JP4106727B2 - イメージセンサユニットの検査方法および検査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、焦点検出用のイメージセンサユニットの検査方法および検査装置に関する。特に、本発明は、イメージセンサユニットの焦点検出用光学系側に異物が存在するか否かを検査する検査技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カメラの焦点検出装置として、瞳分割位相差方式を用いたものが知られている。
【0003】
(焦点検出装置の構成について)
図10は、この種の焦点検出装置の内部光路を説明する図である。
図10において、カメラの撮影光学系10のフィルム等価面(一次結像面ともいう)Zの近傍に、赤外光などをカットするバンドパスフィルタ11と、焦点検出エリアを決定する視野マスク12とが配置される。この視野マスク12の後方には、フィールドレンズ13を介して、一対の絞り開口を設けた絞りマスク14が配置される。この絞りマスク14の後方には、一対のセパレータレンズ15が配置される。このセパレータレンズ15の後方にはイメージセンサ17が配置される。このようなイメージセンサ17の上には、一対の受光素子列17a,17bが設けられる。
【0004】
図11は、上記した焦点検出装置を構成するイメージセンサユニット20の分解図である。図11に示すように、ハウジング21に、上記したバンドパスフィルタ11と、視野マスク12と、フィールドレンズ13と、絞りマスク14と、セパレータレンズ15とが一体に組み込まれ、焦点検出用光学系16を構成する。さらに、この焦点検出用光学系16に対してイメージセンサ17を一体に組み込むことにより、イメージセンサユニット20が構成される。
【0005】
図12は、上記したイメージセンサ17の構造を説明する分解図である。
図12(1)に示すタイプのイメージセンサ17は、受光素子列17a,17bを形成した半導体基板BSと、半導体基板BSを保持するパッケージPKGと、パッケージPKGの上面を封止するガラス板SGとから構成される。
図12(2)に示すタイプのイメージセンサ17は、上記したパッケージPKGやガラス板SGの代わりに、半導体基板BSの全体を透明な樹脂性パッケージTPKGで覆ったものである。
【0006】
(焦点検出動作の説明)
以下、上記構成の焦点検出装置について、焦点検出動作を概略説明する。
まず、撮影光学系10を通過した被写体光束は、フィルム等価面Zの付近で一旦結像する。視野マスク12は、この被写体像の内、焦点検出エリア以外の領域を遮蔽する。焦点検出エリアに範囲限定された通過光束は、フィールドレンズ13を通過した後、絞りマスク14に到達する。絞りマスク14は、通過光束を瞳分割して一対の分割光束を形成する。一対の分割光束は、一対のセパレータレンズ15によりそれぞれアオリ結像され、イメージセンサ17上の受光素子列17a,17b上に、間隔の離れた一対の光像を形成する。
【0007】
受光素子列17a,17bは、一対の光像をそれぞれ光電変換し、画素列データを生成する。カメラ内のマイクロプロセッサは、これらの画素列データについて相関演算を行い、画素列データの相対的なズレ量およびズレ方向を検出する。このズレ量に換算係数を乗じることによりデフォーカス量が算出される。
ところで、上記した受光素子列17a,17bは、受光画素ごとに感度がばらつく。このような感度不均一性に伴って、画素列データの相関が低くなる。その結果、焦点検出精度の低下を生じ、ひいては偽合焦などの不具合を生じる。
【0008】
(画素列データの感度補正について)
このような不具合を回避するため、画素列データの相関演算に先だって、画素列データの感度補正が行われる。以下、感度補正に使用される補正係数の計測工程について説明する。
図13(1)は、組み立てを完了したイメージセンサユニット20に一様照度の光を照射した状態で、受光素子列17aから出力される画素列データa[1]...a[n]を実測した結果を示す図である。
【0009】
図中に示される小さな凹凸が、感度不均一性に起因する固定パターンノイズである。また周辺部における出力低下は、レンズの周辺光量低下やケラレなどに起因するものである。
この実測データに基づいて、
H[i]=MAX(a[1]...a[n])/a[i] ・・・(1)
ただし、i=1...n
