JP4104316B2 - 冊子作成方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の用紙を重ね合わせて冊子を作成する冊子作成方法関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の用紙を重ね合わせてカタログやパンフレット等の冊子を作成する場合、冊子を構成する複数の用紙を重ね合わせた状態でこれら複数の用紙をホチキスで綴じたり、複数の用紙のそれぞれの接着部分に糊を塗布し、糊が塗布された複数の用紙を順次重ね合わせていったり、複数の用紙を重ね合わせた後に冊子の背となる部分に粘性を有する糊を塗布したりし、それにより、複数の用紙が重ね合わされた冊子が作成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の冊子作成方法においては、以下に記載するような問題点がある。
【0004】
冊子を構成する複数の用紙を重ね合わせた状態でこれら複数の用紙をホチキスで綴じることによって冊子を作成するものにおいては、ホチキスの針という金属からなる部品を使用するため、多少なりとも取り扱いに注意が必要となるとともに、廃棄する際に環境に悪影響を及ぼす原因となってしまう。
【0005】
複数の用紙のそれぞれの接着部分に糊を塗布し、糊が塗布された複数の用紙を順次重ね合わせていくことによって冊子を作成するものにおいては、冊子を作成する作業が、冊子を作成するための装置の停止等何らかの原因で中断し、一定の時間が経過してしまった場合、用紙に塗布された糊が固まってしまい、その後、作業が再開されたとしても、用紙どうしを接着することができなくなってしまう。
【0006】
複数の用紙を重ね合わせた後に冊子の背となる部分に粘性を有する糊を塗布することによって冊子を作成するものにおいては、用紙どうしを接着している部分が冊子の背となる用紙それぞれの一辺のみであるため、用紙どうしが分離しやすくなってしまう。
【0007】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、糊を用いた冊子作成方法において用紙に糊を塗布してから用紙を重ね合わせるまでの時間的制約がなく冊子を作成することができる冊子作成方法提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、
複数の用紙を重ね合わせて接着して冊子を作成する冊子作成方法であって、
前記複数の用紙のうち、該複数の用紙が重ね合わされた際に最も下となる用紙の接着部分に熱活性型糊塗布する処理と、
前記熱活性型糊が塗布されていない用紙のうち、該複数の用紙が重ね合わされた際に最も上となる用紙以外の用紙に、前記複数の用紙が重ね合わされた際に下となる用紙における開口領域が広くなるような穴を、前記複数の用紙が重ね合わされた際に前記熱活性型糊が塗布された領域に対向する領域に形成する処理と、
前記複数の用紙を重ね合わせる処理と、
前記重ね合わされた複数の用紙のうち少なくとも前記熱活性型糊が塗布された領域に熱を加えながら当該領域を前記複数の用紙を表裏から挟みこむように押圧する処理とを行うことを特徴とする。
【0013】
(作用)
上記のように構成された本発明においては、複数の用紙を重ね合わせて冊子を作成する場合、まず、複数の用紙の所定の領域に熱活性型糊を塗布しておき、その後、冊子毎に、冊子を構成する用紙を重ね合わせ、熱活性型糊が塗布された領域に熱を加えながらその領域を複数の用紙を挟みこむように押圧する。この熱によって、用紙に塗布された熱活性型糊が再溶融し、さらに、押圧によって複数の用紙どうしが再溶融した糊を介して接着される。
【0014】
