JP4103143B2 - 投射用ズームレンズおよび画像投射装置 - Google Patents
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0.9<|f1|/f2<1.1・・・(2)
0.05<(Bft−Bfw)/Bfw<0.15・・・(3)
0.8<Tr/Dr<1.2・・・(4)
0.9<Dr2/Dr<1.4・・・(5)
この第1の局面による投射用ズームレンズでは、上記のように、投射用ズームレンズを8枚のレンズにより構成することによって、投射用ズームレンズの全長を短くすることができるので、コンパクトな投射用ズームレンズを実現することができる。また、第1レンズ群に拡大側から順に配置された2枚の負レンズのうち、少なくとも1面を非球面に形成するとともに、第2レンズ群に拡大側から順に配置された2枚の正レンズのうち、少なくとも1面を非球面に形成することによって、球面収差およびコマ収差を有効に減少させることができる。これにより、投射用ズームレンズを8枚の少ない構成にした場合にも、球面収差およびコマ収差を十分に減少させることができるので、コンパクトでかつ収差の少ない投射用ズームレンズを得ることができる。また、第2レンズ群の最も縮小側に接合レンズを配置することによって、球面収差および色収差を減少させることができるので、これによっても、収差を減少させることができる。また、投射用ズームレンズに、拡大側に配置された負の屈折力を有する第1レンズ群と、縮小側に配置された正の屈折力を有する第2レンズ群とを設けることによって、第1レンズ群と第2レンズ群との間の距離を調節
するだけで、第1レンズ群と第2レンズ群との合成焦点距離を変化させることができる。これにより、スクリーン上に投射される像の結像位置を移動させることができる。
fw)/Bfwを0.05より大きくなるように構成することによって、広角端でのバックフォーカスBfwに対して望遠端でのレンズバックBftが小さくなりすぎるのを抑制することができる。これにより、広角端でのバックフォーカスBfwに対して望遠端でのレンズバックBftが小さくなりすぎる場合と異なり、第1レンズ群および第2レンズ群をズーミングさせる際の第1レンズ群の移動量が大きくなるという不都合が生じない。これにより、投射用ズームレンズの全長を短くすることができる。また、上記のように、第1レンズ群および第2レンズ群をズーミングさせる際の第1レンズ群の移動量が大きくなるという不都合が生じないので、球面収差、コマ収差および非点収差の補正が困難になるという不都合が生じない。これにより、投射用ズームレンズの光学性能を向上させることができる。
0.03<f 2 /|f 2R |<0.1・・・(1)
できるので、コンパクトな投射用ズームレンズを実現することができる。また、第1レンズ群に拡大側から順に配置された2枚の負レンズのうち、少なくとも1面を非球面に形成するとともに、第2レンズ群に拡大側から順に配置された2枚の正レンズのうち、少なくとも1面を非球面に形成することによって、球面収差およびコマ収差を有効に減少させることができる。これにより、投射用ズームレンズを8枚の少ない構成にした場合にも、球面収差およびコマ収差を十分に減少させることができるので、コンパクトでかつ収差の少ない投射用ズームレンズを得ることができる。また、第2レンズ群の最も縮小側に接合レンズを配置することによって、球面収差および色収差を減少させることができるので、これによっても、収差を減少させることができる。また、投射用ズームレンズに、拡大側に配置された負の屈折力を有する第1レンズ群と、縮小側に配置された正の屈折力を有する第2レンズ群とを設けることによって、第1レンズ群と第2レンズ群との間の距離を調節するだけで、第1レンズ群と第2レンズ群との合成焦点距離を変化させることができる。これにより、スクリーン上に投射される像の結像位置を移動させることができる。また、f 2 /|f 2R |を0.1よりも小さくなるように構成することによって、第2レンズ群の合成焦点距離f 2 を一定とした場合に、接合レンズの合成焦点距離f 2R が小さくなりすぎるのを抑制することができる。