を算出する。このように求めた補正係数は、工場出荷時、カメラ内のEEPROMなどのメモリに記録される(なお、受光素子列17bについても、同様の処理を行う)。
【0010】
カメラ内のマイクロプロセッサは、記録済みの補正係数H[i]を、焦点検出時に得る画素列データa[i]に掛けることにより、図13[2]に示すような補正後の画素列データa[i]を得ることができる。このように感度補正された画素列データに基づいて相関演算を行うことにより、デフォーカス量を高精度に検出することが可能となる。
【0011】
(イメージセンサ17内の異物の影響について)
ところで、図12(1)に示したようなイメージセンサ17では、パッケージPKGをガラス板SGで封止する際にゴミを挟み込んでしまうことがある。また、図12(2)に示したようなイメージセンサ17では、樹脂性パッケージTPKGの樹脂内にゴミや気泡を封入してしまうことがある。
これらの異物は、イメージセンサ17内で固定され、動くことがない。そのため、これらの異物は、受光素子列17a,17bの面上に、一定不変な影やフレアを投影する。このような影やフレアによる固定パターンノイズも、上記の補正係数を用いることにより、感度不均一性と同様に簡単に除去することができる。
【0012】
(焦点検出用光学系16側の異物の影響について)
一方、焦点検出用の光学系に、異物が付着する場合がある。このような異物の内、特にバンドパスフィルタ11の辺りに付着した異物(ゴミや指紋など)は、フィルム等価面Zに近いため、受光素子列17a,17bの面上に異物の影を鮮明に投影する。
【0013】
このような異物の影も、工場出荷時の補正係数を用いて除去することができる。しかしながら、焦点検出用の光学系に付着した異物は、時間経過と共に取れたり、動くことがある。その場合、図14(1)に示すように、画素列データから異物の影が消えてしまう。このような画素列データを、工場出荷時の補正係数で補正した場合、図14(2)に示すように、異物の影がかかっていた部分が反対に突出してしまう。
【0014】
このような画素列データの突出部により、焦点検出精度の低下や偽合焦が生じたり、ひいては焦点検出の信頼性判定が低くなって焦点検出不可能となるなどの不具合が生じる。
以上のような理由から、イメージセンサ17側の固定された異物については、そのまま補正係数の実測を行うことが好ましい。一方、焦点検出用光学系に付着した異物については、できる限り除去することが好ましい。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来は、補正係数の測定中に異物の影を見つけても、イメージセンサ側の異物か、焦点検出用光学系に付着した異物かを正確かつ迅速に判断することが非常に困難であった。
そのため、上記のような異物に対する正しい処置を的確にとることができないという問題点があった。
そこで、発明では、焦点検出用光学系に付着した異物か否かを判定することができる検査方法を提供することを目的とする。
また、本発明では、上記の検査方法のための検査装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
第1の発明のイメージセンサユニットの検査方法は、光強度分布に対応した画像信号を出力する受光素子を封止したイメージセンサと焦点検出用光学系とを組み立てた焦点検出用のイメージセンサユニットに関して、前記焦点検出用光学系における異物の有無を検査する方法であって、前記イメージセンサユニットの組み立てを完了する前に、前記イメージセンサに前記焦点検出用光学系を介することなく光を照射して、前記イメージセンサからの画像信号を第1画像信号として得る第1検査ステップと、前記イメージセンサユニットの組み立てを完了する前に、前記イメージセンサに前記焦点検出用光学系を介して光を照射して、前記イメージセンサからの画像信号を第2画像信号として得る第2検査ステップと、前記第1画像信号から求めた前記イメージセンサの感度に関する補正係数によって前記第2画像信号を補正し、該補正した第2画像信号に基づいて前記焦点検出用光学系に異物が存在しているか否かを判定する判定ステップとを有することを特徴とする。
【0017】
第2の発明は、第1の発明において、前記判定ステップは、前記補正した第2画像信号によるコントラスト値が所定値を上回る場合に、前記焦点検出用光学系に異物が存在していると判定することを特徴とする。
【0018】
