JP4107042B2 - チャイルドシート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の大人用シートベルトによって自動車の座席に固定設置されるチャイルドシートに係り、特に、大人用シートベルトを巻取軸で巻き取り、該大人用シートベルトに張力を加えることにより自動車の座席にしっかりと固定されるよう構成されたチャイルドシートに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のチャイルドシートとして、米国特許5,839,789号に開示されたものがある。
【0003】
【特許文献1】
米国特許第5,839,789号
【0004】
図8はこの米国特許第5,839,789号のチャイルドシートの背面図であり、図9は、このチャイルドシートの底部の大人用シートベルト巻取機構の構成を示す斜視図である。
【0005】
チャイルドシート110は自動車の大人用シートベルト100(ラップベルト100a及びショルダーベルト100b)により自動車の座席(図示略)に固定設置されるものであり、子供乗員が座る座部112及び背もたれ部114と、これらの左右両側に設けられた脚状側壁部116,118とを有している。この脚状側壁部116,118を左右方向に貫通するように、大人用シートベルト挿通口120,122が設けられている。また、このチャイルドシート110の底部(座部112の下側)には、該シートベルト挿通口120,122に挿通されたシートベルト100を巻き取って該シートベルト100に張力を加えるための巻取軸124が設けられている。この巻取軸124には、該巻取軸124を直径方向に貫通するシートベルト差込用のスリット124aが設けられている。このスリット124aは、該巻取軸124の軸心方向に延在し、該軸心方向の一端面に臨む切込み状のスリットである。
【0006】
該シートベルト挿通口120,122は、図8に示す通り、シートベルト100を構成するラップベルト100aが該挿通口120,122の一方から他方に挿通されたときに自動車の座席のシートクッション(図示略)の上面と略平行に引き通されるように、左右の脚状側壁部116,118の下部に互いに対向するように配置されている。
【0007】
巻取軸124は、その軸心方向をチャイルドシート110の前後方向として該シートベルト挿通口120,122同士の中間付近に配置されている。この巻取軸124の後端に前記シートベルト差込用スリット124aが設けられている。また、巻取軸124の該後端部はチャイルドシート110の背面側に露出している。なお、図中の符号126は、該シートベルト挿通口120,122に挿通されたシートベルト100を巻取軸124に案内するためのガイド部材を示している。
【0008】
この巻取軸124には、チャイルドシート110の底部に沿って前後方向に延在するように配置されたトーションロッド128が連なっている。このトーションロッド128の前端には、後述のウォームギヤ134が噛合したウォームホイール130が固着されている。
【0009】
このウォームホイール130と隣接して、該トーションロッド128及び巻取軸124の軸心方向と直交する左右方向に延在したウォームシャフト132が配置されている。このウォームシャフト132には、該ウォームホイール130と噛合したウォームギヤ134が固着されている。このウォームシャフト132の両端は、それぞれ左右の脚状側壁部116,118を左右方向に貫通してチャイルドシート110の左右側方に延出している。このウォームシャフト132の両端には、それぞれ、該ウォームシャフト132をその軸心回りに回転操作するためのハンドル136,138が取り付けられている。
【0010】
このハンドル136又は138を回転操作することにより、ウォームシャフト132、ウォームギヤ134、ウォームホイール130及びトーションロッド128を介して巻取軸124が回転し、スリット124aに差し込まれたシートベルト100が該巻取軸124に巻き取られる。巻取軸124は、ウォームホイール130及びウォームギヤ134のセルフロッキング作用により、シートベルト100をこの巻取軸124に巻き取った後に該ハンドル136又は138から手を離しても、該シートベルト100の張力によってベルト巻取方向と逆方向に回転することがない。
【0011】