これにより、f 2 /|f 2R |が0.1以上になることに起因して接合レンズの合成焦点距離f 2R が小さくなりすぎる場合と異なり、接合レンズの合成焦点距離f 2R が小さくなりすぎたことを補うために、第1および第2正レンズの屈折力を増加する必要がない。このため、第1および第2正レンズの屈折力の増加に起因して球面収差およびコマ収差の補正が困難になるという不都合が生じないとともに、投射用ズームレンズの光学性能を向上させることができる。また、f 2 /|f 2R |を0.03よりも大きくなるように構成することによって、第2レンズ群の合成焦点距離f 2 を一定とした場合に、接合レンズの合成焦点距離f 2R が大きくなりすぎるのを抑制することができる。これにより、f 2 /|f 2R |が0.03以下になることに起因して接合レンズの合成焦点距離f 2R が大きくなりすぎる場合と異なり、接合レンズの合成焦点距離f 2R が大きくなりすぎたことを補うために、第1および第2正レンズの屈折力を減少させる必要がない。このため、第1および第2正レンズの屈折力の減少に起因して接合レンズと第2正レンズとの間の距離を大きくする必要があるという不都合が生じないとともに、接合レンズと第2正レンズとの間の距離を大きくする場合に、第1および第2正レンズの外径を大きくする必要があるという不都合も生じない。これにより、投射用ズームレンズの全長を短くすることができるとともに、投射用ズームレンズの外径を小さくすることができるので、投射用ズームレンズのコンパクト化を図ることができる。
焦点距離f1と、第2レンズ群の合成焦点距離f2とが以下の式(2)を満たすように設定されている。
このように、|f1|/f2を1.1よりも小さくなるように構成することによって、第2レンズ群の合成焦点距離f2に対して、第1レンズ群の合成焦点距離f1が大きくなりすぎるのを抑制することができる。これにより、第2レンズ群の合成焦点距離f2に対して第1レンズ群の合成焦点距離f1が大きくなりすぎる場合と異なり、第1レンズ群の屈折力が過少になるのを抑制することができるので、投射用ズームレンズの全長が大きくなるとともに第1レンズ群の拡大側のレンズの外径が大きくなるという不都合も生じない。これにより、投射用ズームレンズのコンパクト化を図ることができる。また、|f1|/f2を0.9よりも大きくなるように構成することによって、第2レンズ群の合成焦点距離f2に対して、第1レンズ群の合成焦点距離f1が小さくなりすぎるのを抑制することができる。これにより、第2レンズ群の合成焦点距離f2に対して第1レンズ群の合成焦点距離f1が小さくなりすぎる場合と異なり、第1レンズ群の屈折力が過大になるのを抑制することができるので、球面収差およびコマ収差の補正が困難になるという不都合が生じない。これにより、投射用ズームレンズの光学性能を向上させることができる。
このように、(Bft−Bfw)/Bfwを0.15よりも小さくなるように構成することによって、広角端でのバックフォーカスBfwに対して望遠端でのレンズバックBftが大きくなりすぎるのを抑制することができる。これにより、広角端でのバックフォーカスBfwに対して望遠端でのレンズバックBftが大きくなりすぎる場合と異なり、第1レンズ群および第2レンズ群をズーミングさせる際の第2レンズ群の移動量が大きくなるという不都合が生じない。このため、第2レンズ群の移動量が大きくなることに伴って第2レンズ群の縮小側に設けられた開口絞りの移動量が大きくなることに起因して、開口絞りが捉える光の量が大きく減少するために照度が低下するという不都合が生じない。これにより、投射用ズームレンズの光学性能を向上させることができる。また、(Bft−Bfw)/Bfwを0.05より大きくなるように構成することによって、広角端でのバックフォーカスBfwに対して望遠端でのレンズバックBftが小さくなりすぎるのを抑制することができる。これにより、広角端でのバックフォーカスBfwに対して望遠端でのレンズバックBftが小さくなりすぎる場合と異なり、第1レンズ群および第2レンズ群をズーミングさせる際の第1レンズ群の移動量が大きくなるという不都合が生じない。これにより、投射用ズームレンズの全長を短くすることができる。また、上記のように、第1レンズ群および第2レンズ群をズーミングさせる際の第1レンズ群の移動量が大きくなるという不都合が生じないので、球面収差、コマ収差および非点収差の補正が困難になるという不都合が生じない。これにより、投射用ズームレンズの光学性能を向上させることができる。
