JP4102630B2 - クリック機構、及び回転式接合体 - Google Patents

クリック機構、及び回転式接合体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クリック機構及び回転式接合体に係り、特に、回転動作の途中にクリック位置が設けられたクリック機構、及びこのクリック機構を備えた回転式接合体に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転動作の途中にクリック位置が設けられたクリック機構として、回転中心を同じくする2つの回転部材の各々の対向面にクリック部分が2箇所設けられたものがある。例えば特許文献1には、クリック部分が、各々の対向面の回転軸を中心とする同一円周上に2箇所設けられているクリック機構が記載されている。また、特許文献2には、各々の対向面の回転軸を中心とした異なる半径の2つの同心円上の各々にクリック部分が1箇所ずつ設けられているクリック機構が記載されている。また、特許文献3には、一の回転部材の周面を他の回転部材に当接させ、周面上に複数の弾接片を設けて、回転トルクを一定に保っているクリック機構が記載されている。
【0003】
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載されたクリック構造では、クリック部分が2箇所しか設けられていないため、クリック位置からクリック部分を解除する際に、2つの回転部材の回転中心軸がずれてしまい(以下この回転中心軸のずれを「軸倒れ」という)、軸倒れを防止するために長いガイド部材を回転軸の外側に設ける必要があった。さらに、クリック部分に重トルクが荷重された場合に、2箇所のクリック部分しか設けられていないため、1箇所で受ける荷重が重くなってしまう。そこで、重トルククリックに対応するためには、クリック部分を強化するために高価な材料を使用する必要があった。
【0004】
また、特許文献3に記載されたクリック構造では、軸倒れの発生は防止できるものの、前述の場合と同様に、重トルククリックに対応するためには高価な材料を使用する必要があり、さらには、周面上に複数の弾接片を設けているため、一の回転体の厚みを回転軸方向に厚くする必要があった。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−222413号公報
【特許文献2】
特開平9−63812号公報
【特許文献3】
特開平9−18809号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事実を考慮して成されたものであり、簡易な構成により軸倒れの発生を防止すると共に、クリック解除の際に1箇所で受ける荷重を軽減可能なクリック機構、及び、このクリック機構を備えた回転式接合体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載のクリック機構は、互いに対向する対向面を有し、共通の中心軸周りを相対回転可能な2つの回転部材と、前記回転部材の一方の、前記対向面上に形成され、半径を異にしかつ前記中心軸を中心とする少なくとも3つの同心円上の各々に位置する、凸状または凹状の第1クリック部と、前記回転部材の他方の前記対向面に形成され、前記第1クリック部のすべてが前記相対回転中の所定位置で係合可能とされる凹状または凸状の少なくとも1組の第2クリック部と、前記第1クリック部及び前記第2クリック部の少なくとも一方を、これらが互いに接近する方向に付勢する付勢部材と、を含んで構成されている。
【0008】
上記構成によれば、付勢部材により、第1クリック部及び第2クリック部の少なくとも一方は、これらが互いに接近、係合する方向に付勢されている。このため、2つの回転部材が相対回転中の所定位置に回転されると、少なくとも3つある第1クリック部のすべてが第2クリック部に係合されて、2つの回転部材が固定される。この係合位置をクリック位置という。この状態から、2つの回転部材が相対回転される方向に力が加えられると、第1クリック部と第2クリック部との係合が解除される。このとき、係合部分の回転進行方向側は大きな荷重(以下この荷重を「クリックトルク」という)を受けるが、3つ以上の係合部分があるので、クリックトルクは分散され、1箇所あたりのクリックトルクは小さくなる。また、3つ以上の係合部分があるので、軸倒れが発生しにくい。したがって、軸倒れ防止のために回転部材の厚みを厚くして周面上にクリック部を設ける必要がなく、また、回転軸の外側にガイド部材を設ける必要もなく、簡易な構成により軸倒れの発生を防止することができる。
【0009】
また、図7に示すように、同心円上ではなく、同一円周上50に第1クリック部52を例えば3つ形成する場合には、中心角120°の等間隔で形成しなければならず(等角度でなければ3つの第1クリック部52のすべてが第2クリック部に係合しない位置がでてくるため)、また、回転部材が360°回転する中で3回、120°毎にクリック位置が設定されてしまう。これに対して、本発明では、半径の異なる同心円上に第1クリック部を形成しているので、回転部材が360°回転する中で任意の位置に任意の個数、クリック位置を設定することができる。すなわち、本発明では、3つの第1クリック部を形成した場合には、回転部材が360°回転する中で1回、任意の位置にクリック位置を設定することができる。
