JP4101211B2 - 草刈機 - Google Patents

草刈機 Download PDF

Info

Publication number
JP4101211B2
JP4101211B2 JP2004182186A JP2004182186A JP4101211B2 JP 4101211 B2 JP4101211 B2 JP 4101211B2 JP 2004182186 A JP2004182186 A JP 2004182186A JP 2004182186 A JP2004182186 A JP 2004182186A JP 4101211 B2 JP4101211 B2 JP 4101211B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
grass
grass collection
bag
blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004182186A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005058220A (ja
Inventor
和夫 鮫島
将人 浅原
義和 戸越
輝郎 島村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2004182186A priority Critical patent/JP4101211B2/ja
Publication of JP2005058220A publication Critical patent/JP2005058220A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4101211B2 publication Critical patent/JP4101211B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Description

本発明はモーアで刈取った草を集草バッグに回収するよう構成した草刈機に関する。
集草バッグを用いて刈草を回収するよう構成した草刈機としては、走行機体の後部に備えられた原動部の左右両側に、モーアからの刈草を回収する集草バッグを配備するとともに、これら集草バッグの上方に亘って案内カバーを設け、この案内カバー内に飛散投入されてきた刈草を各集草バッグに導くよう構成したものが知られている(例えば、特許文献1)。
米国特許第4723398号明細書
本発明の特徴は草刈機において、次のように構成することにある。
走行機体の後部に原動部を備えて、運転座席の後方に門形の転倒保護フレームを立設して、前記原動部のエンジン搭載フレームと転倒保護フレームとに亘って集草フレームを取付け、前記原動部の左右両側に位置する集草バッグ及び前記集草バッグの上方に亘る案内カバーを、前記転倒保護フレームの後方側で、かつ集草バッグの前方側に位置させた集草フレームに備えるとともに、前記集草バッグを後輪よりも後方側に配置し、前記集草フレームと転倒保護フレームとの連結を解除可能に構成し、前記集草フレームとエンジン搭載フレームとの連結点を中心に、前記集草フレームを後方に回動自在に構成する。
本発明の特徴によると、原動部の下方に位置するエンジン搭載フレームと転倒保護フレームとの離れた部材に亘って、集草フレームを大きいスパンをもって連結支持することになるので、例えばエンジン搭載フレームだけで集草フレームを連結支持する場合に比べて軽量で簡素なフレーム部材を用いて連結強度の高い集草部を構成することができる。
原動部のメンテナンスを行う際には、集草フレームと転倒保護フレームとの連結を解除し、集草フレームとエンジン搭載フレームとの連結点を中心にして、集草フレームを後方に回動することにより原動部の周囲を開放すればよい。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に、本発明に係る草刈機の全体側面が、また、図2にその平面がそれぞれ示されている。この草刈機は、キャスタ輪に構成された左右一対の前輪1と駆動される左右一対の後輪2を備えた走行機体3における前後輪間の下腹部に、前リンク4a、後リンク4b、および、下部連結リンク4cとからなる左右一対の四連リンク構造のリンク機構4を介してモーアMが昇降自在に吊り下げ支持された構造となっており、リンク機構4を油圧シリンダ5によって昇降作動させることで、モーアMを略平行に昇降することができるよう構成されている。走行機体3の後部にはエンジン6を収容した原動部7が後輪2より後方に突出して配備され、原動部7を跨ぐように刈草回収用の集草装置8が装備されている。原動部7の前部に運転座席9が配備されるとともに、運転座席9と原動部7の間に門形の転倒保護フレーム(ROPS)10が立設されている。
