JP4094838B2 - 製本部材を用いた製本方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の用紙が重ね合わされて構成される冊子等を製本する、製本部材を用いた製本方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の用紙を重ね合わせて冊子等を作成する場合、冊子等を構成する複数の用紙を重ね合わせた状態でこれら複数の用紙をホチキスで綴じたり、複数の用紙のそれぞれの接着部分に糊を塗布し、糊が塗布された複数の用紙を順次重ね合わせていったり、複数の用紙を重ね合わせた後に冊子等の背となる部分に粘性を有する糊を塗布したりし、それにより、複数の用紙が重ね合わされた冊子等が作成されている。
【0003】
また、所定の領域にファイルパンチ穴が形成された複数の用紙が重ね合わされることにより冊子等が作成される場合もある。その場合は、主に、まず、冊子等を構成する複数の用紙を重ね合わせ、その後、重ね合わされた複数の用紙の所定の領域に、冊子等の表面側から裏面側に貫通するようなファイルパンチ穴を形成する。この際、複数の用紙どうしの接着は、上述したものと同様に、複数の用紙が重ね合わされる前に複数の用紙毎に所定の領域に糊が塗布されたり、複数の用紙が重ね合わされた後に冊子等の背となる部分に糊が塗布されたりすることによって行われる。また、冊子等を構成する複数の用紙に形成されたファイルパンチ穴を用いて複数の用紙を綴じる場合もあり、その場合、軟性を有する金属や樹脂、あるいは紐等をファイルパンチ穴に通し、これらを用紙に固定することにより、複数の用紙が綴じられた冊子等が作成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来のものにおいては、以下に記載するような問題点がある。
【0005】
冊子等を構成する複数の用紙を重ね合わせた状態でこれら複数の用紙をホチキスで綴じることによって冊子等を作成するものにおいては、ホチキスの針という金属からなる部品を使用するため、多少なりとも取り扱いに注意が必要となるとともに、廃棄する際に環境に悪影響を及ぼす原因となってしまう。
【0006】
また、複数の用紙のそれぞれの接着部分に糊を塗布し、糊が塗布された複数の用紙を順次重ね合わせていくことによって冊子等を作成するものにおいては、冊子等を作成する作業が、冊子等を作成するための装置の停止等何らかの原因で中断し、一定の時間が経過してしまった場合、用紙に塗布された糊が固まってしまい、その後、作業が再開されたとしても、用紙どうしを接着することができなくなってしまう。
【0007】
また、複数の用紙を重ね合わせた後に冊子等の背となる部分に粘性を有する糊を塗布することによって冊子等を作成するものにおいては、用紙どうしを接着している部分が冊子等の背となる用紙それぞれの一辺のみであるため、用紙どうしが分離しやすくなってしまう。
【0008】
また、冊子等を構成する複数の用紙に形成されたファイルパンチ穴に軟性を有する金属や樹脂、あるいは紐等を通すことにより冊子等を作成するものにおいては、ファイルパンチ穴に通した金属や樹脂、あるいは紐を用紙に固定する際、冊子等を構成する複数の用紙どうしを密着させた状態とするために複数の用紙を挟むように圧力をかけながら金属や樹脂、あるいは紐を用紙に固定しなければならないため、用紙に圧力をかける作業と金属や樹脂、あるいは紐を用紙に固定する作業との2つの作業を同時に行わなければならず、それほど容易に冊子等を作成することができない。
【0009】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、冊子等を構成する複数の用紙を重ね合わせた後に糊を用いて用紙どうしが分離しにくい状態の冊子等を製本する、製本部材を用いた製本方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、
複数の用紙が重ね合わされて構成される冊子の背となる部分及び前記複数の用紙にそれぞれ形成されたファイルパンチ穴を覆う1枚のベースシートと、前記ベースシートの両端にそれぞれ形成され、前記冊子の表紙に接着される固定部と、前記ベースシート上の、当該製本部材によって前記冊子の背となる部分及び前記ファイルパンチ穴を覆った際に前記ファイルパンチ穴に対向する位置に設けられ、前記ファイルパンチ穴に貫通するために十分な長さを具備する熱活性型糊が硬化してなる突起部とを有してなる製本部材を用いた製本方法であって、
前記ファイルパンチ穴に前記突起部を挿入する処理と、
前記製本部材によって前記冊子の背となる部分を覆う処理と、
前記製本部材に対して、熱を加えながら前記冊子を表裏から挟みこむように圧力をかける処理とを行うことを特徴とする。
【0013】
(作用)
