JPH08336068A - カメラ昇降式支柱 - Google Patents

カメラ昇降式支柱

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Publication number
JPH08336068A
JPH08336068A JP7164793A JP16479395A JPH08336068A JP H08336068 A JPH08336068 A JP H08336068A JP 7164793 A JP7164793 A JP 7164793A JP 16479395 A JP16479395 A JP 16479395A JP H08336068 A JPH08336068 A JP H08336068A
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JP
Japan
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camera
column
movable
fixed
strut
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JP7164793A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Enomoto
博康 榎本
Yuichi Otsubo
裕一 大坪
Tomohiro Arasawa
友浩 荒澤
Katsumi Konaka
克己 小中
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い支柱の上に取り付けたカメラを地上また
は低所でメンテナンス作業ができるようにし、支柱上の
カメラの揺れを極力少なくすること。 【構成】 カメラを取付可能なカメラ台3を備えた昇降
式カメラ支柱において、該高架支柱を基礎に固定した固
定支柱1と、該固定支柱1に設けられた回転軸4により
可動支柱2を取り付け、該軸4を中心に可動支柱2を回
転させて可動支柱1の頂部のカメラを昇降できる。そし
て、カメラ撮影時には高架支柱の上部にカメラを固定す
るように固定支柱1と可動支柱2を締結し、一方、固定
支柱1と可動支柱2の締結を解除して、回転軸を中心に
可動支柱を回転させて、カメラを簡単に低所に降ろすこ
とができる。本発明の昇降式カメラ支柱は前記二つの支
柱1、2同士を締結すれば、カメラを固定でき、材料の
劣化がない。また、可動支柱2の回転のための機構を地
上側に降ろす構成または地上に近い箇所に設けているの
で、高所にはインテナンス対象の機械を置く必要がな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路、河川、広場等の広
域を監視するITVカメラの高架支柱に関し、特に、監
視時にはカメラを高架支柱の上部に設置し,カメラのメ
ンテナンス時はカメラを地上近くに降ろして,容易にメ
ンテナンス作業ができる昇降式カメラ支柱に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、高い支柱の上に取り付
けて道路、河川、広場等の広域を監視する監視用ITV
カメラは、風や道、橋等の振動によって画面が揺れない
ように支柱の上部に固定して使用すことが一般的であっ
た。また,カメラや雲台、ワイパ等の総重量が40〜5
0kgもあり,この点からも固定が最も良い方法であっ
た。そして、上記監視用ITVカメラのメンテナンス作
業時には支柱上部の架台に上がって作業を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記監視用ITVカメ
ラの支柱には作業用の架台が取り付けられているとはい
え、例えば12m高所でのメンテナンス作業は危険が多
く、当然2人以上でのチーム作業となるが、架台は一人
がやっと乗れる程度の大きさしかなく、作業能率が悪か
った。従つて,高所に取り付けられた監視用カメラを地
上または低い所でメンテナンスできるようなカメラ支柱
へのニーズが高まってきている。
【0004】さらに、頂部に作業用の架台がある支柱は
見栄えが悪く、道路の美観からもそれを廃止したいニー
ズがある。
【0005】そこで、従来、一部に吊り下げ昇降式のカ
メラ支柱が試されている。これは支柱頂部に滑車を設
け、それにワイヤローブを掛け、一方にカメラおよびカ
メラ台、他方にカウンターウエイトを設け、ウインチ機
構で昇降させるものである。しかし、吊り下げ昇降式の
カメラ支柱に用いるワイヤは劣化することは避けられ
ず、特にこの場合はワイヤで常にカメラ台を支えている
ため、ワイヤ劣化が早くなり、カメラのメンテナンスは
容易でも、ワイヤのメンテナンスが増えることとなる。
【0006】また吊り下げ昇降式のカメラ支柱のワイヤ
が切断した場合、カメラが地上まで落下することとなり
危険であり、カメラ台の固定機構が不完全であるので、
上下動などの揺れがおきやすく、カメラ撮影による画像
が見づらいことがあった。また、吊り下げ昇降式のカメ
ラ支柱からカメラを昇降させると、その電源線と信号線
