を制御チップメーカ304に送付(4)する。
【0055】
(d)判定情報ファイルの作成(5)
制御チップメーカ304では、先に遊技機製造メーカ302から送付されている設置指定書303および内部で保有する監視装置登録ファイル309に基づいて図9(e)に示す判定情報ファイル310を作成する。監視装置登録ファイル309は図9(d)に示すように遊技店1に設置されている監視装置を特定する情報であり、遊技店コード、設置場所番号および全ての監視装置ID(監視装置識別コード)との対応関係を予め登録したファイルである。これは、各遊技店について監視装置(遊技情報収集装置1(PJ1)および遊技情報収集装置2(PJ2))を設置する際に作成され、制御チップメーカ304で保有している。
【0056】
判定情報ファイル310は図9(e)に示すように監視装置IDおよびチップ固有IDの対応を記録したもの(すなわち、隠匿演算処理装置固有コードと監視装置識別コードとを関連づけた情報)である。判定情報ファイル310は判定情報生成装置311(例えば、パーソナルコンピュータ:所定の変換装置に相当)を用いて作成される。判定情報ファイル310を作成するには、監視装置登録ファイル309から遊技店コードおよび設置場所番号を取得するとともに、これらの情報に基づいて監視装置IDとチップ固有IDとの対応を結びつける。これにより、どの監視装置(遊技情報収集装置1(PJ1)がどの制御チップを監視するのかという情報(すなわち、判定情報ファイル310)が作成される。
【0057】
図9(e)の例では、監視装置ID「000355」を有する遊技情報収集装置1(PJ1)は、チップ固有ID「1230254」という制御チップに対応しているという関係を示している。他の遊技情報収集装置1(PJ1)についても、監視装置IDというチップ固有IDとがそれぞれ対応付けられている。
ここで、判定情報生成装置311は制御チップ番号(所要の個体識別情報)を遊技用演算処理装置200のROM202(固有情報記憶手段)に記憶された固有ID(固有情報)を特定できる情報(判定情報ファイル310の情報)に変換する所定の変換装置を構成する。
制御チップメーカ304では、作成した判定情報ファイル310を監督機関305に送付(6)する。
【0058】
(e)遊技機の納入(7)
前述したように、制御チップメーカ304では設置指定書303に基づいて遊技機10に取り付けるための制御チップ(遊技用演算処理装置200)を指定台数分だけ製造して、制御チップを遊技機製造メーカ302に納入するが、その後、遊技機製造メーカ302では納入された制御チップを遊技機10に組み込んで新台としての遊技機10を遊技店1に納入(7)する。
【0059】
(f)判定情報の設定(8)
監督機関305では、制御チップメーカ304から送付されてきた判定情報ファイル310および先に遊技機製造メーカ302から配付されている設置指定書303の各データを設定・検査装置23に入力する。次いで、遊技店1の店内ネットワーク37に設定・検査装置23を接続し、設定・検査装置23を使用して遊技情報収集装置1(PJ1)へ当該遊技情報収集装置1(PJ1)に接続される遊技機10の遊技制御装置41に内蔵されている遊技用演算処理装置200の識別のための固有ID(固有情報)(正当性判定に使用)を設定する。すなわち、遊技用演算処理装置200の識別のための判定情報(固有ID)を設定する。これにより、各遊技情報収集装置1(PJ1)に対してそれぞれ対応する遊技用演算処理装置200の固有IDが設定され、遊技情報収集装置1(PJ1)を使用して遊技用演算処理装置200の正当性判定が行われる。
【0060】
遊技用演算処理装置200の正当性判定では、まず遊技用演算処理装置200の電源オン時にブートプログラムが立ち上がって正当性の簡易チェックが行われ、その後、外部の遊技情報収集装置1(PJ1)により例えば所定間隔毎に固有IDを使用した正当性の判定が行われる。そして、遊技用演算処理装置200の正当性が否定される判定結果となった場合には、遊技機10の不能動化等の処理が行われ、不当な遊技用演算処理装置200による遊技を停止させる。
【0061】
このように本実施の形態では、遊技用演算処理装置200のケース本体に識別シール306(表示部)を設け、この表示部306に遊技用演算処理装置200を識別できる制御チップ番号(個体識別情報)を印字し、この制御チップ番号から当該遊技用演算処理装置200の固有ID(固有情報)を制御チップメーカ304の判定情報生成装置311を用いて特定できるようにしている。したがって、以下の効果を得ることができる。
【0062】
固有ID(固有情報)の存在を考慮せずに、遊技機製造メーカ302が遊技機10を製造したり、遊技店1で島設備に遊技機10を設置したりするとともに、遊技店1の遊技機10に使用される遊技用演算処理装置200の正当性を外部から監視することが可能になる。また、遊技用演算処理装置200の固有IDを管理する機関を極めて狭い範囲(例えば、遊技用演算処理装置200を製造する制御チップメーカ304、監督機関305)に限定(広範囲に固有IDが氾濫するのを抑制して安全性が高まる)することができるので、固有IDが不正遊技グループヘ漏洩することを防止することができ、遊技機10の信頼性を高めることができるとともに、固有IDの管理について遊技店1の負担を軽減することができる。すなわち、固有IDそのものは外部に表れない態様として固有IDの漏洩を防止してセキュリティを堅固なものにしつつ、遊技機製造メーカ302や遊技店1側での固有IDに関する管理業務の負担を軽減できる遊技用演算処理装置200を提供することができる。
【0063】
また、制御チップ情報ファイル307(演算処理装置情報ファイル)および監視装置登録ファイル309に登録された各コード情報を公開せずに、製造チップ番号(公開演算処理装置固有コード)だけを公開して遊技用演算処理装置200を遊技機製造メーカ302へ配布すれば、遊技機製造メーカ302で遊技機10の製造を行うことが可能となり、また遊技店1でも遊技機10を対応する監視装置(遊技情報収集装置1(PJ1)および遊技情報収集装置2(PJ2)へ接続することが可能になる。そして、監視装置ID(監視装置識別コード)とチップ固有ID(隠匿演算処理装置固有コード)との対応をとった情報(判定情報ファイル310の情報)を作成するので、この判定情報ファイル310の情報に基づいて監視装置によりチップ固有ID(固有情報)を付与することが可能になる。したがって、チップ固有ID(隠匿演算処理装置固有コード)を公開せずに、遊技機10を監視するシステムを構築でき、チップ固有ID(隠匿演算処理装置固有コード)が流出して起こる事故を有効に防止することが可能になる。
【0064】
本発明の実施の形態は、上記例に限らず、以下に述べるような各種の変形実施が可能である。
(a)本発明の遊技用演算処理装置はパチンコ遊技機に限らず、パチスロ遊技機に適用されるものであってもよい。要は、遊技制御を行う機能のある遊技用演算処理装置であればよい。
(b)本発明における遊技用演算処理装置はパチンコ遊技機でなく、例えば映像式ゲーム機のようなものでも、遊技機固有の情報を監視する所定の監視装置に接続可能な遊技機と一体となって配設されるものであれば適用できる。
(c)遊技用演算処理装置の適用される遊技機は実球式に限るものではなく、封入球式の遊技機であってもよい。また、本発明の適用対象となる遊技機は、どのような種類の遊技機でも本発明を適用できる。例えば、磁気カードで玉貸しを行うもの、ICカードで玉貸しを行う等の遊技機のタイプに限定されずに、本発明を適用することができる。
【0065】
(d)遊技情報収集装置1(PJ1)あるいは遊技情報収集装置2(PJ2)は比較的小型で製造可能であり、例えば遊技機10等の内部に一体的に組み込むような構成にしてもよい。
(e)上記実施の形態では、遊技情報収集装置1(PJ1)および遊技情報収集装置2(PJ2)を別体として構成しているが、例えば遊技情報収集装置1(PJ1)が遊技情報収集装置2(PJ2)の機能を併せ持つような構成にしてもよい。
(f)個体識別情報を表示する表示部を設ける遊技用演算処理装置はCPUチップという形態に限るものではなく、例えばブラックボックス化された回路であっても、遊技機の遊技制御を行う遊技用演算処理装置であれば本発明の適用が可能である。
【0066】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、演算処理装置情報ファイル(例えば、制御チップ情報ファイル307)および監視装置登録ファイルに登録された各コード情報を公開せずに、公開演算処理装置固有コード(例えば、製造チップ番号)だけを公開して遊技用演算処理装置を遊技機製造メーカへ配布すれば、遊技機製造メーカで遊技機の製造を行うことが可能となり、また遊技店でも遊技機を対応する監視装置(例えば、遊技情報収集装置1(PJ1)および遊技情報収集装置2(PJ2)へ接続することが可能になる。そして、監視装置識別コード(例えば、監視装置ID)と隠匿演算処理装置固有コード(例えば、遊技用演算処理装置の固有ID)との対応をとった情報(例えば、判定情報ファイル310の情報)を作成するので、この情報(例えば、判定情報ファイル310の情報)に基づいて監視装置により遊技用演算処理装置に固有情報を付与することが可能になる。したがって、隠匿演算処理装置固有コードを公開せずに、遊技機を監視するシステムを構築でき、隠匿演算処理装置固有コードが流出して起こる事故を有効に防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 遊技店の全体構成を示すブロック図である。
【図2】 遊技情報収集装置1(PJ1)のブロック図である。
【図3】 遊技機の正面図である。
【図4】 遊技制御装置のブロック図である。
【図5】 遊技用演算処理装置のブロック図である。
【図6】 固有情報によって遊技用演算処理装置を監視する手順を説明する図である。
【図7】 遊技用演算処理装置の表示部を示す図である。
【図8】 情報ファイルの内容を説明する図である。
【図9】 情報ファイルの内容を説明する図である。
【符号の説明】
1 遊技店
10、10a、10b 遊技機
23 設定・検査装置
41、41a、41b 遊技制御装置
200 遊技用演算処理装置
210、219 バス
213 バスモニタ回路
215 セキュリティメモリ(固有情報記憶手段)
217 制御回路
218 外部通信制御回路
311 判定情報生成装置(所定の変換装置)
PJ1 遊技情報収集装置1(監視装置)
PJ2 遊技情報収集装置2(監視装置)
Claims (1)
- 遊技機に使用される遊技用演算処理装置のセキュリティメモリに格納された隠匿演算処理装置固有コードと、該遊技機に対応して設けられて前記隠匿演算処理装置固有コードを監視する監視装置の監視装置識別コードと、を関連づけた情報を生成する情報生成方法であって、
遊技機個体識別コード、遊技店識別コード、および設置場所識別コードのそれぞれの関連を定義した設置場所指定ファイルと、遊技用演算処理装置の視認可能な位置に表示される公開演算処理装置固有コードと遊技機個体識別コードとの関連を定義した遊技機/演算処理装置関連ファイルと、の各ファイルから、遊技店識別コード、設置場所識別コード、および公開演算処理装置固有コードのそれぞれを関連づけた情報を生成する第1過程と、
隠匿演算処理装置固有コードと公開演算処理装置固有コードとの関連を定義した演算処理装置情報ファイルと、前記第1過程により生成された情報と、に基づいて、隠匿演算処理装置固有コード、遊技店識別コード、および設置場所識別コードのそれぞれを関連づけた情報を生成する第2過程と、
遊技店識別コード、設置場所識別コード、および監視装置識別コードのそれぞれの関連を定義した監視装置登録ファイルと、前記第2過程により生成された情報と、に基づいて、隠匿演算処理装置固有コードと監視装置識別コードとを関連づけた情報を生成する第3過程と、
を含むことを特徴とする情報生成方法。
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