JP4104330B2 - アースリングの取付構造、及びアースリングを備えるセンサ - Google Patents

アースリングの取付構造、及びアースリングを備えるセンサ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品や半導体等のプラントで使用する配管路に取付けられる流量等を測定するセンサに係り、特に、センサを接地するためのアースリングと、アースリングの取付構造及びアースリングを備えるセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のセンサとして、プラスチック等の絶縁性配管内の液体の流量を測定する電磁流量センサがある。この電磁流量センサは、センサ本体内に内蔵されたコイルにより、測定したい液体中に磁場を発生させる。そして、液体中に2つの電極を対向させ、電極間を磁場と直交する向きに流体が流れると、流速に比例した起電力が発生することを利用し、この起電力から流速を算出して、流量を測定している。この電磁流量センサは、前記のように電極間の微少な起電力を測定して流量を測定するため、アースを確実に取ることにより、正確で安定した流量測定が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記構造の電磁流量センサを金属製の配管に接続する場合は、流量センサのアース端子を金属製配管に接続することで容易にアースを取ることができるが、絶縁性の配管に接続される場合には、例えば金属製の継手を絶縁性配管の途中に挿入し、この金属製継手とアース端子を接続してアースを取っている。このため、アースをとるための構成が複雑となり、接地作業が煩雑となり、コスト的にも不利となる問題点があった。
【0004】
本発明の目的は、絶縁性配管への取付けが容易で、確実にアースが取れるアースリングを絶縁性配管に容易に取付けできる取付構造、及びこのアースリングを備えることにより、アースが確実に取れて正確な測定ができるセンサを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明のアースリングの取付構造は、導電材で形成され、リング状部と、該リング状部の内周に連続する円筒状部と、前記リング状部の外周から延出するリード部と、前記リング状部は、一方の端面に防水リングを挿入する円周溝を備えてなるアースリングを一対の絶縁性配管の端部に挟んで取付けるアースリングの取付構造であって、
一方の配管は端部に外ねじ部を形成し、該外ねじ部のねじ山を除去して前記配管の軸方向に沿う凹溝を形成すると共に、端面に防水リングを備え、
他方の配管は前記アースリングのリング状部が対向する端面を備えると共に、前記外ねじ部に螺合する内ねじを形成したユニオンナットを備え、
前記アースリングのリード部を前記凹溝に挿入し、前記円筒状部を前記一方の配管内に挿入し、
前記円周溝に防水リングを挿入して該防水リングを前記他方の配管の端面に対接させ、
前記ユニオンナットを前記外ねじ部に螺合させて締付けることを特徴としている。
【0006】
この構成によれば、円筒状部を絶縁性配管の内部に挿入し、リード部にアース線を接続し、リング状部の端面の円周溝に防水リングを挿入できるので、配管への取付けが容易にでき、アース線の接続も容易に行え、流体との接触面積を大きくすることができる。
【0008】
凹溝に電気伝導体で形成した端子片を埋め込み、該端子片はユニオンナット締付時に該ユニオンナットから露出し、アースリングと端子片が接触するようにしてもよい。
【0009】
この構成によれば、アースリングのリード部を凹溝に挿入し、円筒状部を一方の配管内に挿入し、円周溝に防水リングを挿入して防水リングを他方の配管の端面に対接させ、ユニオンナットの内ねじを配管の外ねじ部に螺合させて締付けることにより、絶縁性配管のユニオン継手部分にアースリングを容易に取付でき、アースリングのリード部にアース線を容易に接続できる。凹溝に電気伝導体で形成した端子片を埋め込み、アースリングのリード部と接触させることによって、アースリングを金属板材で形成するとき、材料を節約できる。
【0010】
さらに、本発明に係るアースリングを備えるセンサは、アース端子を有するセンサ本体と、このセンサ本体を絶縁性配管に接続する本管を有するフィッティングとを備え、配管と本管との間に前記のアースリングを備えるセンサであって、本管は端部に外ねじ部を形成すると共に、該外ねじ部のねじ山を除去して配管の軸方向に沿う凹溝を形成すると共に、端面に防水リングを備え、配管はアースリングのリング状部が対向する端面を備えると共に、外ねじ部に螺合する内ねじを形成したユニオンナットを備え、アースリングのリード部を凹溝に挿入し、円筒状部を本管内に挿入し、円周溝に防水リングを挿入して該防水リングを配管の端面に対接させてユニオンナットを外ねじ部に螺合させて締付けし、センサ本体のアース端子とアースリングのリード部とを接続することを特徴としている。
【0011】
この構成によれば、アースリングのリード部を凹溝に挿入し、円筒状部を本管内に挿入し、円周溝に防水リングを挿入して該防水リングを配管の端面に対接させ、ユニオンナットを外ねじ部に螺合させて締付けし、センサ本体のアース端子とリード部とを容易に接続できる。アースリングの円筒状部は配管内において、広い面積で流体と接触できるためアースが確実となり、センサの出力は正確で安定する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るアースリングの取付構造を使用する流量センサの一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0013】
図1は、本実施形態に係る流量センサの一部破断した正面図、図2は図1のA−A矢視図、B−B矢視図、図3は、図1に示す流量センサを外した状態のフィッティングと配管との関係を示す断面図、図4は、図3のC−C線断面図である。
【0014】
図1〜4において、流量センサ1はセンサ本体2と、センサ本体2の下方に位置し絶縁性配管間に接続するフィッティング10を備えている。センサ本体2は上部に操作部及び表示部3が配置され、センサ本体2の側面にアース端子4を有する。センサ本体2は中間部に接続ねじ部5を有し、下方はフィッティング10に挿入されるセンサプローブ6となっている。センサプローブ10内には、図示していない磁場発生手段と、磁場中を流れる流体により発生する起電力を検出する電極等が設けてある。
【0015】
フィッティング10は、接続される配管間に連結される本管11と、この本管の中央部から直角に突出するように連結された取付管12とを備え、略T字状をしている。本管11の両端には配管20,25と接続するユニオン継手の外ねじ部13,14が形成され、取付管12の上端には流量センサ1を取付ける取付けナット15が装着されている。外ねじ部13,14の両端の端面には、防水リング16が嵌め込まれる円周溝17,18が形成されている。
【0016】
後述するアースリング30は一方の配管25と接続するユニオン継手部分に取付けられ、アースリングを取付ける側の外ねじ部14の外周には、ねじ山を除去して配管の軸方向に沿う凹溝14aを形成してある。なお、本例では本管11に対し取付管12をねじ止めにより連結する構成を示したが、本管に対し一体的に分岐する枝管を備え、この枝管にセンサを取付けるようにしてもよい。
【0017】
フィッティング10の本管11に接続される配管20,25は、フィッティングの円周溝17,18に嵌め込まれた防水リング16が対向する端面を備え、フィッティングの外ねじ部13,14に螺合する内ねじを形成したユニオンナット21,26を備えている。ユニオンナット21,26は配管の端部外周に形成された溝部にセットリング22,27を外嵌させることにより、軸方向に移動可能に、配管から脱落不能に取付けられる。
【0018】
次に、図3,5を参照してアースリング30について説明する。アースリング30は、金属材や導電プラスチック等の導電材で形成され、厚肉のリング状部31と、このリング状部の内周に連続する薄肉の円筒状部32と、リング状部の外周から軸方向に延出するリード部33とを備え、リング状部31には接続配管側の一方の端面に、防水リング16を嵌め込む円周溝34を形成してある。円筒状部32は本管11の内壁に密着するように直径が設定されている。リード部33は外ねじ部14の軸方向の長さより軸方向の長さが大きく設定してあり、取付時にユニオンナット26から先端部が突出するように構成されている。
【0019】
図5のアースリング30は、例えば金属材を切削加工し、リード部33を溶接等により接合するが、カーボン等の導電体粒子を含有した導電プラスチックを射出成形して形成してもよい。なお、アースリング30は、図6(a)〜(b)に示すように、リード部33の代わりに、リング状部31にリード線35を接続したものでもよく、(c)に示すように、プレス等により薄肉の金属板材を切断し、押圧してリング状部31、円筒状部32、リード部33及び円周溝34を形成してもよい。
【0020】
前記の如く構成された本実施形態の流量センサ1の取付動作について、図3,4,7を参照して説明する。配管20,25に流量センサ1を取付けるときは、フィッティング10の本管11の一方側端面に形成した円周溝17に防水リング16を嵌め込み、防水リング16と一方の配管20の端面とを対接させてユニオンナット21を外ねじ部13に螺合させて締め込んで固定する。つぎに、フィッティング10の本管11の他方側端面に形成した円周溝18に防水リング16を嵌め込む。そして、アースリング30の円周溝34に防水リング16を嵌め込み、円筒状部32を本管10内に密着して挿入し、リード部33を外ねじ部14の凹溝14aに挿入してアースリング30をフィッティング10に取付ける。この後、アースリング30の防水リング16と他方の配管25の端面とを対接させてユニオンナット26を外ねじ部14に螺合させて締め込んで固定する。固定時に図7に示すように、ユニオンナット26からリード部33が突出しており、このリード部33とセンサ本体2のアース端子4とを接続線36で接続する。
【0021】
アースリング30は円筒状部32を備えており、流速を測定しようとする流体との接触面積が大きくとれ、アースが確実に取れる。またアースリング30は本管11の内壁に密着しており、流体の抵抗が極度に大きくならないように配慮されている。アースリング30の円周溝34に漏水防止の防水リング16を挿入できるため、アースリング30の取付けが容易に行え、リード部33によりアース線の接続が容易に行える。
【0022】
上記実施形態では、アースリング30の取付構造として、流量センサ1のフィッティング10の本管11にユニオン継手を用いて取付ける構成を示したが、以下に示すように、単に配管の途中にユニオン継手を使用してアースリング30を取付けるように構成することもできる。
【0023】
図8はアースリングが取付けられたユニオン継手を示す半縦断面図、図9は図8のユニオン継手を構成している一部材を示す正面図および左側面図、図10は図8におけるアースリングを示す縦断面図である。
【0024】
図8に示すように、ユニオン継手100は、第1の継手部材110と、第2の継手部材120と、この両継手部材110,120を連結するユニオンナット130と、両継手部材110,120の端面間に挟持されているアースリング30とから構成されている。
【0025】
第1の継手部材110の一端部111は接着方式の受口とされ、他端部112の外周面には雄ねじ113が設けられている。この雄ねじ113の一部には、図9に示すように、継手部材110の軸方向に沿って凹溝114が設けられている。他端部112の開口端面115には装着溝116が設けられ、この装着溝116にシール用のOリング117が装着されている。
第2の継手部材120の一端部121は接着方式の受口とされ、他端部122の外周面には周方向に沿って係止突条123が突設されている。
【0026】
アースリング30は、上記実施形態と同様に、金属材や導電プラスチック等の導電材で形成されたものである。図10に示すように、アースリング30は厚肉のリング状部31と、このリング状部31の内周に連続する薄肉の円筒状部32と、リング状部の外周から軸方向に延出するリード部33とを備えている。円筒状部32とは反対側のリング状部31の片面には合成ゴム製のシートリング37が接着されている。円筒状部32の外径は、継手部材110の他端部112の内径とほぼ等しくされている。リード部33の長さは、継手部材110の凹溝114の長さよりも長くしている。なお、図8に示す装着状態において、ユニオンナット130からリード部33の先端部が突出するようになっておればよい。
【0027】
つぎに、ユニオン継手100内にアースリング30を取り付ける手順について説明する。
まず、第1の継手部材110の他端部112側から、アースリング30のリード部33が凹溝114に対応するように位置合わせを行い、アースリング30の円筒状部32を継手部材110の他端部112内に挿入して装着する。その際、継手部材110の他端部112の装着溝116には、あらかじめシール用のOリング117を装着している。
【0028】
つぎに、アースリング30を装着した第1の継手部材110の他端部112の端面側と、第2の継手部材120の他端部122の端面側とを突き合わせ、第2の継手部材120の一端部121側からユニオンナット130を外挿して第2の継手部材120の外周に配置する。そして、ユニオンナット130の雌ねじを第1の継手部材110の雄ねじ113に螺合して両継手部材110,120同士を連結する。
【0029】
このようにして、図8に示すように、アースリング30が取付けられたユニオン継手100が得られる。なお、リード線35の一端はアースリング30のリード部33先端と接続され、また、他端はセンサ本体2のアース端子4と接続されている。
【0030】
この実施形態の場合、アースリング30を構成しているリング状部31の片面に合成ゴム製のシートリング37が設けられているので、ユニオンナット130の締め付けにより、第2の継手部材120の他端部122の端面と、アースリング30のリング状部31の片面との間の水密性は良好に保持される。
【0031】
上記図8の実施形態では、アースリング30として、リング状部31の内周に連続する薄肉の円筒状部32を備えたものとしたが、図11に示すように、円筒状部32をなくしたものとしてもよい。
【0032】
また、図12に示すように、シートリング37と反対側のリング状部31の片面にも、リング状の突起を備えた合成ゴム製のシートリング38を接着してもよい。このように、リング状部31の片面にシートリング38を設けることによって、第1の継手部材110の他端部112の装着溝116に、あらかじめシール用のOリング117を装着する必要がなくなると共に、ユニオン継手100の組立て作業も短縮できる。
【0033】
本発明の他の実施形態を図13に基づき詳細に説明する。図13は本発明に係るアースリングの取付構造の他の実施形態の断面図である。なお、この実施形態は前記した実施形態に対し、フィッティング10の本管11の代わりに配管40を使用し、配管40の外ねじ部41に形成した凹溝41aに電気伝導体である端子片42を埋め込み、アースリングには配管の端子片42と接触して導通する突起部を有することを特徴とする。そして、他の実質的に同等の構成については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
【0034】
図13において、配管40と45はユニオン継手で接続されるもので、一方の配管40には、端部に外ねじ部41が形成されており、該外ねじ部41の外周に前記配管の軸方向に沿って凹溝41aを形成すると共に、端面に防水リング16を嵌め込む円周溝43を備えている。そして、凹溝41aに電気伝導体で形成した端子片42を埋め込んでいる。端子片42は金属板材で形成され、ユニオンナットの締付け時に、図13において左端部がユニオンナットから突出するように形成されている。端子片42は凹溝41aに圧入状態に嵌め込まれるものでもよく、インサートされたものでもよい。なお、二点鎖線で示すように、左端部を上方に屈曲した端子片48でアース端子との接続を容易とするように構成してもよい。
【0035】
他方の配管45には、ユニオン継手のユニオンナット46が装着され、ユニオンナットは外ねじ部41と螺合可能になっている。ユニオンナット46は、前記の実施形態と同様に、端部に形成した溝部にセットリング47を外嵌することにより、軸方向に移動可能に、配管45から脱落不能に装着されている。この実施形態においては、アースリング50は前記の実施形態と同様に、リング状部51と、円筒状部52と、リード部53及び円周溝54を備えており、リード部53は凹溝41aに埋め込んだ端子片42と接触するように僅かに突出して形成されている。円周溝54はOリング等の防水リング16が嵌め込まれる。この例によれば、アースリング50を、金属板材を使用してプレスで形成するとき、大きく突出するリード部分を省略できるので、材料を節約できる。
【0036】
なお、配管のユニオン継手として、図14に示すような配管55の一端にユニオンナット56を有し、他端にフランジ継手57を有するものでもよい。また、センサとして電磁式の流量センサの例を示したが、これに限られるものでなく、本発明は流体の温度を測定する温度センサや、単に流体の流速を測定する速度センサにも適用できることは勿論であり、絶縁性の配管において、これらのセンサは流体とのアースを安定して取れるため、出力が安定するものである。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明から理解できるように、本発明のアースリングの取付構造によれば、配管のユニオン継手部分にアースリングを容易に取付けることができ、アースリングのリード部にアース線容易に接続でき、又、流体との接触面積が大きく流量センサ等に用いると出力を安定させることができる。
【0039】