がカメラと共に昇降するが、電源線と信号線が支柱の外
側にあると美観が悪く、またこれらの装置はいたづらの
対象となる。またカメラ支柱の内部にこれらの装置を格
納すると、カメラ台の昇降時に引っかかったり、つっか
えたり、また切断することがあった。
【0007】さらに、カメラ高架支柱の頂部にあるカメ
ラ配置部が重い、トップヘビーな構造のために、地震で
倒れる例が多く、軽量ながら耐振性に優れた支柱も求め
られている。
【0008】そこで、本発明の目的はカメラ支柱に関す
る次のような課題を解決することである。 高い支柱の上に取り付けたカメラを地上または低所で
メンテナンス作業ができるようにする。 支柱上のカメラの揺れを極力少なくすること。 カメラ以外のメンテナンスを不必要とするかまたは極
力少なくする。 カメラの昇降機構の不具合による人身事故を防止す
る。 カメラの昇降に伴う通信線などケーブルの始末に起因
するトラブルを防止する。 軽量で耐振性に優れたカメラ支柱とする。 カメラ支柱を美観に優れたものする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、次
の構成によって達成される。すなわち、カメラを取付可
能なカメラ台を備えた昇降式カメラ支柱において、該高
架支柱を基礎に固定した固定支柱と、該固定支柱に設け
られた回転軸により回転可能に支持された頂部にカメラ
台を設けた可動支柱とから構成し、カメラ撮影時には固
定支柱と可動支柱とを高架支柱の上部にカメラが配置さ
れるように固定支柱と可動支柱を締結し、カメラのメン
テナンス時には前記高架支柱の上部にカメラが配置され
る締結を解除し、可動支柱の頂部のカメラがメンテナン
ス作業に好適な高さまで下がるように可動支柱を固定支
柱の回転軸を中心に回転させて降下位置に配置する構成
を備えたことを特徴とする昇降式カメラ支柱である。
【0010】上記昇降式カメラ支柱において、可動支柱
の中間部に関節部を設け、固定支柱には可動支柱の関節
部より基部側に可動支柱に当接するストッバを設けた構
成とすること、固定支柱に設けられた可動支柱回転用の
回転軸の基礎からの高さを可動支柱自身に設けられた関
節部の基礎からの高さとメンテナンス作業時の基礎から
の高さの和とすることができる。
【0011】前記高架支柱の上部におけるカメラ撮影時
のカメラ位置での固定支柱と可動支柱の固定と解除のた
めの機構は、高架支柱基部側からの遠隔操作で駆動可能
な構成とし、可動支柱頂部に設けること、または、可動
支柱頂部に設けられたラッチ形状の端部を備えたカメラ
台支持板と該カメラ台支持板に設けられた回転軸を中心
に回転可能であり、高架支柱基部側からのワイヤの伸縮
による遠隔操作で駆動可能な機構を備えたラッチと、固
定支柱の頂部に設けられた可動支柱の昇降運動方向の前
後方向にラッチのてこ運動の支点となるラッチガイドと
回転後のラッチと噛み合うラッチ受け部とカメラ台支持
板のラッチ形状の端部に当接するカメラ台支持板当接板
とからなる構成とすることができる。
【0012】また、本発明の昇降式カメラ支柱におい
て、可動支柱には固定支柱との締結手段を可動支柱基部
に設けた構成、固定支柱の先端部側に可動支柱を挟み込
むような半割れ部と該半割れ部に可動支柱の回転軸を設
け、可動支柱の基部に固定支柱外周部に当接する止め板
を設けた構成とすることができる。
【0013】また、カメラ用の電源線と信号線を固定支
柱と可動支柱の内部に収納することができ、また、固定
支柱と可動支柱とは防振材を介して連結させても良い。
【0014】
【作用】本発明では,固定支柱に回転軸を設け、ここに
可動支柱を取り付け、該軸を中心に可動支柱を回転させ
て可動支柱の頂部のカメラを昇降できる。そして、カメ
ラ撮影時には高架支柱の上部にカメラを固定するように
固定支柱と可動支柱を締結し、一方、固定支柱と可動支
柱の締結を解除して、回転軸を中心に可動支柱を回転さ
せて、カメラを簡単に低所に降ろすことができる。
【0015】本発明の昇降式カメラ支柱は前記二つの支
柱同士を締結すれば、カメラを固定でき、材料の劣化が
ない。また、可動支柱の回転のための機構を地上側に降
ろす構成または地上に近い箇所に設けているので、高所
にはインテナンス対象の機械を置く必要がない。
【0016】
【実施例】本発明は、下記の実施例によって、さらに詳
細に説明されが、下記の例で制限されるものではない。 実施例1 図1、図2に本発明による一実施例を示す。図1(a)
は高架支柱の正面図であり、図1(b)は図1(a)の
A−A線断面視図である。また、図2は高架支柱の側面
図である。
【0017】図1、図2に示す高架支柱の基本構成は固
定支柱1と該固定支柱1の上部に取り付けられた可動支
柱2から成る。カメラ台3は可動支柱2の最上部に固定
され、ここにITVカメラがセットされる。固定支柱1
と可動支柱2の固定は回転軸4と可動支柱2の上部に取
り付けられた後述するラッチ機構(図3〜図6)の2ヶ
所でなされる。固定支柱1の基部には作業架台19が設
けられ、作業架台19上にウインチボックス18が設け
られている。
【0018】可動支柱2は図2に示すようにITVカメ
ラを最も高い位置に移動する固定位置と昇降中の位置