【0010】
なお、本発明のクリック機構は、請求項2に記載のように、前記第1クリック部は前記中心軸を中心とした3つの同心円上に1つずつ形成されていることを特徴とすることもできる。
【0011】
このように、第1クリック部が中心軸を中心とした3つの同心円上に1つずつ形成されていると、2つの回転部材は3箇所で係合され、この3箇所の係合点により1つの面が形成される。したがって、2箇所以下、又は4箇所以上で係合される場合と比較して、2つの回転部材は、安定して相対回転可能となり、軸倒れの発生が一層防止される。
【0012】
また、本発明のクリック機構は、請求項3に記載のように、前記第1クリック部を、前記3つの同心円上に、中心角120度の間隔で形成することもできる。このように第1クリック部を配置することにより、2つの回転部材は、より安定して相対回転可能となり、軸倒れの発生がより一層防止される。
【0013】
また、本発明のクリック機構は、請求項4に記載のように、前記第2クリック部の少なくとも1組は、前記第1クリック部と第2クリック部とが係合された状態において前記同心円の円周方向に間隙が形成される形状とされていることを特徴とすることもできる。
【0014】
上記構成によれば、第1クリック部と第2クリック部とが係合した状態で、2つの回転部材が相対回転可能な範囲ができる。そこで、例えば、付勢部材による付勢力が、第1クリック部と第2クリック部とが係合された状態のときの方が、係合されていない状態のときよりも小さくなる場合においては、第1クリック部と第2クリック部とが係合された状態で、同心円の円周方向に移動される際の回転トルクは、第1クリック部と第2クリック部とが係合されていない状態で、回転される際の回転トルクよりも低トルクとなる。したがって、上記構成によれば、第1クリック部と第2クリック部とが係合された状態で回転される範囲を、低トルクでの回転範囲とすることができる。
【0015】
本発明の回転式接合体は、請求項1乃至請求項4のクリック機構を備え、前記回転部材の一方が設けられた第1部材と、前記回転部材の他方が設けられた第2部材と、を含んで構成されている。
【0016】
ここで、回転式接合体とは、カメラ等に用いられる後付グリップ、テレビジョン受信機等に用いられる回転台、各種電子機器の回転式操作部材(ダイヤル、つまみ等)などをいう。
【0017】
この構成によれば、2つの回転部材は、クリック位置において少なくとも3箇所で係合されているので、係合箇所が2箇所の場合と比較して、1箇所で受ける荷重を軽減することができる。また、3箇所で係合されているので軸倒れが発生しにくくなる。したがって、回転部材の厚みを厚くして周面上にクリック部を設ける必要がなく、また、回転軸の外側にガイド部材を設ける必要もなく、簡易な構成により軸倒れの発生を防止することができる。また、少なくとも3箇所で荷重を受けるので、さらに、半径の異なる同心円上に第1クリック部を形成しているので、回転部材が360°回転する中で任意の位置に任意の個数、クリック位置を設定することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明のクリック機構の実施形態について説明する。本実施形態では、カメラの後付けグリップに適用された例について説明する。
【0019】
図1は、本実施形態のカメラ用グリップ10を分解斜視図で示すものである。図1に示すように、カメラ用グリップ10は、外側グリップ部材12A、回転軸14、グリップホルダー16、スペーサー18、板バネ20、クリック板22、ベース板24、内側グリップ部材12B、及びカメラ取付部材26が、この順序に配置されて形成されている。
【0020】
外側グリップ部材12A及び内側グリップ部材12Bは、外周部分が互いに係合されると共に、所定箇所で互いにねじ止めされ、中空のグリップ部材12を構成している。グリップ部材12の中空部には、グリップホルダー16、スペーサー18、板バネ20、クリック板22、及びベース板24が収納されている。
【0021】
グリップホルダー16、スペーサー18、板バネ20、クリック板22、及びベース板24の各々には、回転軸14を挿通可能な孔が形成されており、これらの孔を回転軸14がグリップホルダー16側からベース板24まで貫通している。そして、これらの部材は、貫通された回転軸14が、ベース板24の内側グリップ部材12B側でかしめられることにより結合されている。この状態で、グリップホルダー16、スペーサー18、板バネ20、及びクリック板22の各々は、回転軸14と共に、中心軸Cの周りを回転するように固定されている。一方、ベース板24は、中心軸Cの周りを回転軸14とは別に回転可能とされている。すなわち、グリップホルダー16、スペーサー18、板バネ20、及びクリック板22と、ベース板24とは中心軸Cを中心にして相対回転が可能とされている。クリック板22は、板バネ20によって、ベース板24側に付勢されている。
【0022】
内側グリップ部材12Bには、円筒のガイド部12Cが形成され、カメラ取付部材26にはガイド部12Cの内径よりもわずかに小さい径の円形凸部26Aが形成されている。円形凸部26Aがガイド部12Cに嵌め込まれることにより、下側グリップ部12Bとカメラ取付部材26とが接合されている。
【0023】
ベース板24の外周部分には、長尺の取付板24Aが設けられ、カメラ取付部材26の円形凸部26Aには、取付板24Aを挿通可能な取付孔26Bが穿孔されている。取付板24Aが、取付孔26Bに挿通され、取付板24Aとカメラ取付部26とが所定位置でねじ止めされて、カメラ取付部26とベース板24とが固定されている。
【0024】
カメラ取付部26には、カメラ取付ねじ28用のねじ孔28Cが形成されている。カメラ取付部26の外側からねじ孔28Cにカメラ取付ねじ28が差し込まれ、差し込まれたカメラ取付ねじ28が、さらに、カメラ40の図示しないねじ孔にねじ込まれることにより、カメラ40がカメラ取付部材26に取付可能とされている。図4、図5は、カメラ40がカメラ取付部材26に取付けられた状態を示す図である。
【0025】
図2は、クリック板22及びベース板24の各々の対向面を模式的に表した図である。図2(A)に示すように、クリック板22のベース板24との対向面には、凸状のクリック凸部30A、30B、30Cが形成されている。クリック凸部30A、30B、30Cは、回転軸14を中心とした半径の異なる3つの同心円32A、32B、32C上に、中心角120°の間隔で各々形成されている。
【0026】
図2(B)に示すように、ベース板24のクリック板22との対向面には、1組の凹状のクリック凹部36A、36B、36Cと、1組の凹状のクリック溝部38A、38B、38Cが各々形成されている。クリック凹部36A、36B、36Cは、同心円32A、32B、32Cと同一半径をもち回転軸14を中心とした同心円34A、34B、34C上に、中心角120°の間隔で各々形成されている。クリック溝部38A、38B、38Cは、同心円34A、34B、34C上のクリック凹部36A、36B、36Cの位置から中心軸Cを挟んだ対向位置に、各々形成されている。
【0027】
図3は、ベース板24の、同心円34Aで展開した図である。図3に示すように、クリック凹部36Aはクリック凸部30Aと係合可能とされ、クリック溝部38Aはクリック凸部30Aと係合可能でかつ係合状態においてクリック凸部30Aを同心円32Aの円周方向に角度θ分回転移動可能とされている。クリック凹部36B、36C、クリック溝部38B、38Cについては図示を省略するが、上記と同様にクリック凸部30B、30Cと係合可能とされている。
【0028】
次に、本実施形態の作用について説明する。
【0029】
グリップ部材12とカメラ取付部材26とを相対的に回転させて、図3に示すX方向にクリック凸部30Aを回転移動させると、図4に示すように、クリック板22とベース板24との相対回転中の所定位置、即ち、カメラ40が取り付けられた状態でグリップ部材12を片手で握ることができる位置で、クリック凸部30A、30B、30Cと、クリック凹部36A、36B、36Cとが係合される。これにより、グリップ部材12とカメラ取付部材26とがこの位置で固定され、ユーザーは、グリップ部材12を握ってカメラ40での撮影を行うことができる。
【0030】
この状態から、グリップ部材12とカメラ取付部材26とを相対回転させる方向に力が加えられると、クリック凸部30A、30B、30Cとクリック凹部36A、36B、36Cとの係合が解除される。このとき、係合部分の回転進行方向側P(図3参照)は大きなクリックトルクを受けるが、このクリックトルクは3つのクリック凸部30A、30B、30Cに分散されているので、クリック凸部が2つの場合と比較して、1箇所あたりの荷重を軽減することができる。その結果、クリック凹部36A、36B、36C及びクリック凹部36A、36B、36Cの摩耗を防止することができる。また、3つの係合部分があるので、軸倒れが発生しにくい。したがって、軸倒れ防止のために回転部材の厚みを厚くして周面上にクリック部を設ける必要がなく、また、回転軸の外側にガイド部材を設ける必要もなく、簡易な構成により軸倒れの発生を防止することができる。
【0031】
さらにグリップ部材12とカメラ取付部材26とを相対回転させて、図3に示すX方向にクリップ凸部30Aを回転移動させると、図5に示すように、グリップ部材12がカメラ40の側面に沿った位置で、クリック凸部30A、30B、30Cと、クリック溝部38A、38B、38Cとが係合される。この係合状態において、クリック凸部30A、30B、30Cは、クリック溝部38A、38B、38C内を回転軸14を中心として角度θだけ回転可能とされている。この回転は、クリック溝部38A、38B、38Cの外側での回転よりも低トルクで行われる。したがって、中心軸Cを中心として角度θの範囲では、小さい力で容易に回転させることができる。
【0032】
また、本実施形態によれば、同一円周上ではなく、半径の異なる同心円上にクリック凸部30A、30B、30Cが形成されているので、クリック位置を任意の位置に任意の個数設定することができる。
【0033】
なお、本実施形態では、クリック凸部を3つ形成したが、4つ以上形成することも可能である。特に、3つにすることにより、クリック板22とベース板24とは3箇所で係合されて、この3点で1面が形成される。したがって、4箇所以上で係合される場合と比較して、クリック板22とベース板とは、安定して係合の解除がなされ、軸倒れの発生が一層防止される。
【0034】
また、本実施形態では、クリック凸部30A、30B、30Cは、回転軸14を中心として中心角120°の間隔で形成されたが、必ずしもこの間隔で形成される必要はない。特にこの120°の間隔とすることにより、クリック板22とベース板とは、より安定して係合の解除がなされ、軸倒れの発生がより一層防止される。
【0035】
また、本実施形態では、クリック板22に凸状のクリック凸部を形成し、ベース板24に凹状のクリック凹部、クリック溝部を形成したが、クリック板22に凹状のクリック凹部、クリック溝部を形成し、ベース板24に凸状のクリック凸部を形成することもできる。
【0036】
また、本実施形態では、ベース板24に、クリック凹部、及び、クリック溝部を形成した例について説明したが、いずれか一方だけでもよく、また、クリック凹部、クリック溝部に加えて、さらにクリック凸部が係合可能な凹状の部分を形成してクリック位置を増やすこともできる。
【0037】
さらに、本実施形態では、クリック板22と板バネ20とを設けた例について説明したが、図6に示すように、板バネ20にクリック凸部30A、30B、30Cを設けて、板バネ20がクリック板22を兼ねる構成とすることもできる。これにより、部品点数を減少させることができる。
【0038】
また、本実施形態では、カメラ用グリップに適用した例について説明したが、本発明のクリック機構の適用はこれに限定されるものではなく、あらゆる回転式接合体、例えば、テレビジョン受信機等に用いられる回転台、各種電子機器の回転式操作部材(ダイヤル、つまみ等)などに適用可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のクリック機構、回転式接合体によれば、3つ以上の係合部分を設けることにより、簡易な構成で1箇所あたりのクリックトルクを軽減することができると共に、軸倒れを発生しにくくすることができる。また、半径の異なる同心円上に第1クリック部を形成しているので、回転部材が360°回転する中で任意の位置に任意の個数、クリック位置を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のカメラ用グリップの分解斜視図である。
【図2】(A)は、本実施形態のグリップ板のベース板との対向面を模式的に示した図であり、(B)は、本実施形態のベース板のグリップ板との対向面を模式的に示した図である。
【図3】本実施形態のグリップ板を同心円34Aで展開した図である。
【図4】本実施形態のカメラ用グリップが撮影の際に片手で握れるクリック位置に固定された状態を示す図である。
【図5】本実施形態のカメラ用グリップがカメラに沿ったクリック位置に固定された状態を示す図である。
【図6】クリック板を兼ねた板バネを示す図である。
【図7】同一円状に第1クリック部を設ける場合の3つの第1クリック部の配置図である。
【符号の説明】
10 カメラ用グリップ(回転式接合体)
12 グリップ部材(第1部材)
26 カメラ取付部材(第2部材)
20 板バネ(付勢部材)
22 クリック板(回転部材)
24 ベース板(回転部材)
30A、30B、30C クリック部(第1クリック部)
36A、36B、36C クリック凹部(第2クリック部)
38A、38B、38C クリック溝部(第2クリック部)

Claims (5)

  1. 互いに対向する対向面を有し、共通の中心軸周りを相対回転可能な2つの回転部材と、
    前記回転部材の一方の、前記対向面上に形成され、半径を異にしかつ前記中心軸を中心とする少なくとも3つの同心円上の各々に位置する、凸状または凹状の第1クリック部と、
    前記回転部材の他方の前記対向面に形成され、前記第1クリック部のすべてが前記相対回転中の所定位置で係合可能とされる凹状または凸状の少なくとも1組の第2クリック部と、
    前記第1クリック部及び前記第2クリック部の少なくとも一方を、これらが互いに接近、係合する方向に付勢する付勢部材と、
    を備えたクリック機構。
  2. 前記第1クリック部は前記中心軸を中心とした3つの同心円上に1つずつ形成されていることを特徴とする請求項1に記載のクリック機構。
  3. 前記第1クリック部は、前記3つの同心円上に、中心角120度の間隔で形成されることを特徴とする請求項2に記載のクリック機構。
  4. 前記第2クリック部の少なくとも1組は、前記第1クリック部とこの第2クリック部とが係合された状態において前記同心円の円周方向に間隙が形成される形状とされていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のクリック機構。
  5. 請求項1乃至請求項4のクリック機構を備え、
    前記回転部材の一方が設けられた第1部材と、
    前記回転部材の他方が設けられた第2部材と、
    を含んだ回転式接合体。
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