JP4102757B2 - 化粧品組成物中での熱分解法シリカに基づく粒質物の使用 - Google Patents

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Description

本発明は、化粧品組成物中における熱分解法シリカの粒質物の使用に関する。種々の他の効果に加えて粒質物は、化粧品活性成分および/または補助物質のためのキャリアーの役割を有していてもよい。
化粧品組成物中における球状の二酸化珪素粒子の使用は公知である。これらは、たとえば、スキンケア化粧品および装飾用化粧品において使用され、この場合、これらは皮膚の滑らかかつベルベット様の感触(“ボールベアリング的効果”)を生じさせるものであり;皮膚上への光降下の一様な分布を与えることにより、皮膚のしわおよび傷をみかけ上減少させる、いわゆる“ソフトフォーマス効果”を生じさせるものであり;皮脂の吸収によりメークアップの耐性を改善させるか、あるいは化粧品活性成分、化粧油および着色剤のためのキャリアーとして使用されるものである。
US PS 4837011には、化粧用パウダーにおいて、平均粒径6〜20μmを有する球状の二酸化珪素粒子の使用が開示されている。使用される二酸化珪素粒子は、JP OS 61174103にしたがって、シリカゾルおよびシリカゲルから成る分散液をガス流中に噴霧し、その後に乾燥させることによって得られる。二酸化珪素含有パウダーは、皮膚に対する良好な付着により特徴付けられ、容易かつ円滑に塗布することができる。
EP OS 0679382は、好ましい平均粒径1〜50μmを有する球状の二酸化珪素粒子を開示しており、この場合、これらは、UV−反射性金属酸化物を含有しており、かつN−ラウリル−L−リシンで被覆されており、さらに、これら二酸化珪素粒子を含有する化粧品組成物を開示している。化粧品は容易に適用することができるものであって、皮膚をソフトな感触にし、かつ良好な皮膚付着性および撥水性を有している。多孔質および非孔質二酸化珪素粒子の双方が使用されてもよく、この場合、方法は、多孔質粒子の製造のために開示されている種々の方法で使用されてもよい。たとえば、シリケート溶液の微小液滴は、非極性有機溶剤中で、表面活性剤の存在下で、二酸化炭素を用いてゲル化され、洗浄および乾燥されてもよく;さらに、ケイ酸エステルの微小液滴は、さらに溶剤中で形成することができ、この場合、これらはさらにアンモニア等でゲル化されるか;あるいは球状の二酸化珪素粒子は、シリカゾルの噴霧乾燥によって製造される。無孔の球状二酸化珪素粒子は、たとえば、球状であるかまたは不規則な形状の二酸化珪素粒子を、ガス流中で、高められた温度で加熱することによって得ることができる。
WO OS96/17583は化粧品組成物に関し、この場合、これらは、平均粒径3〜16μmを有する球状の二酸化珪素粒子を含有する。二酸化珪素粒子は、一方では保湿剤のためのキャリアーとして役立ち、他方では、過剰量の皮脂を吸収する。二酸化珪素粒子の製造方法については開示されていない。
DE OS19929109は、直径50nm〜50μmを有する球状の二酸化珪素粒子、および金属酸化物の被覆、または金属酸化物および着色材料の被覆が提供されている。これらの被覆された二酸化珪素粒子の塗料、印刷用インキおよびプラスチック中での着色顔料としての使用に加えて、これらの化粧品配合剤における使用が開示されている。被覆された二酸化珪素粒子は、良好な着色パウダー、色の良好な再現性を有し、かつ、化粧品での適用においては、皮膚をソフトにし、ベルベット上の風合いを与えるものである。
DE OS 19842134は、50μm未満の直径を有する類似の球状の二酸化珪素粒子に関し、この場合、これらは、二酸化チタンおよび二酸化珪素で被覆されているか、あるいは二酸化チタンおよび酸化鉄(III)で被覆されているものである。これらの二酸化珪素粒子は、一方では化粧品配合物中で使用され、皮膚に自然なアピアランスを与えるが、他方では、しわを大きく目立たなくする。これは、反射光および透過光の拡散によって達成される。