このチャイルドシート110においては、該巻取軸124の左右両側に、シートベルト100を挟持するクランプ140,142が設置されている。このクランプ140,142は、それぞれ、シートベルト100が巻取軸124に巻き取られる方向に該クランプ140,142を通り抜けることは許容するが、これと逆方向にシートベルト100が該クランプ140,142を通り抜けることは阻止するよう構成されている。そのため、このクランプ140,142でシートベルト100を挟持することにより、シートベルト100に対し巻取軸124に巻き取られる方向とは逆方向に外力が加えられても、シートベルト100が各シートベルト挿通口120,122から側外方に引き出されることが防止される。
【0012】
背もたれ部114の上部には、このクランプ140,142によるシートベルト100の挟持を解除するための解除レバー144が設けられている。この解除レバー144と各クランプ140,142とはケーブル146を介して連動するよう構成されており、解除レバー144を引き上げると、各クランプ140,142が開いてシートベルト100の挟持が解除され、解除レバー144を押し下げると各クランプ140,142が閉じてシートベルト100が該クランプ140,142に挟持されるようになる。なお、図中の符号148はこのケーブル146を案内するためのガイド部材を示している。
【0013】
このように構成されたチャイルドシート110を自動車の座席に固定するには、予め解除レバー144を引き上げて各クランプ140,142が開いた状態としておき、一方のシートベルト挿通口120又は122(図8では挿通口122)から他方のシートベルト挿通口122又は120(図8では挿通口120)にシートベルト100を引き通し、トング(図示略)をバックル(図示略)にラッチする。
【0014】
そして、該シートベルト挿通口120,122間に延在したシートベルト100を各クランプ140,142に引き通すと共に、その途中部分を巻取軸124の後端面からスリット124aに差し込む。次いで、解除レバー144を押し下げてシートベルト100を各クランプ140,142に挟持させる。
【0015】
その後、ハンドル136又は138を回転操作して巻取軸124を回転させ、該巻取軸124でシートベルト100を巻き取り、シートベルト100に十分な張力を加えてチャイルドシート110を自動車の座席にしっかりと固定する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
この米国特許第5,839,789号のチャイルドシート110にあっては、ラップベルト100a及びショルダーベルト100bから構成された三点式シートベルトで固定する際に、巻取軸124にショルダーベルト100bを巻き取って該ショルダーベルト100bに張力を加えると、該ショルダーベルト100bがショルダーアンカとトング(いずれも図示略)との間で一直線状になろうとして巻取軸124を上方に引張るので、チャイルドシート110の後部が上方に付勢されることになる。
【0017】
本発明は、三点式シートベルトのショルダーベルトによって自動車の座席に固定する場合であっても、座席にしっかりと固定されるチャイルドシートを提供することを目的とする。
【0018】
また、上記の米国特許第5,839,789号のチャイルドシート110にあっては、ハンドル136,138を回転操作して巻取軸124にシートベルト100を巻き取るに際し、十分にシートベルト100に張力が加えられたかどうか認識することが難しい。
【0019】
本発明は、シートベルトに所定の張力が確実に加えられるようにシートベルトを巻き取ることができるチャイルドシートを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
請求項1のチャイルドシートは、自動車の大人用シートベルトによって自動車の座席に固定設置されるチャイルドシートであって、該大人用シートベルトが差し込まれるスリットを有し、該スリットに大人用シートベルトが差し込まれた状態で回転することにより該大人用シートベルトを巻取って該大人用シートベルトに張力を加えるための巻取軸が設けられたチャイルドシートにおいて、前記巻取軸は上下方向に延在しており、前記スリットとして、大人用シートベルトのラップベルトが差込可能なラップベルト用スリットと、大人用シートベルトのショルダーベルトが差込可能なショルダーベルト用スリットとが設けられており、該ショルダーベルト用スリットが該ラップベルト用スリットの上側に配置されていることを特徴とするものである。
【0021】