第3の発明は、第2の発明において、前記イメージセンサは、一対の前記受光素子を有するものであり、前記第1検査ステップと前記第2検査ステップは、前記一対の受光素子のそれぞれについて前記第1画像信号と前記第2画像信号を得るものであり、前記判定ステップは、前記一対の受光素子それぞれについて、前記第1画像信号に基づいて前記第2画像信号を補正し、該補正したデータの少なくとも一方が所定値を上回る場合に、前記焦点検出用光学系に異物が存在していると判定することを特徴とする。
【0019】
第4の発明は、第1乃至第3の発明のいずれかにおいて、前記第1検査ステップにおいて前記イメージセンサ単体に照射する光の入射角度は、前記第2検査ステップにおいて前記イメージセンサに前記焦点検出用光学系を介して照射する光の入射角度にほぼ等しいことを特徴とする。
第5の発明は、第1乃至第3の発明のいずれかにおいて、前記第1検査ステップにおいて前記イメージセンサ単体に照射する光は、ほぼ平行光であることを特徴とする。
【0020】
また、第6の発明のイメージセンサユニットの検査装置は、光強度分布に対応した画像信号を出力する受光素子を封止したイメージセンサと焦点検出用光学系とを組み立てた焦点検出用のイメージセンサユニットに関して、前記焦点検出用光学系における異物の有無を検査する検査装置であって、前記イメージセンサユニットの組み立てを完了する前に、前記イメージセンサに前記焦点検出用光学系を介することなく光を照射して、前記イメージセンサからの画像信号を第1画像信号として得る第1検査手段と、前記イメージセンサユニットの組み立てを完了する前に、前記イメージセンサに前記焦点検出用光学系を介して光を照射して、前記イメージセンサからの画像信号を第2画像信号として得る第2検査手段と、前記第1画像信号から求めた前記イメージセンサの感度に関する補正係数によって前記第2画像信号を補正し、該補正した第2画像信号に基づいて前記焦点検出用光学系に異物が存在しているか否かを判定する判定手段とを備えたことを特徴とする。
【0021】
第7の発明は、第6の発明において、前記判定手段は、前記補正した第2画像信号によるコントラスト値が所定値を上回る場合に、前記焦点検出用光学系に異物が存在していると判定することを特徴とする。
【0022】
第8の発明は、第7の発明において、前記イメージセンサは、一対の前記受光素子を有するものであり、前記第1検査手段と前記第2検査手段は、前記一対の受光素子のそれぞれについて前記第1画像信号と前記第2画像信号を得るものであり、前記判定手段は、前記一対の受光素子それぞれについて、前記第1画像信号に基づいて前記第2画像信号を補正し、該補正したデータの少なくとも一方が所定値を上回る場合に、前記焦点検出用光学系に異物が存在していると判定することを特徴とする。
【0023】
第9の発明は、第6乃至第8の発明のいずれかにおいて、前記第1検査手段において前記イメージセンサ単体に照射する光の入射角度は、前記第2検査手段において前記イメージセンサに前記焦点検出用光学系を介して照射する光の入射角度にほぼ等しいことを特徴とする。
第10の発明は、第6乃至第8の発明のいずれかにおいて、前記第1検査手段において前記イメージセンサ単体に照射する光は、ほぼ平行光であることを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、発明の実施の形態を説明する。
【0029】
<第1の実施形態>
第1の実施形態は、請求項1〜12に記載の発明に対応する実施形態である。
図1は、第1の実施形態に使用する検査装置の構成を説明するブロック図である。
図1において、第1照明部31は、光源Lp1とレンズLsとから構成される。この第1照明部31の照明下には、イメージセンサ17を単体で配置する第1ステージ31aが設けられる。この第1ステージ31aには、イメージセンサ17を駆動して画素列データを読み出すための回路(図示せず)も設けられる。この第1ステージ31aで読み出された画素列データ(第1画像信号に対応する)は、単体補正値算出部33に与えられる。
【0030】
一方、第2照明部41は、光源Lp2と拡散板WBとから構成される。この第2照明部41の照明下には、仮組み立てを完了したイメージセンサユニット20を配置するための第2ステージ41aが設けられる。この第2ステージ41aにも、イメージセンサユニット20に取り付けられたイメージセンサ17を駆動して、画素列データを読み出すための回路(図示せず)が設けられる。この第2ステージ41aで読み出された画素列データ(第2画像信号に対応する)は、補正演算部44に与えられる。