このように、Tr/Drを1.2よりも小さくなるように構成することによって、接合
レンズの最大有効径Drを一定とした場合に、接合レンズと第2正レンズとの間の距離Trを小さくすることができる。これにより、接合レンズと第2正レンズとの間の距離Trが大きい場合と異なり、第2レンズ群の全長が長くなるという不都合が生じない。これにより、投射用ズームレンズの全長を短くすることができるので、投射用ズームレンズのコンパクト化を図ることができる。また、Tr/Drを0.8よりも大きくなるように構成することによって、接合レンズと第2正レンズとの間の距離Trを一定とした場合に、接合レンズの最大有効径Drを小さくすることができる。これにより、接合レンズを含む第2レンズ群の外径が大きくなるという不都合が生じない。これにより、第2レンズ群の外径が大きくなることに起因して、第2レンズ群の下方に配置される照明用光学系を適切な位置に配置するのが困難になるという不都合が発生するのを防止することができる。
このように、Dr2/Drを1.4よりも小さくなるように構成することによって、接合レンズの最大有効径Drに対して第2正レンズの最大有効径Dr2が大きくなりすぎるのを抑制することができる。これにより、第2レンズ群の外径が大きくなることに起因して、第2レンズ群の下方に配置される照明用光学系を適切な位置に配置するのが困難になるという不都合が発生するのを防止することができる。また、Dr2/Drを0.9よりも大きくなるように構成することによって、接合レンズの最大有効径Drに対して第2正レンズの最大有効径Dr2が小さくなりすぎるのを抑制することができる。これにより、接合レンズの最大有効径Drに対して第2正レンズの最大有効径Dr2が小さくなりすぎる場合と異なり、投射用ズームレンズから投影される像の周辺の照度が著しく低下するという不都合が生じない。これにより、投射用ズームレンズの光学性能を向上させることができる。
することができる。
4は、正の屈折力を有する。また、レンズL23およびレンズL24は接合され、負の屈折力を有する接合レンズを構成している。また、レンズL24の縮小側には、投射用ズームレンズ6に入射される光を捉える開口絞りSTが設けられている。また、光変調器6の面S17を保護するとともに、面S15および面S16を有するカバーガラスCが設けられている。
S3および面S4と、レンズL21の面S8および面S9との非球面係数が、以下の表3に示される。
+Cy8+Dy10
また、本実施形態では、第2レンズ群G2の最も縮小側に配置された接合レンズの合成焦点距離f2R、および、第2レンズ群G2の合成焦点距離f2が、それぞれ、f2R=−556.290mmおよびf2=28.434mmに設定されている。これにより、f2/|f2R|=0.051となり、以下の式(1)を満たす。
ここで、本実施形態では、上記式(1)のように、f2/|f2R|を0.1よりも小さくなるように構成することによって、第2レンズ群G2の合成焦点距離f2を一定とした場合に、第2レンズ群G2の接合レンズの合成焦点距離f2Rが小さくなりすぎるのを抑制することができる。これにより、f2/|f2R|が0.1以上になることに起因して第2レンズ群G2の接合レンズの合成焦点距離f2Rが小さくなりすぎる場合と異なり、接合レンズの合成焦点距離f2Rが小さくなりすぎたことを補うために、正レンズL21およびL22の屈折力を増加する必要がない。このため、正レンズL21およびL22の屈折力の増加に起因して球面収差およびコマ収差の補正が困難になるという不都合が生じないとともに、投射用ズームレンズ6の光学性能を向上させることができる。また、本実施形態では、上記式(1)のように、f2/|f2R|を0.03よりも大きくなるように構成することによって、第2レンズ群G2の合成焦点距離f2を一定とした場合に、第2レンズ群G2の接合レンズの合成焦点距離f2Rが大きくなりすぎるのを抑制することができる。