(回転軸4と同一水平面にある場合を図示)およびメン
テナンス位置にそれぞれ回転軸4を中心に回転し、IT
Vカメラを昇降させる。可動支柱2の回転によるITV
カメラの昇降はワイヤ6(図4)により行われるが、詳
細は後述する。可動支柱2を回転させて図2のメンテ位
置にITVカメラを降下させる場合は、順次ウインチ
(図示せず)により可動支柱2内からワイヤ6を繰り出
すことにより、図2における固定位置から昇降中の状態
になり、さらに中折れ点で固定支柱1に設けられたスト
ッパ7に移動を制限されて関節部8で可動支柱2が折
れ、メンテ位置に降りる。ITVカメラをメンテ位置か
ら固定位置に上げる時は、この逆の手順で行われる。
【0019】次に、本実施例の高架支柱の各部の詳細に
ついて説明する。まず、可動支柱2の頂部のラッチ機構
を図3〜図6を用いて説明する。図3は可動支柱2の頂
部の側面図、図4は図3に示す可動支柱2の側面より9
0度ずれた方向から見た可動支柱2の頂部の断面視図、
図5は可動支柱2の頂部のラッチ機構の上面図、図6は
昇降中(図2参照)の可動支柱2の頂部の側面図であ
る。ここで、ラッチ5は図3〜図5に示すようにラッチ
共通軸9で固定されて4枚のラッチ5が一体となってラ
ッチ共通軸9を中心軸として回転する。またワイヤ固定
軸10が中央の2枚のラッチ5に取り付けられていて、
固定支柱1の内部にウインチ(図示せず)から伸びたワ
イヤ6を引っ張ることによりワイヤ固定軸10を介し
て、ラッチ5が一体的にラッチ共通軸9を中心軸として
回転する。外側の2枚のラッチ5は内側のラッチ5にあ
るようなワイヤ固定軸10が無い分、短くしてある。ま
た、可動支柱2の頂部にはカメラ台支持板11が固定さ
れている。
【0020】固定支柱1の頂部内部にはワイヤ6をガイ
ドする複数個のプーリ17a〜17cが設けられ、ま
た、回転動作する可動支柱2のラッチ5の動きを規制す
るためのガイド13とラッチ受け14が長手方向が水平
方向になるように設けられている。また、可動支柱2の
カメラ台支持板11の下端部に設けられたラッチ部11
aと当接して、その動きを規制するための固定支柱頂板
12が固定支柱1に設けられている。
【0021】ITVカメラを可動支柱2の頂部に取り付
けて上昇させて、固定支柱1の頂部にラッチ5により取
り付ける手順から説明する。ITVカメラの上昇中は図
6に示すように,可動支柱2に設けられたラッチ5に付
属しているワイヤ固定軸10に固定支柱1の基部から繰
り出されたワイヤ6が取り付けられているので、ラッチ
5の長手方向がカメラ台支持板11に設けられた軸9を
中心に回転して可動支柱2と平行な向きになっている。
【0022】一方、可動支柱2の基部には図2に示すよ
うにカウンターウエイト15が設けられているので、ワ
イヤ6の引っ張り操作力を低減させることができる。ワ
イヤ6を引っ張ることで、カメラ台3が固定支柱1の上
部まで上がってくると、図4におけるカメラ台支持板1
1の下端部に設けられたラッチ部11aが固定支柱頂板
12の側面にかみ合う。この一瞬前にラッチ5のワイヤ
固定軸10の近傍の側面がガイド13に当たり,ラッチ
5を回転しつつ、その先端部がラッチ受け14にかみ合
うことになる。
【0023】こうして、カメラ台3を固定位置(図2)
に固定した状態では,固定支柱1の頂部と可動支柱2の
ラッチ5とでITVカメラを支えているだけで、ワイヤ
6には引っ張り力はかからず、その劣化原因とはならな
い。
【0024】次にITVカメラを図2に示すメンテ位置
に降ろす場合は,ワイヤ6を一旦強く引く。するとガイ
ド13を支点としてラッチ5が軸9を中心に起きあが
り、同時にカメラ台3を図4における右側方向に送り出
す。その後はワイヤ6を緩める方向に繰り出させば、ワ
イヤ6はプーリ17bに当接しながら、可動支柱2を回
転させ、ITVカメラはメンテ位置に降下する。
【0025】ITVカメラはメンテ位置に降下する途中
で、図2に示す関節部8で可動支柱2は折れ曲がるが、
その詳細を図7に示す。図7(a)は側面図であり、図
7(b)は図7(a)のA−A線方向からの視図であ
る。
【0026】可動支柱2は基部側のパイプ21と先端側
のパイプ22との2本のパイプ21、22を主要な構成
材料としており、その接続部には軸24を有する間接部
8があり、パイプ22は一対の板23に挟まれており,
板23と先端部のパイプ22が軸24で連結されてい
る。ここで、板23に支持板25が取付けられており、
ストッバ7(図2)に掛かるまでは可動支柱2を折れ曲
がらないように支持する。ストッパ7は固定支柱1の側
面にΠ字状に設けられていて、パイプ21が当接すると
可動支柱2は軸24を中心に折れ曲がる。
【0027】ここで、可動支柱2内にあるケーブル28
について図8により説明する。図8(a)は回転軸4近
傍の固定支柱1と可動支柱2の接続部の断面図であり、
図8(b)は回転軸4部の水平断面図である。カメラ台
3(図1)には電源線26と信号線27の端子台(図示
せず)が取付けられており、これら2本のケーブル28
(電源線26と信号線27)が可動支柱2の2本のパイ
プ21、22の中に収納されている。そして、図8に示