この補正演算部44は、単体補正値算出部33で求めた補正係数を取り込み、第2ステージ41aからの画素列データを補正した後、補正済みデータをゴミ検出部45に与える。ゴミ検出部45は、イメージセンサユニット20の焦点検出用光学系16に異物が付着しているか否かの判定結果を外部へ出力する。
【0031】
(イメージセンサ17単体に対する光の入射角度について)
ここで、上記した第1照明部31からイメージセンサ17単体に対する入射角度の設定条件について説明する。
図1は、イメージセンサ17に入射する光の角度を、焦点検出用光学系16を介してイメージセンサ17に入射する光の角度とほぼ等しく設定した場合を示した図である。この状態で、レンズLsは、第1ステージ31a上のイメージセンサ17に対し、一様照度の光を照射する。
【0032】
一方、図2(1)は、イメージセンサ17に拡散光を照射した場合を示した模式図である。この場合、異物(図中のTR)の影に拡散光が回り込むため、異物TRの影は消える。そのため、図2(2)に示すように、イメージセンサ17から出力される画素列データには、感度不均一性の凹凸のみで、異物の影を示す凹は現れない。
【0033】
また、図3(1)は、イメージセンサ17に平行光を照射する場合を示した図である。この場合、異物(図中のTR)で平行光が散乱/遮断されるため、異物TRの影が鮮明に現れる。そのため、図3(2)に示すように、イメージセンサ17から出力される画素列データには、感度不均一性の凹凸と異物の影を示す凹とが一緒に現れる。
【0034】
その他、異物の影の現れ方は、レンズLsのF値に依存しても変化する。すなわち、F値が大きい場合、イメージセンサ17に照射される各光束の空間角が狭くなるため、上記した平行光の条件に近づき、異物の影が鮮明に現れる。逆に、F値が小さい場合、イメージセンサ17に照射される各光束の空間角が広くなるため、上記した拡散光に条件が近づき、異物の影が不鮮明になる。
このような理由から、イメージセンサ17内の異物の影を最も鮮明に検出する場合には、平行光を照射することが好ましい。また、イメージセンサ17内の異物の影を正確に除去する場合には、焦点検出用光学系16と等しい入射角度(等しいF値)でイメージセンサ17単体に光を照射することが好ましい。
【0037】
(イメージセンサユニット20の検査工程について)
図4は、イメージセンサユニット20の検査工程を説明する流れ図である。
以下、図4を用いて、イメージセンサユニット20の検査工程を説明する。
まず、検査者は、イメージセンサ17を単体で第1ステージ31aに装着する(図4S1)。この状態で、第1照明部31が点灯され、イメージセンサ17に光が照射される(図4S2)。このときの照射光は、上記した入射角の設定条件に従って、略平行な光もしくは、焦点検出用光学系16側と略等しい入射角度の光に設定される。
【0038】
第1ステージ31aは、イメージセンサ17を駆動して、受光素子列17a,17bから画素列データa[i],b[i]を読み出す(図4S3)。
単体補正値算出部33は、この画素列データa[i],b[i]を取り込み、
CHa[i]=MAX(a[1]...a[n])/a[i] ・・・(2)
CHb[i]=MAX(b[1]...b[n])/b[i] ・・・(3)
ただし、i=1...n
を算出し、イメージセンサ17単体の補正係数CHa[i]、CHb[i]を求める(図4S4)。
【0039】
次に、検査者は、イメージセンサ17を第1ステージ31aから取り外す(図4S5)。検査者は、このイメージセンサ17を第2ステージ41aに装着する(図4S6)。この第2ステージ41aの上で、検査者は、イメージセンサ17に焦点検出用光学系16を取り付け、イメージセンサユニット20を仮に組み立てる(図4S7)。
【0040】
ここで、第2照明部41が点灯され、イメージセンサユニット20に光が照射される(図4S8)。
第2ステージ41aは、イメージセンサ17を駆動して、受光素子列17a,17bから画素列データa[i],b[i]を読み出す(図4S9)。
補正演算部44は、これらの画素列データa[i],b[i]と、単体補正値算出部33から取得した補正係数CHa[i]、CHb[i]とを用いて、
da[i]=CHa[i]×a[i] ・・・(4)
db[i]=CHb[i]×b[i] ・・・(5)
ただし、i=1...n