これにより、f2/|f2R|が0.03以下になることに起因して第2レンズ群G2の接合レンズの合成焦点距離f2Rが大きくなりすぎる場合と異なり、接合レンズの合成焦点距離f2Rが大きくなりすぎたことを補うために、正レンズL21およびL22の屈折力を減少させる必要がない。このため、正レンズL21およびL22の屈折力の減少に起因して第2レンズ群G2の接合レンズと正レンズL22との間の距離を大きくする必要があるという不都合が生じないとともに、第2レンズ群G2の接合レンズと正レンズL22との間の距離を大きくする場合に、正レンズL21およびL22の外径を大きくする必要があるという不都合も生じない。これにより、投射用ズームレンズ6の全長を短くすることができるとともに、投射用ズームレンズ6の外径を小さくすることができるので、投射用ズームレンズ6のコンパクト化を図ることができる。
本実施形態では、上記式(2)のように、|f1|/f2を1.1よりも小さくなるよ
うに構成することによって、第2レンズ群G2の合成焦点距離f2に対して、第1レンズ群G1の合成焦点距離f1が大きくなりすぎるのを抑制することができる。これにより、第2レンズ群G2の合成焦点距離f2に対して第1レンズ群G1の合成焦点距離f1が大きくなりすぎる場合と異なり、第1レンズ群G1の屈折力が過少になるのを抑制することができるので、投射用ズームレンズ6の全長が大きくなるとともに第1レンズ群G1の拡大側のレンズの外径が大きくなるという不都合も生じない。これにより、投射用ズームレンズ6のコンパクト化を図ることができる。また、本実施形態では、上記式(2)のように、|f1|/f2を0.9よりも大きくなるように構成することによって、第2レンズ群G2の合成焦点距離f2に対して、第1レンズ群G1の合成焦点距離f1が小さくなりすぎるのを抑制することができる。これにより、第2レンズ群G2の合成焦点距離f2に対して第1レンズ群G1の合成焦点距離f1が小さくなりすぎる場合と異なり、第1レンズ群G1の屈折力が過大になるのを抑制することができるので、球面収差およびコマ収差の補正が困難になるという不都合が生じない。これにより、投射用ズームレンズ6の光学性能を向上させることができる。
本実施形態では、上記式(3)のように、(Bft−Bfw)/Bfwを0.15よりも小さくなるように構成することによって、広角端でのバックフォーカスBfwに対して望遠端でのレンズバックBftが大きくなりすぎるのを抑制することができる。これにより、広角端でのバックフォーカスBfwに対して望遠端でのレンズバックBftが大きくなりすぎる場合と異なり、第1レンズ群G1および第2レンズ群G2をズーミングさせる際の第2レンズ群G2の移動量が大きくなるという不都合が生じない。このため、第2レンズ群の移動量が大きくなることに伴って、開口絞りSTが捉える光の量が大きく減少するために照度が低下するという不都合が生じない。これにより、投射用ズームレンズ6の光学性能を向上させることができる。また、本実施形態では、上記式(3)のように、(Bft−Bfw)/Bfwを0.05より大きくなるように構成することによって、広角端でのバックフォーカスBfwに対して望遠端でのレンズバックBftが小さくなりすぎるのを抑制することができる。これにより、広角端でのバックフォーカスBfwに対して望遠端でのレンズバックBftが小さくなりすぎる場合と異なり、第1レンズ群G1および第2レンズ群G2をズーミングさせる際の第1レンズ群G1の移動量が大きくなるという不都合が生じない。これにより、投射用ズームレンズ6の全長を短くすることができる。また、上記のように、第1レンズ群G1および第2レンズ群G2をズーミングさせる際の第1レンズ群G1の移動量が大きくなるという不都合が生じないので、球面収差、コマ収差および非点収差の補正が困難になるという不都合が生じない。これにより、投射用ズームレンズ6の光学性能を向上させることができる。
本実施形態では、上記式(4)のように、Tr/Drを1.2よりも小さくなるように構成することによって、第2レンズ群G2の接合レンズの最大有効径Drを一定とした場合に、第2レンズ群G2の接合レンズと正レンズL22との間の距離Trを小さくするこ
