JP2005186373A - 電子パスポート - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は個人情報記録用印書カードに個人情報記録用ICカードを強固に担持し、ICカードを内蔵せしめた電子パスポートを提供する。よって折り曲げや外的衝撃からICチップを有効に保護すると共に、パスポートからICカード乃至ICチップを取り出して改ざんする偽造を有効に防止する。
【解決手段】個人情報記録用印書カード5と個人情報記録用ICカード2の貼り合わせ体を形成し、該貼り合わせ体を形成する個人情報記録用印書カード5a,6bの外表面(個人情報印書面)に透明の合成樹脂製保護フィルム6a,6bを貼り合わせ、上記個人情報記録用ICカード2の後小口7から張り出した保護フィルムの糸綴じ代8a,8bを該後小口7に沿う線上においてビザシート9と一緒に糸綴じした構造を有する電子パスポート。
【選択図】 図2
【解決手段】個人情報記録用印書カード5と個人情報記録用ICカード2の貼り合わせ体を形成し、該貼り合わせ体を形成する個人情報記録用印書カード5a,6bの外表面(個人情報印書面)に透明の合成樹脂製保護フィルム6a,6bを貼り合わせ、上記個人情報記録用ICカード2の後小口7から張り出した保護フィルムの糸綴じ代8a,8bを該後小口7に沿う線上においてビザシート9と一緒に糸綴じした構造を有する電子パスポート。
【選択図】 図2
Description
本発明は個人情報記録用ICチップを内蔵せる電子パスポートに関する。
特許文献1,2に示すように、パスポートにおける個人情報記録手段として、個人情報の書き込み又は読み取り可能なICチップを用いた電子パスポートが実施の端緒についている。
このICチップはコイルアンテナを備え、非接触で多量の個人情報の書き込み・読み取りが可能であり、偽造防止手段として有効である。
他方、マレーシア国クアラルンプールに所在するIris Corporation Berhadから、パスポートへのICチップの組み込みを目的とした個人情報記録用のICカードが提供されており、このICカードはパスポートのページ形成シートに適合する大きさを有するマウントシートの表面中央部に、上記個人情報記録用ICチップを貼り付けてその表面を樹脂で密封した構造を有する。
上記ICカードはICチップを保護するために、マウントシートが比較的剛性の高い折れ曲がり難い板紙で形成されており、従ってこのマウントシートの後端縁をビザシートと一緒に糸綴じすることは困難であり、糸綴じ以外の方法で且つ改ざん困難な方法でICカードをパスポートに組み込むための具体的方法が種々試行されている。
例えば、バージンパスポートのゲッター部に沿って予め小幅のフィルムを糸綴じして置き、このフィルムの端縁にICカードの端縁をヒートシールする、所謂後入れ方法が最も単純な方法として考えられる。
然しながら上記方法ではICカードを他のビザシートと同様にページ形成シートとして取り扱うことができるが、上記ヒートシール部を剥離して改ざんする偽造行為が比較的容易に行える問題を有している。
特開2001−287477号公報
特開2002−42076号公報
本発明は上記ICカードを改ざん困難な構造でパスポートに組み込むことができ、又ICチップの保護が適切に図れ、又ICカードの組み込み作業が容易であり、加えて個人情報の書き込みと読み取りの便に資することができる電子パスポートを提供するものである。
本発明に係る電子パスポートは、個人情報記録用印書カードと個人情報記録用ICカードの貼り合わせ体を形成し、該貼り合わせ体を形成する個人情報記録用印書カードの外表面(個人情報印書面)に透明の合成樹脂製保護フィルムを貼り合わせ、上記個人情報記録用ICカードと上記個人情報記録用印書カードの後小口から張り出した保護フィルムの糸綴じ代を該後小口に沿う線上においてビザシートと一緒に糸綴じした構造を有する。