すように、回転軸4は中空になっていて、パイプ21、
22の中空部を利用してケーブル28(電源線26と信
号線27)を固定支柱1に導く構成になっている。な
お、図7にはケーブル28が間接部8でパイプ21、2
2の切欠から外部に出ている例を示しているが、パイプ
21、22内部にすべて収納しても良い。
【0028】上記構成からなる本実施例の高架支柱にお
いて、カメラ台3は可動支柱2の上部に固定され,さら
に可動支柱2のラッチ機構で固定支柱1のラッチ受け1
4などに固定されが、ラッチ5をラッチ受け14などか
らはずしてワイヤ6で吊り下げることにより,回転軸4
を中心に可動支柱2が回転してカメラ台3を地上近傍に
降下させることができる。また、可動支柱2の回転途中
にストッバ7により、可動支柱が回転軸24を中心に折
り曲がり,さらにカメラを作業エリアに近づけることが
できる。これにより,作業台は最小限の大きさとするこ
とがきる。また、可動支柱2の基部にカウンターウエイ
ト15を設けたので、ITVカメラの昇降時の操作力は
少なくて済み、バランスをとれば、手動や電動工具程度
でカメラ昇降操作ができる。
【0029】カメラ台3が固定支柱1の固定位置(図
2)にラッチされると固定支柱1と一体となり、ITV
カメラの揺れが少ないものとなる。また、ラッチ機構は
可動支柱2側にあり、固定支柱1側にはガイト13、プ
ーリ17などの少ない部品しかないので、これらの部品
の高所でのメンテナンス作業はほとんど必要でない。ま
た、カメラ台3を固定支柱1の頂部に固定した時はワイ
ヤ6には引っ張り力はかからず、その劣化は極めて少な
くなる。
【0030】また、カメラ台3を固定支柱1の頂部に固
定するラッチ機構が万一はずれた場合は、ワイヤ6が一
時的にITVカメラなどを支えることができ、人身事故
に至るおそれはない。
【0031】さらに、ケーブル28(電源線26、信号
線27)は可動支柱2のパイプ21、22中と固定支柱
1の中を通り,それぞれ固定されているため、カメラの
昇降に伴うトラブルかない。また、外部からケーブル2
8が切断されることもない。
【0032】また、可動支柱2は、それ自体がITVカ
メラを支えるものではなく、単にITVカメラの昇降時
の支えに用いるだけであり,前記昇降時はたわみが大き
くても良いので、極めて軽量なものとすることができ
る。従つて、可動支柱2を用いるITVカメラ昇降機構
をITVカメラ固定支柱1に追加したことによる重量増
加は軽微である。そして、本実施例の支柱はスマートな
2段式ポールであり,ハイウエイの風景にもなじみ、周
囲の美観をそこなうことはない。
【0033】実施例2 本発明による他の実施例を図9〜図14に示す。図9は
正面図であり、図10は側面図である。この実施例の主
要構成は、固定支柱31と可動支柱32からなる。カメ
ラ台3は可動支柱32の頂部に固定されている。固定支
柱31の上半分は円筒を半割り状にした部分45からな
り、下半分は円筒部からなっている。可動支柱32は固
定支柱31の回転軸33を中心に回転でき、また固定支
柱31の下部固定部34により鉛直状に支持される。可
動支柱32の基部には固定支柱31の外径とほぼ同一の
内径の断面円弧状の止め板40がH型部材41を介して
設けられ、固定支柱31の下部固定部34において、止
め板40を固定支柱31の外周部に当接させ、この状態
で止め板40を固定支柱31に固定させることで、可動
支柱32は固定支柱31に鉛直状に支持される。また、
固定支柱31の基部には作業架台19が設けられ、作業
架台19上にウインチボックス18が設けられている。
【0034】可動支柱32の昇降は、まず図9、図12
に示すコネクタ点検口37を開け、ITVカメラからの
図示しない信号線と動力線を外し,次に下部固定部34
をはずし、可動支柱32を回転可能とし、ウインチ(図
示せず)を用いて可動支柱32を回転軸33を中心に回
転させる。固定支柱31の下部固定部34は図12の側
面図と図13(図12のA−A線断面視図)に示すが、
可動支柱32の基部の径方向に伸びるH型部材41の先
端部に設けた止め板40を固定支柱31の外周に固定支
持することにより,可動支柱32を固定する。この固定
方法については、ボルトナット式、フック式など種々の
固定方法を適宜採用することが可能である。
【0035】固定支柱31の回転軸33部分の断面図を
図11に示したが、ホイール43と可動支柱32が回転
軸33の軸受け35を間に挟んで結合されており、ま
た、可動支柱32が固定支柱31の半割り部分45にあ
るので、図示しないチェーンの駆動によりホイール43
が回転させられると、これと一体的に可動支柱32が回
転軸33を中心に固定支柱31の半割り部分を回転す
る。
【0036】可動支柱32は、回転軸33を中心に重量
バランスを取るように作製されており、初期起動時に少
々力を要するが,あとは軽く回転させることができる。
そしてメンテナンス位置(図10)でストッバ36によ
り停止される。図14にストッバ36部分の詳細図(図
10のA−A線視図)を示すが、固定支柱31の半割り
部分45内側に一対の板ぱねからなるストッパー36が
