JP4099675B2 - テレビジョン - Google Patents

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本発明は複数の操作項目を画面に一覧表示して操作項目の選択入力を受け付けるとともに、選択入力された操作項目に対応する設定処理を実行するテレビジョンに関する。
従来、テレビジョンにおいて画質や音質などの設定を行には、リモコンの特定のキーが操作されたとき、記憶媒体から操作項目情報を読み取って受像管に複数の操作項目を有するメニュー画面を表示し、表示した操作項目の中からいずれかを選択する操作入力をリモコンから受け付ける。ユーザーは、このメニュー画面でリモコンのカーソル移動キーにて所望の操作項目にカーソルを移動させ、特定のキー操作を行うことにより操作項目を選択し、選択した操作項目に対応する設定処理をテレビジョンに実行させることができる。
近年、操作項目の数が増加している等の理由により、操作項目をより少ない操作で選択できるようにするなど、テレビジョンのユーザーに応じて操作性を向上させることが望まれていた。
特開2002−152641号公報
テレビジョンにおいて画質や音質などの設定を行うメニューは一般に、操作項目が図11のように並べて表示されている。図11において図2のリモコン60を使用して操作項目「コントラスト」の位置にあるカーソル110で操作項目「高音」111を選択入力するためには、カーソル移動キー61cを5回押してカーソル選択キー61eを一回押さなければならず計6回のリモコン操作を必要とする。
このような現状に鑑みて、メニュー画面における操作項目を選択する際の操作性の向上、およびユーザーに応じた操作性の向上が望まれていた。
なお、特許文献1に記載の技術はDVDプレーヤーについての技術であり、テレビジョンについての技術ではないため上記課題を解決することは出来ない。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、操作項目を選択する際にテレビジョンのユーザーに応じて操作性を向上させることが可能なテレビジョンの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は映像表示回路と赤外線受光回路とリモコンとEEPROMとOSD回路を有するマイコンを備えるテレビジョンにおいて、上記リモコンは一覧表示した上記複数の操作項目の中のいずれかの操作項目に合わせて表示されるカーソルを移動させるためのカーソル移動キーと、同カーソルの位置の操作項目を選択内容として操作入力するためのカーソル選択キーと、互いに異なる数字に対応させた複数のチャンネルキーとを備え、上記EEPROMは操作入力を受け付けた操作項目の設定処理を実行した回数を表す情報を記憶し、上記マイコンは、所定の階層構造における複数の階層にまたがる操作項目の一覧を上記階層構造に従って並べた複数階層操作項目一覧を画面に表示させるとともに当該複数階層操作項目一覧にて表示される末端階層の各操作項目に上記複数のチャンネルキーが対応付けられた数字の中のいずれかに対応させて画面に一覧表示させるOSD信号を生成し、上記カーソル移動キーと上記カーソル選択キーとから操作入力を受け付けるカーソル入力設定とするか、上記複数の数字キーから操作入力を受け付ける直接入力設定とするかを選択する操作入力を上記リモコンから受け付け、上記カーソル移動キーと上記カーソル選択キーまたは上記複数の数字キーより操作入力を受け付けた操作項目の設定処理を実行した回数を操作項目ごとに数え、当該操作項目の設定処理を実行した回数を表す情報を上記EEPROMに記憶させ、上記カーソル入力設定が選択されたとき、表示された上記末端階層の各操作項目のいずれかに合わせてカーソルの位置を移動させるとともに、上記カーソル選択キーが操作されると上記カーソルの位置の操作項目の選択入力を受け付けたものとし、上記直接入力設定が選択されたとき、表示された上記末端階層の各操作項目に対応させた数字の中からいずれかを選択する操作入力を上記数字キーから受け付け、上記カーソル移動キーおよび上記カーソル選択キー、または、上記チャンネルキーから操作入力を受け付けた操作項目に対応する設定処理を実行する構成としてある。
また上記目的を達成するために、請求項2に記載のテレビジョンでは、画面に表示される複数の操作項目の中のいずれかの操作項目に合わせて表示されるカーソルを移動させるためのカーソル移動キーと、同カーソルの位置の操作項目を選択内容として操作入力するためのカーソル選択キーと、互いに異なる数字に対応させた複数の数字キーとを有する操作入力手段を備え、複数の操作項目において該複数の操作項目を分類する操作項目に対して該分類に属する操作項目を下層に関連付ける所定の階層構造により、上記複数の操作項目を階層化し、上記所定の階層構造における複数の階層にまたがる操作項目の一覧を上記階層構造に従って並べた複数階層操作項目一覧を画面に表示させるとともに、当該複数階層操作項目一覧にて表示される末端階層の各操作項目に互いに異なる数字を対応させて画面に表示させ、上記カーソル移動キーと上記カーソル選択キーとから操作入力を受け付けるカーソル入力設定とするか、上記複数の数字キーから操作入力を受け付ける直接入力設定とするかを選択する操作入力を上記操作入力手段から受け付け、上記カーソル入力設定が選択されたとき、上記複数の操作項目のいずれかに合わせたカーソルの位置を移動させる操作入力を上記カーソル移動キーから受け付けて当該操作入力に応じて上記カーソルの位置を移動させるとともに、上記カーソル選択キーが操作されると上記カーソルの位置の操作項目の選択入力を受け付けたものとし、上記直接入力設定が選択されたとき、上記複数の操作項目に対応させた数字の中からいずれかを選択する操作入力を上記数字キーから受け付け、受け付けた操作項目に対応する設定処理を実行する構成としてある。
上記入力設定選択手段にて上記カーソル入力設定が選択されると、上記操作項目表示手段にて表示された上記複数の操作項目のいずれかに合わせたカーソルの位置を移動させる操作入力を上記カーソル移動キーから受け付けて当該操作入力に応じて上記カーソルの位置を移動させるとともに、上記カーソル選択キーが操作されると上記カーソルの位置の操作項目の選択入力を受け付け、上記設定処理実行手段にて操作入力を受け付けた操作項目に対応する設定処理を実行する。