とができる。これにより、第2レンズ群G2の接合レンズと正レンズL22との間の距離Trが大きい場合と異なり、第2レンズ群G2の全長が長くなるという不都合が生じない。これにより、投射用ズームレンズ6の全長を短くすることができるので、投射用ズームレンズ6のコンパクト化を図ることができる。また、本実施形態では、上記式(4)のように、Tr/Drを0.8よりも大きくなるように構成することによって、第2レンズ群G2の接合レンズと正レンズL22との間の距離Trを一定とした場合に、第2レンズ群G2の接合レンズの最大有効径Drを小さくすることができる。これにより、接合レンズを含む第2レンズ群G2の外径が大きくなるという不都合が生じない。これにより、第2レンズ群G2の外径が大きくなることに起因して、第2レンズ群G2の下方に配置される照明用光学系10を適切な位置に配置するのが困難になるという不都合が発生するのを防止することができる。
本実施形態では、上記式(5)のように、Dr2/Drを1.4よりも小さくなるように構成することによって、第2レンズ群G2の接合レンズの最大有効径Drに対して、正レンズL22の最大有効径Dr2が大きくなりすぎるのを抑制することができる。これにより、第2レンズ群G2の外径が大きくなることに起因して、第2レンズ群G2の下方に配置される照明用光学系10を適切な位置に配置するのが困難になるという不都合が発生するのを防止することができる。また、本実施形態では、上記式(5)のように、Dr2/Drを0.9よりも大きくなるように構成することによって、第2レンズ群G2の接合レンズの最大有効径Drに対して正レンズL22の最大有効径Dr2が小さくなりすぎるのを抑制することができる。これにより、第2レンズ群G2の接合レンズの最大有効径Drに対して正レンズL22の最大有効径Dr2が小さくなりすぎる場合と異なり、投射用ズームレンズ6から投影される像の周辺の照度が著しく低下するという不都合が生じない。これにより、投射用ズームレンズ6の光学性能を向上させることができる。
とができる。これにより、投射用ズームレンズ6を8枚の少ない構成にした場合にも、球面収差およびコマ収差を十分に減少させることができるので、コンパクトでかつ収差の少ない投射用ズームレンズ6を得ることができる。また、第2レンズ群G2の最も縮小側に接合レンズを配置することによって、球面収差および色収差を減少させることができるので、これによっても、収差を減少させることができる。また、投射用ズームレンズ6に、拡大側に配置された負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、縮小側に配置された正の屈折力を有する第2レンズ群G2とを設けることによって、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間の距離を調節するだけで、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との合成焦点距離を変化させることができる。これにより、スクリーン20上に投射される像の結像位置を移動させることができる。
G1 レンズ群(第1レンズ群)
G2 レンズ群(第2レンズ群)
L11 負レンズ(第1負レンズ)
L12 負レンズ(第2負レンズ)
L21 正レンズ(第1正レンズ)
L22 正レンズ(第2正レンズ)
Claims (8)
- 画像情報を付与された光束をスクリーン上に拡大投射するための投射用ズームレンズにおいて、
前記投射用ズームレンズは、8枚のレンズにより構成されているとともに、拡大側に配置された負の屈折力を有する第1レンズ群と、縮小側に配置された正の屈折力を有する第2レンズ群とからなり、
前記第2レンズ群の縮小側に設けられた開口絞りを備え、
前記第1レンズ群には、拡大側から順に第1負レンズおよび第2負レンズが配置されており、
前記第1および第2負レンズのうち、少なくとも1面は非球面に形成されており、
前記第2レンズ群には、拡大側から順に第1正レンズおよび第2正レンズが配置されており、
前記第1および第2正レンズのうち、少なくとも1面は非球面に形成されており、
前記第2レンズ群の最も縮小側には、接合レンズが配置されており、
前記第2レンズ群の最も縮小側に配置された接合レンズの合成焦点距離f2Rと、前記第2レンズ群の合成焦点距離f2とが以下の式(1)を満たすように設定されており、
前記第1レンズ群の合成焦点距離f1と、前記第2レンズ群の合成焦点距離f2とが以下の式(2)を満たすように設定されており、
広角端でのバックフォーカスBfwと、望遠端でのレンズバックBftとが、以下の式(3)を満たすように設定されており、
前記第2レンズ群の最も縮小側に配置された接合レンズの拡大側には、前記第2正レンズが配置されているとともに、前記接合レンズと、前記第2正レンズとの間の距離Trと、前記接合レンズの最大有効径Drとが、以下の式(4)を満たすように設定されており、
前記接合レンズの拡大側に配置された第2正レンズの最大有効径Dr2と、前記接合レンズの最大有効径Drとが、以下の式(5)を満たすように設定されている、投射用ズームレンズ。
0.03<f2/|f2R|<0.1・・・(1)
0.9<|f1|/f2<1.1・・・(2)
0.05<(Bft−Bfw)/Bfw<0.15・・・(3)
0.8<Tr/Dr<1.2・・・(4)
0.9<Dr2/Dr<1.4・・・(5) - 画像情報を付与された光束をスクリーン上に拡大投射するための投射用ズームレンズであって、
前記投射用ズームレンズは、8枚のレンズにより構成されているとともに、拡大側に配置された負の屈折力を有する第1レンズ群と、縮小側に配置された正の屈折力を有する第2レンズ群とからなり、
前記第1レンズ群には、拡大側から順に第1負レンズおよび第2負レンズが配置されており、
前記第1および第2負レンズのうち、少なくとも1面は非球面に形成されており、
前記第2レンズ群には、拡大側から順に第1正レンズおよび第2正レンズが配置されており、
前記第1および第2正レンズのうち、少なくとも1面は非球面に形成されており、
前記第2レンズ群の最も縮小側には、接合レンズが配置されており、
前記第2レンズ群の最も縮小側に配置された接合レンズの合成焦点距離f 2R と、前記第2レンズ群の合成焦点距離f 2 とが以下の式(1)を満たすように設定されている、投射用ズームレンズ。
0.03<f 2 /|f 2R |<0.1・・・(1) - 前記第1レンズ群の拡大側から2番目に配置された第2負レンズの両面が、非球面に形成されており、
前記第2レンズ群の拡大側から1番目に配置された第1正レンズの両面が、非球面に形成されている、請求項2に記載の投射用ズームレンズ。 - 前記第1レンズ群の合成焦点距離f1と、前記第2レンズ群の合成焦点距離f2とが以下の式(2)を満たすように設定されている、請求項2または3に記載の投射用ズームレンズ。
0.9<|f1|/f2<1.1・・・(2) - 前記第2レンズ群の縮小側に設けられた開口絞りを備え、
広角端でのバックフォーカスBfwと、望遠端でのレンズバックBftとが、以下の式(3)を満たすように設定されている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の投射用ズームレンズ。
0.05<(Bft−Bfw)/Bfw<0.15・・・(3) - 前記第2レンズ群の最も縮小側に配置された接合レンズの拡大側には、前記第2正レンズが配置されており、
前記接合レンズと、前記第2正レンズとの間の距離Trと、前記接合レンズの最大有効径Drとが、以下の式(4)を満たすように設定されている、請求項2〜5のいずれか1項に記載の投射用ズームレンズ。
0.8<Tr/Dr<1.2・・・(4) - 前記接合レンズの拡大側に配置された第2正レンズの最大有効径Dr2と、前記接合レンズの最大有効径Drとが、以下の式(5)を満たすように設定されている、請求項6に記載の投射用ズームレンズ。
0.9<Dr2/Dr<1.4・・・(5) - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の投射用ズームレンズと、
前記投射用ズームレンズに画像情報を付与する光変調器と、
前記光変調器に光を照射する照明用光学系とを備える、画像投射装置。
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