上記基本思想に従い、2枚の個人情報記録用印書カード間に個人情報記録用ICカードを介在して貼り合わせ体を形成し、該貼り合わせ体を形成する両個人情報記録用印書カードの外表面(個人情報印書面)に透明の合成樹脂製保護フィルムを夫々貼り合わせ、上記個人情報記録用ICカードと上記両個人情報記録用印書カードの後小口から張り出した両保護フィルムの糸綴じ代を該後小口に沿う線上においてビザシートと一緒に糸綴じした構造にすることができる。
上記パスポートはICカードと印書カードとの貼り合わせ体構造により、折り曲げや外的衝撃からICチップを有効に保護すると共に、パスポートからICカード乃至ICチップを取り出して改ざんすることが困難な、偽造防止に有効なパスポートを提供できる。この偽造防止効果は2枚の印書カード間にICカードを介在し積層構造にすることによって更に助長される。
又パスポートへのICカードの組み込み作業が容易であり、加えて印書カードに印書された個人情報を読み取ってICチップに書き込む作業、又はICチップから個人情報を読み取り、印書カードに印書する作業が容易に行える。
又印書カードとICカードとの貼り合わせ体を単部品として取り扱うことができ、パスポート製本と発行作業と管理の合理化、省力化を図ることができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を図1乃至図8に基づき説明する。
図4A,Bに示すように、本発明に係る電子パスポート1に用いる個人情報記録用ICカード2は、比較的剛性の高い板紙又は合成樹脂シートから成るマウントシート3の表面中央部にICチップ4を担持している。
即ち個人情報記録用ICカード2はマウントシート3の表面中央部にコイルアンテナ4aを有するICチップ4を貼り付け、その表面を樹脂にて覆い密封した構造を有する。
図1、図2、図3に示すように、上記個人情報記録用ICカード2の電子パスポート1への担持手段として個人情報記録用印書カード5を用いる。即ち個人情報記録用印書カード5と個人情報記録用ICカード2の貼り合わせ体を形成し、該貼り合わせ体を形成する個人情報記録用印書カード5の外表面(個人情報印書面)に透明の合成樹脂製保護フィルム6を貼り合わせ、上記個人情報記録用ICカード2と個人情報記録用印書カード5の後小口7から張り出した保護フィルム6の糸綴じ代8を該後小口7に沿う線上においてビザシート9と一緒に糸綴じした構造を有する。
上記貼り合わせ体は1枚の個人情報記録用印書カード5と個人情報記録用ICカード2によって構成し、両者5,2を積層しICチップ4を個人情報記録用印書カード5に担持せしめる。
又は2枚の個人情報記録用印書カード5a,5bと個人情報記録用ICカード2によって構成し、三者5a,5b,2を積層しICチップ4を2枚の個人情報記録用印書カード5a,5b間に担持せしめる。
以下図5乃至図8に基づき、上記2枚の個人情報記録用印書カード5a、5b間に上記個人情報記録用ICカード2を積層する製造工程とその構造について説明する。
図6Aに示すように、上記ICカード2の一方の表面、即ちマウントシート3の一方の表面に第1個人情報記録用印書カード5aを貼り合わせる。
次に図6Bに示すように、上記ICカード2の他方の表面、即ちマウントシート3の他方の表面に第2個人情報記録用印書カード5bを貼り合わせる。
上記第1,第2個人情報記録用印書カード5a,5bとICカード2(マウントシート3)とはパスポート1の略1ページ分に相当する大きさを有し、三者5a,5b,2を互いに全面接着し、前小口10と後小口7と天小口11と地小口12を同一線上に一致せしめる。
よって印書カード5a,5bとICカード2の貼り合わせ体を形成する。即ち第1、第2個人情報記録用印書カード5a,5b間にICカード2、即ちICチップ4をサンドイッチ状態で積層した貼り合わせ体を形成する。
上記第1、第2個人情報記録用印書カード5a,5bには、事前(パスポート製本前)に個人情報5′を印書によって記録して置き、上記ICカード2との貼り合わせに供する。
