JP4106690B2 - 投光機の転倒防止機構 - Google Patents

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Description

本発明は、投光機を搭載した台車にアウトリガーを設けてなる投光機の転倒防止機構に関するものである。
従来から、工事現場等において夜間作業等の暗闇中で使用される投光機は、移動可能な台車に搭載され、現場に搬送された後は、台車に設けられたアウトリガーを使用して台車の転倒防止及び安定化を図ることが行なわれている。
このような投光機の台車に設けられたアウトリガーの例としては、特許文献1に記載されたものがある。このアウトリガーは、図7又は図8に示すように、台車50のフレーム52に設けられた支持部材51と、支持部材51に垂直方向に挿入されて先端部54が接地可能なアーム部材53とを有し、アーム部材53は支持部材51に挿入されて軸方向に移動可能且つ周方向に回転可能なアーム基部55と湾曲形状を有して一体的に延びるアーム本体56とを有し、アーム基部55の軸方向の移動によりアーム本体52の先端部54が接地したときアーム基部55が回転不能に係合し、アーム本体56の先端部54が非接地状態である時にアーム基部55が回転可能になる構造としたものである。
特開2002−127910号公報(第1、2頁、図1、図4)
ところで、上記のようなアウトリガーは他に種々の構造を有するが、いずれの構造であっても、台車の左右に張り出したアームの先端部を地面に接地することによって台車が転倒しないようにしたものであり、アウトリガーの機能を果たすためには、アウトリガーの先端部を支持する地面が堅固であることが要求される。
従って、上記の特許文献1の構造を有するアウトリガーにおいても、堅固でない地盤、例えば砂地や泥地のような軟質地盤に台車を設置した状況においては、投光機のように背の高い機器を台車に搭載している場合、強風や地震等が生じると、投光機が台車ごと転倒するおそれがあり、アウトリガーの機能を果たすことができないという欠点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、投光機を搭載した台車にアウトリガーを設けてなる投光機の転倒防止機構であって、砂地や泥地のような軟質地盤に投光機の台車を設置する場合、強風や地震等の状況下であっても投光機が転倒しないようにした投光機の転倒防止機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明における請求項1の投光機の転倒防止機構は、投光機を搭載した台車の片側の両側部に固設された支持部材に打込棒が垂直方向に挿通され、該台車の他側の両側部から水平方向に張り出したアームの先端部に垂直方向に支持棒を螺合してなるアウトリガーを設けると共に、該アームの途中に形成した垂直方向の貫通孔に打込棒を挿通し、夫々の打込棒を地中に打設することによって前記台車の転倒を防止するようにしたことを特徴とする。
また、本発明における請求項2の投光機の転倒防止機構は、請求項1において、前記台車に設けられた前記アームは開度を調節することができるように枢設され、これによって前記打込棒の打設位置を調節すると共に収納可能としたことを特徴とする。
上記の構成を有する投光機の転倒防止機構は、台車の他側の両側部から水平方向に張り出したアームの先端部に垂直方向に支持棒を螺合してなるアウトリガーの他に、台車の片側の両側部に固設された支持部材に挿通された打込棒と、該アウトリガーのアームの途中に形成した垂直方向の貫通孔に挿通した打込棒を用いて、これらの打込棒を地中に打設することによって台車の転倒を堅固に防止することができる。
従って、本発明によれば、上記のような非常に簡単な構造の転倒防止機構によって、砂地や泥地のような軟質地盤に投光機の台車を設置する場合に、強風や地震等の状況下であっても投光機は転倒せずに、安定した設置状況を確保することが可能となる。
なお、堅固な地盤に投光機の台車を設置する場合、本発明の構造によれば、打込棒を打設しないという使用法も可能であり、地盤に応じて使い分けることが可能である。
また、本発明において、アームの開度を調節することができる構造とすることにより、地盤や周囲の状況に応じて打込棒の打設位置を調整することができるほか、アームを台車の側部に収納することによって、運搬時等の邪魔にならないように利便性を図ることができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
本発明の投光機の転倒防止機構1は、図3、図4、図5に示すような投光機2を搭載した台車3に設けられるもので、台車3の四方に設けられた車輪4、4…によって台車3を移動可能としている。この台車3に搭載された投光機2は、例えば3段式に伸縮するポール5の上端に設けられた照明灯6を支持してあり、ポール5は、図4に示すハンドル7によって、図4又は図5に示す状況よりもはるかに高い位置まで伸長することができる。このため、強風や地震時においても投光機2が転倒しないように台車3にはアウトリガー8が設けられている。
このアウトリガー8は、図1に示すように、台車3のフレーム9の後端両側に張り出した上下の支持プレート9a、9b間にアーム10の端部を枢軸11で枢設してなり、これによって夫々のアーム10を水平状態を保って左右に回動することができる。夫々のアーム10の先端には垂直方向に螺子穴12が設けられると共に該螺子穴12に支持棒13が螺合されている。