かかる請求項1のチャイルドシートにあっては、巻取軸は上下方向に延在されており、ショルダーベルト用スリットがラップベルト用スリットの上方に配置されているので、ショルダーベルトを該ショルダーベルト用スリットに差し込んで巻取軸で巻き取ったときに、該ショルダーベルトがショルダーアンカからトングにかけてほぼ一直線状に延在する。これにより、ショルダーベルトがチャイルドシートを上方に引き上げることがなく、チャイルドシートの姿勢が安定する。
【0022】
このチャイルドシートにおいては、ショルダーベルト用スリットとラップベルト用スリットとは隣接して配置されており、共通のベルト出入口を介して該ショルダーベルト用スリットとラップベルト用スリットとが連通している構成とすることが好ましい(請求項2)。
【0023】
このような構成とした場合には、ラップベルトをショルダーベルト用スリットに、又はショルダーベルトをラップベルト用スリットに差し込んでこれらを巻取軸によって巻き取るときに、各ベルトの張力により、ラップベルトはラップベルト用スリットに、ショルダーベルトはショルダーベルト用スリットにそれぞれ移動するようになる。
【0024】
請求項3のチャイルドシートは、自動車の大人用シートベルトによって自動車の座席に固定設置されるチャイルドシートであって、該大人用シートベルトが差し込まれるスリットを有し、該スリットに大人用シートベルトが差し込まれた状態で回転することにより該大人用シートベルトを巻取って該大人用シートベルトに張力を加えるための巻取軸が設けられたチャイルドシートにおいて、前記巻取軸は上下方向に延在しており、該巻取軸に規定以上の巻取トルクが加えられることを防止するための巻取トルク制限手段を有していることを特徴とするとするものである。
【0025】
かかる請求項3のチャイルドシートにあっては、シートベルトが確実に規定張力となるように巻き取ることができる。また、巻取軸に過大な巻取トルクが加えられることが防止される。
【0026】
このチャイルドシートにおいては、巻取軸を回転させるためのハンドルが設けられており、前記巻取トルク制限手段は、所定以上のトルクが該ハンドルに加えられると該ハンドルを空転させるものである構成とすることが好ましい。このように構成することにより、シートベルトの巻取完了を操作者がハンドルの空転により感取することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0028】
図1は本発明の実施の形態に係るチャイルドシートの後方からの斜視図、図2はこのチャイルドシートの前方からの斜視図、図3は巻取軸の回転機構を示す斜視図、図4及び図5は巻取軸にシートベルトを掛けた状態を示す要部斜視図であり、図6及び図7は巻取軸にシートベルトを掛けた状態を示すチャイルドシートの後方からの全体斜視図である。なお、図4及び図6は巻取軸のショルダーベルト用スリットに三点式シートベルトのショルダーベルトを差し込んだ状況を示し、図5及び図7は巻取軸のラップベルト用スリットに二点式シートベルトのラップベルトを差し込んだ状況を示している。
【0029】
チャイルドシート10は自動車の大人用シートベルト1(ラップベルト1a及びショルダーベルト1b)により自動車の座席(図示略)に固定設置されるものである。
【0030】
シートベルト1は、図示はしないが、基端側がリトラクタに巻取可能に連結され、先端側がラップアンカを介して車体に連結され、途中部分がショルダーアンカに掛通された公知の構成のものである。このシートベルト1はトング(図示略)のベルト挿通口に挿通されており、トングよりもショルダーアンカ側がショルダーベルト1bであり、ラップアンカ側がラップベルト1aである。周知の通り、トングをバックルに装着した状態にあっては、ショルダーベルト1bは、シートバックに沿って、トングとショルダーアンカとの間に斜めに引き回される。また、ラップベルト1aは、シートクッションとシートバックとの交叉隅部付近に沿って、トング、ラップアンカ間に横引き状に引き回される。
【0031】
このチャイルドシート10は、子供乗員が座る座部12及び背もたれ部14と、該背もたれ部14の背面の左右両側縁から後方に突設されたリブ16,18と、該リブ16,18にそれぞれ設けられた大人用シートベルト挿通口20,22と、該シートベルト挿通口20,22同士の中間付近に配置された大人用シートベルト巻取用の巻取軸24とを備えている。
【0032】
該巻取軸24は背もたれ部14に沿って上下方向に延在している。この巻取軸24には、大人用シートベルトを構成するラップベルト1a及びショルダーベルト1bをそれぞれ差し込むためのラップベルト用スリット24a及びショルダーベルト用スリット24bが設けられている。該ショルダーベルト用スリット24bはラップベルト用スリット24aよりも上側に配置されている。また、このラップベルト用スリット24aとショルダーベルト用スリット24bとは上下方向に隣接して配置されており、且つ共通のベルト出入口24cを介して連通している。