DE OS 19929109およびDE OS 19842134からの球状の二酸化珪素粒子は、エマルション工程において、たとえば、DE OS 2155281、DE OS 2610852、GB OS 1141929およびEP OS 0162716で開示されているような、有機または無機珪素化合物の加水分解によって製造される。
皮膚の汚れおよび死滅した皮膚細胞を除去するための化粧用剥離(exfoliating)製品は、こすり取ることが可能な粒子形状の材料を含有するものであって、その際、0.03〜3mmの粒径を有しており、WO OS 94/12151で開示されている。こすり取ることができる材料は、たとえば、0.001〜0.2μmの第1粒径を有する沈降シリカの凝縮物であってもよい。
化粧品組成物中において使用される、前記に示したすべての二酸化珪素粒子の欠点は、これらが、困難にかつ高コストで製造されることである。したがって、高価な出発化合物、たとえばケイ酸エステルまたはシリカゾルが使用されるか、あるいは、後の望ましい適用に対して不十分な純度を有する生成物をしばしば生じるシリケートが使用され、この場合、これらは、しばしばなおも著量の塩を含有するために、厳しい洗浄を必要とする。
したがって本発明の目的は、化粧品組成物中での使用のための、球状の二酸化珪素粒子を提供することであり、この場合、これらは前記欠点を有することなく、さらに純度および製品の安全性に関しての化粧品工業における厳しい要求を満たすものである。
本発明の目的は、化粧品組成物中での熱分解法シリカに基づく粒質物の使用によって達成される。さらに本発明は、熱分解法シリカに基づく粒質物および常用の化粧品成分を含有する化粧品組成物を提供する。さらに本発明は、熱分解法シリカに基づく粒質物、ならびに、化粧品活性成分および補助物質から選択される少なくとも1種の他の物質から成る吸着体、さらには、このような吸着体の製造に関する。
熱分解法シリカに基づく粒質物は、好ましくは、平均粒子直径 10〜120μmおよびBET−表面積 40〜400m/g(窒素を用いて、DIN66131にしたがって測定された)を有している。
さらに二酸化珪素が以下の物理化学的基準データを有していることがより好ましく、この場合、これらのデータは、EP PS0725037で開示されているようにして測定されたものである:
孔容積:0.5〜2.5ml/g
孔径分布:全孔容積の5%未満が、5nmを下廻る孔直径を有し、残りはメソ孔およびマクロ孔である
pH値:3.6〜8.5
突固め密度:220〜700g/l。
本発明による使用に適した粒質物およびその製造方法は、たとえば、EP OS 0727037に開示されている。
粒質物は、好ましくはメソ孔およびマクロ孔を有しており、その際、メソ孔の容積は、全容積の10〜70%から成る。粒質物の粒径分布は、好ましくは80容積%が8μmを上廻り、かつ80容積%が96μmを下廻る。本発明の好ましい実施態様において、5μmを下廻る孔の割合は、全孔容積に対してたったの5%にすぎない。
本発明により使用される粒質物は、たとえば、水中に、熱分解法シリカ、好ましくは、フレーム加水分解によって四塩化珪素から製造された二酸化珪素を分散させ、噴霧乾燥し、その後に場合によっては、150〜1100℃の温度で、1〜8時間に亘って、得られた粒質物を加熱することよって製造することができる。
水中の分散液は、好ましくは、5〜25質量%、より好ましくは5〜約19.9質量%の二酸化珪素濃度を有している。噴霧乾燥は、200〜600℃の温度で、ディスクまたはノズルアトマイザーを用いて実施することができる。粒質物は、固定床、たとえば、チャンバーオーブン中でか、あるいは流動床、たとえばロータリーキルン中で加熱することができる。
出発材料として使用される熱分解法シリカは、揮発性珪素化合物を、水素と空気との酸水素炎に噴霧することよって製造することができる。多くの場合において、四塩化珪素が使用される。この物質は、酸水素反応中で形成された水の影響下で加水分解され、二酸化珪素および塩酸を形成する。