設けられていて、一対のストッパー36が可動支柱32
を両側から押さえ込むことで、可動支柱32を停止させ
る。
【0037】実施例3、4 ここで、さらに本発明の他の実施例を図15、図16を
用いて説明する。これは、本発明ではカメラ支柱が、例
えば実施例2のように固定支柱31と可動支柱32の2
つに分離していることを積極的に利用するものである。
【0038】図15には前記実施例2の高架支柱に適用
した例であるが、図15の支柱の軸方向断面視図に示す
ように固定支柱31の半割り部45内の可動支柱32と
固定支柱31の回転軸33の軸受け35部分の接続部に
吸振材38をはさみ込み、外部からの動力を「起振力→
固定支柱→吸振材→可動支柱→ITVカメラ」という経
路により減衰ないしは防振することができる。
【0039】図15に示す実施例3は回転軸33を吸振
材38で懸架したものであるが、一般にITVカメラの
ブレは道路を通る大型車両の衝撃が振動として伝わるた
めに発生すると言わている。そこで、この吸振材38の
吸振振動数を10〜20Hz程度の比較短周期に設定す
れば、ITVカメラのブレが改善される。
【0040】また、図16に示す実施例4も前記実施例
2の支柱に適用した例であるが、図9、図10の下部固
定部34の水平方向の固定支柱31と可動支柱32との
4箇所の当接部に吸振材38を設けた場合を示す。ここ
で、可動支柱32の基部には固定支柱31の外径とほぼ
同一の内径の断面円弧状の止め板40がH型部材41を
介して設けられいるが、H型部材41と可動支柱32の
間に支持されるプレート46、47間に吸振材38が設
けられている。またその他の2箇所では、支柱31に支
持されるプレート48または支柱32に支持されるプレ
ート49のいずれかに吸振材38が設けられている。
【0041】地震は直下型では縦揺れが無視できない
が、一般には横揺れが大きい。この吸振材38を1〜3
Hzの比較的長周期に設定すれば、地震時の支柱31、
32への荷重を軽減できると共に、地震時のITVカメ
ラの撮影画像の揺れを低減できる。
【0042】なお,本発明の上記実施例のITVカメラ
支柱は、美観を考慮して二重パイプ式の外観形状のもの
としたか,例えば固定支柱1、31はH型鋼や箱型鋼の
ようなものでも良い。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、高い支柱上のカメラを
地上近くでメンテナンスできる。これにより,従来の高
所作業では,安全のために必ず2人以上のチームとする
必要があったが,危険作業ではないため1人でも作業で
きる。
【0044】また、本発明では、カメラ台を可動支柱に
固定し、可動支柱を固定支柱に締結する方式のため、従
来の吊り下げ式に比較してカメラが揺れず、画像が見や
すい。また、カメラ昇降のための機構部を全て下部また
は可動支柱内に収納し、メンテナンス作業は地表部でき
る。
【0045】また、本発明では、カメラ電源、信号用の
ケーブル類を支柱中に全て収めることができ、ケーブル
仕様に優れている。従つて、ケーブル類はカメラの昇降
時の邪魔にならず、また切断事故も発生しない。さら
に、固定支柱と可動支柱の接合部に吸振材を挟み込み、
かねてからニーズの高かった防振造の支柱とすることが
できる。
【0046】また、本発明ではカメラ台を支柱の頂部に
設置できるため、高架支柱に邪魔されずに、雲台により
360度の周囲の監視ができる。
【0047】最後に,本発明によれば,高所にカメラ以
外の物を置かず、カメラ支柱がすっきりしている。ま
た、固定支柱と可動支柱のコンビネーションを勘案した
美観に優れる支柱を種々のバリエーションを持つて設計
可能であり、道路を走るドライバーの目をなごませ、ま
た風景を引き締める。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による実施例1の高架支柱の側面図と
水平断面図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 実施例1の支柱頂部のラッチ機構図である。
【図4】 実施例1の支柱頂部のラッチ機構の断面視面
である。
【図5】 実施例1の支柱頂部のラッチ機構の平面図で
ある。
【図6】 実施例1の支柱のカメラ部の昇降中のラッチ
の状態図である。
【図7】 実施例1の可動支柱の関節部の詳細図であ
る。
【図8】 実施例1の支柱の回転軸部の詳細図である。
【図9】 本発明による実施例2の高架支柱の側面図で
ある。
【図10】 図9の側面図である。
【図11】 実施例2の支柱の回転軸部の詳細図であ
る。
【図12】 実施例2の固定支柱の下部固定部の側面図
である。
【図13】 図12の水平断面視図である。
【図14】 実施例2の可動支柱のストッパー機構を示
す水平断面視図である。
【図15】 実施例3の固定支柱と可動支柱と連結部の
断面視図である。
【図16】 実施例4の固定支柱と可動支柱と連結部の
断面視図である。
【符号の説明】
1、31 固定支柱 2、32 可動支柱 3 カメラ台 4、33 回転軸 5 ラッチ 6 ワイヤ 7 ストッパー 8 間接部 9 ラッチ共通軸 10 ワイヤ固定軸 11 カメラ台支持部 12 固定支柱頂板 13 ガイド 14 ラッチ受け 28 ケーブル 34 下部固定部 38 防振材