を算出し、補正済みデータda[i],db[i]を求める(図4S10)。
【0041】
ゴミ検出部45は、これらの補正済みデータda[i],db[i]を取り込み、
Cta=Σ|da[i]−da[i+1]| ・・・(6)
Ctb=Σ|db[i]−db[i+1]| ・・・(7)
ただし、i=1...n
を算出し、隣接画素間の輝度差を累積したコントラスト値Cta,Ctbを求める(図4S10)。
【0042】
なお、焦点検出用光学系16による周辺減光や電気系ノイズなどのため、補正済みデータda[i],db[i]には、画素列の全域にわたってわずかな変動が生じる。上式(6),(7)において、このような変動が全域にわたって累積された場合、コントラスト値Cta,Ctbの値が必要以上に大きくなるおそれがある。そこで、上式(6),(7)の算出に当たっては、隣接画素間の差分|da[i]−da[i+1]|,|db[i]−db[i+1]|がある程度小さい場合は、差分をゼロに置き換えて累積をとるとよい。このような演算により、わずかな変動の累積を、異物の影と誤検出するおそれがなくなる。
【0043】
ゴミ検出部45は、このように求めたコントラスト値Cta,Ctbについて、
(Cta<Cst)and(Ctb<Cst) ・・・(8)
上記の論理式(8)を満足するか否かを判定する(図4S12)。ここで、許容値Cstは、焦点検出動作に許容できるコントラスト値の上限に相当する値である。
【0044】
このような判定の結果、コントラスト値Cta,Ctbの少なくとも一方が、許容値Cstを上回った場合(図4S12のNO側)、ゴミ検出部45は、焦点検出用光学系16に異物が存在すると判断して、異常警報などを発する。この場合、検査者は、第2ステージ41aから焦点検出用光学系16(もしくはイメージセンサユニット20)を取り外して、焦点検出用光学系16の清掃処理を実行する(図4S13)。その後、ステップS6に戻って異物検査を再び繰り返す。
【0045】
一方、コントラスト値Cta,Ctbの両方が、許容値Cstを下回った場合(図4S12のYES側)、ゴミ検出部45は、焦点検出用光学系16に異物がないと判断し、正常を報せる。この場合、検査者は、補正係数の演算および記録などの作業を実行すると共に、焦点検出用光学系16とイメージセンサ17とを接着剤などで接着し、イメージセンサユニット20の組み立てを完了する(図4S14)。
【0046】
(第1の実施形態の効果など)
以上説明したような検査工程により、第1の実施形態では、焦点検出用光学系16側の異物を、イメージセンサ17内の異物と的確に区別して、検出することができる。
すなわち、焦点検出用光学系16側に異物が付着しているケースでは、図5(1)に示すように、イメージセンサ17単体で計測される画素列データに、異物の影は現れない。一方、図5(2)に示すように、イメージセンサユニット20で計測される画素列データに、異物の影が現れる。図5(3)は、これらの画素列データから求めた補正済みデータを示す図である。
【0047】
補正済みデータでは、感度不均一による感度変動が補正されるので、周辺減光による山形特性と異物の影とが明確に現れる。この異物の影の箇所で隣接画素との差分が大きく現れるため、コントラスト値Cta,Ctbは大きな値をとる。その結果、ゴミ検出部45は、焦点検出用光学系16に付着した異物を確実に検知することが可能となる。
【0048】
また一方、イメージセンサ17の樹脂内などに異物が封入されているケースでは、図6(1)(2)に示すように、両方の画素列データに異物の影が現れる。図6(3)は、これら両方の画素列データから求めた補正済みデータを示す図である。
補正済みデータでは、感度不均一による感度変動と異物の影とが補正されるので、周辺減光による山形特性のみが明確に現れる。周辺減光による山形特性はなだらかに変化するため、隣接画素との差分が小さく、コントラスト値Cta,Ctbはさほど大きくならない。そのため、ゴミ検出部45は、イメージセンサ17の樹脂内などに封入された異物を、焦点検出用光学系16に付着した異物と誤判断することがない。
【0049】
なお、上述した第1の実施形態では、焦点検出装置に使用されるイメージセンサユニット20について説明したが、これに限定されるものではない。このような検査方法および検査装置は、光学系とイメージセンサとを組み合わせたイメージセンサユニット全般に使用することができる。
