JP4104616B2 - 成果物保管システムおよび成果物保管プログラム - Google Patents

成果物保管システムおよび成果物保管プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4104616B2
JP4104616B2 JP2005136905A JP2005136905A JP4104616B2 JP 4104616 B2 JP4104616 B2 JP 4104616B2 JP 2005136905 A JP2005136905 A JP 2005136905A JP 2005136905 A JP2005136905 A JP 2005136905A JP 4104616 B2 JP4104616 B2 JP 4104616B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
information
storage
record
deliverable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005136905A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006317996A (ja
Inventor
菜生子 倉田
聡 石和田
俊治 黒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Unisys Ltd
Original Assignee
Nihon Unisys Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Unisys Ltd filed Critical Nihon Unisys Ltd
Priority to JP2005136905A priority Critical patent/JP4104616B2/ja
Publication of JP2006317996A publication Critical patent/JP2006317996A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4104616B2 publication Critical patent/JP4104616B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、成果物、たとえば、履修学生の答案やレポートを保管するシステムおよび保管プログラムに関する。
たとえば、大学の理工系の学部では各科目について日本技術者教育認定機構(JABEE : Japan Accreditation Board for Engineering Education)から技術者教育プログラムとして認定を受けるための取り組みを行っている。認定を受けるための一要件として成績評価の妥当性を証明するため、履修学生の成果物(答案、レポート)を保管し、審査時に提出する仕組みが必須となっている。
従来、JABEEにおける教育資料の保存要求に鑑み、記述式のテストのテスト用紙をイメージスキャナから読み取りそのイメージ情報を取得し、学生を特定する情報および採点情報と関連つけて記憶する成績処理システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、原稿を画像入力装置にてスキャンしてTIFF(Tag Image File Format)形式の画像データを生成すると共に、登録者、保存先の管理情報をOCR(Optical
Character Reader)処理にて得て、画像データと対応付けて格納する技術も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−24693号公報(第3−8頁、第9−10図) 特開2004−171304号公報(第8−12頁、第3A−3C図、第10図)
上述した特許文献1や特許文献2に開示された技術によれば、保存したイメージ情報や画像データの表示、出力にあたっては、利用者が保存先一覧を表示したうえで、選択、指定しなければならない。JABEEにて要求される所定の範囲の成績である学生の成果物の出力時に、保存データを1つずつ選択、送信する場合には操作に手間を要する上、たとえ全てのデータを取得したとしても大量のデータ件数を管理しなければならないという問題点がある。まとめて送信する場合には、画像データの結合処理に利用者の待ち許容時間を超える時間を要したり、処理状況が把握できず障害発生と誤認されたりする問題点がある。
本発明は、保存された、答案やレポートの画像データなど成果物を、煩雑な手順なしに適切に取得することができる成果物保管システムおよび成果物保管プログラムを提供することを目的とする。また、本発明は、成果物取得の際の処理待ち時間を短縮し、また、処理状況を把握可能な成果物保管システムおよび成果物保管プログラムを提供することを目的とする。
本発明にかかる成果物保管システムは、たとえば、記述式の紙による履修学生の成果物については、スキャナを用いて該成果物をスキャンし、所定の形式(TIFF形式など)の画像ファイルを作成するとともに、OCRを用いて学籍番号と採点結果の情報を取得し、当該画像ファイルと関連つけて保存しておく。JABEEにて要求される所定の範囲の成績をもつ成果物の提供について、教職員などオペレータによる端末からの条件指定を受け付けて、成果物保管システムは、条件に一致する画像ファイルについて、これらを結合した画像ファイルを作成する。この場合、結合すべき画像ファイルの合計サイズが一定値を越えないように分割して作成する。その後に分割して結合、作成したファイルを圧縮して端末へ送信する。このように、画像ファイルの結合、圧縮、送信の処理を一組として繰り返し処理を行う。
より詳細には、ある成果物についての実際のデータを記憶した実データファイル、並びに、それぞれのレコードが、当該成果物を特定する情報、および、当該成果物についての前記実データファイルの記憶装置中の格納先の情報を含む成果物情報ファイルを有する記憶装置と、
ネットワークを介して接続された端末装置から受け入れた検索条件にしたがって、前記成果物情報ファイルのレコード中、前記成果物を特定する情報を参照して、前記検索条件に合致するレコードを特定し、前記成果物情報ファイルの特定されたレコードと同等の情報を含む検索結果ファイルを生成し、前記記憶装置に記憶する検索手段と、
前記検索結果ファイル中のレコードを参照して、前記端末装置から受け入れた閾値にしたがって、分割番号ごとに、前記実データファイルの合計サイズが閾値以下、或いは、閾値より小さくなるように、一群の前記実データファイルを特定し、当該分割番号に関連付けられた、それぞれのレコードが、成果物を特定する情報、および、当該特定された前記実データファイルの記憶装置中の格納先の情報を含む提供情報ファイルを生成し、前記記憶装置に記憶する画像ファイル選択手段と、