火炎から離した後に、二酸化珪素はいわゆる凝集帯域に導入され、そこで、二酸化珪素第1粒子および第1凝集物が凝塊形成する。この段階においてエーロゾルの1種として存在する生成物は、サイクロン中で、ガス状の副次的物質から分離され、その後に湿性の熱い空気で後処理される。この方法により、塩酸残量を0.025%未満に減少させる。
さらに熱分解法シリカに基づく粒質物はシラン化されてもよい。その際、粒質物の炭素含量は0.3〜15.0質量%である。ハロゲンシラン、アルコキシシラン、シラザンおよび/またはシロキサンをシラン化のために使用することができる。
特に以下の物質は、ハロゲンシランとして使用することができる:
Si(C2n+1)[式中、X=Cl、Br、n=1〜20である]型のハロゲンオルガノシラン
(R’)Si(C2n+1)[式中、X=Cl、Br、R’=アルキル、n=1〜20である]型のハロゲンオルガノシラン
X(R’)Si(C2n+1)[式中、X=Cl、Br、R’=アルキル、n=1〜20である]型のハロゲンオルガノシラン
Si(CH−R’[式中、X=Cl、Br、m=0.1〜20、R’=アルキル、アリール(たとえば、−C
Figure 0004102757
]型のハロゲンオルガノシラン、
(R)XSi(CH−R’[式中、X=Cl、Br、R=アルキル、m=0.1〜20、R’=アルキル、アリール(たとえば、−C
Figure 0004102757
]型のハロゲンオルガノシラン、
(R)XSi(CH−R’[式中、X=Cl、Br、R=アルキル、m=0.1〜20、R’=アルキル、アリール(たとえば、−CH5)
Figure 0004102757
]型のハロゲンオルガノシラン。
以下の物質は、特にアルコキシシランとして使用することができる:
(RO)Si(C2n+1)[式中、R=アルキル、n=1〜20である]型のオルガノシラン、
R’(RO)Si(C2n+1)[式中、R=アルキル、R’=アルキル、n=1〜20、x+y=3、x=1.2、y=1.2である]型のオルガノシラン、
(RO)Si(CH−R’[式中、R=アルキル、m=0.1〜20、R’=アルキル、アリール(たとえば、−C
Figure 0004102757
]型のオルガノシラン、
(R″)(RO)Si(CH−R’[式中、R″=アルキル、x+y=2、x=1.2、y=1.2、R’=アルキル、アリール(たとえば、−C
Figure 0004102757
]型のオルガノシラン。
シランSi 108[(CHO)−Si−C17]トリメトキシオクチルシランは、好ましくはシラン化剤として使用される。
特に、以下の物質はシラザンとして使用することができる:
Figure 0004102757
[式中、R=アルキル、R’=アルキル、ビニルである]型のシラザン、さらにはたとえば、ヘキサメチルジシラザンである。
特に以下の物質は、シロキサンとして使用することができる:
D3、D4、D5型の環状ポリシロキサン、たとえばオクタメチルシクロテトラシロキサン=D4である。
Figure 0004102757
ポリシロキサン、たとえば、
Figure 0004102757
[式中、R=アルキル、アリール、(CH−NH、H
R’=アルキル、アリール、(CH−NH、H
R″=アルキル、アリール、(CH−NH、H
R′′′=アルキル、アリール、(CH−NH、H
Y=CH、H、C2n+1であり、その際、n=1〜20であり、
Y=Si(CH、Si(CHH、Si(CHOH、Si(CH(OCH)、Si(CH(C2n+1)であり、その際、n=1〜20であり、
m=0、1、2、3・・・・∞
n=0、1、2、3・・・・∞
u=0、1、2、3・・・・∞である]型のシリコーンオイル。
シラン化は、粒質物をシラン化剤と一緒に噴霧することによっておこなわれてもよく、この場合、これらは、場合によっては、溶剤、たとえばエタノール中に溶解され、その後に105〜400℃で、1〜6時間に亘って混合物を熱処理することができる。