また、上述した第1の実施形態では、イメージセンサ17単体で計測した画素列データに基づいて、イメージセンサユニット20で計測した画素列データを補正しているがこれに限定されるものではない。一般的には、両方の画素列データの差異比較を行うことにより、焦点検出用光学系16に付着した異物を検出することができる。例えば、両方の画素列データの差分を画素単位にとり、これら差分の絶対値を加算することより、差分累積値を求めてもよい。この場合、差分累積値には、周辺減光に起因する差分が含まれる。そのため、例えば、この差分累積値と、予め求めた「良品の差分累積値」との比較を行うことにより、焦点検出用光学系16に付着した異物か否かを的確に判定することができる。
【0050】
さらに、上述した第1の実施形態では、2種類の画素列データの計測用に、照明部とステージとを個別に設けているが、これに限定されるものではない。例えば、一つの照明部の前に拡散板WBを着脱自在に配置することにより、第1照明部31と第2照明部41とを一つの照明部で兼ねることができる。なお、さらに照射方向を変更自在にすることにより、多種類のイメージセンサユニットに柔軟に対応して検査を実行することが可能となる。また、単一のステージの上で、まずイメージセンサ17単体の計測を行った後、そのステージ上でイメージセンサユニット20の計測を引き続き実行することにより、第1ステージ31aと第2ステージ41aとを一つのステージで兼ねることもできる。
【0051】
また、上述した第1の実施形態では、検査者がイメージセンサ17の装着などを行っているが、これに限定されるものではない。例えば、予め決められたルートに沿って、イメージセンサ17の挿抜などを行うロボットアームを使用することにより、検査の自動化を図ることもできる。
次に、別の実施形態について説明する。
【0052】
<第2の実施形態>
図7は、第2の実施形態における検査装置の構成を説明するブロック図である。
図7において、照明部51は、光源Lpと拡散板WBとから構成される。この照明部51の照明下には、仮組み立てを完了したイメージセンサユニット20を配置するためのステージ51aが設けられる。このステージ51aには、イメージセンサユニット20に取り付けられたイメージセンサ17を駆動して、画素列データを読み出すための回路も設けられる。このステージ51aで読み出された画素列データは、相関演算部52に与えられる。
【0053】
この相関演算部52は、相関演算結果をゴミ検出部53に与える。ゴミ検出部53は、相関演算結果に基づいて、イメージセンサユニット20の焦点検出用光学系16に異物が付着しているか否かの判定結果を外部へ出力する
【0054】
このような構成では、まず、検査者が、照明部51を点灯して、イメージセンサユニット20に光を照射する。
【0055】
このとき、焦点検出用光学系16内のバンドパスフィルタ11付近に指紋などの異物がついていた場合、異物の影が焦点検出用光学系16を介して分割結像されるため、受光素子列17a,17bの上に一対の異物像が投影される。
図8(a)(b)は、このようなケースにおける画素列データa[i],b[i]を示す図である。画素列データa[i],b[i]には、対称な位置に凹みが生じる。
【0056】
相関演算部52は、これらの画素列データa[i],b[i]を取り込む。相関演算部52は、画素列データa[i],b[i]をシフト量Lだけずらしながら画素単位に差分をとり、これらの差分の絶対値を累積加算する。このように求めた相関量C(L)を図8(c)に示す。
この相関量C(L)は、一対の異物像のズレ量に相当するシフト量(図中のFm)の位置で極小となる。この極小点の相関量C(Fm)が小さく、かつ極小点の急峻さが大きい場合、ゴミ検出部53は、一対の異物像が受光素子列17a,17bに投影されていると判断する。このような場合は、焦点検出用光学系16のバンドパスフィルタ11付近に異物が付着していると判定することができる。
【0057】
一方、イメージセンサ17の樹脂内に異物が封入されている場合、受光素子列17a,17bの上には、単発的な影が投影される。
図9(a)(b)は、このようなケースにおける画素列データa[i],b[i]を示す図である。画素列データa[i],b[i]には、単発的な凹みが生じる。図9(c)は、このとき相関演算部52によって算出される相関量C(L)を示す図である。この相関量C(L)は、シフト量Lの全域にわたってさほど小さくならないので、ゴミ検出部53は、一対の異物像は生じていないと判断する。このような場合は、焦点検出用光学系16のバンドパスフィルタ11付近に異物は付着していないと判定することができる。