上記のように構成された本発明においては、製本される冊子の背となる部分及び冊子を構成する用紙に形成されたファイルパンチ穴を覆うために十分な幅を有するベースシート上において、その両端に冊子の表紙に接着される熱活性型糊からなる固定部が設けられ、また、この製本部材によって冊子の背となる部分を覆った際にファイルパンチ穴に対向する位置に、ファイルパンチ穴に貫通するために十分な長さを具備する熱活性型糊からなる突起部が設けられている。
【0014】
このように構成された製本部材を用いて冊子を製本する場合、まず、冊子を構成する複数の用紙が重ね合わされた状態において、用紙に形成されたファイルパンチ穴に突起部を挿入し、次に、ファイルパンチ穴に突起部が挿入された製本部材によって冊子の背となる部分を覆う。その後、製本部材に対して、熱を加えながら冊子を表裏から挟みこむように圧力をかける。ここで、製本部材に設けられた固定部及び突起部はそれぞれ熱活性型糊からなるものであるため、熱が加えられると硬化していた固定部及び突起部が再溶融し、その状態で圧力がかけられることにより、再溶融した突起部によって、冊子を構成する複数の用紙どうしが接着されるとともに複数の用紙のうち冊子の表紙となる用紙と製本部材とが接着され、また、再溶融した固定部によっても、複数の用紙のうち冊子の表紙となる用紙と製本部材とが接着される。
【0015】
このように、製本部材に熱活性型糊からなる固定部及び突起部を設けておき、この製本部材を用いて冊子を製本する際に固定部及び突起部を再溶融することにより製本部材に接着力を与えて冊子を構成する用紙どうし、並びに用紙と製本部材とを接着しているので、冊子を構成する複数の用紙を重ね合わせた後に用紙どうしが接着されることになり、製本部材に糊を塗布してから用紙どうしを接着するまでに時間的制約がなく、冊子を製本する作業が、冊子を製本するための装置の停止等何らかの原因で中断し、一定時間経過した後においても用紙どうしを接着することができる。
【0016】
また、冊子を構成する複数の用紙を互いに密着させるために圧力をかけることと、複数の用紙どうし並びに用紙と製本部材とを接着することとがワンアクションによって行われることになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0018】
図1は、本発明の製本部材の実施の一形態を示す三面図である。
【0019】
本形態は図1に示すように、紙等からなり、製本される冊子等の背となる部分及び冊子等を構成する用紙に形成されたファイルパンチ穴を覆うために十分な幅を有するベースシート11と、ベースシート11の両端にそれぞれ形成され、製本される冊子等の表紙に接着される熱活性型糊からなる固定部13a,13bと、製本される冊子等を構成する用紙に形成されたファイルパンチ穴に貫通するための熱活性型糊からなる突起部12a,12bとから構成されている。
【0020】
上記のように構成される製本部材10は、ベースシート11の両端に、固定部13a,13bとなる熱活性型糊が塗布されるとともに、この製本部材10が冊子等に装着された際に、冊子等を構成する用紙に形成されたファイルパンチ穴に対向する領域に突起部12a,12bとなる熱活性型糊が塗布されることにより作成される。
【0021】
以下に、上述した製本部材を用いた製本方法について説明する。
【0022】
図2は、図1に示した製本部材10を用いた製本方法を説明するためのフローチャートであり、図3は、図1に示した製本部材10を用いた製本方法を説明するための模式図である。
【0023】
まず、製本される冊子等を構成する複数の用紙1を重ね合わせる(ステップS1)(図3(a))。
【0024】
次に、重ね合わされた複数の用紙1に対してファイルパンチ穴2a,2bを形成する(ステップS2)(図3(b))。ここで、本形態においては、製本される冊子等を構成する複数の用紙1を重ね合わせた後、この重ね合わせた用紙1に対してファイルパンチ穴2a,2bを形成しているが、製本される冊子等を構成する複数の用紙1それぞれにファイルパンチ穴2a,2bを形成しておき、その後、ファイルパンチ穴2a,2bが形成された複数の用紙1を重ね合わせることも考えられる。
【0025】
次に、重ね合わされた複数の用紙1に形成されたファイルパンチ穴2a,2bに突起部12a,12bを挿入する(ステップS3)(図3(c))。
【0026】
ここで、突起部12a,12bの突起部分の長さについて説明する。
【0027】
突起部12a,12bは、製本される冊子等を構成する複数の用紙1に形成されたファイルパンチ穴2a,2bに挿入された際、図3(c)に示すように、その先端が所定の長さだけ複数の用紙1のうち最も表面となる用紙から突出している必要がある。そのため、突起部12a,12bの長さは、製本される冊子等の厚さに応じた長さでなければならず、そのためには、突起部12a,12bの長さが異なる製本部材10を設定しておき、製本される冊子等の厚さに応じて製本部材10を選択して使用したり、製本される冊子等の厚さに応じて突起部12a,12bを切断して使用したりすることが考えられる。
【0028】