前記提供情報ファイルのレコード中、前記格納先の情報を参照して、前記分割番号ごとに、前記記憶装置から前記実データファイルを読み出し、前記実データファイルを結合して、前記実データが結合された新たなデータファイルを生成するデータ結合手段と、
前記新たなデータファイルを、前記ネットワークを介して前記端末装置に送信するデータファイル送信手段と、を備えたことを特徴とする成果物保管システムにより達成される。
好ましい実施態様においては、前記検索手段により検索された、前記検索結果ファイルの情報、および、前記成果物ごとの選択欄を含む一覧表示画面を生成し、前記端末装置の表示装置に提示する一覧表示画像生成手段を備え、
前記検索手段が、前記端末装置において入力された成果物ごとの選択欄における選択を示す情報を受け付け、前記検索結果ファイル中、選択にかかる成果物に関するレコードにおいて、前記選択を示す情報を付加するように構成され、
前記画像ファイル選択手段が、前記選択を示す情報を付加されたレコードの格納先に示される実データファイルについて、提供情報ファイルを生成するように構成されている。
また、好ましい実施態様においては、前記端末装置からの、前記新たなデータファイルを、連続して送信するか、或いは、個別に送信するかを示す提供方法の態様を示す情報を受け付け、
前記個別に送信すべき場合には、前記端末装置から、分割番号ごとに、前記新たなデータファイルの送信指示を受け付けると、前記データ結合手段が、当該分割番号ごとに、前記実データファイルを結合して、新たなデータファイルを生成するように構成されている。
ある実施態様においては、前記成果物が、履修学生のレポートおよび答案であり、前記実データファイルが、前記レポートおよび答案の画像データであり、
前記成果物情報ファイルのレコードが、履修科目および学籍番号に関連付けられた、前記履修科目の成績、並びに、当該履修科目に関する1以上の成果物の格納先および得点を有する。
より好ましい実施態様においては、さらに、入力装置或いは前記端末装置から、履修科目および成果物名称を受け付け、当該成果物に関する一連の実データファイルの記憶装置中の格納先を決定し、スキャナから読み込まれた前記一連の実データファイルを、前記記憶装置中の格納先に記憶するとともに、前記履修科目、成果物名称および格納先を対応付けた対応テーブルを生成して、前記記憶装置中に記憶するデータファイル生成手段を備える。
また、本発明の目的は、ある成果物についての実際のデータを記憶した実データファイル、並びに、それぞれのレコードが、当該成果物を特定する情報、および、当該成果物についての前記実データファイルの記憶装置中の格納先の情報を含む成果物情報ファイルを有する記憶装置を有するコンピュータにおいて、前記コンピュータを、
ネットワークを介して接続された端末装置から受け入れた検索条件にしたがって、前記成果物情報ファイルのレコード中、前記成果物を特定する情報を参照して、前記検索条件に合致するレコードを特定し、前記成果物情報ファイルの特定されたレコードと同等の情報を含む検索結果ファイルを生成し、前記記憶装置に記憶する検索手段、
前記検索結果ファイル中のレコードを参照して、前記端末装置から受け入れた閾値にしたがって、分割番号ごとに、前記実データファイルの合計サイズが閾値以下、或いは、閾値より小さくなるように、一群の前記実データファイルを特定し、当該分割番号に関連付けられた、それぞれのレコードが、成果物を特定する情報、および、当該特定された前記実データファイルの記憶装置中の格納先の情報を含む提供情報ファイルを生成し、前記記憶装置に記憶する画像ファイル選択手段、
前記提供情報ファイルのレコード中、前記格納先の情報を参照して、前記分割番号ごとに、前記記憶装置から前記実データファイルを読み出し、前記実データファイルを結合して、前記実データが結合された新たなデータファイルを生成するデータ結合手段、並びに、
前記新たなデータファイルを、前記ネットワークを介して前記端末装置に送信するデータファイル送信手段として機能させることを特徴とする成果物保管プログラムによっても達成される。
好ましい実施態様においては、さらに、前記コンピュータを、前記検索手段により検索された、前記検索結果ファイルの情報、および、前記成果物ごとの選択欄を含む一覧表示画面を生成し、前記端末装置の表示装置に提示する一覧表示画像生成手段として機能させ、
前記コンピュータを前記検索手段として機能させる場合に、前記コンピュータに、前記端末装置において入力された成果物ごとの選択欄における選択を示す情報を受け付け、前記検索結果ファイル中、選択にかかる成果物に関するレコードにおいて、前記選択を示す情報を付加するステップを実行させ、かつ、
前記コンピュータを前記画像ファイル選択手段として機能させる場合に、前記コンピュータに、前記選択を示す情報を付加されたレコードの格納先に示される実データファイルについて、提供情報ファイルを生成するステップを実行させる。
また、好ましい実施態様においては、前記コンピュータに、前記端末装置からの、前記新たなデータファイルを、連続して送信するか、或いは、個別に送信するかを示す提供方法の態様を示す情報を受け付けるステップを実行させ、
前記コンピュータを、前記データ結合手段として機能させる場合に、前記コンピュータに、前記個別に送信すべき場合には、前記端末装置から、分割番号ごとに、前記新たなデータファイルの送信指示を受け付けると、当該分割番号ごとに、前記実データファイルを結合して、新たなデータファイルを生成するステップを実行させる。
たとえば、前記成果物は、履修学生のレポートおよび答案であり、前記実データファイルが、前記レポートおよび答案の画像データであり、前記成果物情報ファイルのレコードが、履修科目および学籍番号に関連付けられた、前記履修科目の成績、並びに、当該履修科目に関する1以上の成果物の格納先および得点を有し、より好ましい実施態様においては、さらに、さらに、前記コンピュータを、入力装置或いは前記端末装置から、履修科目および成果物名称を受け付け、当該成果物に関する一連の実データファイルの記憶装置中の格納先を決定し、スキャナから読み込まれた前記一連の実データファイルを、前記記憶装置中の格納先に記憶するとともに、前記履修科目、成果物名称および格納先を対応付けた対応テーブルを生成して、前記記憶装置中に記憶するデータファイル生成手段として機能させる。
本発明によれば、検索条件を満たす多数の画像ファイルを結合するにあたって、自動的に適切なサイズに分割して結合するため、オペレータは、ファイルを許容できる時間内に取得することができ、大サイズデータ処理に伴う混乱を回避できる。