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 カメラ昇降式支柱
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項9
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路、河川、広場等の広
域を監視するITVカメラの高架支柱に関し、特に、監
視時にはカメラを高架支柱の上部に設置し,カメラのメ
ンテナンス時はカメラを地上近くに降ろして,容易にメ
ンテナンス作業ができるカメラ昇降式支柱に関するもの
である。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、高い支柱の上に取り付
けて道路、河川、広場等の広域を監視する監視用ITV
カメラは、風や道、橋等の振動によって画面が揺れない
ように支柱の上部に固定して使用すことが一般的であっ
た。また,カメラや雲台、ワイパ等の総重量が約40〜
60kgもあり,この点からも固定が最も良い方法であ
った。そして、上記監視用ITVカメラのメンテナンス
作業時には支柱上部の架台に上がって作業を行ってい
た。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、次
の構成によって達成される。すなわち、カメラを取付可
能なカメラ台を備えたカメラ昇降式支柱において、該高
架支柱を基礎に固定した固定支柱と、該固定支柱に設け
られた回転軸により回転可能に支持された頂部にカメラ
台を設けた可動支柱とから構成し、カメラ撮影時には固
定支柱と可動支柱とを高架支柱の上部にカメラが配置さ
れるように固定支柱と可動支柱を締結し、カメラのメン
テナンス時には前記高架支柱の上部にカメラが配置され
る締結を解除し、可動支柱の頂部のカメラがメンテナン
ス作業に好適な高さまで下がるように可動支柱を固定支
柱の回転軸を中心に回転させて降下位置に配置する構成
を備えたことを特徴とするカメラ昇降式支柱である。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】上記カメラ昇降式支柱において、可動支柱
の中間部に関節部を設け、固定支柱には可動支柱の関節
部より基部側可動支柱に当接するストッを設けた構
成とすること、固定支柱に設けられた可動支柱回転用の
回転軸の基礎からの高さを可動支柱自身に設けられた関
節部の基礎からの高さとメンテナンス作業時の基礎から
の高さの和とすることができる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、本発明のカメラ昇降式支柱におい
て、可動支柱には固定支柱との締結手段を可動支柱基部
に設けた構成、固定支柱の先端部側に可動支柱を挟み込
むような半割れ部と該半割れ部に可動支柱の回転軸を設
け、可動支柱の基部に固定支柱外周部に当接する止め板
を設けた構成とすることができる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】本発明のカメラ昇降式支柱は前記二つの支
柱同士を締結すれば、カメラを固定でき、材料の劣化が
ない。また、可動支柱の回転のための機構を地上側に降
ろす構成または地上に近い箇所に設けているので、高所
にはインテナンス対象の機械を置く必要がない。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【実施例】本発明は、下記の実施例によって、さらに詳
細に説明されが、下記の例で制限されるものではな
い。 実施例1 図1、図2に本発明による一実施例を示す。図1(a)
は高架支柱の正面図であり、図1(b)は図1(a)の
A−A線断面視図である。また、図2は高架支柱の側面
図である。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】可動支柱2は基部側のパイプ21と先端側
のパイプ22との2本のパイプ21、22を主要な構成
材料としており、その接続部には軸24を有する間接部
8があり、パイプ22は一対の板23に挟まれており,
板23と先端部のパイプ22が軸24で連結されてい
る。ここで、板23に支持板25が取付けられており、
ストッ7(図2)に掛かるまでは可動支柱2を折れ曲
がらないように支持する。ストッパ7は固定支柱1の側
面にΠ字状に設けられていて、パイプ21が当接すると
可動支柱2は軸24を中心に折れ曲がる。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】上記構成からなる本実施例の高架支柱にお
いて、カメラ台3は可動支柱2の上部に固定されさら
に可動支柱2のラッチ機構で固定支柱1のラッチ受け1
4などに固定されが、ラッチ5をラッチ受け14などか
らはずしてワイヤ6で吊り下げることにより回転軸4
を中心に可動支柱2が回転してカメラ台3を地上近傍に
降下させることができる。また、可動支柱2の回転途中
