JP4101326B2 - 自動循環式索道の二箇所並列乗車装置 - Google Patents

自動循環式索道の二箇所並列乗車装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術】
本発明は、自動循環式索道、詳しくはスキーリフト等の自動循環式リフトの停留場において、乗車客を二箇所で並列に誘導、乗車させる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動循環式索道のうち、代表的な単線自動循環式スキーリフトは、次のように構成され運行が行われる。即ち、図6の如く両端の停留場50a,50bにはそれぞれ滑車3a,3bが枢設され、これらの滑車3a,3b間には索条1が無端状に巻回されて索道線路2中に張架されている。それぞれの停留場50a,50bには、搬器51を誘導するための本線軌条4a,4bが搬器51の到着側から出発側に向かって、平面視ほぼU字状をなして配設されている。
【0003】
搬器51は、従来例の場合、握索機に搬器チェアを懸垂した公知の構成である椅子式の搬器で、索道線路2中においては握索機で索条1を握索して、該索条1の移動と共に運行する。搬器51が一方の停留場50aに到着すると、握索機は索条1から離されて本線軌条4aに導かれ転走を開始すると共に減速された後、緩速で回送移送され乗車客扱いがおこなわれる。この後搬器51は出発側に方向転向されて、次いで加速された後、握索機が索条1を握索して、該索条1の移動と共に索道線路2に出発する。図示においては、搬器が1台のみ例示されているが、実際には複数台ないし多数台の搬器が用いられ、所定の間隔ごとに次々に運行される。
【0004】
このような自動循環式索道ないし自動循環式スキーリフトの停留場50aにおいて、これに乗客を誘導するために、従来から一般的には、停留場50a後方から乗客を乗客乗車位置54に誘導し乗車させる、いわば前後方向誘導方式が用いられている。
【0005】
前記、図6の場合においては、このような乗客の前後方向誘導方式の場合を示したものである。即ち、停留場50aにおいては、搬器51の出発側の延長線上に索道線路2の方向とほぼ同方向の乗客進入レーン52を設けて、乗客を矢印53方向に誘導し、乗客乗車位置54付近で搬器チェアに着席乗車させるようにしている。
【0006】
上述した自動循環式スキーリフトは、輸送能力の大きいことから特に混雑するスキー場、ゲレンデで採用されている。このような設備において搬器は、通常3人掛け、あるいは4人掛けの搬器が採用されており、ヨーロッパにおいては、さらなる輸送力増強のために6人掛けの大型搬器も採用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように搬器が大型化すると、多数の乗客が待機位置から乗車位置へと一度に移動するため、この移動に要する時間に余裕をもたせて、乗客が安全に移動できるようにすることが必要となる。このために、搬器の出発する間隔は長く設定され、従って一定時間内に出発する搬器は、小型の搬器を使用する設備に比して少数となってしまい、搬器の大型化が即輸送力の増強に効果をもたらすというわけではない。
【0008】
本発明は、上記の事情の改善のためになされたもので、大型搬器を用いた自動循環式スキーリフトにおいて、乗客を安全に且つ効率良く乗車させ、輸送能力を向上させることを課題とする。
【0009】
この目的に対応して本発明は、両端の停留場間を循環する索条(1)を搬器に具えた握索機で握索させて索道線路(2)中の搬器運行を行い、前記停留場においては握索機から索条(1)を放索させて本線軌条(4)に導き搬器を転走させると共に搬器を移送する移送装置5の減速区間(6)、回送区間(7)、及び加速区間(8)を経て後再び索道線路(2)中に出発させるようにし、前記回送区間(7)において乗降客扱いを行い、このようにして複数の搬器を次々に循環運行するようになした自動循環式索道の停留場において、
搬器到着側(30)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた到着側軌条(9)と、
搬器出発側(31)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた出発側軌条(11)と、前記本線軌条(4)の後方に設けられ略U字状をなした回送側軌条(10)とを備え、 前記搬器到着側(30)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた前記到着側軌条(9)には前記本線軌条(4)から前記搬器到着側(30)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた前記到着側軌条(9)へと搬器を誘導するための到着側軌条切換装置(12)と、
前記搬器出発側(31)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた前記出発側軌条(11)には前記搬器出発側(31)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた前記出発側軌条(11)から前記本線軌条(4)へと搬器を誘導するための出発側軌条切換装置(15)と、
前記本線軌条(4)の後方に設けられ略U字状をなした前記回送側軌条(10)には前記本線軌条(4)の後方に設けられ略U字状をなした前記回送側軌条(10)と前記搬器到着側(30)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた前記到着側軌条(9)、及び前記搬器出発側(31)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた前記出発側軌条(11)とを接続するための到着側ポイント装置(13)、出発側ポイント装置(14)とを具え、
前記搬器到着側(30)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた前記到着側軌条(9)と前記本線軌条(4)の後方に設けられ略U字状をなした前記回送側軌条(10)と前記搬器出発側(31)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた前記出発側軌条(11)とに沿っては搬器を回送移送するための到着側搬器回送装置(16)、出発側搬器回送装置(17)を備え、
前記本線軌条(4)の搬器通過経路に乗客乗車位置(25)と、
前記本線軌条(4)の後方に設けられ略U字状をなした前記回送側軌条(10)の搬器通過経路に付加側乗客乗車位置(24)とを設け、
前記到着側搬器回送装置(16)による到着側軌条(9)における搬器移送速度は前記移送装置(5)の回送区間(7)における搬器移送速度に比して相対的に速く移送するように設定することが可能で、かつ前記出発側軌条切換装置(15)を切り換えることにより前後に隣り合って搬器到着側に到着した搬器の順番と搬器出発側での搬器が出発する順番を入れ替えるように設定することを可能とし、
乗客が二箇所で並列に乗車するようになしたことを特徴とする自動循環式索道の二箇所並列乗車装置として構成したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、自動循環式索道、特にスキーリフトとして用いる自動循環式スキーリフトにおいて、主として乗車の用に供する停留場に本発明の二箇所並列乗車装置を適用したものである。
【0011】
索道線路2中に張架された索条1は停留場内に導かれ、滑車3周縁部に巻掛けられてU字状に折り返され、再び索道線路2中に誘導される。停留場内には、平面視ほぼU字状に本線軌条4が配設され、索道線路2から停留場に到着した搬器は、該搬器の握索装置に具えた走行ローラー等が前記本線軌条4に当接して誘導され転走する。該本線軌条4に沿っては移送装置5が配設される。該移送装置5は、従来から多用されている摩擦押送式の構成であって、すなわち、本線軌条4に沿って多数の移送輪を枢設し、この移送輪で搬器の握索機に具えた押送板等を摩擦移送するようになしている。停留場に到着した搬器は、索条1を放索した後、前記移送装置5の減速区間6において減速させられて回送区間7へと移送され、回送区間内7において搬器は緩速で回送されて加速区間8へと導かれ、その後、加速区間8で再び加速されて索条1を握索し索道線路2へと出発する。ここまで記述した構成は、従来から多用されている構成である。
【0012】
本発明の二箇所並列乗車装置においては、前述の構成に加えて以下のように構成を付加する。搬器到着側30の減速区間6の途中から後方には、本線軌条と並行して到着側軌条9を並設する。該到着側軌条9の先端部には到着側軌条切換装置12を具えており、該到着側軌条切換装置12を切換えることにより、進行する搬器を到着側軌条9へと誘導することができる。搬器出発側31においては、加速区間8より後方部分に、本線軌条4と並行して出発側軌条11を並設し、該出発側軌条11の先端部には出発側軌条切換装置15を具え、該出発側軌条切換装置15を切換えることにより、出発側軌条11に沿って進行してきた搬器を本線軌条4へと誘導する。
【0013】
次に、本線軌条4の後方には平面視略U字状をなした回送側軌条10を配設し、該回送側軌条10の端部、すなわち、到着側軌条9、出発側軌条11との接続部には、それぞれ到着側ポイント装置13、出発側ポイント装置14を具える。該到着側ポイント装置13、出発側ポイント装置14の構成は従来から公知の技術、例えば、公開実用新案公報平2−84770に開示されている技術であって、本装置を回動させることによって、到着側軌条9あるいは出発側軌条11と、回送側軌条10との接続、切り離しを行うようにしている。
【0014】
次に、上述のように構成した到着側軌条9、回送側軌条10、出発側軌条11に沿っては、チェーン式の到着側搬器回送装置16、出発側搬器回送装置17を配設する。該到着側搬器回送装置16、出発側搬器回送装置17は、従来から多用されているチェン式の回送装置であって、無端状に循環するチェン40、41に複数の移送カム42、42、…を等間隔に枢着延出して、該チェン40、41を循環駆動することにより、前記移送カム42、42、…が搬器に当接して搬器の移送を行うものである。