本発明によれば、保存された、答案やレポートの画像データなど成果物を、煩雑な手順なしに適切に取得することができる成果物保管システムおよび成果物保管プログラムを提供することが可能となる。また、本発明によれば、成果物取得の際の処理待ち時間を短縮し、また、処理状況を把握可能な成果物保管システムおよび成果物保管プログラムを提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかる成果物保管システムの構成を示すグロックダイヤグラムである。図1に示すように、本実施の形態にかかる成果物保管システム10は、保管サーバ12、OCR認識サーバ14、OCR認識サーバ14に接続されたスキャナ16、記憶装置18、および、複数の端末装置20−1、・・・、20−nを有する。保管サーバ12、OCR認識サーバ14、記憶装置18、および、端末装置20−1、・・・、20−nの間はネットワーク22で接続されている。なお、以下の説明において、特定の端末装置を指し示すとき以外は、単に「端末装置20」と表記する。
保管サーバ12は、検索処理部32、画像選択処理部34、画像結合処理部36および提供処理部38を有する。また、記憶装置18には、画像ファイル42、成果物情報ファイル44、検索結果ファイル46、提供情報ファイル48および対応テーブル50が格納される。
なお、図1においては、保管サーバ12とOCR認識サーバ14とは別体として示したが、これに限定されず、単一のサーバが双方の機能を有するような構成としても良い。
また、記憶装置18、或いは、OCR認識サーバ14や保管サーバ12のそれぞれに直接接続された記憶装置(図示せず)には、後述するようにフローチャートを参照して説明した処理ステップを、当該OCR認識サーバ14や保管サーバ12に実行させるコンピュータプログラムが記憶されている。
本実施の形態において、OCR認識サーバ14は、あらかじめ教職員などオペレータが入力装置(図示せず)を操作して入力した指示にしたがって、紙ベースの履修学生の成果物である答案およびレポートを、スキャナ16を利用して読込み、特定の形式(たとえば、TIFF形式)の画像データを含む画像ファイルを作成する。
また、OCR認識サーバ14は、画像データをOCR認識することにより、履修科目、学籍番号、得点などを認識して、これらの数字や文字列のデータを含む成果物情報ファイルを作成する。成果物情報ファイルの作成の際に、OCR認識サーバ14は、答案やレポートごとに、履修科目、学籍番号、得点などが印刷され或いは記入された領域を示す情報を、予め記憶装置(記憶装置18であっても良いし、或いは、OCR認識サーバ14において必要な情報を記憶する他の記憶装置(図示せず)であっても良い。)に記憶しておく。そして、オペレータによる入力装置への入力にしたがって、答案やレポートに応じた、OCRによる文字認識をすべき領域の情報を記憶装置から読み出し、画像データ中、その領域の文字を認識すればよい。
OCR認識サーバ14により作成された成果物情報ファイル中の数字や文字列は、オペレータによる確認を経る。たとえば、認識された数字や文字列に誤りが含まれれば、オペレータは入力装置を操作して、誤りを訂正すればよい。このような確認の後、OCR認識サーバ14は、画像ファイル42および成果物情報ファイル44を、記憶装置18中に格納する。ここで、記憶装置18においては、画像ファイル42が、たとえば、年度別、学期別(前期、後期など)、および、学部別でフォルダに分けて格納されるのが望ましい。同様に、成果物情報ファイル44も、年度別、学期別および学部別で、フォルダに分けて格納されるのが望ましい。
図2は、本実施の形態にかかる成果物情報ファイルのデータ構成の例を示す図である。図2に示すように、成果物情報ファイル44のレコードは、履修科目、学籍番号、成績の情報とともに、1つ以上の成果物の格納先および得点を示す情報を持つ。図2から理解できるように、成果物情報ファイル44のレコードにより、ある学籍番号を有する学生の、ある履修科目に関する成果物が特定できるようになっている。図2において、ここに、成果物の格納先とは、対応する画像ファイルが格納されたフォルダおよびファイル名である。また、得点は、OCR認識サーバ14の処理により認識された得点に相当する。成績は、得点や出席日数に基づいた当該履修科目の最終成績である。得点および成績は数値であってもよいし、文字或いは文字列(例:A、B、C)であってもよい。
また、OCR認識サーバ14は、以下の処理を実行することで、後の処理で利用される対応テーブルを生成する。オペレータが、スキャナ16を利用して画像データを取り込む成果物について、OCR認識サーバ14の入力装置を操作して、学部、履修科目および成果物名称を入力する。図3(a)に示すように、OCR認識サーバ14が、入力された学部、履修科目および成果物名称を受け付けると(ステップ301)、OCR認識サーバ14は、当該学部、履修科目および成果物名称にて読み込まれた、一連の画像ファイルを格納すべき、記憶装置18中のフォルダ名を決定する(ステップ302)。無論、このフォルダ名も、ユーザが入力装置を操作して入力しても良い。
OCR認識サーバ14は、記憶装置18中に、決定されたフォルダ名のフォルダを生成して、スキャナから読み込まれた画像ファイル42を、当該フォルダに格納する(ステップ303)。OCR認識サーバ14は、それぞれの画像ファイル42のファイル名中に、OCRにより文字認識された学籍番号を含めることにより、学籍番号をキーとして画像ファイルを検索し、読み出すことが可能となる。また、OCR認識サーバ14は、後に画像ファイル42の読み出しの際に利用する対応テーブル50のレコードを生成する(ステップ304)。図3(b)に示すように、対応テーブル50のレコードは、年度、期、学部、履修科目、成果物名称、および、成果物格納先のフォルダ名の項目を有している。
図3(a)に示す例では、オペレータが、少なくとも、学部、履修科目および成果物名称を入力しているが、これに限定されず、紙ベースの履修学生の成果物に、予め学部、履修科目、成果物名称を判定可能な記号や文字などを記載しておき、OCR認識サーバ14が、これら記号や文字を認識し、これらに基づいて、画像ファイルの格納先フォルダおよび対応テーブルを生成しても良い。
上述したように、OCR認識サーバ14により画像ファイル42および成果物情報ファイル44が生成され、記憶装置18中に格納された後、オペレータが、端末装置20の入力装置(図示せず)を操作して入力した指示に従って、保管サーバ12は、記憶装置18から画像ファイルなどを検索し、読み出し、画像ファイルを結合して、ネットワークを介して、端末装置20に提供する。図4は、本実施の形態にかかる保管サーバ12にて実行される処理の例を示すフローチャートである。
図4に示すように、保管サーバ12は、端末装置20からの検索条件指定の要求に応答して、検索条件指定画面を生成して、これを、端末装置20の表示装置に提示する。図5は、端末装置20の表示装置上に表示される、検索条件指定画面の一例を示す図である。図5に示すように、検索条件指定画面においては、検索条件として、「年度」、「期(学期)」、「学部」、「履修科目」、「抽出条件」を選択することができる。「抽出条件」は、「すべて」、「以上」、「以下」、「範囲」のうちの何れかを選択することができる。「以上」或いは「以下」が選択された場合には、オペレータは、入力装置を操作して、基準となる成績を、「成績1」欄に記入する。また、「範囲」が選択された場合には、オペレータは、下限となる成績を「成績1」欄に記入するとともに、上限となる成績を「成績2」欄に記入する。
オペレータが、端末装置20の入力装置を操作して、検索条件指定画面中の必要な項目に入力し、「検索」ボタンをオンすると、端末装置20から保管サーバ12に対して、指定された検索条件が伝達され、保管サーバ12が、検索条件を受け付ける(ステップ401)。
保管サーバ12の検索処理部32は、指定された検索条件(「年度」、「期(学期)」、「学部」、「履修科目」および「抽出条件」)に基づいて記憶装置18中の成果物情報ファイル44を検索する(ステップ402)。より具体的には、検索処理部32は、対応テーブル50をもとにして、「年度」、「期(学期)」、「学部」および「履修科目」が一致する、成果物情報ファイル44を格納するフォルダを特定し、かつ、当該フォルダ中に含まれる成果物情報ファイル44から、抽出条件に合致するレコードを特定する。
成果物情報ファイル44から抽出されたレコードの情報は、検索結果ファイル46として、記憶装置18中に記憶される。また、検索処理部32は、検索結果に基づく一覧表示画面を生成して、端末装置20の表示装置に提示する。
図6は、本実施の形態にかかる検索結果ファイルのデータ構成の例を示す図である。図6に示すように、検索結果ファイル46のレコードの項目は、成果物情報ファイル44のレコードの項目に、成果物ごとに選択の有無を示す選択マーク、および、分割番号の項目が加えられている。選択マークおよび分割番号の項目には、初期的には空白を示す値が設定され、後述する処理により実際の値が格納される。
また、図7は、端末装置20の表示装置上に表示される、一覧表示画面の例を示す図である。一覧表示画面には、上記検索結果ファイル46の情報に加えて、氏名が表示される。また、成果物のそれぞれの具体的な名称も表示される。この一覧表示画面を生成するために、検索処理部32は、記憶装置18に記憶された履修学生マスタファイル(図示せず)を参照して、学籍番号に対応する氏名を取得する。また、同様に、検索処理部32は、記憶装置18に記憶された対応テーブル50を参照して、成果物格納先のフォルダ名から成果物名称を取得している。
なお、一覧表示画面においても、初期的には、成果物ごとの選択マークおよび分割番号はブランクとなっている。なお、オペレータが端末装置20の入力装置を操作して、「並べ替え」を「番号」或いは「成績」の何れかに指定することができる。検索処理部32は、指定にしたがって、学籍番号或いは成績の何れかによってソートされたリストを提示することができる。
また、オペレータは、図7に示す一覧表示画面を参照して、端末装置20の入力装置を操作して、成果物の選択や、提供方法の指定を含む、成果物取得のための条件を設定することができる。
オペレータは、全ての提供を求めるか、或いは、選択した部分のみの提供を求めるかを指定することができる。具体的には、オペレータが端末装置20の入力装置を操作して、成果物の欄(符号701参照)において、「全て」或いは「選択」の何れかを指定すれば良い。成果物の欄において、「選択」が指定された場合には、選択マーク欄(符号702、703参照)に、オペレータが入力装置を操作して、印(図中「レ」で示す)を付すことで、提供を求める成果物を具体的に特定することができる。
また、オペレータは、分割の欄(符号704参照)において、「なし」或いは「あり」の何れかを選択する。分割の欄により、上記全ての或いは選択された成果物を、一括して(分割なしで)提供を受けるか、或いは、分割した状態で提供を受けるかを指定することができる。さらに、オペレータは、分割の欄において「あり」が指定された場合に、処理の欄において、「連続」或いは「個別」を指定することができる。「個別」が指定された場合には、後述するようにある分割番号を有する、後述する圧縮ファイルは、オペレータによる「結合・送信」の指示ごとに、端末装置20に送信される。その一方、「連続」が指定された場合には、単一のオペレータの「結合・送信」の指示により、圧縮ファイルが連続して端末装置20に送信される。さらに、オペレータは、分割されたファイルが送信される場合のファイルサイズの閾値を設定することができる。この閾値はデフォルトである値(図7の例では800kバイト)に設定されており、オペレータが必要に応じて変更することができる。
このように、オペレータにより設定された、成果物の選択や提供方法の指定を含む成果物取得のための条件が端末装置20から保管サーバ12に送信されると、保管サーバ12がこれら情報を受け付け、記憶装置中に記憶する(ステップ403)。
たとえば、成果物の選択がある場合(つまり、所定の成果物について選択マークの欄に印が付されていた場合)には、画像選択処理部34は、上記成果物の選択を示す情報にしたがって、検索結果ファイル46中、オペレータにより印が付された成果物に関するレコードを特定し、該当する成果物中の選択マークの項目に、選択されたことを示す情報を格納する。図6においては、「レ」という印が記入されているが、実際にはフラグがセットされるように構成されていれば良い。
また、上記提供方法の指定において分割ありと指定されていた場合に、保管サーバ12の画像選択処理部34は、提供すべきとされた成果物(つまり、選択マーク欄に印が付された成果物)の画像ファイルについて、サイズを順次加算し、合計サイズを算出しながら、合計サイズが閾値の範囲の画像ファイルについては同一の分割番号を付与する(ステップ404)。また、検索結果ファイル46のレコード中、該当する成果物に関する分割番号の項目に、付与された分割番号を格納する。また、画像選択処理部34は、一覧表示画面を、該当する成果物に関する分割番号を配置するように更新し、これを端末装置20に送信する(ステップ404)。これにより、端末装置20の表示装置には、成果物のそれぞれに分割番号が付されたような一覧表示画面が表示される。