支持棒13は略全長に渡って外周に螺子が設けられ、その上端には横穴14に挿通されたハンドル棒15が設けられている。また支持棒13の下端には接地盤16が固設されている。この支持棒13のハンドル棒15を握って回動することにより、支持棒13は螺子穴12の内周の螺子に案内されて上下方向に回動する。これによって接地盤16の高さを調節することができ、図4に示すように、各支持棒13の接地盤16を地盤Gに接地するまで回動することによって台車3を安定した状態に支持しておくことができる。
このような構成において、本実施例においては、図1に示すように、上記の夫々のアーム10の途中に垂直方向を向く貫通孔17が形成され、該貫通孔17に鋼管によって形成された打込棒18が摺動自在に挿通されている。夫々の打込棒18は、機械打ち又はハンマー打ちのいずれでも打設可能であり、その打ち込み作業は打込棒18の頭部18aを殴打することによって行うため、打込棒18の頭部18aには円盤状のプレートを溶接して剛性を強化してあり、また先端部18bは円錐形のハガネを溶接してある。このような打込棒18の頭部18aを打ち込むことによって、打込棒18はアーム10の貫通孔17を下方に摺動してその先端部18bを地盤G中に打ち込むことができる(図4、図5参照)。
また、上記の構成において、アーム10の開度を調節することができるため、アウトリガー8の支持棒13による支持位置と打込棒18の打込位置を調節することが可能であり、アウトリガー8による支持と併せて、打込棒18による地盤G中への堅固な固定が可能となる。また、このような構造により、地盤や周囲の状況に応じて打込棒18の打設位置を調整することができるほか、図3の一点鎖線の矢視線で示すように、アーム10を台車3の側部に収納することによって、運搬時等の邪魔にならないように利便性を図ることができる。
さらに、本実施例においては、図2に示すように、台車3の前側の両側部に支持部材20がボルト21で固設され、該支持部材20に形成された垂直方向を向く貫通孔22に打込棒18が摺動自在に挿通してあり、打込棒18の頭部18aを打設することによって打込棒18の先端部18bを地盤G中に打ち込むことができる。
従って、本実施例による投光機の転倒防止機構1においては、台車3の前方両端の定位置に2本の打込棒18、18と、台車3の後方両側のアーム10に設けられた開度調節可能な2本の打込棒18、18による全部で4本の打込棒18、18…を地盤G中に打設することによって、単なるアウトリガーによる支持では不可能であった砂地や泥地のような軟質地盤に対する堅実な安定支持が可能となる。
また、上記の投光機の転倒防止機構1によれば、台車3の四方が打込棒18、18…を介して地盤Gに固定されたことになるため、台車3を砂地や泥地のような軟質地盤に設置しても転倒しない堅固な安定性を有する他、強風による横方向からの風圧や地震時における振動が生じても転倒しない投光機2を得ることができる。
さらに、台車3の上方に設ける照明灯が、図6に示すバルーン式照明灯23である場合、このバルーン式照明灯23が膨張した形状23a(2点鎖線で示す)にされたときは、特に風圧に対して倒れやすい構造となるが、台車3の四方が打込棒18、18…を介して地盤Gに固定されているため、やはり転倒しない堅固な安定性を保つことができる。
以上説明したように、本発明の投光機の転倒防止機構は、砂地や泥地のような軟質地盤に投光機の台車を設置する場合に、強風や地震等の状況下においても投光機が転倒しない構造として有効である他、通常の地盤において、打込棒を使わないことも可能であり、地盤に応じて使い分けることができる投光機の転倒防止機構として有用である。
本発明の投光機の転倒防止機構において、投光機を搭載した台車の後部においてアームの開度を調節可能にした構造を示す斜視図である。 本発明の投光機を搭載した台車の前部における転倒防止機構を示す斜視図である。 本発明における投光機の転倒防止機構を有する台車の上面図である。 本発明における投光機の転倒防止機構を有する台車の側面図である。 本発明における投光機の転倒防止機構を示す正面図である。 本発明における投光機の転倒防止機構をバルーン式照明灯に適用した例を示す正面図である。 従来の台車用アウトリガー装置の側面図である。 従来の台車用アウトリガー装置の部分拡大図である。
符号の説明
1…転倒防止機構
2…投光機
3…台車
4…車輪
5…ポール
6…照明灯
7…ハンドル
8…アウトリガー
9…フレーム
9a、9b…支持プレート
10…アーム
11…枢軸
12…螺子穴
13…支持棒
14…横穴
15…ハンドル棒
16…接地盤
17…貫通孔
18…打込棒
18a…打込棒の頭部
18b…打込棒の先端部
20…支持部材
21…ボルト
22…貫通孔
23…バルーン式照明
23a…膨張した形状
G…地盤

Claims (2)

  1. 投光機を搭載した台車の片側の両側部に固設された支持部材に打込棒が垂直方向に挿通され、該台車の他側の両側部から水平方向に張り出したアームの先端部に垂直方向に支持棒を螺合してなるアウトリガーを設けると共に、該アームの途中に形成した垂直方向の貫通孔に打込棒を挿通し、夫々の打込棒を地中に打設することによって前記台車の転倒を防止するようにしたことを特徴とする投光機の転倒防止機構。
  2. 前記台車に設けられた前記アームは開度を調節することができるように枢設され、これによって前記打込棒の打設位置を調節すると共に収納可能としたことを特徴とする請求項1記載の投光機の転倒防止機構。
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