JP4105483B2 - ランバーサポート装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、左右の縦方向材を有するシートバックフレームと、該シートバックフレームの左右の縦方向材の内側に位置する一対の縦枠材を有し、これら一対の縦枠材間には、複数の横方向ばね部材が接続され、ばね部材を介して前記シートバックフレーム内に弾性的に支持されたフラットマットと、前記シートバックフレームの左右の縦方向材の間で回転可能に支持された駆動ロッドとを有し、該駆動ロッドの回転により前記フラットマットが着座者の背面に対して進退するように構成されたランバーサポート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来ランバーサポート装置は、シートバックのクッション材の内側に着座者の腰部を支持するプレートを設け、このプレートを着座者の腰部に対して進退させることにより、支持強さを変えるようにしていた。
【0003】
しかし、プレートを着座者の腰部側に移動させ、着座者の腰部を押圧した場合、シートバックのクッション材独自のクッション性が損なわれるので、以下の説明する構成のランバーサポート装置が提案されている。
【0004】
最初に、図5を用いて説明する。シートバックフレーム10は、その左右に縦方向材11を有し、この縦方向材11の上端部を横方向材12が接続している。このシートバックフレーム10内に位置するフラットマット20は全体として平板状をなしていて、左右の縦枠材21と、この左右の縦枠材21を接続する下部枠材22とを有する外側枠体23を有し、左右の縦枠材21の間を、複数の横方向ばね部材24が接続している。このフラットマット20の左右の縦枠材21と、シートバックフレーム10の左右の縦方向材11とはそれぞれ、引張コイルばね25を介して接続されている。
【0005】
図5及び図6に示すように、シートバックフレーム10の左右の縦方向材11の下方には、駆動ロッド30が回転可能に支持されている。左右の縦方向材11の一方には、モータブラケット31が固定されており、このモータブラケット31に、駆動ロッド30を駆動するモータ32が固定されている。
【0006】
モータ32の出力軸には、ピニオン32bが固定されている。一方、モータブラケット31側に位置する駆動ロッド30の端部には、セクタギア33が溶接固定されており、このセクタギア33がピニオン32bと噛合している。従って、モータ32を介してその出力軸を正逆に回転駆動すると、ピニオン32bとセクタギア33を介して駆動ロッド30が往復回転するようになっている。
【0007】
駆動ロッド30には、その左右に、フラットマット20の縦枠材21に係合可能な一対のアーム手段39が設けられている。
図6及び図7を用いて、アーム手段39の説明を行なう。フラットマット20の縦枠材21に対応させて、一対のアーム部材40の基端部がピン46を用いて駆動ロッド30に固定されている。
【0008】
一方、フラットマット20の左右の縦枠材21には、一対のフラットマットブラケット(以下フラットマットBKT)50が固定されている(図7参照)。
このフラットマットBKT50は、アーム部材40にピン64を用いて回転可能に取り付けられた押出リンク60にピン63を用いて回転可能に取り付けられている。
【0009】
したがって、駆動ロッド30を回転させることにより、アーム部材40が回転し、押出リンク60を介してフラットマット20が着座者の背中に向かって出し入れされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記構成のランバーサポート装置を組付ける場合、フラットマット20の縦枠材21の幅A、アーム部材40の幅Bとすると(図5参照)、A=Bの場合が理想的である。
【0011】
しかし、部品精度のバラツキにより、
(1)A<Bの場合では、フラットマット20を幅方向に、複数の横方向ばね部材24の弾性反発力に抗して広げた状態で取り付けることとなり、取付が困難である。
(2)A>Bの場合では、フラットマット20を幅方向に、複数の横方向ばね部材24の弾性反発力に抗して縮めた状態で取り付けることとなり、取付が困難である。
【0012】
更に、複数の横方向ばね部材24が縮めた状態で取り付けられるので、フラットマットの20の張り、特にフラットマット20の幅方向中央部の張りがなくなり、フラットマット20の縦枠材21による異物感が増し、すわり心地が悪くなる。
