JP4104282B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回路遮断器に内蔵される電気的付属装置の引出線を中継するための端子台を側面に装着した回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】
回路遮断器には、補助スイッチ装置、トリップ警報スイッチ装置、電圧引外し装置などの付属装置が内蔵され外部の電気回路に接続される。このような付属装置は、一般に、回路遮断器の側面に中継の端子台を設けて、この端子台に一旦引出線を接続し、外部の電線をこの端子台に接続することによって外部回路と接続される。
【0003】
このような端子台を有する回路遮断器の従来の技術が例えば特開平6−139910号公報に開示されている。図6に示されるこの技術の回路遮断器は、ベース10、主カバー11及び補助カバー12を有する回路遮断器の、ベース10の側壁において補助カバー12との突合せ面から回路遮断器の取付面方向に係合溝13が形成されている。一方、端子台14の取付面には係合爪15が設けられ、この係合爪15を係合溝13に沿って挿入して端子台14をベース10に装着する。その後、補助カバー12を装着することによって突出カバー部16の縁部が係合爪15を押さえて、端子台14を固定装着するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来の回路遮断器の端子台は、ねじなどを使用せずに装着できるが、端子台をカバーとベースの突合せ面から装着しなければならないため装着場所に制限があるという問題があった。
【0005】
したがって、本発明は、回路遮断器の側壁の自由な位置に簡単に装着できる端子台を有する回路遮断器を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために請求項1の発明は、電気的内部付属品の引出線を中継するベース部材と端子金具部材を有する端子台が主回路の端子部を含まない一面構成となっている側壁に取り付けられた回路遮断器であって、回路遮断器の側壁及びベース部材のすくなくともいずれか一方は弾性を有する部材からなり、側壁の表面の突合せ面を含まない部分に連続的に形成されたいずれも方形の第1凹部及び第2凹部と、ベース部材の取付面にそれぞれ第1凹部及び第2凹部と対応するように形成された第1突起及び第2突起と、第1突起に形成されたありと該ありと係合する第1凹部に形成されたあり溝からなる第1係合手段と、第1係合手段を係合させたあとはあり溝の形成方向への端子台の移動を阻止する第2突起と第2凹部からなる第2係合手段とを有し、第1係合手段を係合させるとき弾性を有する部材をたわませることとしている。
【0007】
このような構成により、端子台は第1係合手段によって側壁と直交する方向及び溝の方向と直交する方向に移動しないように保持され、第2係合手段によって溝の方向に移動しないように保持される。また、端子台の装着作業において取付台の突起と側壁の表面が突っ張り合うが、カバーの側壁と端子台のベース部材の少なくともいずれか一方がたわむため、装着作業の支障にはならず、装着後たわみが解消し、第1及び第2係合手段がその係合作用を生じる。さらに、第1係合手段はベース部材に形成されたありと回路遮断器の側壁の突合せ面を含まない部分に形成されたあり溝であることとしているため、回路遮断器のカバーの側壁を薄く構成できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1ないし図5に示される実施例によって説明する。図2はこの実施例の回路遮断器の側面を示しており、この回路遮断器は厚みの薄い一面構成となっている側壁1を含む熱可塑性合成樹脂成形絶縁物製のカバー2を備えている。この側壁1の表面中央部にいずれも方形の第1凹部3及び第2凹部4が連続的に形成され、さらにその左右両側に縦長の第3凹部5が形成されている。
【0010】
図1は端子台をその取付面側から見た斜視図であって、反対側には図示されていないが附属品の引出線や外線を接続する端子や端子ねじがベース部材6に設けられており、ベース部材6は図2にその外形が鎖線で示されているように回路遮断器に装着される。ベース部材6は熱可塑性合成樹脂成形絶縁物製であって、その取付面の中央部には第1突起7及び第2突起8が形成され、さらにその左右両側に縦長の第3突起9が形成されている。
【0011】
図3及び図4はそれぞれ図2のA−A及びB−Bから見た断面図であって、いずれも端子台の外形が鎖線で示されている。これらの図において、ベース部材6の第1突起7に鳩の尾のように両端が鋭角状に形成された「あり」7aと側壁1の第1凹部3に形成された「あり溝」3aとによって第1係合手段が構成され、ベース部材6に形成された第2突起8の上縁8aと側壁1に形成された横長の第2凹部4の上縁4aによって第2係合手段が構成されている。すなわち、図2において、第1係合手段は紙面の裏表方向及び左右方向に端子台を保持し、第2係合手段は第1凹部3の下縁3b及び第1突起7の下縁7bとによる係合手段と共同して端子台を上下方向に保持する。
【0012】
このように構成されている実施例の回路遮断器に端子台を装着するには、端子台を回路遮断器の側壁1に押し付け、第1突起7のあり7aを第1凹部3のあり溝3aの上端からはめ込んで、図5に示されているように、端子台を下方にスライドさせる。このとき、第2突起8が側壁1の外面に押し付けられ、弾性を有する熱可塑性合成樹脂成形絶縁物からなっている側壁1及び/又はベース部材6がたわんだ状態となるが、第1突起7の下縁7bが第1凹部3の下縁3bに接したとき弾性により第2突起8が第2凹部4にはまり込んで図4の装着状態となる。このとき、第3の突起9もこの突起と対応して同一巾に形成されている第3の凹部5にはまり込み、この実施例のように巾の広い端子台にあっては、図2において上下方向の傾きが防止される。
【0013】
上述のような実施例においては、ありとあり溝からなるあり継手を利用しているため回路遮断器のカバーの厚みが薄くても強い係合強度を得ることができる。また、カバーやベース部材として熱可塑性合成樹脂形絶縁物を使用しているため、あり継手部分が欠けて外れてしまうという可能性は小さくなる。
【0014】
なお、上述の実施例では、回路遮断器のカバー2及び端子台のベース部材6ともに弾性がある熱可塑性合成樹脂成形絶縁物製であるが、上述の作用を得ることができれば熱可塑性の部材でなくてもよい。
【0015】
上記に、本発明の実施の形態について説明を行ったが、上記に開示された本発明の実施の形態は、あくまでも例示であって、本発明の範囲は上記の発明の実施の形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むことが意図される。
【0016】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した形態で実施され、端子台は第1係合手段によって側壁と直交する方向及び溝の方向と直交する方向に移動しないように保持され、第2係合手段によって溝の方向に移動しないように保持されるとともに、端子台の装着作業においてカバーの側壁と端子台のベース部材の少なくともいずれか一方がたわむことを利用して装着できるため、カバーの側壁のどの部分にでも端子台を装着できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例の回路遮断器の端子台の斜視図である。
【図2】図1の回路遮断器の側面図である。
【図3】図2の回路遮断器の部分断面図である。
【図4】図2の回路遮断器の部分断面図である。
【図5】図2の回路遮断器の部分断面図である。
【図6】従来の回路遮断器を示す図である。
【符号の説明】
1 カバーの側壁
2 カバー
3 第1凹部
4 第2凹部
5 第3凹部
6 端子台のベース部材
7 第1突起
8 第2突起
9 第3突起

Claims (1)

  1. 電気的内部付属品の引出線を中継するベース部材(6)と端子金具部材を有する端子台が主回路の端子部を含まない一面構成となっている側壁(1)に取り付けられた回路遮断器であって、
    前記回路遮断器の側壁(1)及び前記ベース部材(6)のすくなくともいずれか一方は弾性を有する部材からなり、
    前記側壁(1)の表面の突合せ面を含まない部分に連続的に形成されたいずれも方形の第1凹部(3)及び第2凹部(4)と、
    前記ベース部材(6)の取付面にそれぞれ前記第1凹部(3)及び第2凹部(4)と対応するように形成された第1突起(7)及び第2突起(8)と、
    前記第1突起(7)に形成されたあり(7a)と該あり(7a)と係合する前記第1凹部(3)に形成されたあり溝(3a)からなる第1係合手段と、
    前記第1係合手段を係合させたあとは前記あり溝(3a)の形成方向への前記端子台の移動を阻止する前記第2突起(8)と前記第2凹部(4)からなる第2係合手段とを有し、
    前記第1係合手段を係合させるとき前記弾性を有する部材をたわませることを特徴とする回路遮断器。
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