【0058】
なお、前述の周辺減光による山形特性の影響を軽減するために、画素列データに対して低域の空間周波数成分を除去するフィルタ処理を施すことによって新たなデータ列を作成し、このデータ列を用いて相関演算を行うようにしてもよい。
以上説明した動作により、第2の実施形態では、画素列データa[i],b[i]の相関判定に基づいて、焦点検出用光学系16のバンドパスフィルタ11付近に異物が付着しているか否かを的確に判定することが可能となる。
【0059】
【発明の効果】
第1及び第6の発明では、焦点検出用光学系側に異物が存在していた場合、第2画像信号に異物の影が現れる。したがって、第1画像信号と第2画像信号との差異比較に基づいて、焦点検出用に異物が存在しているか否かを的確に判定することができる。
【0060】
第4及び第8の発明では、第1画像信号の観測時と、第2画像信号の観測時とで、イメージセンサに対する光の入射角度が等しい。その結果イメージセンサ側の異物の影は、第1画像信号と、第2画像信号とに等しく現れる。したがって、第1画像信号と第2画像信号との差異比較により、焦点検出用光学系に存在している異物か否かをより正確に判定することができる。
【0061】
第5及び第10の発明では、ほぼ平行な光をイメージセンサ単体に照射するので、第1画像信号に基づいてイメージセンサ側の異物の影を鮮明に検出することが可能となる。
【0062】
上説明した本発明の効果により、焦点検出用光学系側の異物か否かを的確に判定し、イメージセンサユニットにおける異物の処置を正確かつ迅速に実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に使用する検査装置を示す図である。
【図2】拡散光をイメージセンサ17単体に照射した場合を示す説明図である。
【図3】平行光をイメージセンサ17単体に照射した場合を示す説明図である。
【図4】イメージセンサユニット20の検査工程を説明する流れ図である。
【図5】焦点検出用光学系16に異物が付着していた場合の検査結果を示す図である。
【図6】イメージセンサ17に異物が付着していた場合の検査結果を示す図である。
【図7】第2の実施形態に使用する検査装置を示す図である。
【図8】焦点検出用光学系16に異物が付着していた場合の検査結果を示す図である。
【図9】イメージセンサ17に異物が付着していた場合の検査結果を示す図である。
【図10】焦点検出装置の内部光路を説明する図である。
【図11】焦点検出装置を構成するイメージセンサユニット20の分解図である。
【図12】イメージセンサ17の構造を説明する分解図である。
【図13】イメージセンサ17に異物が付着していた場合の感度補正結果を示す図である。
【図14】焦点検出用光学系16の異物が取れた後の感度補正結果を示す図である。
【符号の説明】
10 撮影光学系
11 バンドパスフィルタ
12 視野マスク
13 フィールドレンズ
14 絞りマスク
15 セパレータレンズ
16 焦点検出用光学系
17 イメージセンサ
17a,17b 受光素子列
20 イメージセンサユニット
21 ハウジング
31 第1照明部
31a 第1ステージ
33 単体補正値算出部
41 第2照明部
41a 第2ステージ
44 補正演算部
45 ゴミ検出部
51 照明部
51a ステージ
52 相関演算部
53 ゴミ検出部

Claims (10)

  1. 光強度分布に対応した画像信号を出力する受光素子を封止したイメージセンサと焦点検出用光学系とを組み立てた焦点検出用のイメージセンサユニットに関して、前記焦点検出用光学系における異物の有無を検査する方法であって、
    前記イメージセンサユニットの組み立てを完了する前に、前記イメージセンサに前記焦点検出用光学系を介することなく光を照射して、前記イメージセンサからの画像信号を第1画像信号として得る第1検査ステップと、
    前記イメージセンサユニットの組み立てを完了する前に、前記イメージセンサに前記焦点検出用光学系を介して光を照射して、前記イメージセンサからの画像信号を第2画像信号として得る第2検査ステップと、
    前記第1画像信号から求めた前記イメージセンサの感度に関する補正係数によって前記第2画像信号を補正し、該補正した第2画像信号に基づいて前記焦点検出用光学系に異物が存在しているか否かを判定する判定ステップと