【0013】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、組付けが容易で、すわり心地が良いランバーサポート装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1記載の発明は、左右の縦方向材を有するシートバックフレームと、該シートバックフレームの左右の縦方向材の内側に位置する一対の縦枠材を有し、これら一対の縦枠材間には、複数の横方向ばね部材が接続され、ばね部材を介して前記シートバックフレーム内に弾性的に支持されたフラットマットと、前記シートバックフレームの左右の縦方向材の間で回転可能に支持された駆動ロッドとを有し、該駆動ロッドの回転により前記フラットマットが着座者の背面に対して進退するように構成されたランバーサポート装置において、前記駆動ロッドの中間部に、前記フラットマットの一対の縦枠材の着座者と対向する面と反対側の面を押圧可能なクランク部を設け、前記駆動ロッドのクランク部に、前記フラットマットの一対の縦枠材のうちの一方の縦枠材に当接可能な当接部と、前記フラットマットの一方の縦枠材の少なくとも一方の側の側面が当接可能な立壁部とを有した第1ブラケットと、前記フラットマットの一対の縦枠材のうちの他方の縦枠材に当接可能な当接部と、前記フラットマットの他方の縦枠材の少なくとも他方の側の側面が当接可能な立壁部とを有した第2ブラケットと、設けたことを特徴とするランバーサポート装置である。
【0018】
第1ブラケット及び第2ブラケットの当接部が前記フラットマットの一対の縦枠材の着座者と対向する面と反対側の面を押圧することにより、フラットマットを幅方向に、複数の横方向ばね部材の弾性反発力に抗して広げたり、縮めたりした状態で取付ける作業がなくなり、取付が容易となる。
【0019】
第1ブラケットの立壁部にフラットマットの一方の縦枠材が当接することにより、フラットマットの一方の側方向への移動が禁止され、第2ブラケットの立壁部にフラットマットの他方の縦枠材が当接することにより、フラットマットの他方の側方向への移動が禁止される。即ち、フラットマットの駆動ロッドの軸方向の移動を禁止するフラットマット横方向移動禁止手段として機能し、フラットマットは駆動ロッドの軸方向に移動することなく着座者の腰部を押すので、すわり心地がよい。
【0020】
請求項2記載の発明は、前記第1及び第2ブラケットの当接部は、前記フラットマットの縦枠材に当接した位置から先端に向かって、曲率半径が徐々に大きくなるような形状であり、前記駆動ロッドの回転角度にかかわらず、前記縦枠材の同じ位置に当接することを特徴とする請求項1記載のランバーサポート装置である。
【0021】
前記第1及び第2ブラケットの当接部は、前記フラットマットの縦枠材に当接した位置から先端に向かって、曲率半径が徐々に大きくなるような形状であり、前記駆動ロッドの回転角度にかかわらず、前記縦枠材の同じ位置に当接することにより、常にフラットマットの同じ位置が押されるので、更に、すわり心地がよくなる。
【0022】
請求項3記載の発明は、左右の縦方向材を有するシートバックフレームと、該シートバックフレームの左右の縦方向材の内側に位置する一対の縦枠材を有し、これら一対の縦枠材間には、複数の横方向ばね部材が接続され、ばね部材を介して前記シートバックフレーム内に弾性的に支持されたフラットマットと、前記シートバックフレームの左右の縦方向材の間で回転可能に支持された駆動ロッドとを有し、該駆動ロッドの回転により前記フラットマットが着座者の背面に対して進退するように構成されたランバーサポート装置において、前記駆動ロッドの中間部に、前記フラットマットの一対の縦枠材の着座者と対向する面と反対側の面を押圧可能なクランク部を設け、前記駆動ロッドのクランク部に前記フラットマットの縦枠材から見てへこんだ凹部を設け、該凹部の底部に前記フラットマットの縦枠材が当接することを特徴とするランバーサポート装置である。
【0023】
前記駆動ロッドのクランク部に前記フラットマットの縦枠材から見てへこんだ凹部を設け、該凹部の底部に前記フラットマットの縦枠材が当接することにより、凹部がフラットマットの前記駆動ロッドの軸方向の移動を禁止するフラットマット横方向移動禁止手段として機能する。
【0024】
更に、駆動ロッドのクランク部に前記フラットマットの縦枠材から見てへこんだ凹部を設けるだけですむのでコストダウンを図れる。