次に、突起部12a,12bがファイルパンチ穴2a,2bに挿入された製本部材10によって、製本される冊子等の背となる部分を覆う(ステップS4)(図3(d))。
【0029】
図4は、製本される冊子等の背をなる部分が図1に示した製本部材10によって覆われた状態を示す図である。
【0030】
図4に示すように、製本される冊子等を構成する複数の用紙1に形成されたファイルパンチ穴2aに突起部12aが挿入され、かつ、固定部13a,13bが冊子等を構成する用紙のうち表紙となる用紙に接するような状態で、製本部材10によって冊子等の背となる部分が覆われる。なお、図示していないが、図4に示した状態においては、製本される冊子等を構成する複数の用紙1に形成されたファイルパンチ穴2bにも突起部12bが挿入されている。
【0031】
その後、製本部材10に対して、熱を加えながら、重ね合わされた複数の用紙1を表裏から挟みこむように圧力をかける。
【0032】
図5は、図1に示した製本部材10に対して熱が加えられながら圧力がかけられた状態を示す図である。
【0033】
図1に示した製本部材10に形成された突起部12a,12b及び固定部13a,13bは熱活性型糊からなるものであるため、図1に示した製本部材10に対して熱が加えられると、図5に示すように、硬化していた突起部12a及び固定部13a,13bが再溶融し、その状態で圧力がかけられることにより、再溶融した突起部12aによって、冊子等を構成する複数の用紙1どうしが接着されるとともに複数の用紙のうち冊子等の表紙となる用紙1と製本部材10とが接着され、また、再溶融した固定部13a,13bによっても、複数の用紙のうち冊子等の表紙となる用紙1と製本部材10とが接着される。なお、図示していないが、図5に示した状態においては、製本部材10に熱が加えられることにより、硬化していた突起部12bも再溶融し、その状態で圧力がかけられることにより、再溶融した突起部12bによっても、冊子等を構成する複数の用紙1どうしが接着されるとともに複数の用紙のうち冊子等の表紙となる用紙1と製本部材10とが接着される。
【0034】
以下に、製本部材10に対する加熱及び押圧について詳細に説明する。
【0035】
図6は、図1に示した製本部材10に対して加熱及び押圧を行う加熱/押圧器の一構成例を示す図である。
【0036】
本構成例は図6に示すように、製本される冊子等の背となる部分を覆った状態の製本部材10が挿入されるための凹部24が形成された筐体21に、凹部24内に設けられ、製本部材10が凹部24に挿入されたことを製本部材10の接触により検知する接触センサ23と、凹部24内に設けられ、接触センサ23によって製本部材10が凹部24に挿入したことが検知された場合に製本部材10に対して熱を加えるとともに製本部材10によって覆われた複数の用紙1を表裏から挟みこむように圧力をかける加熱/押圧部22a,22bとが設けられて構成されている。
【0037】
上記のように構成された加熱/押圧器においては、製本される冊子等の背となる部分を覆った状態の製本部材10が凹部24に挿入され、接触センサ23に接触すると、加熱/押圧部22a,22bが、製本部材10によって覆われた複数の用紙1を表裏から挟みこむ方向にそれぞれ移動し、製本部材10に圧力がかけられる。ここで、加熱/押圧部22a,22bには、ヒータ(不図示)等の熱を発生させる部材が製本部材10に接する部分に内蔵されているため、製本部材10には、熱が加えられた状態で圧力がかけられることになる。なお、加熱/押圧部22a,22bにおいては、いずれか一方のみが、製本部材10の方向に移動するような構成としてもよい。
【0038】
なお、上述した加熱/押圧器においては、製本部材10が凹部24に挿入されたことを製本部材10の接触センサ23に対する製本部材10の接触により検知しているが、製本部材10の凹部24への挿入の検知は接触センサ23を用いたものに限らず、製本部材10が凹部24に挿入されたことを目視によって認識し、その後、加熱/押圧部22a,22bを動作させてもよい。
【0039】
また、製本部材10に対する加熱及び押圧は、上述したような加熱/押圧器を用いずに、アイロン等のような加熱と押圧とを同時に行うことができるものであれば、それを用いて行ってもよい。
【0040】
なお、上述した実施の形態においては、冊子等を構成する用紙の種類によってその熱伝導率が異なるため、製本される冊子等の背となる部分を覆った製本部材10を押圧、加熱している時間は、冊子等を構成する用紙の種類毎に、加熱によって突起部12a,12b及び固定部13a,13bが溶融するために必要となる時間に応じて適宜設定する必要がある。
【0041】
また、製本部材10に設けられた突起部12a,12b及び固定部13a,13bのうち、突起部12a,12bのみを熱活性型糊から構成し、固定部13a,13bの接着力によって用紙1と製本部材10とを接着するとともに、加熱及び押圧による突起部12a,12bの再溶融によって用紙1どうし及び用紙1と製本部材10とを接着することも考えられる。