即ち第1、第2個人情報記録用印書カード5a,5bの外表面に渡航者の氏名、国籍、住所、生年月日等の個人情報5′を印書によって記録して置き、このような記録済みカード5a,5bを事前に準備し、上記ICカード2との積層化を図る。
次に図6Cに示すように、上記貼り合わせ体を形成する第1個人情報記録用印書カード5aの表面に透明な第1合成樹脂製保護フィルム6aを貼り合わせて個人情報印書面を保護すると共に、第1合成樹脂製保護フィルム6aの後端縁を第1、第2個人情報記録用印書カード5a,5bとICカード2(マウントシート3)の後小口7から糸綴じに必要な幅だけ張り出し、糸綴じ代8aを形成する。
再述すると、第1合成樹脂製保護フィルム6aのパスポート1ページ分に相当する面域に、第1個人情報記録用印書カード5aを全面接着し、同フィルム6aの後端縁を同カード5aの後小口7から張り出し、糸綴じ代8aを形成する。
次に図6Dに示すように、上記貼り合わせ体を形成する第2個人情報記録用印書カード5bの表面に透明な第2合成樹脂製保護フィルム6bを貼り合わせて個人情報印書面を保護すると共に、第2合成樹脂製保護フィルム6bの後端縁を第1、第2個人情報記録用印書カード5a,5bとICカード2(マウントシート3)の後小口7から糸綴じに必要な幅だけ張り出し、糸綴じ代8bを形成する。
上記第2個人情報記録用印書カード5bに第2合成樹脂製保護フィルム6bを貼り合わせるに際し、同時に上記両保護フィルム6a,6bの糸綴じ代8a,8bをマウントシート3の後小口7に沿い、相互に貼り合わせる。
再述すると、第2合成樹脂製保護フィルム6bのパスポート1ページ分に相当する面域に、第2個人情報記録用印書カード5bを全面接着し、同フィルム6bの後端縁を同カード5bの後小口7から張り出して糸綴じ代8bを形成し、該糸綴じ代8bを第1合成樹脂製保護フィルム6aの糸綴じ代8aと重ね合わせ貼り合わせる。
よって個人情報記録用ICカード2と、第1、第2個人情報記録用印書カード5a,5bと、第1、第2合成樹脂製保護フィルム6a,6bの貼り合わせ体、即ち糸綴じ代8a,8bを有する貼り合わせ体を形成する。
上記図6Bにおいては、第1個人情報記録用印書カード5aをICカード2のICチップ4が突出した側に貼り合わせてICチップ4表面に貼り合わせ、次に図6Cに示すように、第2個人情報記録用印書カード5bをICカード2のICチップ4が突出した側とは反対側の表面に貼付している。
然しながらこれとは逆に、上記第2個人情報記録用印書カード5bをICカード2を形成するマウントシート3のICチップ4が突出した側とは反対側の表面に貼付した後、上記第1個人情報記録用印書カード5aを上記ICカード2のICチップ4が突出した側の表面に貼付することができる。
上記第1、第2合成樹脂製保護フィルム6a,6bを第1、第2個人情報記録用印書カード5a,5bに貼付した貼り合わせ体は、バージンパスポートとは別に事前に準備することができる。
又は第1、第2合成樹脂製保護フィルム6a,6bをバージンパスポートに糸綴じして置き、事前に準備した第1、第2個人情報記録用印書カード5a,5bと個人情報記録用ICカード2の貼り合わせ体を上記バージンパスポートの保護フィルム6a,6b間に後入れして、両保護フィルム6a,6bに貼り合わせることができる。
又は1枚の合成樹脂製保護フィルム6aをバージンパスポートに糸綴じして置き、事前に準備した1枚の個人情報記録用印書カード5aと個人情報記録用ICカード2の貼り合わせ体を上記バージンパスポートの保護フィルム6aに重ね、貼り合わせることができる。
上記第1、第2保護フィルム6a,6bと、第1、第2印書カード5a,5bと、ICカード2(マウントシート3)とは天小口11と地小口12と前小口10が同一線上に一致するように貼り合わせられ、積層構造を形成する。
図8はICカード2と第1、第2個人情報記録用印書カード5a,5bの貼り合わせ工程と、第1、第2合成樹脂製保護フィルム6a,6bの貼付工程を実施する装置を例示している。