請求項4記載の発明は、前記駆動ロッドのクランク部が前記フラットマットの横方向ばね部材に干渉しないように、前記凹部に隣接して逃げ部を形成したことを特徴とする請求項3記載のランバーサポート装置である。
【0025】
逃げ部を設けたことにより、凹部の底部に前記フラットマットの縦枠材が当接した時に、前記駆動ロッドのクランク部が前記フラットマットの横方向ばね部材に干渉しない。
【0026】
【発明の実施の形態】
(第1実施の形態例)
最初に、本実施の形態例の全体構成を図1を用いて説明する。シートバックフレーム110は、その左右に縦方向材111を有している。このシートバックフレーム110内に位置するフラットマット120は全体として平板状をなしていて、左右の縦枠材121と、この左右の縦枠材121を接続する下部枠材122とを有する外側枠体123を有し、左右の縦枠材121の間を、複数の横方向ばね部材(ワイヤを折り曲げ成形してなるフォームドワイヤ)124が接続している。このフラットマット120の左右の縦枠材121と、シートバックフレーム110の左右の縦方向材111とはそれぞれ、弾性コイルばね125を介して接続されている。
【0027】
次に、図1、図2、図3を用いて発明部分を説明する。シートバックフレーム110の左右の縦方向材111の下方には、駆動ロッド130が回転可能に配置されている。左右の縦方向材111の一方には、モータブラケット129が固定されており、このモータブラケット129に、駆動ロッド130を駆動するモータ132が固定されている。
【0028】
モータ132の出力軸には、ピニオン132bが固定されている。一方、モータブラケット129側に位置する駆動ロッド130の端部には、セクタギア128が溶接固定されており、このセクタギア128がピニオン132bと噛合している。従って、モータ132を介してその出力軸を正逆に回転駆動すると、ピニオン132bとセクタギア128を介して駆動ロッド130が往復回転するようになっている。
【0029】
駆動ロッド130の中間部には、フラットマット120の一対の縦枠材121の着座者と対向する面と反対側の面を押圧可能なクランク部131が形成されている。クランク部131には、第1ブラケット133と、第2ブラケット135とが設けられている。
【0030】
第1ブラケット133には、フラットマット120の一対の縦枠材121のうちの一方の縦枠材121に当接可能な当接部137と、フラットマット120の一方の縦枠材121の一方の側の側面が当接可能な立壁部139とが形成されている。同様に、第2ブラケット135には、フラットマット120の一対の縦枠材121のうちの他方の縦枠材121に当接可能な当接部141と、フラットマット120の他方の縦枠材121の他方の側の側面が当接可能な立壁部143とが形成されている。
【0031】
更に、本実施の形態例の第1ブラケット133の当接部137、第2ブラケット135の当接部141は、駆動ロッド130の回転角度にかかわらず、フラットマット120の縦枠材121の同じ位置に当接するような形状に設定されている。本実施の形態例では、当接部137、当接部141の曲率半径が、縦枠材121に当接した位置から先端に向かって徐々に大きくなるような形状とした。
【0032】
上記構成の作動を説明する。モータ132を用いて駆動ロッド130を一方の方向に回転させることにより、駆動ロッド130のクランク部131に設けられた第1ブラケット133、第2ブラケット135も一方の方向に回転する。そして、第1ブラケット133の当接部137、第2ブラケット135の当接部141がフラットマット120の縦枠材121に当接し、縦枠材121を押す。フラットマット120は、弾性コイルばね125の付勢力に抗して着座者の背中に向かって移動する。
【0033】
次に、モータ132を用いて、駆動ロッド130を他方の方向に回転させると、第1ブラケット133、第2ブラケット135が他方の方向に回転し、第1ブラケット133、第2ブラケット135がフラットマット120の縦枠材121より離れる。フラットマット120は弾性コイルばね125の弾性復元力により元位置に復帰する。
【0034】
上記構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1ブラケット133の当接部137及び第2ブラケット135の当接部141がフラットマット120の一対の縦枠材121の着座者と対向する面と反対側の面を押圧することにより、フラットマット120を幅方向に、複数の横方向ばね部材の弾性反発力に抗して広げたり、縮めたりした状態で取付ける作業がなくなり、取付が容易となる。