【0033】
なお、このラップベルト用スリット24a及びショルダーベルト用スリット24bは、図4及び図5に示す通り、それぞれ巻取軸24をその直径方向に貫通するものであり、該巻取軸24の軸心方向(上下方向)に延在している。この実施の形態では、該ラップベルト用スリット24aとショルダーベルト用スリット24bとは、該巻取軸24の軸心方向に一直線状に形成されている。ベルト出入口24cは、該ラップベルト用スリット24aとショルダーベルト用スリット24bの中間位置の巻取軸24の側周面を切欠くようにして形成されている。
【0034】
該リブ16,18は、それぞれ背もたれ部14の背面に沿って上下方向に延在しており、各シートベルト挿通口20,22も、該背もたれ部14に沿って上下方向に延在している。各シートベルト挿通口20,22は、図6及び図7に示すように、一方のシートベルト挿通口20又は22から他方のシートベルト挿通口22又は20にシートベルト1を挿通してトングをバックルにラッチした状態において、ラップベルト1aをシートクッションの上面と略平行に延在させ、且つショルダーベルト1bをショルダーアンカから該トングにかけて略一直線状に延在させる大きさ及び配置とされている。
【0035】
前記ラップベルト用スリット24aは、このようにシートベルト挿通口20,22間でラップベルト1aが自動車のシートクッションの上面と略平行に延在した状態で、該ラップベルト1aをこのラップベルト用スリット24aに差し込みうる高さに配置されている。また、ショルダーベルト用スリット24bは、該シートベルト挿通口20,22に引き通されたショルダーベルト1bがショルダーアンカからトングまで略一直線状に延在した状態で、該ショルダーベルト1bをこのショルダーベルト用スリット24bに差し込みうる高さに配置されている。
【0036】
前記巻取軸24の上端側は、背もたれ部14の背面に取り付けられたブラケット26にその軸心回りに回転可能に保持されている。また、巻取軸24の下端側は、該背もたれ部14の下部に設けられたメカボックス28内に挿入されている。このメカボックス28内に配置された該巻取軸24の下端部には、後述のウォームギヤ34が噛合したウォームホイール30が固着されている。
【0037】
該メカボックス28は、左右のリブ16,18の下端部同士の間に配置されており、このメカボックス28の両側面が該リブ16,18の対向面に接合されている。このメカボックス28の両側面と該リブ16,18とを左右方向に貫通するように、後述のウォームシャフト32を挿通するための挿通孔(図示略)が設けられている。
【0038】
図3に示すように、このメカボックス28内には、巻取軸24の下端部(ウォームホイール30)と隣接して、該巻取軸24の延在方向と直交する左右方向に延在したウォームシャフト32が配置されている。このウォームシャフト32には、該ウォームホイール30と噛合したウォームギヤ34が固着されている。このウォームシャフト32の両端は、メカボックス28の両側面と左右のリブ16,18とを貫通してチャイルドシート10の左右側方に延出している。このウォームシャフト32の両端には、それぞれ、該ウォームシャフト32をその軸心回りに回転操作するためのハンドル36,38が取り付けられている。このハンドル36,38には、それぞれ該ハンドル36,38の回転操作を容易化するためのノブ40(後述の図10,11参照)が設けられている。
【0039】
図3の符号26aは巻取軸24の上端部が枢着されたベアリングを示している。また、符号28aはウォームシャフト32を保持するためのブラケットを示し、符号28bは、このブラケット28aに設けられたウォームシャフト枢支用のベアリングを示している。
【0040】
該ハンドル36又は38を回転操作することにより、ウォームシャフト32、ウォームギヤ34及びウォームホイール30を介して巻取軸24が回転し、ラップベルト用スリット24aに差し込まれたラップベルト1a又はショルダーベルト用スリット24bに差し込まれたショルダーベルト1bが該巻取軸24に巻き取られる。巻取軸24は、ウォームホイール30及びウォームギヤ34のセルフロッキング作用により、ラップベルト1a又はショルダーベルト1bをこの巻取軸24に巻き取った後に該ハンドル36又は38から手を離しても、各ベルト1a,1bの張力によってベルト巻取方向と逆方向に回転することがない。これにより、巻取軸24にラップベルト1aやショルダーベルト1bを巻き取った後のベルト緩みが防止される。