詳細な構造の説明は省略するが、エンジン6の出力はカウンターケース11に入力されて走行系と作業系とに分岐され、走行系の動力はカウンターケース11の左右両側に配備された図示されない左右一対の油圧式の無段変速装置(HST)に入力され、各無段変速装置の変速出力がそれぞれ減速ケース12を介して左右の後輪2に各別に伝達されるようになっている。左右の後輪2を駆動する無段変速装置は、運転座席9の左右両脇に前後揺動操作可能に配備された左右一対の走行レバー13を各別に変速操作することで、左右の後輪2をそれぞれ独立して無段階に前後進変速するよう構成されており、左右の走行レバー13の操作具合によって直進前後進、左右後輪2に速度差をつけての旋回、一方の後輪2を停止させてのピボットターン、および、左右後輪2を互いに逆駆動してのスピンターン、等を任意に行うことができるようになっている。分岐された作業系の動力は、カウンターケース11の前面下部に突設されたPTO軸14から前方に向けて出力され、モーアMに伝達されるようになっている。
図3に示すように、モーアMは、下向きに開放されたデッキ15の内部に、縦軸心周りに同方向に回転駆動される3枚のバーブレード16,17,18が左右に並んで軸支された構造となっており、デッキ15は天板高さが全体的に同高さに設定されたフラットデッキに構成されるとともに、その右端部には刈草排出口dが形成されている。
PTO軸14から取り出された作業用動力がデッキ15の中央上面に配備されたベベルギヤケース19に、屈曲および伸縮可能な軸伝達機構20を介して伝達され、ベベルギヤケース19で縦軸回転に変換された回転動力が中央のバーブレード17の回転軸17aに伝達されるとともに、回転軸17aと左右のバーブレード16,18の回転軸16a,18aとがベルト21によって巻き掛け連動され、各回転ブレード16,17,18における回転軌跡の前半部が刈草排出口d側に向かうように、全回転ブレード16,17,18が同方向(上面視で時計回り方向)に回転駆動されるようになっている。デッキ15の周囲には障害物乗り越え用の遊転輪(アンチスキャルプローラ)22が配備されている。
モーアMにおけるデッキ15の右端部には刈草排出口dから排出される刈草を機体後部の集草装置8に向けて強制搬送するためのブロアBが以下のように装着されて駆動されるようになっている。
図3〜図7に示すように、ブロアBは、デッキ15の刈草排出口dに接続されるブロアケース31の上壁に縦軸心周りに回転する羽根車32が軸支された構造となっており、デッキ15の右端部に取付けられた平面視U形の支持フレーム33にブロアケース31が連結固着されている。この支持フレーム33は、その前後端においてデッキ側に固定された連結金具34に連結ピン35を介して連結されるようになっており、連結ピン35を抜き取って支持フレーム33を取外すことで、ブロアBを刈草排出口dから分離して清掃等を行うことができるようになっている。ブロアケース31を連結支持した取り囲む支持フレーム33は、ブロアケース31を取り囲むガードフレームとしても機能する。
支持フレーム33の後部には中間縦軸36が設けられており、中間縦軸36の下端部に取付けたプーリ37と右端のバーブレード18の回転軸18aの上端部に取付けたプーリ38とに亘ってベルト39が巻回張設されるとともに、中間縦軸36の上端部に取付けたプーリ40とブロアケース31の上面に突設した羽根駆動軸41のプーリ42とに亘ってベルト43が巻回張設され、ブレード駆動系から取り出された動力でブロアBが駆動されるようになっている。
回転軸18aと中間縦軸36とを連動連結するベルト39はブレード駆動用のベルト21より高い位置にあるが、図1中に示すように、リンク機構4における下部連結リンク4cを後上がり傾斜姿勢にしてデッキ15に連結することで、右側のリンク機構4における下部連結リンク4cの後部とデッキ上面との間に形成された上下に広い空隙にプーリ38やベルト39が干渉することなく配備されている。
回転軸18aと中間縦軸36とを巻掛け連動連結するベルト39、および中間縦軸36と羽根駆動軸41とを巻掛け連動連結するベルト43はそれぞれテンションローラ44,45によって押圧緊張されるとともに、ベルト39に作用するテンションローラ44は、回転軸18aから中間縦軸36への動力伝達を断続するテンションクラッチ46として構成されている。図8に示すように、テンションローラ44は、ブロア側に設けられた支点a周りに揺動可能なテンションアーム47に装備されるとともに、テンションアーム47と、ブロア側に設けられた支点b周りに切換え揺動操作可能な切換え操作レバー48とが湾曲リンク49およびバネ50を介して連動連結されており、切換え操作レバー48をデッドポイントを越えて切換え揺動することで、テンションローラ44をバネ50の張力でベルト39に押圧するクラッチ入り状態と、テンションローラ44をベルト39から大きく離して緊張を解除するクラッチ切り状態とに切換え保持できるように構成されている。テンションローラ45は支点a周りに揺動自在に支持されてバネ51によって一定方向に揺動付勢されたテンションアーム52に装着されており、ベルト43は常に緊張されている。