図8に示すように、個人情報記録用ICカード2を水平な搬送路の上面に平置きしつつ前方へ間欠移送し、該移送過程で第1個人情報記録用印書カード5aの積載体から1枚ずつ取り出してICカード2の一方の表面に重ね、両者5a,2の前小口10を一致させて多点付け熱プレス装置16にて前小口10に沿う線上で多点付け(仮付け)する。
次に上記ICカード2と第1個人情報記録用印書カード5aの貼り合わせ体を反転して前方へ間欠移送し、該移送過程で第2個人情報記録用印書カード5bの積載体から1枚ずつ取り出してICカード2の他方の表面に重ね、両者5b,2の前小口10を一致させて多点付け熱プレス装置16にて前小口10に沿う線上で多点付け(仮付け)する。
次に上記ICカード2に上記第1、第2個人情報記録用印書カード5a,5bを仮付けしたものを熱プレス盤17にて加圧しつつ加熱し、三者2,5a,5bの貼り合わせ体を形成する。
次に保護フィルムを多重巻きした原反ロールから第1合成樹脂製保護フィルム6aを巻出しつつ所定寸法に切断し、該所定寸法に切断された第1合成樹脂製保護フィルム6aを第2個人情報記録用印書カード5b(又は第1個人情報記録用印書カード5a)の外表面に重ね合わせると共に、三者6a,5b(又は5a),2の前小口10を一致させて多点付け熱プレス装置16にて前小口10に沿う線上にて多点付け(仮付け)する。
次に上記第1合成樹脂製保護フィルム6aを仮付けしたものを反転した後、保護フィルムを多重巻きした原反ロールから第2合成樹脂製保護フィルム6bを巻出しつつ所定寸法に切断し、該所定寸法に切断された第2合成樹脂製保護フィルム6bを第1個人情報記録用印書カード5a(又は第2個人情報記録用印書カード5b)の外表面に重ね合わせると共に、三者6b,5a(又は5b),2の前小口10を一致させて多点付け熱プレス装置16にて前小口10に沿う線上にて多点付け(仮付け)する。
次に熱プレス盤17により加圧しつつ加熱し、よって第1、第2合成樹脂製保護フィルム6a,6bの重ね合わせ面にコーティングした熱可塑性接着剤を軟化して第1、第2個人情報記録用印書カード5a,5bの重ね合わせ面にヒートシールし、同時に糸綴じ代8a,8b相互をヒートシールし、よってICカード2と第1、第2個人情報記録用印書カード5a,5bと第1、第2合成樹脂製保護フィルム6a,6bの貼り合わせ体、即ち糸綴じ代を有する貼り合わせ体を形成する。
次に図7Aに示すように、ICカード2と印書カード5a,5bと保護フィルム6a,6bの貼り合わせ体に、パスポート2ページ分の大きさを有するビザシート9と同カバー裏張りシート13を丁合し、ビザシート9とカバー裏張りシート13の中央線上においてミシンを用い糸綴じし、同時に貼り合わせられた糸綴じ代8a,8bをマウントシート3の後小口7に沿う線上において糸綴じする。該糸綴じによって印書カード5a,5bとICカード2の貼り合わせ体をパスポート1に保有せしめる。
上記ビザシート9は第1、第2合成樹脂製保護フィルム6a,6bの一方の外表面に丁合し、上記カバー裏張りシート13は第1、第2合成樹脂製保護フィルム6a,6bの他方の表面に丁合し、上記糸綴じを行う。
次に図7Bに示すように、上記糸綴じされたカバー裏張りシート13の外表面にカバー14を丁合し貼り合わせる。このカバー14はその表面に接着剤を塗布し、該接着剤塗布面をカバー裏張りシート13の外表面に押し付け貼り合わせる。
次に図7Cに示すように、上記カバー14を貼り合わせた後に、上記糸綴じ線上において二つ折りし、折り丁15を形成する。
次に図7Dに示すように、上記折り丁15に熱プレスを施し、糸綴じ線上から張り出した糸綴じ代8をカバー裏張りシート13の基部表面に貼り合わせる。
上記第1、第2個人情報記録用印書カード5a,5bの貼り合わせ方法としては、同カード5a,5bの表面にコーティングしてある熱可塑性接着剤を熱プレスによって軟化し、個人情報記録用ICカード2の表面に接着剤を介して貼り合わせる。
