JP4104662B2 - メルカプトアルカンスルホネート及びホスホネート及びその誘導体の製造方法 - Google Patents

メルカプトアルカンスルホネート及びホスホネート及びその誘導体の製造方法 Download PDF

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Description

発明の分野
本発明はメルカプトアルカンスルホネート及びホスホネート及びその誘導体、特にナトリウム−2−メルカプトエタンスルホネート(メスナ;HS−CH2CH2SO3Na)及びジナトリウム−2,2’−(ジチオビス)エタンスルホネート(ジメスナ;NaSO3CH2CH2−S−S−CH2CH2SO3Na)の製造方法に関する。
発明の背景
一般式(I):R1−S−(CH2m−R2で表され、R1が水素、C1-4−アルキル又はR2−(CH2m−S−を表し、かつR2がSO3M又はPO32(式中、M又はそれぞれのMがナトリウム、カリウム又は水素を意味し、かつmが2、3又は4を意味する)を表す化合物は、とりわけ化学治療保護剤として有用で、いくつかの種類の癌患者に与えられる白金錯体抗癌剤の毒を緩和するのに用いられている。このようにジメスナは、腎毒性から人体を保護するために、シスプラチン(シスジアミンジクロロ白金)との組み合わせで投与可能であり、かつメスナ及びジメスナ双方が、脊髄抑制から人体を保護するために、カルボプラチン(シスジアミン−1,1−シクロブタンジカルボキシレート白金)との組み合わせで投与可能である。メスナは他の抗癌剤、例えばイホスファミド、オキサザホスホリン及びエトポシデの保護剤として使用されている。
メスナは体内において弱塩基性条件下で、かつ血漿中に存在するような酸素種の存在下でジメスナへと自動酸化される。
メスナ及びジメスナ(及びメルカプタン及びジスルフィド等)を合成する従来の主要な方法は、種々のアルカンスルホン酸のそれらに相当するメルカプタン誘導体(メスナのような)への変換、続いて沃素酸塩のような沃素含有試薬の使用によるメルカプタンのそれらに相当するジスルフィド(ジメスナのような)への酸化を含む。これらの方法は有効ではあるけれども、単離するための単離工程を必要とし、かつ最終生成物を使用した試薬から精製する工程を必要とする。これらは廃棄を必要とする環境汚染物を発生させ、かつ1つの反応容器では行いえない。
発明の概要
本発明はジメスナの製造において上記問題点を回避し、かつ種々のアルキルチオ−、メルカプト−及びジチオビス−アルカンスルホネート及びホスホネートを製造するのにより利便性のよい方法を提供する。
本発明は一般式(I)の化合物の製造方法、即ち
(1)式II
CH2X−CHY−(CH2n−R2 (II)
(式中、
X及びYはオレフィン性炭素−炭素二重結合を意味し、又はR2がPO32を意味する時、Xがハロゲンを意味してもよく、かつYが水素原子を意味し、
nが0、1又は2を意味し、かつ
2が上記意味を有する)の化合物を、一般式Z−SH(式中、Zが水素、ナトリウム又はカリウム意味する)のスルフィドと反応させるが、R2がPO32を意味し、かつX及びYが一緒になって二重結合を意味する時、反応はフリーラジカル開始剤の存在下で行われ又はR2がPO32を意味し、かつXがハロゲンを意味し、かつYが水素を意味するとき、反応は加熱下で行われて、
式I(式中、R1が水素を意味する)のメルカプタンを形成し、かつ必要により
(2)(a)工程(1)で製造されたメルカプタンを圧力下で酸素ガスと加熱して、式I(式中、R1がR2−(CH2m−S−を意味する)の化合物を製造し、又は
(b)工程(1)で製造したメルカプタンを、まず初めにプロトン性溶媒中でC1-4−アルカリ金属アルコキシドと反応させ、次にアルキル臭化物又は沃化物と反応させて式I(式中、R1がC1-4−アルキルを意味する)の化合物を製造する製造方法である。
本発明の方法を以下の表にまとめて表す。
Figure 0004104662
好ましい具体例の記載
式I(式中、R1がR2−(CH2m−S−を意味する)の化合物を製造する本発明の好ましい方法は、単一容器中での2工程、すなわちアルケニルスルホネート塩又は酸−ω−アルケンスルホネート若しくは−スルホン酸の望ましい式Iの化合物、特に極めて高純度で大規模製造を可能とされるジメスナへの変換を含む。
工程(1)は逆マルコウニコフ型付加でsp3センターを発生させることによる端末不飽和二重結合にスルフヒドリル部位の添加を含む。二重結合への添加は出発アルケニルスルホネート塩とヒドロスルフィド塩又はヒドロゲンスルフィドとを、好ましくは弱塩基性溶液(pH8から9.5)中で反応させることにより効果的に行われる。スルフィドは、好ましくは少なくとも化学量論的な割合で存在し、通常少なくとも2:1、好ましくは3:1から5:1の過剰モルで存在する。この工程は、メルカプト−(別名スルフヒドリル−)アルカンスルホネートを形成し、再結晶して式I(式中、R2が水素を意味する)の化合物、特にメスナを直接製造可能である。
本発明の方法の工程2は、上記工程2(a)に示されているように、メルカプトアルカンスルホネートの酸化によるジスルフィドを含み、この酸化は水溶液の媒体、かつ工程1と同じ反応溶液中で行われ、工程1の製造物の精製又は単離の必要はない。工程2は酸素ガスの導入、すなわち上部周囲値の圧力及び温度の増大に伴う、好ましくは弱アルカリ性のpHで反応容器への、好ましくは泡立ちでの酸素ガス導入を含む。好ましいpHは8から9.5である。工程1から調整せずして続行でき、大きな利点をもたらす。好ましい温度は少なくとも40℃で、特に好ましくは少なくとも60℃である。40から100℃の範囲でほとんどの目的が達成される。好ましいゲージ圧力(大気との差)は、少なくとも20psi(138kPa)、特に好ましくは少なくとも30psi(207kPa)、最も好ましくは少なくとも50psi(345kPa)である。20から60psi(138から414kPa)の範囲でほとんどの目的が達成される。ジメスナ又はその相応物又はその類似物が実質的に定量的収率で形成可能である。望ましい最終製造物は、その反応生成物水溶液から容易に結晶可能である。