図8および図9は、本実施の形態において、ステップ404における画像ファイルへの分割番号の付与の処理の例をより詳細に示すフローチャートである。保管サーバ12の画像選択処理部34は、まず、処理で利用するパラメータである分割番号を「1」に、合計サイズを「0」に初期化する(ステップ801)。合計サイズは、同一の分割番号を有する画像ファイルのサイズの合計値を示す。また、保管サーバ12の画像選択処理部34は、記憶装置18中に初期的な提供情報ファイル48を生成する(ステップ802)。たとえば、ステップ802では、提供情報ファイル48のための領域を記憶装置18中に確保する。図10は、本実施の形態にかかる提供情報ファイルのデータ構成の例を示す図である。図10に示すように、提供情報ファイルは、履修科目および分割番号という項目と、当該履修科目および分割番号に属する1以上のレコードを有する。レコードは、少なくとも、「学籍番号」および「成果物格納先」という項目を有する。
次いで、保管サーバ12の画像選択処理部34は、記憶装置18の検索結果ファイル46から、あるレコードを取得し(ステップ803)、取得したレコード中、ある成果物に関するデータ群を取得する。たとえば、図6の例において、たとえば、学籍番号「95412038」であるレコード中、「成果物1」に属する「格納先」、「得点」、「選択マーク」および「分割番号」の項目がデータ群に該当する。
画像選択処理部34は、取得したデータ群中、「選択マーク」の値が、選択されたことを示すものである場合には、当該レコードにかかる成果物が提供対象であると判断し(ステップ805でYes)、さらに、提供方法の指定としてステップ403で端末装置20から受信し、記憶装置18中に記憶した、分割の「なし」或いは「あり」を示す情報に基づいて、分割の有無を判断する(ステップ806)。
分割ありと判断された場合には(ステップ806でYes)、画像選択処理部34は、データ群が示す格納先にしたがって、記憶装置18の画像ファイル42中、格納先の画像ファイルのサイズを調べ、合計サイズに当該画像ファイルのサイズを加算する(ステップ807)。画像ファイルのサイズの加算後の合計サイズが、閾値以下であれば(ステップ808でNo)、提供情報ファイル48のレコードに、検索結果ファイル46中のレコードに含まれる学籍番号、および、処理対象となった成果物の格納先を格納する(ステップ901)。
その一方、ステップ808でYesと判断された場合には、画像選択処理部34は、分割番号に「1」を加えて、合計サイズが、ステップ807における画像ファイルのサイズとなるような、新たな提供情報ファイルを生成する(ステップ809)。なお、提供情報ファイル48のファイル名の一部に分割番号を含めれば、当該ファイル名に基づいて、分割番号を特定することができる。つまり、この場合には、提供情報ファイル48中に、「分割番号」という項目を設けなくとも良い。ステップ808でYesと判断され、ステップ809を経た場合であっても、画像選択処理部34は、新たに生成した提供情報ファイルのレコードに、学籍番号および成果物の格納先を格納する(ステップ901)。
その後、画像選択処理部34は、検索結果ファイル46の該当レコード中、処理対象となったデータ群における「分割番号」の項目に、提供情報ファイル48のレコードに格納した分割番号と同一の値を格納する。また、端末装置20に提示している一覧表示画面において、処理対象となったレコードおよび生成物についての分割番号にも同様に値を格納する(ステップ902)。これにより、端末装置20の表示装置上においても、ある学籍番号の学生についてのある成果物について分割番号が表示される。つまり、オペレータは、当該学籍番号の成果物に、どの分割番号が与えられたかを知ることができる。
このような処理が、同一レコードの他の成果物(ステップ903参照)、および、検索結果ファイル46の他のレコード(ステップ904参照)についても実行される。
なお、クロック周波数1GHzのCPUの場合、画像ファイルのサイズの閾値を800Kバイトとすると、端末装置20において、保管サーバ12の画像結合部36により画像が結合され、圧縮され、かつ、保管サーバ12から端末装置20に圧縮されたファイルが送信されるまでの待ち時間は、8秒程度と考えられる。これは、一般に許容できる待ち時間とされている。無論、閾値はオペレータが任意に変更できることは言うまでも無い。
上述した処理により、端末装置20の表示装置上に表示された一覧表示画面(図7参照)において、オペレータが選択した成果物(選択マークに「レ」という印が付された成果物)のそれぞれに分割番号が付される。次いで、オペレータが端末装置20の入力装置を操作して、「結合・送信」ボタンをオンすることにより、結合・送信の指示が、保管サーバ12に受け付けられ(ステップ405)、保管サーバ12は、結合・送信指示にかかる分割番号が付与された画像ファイルを結合し、結合されたファイルを圧縮して、圧縮ファイルを端末装置20に送信する(ステップ406)。この圧縮ファイルの端末装置20への送信は、端末装置20からみると「ダウンロード」に相当する。したがって、以下、これをダウンロードとも称する。なお、前述したように、成果物の提供方法の指定において、「連続」或いは「個別」にファイルを送信するように選択することができる。「連続」が選択されている場合には、「結合・送信」ボタンがオンされると、以後、ボタンのオンを待つことなく、分割番号ごとに、画像ファイルの結合、圧縮、ダウンロードが行われる。その一方、「個別」が選択されている場合には、同じ分割番号をもつ画像ファイルの結合、圧縮、ダウンロードが終了すると、次の分割番号をもつ画像ファイルの結合、圧縮、ダウンロードのために、再度「結合・送信」ボタンがオンされる必要がある。
図11は、本実施の形態において、ステップ406における画像ファイルの結合、圧縮および端末装置への送信の処理の例をより詳細に示すフローチャートである。図11に示すように、保管サーバ12の画像結合処理部36は、記憶装置18に記憶された、処理対象となる分割番号を有する提供情報ファイル48を選択し(ステップ1101)、提供情報ファイル48中の1つのレコードを取得する(ステップ1102)。次いで、画像結合処理部36は、当該レコード中の成果物格納先を参照して、記憶装置18中、当該成果物格納先から画像ファイルを読み出し、既に結合され、記憶装置18に一時的に記憶された画像ファイルと読み出した画像ファイルとを結合し、新たに結合された画像ファイルを生成し、これを記憶装置18に一時的に記憶する(ステップ1103)。初期的には、ステップ1103においては、記憶装置18中に、結合用の画像記憶領域が確保される。その後は、結合用の画像記憶領域に記憶された結合された画像ファイルに、次の画像ファイルが、さらに追加され、新たな結合された画像ファイルが生成される。たとえば、画像ファイルの結合とは、単一のTIFFファイル(シングルページTIFF)から、マルチページTIFFのファイルを生成することである。無論、これに限定されるものでないことは言うまでも無い。
画像結合処理部36は、提供情報ファイル中に次のレコードが存在すれば(ステップ1104でYes)、さらにステップ1102、1103の処理を実行する。提供情報ファイル中のレコードに格納先が示された画像ファイルの結合が終了すると、画像結合処理部36は、結合されたファイルおよび提供情報ファイルを含む圧縮ファイルを生成する(ステップ1105)。次いで、提供処理部38が、圧縮ファイルを端末装置20宛てに送信する(ステップ1106)。このようにして、端末装置20は、ある分割番号を有する提供情報ファイルのレコードが示す画像ファイルが結合されたような圧縮ファイルをダウンロードすることができる。
前述したように、成果物の提供方法において、「連続」が選択されている場合には、ステップ1106の終了後、次の分割番号を有する提供情報ファイルが選択され(ステップ1101)、この提供情報ファイルに基づいて、ステップ1102以降の処理が実行される。その一方、「個別」が選択されている場合には、オペレータが、次の分割番号について「結合・送信」ボタンをオンし、その指示が、保管サーバ12に受け付けられると(図4のステップ405)、当該次の分割番号を有する提供情報ファイルが選択され(ステップ1101)、この提供情報ファイルに基づいて、ステップ1102以降の処理が実行される。
なお、保管サーバ12は、端末装置20の表示装置上に、処理状況を示す処理状況画面を提示し、端末装置20のオペレータに、処理の進捗を通知するのが望ましい。図12は、本実施の形態にかかる処理状況画面の例を示す図である。図12において、ある分割番号について、画像ファイルの結合(ステップ1103)、圧縮(ステップ1105)、送信(ダウンロード)(ステップ1106)が実行されている場合には「処理中」と表示し、その処理が終了すれば「済」と表示すれば良い。また、保管サーバ12は、処理の途中で何らかのエラーが発生した場合には、処理状況画面のメッセージ欄に、エラー情報を表示する。このように、本実施の形態によれば、オペレータは、比較的処理時間を要する、大サイズの画像ファイルの結合、圧縮、ダウンロードの処理の状況を容易に把握することができる。
圧縮されたファイルのダウンロードが完了すると、オペレータの入力装置の指示にしたがって端末装置20は、ダウンロードされた圧縮ファイルを解凍する。その後、オペレータは、分割番号ごとのファイルに含まれる、結合された画像ファイルを印刷し、或いは、学籍番号ごとに画像ファイルを分解して、端末装置20の記憶装置に保存することができる。また、端末装置20において、結合された状態の画像ファイルや分解された画像ファイルを、表示装置の画面上に表示させることができる。
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。先に説明した、本発明の実施の形態においては、教職員が、ある学部に属する学生の全員、或いは、一部の者について、その成果物を端末装置20にダウンロードしている。他の実施の形態では、学生が、自分の成果物のみをダウンロードする構成としている。
たとえば、教職員が期末試験の答案用紙の採点を終えて、履修学生に返却しようとしても、既に講義が終了しており履修学生が集まる機会がないため、一人ずつ連絡して取りに来させる必要がある。そこで、第2の実施の形態においては、履修学生が端末装置20を操作して、自己の成果物をダウンロードできるようにする。このため、第2の実施の形態においては、端末装置20から保管サーバ14にアクセスする際に、履修学生に、ユーザ識別名を入力させる。無論、ここで、ユーザ認証を行うのが望ましい。その後、保管サーバ14は、記憶装置18に記憶された、ユーザ識別名と学籍番号とを対応させた対応テーブル(図示せず)を参照して、ユーザ識別名から学籍番号を取得する。したがって、以後、保管サーバ14は、取得した学籍番号を含むレコードや、当該学籍番号に関する画像ファイル(たとえば、学籍番号を含む画像ファイル)のみをアクセスすることになる。このようなアクセスの制限を除くと、保管サーバ14は、先に説明した本発明の実施の形態と同様に動作する。また、保管サーバ14により生成され、端末装置20の表示装置上に表示される検索条件指定画面には、「年度」、「期(学期)」、「学部」、「履修科目」のみが設定できれば良い。
履修学生が、端末装置20の入力装置を操作して、検索条件指定画面中の「年度」、「期(学期)」、「学部」および「履修科目」の欄に入力すると、保管サーバ12は、端末装置20に入力された検索条件を受け付けて、図4に示す処理を実行し、端末装置20に、当該履修学生の学籍番号に関する画像ファイルが結合された圧縮ファイルを送信する。
端末装置20においては、ダウンロードされた圧縮ファイルが解凍され、結合された画像ファイルや分解された画像ファイルが印刷され、また、画像ファイルが端末装置20に記憶される。このように他の実施の形態によれば、履修学生は答案を受け取るために研究室へ出向く必要が無くなる。
本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
たとえば、前記実施の形態においては、履修科目ごとの履修学生の答案やレポートを、スキャナを利用してスキャンして得た画像データを含む画像データファイルを、実データファイルとして利用している。しかしながら、実データファイルはこれに限定されるものではなく、CADデータのファイル、ウェブを利用して履修学生が回答を入力したhtmlファイル、テキストファイルなど種々の形式のファイルを、実データファイルとして利用することができる。
また、前記実施の形態においては、成果物として履修学生の答案やレポートを利用しているがこれに限定されるものではないこともいうまでもない。
図1は、本発明の実施の形態にかかる成果物保管システムの構成を示すグロックダイヤグラムである。 図2は、本実施の形態にかかる成果物情報ファイルのデータ構成の例を示す図である。 図3(a)は、本実施の形態における対応テーブルの生成のために実行される処理の例を示すフローチャート、図3(b)は、対応テーブルのデータ構成の例を示す図である。 図4は、本実施の形態にかかる保管サーバにて実行される処理の例を示すフローチャートである。 図5は、端末装置の表示装置上に表示される、検索条件指定画面の一例を示す図である。 図6は、本実施の形態にかかる検索結果ファイルのデータ構成の例を示す図である。 図7は、端末装置の表示装置上に表示される、一覧表示画面の例を示す図である。 図8は、本実施の形態において、ステップ404における画像ファイルへの分割番号の付与の処理の例をより詳細に示すフローチャートである。 図9は、本実施の形態において、ステップ404における画像ファイルへの分割番号の付与の処理の例をより詳細に示すフローチャートである。 図10は、本実施の形態にかかる提供情報ファイルのデータ構成の例を示す図である。 図11は、本実施の形態において、ステップ406における画像ファイルの結合、圧縮および端末装置への送信の処理の例をより詳細に示すフローチャートである。 図12は、本実施の形態にかかる処理状況画面の例を示す図である。
符号の説明
10 成果物保管システム
12 保管サーバ
14 OCR認識サーバ
16 スキャナ
18 記憶装置
20 端末装置
22 ネットワーク
32 検索処理部
34 画像選択処理部
36 画像結合処理部
38 提供処理部
42 画像ファイル
44 成果物情報ファイル
46 検索結果ファイル
48 提供情報ファイル
50 対応テーブル

Claims (6)

  1. スキャナから読み込まれた、履修学生の成果物であるレポートおよび答案の画像データを受け付けるとともに、入力装置或いは端末装置から、履修科目および成果物名称を受け付け、前記スキャナから読み込まれた前記成果物の画像データの記憶装置中の格納先を決定し、実データファイルとして前記記憶装置中の格納先に記憶するとともに、それぞれのレコードが、当該成果物を特定する情報、および、当該成果物についての前記実データファイルの記憶装置中の格納先の情報を含む成果物情報ファイル、並びに、前記履修科目、成果物名称および格納先を対応付けた対応テーブルを生成して、前記記憶装置中に記憶するデータファイル生成手段と、
    ネットワークを介して接続された端末装置から受け入れた検索条件にしたがって、前記成果物情報ファイルのレコード中、前記成果物を特定する情報を参照して、前記検索条件に合致するレコードを特定し、前記成果物情報ファイルの特定されたレコードと同等の情報を含む検索結果ファイルを生成し、前記記憶装置に記憶する検索手段と、
    前記検索手段により検索された、前記検索結果ファイルの情報、および、前記成果物ごとの選択欄を含む一覧表示画面を生成し、前記端末装置の表示装置に提示する一覧表示画像生成手段と、を備え、
    前記検索手段が、前記端末装置において入力された成果物ごとの選択欄における選択を示す情報を受け付け、前記検索結果ファイル中、選択にかかる成果物に関するレコードにおいて、前記選択を示す情報を付加するように構成され、かつ、
    前記検索結果ファイル中のレコードを参照して、前記選択を示す情報を付加されたレコードの格納先に示される実データファイルについて、前記端末装置から受け入れた閾値にしたがって、分割番号ごとに前記実データファイルの合計サイズが閾値以下、或いは、閾値より小さくなるように、同一の分割番号を付すべき一群の前記実データファイルを特定し、当該分割番号に関連付けられた、それぞれのレコードが、成果物を特定する情報、および、当該特定された前記実データファイルの記憶装置中の格納先の情報を含む提供情報ファイルを生成し、前記記憶装置に記憶する画像ファイル選択手段と、
    前記提供情報ファイルのレコード中、前記格納先の情報を参照して、前記分割番号ごとに、前記記憶装置から前記実データファイルを読み出し、前記実データファイルを結合して、前記実データが結合された新たなデータファイルを生成するデータ結合手段と、
    前記新たなデータファイルを、前記ネットワークを介して前記端末装置に送信するデータファイル送信手段と、を備えたことを特徴とする成果物保管システム。
  2. 前記端末装置からの、前記新たなデータファイルを、連続して送信するか、或いは、個別に送信するかを示す提供方法の態様を示す情報を受け付け、
    前記個別に送信すべき場合には、前記端末装置から、分割番号ごとに、前記新たなデータファイルの送信指示を受け付けると、前記データ結合手段が、当該分割番号ごとに、前記実データファイルを結合して、新たなデータファイルを生成するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の成果物保管システム。
  3. 前記成果物情報ファイルのレコードが、履修科目および学籍番号に関連付けられた、前記履修科目の成績、並びに、当該履修科目に関する1以上の成果物の格納先および得点を有することを特徴とする請求項1または2に記載の成果物保管システム。
  4. 記憶装置を備えたコンピュータにおいて、当該コンピュータを、
    スキャナから読み込まれた、履修学生の成果物であるレポートおよび答案の画像データを受け付けるとともに、入力装置或いは端末装置から、履修科目および成果物名称を受け付け、前記スキャナから読み込まれた前記成果物の画像データの前記記憶装置中の格納先を決定し、実データファイルとして前記記憶装置中の格納先に記憶するとともに、並びに、前記履修科目、成果物名称および格納先を対応付けた対応テーブルを生成して、前記記憶装置中に記憶するデータファイル生成手段、
    ネットワークを介して接続された端末装置から受け入れた検索条件にしたがって、前記成果物情報ファイルのレコード中、前記成果物を特定する情報を参照して、前記検索条件に合致するレコードを特定し、前記成果物情報ファイルの特定されたレコードと同等の情報を含む検索結果ファイルを生成し、前記記憶装置に記憶する検索手段、並びに、
    前記検索手段により検索された、前記検索結果ファイルの情報、および、前記成果物ごとの選択欄を含む一覧表示画面を生成し、前記端末装置の表示装置に提示する一覧表示画像生成手段として機能させ、
    前記検索手段が、前記端末装置において入力された成果物ごとの選択欄における選択を示す情報を受け付け、前記検索結果ファイル中、選択にかかる成果物に関するレコードにおいて、前記選択を示す情報を付加するように構成され、前記画像ファイル選択手段が、前記選択を示す情報を付加されたレコードの格納先に示される実データファイルについて、提供情報ファイルを生成するように構成され、かつ、前記コンピュータを、
    前記検索結果ファイル中のレコードを参照して、前記端末装置から受け入れた閾値にしたがって、分割番号ごとに、前記実データファイルの合計サイズが閾値以下、或いは、閾値より小さくなるように、一群の前記実データファイルを特定し、当該分割番号に関連付けられた、それぞれのレコードが、成果物を特定する情報、および、当該特定された前記実データファイルの記憶装置中の格納先の情報を含む提供情報ファイルを生成し、前記記憶装置に記憶する画像ファイル選択手段、
    前記提供情報ファイルのレコード中、前記格納先の情報を参照して、前記分割番号ごとに、前記記憶装置から前記実データファイルを読み出し、前記実データファイルを結合して、前記実データが結合された新たなデータファイルを生成するデータ結合手段、並びに、
    前記新たなデータファイルを、前記ネットワークを介して前記端末装置に送信するデータファイル送信手段として機能させることを特徴とする成果物保管プログラム。
  5. 前記コンピュータに、前記端末装置からの、前記新たなデータファイルを、連続して送信するか、或いは、個別に送信するかを示す提供方法の態様を示す情報を受け付けるステップを実行させ、
    前記コンピュータを、前記データ結合手段として機能させる場合に、前記コンピュータに、前記個別に送信すべき場合には、前記端末装置から、分割番号ごとに、前記新たなデータファイルの送信指示を受け付けると、当該分割番号ごとに、前記実データファイルを結合して、新たなデータファイルを生成するステップを実行させることを特徴とする請求項4に記載の成果物保管プログラム。
  6. 前記成果物情報ファイルのレコードが、履修科目および学籍番号に関連付けられた、前記履修科目の成績、並びに、当該履修科目に関する1以上の成果物の格納先および得点を有することを特徴とする請求項4または5に記載の成果物保管プログラム。
JP2005136905A 2005-05-10 2005-05-10 成果物保管システムおよび成果物保管プログラム Active JP4104616B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005136905A JP4104616B2 (ja) 2005-05-10 2005-05-10 成果物保管システムおよび成果物保管プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005136905A JP4104616B2 (ja) 2005-05-10 2005-05-10 成果物保管システムおよび成果物保管プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006317996A JP2006317996A (ja) 2006-11-24
JP4104616B2 true JP4104616B2 (ja) 2008-06-18

Family

ID=37538663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005136905A Active JP4104616B2 (ja) 2005-05-10 2005-05-10 成果物保管システムおよび成果物保管プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4104616B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6631249B2 (ja) * 2015-12-28 2020-01-15 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理システム、制御方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006317996A (ja) 2006-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020110797A1 (en) Methods for range finding of open-ended assessments
JP5742979B1 (ja) 画像処理装置、画像読取装置及びプログラム
CN106846961A (zh) 电子试卷的处理方法和装置
US20030118976A1 (en) Correction support apparatus, correction support method, correction support program, and correction support system
JP6355279B2 (ja) 答案の採点を支援するコンピュータシステムおよびプログラム
JP2007133261A (ja) 試験提供システム、試験提供サーバおよび試験提供プログラム
JP4104617B2 (ja) 成果物情報管理システムおよび成果物情報管理プログラム
JP4104616B2 (ja) 成果物保管システムおよび成果物保管プログラム
JP2006099031A (ja) 試験提供システム、試験提供サーバおよび試験提供プログラム
WO2020175662A1 (ja) 辞書作成装置、辞書作成方法及び辞書作成プログラム
JP7234706B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置およびプログラム
JP2006251203A (ja) Cad試験採点システム
JP6445729B1 (ja) 検査結果出力装置、検査結果出力方法、および、検査結果出力プログラム
KR101479444B1 (ko) 답안 일체형 시험지 채점 방법
JP2022120902A (ja) 情報処理装置、学習装置、及び情報処理装置の制御方法
JP5851963B2 (ja) 支援システム、支援プログラム
JP2012185761A (ja) 画像形成装置、文書データの自動編集方法およびコンピュータプログラム
JP2001034627A (ja) レセプト点検方法およびシステム並びにレセプト点検プログラムを格納した記憶媒体
WO2014057714A1 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP2024075865A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP7120981B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および、情報処理プログラム
JP2004200779A (ja) 文書管理装置及び文書管理方法
JP2022041107A (ja) 印刷制御装置及びプログラム
JP2009193487A (ja) 文書整理システム、文書整理方法および文書整理プログラム
JP2005135118A (ja) 図面管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080311

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120404

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140404

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250