    を有することを特徴とするイメージセンサユニットの検査方法。
  2. 請求項1記載の検査方法において、
    前記判定ステップは、前記補正した第2画像信号によるコントラスト値が所定値を上回る場合に、前記焦点検出用光学系に異物が存在していると判定する
    ことを特徴とするイメージセンサユニットの検査方法。
  3. 請求項2記載の検査方法において、
    前記イメージセンサは、一対の前記受光素子を有するものであり、
    前記第1検査ステップと前記第2検査ステップは、前記一対の受光素子のそれぞれについて前記第1画像信号と前記第2画像信号を得るものであり、
    前記判定ステップは、前記一対の受光素子それぞれについて、前記第1画像信号に基づいて前記第2画像信号を補正し、該補正したデータの少なくとも一方が所定値を上回る場合に、前記焦点検出用光学系に異物が存在していると判定する
    ことを特徴とするイメージセンサユニットの検査方法。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の検査方法において、
    前記第1検査ステップにおいて前記イメージセンサ単体に照射する光の入射角度は、前記第2検査ステップにおいて前記イメージセンサに前記焦点検出用光学系を介して照射する光の入射角度にほぼ等しい
    ことを特徴とするイメージセンサユニットの検査方法。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の検査方法において、
    前記第1検査ステップにおいて前記イメージセンサ単体に照射する光は、ほぼ平行光である
    ことを特徴とするイメージセンサユニットの検査方法。
  6. 光強度分布に対応した画像信号を出力する受光素子を封止したイメージセンサと焦点検出用光学系とを組み立てた焦点検出用のイメージセンサユニットに関して、前記焦点検出用光学系における異物の有無を検査する検査装置であって、
    前記イメージセンサユニットの組み立てを完了する前に、前記イメージセンサに前記焦点検出用光学系を介することなく光を照射して、前記イメージセンサからの画像信号を第1画像信号として得る第1検査手段と、
    前記イメージセンサユニットの組み立てを完了する前に、前記イメージセンサに前記焦点検出用光学系を介して光を照射して、前記イメージセンサからの画像信号を第2画像信号として得る第2検査手段と、
    前記第1画像信号から求めた前記イメージセンサの感度に関する補正係数によって前記第2画像信号を補正し、該補正した第2画像信号に基づいて前記焦点検出用光学系に異物が存在しているか否かを判定する判定手段と
    を備えたことを特徴とするイメージセンサユニットの検査装置。
  7. 請求項6記載の検査装置において、
    前記判定手段は、前記補正した第2画像信号によるコントラスト値が所定値を上回る場 合に、前記焦点検出用光学系に異物が存在していると判定する
    ことを特徴とするイメージセンサユニットの検査装置。
  8. 請求項7記載の検査装置において、
    前記イメージセンサは、一対の前記受光素子を有するものであり、
    前記第1検査手段と前記第2検査手段は、前記一対の受光素子のそれぞれについて前記第1画像信号と前記第2画像信号を得るものであり、
    前記判定手段は、前記一対の受光素子それぞれについて、前記第1画像信号に基づいて前記第2画像信号を補正し、該補正したデータの少なくとも一方が所定値を上回る場合に、前記焦点検出用光学系に異物が存在していると判定する
    ことを特徴とするイメージセンサユニットの検査装置。
  9. 請求項6乃至請求項8のいずれか一項に記載の検査装置において、
    前記第1検査手段において前記イメージセンサ単体に照射する光の入射角度は、前記第2検査手段において前記イメージセンサに前記焦点検出用光学系を介して照射する光の入射角度にほぼ等しい
    ことを特徴とするイメージセンサユニットの検査装置。
  10. 請求項6乃至請求項8のいずれか一項に記載の検査装置において、
    前記第1検査手段において前記イメージセンサ単体に照射する光は、ほぼ平行光である
    ことを特徴とするイメージセンサユニットの検査装置。
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