本発明のセンサによれば、アースリングは広い面積で流体と接触でき、アースが確実となって正確で安定した測定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアースリングの取付構造を使用する流量センサの一実施形態の一部破断した正面図である。
【図2】(a)は図1のA−A矢視図、(b)は図1のB−B矢視図である。
【図3】図1の流量センサを分解した状態のフィッティングと配管との関係を示す断面図である。
【図4】図3のC−C線断面図である。
【図5】(a)はアースリングの1例の平面図、(b)は(a)の断面図、(c)は(b)の右側面図である。
【図6】(a)はアースリングの他の例の平面図、(b)は(a)の断面図、(c)はアースリングのさらに他の例の断面図である。
【図7】本発明のアースリングを取付けた状態の要部断面図である。
【図8】アースリングが取付けられたユニオン継手を示す半縦断面図である。
【図9】図8の第1の継手部材を示す正面図および左側面図である。
【図10】図8におけるアースリングを示す縦断面図である。
【図11】図10のアースリングの変形例を示す縦断面図である。
【図12】図10のアースリングの他の変形例を示す縦断面図である。
【図13】本発明に係るアースリングの取付構造の他の実施形態を示す断面図である。
【図14】配管の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 流量センサ
2 センサ本体
4 アース端子
10 フィッティング
14 外ねじ部
14a 凹溝
20,25 配管
26 ユニオンナット
16 防水リング
30,50 アースリング
31,51 リング状部
32,52 円筒状部
33,53 リード部
34,54 円周溝
37,38 シートリング
40,45,55 配管
41 外ねじ部
41a 凹溝
42 端子片
46,56 ユニオンナット
100 ユニオン継手
110 第1の継手部材
113 雄ねじ
114 凹溝
120 第2の継手部材
130 ユニオンナット

Claims (3)

  1. 導電材で形成され、リング状部と、該リング状部の内周に連続する円筒状部と、前記リング状部の外周から延出するリード部と、前記リング状部は、一方の端面に防水リングを挿入する円周溝を備えてなるアースリングを一対の絶縁性配管の端部に挟んで取付けるアースリングの取付構造であって、
    一方の配管は端部に外ねじ部を形成し、
    該外ねじ部のねじ山を除去して前記配管の軸方向に沿う凹溝を形成すると共に、端面に防水リングを備え、
    他方の配管は前記アースリングのリング状部が対向する端面を備えると共に、前記外ねじ部に螺合する内ねじを形成したユニオンナットを備え、
    前記アースリングのリード部を前記凹溝に挿入し、前記円筒状部を前記一方の配管内に挿入し、
    前記円周溝に防水リングを挿入して該防水リングを前記他方の配管の端面に対接させ、
    前記ユニオンナットを前記外ねじ部に螺合させて締付けること
    を特徴とするアースリングの取付構造。
  2. 前記凹溝に電気伝導体で形成した端子片を埋め込み、
    該端子片は前記ユニオンナット締付時に該ユニオンナットから露出し、
    前記アースリングと前記端子片が接触すること
    を特徴とする請求項に記載のアースリングの取付構造。
  3. アース端子を有するセンサ本体と、
    該センサ本体を絶縁性配管に接続する本管を有するフィッティングとを備え、
    前記配管と前記本管との間に、導電材で形成され、リング状部と、該リング状部の内周に連続する円筒状部と、前記リング状部の外周から延出するリード部と、前記リング状部は、一方の端面に防水リングを挿入する円周溝を備えてなるアースリングを備えるセンサであって、
    前記本管は、端部に外ねじ部を形成すると共に、該外ねじ部のねじ山を除去して前記配管の軸方向に沿う凹溝を形成すると共に、端面に防水リングを備え、
    前記配管は、前記アースリングのリング状部が対向する端面を備えると共に、前記外ねじ部に螺合する内ねじを形成したユニオンナットを備え、
    前記アースリングのリード部を前記凹溝に挿入し、
    前記円筒状部を前記本管内に挿入し、
    前記円周溝に防水リングを挿入して該防水リングを前記配管の端面に対接させて前記ユニオンナットを前記外ねじ部に螺合させて締付けし、
    前記センサ本体のアース端子と前記アースリングのリード部とを接続すること
    を特徴とするセンサ。
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