このように、冊子を構成する用紙に熱活性型糊を予め塗布しておき、用紙どうしを接着するタイミングにてこの糊を再溶融することにより糊に接着力を与えて用紙どうしを接着しているので、用紙に糊を塗布した後にて冊子を構成する用紙を選択することができるとともに、用紙に糊を塗布してから用紙どうしを接着するまでに時間的制約がなくなり、冊子を作成する作業が、冊子を作成するための装置の停止等何らかの原因で中断し、一定時間経過した後においても用紙どうしを接着することができる。
【0015】
また、冊子を重ね合わせた後、熱活性型糊が塗布された領域のうち任意の領域のみに熱を加えながらその領域を複数の用紙を挟みこむように押圧すれば、用紙どうしが接着する領域を任意に設定することができ、それにより、用紙どうしの接着力を任意に設定することができる。
【0016】
また、冊子を構成する複数の用紙のうち、複数の用紙が重ね合わされた際に最も下となる用紙の所定の領域のみに熱活性型糊を塗布しておくとともに、熱活性型糊が塗布されていない用紙のうち、複数の用紙が重ね合わされた際に最も上となる用紙以外の用紙に、複数の用紙が重ね合わされた際に下となる用紙の方がその開口領域が広くなるような穴を、複数の用紙が重ね合わされた際に熱活性型糊が塗布された領域に対向する領域に形成しておき、その後、複数の用紙を重ね合わせ、重ね合わされた複数の用紙のうち少なくとも熱活性型糊が塗布された領域に熱を加えながらその領域を複数の用紙を挟みこむように押圧するように構成すれば、冊子を構成する複数の用紙のうち、糊が塗布される用紙が1枚のみとなるので、用紙どうしの接着部分が糊によって盛り上がってしまうことがなくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0018】
図1は、本発明の冊子作成装置の実施の一形態を示す図である。
【0019】
本形態は図1に示すように、冊子を構成する用紙の接着部分にホットメルト糊のような熱活性型糊を塗布する糊塗布部10と、糊塗布部10にて糊が塗布された用紙を用紙の種類毎に設けられた保管エリア30−1〜30−nに保管するための保管部30と、糊塗布部10にて糊が塗布された用紙を用紙の種類に応じて保管エリア30−1〜30−nに振り分ける振分部20と、保管部30に保管された用紙を冊子の種類に応じて抽出する抽出部40と、抽出部40にて抽出され重ね合わされた用紙の糊が塗布された領域に熱を加えながらこの領域を重ね合わされた用紙を表裏から挟みこむように押圧する押圧/加熱部50とから構成されている。
【0020】
以下に、上記のように構成された冊子作成装置における冊子作成方法について説明する。
【0021】
図2は、図1に示した冊子作成装置の具体的な構成例を示す図であり、図3は、図2に示した冊子作成装置を用いた冊子作成方法を説明するためのフローチャートである。
【0022】
まず、糊塗布部10において、冊子を構成する用紙1の接着部分に対してガンヘッド11から熱活性型の糊2が射出され、それにより、用紙1に糊2が塗布される(ステップS1)。
【0023】
糊塗布部10にて糊が塗布された用紙1は、コンベヤー61上を搬送されていくが、その際、振分部20となるチェントランサ21−1〜21−nの動作によって、コンベヤー61上を搬送されていく用紙1が、用紙1の種類毎に、保管エリア30−1〜30−nとなる保管トレイ31−1〜31−nに搬送され、保管トレイ31−1〜31−nにて保管される(ステップS2)。なお、チェントランサ21−1〜21−nにおいては、他の制御装置(不図示)の制御によって、用紙1の種類に応じて、用紙1が保管トレイ31−1〜31−nに搬送されていくように動作する。
【0024】
ここで、保管トレイ31−nに搬送され、保管される用紙1においては、冊子を構成する表紙等、全ての冊子において共通に一番上に重ね合わされる用紙となるため、糊塗布部10においては糊2が塗布されない。
【0025】
その後、冊子の種類毎に応じて、抽出部40となるコンベヤー62−1〜62−nが動作し、それにより、保管トレイ31−1〜31−nに保管されている用紙のうち冊子を構成する用紙のみがコンベヤー62−1〜62−n上を搬送されていき、搬送手段であるコンベヤー63上に移載される。コンベヤー63上に移載された用紙は、図中矢印で示すような方向に搬送されていくため、順次重ね合わされ、搬送されていく(ステップS3)。なお、コンベヤー62−1〜62−nにおいては、他の制御装置(不図示)に制御によって、冊子の種類毎に、その冊子を構成する用紙のみがコンベヤー63上に移載されるように動作する。
【0026】
コンベヤー63上にて冊子を構成する全ての用紙が重ね合わされた後、押圧/加熱器51によって、用紙1の糊が塗布された領域に熱が加えられながら該領域が、重ね合わされた用紙を表裏から挟みこむように押圧される(ステップS4)。
【0027】
図4は、図2に示した押圧/加熱器51にて用紙1に熱が加えられながら押圧される状態を示す図である。
【0028】
図4に示すように、押圧/加熱器51においては、糊塗布部10にて用紙1の糊2が塗布された領域に熱が加えられながら該領域が、重ね合わされた用紙を表裏から挟みこむように押圧されるが、糊塗布部10にて用紙1に塗布された糊2は熱活性型糊であるため、押圧/加熱器51にて熱が加えられると硬化していた糊2が再溶融し、その状態で押圧されることにより、再溶融した糊2によって用紙1どうしが接着することになる。
【0029】
なお、図4においては、糊塗布部10にて糊2が塗布された領域に対して、用紙を挟みこむように用紙の表裏から加熱、押圧が行われているが、用紙の裏面側をコンベヤー63あるいは固定台等で固定し、用紙の表面側からのみ加熱、押圧することも考えられる。ただし、その場合、用紙に対する加熱が用紙の表面側からしか行われないため、用紙の表裏から加熱、押圧するものと比べて、冊子の厚さは薄いものに限定される。
【0030】
ここで、押圧/加熱器51において加熱及び押圧する領域を、糊塗布部10にて糊が塗布された領域全面とせず、糊塗布部10にて糊が塗布された領域のうち任意の領域に限定することにより、用紙1どうしの接着力を任意に設定することもできる。
【0031】
図5は、図2に示した冊子作成装置において、糊塗布部10に糊が塗布された領域のうち任意の領域のみ加熱及び押圧する場合の例を示す図であり、(a)は押圧/加熱器51の形状を示す図、(b)は(a)に示した押圧/加熱器51にて押圧及び加熱された冊子の状態を示す図である。
【0032】
図5に示すように、押圧/加熱器51の用紙1に接する面の形状を、糊塗布部10にて糊が塗布された領域全面と接するような形状とせず、糊塗布部10にて糊が塗布された領域のうち任意の領域のみと接する形状とすれば、糊塗布部10にて用紙1に塗布された糊2のうち、押圧/加熱器51にて再溶融される糊が、押圧/加熱器51が用紙1と接する部分に塗布された糊2aのみとなり、それにより、用紙1どうしが、糊塗布部10にて用紙1に塗布された糊2のうち一部の糊2aのみによって接着されることになる。
【0033】
また、糊塗布部10にて用紙1に糊2が塗布される領域を任意の領域としたり、糊2の塗布量を変えることによっても、用紙1どうしの接着力を任意に設定することができる。
【0034】
なお、本形態においては、図1及び図2に示したような冊子作成装置を用いて冊子を作成しているが、本発明の冊子作成装置はこれに限らず、熱活性型の糊2が塗布された用紙1が予め用意されていれば、その用紙1をコンベヤー62−1〜62−nを用いてコンベヤー63上にて重ね合わせ、押圧/加熱器51にて、用紙1の糊2が塗布された領域に熱を加えながらその領域を用紙1の表裏から挟みこむように押圧するだけの構成としてもよい。
【0035】
(他の実施の形態)
上述した実施の形態においては、冊子を構成する複数の用紙のうち、表紙等となる用紙以外の全ての用紙に糊が塗布されているが、冊子を構成する用紙の接着部分に用紙毎に異なる形状の穴を形成し、冊子を構成する用紙のうち冊子の裏面となる用紙のみに糊を塗布することも考えられる。