又は同カード5a,5bの表面に接着剤を塗布しつつ、該塗布面をICカード2の表面に押し付けて貼り合わせる。
他方上記保護フィルム6a,6bの貼り合わせ方法としては、上記ヒートシール、超音波シール、高周波シールの何れかを適用する。好ましくは保護フィルム6a,6bの表面にコーティングしてある熱可塑性接着剤を熱プレスによって軟化し、第1、第2個人情報記録用印書カード5a,5bの表面に接着剤を介して貼り合わせるヒートシール方法を採る。
同時に第2合成樹脂製保護フィルム6bの糸綴じ代8bをカバー裏張りシート13に貼り合わせる。又は次に説明するように、糸綴じ代8a,8bの双方をカバー裏張りシート13の基部表面にヒートシール等によって貼り合わせる。
即ち図5A,Bに示すように、上記第1合成樹脂製保護フィルム6aの糸綴じ代8aの張り出し幅を、第2合成樹脂製保護フィルム6bの糸綴じ代8bの張り出し幅より長くし、糸綴じ代8aの後端縁に貼り合わせ代8cを形成する。
即ち第1、第2合成樹脂製保護フィルム6a,6bは糸綴じ代8a,8bを有すると共に、第1合成樹製保護フィルム6aは第2合成樹脂製保護フィルム6bの糸綴じ代8bの後小口から張り出す貼り合わせ代8cを有する。
上記糸綴じ代8bの後小口から張り出した貼り合わせ代8cは図5Bに示すように、糸綴じ代8bの後小口を覆いながらカバー裏張りシート13にヒートシール等にて貼り合わせられる。
即ち糸綴じ代8a,8bは相互に貼り合わせられながら、貼り合わせ代8cがカバー裏張りシート13の基部表面に貼り合わせられる。この貼り合わせ構造は保護フィルムの剥離と除去を困難にし、ICカード2の取り出しを困難にして改ざん防止効果を高める。
上記糸綴じ代8a,8bは図7Cの折り丁15を形成する前に互いにヒートシール等にて貼り合わせるか、又は折り丁15を形成した後図7Dに示す工程にて互いにヒートシール等にて貼り合わせることができる。
上記個人情報記録用印書カードが1枚である場合には、第1個人情報記録用印書カード5aを個人情報記録用ICカード2のICチップ4が突出する側に貼付し、該印書カード5aの外表面に第1合成樹脂製保護フィルム6aを貼付し、三者5a,3,6aの貼り合わせ体を形成し、第2個人情報記録用印書カード5bと第2合成樹脂製保護フィルム6bは用いない。
1…電子パスポート、2…個人情報記録用ICカード、3…マウントシート、4…ICチップ、4a…コイルアンテナ、5…個人情報記録用印書カード、5a…第1個人情報記録用印書カード、5b…第2個人情報記録用印書カード、5′…個人情報、6…合成樹脂製保護フィルム、6a…第1合成樹脂製保護フィルム、6b…第2合成樹脂製保護フィルム、7…後小口、8a,8b…糸綴じ代、8c…貼り合わせ代、9…ビザシート、10…前小口、11…天小口、12…地小口、13…カバー裏張りシート、14…カバー、15…折り丁、16…多点付け熱プレス装置、17…熱プレス盤
Claims (2)
- 個人情報記録用印書カードと個人情報記録用ICカードの貼り合わせ体を形成し、該貼り合わせ体を形成する個人情報記録用印書カードの外表面(個人情報印書面)に透明の合成樹脂製保護フィルムを貼り合わせ、上記個人情報記録用ICカードと上記個人情報記録用印書カードの後小口から張り出した保護フィルムの糸綴じ代を該後小口に沿う線上においてビザシートと一緒に糸綴じした構造を有することを特徴とする電子パスポート。
- 2枚の個人情報記録用印書カード間に個人情報記録用ICカードを介在して貼り合わせ体を形成し、該貼り合わせ体を形成する両個人情報記録用印書カードの外表面(個人情報印書面)に透明の合成樹脂製保護フィルムを夫々貼り合わせ、上記個人情報記録用ICカードと上記両個人情報記録用印書カードの後小口から張り出した両保護フィルムの糸綴じ代を該後小口に沿う線上においてビザシートと一緒に糸綴じした構造を有することを特徴とする電子パスポート。
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