望ましい最終製造物が式I(式中、R1がC1-4−アルキルを意味する)の化合物であるとき、本発明の工程1は上記記載のように行われ、かつメルカプタン製造物はプロトン性溶媒、好ましくはC1-4−アルカノール、例えばC1-4−アルコキシド、好ましくはナトリウム−メトキシドに取り入れられる。この溶液を好ましくは約60℃に加温し、続いてC1-4−アルキル沃化物又は臭化物を添加し、アルキル化を効果的に進める。好ましいアルコキシドのアルキル部分はアルキル沃化物又は臭化物のそれらと同じであり、かつさらに好ましくはプロトン性溶媒はそれらに相当するアルカノールを含む。チオエーテルは、このようにして通常定量的収率で形成される。
式Iのホスホネートを製造するとき、出発化合物は、ハロアルカンホスフェート、好ましくはブロモアルカン−又はクロロアルカンホスホネートで可能である。
好ましくは、nは0又は1であり、出発物質がハロエタン−又はハロプロパンホスホネートである。2つの工程、単一容器法は、最初出発化合物をナトリウム−ヒドロスルフィド又はヒドロゲンスルフィドと昇温、特に40から120℃での処理を含む。スルフィドは、好ましくは上記記載のように過剰モルで用いられる。他の方法として、アルカンホスホン酸に硫黄源を加え、上記記載の条件及び試薬、フリーラジカル開始剤でメルカプタンに変換して工程1を達成可能である。工程2のジスルフィドへの酸化は上記記載と同じように行われる。
以下に本発明の実施例を例示するが、本発明を限定するものではない。
実施例1
ジナトリウム−2,2’−(ジチオビス)エタンスルホネート
ビニルスルホン酸(VSA)ナトリウム塩(アルドリッヒ(Aldrich)化学株式会社製)の25%水溶液(25グラムVSA、0.192モル)100mLをパー(Parr)容器に充填し、アルゴンガスを1時間泡立たせ、水溶液の脱酸素をした。この溶液にナトリウムヒドロスルフィド1水和物(アルドリッヒ化学株式会社製)33.5グラム(0.598モル、NaSHとして計算)及び水酸化ナトリウム10mLを添加した。溶液のpHは、約9.0であった。混合物をパー器具で2時間攪拌したが、この間30分間隔でNMR分析を行い反応を監視した。
この工程から得られた製造物を、単離することなく次の工程に取り入れ、60℃に加熱し、30分間容器中に酸素を泡立たせた。容器を50psi(345kPa)ゲージに加圧し、60℃で6時間以上攪拌した。
反応の完結した混合物を、工場真空を用い80℃で水分を除去して濃縮し、続いて水溶液で再結晶した。結晶生成物を1N塩酸を添加してpH7.2に調節し、0.2ミクロン細孔膜濾布で濾過し、凍結乾燥した。NMR及び元素分析の結果、純分99%のナトリウム−2,2’−(ジチオビス)エタンスルホネートであることが確認された。
実施例2
テトラナトリウム−2,2’−(ジチオビス)エタンホスホネート
2−クロロエタンホスホン酸(1グラム、6.9ミリモル)を無水エタノール(10ml)中に入れ、連続的なアルゴンガス流で少なくとも30分間脱ガスを行った。これを沸騰しているナトリウムヒドロスルフィド水和物(1.4グラム、25ミリモル、NaSHとして計算)のエタノール溶液に添加して、最終pH約9の反応混合物を得た。得られた反応混合物を10時間還流した。次に、反応混合物を冷却し、1N塩酸を用いてpH8に調節した。溶媒を除去し、生成物を再結晶により精製した。白い固形物をパー容器に入れ、水50mlを添加した。水溶液を酸素流で少なくとも1時間泡立たせた。次に容器を50psi(345kPa)ゲージ酸素圧にし、60℃で4時間振とうした。生成物を工場真空下、80℃で水部分を半分に濃縮し、続いて再結晶した。得られた生成物を広幅NMR及び元素分析測定し、基準試料と比較して標記化合物として同定した。
実施例3
テトラナトリウム−2,2’−(ジチオビス)エタンホスホネート
出発物質として2−ブロモエタンホスホン酸の同じモル数及びエタノール溶媒の代りに水を用いたことを除いて実施例2を繰り返した。得られた標記の化合物を広幅NMR及び元素分析測定し、基準試料と比較して同定した。
実施例4
モノナトリウム−2−(メチルチオ)エタンスルホネート
ナトリウムメトキシド(1.5グラム)を無水メタノール(20ml)に入れ、ナトリウムメルカプトエタンエタンスルホネート(メスナ)(1g)を添加した。反応混合物を6時間還流した。この溶液にメチル沃化物(2ml)を添加し、さらに2時間攪拌した。反応混合物を濃縮し、水溶液で再結晶して生成物を得た。定量的収率で得られた標記の化合物をNMR分析でそれと同定した。
1H NMR(300MHz、D2O):1.99δ(3H,s);2.67−2.72δ(2H,m);2.99−3.04δ(2H,m)
13C NMR:δ13.89,27.28,29.92,50.31
実施例5
モノナトリウム−2−(エチルチオ)エタンスルホネート
ナトリウムメトキシド、メタノール及びメチル沃化物の代りにナトリウムエトキシド、エタノール及びエチル沃化物の同じ量を用いることを除いて実施例4を繰り返した。定量的収率で得られた標記の化合物をNMR分析でそれと同定した。
1H NMR(300MHz、D2O):1.07δ(3H,t,J=7.5Hz);2.45δ(2H,q,J=7.5Hz);2.69−2.75δ(2H,m);2.96−3.02δ(2H,m)
13C NMR:δ12.65,23.84,24.05,28.96,49.98