(2)第1ブラケット133の立壁部139にフラットマット120の一方の縦枠材121が当接することにより、フラットマット120の一方の側への移動が禁止され、第2ブラケット135の立壁部143にフラットマット120の他方の縦枠材が当接する。即ち、フラットマット120の駆動ロッド130の軸方向の移動を禁止するフラットマット横方向移動禁止手段として機能し、フラットマット120は駆動ロッド130の軸方向に移動することなく着座者の腰部を押すので、すわり心地がよい。
(3)第1ブラケット133の当接部137、第2ブラケット135の当接部141は、駆動ロッド130の回転角度にかかわらず、フラットマット120の縦枠材121の同じ位置に当接するような形状に設定されていることにより、常にフラットマット120の同じ位置が押されるので、更に、すわり心地がよくなる。
【0035】
尚、本発明は、上記実施の形態例に限定するものではない。上記実施の形態例では、フラットマット120は弾性係数が大きな弾性コイルばね125で支持した例で説明を行なった。この場合、フラットマット120の縦枠材121を第1のブラケット133、第2のブラケット135で押圧しても、フラットマット120の一対の縦枠材121の間隔は略一定の状態を保ったまま、フラットマット120はシートバックの表面に対して略垂直方向に移動する。しかし、弾性コイルばね125の代わりに横方向ばね部材124をシートバックフレーム110まで延長して、フラットマット120を支持する場合がある。横方向ばね部材124はの弾性係数は弾性コイルばね125の弾性係数より小さいので、フラットマット120の縦枠材121を第1のブラケット133、第2のブラケット135で押圧すると、フラットマット120の一対の縦枠材121の間隔が変化しながら、フラットマット120はシートバックの表面に対して略垂直方向に移動する。このような場合は、第1のブラケット133、第2のブラケット135それぞれに、フラットマット120の縦枠材121を挟むような2つの立壁部を設けることが好ましい。
(第2の実施の形態例)
図4を用いて説明する。本実施の形態例と第1の実施の形態例との相違点は、第1及び第2ブラケットがない点である。そして、本実施の形態例では、第1及び第2ブラケットの代わりに駆動ロッド130のクランク部131にフラットマット120の縦枠材121から見てへこんだ凹部201,凹部203を設け、凹部201,凹部203の底部にフラットマット120の縦枠材121が当接するようにした。
【0036】
また、凹部201と、凹部203との間には、凹部201,凹部203の底部にフラットマット120の縦枠材121が当接した際に、凹部201と、凹部203との間の駆動ロッド130が横方向ばね部材124に干渉しないように、駆動ロッド130にはクランク状の逃げ部205が形成されている。
【0037】
上記構成によれば、凹部201,凹部203の底部にフラットマット120の縦枠材121が当接することにより、凹部201,凹部203がフラットマット120の駆動ロッド130の軸方向の移動を禁止するフラットマット横方向移動禁止手段として機能する。
【0038】
更に、駆動ロッド130のクランク部131にフラットマット120の縦枠材121から見てへこんだ凹部201,凹部203を設けるだけですむのでコストダウンを図れる。
【0039】
【発明の効果】
以上述べたように請求項1記載の発明によれば、第1ブラケット及び第2ブラケットの当接部が前記フラットマットの一対の縦枠材の着座者と対向する面と反対側の面を押圧することにより、フラットマットを幅方向に、複数の横方向ばね部材の弾性反発力に抗して広げたり、縮めたりした状態で取付ける作業がなくなり、取付が容易となる。
【0042】
第1ブラケットの立壁部にフラットマットの一方の縦枠材が当接することにより、フラットマットの一方の側方向への移動が禁止され、第2ブラケットの立壁部にフラットマットの他方の縦枠材が当接することにより、フラットマットの他方の側方向への移動が禁止される。即ち、フラットマットの駆動ロッドの軸方向の移動を禁止するフラットマット横方向移動禁止手段として機能し、フラットマットは駆動ロッドの軸方向に移動することなく着座者の腰部を押すので、すわり心地がよい。
【0043】