粒質物のシラン化のための二者択一的な方法が使用されてもよく、この場合、この方法は、粒質物を、蒸気状のシラン化剤で処理し、その後に混合物を200〜800℃の温度で、0.5〜6時間に亘って熱処理するものである。熱処理は、保護ガス、たとえば窒素中で実施することができる。
シラン化は、加熱可能なミキサおよび噴霧装置を備えた乾燥機中で、連続的にまたは回分的に実施することができる。適した装置は、たとえば、プラウミキサ、ディスク乾燥器または流動床乾燥器であってもよい。
使用される物質、噴霧条件、温度条件およびシラン化条件を変更することによって、粒質物の物理化学的パラメータ、たとえば比表面積、粒径分布、孔容積、突固め密度およびシラノール基濃度、孔分布およびpH値を、定められた範囲内で変更することができる。
熱分解法シリカの粒質物は、本発明によれば、任意のコンシステンシーの化粧品組成物、たとえばパウダー、リキッド、フォーム、スプレー、ジェル、クリーム、軟膏、ペースト、スティックまたはペレット中で使用することができる。したがって、化粧品組成物は、単相または多相系、たとえばエマルション、懸濁液またはエーロゾルであってもよい。
化粧品組成物は、たとえばソープ;合成洗剤;液体洗剤またはシャワー用製品;浴用剤;メークアップリムーバー;剥離剤(exfoliating preparation):スキンクリーム;スキンローション;フェイスマスク;フットケア製品;サンプロテクト製品;スキンタンニング製品;脱色剤、昆虫忌避剤、ウエットシェイブ製品、たとえばスティック、クリーム、ジェルまたはフォーム;プレシェイブ製品;アフターシェイブケア製品;脱毛剤;練り歯磨き;ヘアシャンプー;ヘアケア製品;たとえば、ヘアーマスク、リンスまたはコンディショナー;パーマネントウエイブ剤;補整剤;ヘアスタイリング製品、たとえば、セットローション、ヘアスプレー、ヘアリキッド、ヘアジェルまたはヘアワックス;ヘアカラー、たとえばブリーチ剤、ヘアーカラー製品、明色化剤(tint)またはカラーフィクサー;デオドラント剤または制汗剤、たとえばスティック、ロールオン、ローション、パウダーまたはスプレー;フェース用メークアップ製品、たとえば、薄く色付いたデイクリーム(tinted day cream)、クリームトウパウダーファンデーション、フェイスパウダー、クリームファンデーションまたは頬紅、アイメイクアップ製品、たとえばアイブロー、マスカラ、眉墨、アイライナー、アイブロウペンシル;リップケア製品、装飾用リップケア製品、たとえばリップスティック、リップグロスまたはリップライナーペンシル;ネイルケア製品、たとえばネイルポリッシュリムーバー、ネイルポリッシュリムーバー、甘皮リムーバー、ネイル硬化剤またはネイルケアクリームであってもよい。
さらに本発明は、前記に定義された二酸化珪素粒質物、および吸収剤、収れん剤、抗菌物質、抗酸化剤、制汗剤、消泡剤、ふけ防止活性成分、静電気防止剤、バインダ、生物学的助剤、ブリーチ剤、キレート剤、デオドラント剤、エモリエント剤、乳化剤、乳化安定剤、脱毛剤、着色剤、保湿剤、膜形成剤、香料、フレーバー、ヘアカラー、保存剤、腐蝕防止剤、化粧油、溶剤、マウスケア成分、酸化剤、植物性構成成分、緩衝剤、還元剤、研磨剤、洗剤、プロペラント、乳濁剤、UVフィルターおよび吸収剤、変性剤、粘度調製剤およびビタミンを含有する化粧品組成物を提供する。
二酸化珪素粒質物が使用される化粧品組成物に依存して、これらは種々な機能を有していてもよい。たとえば、皮膚の感触を改善し(ボールベアリング効果)、皮膚に付着させ、かつ容易な塗布に役立つ。さらに、装飾用化粧品、たとえばメークアップ製品の長時間に亘っての安定性を、皮脂および油を吸着することによって改善させる。さらに、装飾用化粧品においては、最適な、一様の光分散によって、しわのアピアランスを改善するものである。皮膚およびヘア洗浄製品において、二酸化炭素粒質物は、吸着剤として作用してもよい。さらにこれらは特徴的であるか、それどころか望ましくない化粧品成分の香気を隠蔽または吸着するのに適しており、この場合、これらは、そうでない場合には使用できないものである。他の機能は、高揮発性物質、たとえば、エッセンシャルオイル、アロマおよび香水の固定、またはゆっくりと制御された放出である。多くの化粧品組成物において、これらはさらに充填剤として作用する。疎水性二酸化珪素粒質物、すなわち、シラン化粒質物は、耐水性化粧品の製造に特に適している。