【0036】
図6は、図1に示した冊子作成装置にて作成される冊子を構成する用紙の他の実施の形態を示す図であり、(a)は冊子を構成する用紙をそれぞれ示す図、(b)は(a)に示した用紙が接着された状態を示す図である。
【0037】
図6(a)に示すように、本形態における冊子は4枚の用紙1a〜1dから構成されるものであって、冊子の裏面となる用紙1aには、用紙1a〜1dの接着部分となる領域に糊2が塗布されており、また、用紙1aの上に重ね合わされる用紙1bには、用紙1aに重ね合わされた際に糊2が塗布された領域に対向する領域に所定の大きさを有する穴3aが形成されており、また、用紙1bの上に重ね合わされる用紙1cには、用紙1bに重ね合わされた際に穴3aが形成された領域に対向する領域に穴3aよりも小さな穴3bが形成されており、また、用紙1cの上に重ね合わされ、冊子の表紙となる用紙1dには、穴が形成されておらず、糊2も塗布されていない。
【0038】
上記のように構成された用紙1a〜1dを重ね合わせた場合、図6(b)に示すように、用紙1aに塗布された糊2は、用紙1bに形成された穴3aから導出されて用紙1cに達するとともに、用紙1bの穴3aが形成されていない領域に塗布され、また、用紙1cに達した糊2は用紙1cに形成された穴3bから導出されて用紙1dに達するとともに、用紙1cの穴3bが形成されていない領域に塗布されることになる。これにより、用紙1aと用紙1bとが、用紙1aの糊2が塗布された領域と用紙1bの穴3aが形成されていない領域とにおいて糊2によって接着され、また、用紙1aと用紙1cとが、用紙1aの糊2が塗布された領域と用紙1cの穴3bが形成されていない領域とにおいて糊2によって接着され、また、用紙1aと用紙1dとが、用紙1aの糊2が塗布された領域と用紙1dの穴3bと対向する領域とにおいて糊2によって接着されている。また、用紙1bと用紙1cとが、用紙1bの穴3aが形成されていない領域と用紙1cの穴3bが形成されていない領域において糊2によって接着され、また、用紙1bと用紙1dとが、用紙1bの穴3aが形成されていない領域と用紙1dの穴3bと対向する領域とにおいて糊2によって接着され、用紙1cと用紙1dとが、用紙の穴3bが形成されていない領域と用紙1dの穴3bと対向する領域とにおいて糊2によって接着されている。
【0039】
上述したような用紙1a〜1dから構成される冊子においては、用紙1aのみに糊2が塗布されているため、用紙1a〜1dの接着部分が糊2によって盛り上がってしまうことを防ぐことができる。また、本形態においても、用紙に形成する穴の大きさによって、用紙どうしの接着力を任意に設定することができる。
【0040】
なお、本形態においては、用紙1cに形成される穴3bの大きさを用紙1bに形成される穴3aの大きさよりも小さくし、それにより、穴3aから導出された糊2が、さらに穴3bから導出されるとともに、穴3bが形成されていない領域において用紙1cに塗布される構成としたが、用紙1bに形成される穴3aと用紙1cに形成される穴3bとの大きさを等しくし、用紙1bに形成される穴3aの数を用紙1cに形成される穴3bの数よりも多くすることによって、穴3aから導出された糊2が、さらに穴3bから導出されるとともに、穴3bが形成されていない領域において用紙1cに塗布される構成とすることも考えられる。
【0041】
なお、上述した実施の形態においては、冊子を構成する用紙の種類によってその熱伝導率が異なるため、押圧/加熱器51にて用紙1を押圧、加熱している時間は、冊子を構成する用紙の種類毎に、押圧/加熱器51による加熱によって糊2が溶融するために必要となる時間に応じて適宜設定する必要がある。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように本発明においては、複数の用紙を重ね合わせて冊子を作成する場合、冊子を構成する用紙に熱活性型糊を予め塗布しておき、用紙どうしを接着するタイミングにてこの糊を再溶融することにより糊に接着力を与え、用紙どうしを接着する構成としたため、用紙に糊を塗布した後にて冊子を構成する用紙を選択することができるとともに、用紙に糊を塗布してから用紙どうしを接着するまでに時間的制約がなくなり、冊子を作成する作業が、冊子を作成するための装置の停止等何らかの原因で中断し、一定時間経過した後においても用紙どうしを接着することができる。