上記したように、中間縦軸36、両テンションアーム47,52、ベルト43、および切換え操作レバー48などを含むブロア駆動機構はブロアBに一体的に組み付けられてユニット化されており、このブロアユニットを取外す際には、テンションクラッチ46を切り保持してベルト39を回転軸18aのプーリ38から外し、連結ピン35を抜いてデッキ15から取外す。ブロアユニットをデッキ15に取り付ける際には、この逆の手順で連結した後、ベルト39をプーリ38に巻き掛けてテンションクラッチ46を入り状態に切換え保持することになる。
中間縦軸36は、ブロアケース31の外周部位から後向きに突出された排出筒31aとブロアケース31の円形外周とで挟まれた機体内方向きのコーナー部に位置して立設されており、ブロア駆動機構が支持フレーム33の内部において前後左右にコンパクトに納められている。
上記のようにして取付けられて駆動されるブロアBにおけるブロアケース31の排出筒31aには、羽根車32によって強制排出される刈草を機体後部の集草装置8に案内供給する円筒状のダクト53が脱着自在に差込み連結されている。
集草装置8は、ダクト53を介して案内揚送されてきた刈草を原動部7の左右に装着した2つの集草バッグ60に回収するよう構成されたものであり、以下のように構成されている。
転倒保護フレーム10の左右支柱部位と原動部7の下部に位置するエンジン搭載フレーム23とに亘ってパイプ材からなる集草フレーム61がピン連結されており、集草フレーム61の上部に横架した横フレーム61aから4本のバッグ支持アーム62が後ろ向きに延出され、左右2本づつのバッグ支持アーム62によって左右一対のバッグ装着部63が原動部7の左右に振り分けて配備されている。ダクト53の後端が右より箇所において脱着自在に連結されるとともに、下向きに全体的に開放された案内カバー65が、集草フレーム61の上部に支点c周りに上下に揺動開閉自在に取り付けられている。
集草バッグ60は通気性の高い布材で角形袋状に縫製されており、その上端開口縁に金属棒からなる芯枠66を縫い付けてバッグ口縁を矩形に保持するよう構成されている。芯枠66で保形された口縁をバッグ装着部63における2本のバッグ支持アーム62の上面に載せつけ支持させるとともに、降ろされた案内カバー65の下端縁でバッグ口縁を支持することで、集草バッグ60の浮き上がりが阻止されるようになっている。
左右のバッグ装着部63を構成する2本づつのバッグ支持アー62は、原動部7におけるエンジンボンネット24より少し高い位置に配備されており、エンジンボンネット24に被さるように内側2本のバッグ支持アーム62に亘って底板67が架設されている。底板67は、案内カバー65が降ろされた状態において、案内カバー65の内部に左右のバッグ装着部63の上部空間をつなぐトンネル通路68を形成するものであり、ダクト52を介して案内カバー65の右側に投入された刈草が案内カバー65で案内されて左右の集草バッグ60に導かれるようになっている。案内カバー65の内部に吹き込まれた刈草搬送風は、案内カバー65の後半部内面に形成されたメッシュ状の排風口69から排風路70に抜き出されて後部下方に排出されるようになっている。
原動部7のメンテナンスを行う場合には、図13に示すように、集草フレーム61と転倒保護フレーム10とのピン連結を解除し、集草フレーム61全体を、エンジン搭載フレーム23とのピン連結点eを中心にして後方に回倒することで、原動部7の周囲を開放することができる。
〔別実施例〕
上記実施例では、底板67を左右のバッグ装着部63に亘って固定しているが、底板67を案内カバー65側に取り付けて実施することもできる。
草刈機の全体側面図 草刈機の全体平面図 モーアの平面図 ブロアの横断平面図 ブロアの縦断側面図 ブロアの縦断背面図 ブロア要部の縦断側面図 テンションクラッチの平面図 集草装置の縦断側面図 集草装置の縦断背面図 案内カバーを開放した集草装置の一部を示す縦断側面図 集草装置の分解斜視図 集草装置を開放した草刈機の全体側面図
符号の説明
3 走行機体
7 原動部
9 運転座席
10 転倒保護フレーム
23 エンジン搭載フレーム
60 集草バッグ
61 集草フレーム
65 案内カバー
e 連結点