しかしながら、本発明によって使用される二酸化珪素粒質物は、好ましくは、化粧品活性成分および/または補助物質のためのキャリアーとして作用する。したがって、本発明は、前記に挙げられた二酸化珪素粒質物と少なくとも1種のこれらの物質とから成る吸着体に関する。
ここで使用されたように、“吸着体”の表現は、二酸化珪素表面上の物質の吸着のみならず、さらには孔中での吸着、および粒間の空隙中への“挿入”をも包含する。“吸着体”は、さらに、二酸化珪素粒質物またはこれらのフラグメント自体、物質の被覆固体粒子または液滴を意味するものであってもよい。この場合において、粒子間または液滴間の引力は減少し、たとえば、流動性が改善するか、あるいは液滴が、その後に一緒になるのを回避する。
化粧品活性成分および補助物質の例は、前記に示された化粧品組成物の成分である。
本発明による化粧品活性成分は、Umbach(1995)によって定義されているように、化粧品における物質を示し、この場合、これらは、条件の適用下で、物理的、物理/化学的、化学的、生化学的および/またはこれらに関連する作用を有するものであって、特に、皮膚または粘膜およびその付属物、さらには歯の生理学および/または機能に影響するものであるとみなされるが、しかしながら生体における任意の著しい効果を除く。二酸化珪素粒質物上に吸着されていてもよい化粧品活性成分の例はビタミン;保湿剤、たとえばポリアルコール、セラミドおよびセラミド類似化合物;物理的かつ化学的UVフィルタおよび収斂剤である。
化粧品補助物質の中でも、化粧油、香料、フレーバーまたは着色剤は、好ましくは、二酸化珪素粒質物上に吸着される。香料およびフレーバーは、天然由来のもの、特に植物または動物由来のものであるか、あるいは、合成、すなわち完全合成および半合成由来のものであってもよい。
植物性香料の例は、エッセンシャルオイルおよびレジノイドである。動物性香料は、たとえば、ムスク、ジャコウ、ビーバー香およびアンバーグリスを含む。完全合成香料は、天然等価物および純粋に精製された組成物を有するものの双方を含む。半合成香料は、天然香料から単離され、その後に化学的に改変されたものとする。
さらに着色剤は、天然または合成由来のものであってもよく;これらは、有機または無機化合物であってもよい。
吸着体中の基質と二酸化珪素粒質物との量的比は、物質の性質および最終生成物の要求性に依存して自由に選択することができる。しかしながら、二酸化珪素粒質物 100gに対して、0.001〜200gの物質が好ましくは使用され、特に10〜150gである。
本発明による吸着体を製造するための方法の例は:
(a)化粧品活性成分および補助物質から選択される、吸着されるべき1個または複数個の物質を溶融させるか、あるいはこれらの物質を溶剤中で分布させ、すなわち、溶解、懸濁または乳化させ;
(b)熱分解法シリカに基づく粒質物と、工程(a)からの混合物とを混合し;かつ、
(c)場合により、溶剤を除去する
ことを含む。
さらに“溶剤”は、いくつかの異なる溶剤の混合物を含む。これは、室温において液体である物質は、任意の前処理なくして、“溶融工程”がすでにおこなわれている場合のように、工程(b)中で混合することができるものと理解される。混合工程(b)は、工程(a)からの混合物を、二酸化珪素粒質物に、たとえば噴霧によって添加されるか、あるいはその逆の方法でおこなってもよい。双方の場合において、添加は、1回かまたは数回にわけておこなってもよい。工程(b)中での混合時間は、第一に、シリカ表面上に吸着すべき物質の吸着性に依存する。溶剤が存在する場合には、工程(a)および(b)は、溶剤の凝固点と沸点との間の温度でおこなわれる。場合による過剰量の溶剤は、工程(c)中で、好ましくは、高められた温度および/または減少した圧力において除去される。