にストッ7により、可動支柱が回転軸24を中心に折
り曲がりさらにカメラを作業エリアに近づけることが
できる。これにより作業台は最小限の大きさとするこ
とがきる。また、可動支柱2の基部にカウンターウエイ
ト15を設けたので、ITVカメラの昇降時の操作力は
少なくて済み、バランスをとれば、手動や電動工具程度
でカメラ昇降操作ができる。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】さらに、ケーブル28(電源線26、信号
線27)は可動支柱2のパイプ21、22中と固定支柱
1の中を通り,それぞれ固定されているため、カメラの
昇降に伴うトラブルない。また、外部からケーブル2
8が切断されることもない。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】固定支柱31の回転軸33部分の断面図を
図11に示したが、ホイール43と可動支柱32が回転
軸33の軸受け35を間に挟んで結合されており、ま
た、可動支柱32が固定支柱31の半割り部分45にあ
るので、図示しないチェーンの駆動によりホイール43
が回転させられると、これと一体的に可動支柱32が回
転軸33を中心に固定支柱31の半割り部分45を回転
する。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】また、図16に示す実施例4も前記実施例
2の支柱に適用した例であるが、図9、図10の下部固
定部34の水平方向の固定支柱31と可動支柱32との
4箇所の当接部に吸振材38を設けた場合を示す。ここ
で、可動支柱32の基部には固定支柱31の外径とほぼ
同一の内径の断面円弧状の止め板40がH型部材41を
介して設けられいるが、H型部材41と可動支柱32の
間に支持されるプレート46、47間に吸振材38が設
けられている。またその他の箇所では、支柱31に支
持されるプレート48または支柱32に支持されるプレ
ート49のいずれかに吸振材38が設けられている。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】地震は直下型では縦揺れが無視できない
が、一般には横揺れが大きい。この吸振材38を1〜1
Hzの比較的長周期に設定すれば、地震時の支柱3
1、32への荷重を軽減できると共に、地震時のITV
カメラの撮影画像の揺れを低減できる。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】なお本発明の上記実施例のITVカメラ
支柱は、美観を考慮して二重パイプ式の外観形状のもの
としたか例えば固定支柱1、31はH型鋼や箱型鋼の
ようなものでも良い。同様に、美観を考慮しなければ固
定軸を半割とせず、単に1本の支柱とし、その片側で可
動支柱と締結する構造でもよい。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、高い支柱上のカメラを
地上近くでメンテナンスできる。これにより従来の高
所作業では,安全のために必ず2人以上のチームとする
必要があったが危険作業ではないため1人でも作業で
きる。また、支柱の上の狭い作業架台内での作業から解
放され、広いスペースで作業でき、能率を格段と向上で
きる。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】また、本発明では、カメラ電源、信号用の
ケーブル類を支柱中に全て収めることができ、ケーブル
仕様に優れている。従て、ケーブル類はカメラの昇降
時の邪魔にならず、また切断事故も発生しない。さら
に、近年の方向として、画像用ケーブルに光ファイバを
採用する傾向があるが、光ファイバは曲げに弱く、折れ
やすい。従って、本発明は特に光ファイバの利用に好適
である。また、固定支柱と可動支柱の接合部に吸振材を
挟み込み、かねてからニーズの高かった防振造の支柱
とすることができる。
【手続補正27】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正28】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正29】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正30】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正31】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正32】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正33】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正34】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
フロントページの続き (72)発明者 荒澤 友浩 神奈川県横浜市磯子区磯子一丁目2番10号 バブコック日立株式会社横浜エンジニア リングセンタ内 (72)発明者 小中 克己 神奈川県横浜市磯子区磯子一丁目2番10号 バブコック日立株式会社横浜エンジニア リングセンタ内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラを取付可能なカメラ台を備えた昇
    降式カメラ支柱において、該高架支柱を基礎に固定した
    固定支柱と、該固定支柱に設けられた回転軸により回転
    可能に支持された頂部にカメラ台を設けた可動支柱とか
    ら構成し、カメラ撮影時には固定支柱と可動支柱とを高
    架支柱の上部にカメラが配置されるように固定支柱と可
    動支柱を締結し、カメラのメンテナンス時には前記高架
    支柱の上部にカメラが配置される締結を解除し、可動支
    柱の頂部のカメラがメンテナンス作業に好適な高さまで
    下がるように可動支柱を固定支柱の回転軸を中心に回転
    させて降下位置に配置する構成を備えたことを特徴とす
    る昇降式カメラ支柱。
  2. 【請求項2】 可動支柱の中間部に関節部を設け、固定
    支柱には可動支柱の関節部より基部側に可動支柱に当接
    するストッバを設けたことを特徴とする請求項1記載の
    昇降式カメラ支柱。
  3. 【請求項3】 固定支柱に設けられた可動支柱回転用の
    回転軸の基礎からの高さを可動支柱自身に設けられた関
    節部の基礎からの高さとメンテナンス作業時の基礎から
    の高さの和としたことを特徴とする請求項1または2記
    載の昇降式カメラ支柱。
  4. 【請求項4】 高架支柱の上部におけるカメラ撮影時の
    カメラ位置での固定支柱と可動支柱の固定と解除のため
    の機構は、高架支柱基部側からの遠隔操作で駆動可能な
    構成とし、可動支柱頂部に設けたことを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれかに記載の昇降式カメラ支柱。
  5. 【請求項5】 高架支柱の上部におけるカメラ撮影時の
    カメラ位置での固定支柱と可動支柱の固定と解除のため
    の機構は、 可動支柱頂部に設けられたラッチ形状の端部を備えたカ
    メラ台支持板と該カメラ台支持板に設けられた回転軸を
    中心に回転可能であり、高架支柱基部側からのワイヤの
    伸縮による遠隔操作で駆動可能な機構を備えたラッチ
    と、 固定支柱の頂部に設けられた可動支柱の昇降運動方向の
    前後方向にラッチのてこ運動の支点となるラッチガイド
    と回転後のラッチと噛み合うラッチ受け部とカメラ台支
    持板のラッチ形状の端部に当接するカメラ台支持板当接
    板とからなることを特徴とする請求項3記載の昇降式カ
    メラ支柱。
  6. 【請求項6】 可動支柱には固定支柱との締結手段を可
    動支柱基部に設けたことを特徴とする請求項1または2
    記載の昇降式カメラ支柱。
  7. 【請求項7】 固定支柱の先端部側に可動支柱を挟み込
    むような半割れ部と該半割れ部に可動支柱の回転軸を設
    け、可動支柱の基部に固定支柱外周部に当接する止め板
    を設けたことを特徴とする請求項6記載の昇降式カメラ
    支柱。
  8. 【請求項8】 カメラ用の電源線と信号線を固定支柱と
    可動支柱の内部に収納したことを特徴とする請求項1な
    いし7のいずれかに記載の昇降式カメラ支柱。
  9. 【請求項9】 固定支柱と可動支柱とは防振材を介して
    連結させたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれ
    かに記載の昇降式カメラ支柱。
JP7164793A 1995-06-07 1995-06-07 カメラ昇降式支柱 Pending JPH08336068A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007019757A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Furukawa Co Ltd カメラ用ペデスタル
KR101056442B1 (ko) * 2011-02-25 2011-08-12 주식회사 대로 씨씨티브이용 승강식 구조물
JP2011185670A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Tdk Corp 外観検査装置
KR101291728B1 (ko) * 2010-12-17 2013-07-31 김응욱 카메라의 상승 및 하강이 가능한 cctv 폴 시스템
CN108111737A (zh) * 2017-12-31 2018-06-01 齐鲁交通发展集团有限公司烟台分公司 一种绿通车检测装置
KR102442068B1 (ko) * 2022-02-18 2022-09-07 강재복 카메라 인양식 설치기둥

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