【0042】
(他の実施の形態)
図7は、本発明の製本部材の実施の他の形態を示す図である。
【0043】
本形態は図7に示すように、図1に示したものに対して、製本部材10の固定部13a,13bが形成された部分とは異なる領域に、製本部材10によって冊子等の背となる部分を覆った際に製本部材10と冊子等を構成する複数の用紙とを仮に接着しておく接着剤14a,14bが塗布されている点のみが異なるものである。
【0044】
上記のように構成された製本部材10においては、製本部材10によって冊子等の背となる部分が覆われながらも、製本部材10と冊子等を構成する複数の用紙とが、まだ突起部12a,12b及び固定部13a,13bによって互いに接着されていない状態において、接着剤14a,14bによって、製本部材10と冊子等を構成する複数の用紙とを仮に接着しておくことができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように本発明においては、製本される冊子の背となる部分及び冊子を構成する用紙に形成されたファイルパンチ穴を覆うために十分な幅を有するベースシート上において、その両端に冊子の表紙に接着される熱活性型糊からなる固定部が設けられ、また、この製本部材によって冊子の背となる部分を覆った際にファイルパンチ穴に対向する位置に、ファイルパンチ穴に貫通するために十分な長さを具備する熱活性型糊からなる突起部が設けられた製本部材を用いて、まず、冊子を構成する複数の用紙が重ね合わされた状態において、用紙に形成されたファイルパンチ穴に突起部を挿入し、次に、ファイルパンチ穴に突起部が挿入された製本部材によって冊子の背となる部分を覆い、その後、製本部材に対して、熱を加えながら冊子を表裏から挟みこむように圧力をかけることにより冊子を製本する構成としたため、冊子を構成する複数の用紙が重ね合わされた後に、硬化していた固定部及び突起部が再溶融し、その状態で圧力がかけられることにより、冊子を構成する複数の用紙どうし、並びに用紙と製本部材とが接着されることになり、製本部材に糊を塗布してから用紙どうしを接着するまでに時間的制約がなく、冊子を製本する作業が、冊子を製本するための装置の停止等何らかの原因で中断し、一定時間経過した後においても用紙どうしを接着することができる。
【0046】
また、冊子を構成する複数の用紙を互いに密着させるために圧力をかけることと、複数の用紙どうし並びに用紙と製本部材とを接着することとがワンアクションによって行うことができ、製本作業を容易に行うことができる。
【0047】
また、ベースシート上の、固定部が形成された領域とは異なる領域に接着剤が塗布されているものにおいては、製本部材によって冊子の背となる部分が覆われながらも、製本部材と冊子を構成する複数の用紙とが、まだ突起部及び固定部によって互いに接着されていない状態において、製本部材と冊子を構成する複数の用紙とを仮に接着しておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製本部材の実施の一形態を示す三面図である。
【図2】図1に示した製本部材を用いた製本方法を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1に示した製本部材を用いた製本方法を説明するための模式図である。
【図4】製本される冊子等の背をなる部分が図1に示した製本部材によって覆われた状態を示す図である。
【図5】図1に示した製本部材に対して熱が加えられながら圧力がかけられた状態を示す図である。
【図6】図1に示した製本部材に対して加熱及び押圧を行う加熱/押圧器の一構成例を示す図である。
【図7】本発明の製本部材の実施の他の形態を示す図である。
【符号の説明】
1 用紙
2a,2b ファイルパンチ穴
10 製本部材
11 ベースシート
12a,12b 突起部
13a,13b 固定部
14a,14b 接着剤
21 筐体
22a,22b 加熱/押圧部
23 接触センサ
24 凹部
Claims (1)
- 複数の用紙が重ね合わされて構成される冊子の背となる部分及び前記複数の用紙にそれぞれ形成されたファイルパンチ穴を覆う1枚のベースシートと、前記ベースシートの両端にそれぞれ形成され、前記冊子の表紙に接着される固定部と、前記ベースシート上の、当該製本部材によって前記冊子の背となる部分及び前記ファイルパンチ穴を覆った際に前記ファイルパンチ穴に対向する位置に設けられ、前記ファイルパンチ穴に貫通するために十分な長さを具備する熱活性型糊が硬化してなる突起部とを有してなる製本部材を用いた製本方法であって、
前記ファイルパンチ穴に前記突起部を挿入する処理と、
前記製本部材によって前記冊子の背となる部分を覆う処理と、
前記製本部材に対して、熱を加えながら前記冊子を表裏から挟みこむように圧力をかける処理とを行うことを特徴とする製本方法。
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