Claims (10)

  1. 一般式:
    2−(CH2m−S−S−(CH2m−R2 (I)
    で表され、
    2がSO3 M(式中、Mがナトリウム又はカリウムを意味する)を表し、かつ
    mが2、3又は4を表す化合物を製造する方法において、
    式:
    2−(CH2m−SH (III)
    で表されるメルカプタンを酸素ガスと少なくとも20psi(138kPa)ゲージ圧力のもと、かつ少なくとも40℃の温度で反応させることを特徴とする一般式(I)の化合物の製造方法。
  2. 反応が、少なくとも20psi(138kPa)ゲージ圧力のもと、かつ少なくとも60℃の温度で行われることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記圧力が少なくとも30psi(207kPa)ゲージであることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 2がSO3Mを表し、かつmが2を表すことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の方法。
  5. Mがナトリウムであり、かつ製造物がジメスナであることを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 一般式:
    2−(CH2m−S−S−(CH2m−R2 (I)
    で表され、
    2がSO3M(式中、Mがナトリウム又はカリウムを意味する)を表し、かつ
    mが2、3又は4を表す化合物を製造する方法において、
    (1)式
    CH2X−CHY−(CH2n−R2 (II)
    で表され、
    X及びYが、一緒になってオレフィン性炭素−炭素二重結合を表し
    nが0、1又は2を表し、かつ
    2が上記意味を表す化合物を、一般式Z−SH(式中、Zが水素、ナトリウム又はカリウム意味する)で表されるスルフィドと反応させて
    式 HS−(CH2m−R2(式中、R2及びmが上記意味を有する)で表されるメルカプタンを形成し、かつ
    (2)工程(1)で製造されたメルカプタンを酸素ガスと少なくとも20psi(138kPa)ゲージ圧力のもと、かつ少なくとも40℃の温度で反応させ、式Iの化合物を製造することを特徴とする一般式(I)の化合物の製造方法。
  7. 工程(2)において、反応が少なくとも20psi(138kPa)ゲージ圧力のもと、かつ少なくとも60℃の温度で行われることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 2がSO3Mを表し、かつmが2を表すことを特徴とする請求項6又は7記載の方法。
  9. 出発化合物が式IIで表され、X及びYが一緒になって二重結合を形成し、nが0を表し、かつR2がSO3Mを表すビニルスルホネートである工程(1)における反応生成物のメルカプタンが単離されず、かつ工程(2)が、工程(1)と同じ反応容器で行われることを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. Mがナトリウムであり、かつ生成物がジメスナであることを特徴とする請求項8又は9記載の方法。
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