また上記入力設定選択手段にて上記直接入力設定が選択されると、上記操作項目表示手段にて表示された上記複数の操作項目に対応させた数字の中からいずれかを選択する操作入力を上記数字キーから受け付け、上記設定処理実行手段にて操作入力を受け付けた操作項目に対応する設定処理を実行する。
上記操作入力手段は、画面に表示される複数の操作項目の中のいずれかの操作項目に合わせて表示されるカーソルを移動させるためのカーソル移動キーと、同カーソルの位置の操作項目を選択内容として操作入力するためのカーソル選択キーと、互いに異なる数字に対応させた複数の数字キーとを有していればよく、カーソル移動キーとカーソル選択キーおよび数字キーはスイッチと連動したボタンやダイヤル等種々の態様が採用可能である。
入力設定選択手段としては、上記カーソル移動キーと上記カーソル選択キーとから操作入力を受け付けるカーソル入力設定とするか、上記数字キーから操作入力を受け付ける直接入力設定とするかを選択する操作入力を受け付けることが出来ればよい。従ってメニューキーが所定の時間連続して押し下げ操作(長押し)されたときに上記カーソル入力設定と上記直接入力設定とを切り換える構成としてもよいし、上記複数の操作項目を一覧表示したメニューに上記カーソル入力設定と上記直接入力設定とを切り換える操作項目を設けてもよい。
また上記設定処理実行手段は、上記カーソル選択手段または上記直接入力手段にて操作入力を受け付けた操作項目の設定処理を実行した回数を数える計数手段を備える構成としてもよい。この構成により上記操作項目表示手段にて表示される上記複数の操作項目の一覧の表示順を上記計数手段にて数えられた回数の多い順に表示することが可能となり、ユーザーは頻繁に使用する操作項目をより容易に選択実行可能となる。また上記計数手段にて数えられた回数を各操作項目とともに上記複数の操作項目の一覧に表示する構成としてもかまわない。この構成ではユーザーは各操作項目の使用頻度を容易に把握することが出来る。
また上記操作項目表示手段は、上記操作入力手段に設けられた上記各数字キーの配置に合わせた画面上の位置に、対応する上記操作項目を各操作項目に対応させた数字とともに、上記複数の操作項目を一覧表示する構成としてもよい。この構成によりユーザーは上記操作入力手段の上記数字キーのキー位置と、当該キーに対応する画面上の操作項目とを直感的に把握することが可能となり操作性が向上する。また上記数字キーはテレビジョン放送の複数のチャンネルの中からいずれかを選択するための各チャンネルキーであってもよく、上記操作入力手段は所定の操作面に上記カーソル移動キーと上記カーソル選択キーと上記各チャンネルキーとを有するリモコンであってもよい。
また上記操作項目表示手段は、上記所定の階層構造における複数の階層にまたがる操作項目の一覧を上記階層構造に従って並べた複数階層操作項目一覧を画面に表示させるとともに当該複数階層操作項目一覧にて表示される末端階層の各操作項目に互いに異なる数字を対応させて画面に表示させてもよい。
当該構成においては、上記直接入力手段は表示された上記末端階層の各操作項目に対応させた数字の中からいずれかを選択する操作入力を上記数字キーから受け付け、上記カーソル入力手段は上記表示された末端階層の各操作項目のいずれかに合わせてカーソルの位置を移動させる操作入力を上記カーソル移動キーから受け付けて当該操作入力に応じて上記カーソルの位置を移動させるとともに上記カーソル選択キーが操作されると上記カーソルの位置の操作項目の選択入力を受け付けたものとする
当該構成によれば、予め分類された操作項目の一覧が画面に表示されるため、ユーザーは画面上の操作項目を把握しやすくなり、操作性が向上する。
以上説明したように、請求項1にかかる発明によれば、テレビジョンにおいて操作項目を選択する際、予め分類された操作項目の一覧が画面に表示されるため画面上の操作項目の把握を容易にさせるとともに、テレビジョンのユーザーに応じて操作性を向上させることが可能になる。
また、請求項2にかかる発明によれば、テレビジョンにおいて操作項目を選択する際にテレビジョンのユーザーに応じて操作性を向上させることが可能になる。さらに、予め分類された操作項目の一覧が画面に表示されるため、ユーザーは画面上の操作項目を把握しやすくなり、さらに操作性を向上させることができる。
さらに、請求項3にかかる発明によれば、操作項目の設定処理を実行した回数の順に複数の操作項目の一覧を表示することができるため操作項目の使用頻度を一目で把握することが可能となると同時に、直接入力設定においては使用頻度の高いものほど少ない操作で実行可能となる。
さらに、請求項4、請求項5にかかる発明によれば、ユーザーは上記操作入力手段の上記数字キーの位置と、当該キーに対応する画面上の操作項目とを直感的に対応付けて把握することが可能となり、操作性が向上する。
また請求項5にかかる発明によれば、別途数字キーを設ける必要がなく、コスト削減可能である
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)本発明のテレビジョン概略構成:
(2)メニューキー押し下げ時の処理:
(3)メニューキー押し下げ時の処理の変形例1:
(4)メニューキー押し下げ時の処理の変形例2:
(5)メニューキー押し下げ時の処理の変形例3:
1)テレビジョンの概略構成
図1には本願発明の実施形態にかかるテレビジョン(映像出力装置)100の構成の概略を示している。同図に示すように、テレビジョン100は、テレビジョン本体50とリモコン(リモートコントロール装置)60とを備える。本実施形態のテレビジョン本体50は、アンテナ10と、チューナ回路11と、EEPROM12と、赤外線受光回路14と、マイコン15と、低周波出力回路21と、IICバス27と、スピーカー28、および映像表示回路である映像増幅・クロマ回路13と、映像出力回路22と、垂直偏向回路23と、水平偏向回路24と、高圧回路25と、偏向コイル26と、受像管29とを備えている。
また本テレビジョン100の回路には汎用的なシリアル通信バスであるIICバス27が設けられ、IICバス27に接続された各部11,12,13,15が所定の通信プロトコルに従って互いにデータの送受信を行うようにされている。
マイコン15は、内部に、CPU16、ROM17、RAM18、I/O回路19、OSD(オンスクリーンディスプレイ)回路20を備えている。OSD回路20は、映像増幅・クロマ回路13に接続され、受像管29の画面にOSD表示する画像を表すOSD信号を生成し映像信号に重畳する。マイコン15は、CPU16の制御により、赤外線受光回路14から電圧信号を入力して対応するキー操作を検知するとリモコン60からの操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に対応したOSD信号を生成する。また、マイコン15は複数の操作項目を画面に一覧表示させるOSD信号を生成し、受像管29の画面に表示された操作項目の中からいずれかを選択する操作入力をリモコン60から受け付けるとともに、選択された操作項目に対応する設定処理を実行する。なお、本実施形態では受像管から映像を出力するテレビジョンを例に取り説明するが、本発明の映像出力装置には液晶パネルから映像を出力する液晶テレビジョンやプラズマディスプレイから映像を出力するプラズマテレビジョン等も考えられる。
チューナ回路11は、マイコン15の制御により、アンテナ10を介してテレビ放送帯域に対応した所望周波数のテレビジョン信号を受信するとともに、この受信したテレビジョン信号から所要の信号だけを選択して高周波増幅し、中間周波信号に変換して出力する。チューナ回路11から出力された中間周波信号が映像増幅・クロマ回路13に供給されると、映像増幅・クロマ回路13は、マイコン15からの制御データに基づいて、中間周波信号に各種の信号処理を施すことにより、RGB(赤、緑、青)で表現される映像信号(RGB信号)、同期信号および音声信号を復元する。復元された映像信号(RGB信号)は映像出力回路22に出力され、対応する色成分にかかる電子ビームを各電子銃から蛍光面スクリーンに向けて照射させる。また、復元された同期信号は所定の信号処理が施されたあと偏向駆動信号として高圧回路25に出力され、電圧変換を施した後にブラウン管モニタ29に出力されて照射された電子ビームを偏向させる。さらに、復元された音声信号は、低周波出力回路21を経て、スピーカー28に出力される。
リモコン60は操作を受け付ける複数のキーと、上記赤外線信号を上記赤外線受光回路に向けて送信する赤外線送信回路とを有し、同複数のキーの操作に応じた赤外線信号を所定のフォーマットで送出する。例えば、図2に図示するリモコン60を用いて所望のチャンネルを受信させるべく操作すると、赤外線送信部65より対応する赤外線リモコン信号が送出される。そして、マイコン15が赤外線受光回路14を介して同赤外線リモコン信号を受信し、対応するチャンネルを受信させるように周波数データをチューナ回路11に送出する。
またリモコン60は所定の操作面67にチャンネルキー(数字キー)63、音量調節キー62a,62b、上下左右カーソル移動キー61a,61b,61c,61d、カーソル選択キー61e、およびメニューキー64を備えている。なお、マイコンには、OSD回路20が備えられており、OSD回路20は、CPU16からの制御指示に基づいて各種表示に対応するOSD信号を生成するとともに、このOSD信号を映像信号に重畳して出力端子に供給する。
図3はリモコン60の概略構成を示すブロック図である。リモコン60は、制御回路52を備え、同制御回路52に接続された操作キー51(図では3つの操作キーを例示)は図2の数字キー63、音量調節キー62a,62b、上下左右カーソル移動キー61a,61b,61c,61d、カーソル選択キー61e、およびメニューキー64にあたる。また制御回路52には赤外線送信回路56が接続されている。
赤外線送信回路56は、図示しない赤外線発光素子を有しており、制御回路52から出力される信号に対応した赤外線信号(無線信号)が、外部へ送信されるようになっている。制御回路52は、CPU53、ROM54、RAM55等を備えている。そして、CPU53がRAM55をワークエリアとして利用しながらROM54に記憶された所定のプログラムを実行し、リモコン60全体の制御を行う。リモコン60は、操作キーから操作入力を受け付け、入力された内容に対応する制御データを生成し、赤外線信号に変換して送信する。
2)メニューキー押し下げ時の処理
以下、図4を参照して、メニュー画面から操作項目の選択入力を受け付けて対応する設定処理を実行するマイコン15の処理を説明する。なお、図4には、当該処理をフローチャートで示してある。本フローは、テレビジョン100の電源がオンである間は繰り返し行われる。
処理を開始すると、まずリモコン60のメニューキー64が押し下げ操作されたか否かを判断する(ステップS10)。リモコン60は、各種キーが押し下げられる操作が行われると、当該操作を検知して操作に対応するパルスで表現した赤外線信号を赤外線送信回路からテレビジョン本体に向けて送信する。すると、赤外線受光回路14が赤外線信号を受光して対応する電圧信号を生成する。マイコン15は赤外線受光回路14からの電圧信号の入力を常時監視しており、電圧信号で表される情報を識別することによりリモコンに対して行われたキー操作を検知する。これにより、マイコン15はリモコン60からの操作入力を受け付ける。
つまりユーザーがリモコン60のメニューキー64を押し下げる操作を行うと、リモコン60は、メニューキー64の押し下げ操作を検知し、当該押し下げ操作に対応するパルスで表現した赤外線信号を赤外線送信回路56からテレビジョン本体に向けて送信する。すると、赤外線受光回路14が赤外線信号を受光して対応する電圧信号を生成し、マイコン15は同電圧信号を識別してメニューキー64の押し下げ操作を検知するので、ステップS10では条件成立となり、ステップS20に進む。なお、メニューキー64が押し下げ操作されていない場合にはマイコン15はメニューキー64の押し下げ操作を検知しないので、ステップS10では条件不成立となり、本フローを終了する。
ステップS20では、現在カーソル入力設定に設定されているか直接入力設定に設定されているかを示す入力設定を表す情報をEEPROM12より取得しRAM18に格納する。ここでカーソル入力設定とはカーソル移動キーとカーソル選択キーとから操作入力を受け付ける設定であり、直接入力設定とは複数のチャンネルキーから操作入力を受け付ける設定である。入力設定を表す情報としてはカーソル入力設定を「1」、直接入力設定を「2」などとすればよい。そして複数の操作項目を表す情報をROM17より取得して当該複数の操作項目の一覧を操作項目のいずれかの位置に対応させたカーソルとともにOSD表示させるOSD信号をOSD回路20に生成させ、映像増幅・クロマ回路13からの映像信号に当該生成したOSD信号を重畳し、OSD信号を重畳した映像信号を映像増幅・クロマ回路13に対して供給する。すると、映像増幅・クロマ回路13にてOSD信号を重畳した映像信号に対応するRGB信号が生成され、受像管29にて同RGB信号に対応する映像が画面に表示される。ここで、映像信号にOSD信号が重畳されているので、テレビジョン100の画面にはカーソルとともに操作項目の一覧が表示される(ステップS30)。操作項目の一覧の表示画面例を図9に示す。
以上より、図5で示したステップS10〜S30の処理を行うマイコン15は、複数の操作項目の中の各操作項目をリモコンの複数の数字キーに対応付けられた数字の中のいずれかに対応させて画面に一覧表示する操作項目表示手段を構成する。
ステップS30終了後、ステップS40ではメニューキー64が所定の時間押し下げ操作(長押し)されたことを検知したか否かを判断し、長押しされたことを検知すると条件成立としてステップS50に進み、メニューキー64が長押しされなかったときは条件不成立としてステップS60に進む。上記長押しにおける所定の時間は2秒であっても3秒であってもよく、通常のメニューキー押し下げ操作と区別できればよい。
ステップS40において条件成立となりステップS50に進むと、ステップS20で取得してRAM18に格納した入力設定を表す情報をRAM18より取得し、当該入力設定を表す情報が「1」であったときは「2」に、「2」であったときは「1」に変更して、RAM18及びEEPROM12に格納する。
そしてステップS50終了後またはステップS40にて条件不成立と判断されたときはステップS60に進み、ステップS60では現在の入力設定がカーソル入力設定であるか直接入力設定であるかを判断して判断結果に応じて処理を分岐する。上述した例では、RAM18に格納された入力設定を表す情報を取得して当該入力設定を表す情報が「1」のときには入力設定はカーソル入力設定であると判断してステップS70aに進み、当該入力設定を表す情報が「2」のときには入力設定は直接入力設定であると判断してステップS70bに進む。
以上より、図4に示すステップS40〜S60の処理を行うマイコン15が、上記カーソル移動キーと上記カーソル選択キーとから操作入力を受け付けるカーソル入力設定とするか、上記複数の数字キーから操作入力を受け付ける直接入力設定とするかを選択する操作入力を上記操作入力手段から受け付ける入力設定選択手段を構成する。
上記入力設定がカーソル入力設定の場合、ステップS70aではカーソル移動キー61a,61b,61c,61dのいずれかの押し下げ操作を検知したか否かを判断する。カーソル移動キー61a,61b,61c,61dのいずれかの押し下げ操作を検知したときは条件成立とし、ステップS72aに進む。またステップS70aにてカーソル移動キー61a,61b,61c,61dのいずれの押し下げ操作も検知しなかったときは条件不成立としてステップS74aに進む。
ステップS70aにて条件成立したときはステップS72aにて上記カーソルの移動を行う。たとえば図9の(a)のように操作項目が画面上に配置されておりカーソルがカーソル90に位置にあるとき、カーソル移動キー61aの押し下げ操作を検知したらカーソルを92の位置に表示させ、カーソル移動キー61bの押し下げ操作を検知したときはカーソルを91の位置に表示させ、カーソル移動キー61cの押し下げ操作を検知したときはカーソルを94の位置に表示させ、カーソル移動キー61dの押し下げ操作を検知したときはカーソルを93の位置に表示させる。また図9の(b)のように操作項目が画面上に配置されていてカーソルがカーソル96の位置にあるときは、カーソル移動キー61aの押し下げ操作を検知したらカーソルを97の位置に表示させ、カーソル移動キー61cの押し下げ操作を検知したらカーソルを98の位置に表示させ、カーソル移動キー61bまたは61dが押し下げ操作されたときにはカーソルはそのまま96の位置に表示させる。
ステップS72a終了後、またはステップS70aにて条件不成立になったとき、ステップS74aに進み、カーソル選択キー61eが押し下げ操作されたことを検知したか否かを判断する。ステップS74aでカーソル選択キー61eが押し下げ操作されたことを検知したときは条件成立としてステップS80へと進む。ステップS80ではステップS74aにおいてカーソル選択キー61e押し下げ操作時にカーソルが選択中の操作項目に対応する設定処理を行い、フローを終了する。一方ステップS74aにてカーソル選択キー61eが押し下げ操作されたことを検知していないと判断したときは条件不成立とし、メニューキー64が長押しされたか否かを判断するステップS40に戻る。
以上より、図4に示すステップS70a〜S74aの処理を行うマイコン15は、上記入力設定選択手段にて上記カーソル入力設定が選択されたとき、上記複数の操作項目のいずれかに合わせたカーソルの位置を移動させる操作入力を上記カーソル移動キーから受け付けて当該操作入力に応じて上記カーソルの位置を移動させるとともに、上記カーソル選択キーが操作されると上記カーソルの位置の操作項目の選択入力を受け付けたものとするカーソル入力手段を構成する。
一方ステップS60の判断処理で現在の入力設定が直接入力設定と判断されたときはステップS70bに進み、数字キー63のいずれかが押し下げ操作されたか否かを判断する。数字キー63のいずれかが押し下げ操作されたことを検知したとき条件成立としてステップS80へと進む。ステップS80ではステップS70bにおいて押し下げ操作された数字キーに対応付けられた操作項目に対する設定処理を行い、フローを終了する。その一方でステップS70bにて数字キー63のいずれも押し下げ操作されなかったときは条件不成立とし、ステップS40の判断からの処理を繰り返す。
以上より、図4に示すステップS70bの処理を行うマイコン15は、上記入力設定選択手段にて上記直接入力設定が選択されたとき、上記複数の操作項目に対応させた数字の中からいずれかを選択する操作入力を上記数字キーから受け付ける直接入力手段を構成する。また図4に示すステップS80の処理を行うマイコン15は、上記カーソル入力手段または上記直接入力手段にて操作入力を受け付けた操作項目に対応する設定処理を実行する設定処理実行手段を構成する。
以上説明したように、当該構成ではテレビジョンにおいて操作項目を選択する際、予め分類された操作項目の一覧が画面に表示されるため画面上の操作項目の把握を容易にさせるとともに、上記カーソル入力設定と上記直接入力設定をユーザーが適宜選択することができるため操作性を向上させることが可能になる。またユーザーが上記直接入力設定を選択したときはリモコンの数字キーを操作入力することで操作項目をダイレクトに選択入力することが可能となりユーザーが目的の操作項目を選択入力するまでの操作回数を減らすことが出来る。
なお、上述した実施形態では、カーソル入力設定と直接入力設定とを変更する切り換え操作をメニューキーの長押しとしたが、当該切り換え操作は専用の設定切り換えキーを設けて当該設定切り換えキーの操作で行ってもかまわない。
また上記カーソル入力設定や上記直接入力設定とは異なる第三の入力設定を設け、メニューキーの長押しや専用の設定切り換えキーの操作などにより、これら入力設定が順次選択されるようにしてもよい。
さらに図9の(a)に示すように複数の選択項目の中の各操作項目を複数のチャンネルキーに対応付けられた数字の中のいずれかに対応させて画面に一覧表示する構成としてもかまわない。当該構成のようにリモコンの操作面67に設けられた各チャンネルキーの配置に合わせた画面上の位置に、対応する操作項目を各操作項目に対応させた数字とともに一覧表示すると、ユーザーはリモコンの各チャンネルキーの位置と各チャンネルキーに対応する画面上の操作項目とを直感的に把握することが可能となり、操作性が向上する。
3)メニューキー押し下げ時の処理2:
また入力設定選択を操作項目の1つとしてメニューに表示させ、操作項目が操作入力されたときにカーソル入力設定と直接入力設定とを切り換え選択する構成とすることも出来る。当該構成におけるメニューキー押し下げ時の処理のフローを図5に示す。ステップS10〜S30の処理は図4における処理と同一である。
ステップS30終了後、ステップS140に進み、現在の入力設定がカーソル入力設定であるか直接入力設定であるかを判断して判断結果に応じて処理を分岐する。具体的にはRAM18に格納された入力設定を表す情報を取得して、当該入力設定を表す情報が「1」のときには入力設定はカーソル入力設定であると判断してステップS150aに進み、当該入力設定を表す情報が「2」のときには入力設定は直接入力設定であると判断してステップS150bに進む。
ステップS150aではカーソル移動キーの押し下げ操作を検知したか否かの判断を行う。カーソル移動キー61a,61b,61c,61dのいずれかの押し下げ操作を検知したときは条件成立とし、ステップS152aに進む。またステップS150aにてカーソル移動キー61a,61b,61c,61dのいずれの押し下げ操作も検知しなかったときは条件不成立としてステップS154aに進む。
ステップS150aにて条件成立したときは押し下げを検知したカーソル移動キーに応じてステップS152aにて上記カーソルの移動を行う。
ステップS152a終了後、またはステップS150aにて条件不成立になったとき、ステップS154aに進み、カーソル選択キー61eの押し下げを検知したか否かを判断する。ステップS154aではカーソル選択キー61eが押し下げ操作されたことを検知したときは条件成立としてステップS156aへと進む。一方ステップS154aにてカーソル選択キー61eが押し下げ操作されたことを検知しなかったときは条件不成立とし、ステップS150aの判断からの処理を繰り返す。
ステップS156aではステップS154aにおいてカーソル選択キー61e押し下げ操作時にカーソルが選択中の操作項目が入力設定を選択するための操作項目であるか否かを判断する。この入力設定を選択するための操作項目としては、例えば入力設定を直接入力設定に変更する「直接入力設定選択」と入力設定をカーソル入力設定に変更する「カーソル入力設定」の2つを操作項目とする構成が考えられる。それ以外にも入力設定を現在の入力設定が直接入力設定選択ならカーソル入力設定に、カーソル入力設定なら直接入力設定選択にそれぞれ変更する「入力設定切り換え」の操作項目を設ける構成としてもよい。当該フローでは前者の構成で説明する。
ステップS156aではステップS154aで選択入力された操作項目が「直接入力設定選択」または「カーソル入力設定」のときは条件成立としてステップS158aに進む。そしてステップS158aではRAM18およびEEPROM12に格納された入力設定を表す情報をステップS154aで選択入力された操作項目に合わせて変更して格納し、ステップS140の判断からの処理を繰り返す。一方ステップS154aで選択入力された操作項目が「直接入力設定選択」と「カーソル入力設定」以外の操作項目であるときは条件不成立としてステップS160へと進む。
一方、ステップS140で入力設定が直接入力設定であると判断されたときはステップS150bに進み、数字キーの押し下げ操作を検出したか否かを判断する。そして数字キーの入力が検出されないときは条件不成立として、数字キーの入力を検出するまで当該ステップS150bを繰り返す。そして数字キーの入力を検出すると条件成立とし押し下げ操作された数字キーに対応付けられた操作項目の選択入力を受け付け、ステップS152bに進む。
ステップS152bではステップS150bで選択入力された操作項目が「直接入力設定選択」または「カーソル入力設定」であるか否かを判断する。選択入力された操作項目が「直接入力設定選択」または「カーソル入力設定」のときは条件成立としてステップS154bに進み、選択入力された操作項目がこれら以外の操作項目であるとき条件不成立としてステップS160へと進む。ステップS154bではRAM18およびEEPROM12に格納された入力設定を表す情報をステップS150aで選択入力された操作項目に合わせて変更して格納し、ステップS140の判断からの処理を繰り返す。
そしてステップS160ではステップS154aまたはステップS150bで選択入力を受け付けた操作項目に対応する処理を行い、フローを終了する。
4)メニューキー押し下げ時の処理の変形例2:
ところで、複数の操作項目を画面に一覧表示するメニューにおいて当該複数の操作項目を所定の階層構造で階層化させても構わない。図7に所定の階層構造で階層化された操作項目の一例を示す。リモコン60のメニューキー64が押し下げ操作されたときテレビジョンの画面に最初に表示されるメインメニューには、操作項目を大きく分類した操作項目である、「画質」、「音質」、「チャンネル設定」、「予約」、などが表示されるメニューブロックを表示する。次に大きく分類した操作項目をリモコン60にて選択入力するとサブメニューのメニューブロックが画面に表示される。例えばメインメニューで「画質」を選択入力したときは、サブメニューにおいて、「戻る」、「コントラスト」、「輝度」、「明るさ」、「色の濃さ」、「シャープネス」、などの操作項目が表示される。
このとき 上記所定の階層構造における複数の階層にまたがる操作項目の一覧を上記階層構造に従って並べた複数階層操作項目一覧を画面に表示させるとともに当該複数階層操作項目一覧にて表示される末端階層の各操作項目に互いに異なる数字を対応させて画面に表示させる構成としてもかまわない。図10に所定の階層構造における複数の階層にまたがる操作項目の一覧を階層構造に従って並べた複数階層操作項目一覧を画面に表示させるとともに当該複数階層操作項目一覧にて表示される末端階層の各操作項目に互いに異なる数字を対応させて画面に表示した一例を示す。画面左端に「音質」、「画質」、「チャンネル設定」などの最上位階層の操作項目名を表示し、それぞれの最上位階層の操作項目名の右に各最上位階層の操作項目の下位側階層にあたる末端階層の操作項目名を並べて表示してある。「音質」の右には「1.高音」、「2.低音」、「3.サラウンド」など音質を設定するための操作項目を表示する。「画質」の右には「4.コントラスト」、「5.輝度」、「6.明るさ」などの画質を設定するための操作項目を表示する。「チャンネル設定」の右には「7.チャンネル1」、「8.チャンネル2」、「9.チャンネル3」・・・のようにチャンネルを設定するための操作項目を表示する。そしてそれぞれの末端階層の操作項目には互いに異なる数字を対応させて表示している。
以下、メニュー画面から操作項目の選択入力を受け付けて対応する設定処理を実行するマイコン15の処理を、図6を参照ながら説明する。ステップS10、S20、ステップS40〜S80の処理は図4における処理と同一である。ステップS20終了後、ステップS210では上記所定の階層構造における末端階層の操作項目の一覧の情報をROM17より取得する。ROM17に格納された図7で示した階層構造の情報には操作項目が末端であるか否かを表す情報が含まれており、当該情報に基づいて操作項目が階層の末端であるか否かを判断することができる。そして図10のように上記所定の階層構造における末端階層の操作項目の一覧において、各操作項目に互いに異なる数字を対応させ、操作項目のいずれかの位置に対応させたカーソルとともに当該一覧をOSD表示させるOSD信号をOSD回路20に生成させ、映像増幅・クロマ回路13からの映像信号に当該生成したOSD信号を重畳し、OSD信号を重畳した映像信号を映像増幅・クロマ回路13に対して供給する。すると、映像増幅・クロマ回路13にてOSD信号を重畳した映像信号に対応するRGB信号が生成され、受像管29にて同RGB信号に対応する映像が画面に表示される。ここで、映像信号にOSD信号が重畳されているので、テレビジョン100の画面にはカーソルとともに操作項目の一覧が表示される(ステップS220)。
ステップS220終了後実行されるステップS40〜S60は図4における処理と同一である。ステップS60で入力設定がカーソル入力設定と判断されたときはステップS230aへ進み、入力設定が直接入力設定であると判断されたときはステップS230bに進む。ステップS230aではカーソル移動キー61a,61b,61c,61dのいずれかの押し下げ操作を検知したか否かを判断する。カーソル移動キーの押し下げを検知したときは条件成立としてステップS232aに進み、ステップS230aにてカーソル移動キーの押し下げ操作を検知しなかったときは条件不成立としてステップS234aに進む。これらステップS230aからステップS232aにおける処理は図4におけるステップS70aおよびS72aにおける処理と同一である。
ステップS230aにて条件成立したときはステップ230aにて押し下げ操作を検知したカーソル移動キーに応じてステップS232aにてカーソルの移動を行う。例えば図10においてカーソルがカーソル120の位置にあるとし、このとき「5.輝度」乃一にカーソルを移動したいときは、まずカーソル移動キー61cの押し下げ操作を行い、カーソルを「画質」の位置に移動させる。次にカーソル移動キー61dの押し下げ操作をするとカーソルが「4.コントラスト」の位置に表示される。そしてさらにカーソル移動キー61dを押し下げ操作するとカーソルが「5.輝度」の位置に表示される。また、「5.輝度」から「2.サラウンド」にカーソルを移動させたいときはカーソル移動キー61bを2回、カーソル移動キー61aを一回、カーソル移動キー61dを3回それぞれ順番に押し下げ操作することで移動させることが出来る。
ステップS232a終了後、またはステップS230aにて条件不成立になったとき、ステップS234aに進み、カーソル選択キー61eが押し下げ操作されたことを検知したか否かを判断する。ステップS234aでカーソル選択キー61eが押し下げ操作されたことを検知したときは条件成立としてステップS240へ進む。ステップS240ではステップS234aにおいてカーソル選択キー61e押し下げ操作時にカーソルが選択中の操作項目に対する設定処理を行い、フローを終了する。一方ステップS234aにてカーソル選択キー61eが押し下げ操作されたことを検知していないと判断したときは条件不成立とし、メニューキー64が長押しされたか否かを判断するステップS40に戻る。
一方ステップS60で入力設定が直接入力設定と判断されたときはステップS230bに進む。ステップS230bでは、数字キー63のいずれかが押し下げ操作されたことを検知したか否かを判断する。数字キー63のいずれかが押し下げ操作されたことを検知したとき条件成立としてステップS80へと進む。当該ステップにおいて選択入力されるのは表示された操作項目の一覧の中で末端階層の操作項目のみである。具体的には、図10のメニュー画面を例にとって説明すると、数字キー「1」の操作入力を検知すると操作項目「高音」が選択入力されたものとし、数字キー「2」の操作入力を検知すると操作項目「低音」が選択入力されたものとする。以下「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」は「サラウンド」、「コントラスト」、「輝度」、「明るさ」、「チャンネル1」、「チャンネル2」、「チャンネル3」の操作項目にそれぞれ対応することになる。そしてステップS80ではステップS230bにおいて押し下げ操作された数字キーに対応付けられた操作項目に対する設定処理を行い、フローを終了する。また、ステップS230bにて数字キー63が押し下げ操作されたことを検知していないと判断したときは条件不成立とし、ステップS40の判断からの処理を繰り返す。
以上の構成により、予め分類された操作項目の一覧が画面に表示されるため、ユーザーは画面上の操作項目を把握しやすく、直接入力設定では操作項目を選択するのに押し下げ操作を1回しか必要としないため、さらに操作性を向上させることができる
5)メニューキー押し下げ時の処理の変形例3:
さらに上記設定処理実行手段に上記カーソル入力手段または上記直接入力手段にて操作入力を受け付けた操作項目の設定処理を実行した回数を数える計数手段を備えさせ、上記操作項目表示手段にて複数の操作項目を画面に一覧表示するときに上記計数手段で数えられた各操作項目の設定処理を実行した回数の順に上記複数の操作項目の一覧を表示する構成としてもよい。
当該構成におけるマイコン15の処理を図8に示す。ステップS10〜S20,S40〜S60、S70a〜S74a,S70b,S80の処理は図4における処理と同一である。また当該構成において計数手段にて数えられる回数を表すデータは各操作項目を示す情報とともにEEPROM12に格納される。
ステップS10およびステップS20終了後、各操作項目の実行回数を表すデータをEEPROM12より取得し、各操作項目を表示する順番を実行回数順(多い順または少ない順)にソートし(ステップS410)、ROM17に記憶された複数の操作項目を表す情報に基づいて、当該複数の操作項目の一覧を実行回数順に画面表示させるOSD信号をOSD回路に生成させ、受像管29に操作項目の一覧を画面表示させる(ステップS420)。
そしてステップS74aまたはS70bの判断処理にて条件成立したときステップS430に進む。ステップS430では、ステップS70aでカーソル選択キー61e押し下げ操作時にカーソルが選択中の操作項目またはS70bにて押し下げ操作された数字キーに対応付けられた操作項目に対応する設定処理を実行した回数のデータを、EEPROM12の当該データを格納するアドレスの情報を取得し、当該アドレスにおける実行回数データを1増やした値に変更して格納する(インクリメント)。これにより、操作入力を受け付けた操作項目の設定処理を実行した回数が操作項目ごとに数えられる。しかる後にステップS80を実行してフローを終了する。
以上より、図8に示すステップS430の処理を行うマイコン15が、上記カーソル入力手段または上記直接入力手段にて操作入力を受け付けた操作項目の設定処理を実行した回数を操作項目ごとに数える計数手段を構成する。
以上説明したように、当該構成では操作項目の実行回数の順に複数の操作項目の一覧を表示することができるため操作項目の使用頻度を一目で把握することが可能となると同時に、直接入力設定においては使用頻度の高いものほど少ない操作で実行可能となる。
本発明のテレビジョンの概略構成を示すブロック図である 本発明のリモコンの一例を示す図である 本発明のリモコンの概略構成を示すブロック図である 本発明のメニュー操作処理のフローチャートである 本発明のメニュー操作処理の第一の変形例のフローチャートである 本発明のメニュー操作処理の第二の変形例のフローチャートである 所定の階層構造で階層化された操作項目の一例である 本発明のメニュー操作処理の第三の変形例のフローチャートである 図4、図5、図6にかかるテレビジョンのメニュー画面例 図8にかかるテレビジョンのメニュー画面例 従来のテレビジョンのメニュー画面例
符号の説明
100…テレビジョン
10…アンテナ
11…チューナ回路
12…EEPROM
13…映像増幅・クロマ回路
14…赤外線受光回路
15…マイコン
16…CPU
17…ROM
18…RAM
19…I/O回路
20…OSD(オンスクリーンディスプレイ)回路
21…低周波出力回路
22…映像出力回路
23…垂直偏向回路
24…水平偏向回路
25…高圧回路
26…偏向コイル
27…IICバス
28…スピーカー
29…受像管
51…操作キー
52…制御回路
53…CPU
54…ROM
55…RAM
56…赤外線送信回路
60…リモコン
61a,61b,61c,61d…カーソル移動キー
61e…カーソル選択キー
62a,62b…音量調節キー
63…数字キー(チャンネルキー)
64…メニューキー
65…赤外線送信部
66…電源キー

Claims (5)

  1. 映像信号を入力し、当該映像信号に対応する映像を画面に表示する映像表示回路と、
    所定のフォーマットのパルスで表現した赤外線信号を受信して対応する電圧信号を生成する赤外線受光回路と、
    操作を受け付ける複数のキーと、上記赤外線信号を上記赤外線受光回路に向けて送信する赤外線送信回路とを有し、同複数のキーの操作に応じた赤外線信号を所定のフォーマットで送出するリモコンと、
    情報を書き換え可能なEEPROMと、
    上記画面にOSD表示するため上記映像信号に重畳するOSD信号を生成するOSD回路を有し、上記赤外線受光回路から上記電圧信号を入力して対応するキー操作を検知することにより上記リモコンから操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に対応したOSD信号を生成するとともに複数の操作項目のうち該複数の操作項目を分類する操作項目に対して該分類に属する操作項目を下層に関連付ける所定の階層構造により上記複数の操作項目を階層化して階層毎に画面に一覧表示させるOSD信号を生成し、上記映像表示回路にて表示された上記操作項目の中からいずれかを選択する操作入力を上記リモコンから受け付けるとともに選択された末端階層の上記操作項目に対応する設定処理を実行するマイコンとを備え、