請求項2記載の発明によれば、前記第1及び第2ブラケットの当接部は、前記フラットマットの縦枠材に当接した位置から先端に向かって、曲率半径が徐々に大きくなるような形状であり、前記駆動ロッドの回転角度にかかわらず、前記縦枠材の同じ位置に当接することにより、常にフラットマットの同じ位置が押されるので、更に、すわり心地がよくなる。
【0044】
請求項3記載の発明によれば、前記駆動ロッドのクランク部に前記フラットマットの縦枠材から見てへこんだ凹部を設け、該凹部の底部に前記フラットマットの縦枠材が当接することにより、凹部がフラットマットの前記駆動ロッドの軸方向の移動を禁止するフラットマット横方向移動禁止手段として機能する。
【0045】
更に、駆動ロッドのクランク部に前記フラットマットの縦枠材から見てへこんだ凹部を設けるだけですむのでコストダウンを図れる。
請求項4記載の発明によれば、逃げ部を設けたことにより、凹部の底部に前記フラットマットの縦枠材が当接した時に、前記駆動ロッドのクランク部が前記フラットマットの横方向ばね部材に干渉しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態例のランバーサポート装置の全体構成を説明する図である。
【図2】図1のB方向矢視図である。
【図3】図2の左側面図である。
【図4】第2の実施の形態例のランバーサポート装置の全体構成を説明する図である。
【図5】従来のランバーサポート装置の全体構成を説明する図である。
【図6】図5のアーム手段の分解斜視図である。
【図7】図5に示すランバーサポート装置の作動を説明する図である。
【符号の説明】
120 フラットマット
121 縦枠材
124 横方向ばね部材
130 駆動ロッド
133 第1ブラケット
135 第2ブラケット
137,141 当接部
139,143 立壁部(フラットマット横方向移動禁止手段)
Claims (4)
- 左右の縦方向材を有するシートバックフレームと、
該シートバックフレームの左右の縦方向材の内側に位置する一対の縦枠材を有し、これら一対の縦枠材間には、複数の横方向ばね部材が接続され、ばね部材を介して前記シートバックフレーム内に弾性的に支持されたフラットマットと、
前記シートバックフレームの左右の縦方向材の間で回転可能に支持された駆動ロッドとを有し、該駆動ロッドの回転により前記フラットマットが着座者の背面に対して進退するように構成されたランバーサポート装置において、
前記駆動ロッドの中間部に、前記フラットマットの一対の縦枠材の着座者と対向する面と反対側の面を押圧可能なクランク部を設け、
前記駆動ロッドのクランク部に、
前記フラットマットの一対の縦枠材のうちの一方の縦枠材に当接可能な当接部と、前記フラットマットの一方の縦枠材の少なくとも一方の側の側面が当接可能な立壁部とを有した第1ブラケットと、
前記フラットマットの一対の縦枠材のうちの他方の縦枠材に当接可能な当接部と、前記フラットマットの他方の縦枠材の少なくとも他方の側の側面が当接可能な立壁部とを有した第2ブラケットと、
を設けたことを特徴とするランバーサポート装置。 - 前記第1及び第2ブラケットの当接部は、
前記フラットマットの縦枠材に当接した位置から先端に向かって曲率半径が徐々に大きくなるような形状であり、
前記駆動ロッドの回転角度にかかわらず、前記縦枠材の同じ位置に当接することを特徴とする請求項1記載のランバーサポート装置。 - 左右の縦方向材を有するシートバックフレームと、
該シートバックフレームの左右の縦方向材の内側に位置する一対の縦枠材を有し、これら一対の縦枠材間には、複数の横方向ばね部材が接続され、ばね部材を介して前記シートバックフレーム内に弾性的に支持されたフラットマットと、
前記シートバックフレームの左右の縦方向材の間で回転可能に支持された駆動ロッドとを有し、該駆動ロッドの回転により前記フラットマットが着座者の背面に対して進退するように構成されたランバーサポート装置において、
前記駆動ロッドの中間部に、前記フラットマットの一対の縦枠材の着座者と対向する面と反対側の面を押圧可能なクランク部を設け、
前記駆動ロッドのクランク部に前記フラットマットの縦枠材から見てへこんだ凹部を設け、
該凹部の底部に前記フラットマットの縦枠材が当接することを特徴とするランバーサポート装置。 - 前記駆動ロッドのクランク部が前記フラットマットの横方向ばね部材に干渉しないように、前記凹部に隣接して逃げ部を形成したことを特徴とする請求項3記載のランバーサポート装置。
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