【0043】
また、冊子を重ね合わせた後、熱活性型糊が塗布された領域のうち任意の領域のみに熱を加えながらその領域を複数の用紙を挟みこむように押圧するものにおいては、用紙どうしが接着する領域を任意に設定することができ、それにより、用紙どうしの接着力を任意に設定することができる。
【0044】
また、冊子を構成する複数の用紙のうち、複数の用紙が重ね合わされた際に最も下となる用紙の所定の領域のみに熱活性型糊を塗布しておくとともに、熱活性型糊が塗布されていない用紙のうち、複数の用紙が重ね合わされた際に最も上となる用紙以外の用紙に、複数の用紙が重ね合わされた際に下となる用紙の方がその開口領域が広くなるような穴を、複数の用紙が重ね合わされた際に熱活性型糊が塗布された領域に対向する領域に形成しておき、その後、複数の用紙を重ね合わせ、重ね合わされた複数の用紙のうち少なくとも熱活性型糊が塗布された領域に熱を加えながらその領域を複数の用紙を挟みこむように押圧するものにおいては、用紙どうしの接着部分が糊によって盛り上がってしまうことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冊子作成装置の実施の一形態を示す図である。
【図2】図1に示した冊子作成装置の具体的な構成例を示す図である。
【図3】図2に示した冊子作成装置を用いた冊子作成方法を説明するためのフローチャートである。
【図4】図2に示した押圧/加熱器にて用紙に熱が加えられながら押圧される状態を示す図である。
【図5】図2に示した冊子作成装置において、糊塗布部に糊が塗布された領域のうち任意の領域のみ加熱及び押圧する場合の例を示す図であり、(a)は押圧/加熱器の形状を示す図、(b)は(a)に示した押圧/加熱器にて押圧及び加熱された冊子の状態を示す図である。
【図6】図1に示した冊子作成装置にて作成される冊子を構成する用紙の他の実施の形態を示す図であり、(a)は冊子を構成する用紙をそれぞれ示す図、(b)は(a)に示した用紙が接着された状態を示す図である。
【符号の説明】
1,1a〜1d 用紙
2,2a 糊
3a,3b 穴
10 糊塗布部
11 ガンヘッド
20 振分部
21−1〜21−n チェントランサ
30 保管部
30−1〜30−n 保管エリア
31−1〜31−n 保管トレイ
40 抽出部
50 押圧/加熱部
51 押圧/加熱器
61,62−1〜62−n,63 コンベヤー

Claims (1)

  1. 複数の用紙を重ね合わせて接着して冊子を作成する冊子作成方法であって、
    前記複数の用紙のうち、該複数の用紙が重ね合わされた際に最も下となる用紙の接着部分に熱活性型糊を塗布する処理と、
    前記熱活性型糊が塗布されていない用紙のうち、該複数の用紙が重ね合わされた際に最も上となる用紙以外の用紙に、前記複数の用紙が重ね合わされた際に下となる用紙における開口領域が広くなるような穴を、前記複数の用紙が重ね合わされた際に前記熱活性型糊が塗布された領域に対向する領域に形成する処理と、
    前記複数の用紙を重ね合わせる処理と、
    前記重ね合わされた複数の用紙のうち少なくとも前記熱活性型糊が塗布された領域に熱を加えながら当該領域を前記複数の用紙を表裏から挟みこむように押圧する処理とを行うことを特徴とする冊子作成方法。
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