    上記リモコンは、一覧表示した上記複数の操作項目の中のいずれかに合わせて表示されるカーソルを移動させるためのカーソル移動キーと、同カーソルの位置の操作項目を選択内容として操作入力するためのカーソル選択キーと、互いに異なる数字に対応させた複数のチャンネルキーとを備えるテレビジョンにおいて、
    上記EEPROMは、操作入力を受け付けた操作項目の設定処理を実行した回数を表す情報を記憶し、
    上記マイコンは、
    上記所定の階層構造における複数の階層にまたがる操作項目の一覧を上記階層構造に従って並べた複数階層操作項目一覧を画面に表示させるとともに当該複数階層操作項目一覧にて表示される末端階層の各操作項目に上記複数のチャンネルキーが対応付けられた数字の中のいずれかに対応させて画面に一覧表示させるOSD信号を生成し、
    上記カーソル移動キーと上記カーソル選択キーとから操作入力を受け付けるカーソル入力設定とするか、上記複数のチャンネルキーから操作入力を受け付ける直接入力設定とするかを選択する操作入力を上記リモコンから受け付け、
    上記カーソル入力設定が選択されたとき、表示された上記末端階層の各操作項目のいずれかに合わせてカーソルの位置を移動させる操作入力を上記カーソル移動キーから受け付けて当該操作入力に応じて上記カーソルの位置を移動させるとともに、上記カーソル選択キーが操作されると上記カーソルの位置の操作項目の選択入力を受け付けたものとし、
    上記直接入力設定が選択されたとき、表示された上記末端階層の各操作項目に対応させた数字の中からいずれかを選択する操作入力を上記チャンネルキーから受け付け、
    上記カーソル移動キーおよび上記カーソル選択キー、または、上記チャンネルキーから操作入力を受け付けた操作項目に対応する設定処理を実行することを特徴とするテレビジョン。
  2. 画面に表示される複数の操作項目の中のいずれかに合わせて表示されるカーソルを移動させるためのカーソル移動キーと、同カーソルの位置の操作項目を選択内容として操作入力するためのカーソル選択キーと、互いに異なる数字に対応させた複数の数字キーとを有する操作入力手段を備え、
    同複数の操作項目を画面に一覧表示して表示した操作項目の中からいずれかを選択する操作入力を上記操作入力手段から受け付けるとともに選択された操作項目に対応する設定処理を実行するテレビジョンにおいて、
    上記複数の操作項目の中の各操作項目を上記複数の数字キーに対応付けられた数字の中のいずれかに対応させて画面に一覧表示する操作項目表示手段と、
    上記カーソル移動キーと上記カーソル選択キーとから操作入力を受け付けるカーソル入力設定とするか、上記複数の数字キーから操作入力を受け付ける直接入力設定とするかを選択する操作入力を上記操作入力手段から受け付ける入力設定選択手段と、
    上記入力設定選択手段にて上記カーソル入力設定が選択されたとき、上記複数の操作項目のいずれかに合わせたカーソルの位置を移動させる操作入力を上記カーソル移動キーから受け付けて当該操作入力に応じて上記カーソルの位置を移動させるとともに、上記カーソル選択キーが操作されると上記カーソルの位置の操作項目の選択入力を受け付けたものとするカーソル入力手段と、
    上記入力設定選択手段にて上記直接入力設定が選択されたとき、上記複数の操作項目に対応させた数字の中からいずれかを選択する操作入力を上記数字キーから受け付ける直接入力手段と、
    上記カーソル入力手段または上記直接入力手段にて操作入力を受け付けた操作項目に対応する設定処理を実行する設定処理実行手段と、を備え、
    複数の操作項目において該複数の操作項目を分類する操作項目に対して該分類に属する操作項目を下層に関連付ける所定の階層構造により、上記複数の操作項目を階層化し、
    上記操作項目表示手段は、上記所定の階層構造における複数の階層にまたがる操作項目の一覧を上記階層構造に従って並べた複数階層操作項目一覧を画面に表示させるとともに、当該複数階層操作項目一覧にて表示される末端階層の各操作項目に互いに異なる数字を対応させて画面に表示させ、
    上記直接入力手段は、表示された上記末端階層の各操作項目に対応させた数字の中からいずれかを選択する操作入力を上記数字キーから受け付け、
    上記カーソル入力手段は、上記表示された末端階層の各操作項目のいずれかに合わせてカーソルの位置を移動させる操作入力を上記カーソル移動キーから受け付けて当該操作入力に応じて上記カーソルの位置を移動させるとともに、上記カーソル選択キーが操作されると上記カーソルの位置の操作項目の選択入力を受け付けたものとすることを特徴とするテレビジョン。
  3. 上記設定処理実行手段は、上記カーソル入力手段または上記直接入力手段にて操作入力を受け付けた操作項目の設定処理を実行した回数を操作項目ごとに数える計数手段を備え、
    上記操作項目表示手段は、上記計数手段にて数えられた回数の順に上記操作項目の一覧を表示することを特徴とする、請求項2に記載のテレビジョン。
  4. 上記操作項目表示手段は、上記操作入力手段に設けられた上記各数字キーの配置に合わせた画面上の位置に、対応する上記操作項目を各操作項目に対応させた数字とともに一覧表示することを特徴とする、請求項2または3に記載のテレビジョン。
  5. 上記各数字キーは、テレビジョン放送の複数のチャンネルの中からいずれかを選択するための各チャンネルキーとされ、
    上記操作入力手段は、所定の操作面に上記カーソル移動キーと上記カーソル選択キーと上記各チャンネルキーとを有するリモコンとされ、
    上記操作項目表示手段は、上記リモコンの操作面に設けられた上記各チャンネルキーの配置に合わせた画面上の位置に、対応する上記各操作項目を上記対応させた数字とともに一覧表示することを特徴とする、請求項4に記載のテレビジョン。
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