【0041】
この実施の形態では、ハンドル36,38は、それぞれ巻取トルク制限用のトルクリミッタ付きトルククラッチ50を介してウォームシャフト32に連結されている。このトルククラッチは、巻取軸24にラップベルト1a又はショルダーベルト1bが十分に巻き取られてこれらのベルト1a,1bに規定の張力が加えられた後で、さらにハンドル36,38がシートベルト巻取方向に回転操作されると滑動して巻取軸24にそれ以上の巻取トルクが加えられることを阻止するよう構成されている。
【0042】
次に、図10〜図15を参照してこのハンドル36,38及びトルククラッチ50の構成をより詳しく説明する。
【0043】
図10及び図11は、それぞれノブ40収容状態及び使用可能状態におけるハンドル36の斜視図である。図12及び図13は、それぞれハンドル36の表側及び裏側から見た該ハンドル36及びトルククラッチ50の分解斜視図である。また、図14及び図15は、それぞれ、ハンドル36に加えられたトルクが設定値以下のとき及び設定値を超えたときのトルククラッチの作動説明図であり、(a)図はハンドル36の平面図、(b)図は(a)図のB−B線に沿う断面図、(c)図は(b)図のC部分の拡大図である。なお、図10〜図15にはハンドル36のみ図示されているが、この実施の形態では、ハンドル38はこのハンドル36と同一の構成となっているため、説明を省略する。
【0044】
ハンドル36は、裏側の端面が開放した略々円筒形容器状のハンドルケース36aと、該ハンドルケース36aの裏側開放部に取り付けられたカバー36bと、該ハンドルケース36aの表側の端面に設けられたノブ40保持用のアーム36cとを有している。このハンドルケース36a内にトルククラッチ50が収容されている。また、ウォームシャフト32は、該カバー36bの透口36dからこのハンドルケース36a内に挿入されている。
【0045】
該ハンドルケース36aの表側の端面には、アーム36cがその長手方向を該ハンドルケース36aの直径方向として係合可能な溝36eが延設されている。この溝36eの一端は、ハンドルケース36aの側周面を切欠くようにして形成されたノブ収容部36fに臨んでいる。
【0046】
アーム36cは、ハンドルケース36aの端面の半径とほぼ同じ長さを有している。このアーム36cの一端側(基端側)は該端面の中央付近の溝36e内に枢支されており、該アーム36cは、図10,11に示す通り、該基端側を回動中心として溝36eの一半側及び他半側に選択的に係合しうるように回動可能となっている。ノブ40は、このアーム36cの他端側(先端側)がノブ収容部36fに臨むように該アーム36cが溝36e内に係合したときに該ノブ収容部36f内に収容されるようにアーム36cの該先端側に枢着されている。
【0047】
なお、図10,11の符号36gは、ノブ40を収容部36fに収容した状態と、ノブ40を収容部36fから引き出して使用可能にした状態とにアーム36cを溝36e内に係止するための係止部材を示している。また、図12の符号40aは該ノブ40をアーム36cに枢着するための枢着ボルトを示し、符号36hはカバー36bをハンドルケース36aに固着するためのビスを示している。
【0048】
トルククラッチ50は、ウォームシャフト32の先端に固設された第1クラッチ板52と、該第1クラッチ板52と対面配置された第2クラッチ板54と、該第2クラッチ板54を第1クラッチ板52に押し付けるためのクラッチスプリング56とを有している。該第1クラッチ板52と第2クラッチ板54の対向する板面には、それぞれ、互いに係合可能な三角凸形状の山部52a,54aが鋸歯状に多数突設されている。この山部52a,54aは、図12及び図13に示す通り、それぞれ該クラッチ板52,54の板面にウォームシャフト32と同心状に同一半径の円を描くように配列されている。
【0049】
該第1クラッチ板52は、カバー36bの内側に凹設された第1クラッチ板保持部36j内に保持されている。また、該第2クラッチ板54は、ハンドルケース36a内に設けられた第2クラッチ板保持部36k内に保持されている。
【0050】
該第2クラッチ板保持部36kの内側には、該第2クラッチ板54を第1クラッチ板52に対し接離する方向に移動するように案内すると共に、該第2クラッチ板54とハンドルケース36aとが一体的に回転するよう両者を連繋するための凸条36lが設けられている。この凸条36lは、第2クラッチ板54の側端面に凹設された案内溝54bに摺動可能に係合している。
【0051】
クラッチスプリング56は、圧縮状態(蓄力状態)にて該第2クラッチ板54と第2クラッチ板保持部36kの底面との間に配置されている。ハンドルケース36aを回転操作すると、該ハンドルケース36aと一体的に回転する第2クラッチ板54の山部54aが第1クラッチ板52の山部52aを乗り越えようとし、これによって第2クラッチ板54が第1クラッチ板52から離反しようとするが、このクラッチスプリング56は、ハンドル36に設定値(例えば10kgf・cm)を超える回転トルクが加えられるまでは第2クラッチ板54を第1クラッチ板52から離反しないように押え付けて山部54aが山部52aを乗り越えられないようにすることができる付勢力(ばね定数)を有している。
【0052】
このように構成されたトルククラッチ50にあっては、ハンドル36に加えられた回転トルクが設定値以下のときには、図14に示すように、クラッチスプリング56の付勢力により、山部54aが山部52aを乗り越えられず、両者が係合した状態が維持されるので、第1クラッチ板52と第2クラッチ板54とが一体的に回転し、該ハンドル36に加えられた回転トルクがウォームシャフト32に伝達されてウォームシャフト32が回転する。
【0053】
また、ハンドル36に加えられた回転トルクが設定値を超えたときには、図15に示すように、山部54aがクラッチスプリング56からの付勢力に抗して第2クラッチ板54を第1クラッチ板52から離反させつつ山部52aを乗り越える。これにより、ハンドル36が空転し、該ハンドル36に加えられた設定値以上の回転トルクがウォームシャフト32に伝達されることが阻止される。
【0054】
以下に、このチャイルドシート10の座席への設置手順について説明する。
【0055】
自動車の大人用シートベルト1がラップベルト1aのみから構成された、所謂二点式シートベルトの場合には、図7に示すように、チャイルドシート10を自動車の座席に載置した後、一方のシートベルト挿通口20又は22(図7ではシートベルト挿通口22)から他方のシートベルト挿通口22又は20(図7ではシートベルト挿通口20)にラップベルト1aを引き通し、該ラップベルト1aの先端に連結されたトングをバックルにラッチする。次いで、該シートベルト挿通口20,22間のラップベルト1aの途中部分をベルト出入口24cから下側のラップベルト用スリット24aに差し込む。
【0056】
その後、ハンドル36又は38を回転操作して巻取軸24を回転させ、ラップベルト1aに十分な張力が加えられるまで該巻取軸24にラップベルト1aを巻き取る。これにより、チャイルドシート10がラップベルト1aによって自動車の座席にしっかりと固定されるようになる。
【0057】
自動車の大人用シートベルト1がラップベルト1aとショルダーベルト1bとから構成された、所謂三点式シートベルトの場合には、図6に示すように、チャイルドシート10を自動車の座席に載置し、一方のシートベルト挿通口20又は22(図6ではシートベルト挿通口22)から他方のシートベルト挿通口22又は20(図6ではシートベルト挿通口20)にラップベルト1a及びショルダーベルト1bを引き通し、トングをバックルにラッチした後、該シートベルト挿通口20,22間のショルダーベルト1bの途中部分をベルト出入口24cから上側のショルダーベルト用スリット24bに差し込む。この場合には、ラップベルト1aはラップベルト用スリット24aに差し込まない。
【0058】
その後、ハンドル36又は38を回転操作して巻取軸24を回転させ、ラップベルト1a及びショルダーベルト1bに十分な張力が加えられるまで該巻取軸24にショルダーベルト1bを巻き取る。これにより、チャイルドシート10が該ラップベルト1a及びショルダーベルト1bによって自動車の座席にしっかりと固定されるようになる。
【0059】
このチャイルドシート10にあっては、前述の通り、巻取軸24は上下方向に延在されており、ラップベルト1aがシートベルト挿通口20,22間で自動車の座席のシートクッションと略平行に延在した状態で該ラップベルト1aを差し込みうる高さにラップベルト用スリット24aが配置されていると共に、これよりも上方の、ショルダーベルト1bがショルダーアンカからトングにかけて略一直線状に延在した状態で該ショルダーベルト1bを差し込みうる高さにショルダーベルト用スリット24bが配置されている。
【0060】
このため、ショルダーベルト1bをショルダーベルト用スリット24bに差し込んで巻取軸24で巻き取った後は、該ショルダーベルト1bはショルダーアンカからトングにかけて略一直線状に延在するので、該ショルダーベルト1bがチャイルドシート10を上方に引き上げることがなく、チャイルドシート10の姿勢が安定する。
【0061】
この実施の形態では、該ラップベルト用スリット24aとショルダーベルト用スリット24bとが共通のベルト出入口24cを介して上下に連通している。そのため、ラップベルト1aをショルダーベルト用スリット24bに、又はショルダーベルト1bをラップベルト用スリット24aに差し込むと、シートベルトリトラクタから加えられる張力により、ラップベルト1aはラップベルト用スリット24aに、ショルダーベルト1bはショルダーベルト用スリット24bにそれぞれ移動するようになる。このため、その後スムーズにラップベルト1a又はショルダーベルト1bを巻き取ることができる。
【0062】
この実施の形態では、ハンドル36,38がトルククラッチ50を介してウォームシャフト32に連結されており、前述の通り、ラップベルト1a及びショルダーベルト1bに規定の張力が加えられるまでこれらを巻取軸24に巻き取ると、該ハンドル36,38が空転するように構成されているので、巻取軸24に過大な巻取トルクが加えられることが防止される。
【0063】
特に、このようなトルククラッチ50をハンドル36,38に設けたことにより、操作者はハンドル36,38の空転による振動や音を感取することにより、規定の張力となるように各ベルト1a,1bを巻き取ったことを容易に認識することができる。
【0064】
上記の実施の形態は本発明の一例であり、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、巻取トルク制限手段としては、トルククラッチ50のようにシートベルトが規定の張力となったときに物理的にそれ以上のシートベルトの巻き取りを停止する構成以外のものであってもよい。例えば、巻取軸に加えられた巻取トルクを検出するためのトルクセンサ(例えば歪ゲージ)を設けると共に、このトルクセンサによる検出トルクが設定値に達したときに発光するインジケータランプや、該トルクセンサの検出トルクを数値等で示すモニターなどを設けて操作者にシートベルトの巻き取りの完了を認識させる構成としてもよい。なお、この設定値を変更する手段を設けてもよい。
【0065】
【発明の効果】
以上の通り、請求項1のチャイルドシートによると、三点式シートベルトのショルダーベルトによって該チャイルドシートを自動車の座席に固定する場合であっても、該チャイルドシートはしっかりと座席に固定される。
【0066】
また、請求項3のチャイルドシートによると、シートベルトに所定の張力が確実に加えられるようにシートベルトを巻き取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るチャイルドシートの後方からの斜視図である。
【図2】図1のチャイルドシートの前方からの斜視図である。
【図3】図3は巻取軸の回転機構を示す斜視図である。
【図4】巻取軸にシートベルトを掛けた状態を示す要部斜視図である。
【図5】巻取軸にシートベルトを掛けた状態を示す要部斜視図である。
【図6】巻取軸にシートベルトを掛けた状態を示すチャイルドシートの後方からの全体斜視図である。
【図7】巻取軸にシートベルトを掛けた状態を示すチャイルドシートの後方からの全体斜視図である。
【図8】従来例に係る米国特許第5,839,789号のチャイルドシートの背面図である。
【図9】図8のチャイルドシートの底部の巻取軸回転機構の構成を示す斜視図である。
【図10】ノブ収容状態におけるハンドルの斜視図である。
【図11】ノブ使用可能状態におけるハンドルの斜視図である。
【図12】ハンドルの表側から見た該ハンドル及びトルククラッチの分解斜視図である。
【図13】ハンドルの裏側から見た該ハンドル及びトルククラッチの分解斜視図である。
【図14】ハンドルに加えられたトルクが設定値以下のときのトルククラッチの作動説明図である。
【図15】ハンドルに加えられたトルクが設定値を超えたときのトルククラッチの作動説明図である。
【符号の説明】
1 シートベルト
1a ラップベルト
1b ショルダーベルト
10 チャイルドシート
12 座部
14 背もたれ部
16,18 リブ
20,22 シートベルト挿通口
24 巻取軸
24a ラップベルト用スリット
24b ショルダーベルト用スリット
24c ベルト出入口
30 ウォームホイール
32 ウォームシャフト
34 ウォームギヤ
36,38 ハンドル
40 ノブ
50 トルククラッチ
52 第1クラッチ板
52a 山部
54 第2クラッチ板
54a 山部
56 クラッチスプリング

Claims (6)

  1. 自動車の大人用シートベルトによって自動車の座席に固定設置されるチャイルドシートであって、
    該大人用シートベルトが差し込まれるスリットを有し、該スリットに大人用シートベルトが差し込まれた状態で回転することにより該大人用シートベルトを巻取って該大人用シートベルトに張力を加えるための巻取軸が設けられたチャイルドシートにおいて、
    前記巻取軸は上下方向に延在しており、
    前記スリットとして、大人用シートベルトのラップベルトが差込可能なラップベルト用スリットと、大人用シートベルトのショルダーベルトが差込可能なショルダーベルト用スリットとが設けられており、
    該ショルダーベルト用スリットが該ラップベルト用スリットの上側に配置されていることを特徴とするチャイルドシート。
  2. 請求項1において、前記ショルダーベルト用スリットとラップベルト用スリットとは隣接して配置されており、共通のベルト出入口を介して該ショルダーベルト用スリットとラップベルト用スリットとが連通していることを特徴とするチャイルドシート。
  3. 自動車の大人用シートベルトによって自動車の座席に固定設置されるチャイルドシートであって、
    該大人用シートベルトが差し込まれるスリットを有し、該スリットに大人用シートベルトが差し込まれた状態で回転することにより該大人用シートベルトを巻取って該大人用シートベルトに張力を加えるための巻取軸が設けられたチャイルドシートにおいて、
    前記巻取軸は上下方向に延在しており、
    該巻取軸に規定以上の巻取トルクが加えられることを防止するための巻取トルク制限手段を有していることを特徴とするチャイルドシート。
  4. 請求項3において、前記巻取軸を回転させるためのハンドルが設けられており、前記巻取トルク制限手段は、所定以上のトルクが該ハンドルに加えられると該ハンドルを空転させるものであることを特徴とするチャイルドシート。
  5. 請求項3又は4において、前記巻取軸(24)の下端部にウォームホイール(30)が固着されており、
    該巻取軸(24)の延在方向と直交する左右方向にウォームシャフト(32)が配置され、該ウォームシャフト(32)には該ウォームホイール(30)と噛合したウォームギヤ(34)が固着されており、
    該ウォームシャフト(32)の両端はチャイルドシート(10)の左右側方に延出し、該両端にハンドル(36,38)が取り付けられていることを特徴とするチャイルドシート。
  6. 請求項5において、該ハンドル(36,38)は、裏側の端面が開放した容器状のハンドルケース(36a)と、該ハンドルケース(36a)の裏側開放部に取り付けられたカバー(36b)を有しており、
    前記巻取トルク制御手段は、該ウォームシャフト(32)の先端に固設された第1クラッチ板(52)と、該第1クラッチ板(52)と対面配置された第2クラッチ板(54)と、該第2クラッチ板(54)を該第1クラッチ板(52)に押し付けるためのクラッチスプリング(56)とを有するトルククラッチ(50)であり、
    該第1クラッチ板(52)と該第2クラッチ板(54)の対向する板面には、それぞれ、互いに係合可能な三角凸形状の山部(52a,54a)が、該ウォームシャフト(32)と同心状に同一半径の円を描くように鋸歯状に突設されており、
    該第1クラッチ板(52)は、該カバー(36b)の内側に凹設された第1クラッチ板保持部(36j)内に保持され、該第2クラッチ板(54)は、該ハンドルケース(36a)内に設けられた第2クラッチ板保持部(36k)内に保持されており、
    該第2クラッチ板保持部(36k)の内側には、該第2クラッチ板(54)を該第1クラッチ板(52)に対し接離する方向に移動するように案内すると共に、該第2クラッチ 板(54)と該ハンドルケース(36a)とが一体的に回転するよう両者を連繋するための凸条(36l)が設けられ、この凸条(36l)は、該第2クラッチ板(54)の側端面に凹設された案内溝(54b)に摺動可能に係合しており、
    該クラッチスプリング(56)は、圧縮された蓄力状態にて該第2クラッチ板(54)と該第2クラッチ板保持部(36k)の底面との間に配置されていることを特徴とするチャイルドシート。
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