【0015】
次にこのように構成した停留場においては、索道線路に対してほぼ直角方向に二箇所並列になした付加側乗客待機位置20、乗客待機位置21、付加側乗客進入レーン22、乗客進入レーン23、および付加側乗客乗車位置24、乗客乗車位置25を設ける。
【0016】
以上のように構成した本発明の二箇所並列乗車装置における運行方法を以下に説明する。図2は搬器18a、19aが停留場に到着した状態を示すものである。索道線路2から停留場内に到着した搬器18a、19aは、索条1を放索した後本線軌条4に沿って誘導され、移送装置5の減速区間6で減速される。先に到着した搬器18aは減速が完了する手前の位置で、到着側軌条切換装置12を切換えることによって到着側軌条9へと誘導される。この時、搬器18aは移送装置5から離されて、以後、到着側搬器回送装置16により到着側軌条9に沿って回送移送される。搬器18aが到着側軌条9へと誘導された後に、前記到着側軌条切換装置12は再び切り換えられ、後続の搬器19aは本線軌条4に沿って減速されて進行し、減速が完了した後、回送区間7へと進行して緩速で移送される。前記到着側搬器回送装置16の搬器移送速度は、前記移送装置5の回送区間7における搬器移送速度に比して、相対的に速く移送するように設定されており、従って、両搬器18a、19aの間隔は進行するに従い徐々に広げられる。
【0017】
次に、図3に示す如く到着側軌条9に沿って進行する搬器18aは、到着側ポイント装置13を回動し到着側軌条9と、回送側軌条10を接続して、回送側軌条10へと誘導される。前記到着側ポイント装置13は、搬器18aが通過した後再び回動し、本線軌条4に沿って進行してくる搬器19aと干渉しないようにする。出発側搬器回送装置17の搬器移送速度は、移送装置5における回送区間7での移送速度とほぼ同等であって、乗客が乗車するのに安全な緩速に設定されており、到着側搬器回送装置16によって移送されてきた搬器18aは出発側搬器回送装置17に受け渡され緩速で移送される。この特、付加側乗客待機位置20に待機していた乗客は、付加側乗客進入レーン22を経て付加側乗客乗車位置24へと進入しており、一方、乗客待機位置21に待機する乗客は、搬器18aが乗客進入レーン23を交差して通過した後に乗客乗車位置25へと移動を開始する。
【0018】
次に、図4に示す如く、出発側搬器回送装置17により緩速で移送されてきた搬器18aは、付加側乗客乗車位置24で乗客を乗車させ回送側軌条10に沿ってさらに進行する。この時、次に乗車するために付加側乗車待機位置20で待機していた後続の乗客は、付加側乗客乗車位置24への移動を開始する。一方、次いで、本線軌条4に沿って進行してきた搬器19aも乗客乗車位置25で乗客を乗車させる。又、搬器到着側30には、さらに後続の搬器18bが到着し、前述した搬器18aと同様に到着側軌条9へと誘導される。
【0019】
次に、図5にさらに搬器が進行した状態を示す。乗客を乗せた搬器19aは、本線軌条4に沿って出発側31へと移送される。この時、出発側ポイント装置14は回動して回送側軌条10と出発側軌条11は切り離された状態であって、従って、搬器19aは前記出発側ポイント装置14と干渉することなく通過が可能である。出発側31へと移送された搬器19aは移送装置5の加速区間8で加速されて後、索条1を握索して索道線路2へと出発する。前記出発側ポイント装置14は搬器19aがこの部分を通過した後に回動して、回送側軌条10と出発側軌条11が接続され、該回送側軌条10を進行してきた搬器18aは出発側軌条11へと誘導される。この後に、出発側軌条11を進行してきた搬器18aは、出発側軌条切換装置15を切り換えることにより本線軌条4へと導かれ、前記搬器19aと同様に加速され索条1を握索して索道線路2へと出発する。このように、搬器到着側30に到着した搬器の順番と、搬器出発側での搬器が出発する順番を入れ換えることにより、搬器18aと搬器19aとの間隔は、出発する時には再び到着した時の間隔と同じくなるように整えられる。
【0020】
このようにして、停留場に次々に到着する搬器は、順次、本線軌条4と到着側軌条9、回送側軌条10、出発側軌条11とに交互に誘導され、2箇所の付加側乗客乗車位置24、乗客乗車位置25で乗客を乗車させ、繰り返し運行される。
【0021】
【発明の効果】
上述したように、本発明の自動循環式索道の二箇所並列乗車装置においては、大型搬器、例えば、6人乗り等の搬器を用いて、3人乗りあるいは4人乗り搬器を用いた時と同様の搬器間隔で線路中の運行を行っても、停留場においては乗客の乗車位置を2箇所設置して、それぞれの乗車位置へと搬器を交互に誘導することにより、乗客は時間的に余裕を持って安全に乗車位置まで進むことができ、搬器の大型化によるスキーリフトの輸送力の増加を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の二箇所並列乗車装置を示す平面図。
【図2】 搬器が停留場に到着した状態を示す平面図。
【図3】 搬器の進行状態を示す平面図。
【図4】 搬器の進行状態を示す平面図。
【図5】 搬器の進行状態を示す平面図。
【図6】 従来の自動循環式索道設備における全体配設関係を示す平面図。
【符号の説明】
1 索条
2 索道線路
3、3a、3b 滑車
4、4a、4b 本線軌条
5 移送装置
6 減速区間
7 回送区間
8 加速区間
9 到着側軌条
10 回送側軌条
11 出発側軌条
12 到着側軌条切換装置
13 到着側ポイント装置
14 出発側ポイント装置
15 出発側軌条切換装置
16 到着側搬器回送装置
17 出発側搬器回送装置
18a,18b,19a,19b、51 搬器
20 付加側乗客待機位置
21 乗客待機位置
22 付加側乗客進入レーン
23、52乗客進入レーン
24 付加側乗客乗車位置
25、54乗客乗車位置
30 搬器到着側
31 搬器出発側
40、41 チェン
42 移送カム
50a,50b 停留場
53 矢印

Claims (1)

  1. 両端の停留場間を循環する索条(1)を搬器に具えた握索機で握索させて索道線路(2)中の搬器運行を行い、前記停留場においては握索機から索条(1)を放索させて本線軌条(4)に導き搬器を転走させると共に搬器を移送する移送装置(5)の減速区間(6)、回送区間(7)、及び加速区間(8)を経て後再び索道線路(2)中に出発させるようにし、前記回送区間(7)において乗降客扱いを行い、このようにして複数の搬器を次々に循環運行するようになした自動循環式索道の停留場において、
    搬器到着側(30)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた到着側軌条(9)と、
    搬器出発側(31)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた出発側軌条(11)と、前記本線軌条(4)の後方に設けられ略U字状をなした回送側軌条(10)とを備え、 前記搬器到着側(30)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた前記到着側軌条(9)には前記本線軌条(4)から前記搬器到着側(30)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた前記到着側軌条(9)へと搬器を誘導するための到着側軌条切換装置(12)と、
    前記搬器出発側(31)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた前記出発側軌条(11)には前記搬器出発側(31)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた前記出発側軌条(11)から前記本線軌条(4)へと搬器を誘導するための出発側軌条切換装置(15)と、
    前記本線軌条(4)の後方に設けられ略U字状をなした前記回送側軌条(10)には前記本線軌条(4)の後方に設けられ略U字状をなした前記回送側軌条(10)と前記搬器到着側(30)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた前記到着側軌条(9)、及び前記搬器出発側(31)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた前記出発側軌条(11)とを接続するための到着側ポイント装置(13)、出発側ポイント装置(14)とを具え、
    前記搬器到着側(30)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた前記到着側軌条(9)と前記本線軌条(4)の後方に設けられ略U字状をなした前記回送側軌条(10)と前記搬器出発側(31)に前記本線軌条(4)と平行して設けられた前記出発側軌条(11)とに沿っては搬器を回送移送するための到着側搬器回送装置(16)、出発側搬器回送装置(17)を備え、
    前記本線軌条(4)の搬器通過経路に乗客乗車位置(25)と、
    前記本線軌条(4)の後方に設けられ略U字状をなした前記回送側軌条(10)の搬器通過経路に付加側乗客乗車位置(24)とを設け、
    前記到着側搬器回送装置(16)による到着側軌条(9)における搬器移送速度は前記移送装置(5)の回送区間(7)における搬器移送速度に比して相対的に速く移送するように設定することが可能で、かつ前記出発側軌条切換装置(15)を切り換えることにより前後に隣り合って搬器到着側に到着した搬器の順番と搬器出発側での搬器が出発する順番を入れ替えるように設定することを可能とし、
    乗客が二箇所で並列に乗車するようになしたことを特徴とする自動循環式索道の二箇所並列乗車装置。
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