さらに、工程(c)中での溶剤の除去は、噴霧乾燥または流動床乾燥によっておこなってもよく、この場合において、成形工程は同時におこなわれる。したがって、粒質物含有溶融物のための成形工程は押出成形であってもよい。
本発明により使用される熱分解法シリカの粒質物の利点は、まず第1に、これらが容易かつ安価の製造されることであり、かつ第2には、これらが特に純粋であることである。
本発明は、例を用いて以下に詳細に説明する。
参考例:熱分解法シリカに基づく粒質物の製造
Degussa AGから入手可能な熱分解法AEROSIL90を、出発化合物として使用した。
熱分解法シリカは、完全に脱塩された水中に分散された。分散ユニットがこのために使用され、この場合、これらは、ローター/スターターの原理によって操作される。形成される懸濁液を噴霧乾燥した。最終生成物をフィルターまたはサイクロンによって分離した。噴霧粒質物は、マッフル炉中で加熱した。
製造パラメータは第1表に示した。
Figure 0004102757
例1: AEROSIL90粒質物を含む、薄い色付きデイクリーム
薄い色付きデイクリームを、第2表の処方にしたがって製造し、かつ、方法は、AEROSIL90による参考例で製造された10質量%の粒質物を用いておこなった。
Figure 0004102757
Figure 0004102757
方法:
AEROSIL90粒質物および相Aの他の成分を、撹拌しながら、水中でVeegumの水性分散液に添加した。得られた混合物をその後に80℃に加熱した。相Bの成分をさらに混合し、かつ透明な混合物が形成されるまで加熱した。相Bをその後に相Aに撹拌しながら添加した。相Cの成分をさらに混合し、80℃に加熱し、かつ混合された相AおよびBにすばやく添加した。得られた混合物を1分に亘ってホモジナイズした。撹拌しながらこれを40℃に冷却し(ブレードミキサ500分−1)、その後に相Dを添加した。
このようにして製造されたクリームは、望ましい感触を皮膚に与えるものであり、かつ、皮膚への塗布は容易であった。粘度(Broolfield, Speed 01、T-E Spindle,26℃):1545mPa・s。
例2:ビタミンE含有デイクリーム
AEROSIL90による参考例で製造された粒質物 50.0gを600mlの高型ビーカー中に入れ、かつ、ビタミンEアセテート(BASF) 50.0gを少量ずつスパチュラを用いて添加した。粒質物はすばやく油状の液体を吸収し、この場合、これは、ダストを形成することなく、かつ、帯電することもなかった。ビタミンEアセテートの全量を、10分間に亘って処理した。その後に乾燥混合物を、メッシュ幅0.75mmを有するスクリーンを介して篩い分けし、一晩に亘って放置した。
その後に粉体状の吸着体のフローマークおよび吐き出しコーン高さ(discharge cone height)を、Degussa AGからの顔料に関する文献第31巻“AEROSIL for the improvement of the flow behaviour of powdery substances”に記載されているようにして測定し、かさ密度および突固め密度をDIN標準66131にしたがって測定した。
Figure 0004102757
例1と同様のクリームを、このようにして製造された粉体状の吸着体を用いて、10質量%のビタミンEアセテート吸着体を、純粋な10質量%AEROSIL90粒質物の代わりに使用することで製造した。
このようにして製造されたクリームは、皮膚に対して望ましい感触を与え、かつ、簡単に皮膚に塗布可能であった。粘度(Brook-fieled, Speed 01, T-E Spindle, 26℃):13600mPa・s。
例3:クリームトウパウダーファンデーション
クリームトウパウダーファンデーションを、第4表の処方およびAEROSIL90による参考例で製造された粒質物10質量%を用いることによって製造した。
Figure 0004102757
Figure 0004102757
方法:
相Aの成分を、互いに混合し、撹拌しながら85℃に加熱し、透明な液相を製造した。相Bの成分をさらに混合し、かつ撹拌しながら溶融相Aに添加した。その後に液体混合物を、80℃で金型に注ぎ入れ、そのまま冷却した。
室温に冷却した後に、軟質の固体生成物が得られ、この場合、これらは、皮膚に対してスポンジまたはブラシを用いて容易に適用できるものであった。耐性および皮膚に対する付着性は極めて良好であった。

Claims (7)

  1. 平均粒子直径10〜120μm、BET−表面積 40〜400m /gおよび突固め密度220〜700g/lを有する熱分解法シリカに基づく粒質物と、化粧品活性成分および補助物質から選択された少なくとも1種の他の物質を含有する、化粧品用吸着体。
  2. 化粧品活性成分および補助物質が、吸収剤、収斂剤、抗菌物質、抗酸化剤、制汗剤、消泡剤、フケ防止活性成分、静電気防止剤、バインダ、生物学的助剤、ブリーチ剤、キレート剤、デオドラント、エモリエント、乳化剤、乳化安定剤、脱毛剤、着色剤、保湿剤、膜形成剤、香料、フレーバー、ヘアカラー、保存剤、腐蝕防止剤、化粧油、溶剤、マウスケア製品、酸化剤、植物性成分、緩衝物質、還元剤、研磨剤、洗剤、プロペラント、乳濁剤、UVフィルターおよびUV吸収剤、変性剤、粘度調整剤およびビタミンから選択されている、請求項1に記載の化粧品用吸着体。
  3. 請求項1または2に記載の化粧品用吸着体の製造方法において、
    (a)化粧品活性成分および補助物質から選択された、吸着されるべき1個または複数個の物質を溶融するか、あるいはこれらの物質を溶剤中に分布させ;
    (b)熱分解法シリカに基づく粒質物と、工程(a)からの混合物とを混合し;かつ、
    (c)場合によっては、溶剤を除去する
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の化粧品用吸着体の製造方法。
  4. 請求項1または2に記載の化粧品用吸着体を含有することを特徴とする、化粧品組成物。
  5. 粉体、液体、フォーム、スプレー、ジェル、クリーム、軟膏、ペースト、スティックまたはペレットの形である、請求項に記載の化粧品組成物。
  6. ソープ、合成洗剤、液体洗剤またはシャワー用品、浴用剤、メークアップリムーバー、剥離剤、スキンクリーム、スキンローション、フェイスマスク、フットケア製品、サンプロテクトクリーム、スキンタンニング製品、脱色剤、昆虫忌避剤、ウットシェイブ製品、プレシェイブ製品、アフターシェイブケア製品、脱毛剤、練り歯磨き、ヘアシャンプー、ヘアケア製品、パーマネントウェイブ剤、補整剤、ヘアスタイリング製品、ヘアカラーリング製品、デオドラント、制汗剤、フェイスメークアップ製品、アイメークアップ製品、リップケア製品、装飾用リップケア製品またはネイルケア製品である、請求項に記載の化粧品組成物。
  7. ウェットシェイブ製品がスティック、クリーム、ジェルまたはフォームであり;
    ヘアケア製品がヘアマスク、リンスまたはコンディショナーであり;
    ヘアスタイリング製品が、セットローション、ヘアスプレー、ヘアリキッド、ヘアジェルまたはヘアワックスであり;
    ヘアカラーリング製品が、ブリーチ剤、ヘアカラー、明色化剤またはカラーフィクサーであり;
    デオドラントまたは制汗剤が、スティック、ロールオン、ローション、パウダーまたはスプレーであり;
    フェイスメークアップ製品が、薄い色付きデイクリーム、クリームトウパウダーファンデーション、フェイスパウダー、クリームファンデーションまたは頬紅であり;
    アイメークアップ製品が、アイブロウ、マスカラ、眉墨、アイライナーまたはアイブロウペンシルであり;
    装飾用リップケア製品が、リップスティック、リップグロスまたはリップライナーペンシルであり、かつ、
    ネイルケア製品が、ネイルポリッシュ、ネイルポリッシュリムーバー、甘皮リムーバー、ネイル硬化剤またはネイルケアクリームである、請求項に記載の化粧品組成物。
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