Claims (1)

  1. 走行機体の後部に原動部を備えて、運転座席の後方に門形の転倒保護フレームを立設して、前記原動部のエンジン搭載フレームと転倒保護フレームとに亘って集草フレームを取付け、
    前記原動部の左右両側に位置する集草バッグ及び前記集草バッグの上方に亘る案内カバーを、前記転倒保護フレームの後方側で、かつ集草バッグの前方側に位置させた集草フレームに備えるとともに、前記集草バッグを後輪よりも後方側に配置し、
    前記集草フレームと転倒保護フレームとの連結を解除可能に構成し、前記集草フレームとエンジン搭載フレームとの連結点を中心に、前記集草フレームを後方に回動自在に構成してある草刈機。
JP2004182186A 2004-06-21 2004-06-21 草刈機 Expired - Fee Related JP4101211B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004182186A JP4101211B2 (ja) 2004-06-21 2004-06-21 草刈機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004182186A JP4101211B2 (ja) 2004-06-21 2004-06-21 草刈機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003292998A Division JP2005058104A (ja) 2003-08-13 2003-08-13 草刈機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005058220A JP2005058220A (ja) 2005-03-10
JP4101211B2 true JP4101211B2 (ja) 2008-06-18

Family

ID=34373694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004182186A Expired - Fee Related JP4101211B2 (ja) 2004-06-21 2004-06-21 草刈機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4101211B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005058220A (ja) 2005-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4104141B2 (ja) 草刈機
JP2002036896A (ja) 作業車の動力取り出し部構造
JP4059862B2 (ja) 草刈り機の集草装置
JP4439420B2 (ja) 草刈機
JP4101211B2 (ja) 草刈機
EP2172094B1 (en) Lawn mower
JP2009232787A (ja) ミッドモーアの伝動装置
JP5027764B2 (ja) 乗用型草刈機
JPH11225527A (ja) 落花生収穫機
JP2005058104A (ja) 草刈機
JP3915485B2 (ja) 乗用芝刈装置
JP2003189718A (ja) 作業機の集草構造
JP4341961B2 (ja) 走行型芝刈機
JP2008086228A (ja) モーア
JP4416554B2 (ja) 草刈り機
JP3973091B2 (ja) 走行式芝刈り機
JP5525265B2 (ja) 草刈機
JP3649475B2 (ja) 2連ロータリ式草刈機
JP2005278574A (ja) 乗用型草刈り機
JP4989178B2 (ja) 草刈り機
JP4275002B2 (ja) 草刈り機
JPH06343320A (ja) 草刈装置
JP2001078530A (ja) 芝刈機
JP4420346B2 (ja) 走行型芝刈機
JP2005318841A (ja) 走行型芝刈機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070927

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080318

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140328

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees