JP2006133976A - 機器設定情報表示制御装置,表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 機器に対する設定情報を表示させる際に,設定項目の全貌と各設定情報の設定状態との把握がしやすい表示とすること。
【解決手段】 設定情報の項目d1を一覧表示させるとともに,その一覧表示された項目の中から操作入力に従って1つの項目d1xを選択し,項目d1が一覧表示された状態で前記設定情報の設定値d2については選択された項目d1xに対応する設定値d2のみを表示させ,さらに,選択項目d1xの説明情報d3を空き領域に表示させることにより,項目の全貌を把握しやすくするとともに,他との識別性の低い設定値d2についてもその設定状態を把握しやすくする。さらに,項目d1の一覧と選択項目d1xの設定値d2とが表示された状態で,その選択された項目の設定値d2を,操作入力に従って設定可能とする。
【選択図】図3
【解決手段】 設定情報の項目d1を一覧表示させるとともに,その一覧表示された項目の中から操作入力に従って1つの項目d1xを選択し,項目d1が一覧表示された状態で前記設定情報の設定値d2については選択された項目d1xに対応する設定値d2のみを表示させ,さらに,選択項目d1xの説明情報d3を空き領域に表示させることにより,項目の全貌を把握しやすくするとともに,他との識別性の低い設定値d2についてもその設定状態を把握しやすくする。さらに,項目d1の一覧と選択項目d1xの設定値d2とが表示された状態で,その選択された項目の設定値d2を,操作入力に従って設定可能とする。
【選択図】図3
Description
本発明は,表示手段を備えた機器に対する複数の設定情報をその表示手段に表示させる機器設定情報表示制御装置及びそれを具備する表示装置に関するものである。
テレビジョン受像機やパーソナルコンピュータ等の計算機用モニタ等,表示手段を備えた表示装置には,その表示手段における表示の明るさや色合いに関する設定情報や,テレビ受像機におけるテレビ放送チャンネルとチャンネル番号との対応付け情報等,その表示装置(機器)に対する設定情報(以下,機器設定情報という)が記憶手段に記憶され,その機器設定情報は,いわゆるOSD(On Screen Display)機能により前記表示手段に表示されるとともに,所定の操作入力に従って変更(設定)可能に構成されている。
従来,前記機器設定情報の表示の際には,例えば,特許文献1に示されるように,前記機器設定情報の項目(制御対象の名称)と設定値(制御対象の現在の状態)とが画面上に並べられて一覧表示させ,その一覧表示画面から1つの項目が選択された場合に,その項目の設定値を入力(設定)する画面表示状態へ移行させるものがある。この場合,設定値の入力が終了すると,元の一覧表示画面の表示状態へ戻される。このように,設定項目の一覧表示を行うことで,どのような設定項目があるかを容易に一望できるので,例えば,いわゆるプルダウンのメニュー形式で順次下位層の分類項目へと選択させる表示方式等に比べ,設定項目の全貌を把握しやすい。
特開平7−184270号公報
従来,前記機器設定情報の表示の際には,例えば,特許文献1に示されるように,前記機器設定情報の項目(制御対象の名称)と設定値(制御対象の現在の状態)とが画面上に並べられて一覧表示させ,その一覧表示画面から1つの項目が選択された場合に,その項目の設定値を入力(設定)する画面表示状態へ移行させるものがある。この場合,設定値の入力が終了すると,元の一覧表示画面の表示状態へ戻される。このように,設定項目の一覧表示を行うことで,どのような設定項目があるかを容易に一望できるので,例えば,いわゆるプルダウンのメニュー形式で順次下位層の分類項目へと選択させる表示方式等に比べ,設定項目の全貌を把握しやすい。
しかしながら,前記機器設定情報の全ての項目(名称)と全ての設定値(現在の設定内容)とを併せて一覧表示させると,設定項目が多くなればなるほど,画面の表示状態が繁雑となり,特に,数字やバーグラフ等で表される設定値はそれ自体の個々の識別性が低いため,その設定状態を把握し辛くなるという問題点があった。
また,一覧表示された設定項目の中から設定対象(設定値入力(変更)の対象)とする1つの項目が選択された場合に,その時点の表示画面とは全く別個の設定画面へ移行させたり,設定終了後に再度一覧表示画面に戻したりすると,画面変化が大きくなり,設定項目各々への視点が定まりにくく前記機器設定情報の設定状態の把握がよりし辛くなるという問題点があった。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,機器に対する設定情報を表示させる際に,設定項目の全貌と各設定情報の設定状態との把握がしやすい機器設定情報表示制御装置及びそれを具備する表示装置を提供することにある。
また,一覧表示された設定項目の中から設定対象(設定値入力(変更)の対象)とする1つの項目が選択された場合に,その時点の表示画面とは全く別個の設定画面へ移行させたり,設定終了後に再度一覧表示画面に戻したりすると,画面変化が大きくなり,設定項目各々への視点が定まりにくく前記機器設定情報の設定状態の把握がよりし辛くなるという問題点があった。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,機器に対する設定情報を表示させる際に,設定項目の全貌と各設定情報の設定状態との把握がしやすい機器設定情報表示制御装置及びそれを具備する表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,機器の表示部(表示手段)にその機器に対する複数の設定情報を表示させる際に,複数の前記設定情報の項目を一覧表示させるとともに,その一覧表示された項目の中から操作入力に従って1つの項目を選択し,項目が一覧表示された状態で前記設定情報の設定値については選択された項目に対応する設定値のみを表示させるよう構成された機器設定情報表示制御装置或いはそれを具備する表示装置として構成されるものである。
これにより,設定情報の項目(設定項目)が一覧表示されてその全貌を把握しやすく,さらに,他との識別性の低い設定値については選択された項目に対応する1つのみが表示されるので視点が定まりやすく,各設定情報の設定状態を把握しやすい。
この場合,一覧表示された設定情報の項目のうち選択された項目を表示部に強調表示(拡大表示,色替え表示又はハイライト表示等)させれば,いずれの項目が選択されているかを把握しやすくより好適である。
また,前記設定情報の項目の一覧と選択された1つの項目の設定値とが表示された状態で,その選択された項目の設定値を,操作入力に従って設定可能とする構成とすれば,一覧表示画面と別個の設定画面との表示切り替え(移行)を行う場合に比べ,画面変化が小さく視点が定まりやすいため,設定情報の設定状態をより把握しやすい。
これにより,設定情報の項目(設定項目)が一覧表示されてその全貌を把握しやすく,さらに,他との識別性の低い設定値については選択された項目に対応する1つのみが表示されるので視点が定まりやすく,各設定情報の設定状態を把握しやすい。
この場合,一覧表示された設定情報の項目のうち選択された項目を表示部に強調表示(拡大表示,色替え表示又はハイライト表示等)させれば,いずれの項目が選択されているかを把握しやすくより好適である。
また,前記設定情報の項目の一覧と選択された1つの項目の設定値とが表示された状態で,その選択された項目の設定値を,操作入力に従って設定可能とする構成とすれば,一覧表示画面と別個の設定画面との表示切り替え(移行)を行う場合に比べ,画面変化が小さく視点が定まりやすいため,設定情報の設定状態をより把握しやすい。
また,表示部の画面において,前記設定情報の設定値を,一覧表示状態において選択された項目の表示位置に対応して設定された位置,例えば,複数の項目が縦方向に並べて表示される場合における選択された項目の横の位置や,複数の項目が横方向に並べて表示される場合における選択された項目の直上若しくは直下の位置等,に表示させることが考えられる。
これにより,選択された前記設定情報の項目とその設定値との対応関係を視覚的に把握しやすい。また,このような表示によれば,表示部の画面における前記設定情報の設定値が表示される領域のうち,選択されていない残りの全ての項目に対応する設定値の表示領域が空き領域(非表示領域)となる。
そこで,選択された項目の説明情報をその空き領域に表示させるようにすれば,例えばグラフィカルな説明情報等,比較的広い空き領域を利用したわかりやすい説明表示を行うことが可能となる。
これにより,選択された前記設定情報の項目とその設定値との対応関係を視覚的に把握しやすい。また,このような表示によれば,表示部の画面における前記設定情報の設定値が表示される領域のうち,選択されていない残りの全ての項目に対応する設定値の表示領域が空き領域(非表示領域)となる。
そこで,選択された項目の説明情報をその空き領域に表示させるようにすれば,例えばグラフィカルな説明情報等,比較的広い空き領域を利用したわかりやすい説明表示を行うことが可能となる。
本発明によれば,設定情報の項目を一覧表示させるとともに,その一覧表示された項目の中から操作入力に従って1つの項目を選択し,項目が一覧表示された状態で前記設定情報の設定値については選択された項目に対応する設定値のみを表示させるので,設定情報の項目の全貌を把握しやすく,さらに,他との識別性の低い設定値についてもその設定状態を把握しやすい。
さらに,前記設定情報の項目の一覧と選択された1つの項目の設定値とが表示された状態で,その選択された項目の設定値を,操作入力に従って設定可能とすれば,画面変化が小さく視点が定まりやすいため,設定情報の設定状態をより把握しやすい。
さらに,前記設定情報の項目の一覧と選択された1つの項目の設定値とが表示された状態で,その選択された項目の設定値を,操作入力に従って設定可能とすれば,画面変化が小さく視点が定まりやすいため,設定情報の設定状態をより把握しやすい。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施形態に係る表示装置の一例であるテレビジョン受像機Xの概略構成を表すブロック図,図2はテレビジョン受像機Xにおける設定情報・設定処理の手順を表すフローチャート,図3はテレビジョン受像機Xにおける設定情報表示画面の一例を表した図である。
ここに,図1は本発明の実施形態に係る表示装置の一例であるテレビジョン受像機Xの概略構成を表すブロック図,図2はテレビジョン受像機Xにおける設定情報・設定処理の手順を表すフローチャート,図3はテレビジョン受像機Xにおける設定情報表示画面の一例を表した図である。
まず,図1に示すブロック図を用いて,本発明の実施形態に係る表示装置の一例であるテレビジョン受像機Xの構成について説明する。当該テレビジョン受像機Xは,モニタ画面(表示手段の一例)を備えた表示装置(機器)であり,当該テレビジョン受像機Xに対する複数の設定情報を前記モニタ画面に表示させる機器設定情報表示制御機能を備えている。
図1に示すように,テレビジョン受像機Xは,複数のチューナ1a,1b,1cと,外部入力部2と,映像切替回路3と,映像処理回路4と,OSD処理回路5と,リモコン7と,制御回路8と,リモコンインターフェース(I/F)回路9と,モニタ画面21と,音声切替回路10と,音声処理回路11と,アンプ22と,スピーカ23とを具備している。なお,テレビジョン受像機Xは,図1に示す他に,通常のテレビジョン受像機が備える他の構成要素も備えるが,ここでは説明を省略する。
前記チューナ1a,1b,1cは,各々地上波放送信号(テレビ放送信号)が入力される地上波チューナ1a,BS衛星放送信号が入力されるBSチューナ1b,CATV放送信号が入力されるCATVチューナ1cであり,入力された各放送信号から,前記制御回路8により指示される放送チャンネルの信号を抽出(選局)するとともに,その抽出信号の検波によって映像信号及び音声信号を取り出し,その映像信号及び音声信号の各々を前記映像切替回路3及び前記音声切替回路10各々へ伝送するものである。なお,各放送信号には,複数チャンネル分の映像信号及びその映像と同期した音声信号が重畳されている。
また,前記外部入力部2は,外部からコンポジット方式の映像信号及び音声信号や,セパレート方式の映像信号及び音声信号(いわゆるS端子の信号)等の外部入力映像信号及び外部入力音声信号を入力し,それらを前記映像切替回路3及び前記音声切替回路10各々へ伝送するインターフェースである。
前記映像切替回路3は,前記チューナ1a,1b,1c各々からの映像信号及び前記外部入力部2からの映像信号を入力し,それらの映像信号のうちの任意の1つの映像信号を前記制御回路8からの指示に従って選択して出力するものである。
図1に示すように,テレビジョン受像機Xは,複数のチューナ1a,1b,1cと,外部入力部2と,映像切替回路3と,映像処理回路4と,OSD処理回路5と,リモコン7と,制御回路8と,リモコンインターフェース(I/F)回路9と,モニタ画面21と,音声切替回路10と,音声処理回路11と,アンプ22と,スピーカ23とを具備している。なお,テレビジョン受像機Xは,図1に示す他に,通常のテレビジョン受像機が備える他の構成要素も備えるが,ここでは説明を省略する。
前記チューナ1a,1b,1cは,各々地上波放送信号(テレビ放送信号)が入力される地上波チューナ1a,BS衛星放送信号が入力されるBSチューナ1b,CATV放送信号が入力されるCATVチューナ1cであり,入力された各放送信号から,前記制御回路8により指示される放送チャンネルの信号を抽出(選局)するとともに,その抽出信号の検波によって映像信号及び音声信号を取り出し,その映像信号及び音声信号の各々を前記映像切替回路3及び前記音声切替回路10各々へ伝送するものである。なお,各放送信号には,複数チャンネル分の映像信号及びその映像と同期した音声信号が重畳されている。
また,前記外部入力部2は,外部からコンポジット方式の映像信号及び音声信号や,セパレート方式の映像信号及び音声信号(いわゆるS端子の信号)等の外部入力映像信号及び外部入力音声信号を入力し,それらを前記映像切替回路3及び前記音声切替回路10各々へ伝送するインターフェースである。
前記映像切替回路3は,前記チューナ1a,1b,1c各々からの映像信号及び前記外部入力部2からの映像信号を入力し,それらの映像信号のうちの任意の1つの映像信号を前記制御回路8からの指示に従って選択して出力するものである。
前記映像処理回路4は,前記映像切替回路3から出力された映像信号に対して各種信号処理を行うものである。例えば,映像信号から水平及び垂直同期信号の分離,その同期信号に位相同期したクロック信号の生成,映像信号からの輝度信号及び色信号の分離,所定の画質改善処理等を行い,処理後の映像信号を前記OSD処理回路5に出力する。
前記OSD処理回路5は,前記映像処理回路4から伝送される映像信号を前記モニタ画面21に出力することにより,前記映像処理回路4による処理後の映像信号をそのまま前記モニタ画面21に表示させるか,その映像信号に前記制御回路8から指示された情報を表示する映像をスーパーインポーズにより重ねた(合成した)映像信号(以下,OSD映像信号という)を生成し,そのOSD映像信号を前記モニタ画面21に表示させるかを切り替えるものである。
前記OSD処理回路5は,前記映像処理回路4から伝送される映像信号を前記モニタ画面21に出力することにより,前記映像処理回路4による処理後の映像信号をそのまま前記モニタ画面21に表示させるか,その映像信号に前記制御回路8から指示された情報を表示する映像をスーパーインポーズにより重ねた(合成した)映像信号(以下,OSD映像信号という)を生成し,そのOSD映像信号を前記モニタ画面21に表示させるかを切り替えるものである。
前記モニタ画面21は,例えば,液晶パネル及びその周辺機器等からなる表示手段であり,前記OSD処理回路5から出力される映像信号を表示するものである。
前記制御回路8は,演算手段であるMPU8a,そのMPU8aによって実行される制御プログラムが予め格納される記憶手段であるROM8b(EPROM),前記MPU8bが実行する処理によって書き込まれる設定情報を記憶するEEPROM8c等を備え,当該テレビジョン受像機X全体を制御するものである。
前記リモコンインターフェース回路9は,当該テレビジョン受像機Xの操作用のリモコン7(リモート操作器)から,赤外線伝送等の無線伝送によって前記リモコン7に対する操作入力情報を取得し,その操作入力情報を前記制御回路8に出力するものである。
例えば,チャンネル選択が行われる場合,前記リモコン7のチャンネル選択キーに対する操作入力の情報が,前記リモコンインターフェース回路9を通じて前記制御回路8に入力され,その操作入力情報に従って,前記制御回路8により,前記チューナ1a,1b,1cのいずれかに対して選局するチャンネルが指定されるとともに,そのチャンネルの映像が前記モニタ画面21に表示されるように前記映像切替回路3及び前記OSD処理回路5が制御される。
同様に,音量調節が行われる場合,前記リモコン7の音量ボリューム調節キー(音量のアップキーとダウンキー)に対する操作入力情報に従って,前記制御回路8から前記アンプ22に対して出力音量の調節指令が出力され,その指令に従って前記アンプ22により前記スピーカ23に対する出力音量が調節される。
前記制御回路8は,演算手段であるMPU8a,そのMPU8aによって実行される制御プログラムが予め格納される記憶手段であるROM8b(EPROM),前記MPU8bが実行する処理によって書き込まれる設定情報を記憶するEEPROM8c等を備え,当該テレビジョン受像機X全体を制御するものである。
前記リモコンインターフェース回路9は,当該テレビジョン受像機Xの操作用のリモコン7(リモート操作器)から,赤外線伝送等の無線伝送によって前記リモコン7に対する操作入力情報を取得し,その操作入力情報を前記制御回路8に出力するものである。
例えば,チャンネル選択が行われる場合,前記リモコン7のチャンネル選択キーに対する操作入力の情報が,前記リモコンインターフェース回路9を通じて前記制御回路8に入力され,その操作入力情報に従って,前記制御回路8により,前記チューナ1a,1b,1cのいずれかに対して選局するチャンネルが指定されるとともに,そのチャンネルの映像が前記モニタ画面21に表示されるように前記映像切替回路3及び前記OSD処理回路5が制御される。
同様に,音量調節が行われる場合,前記リモコン7の音量ボリューム調節キー(音量のアップキーとダウンキー)に対する操作入力情報に従って,前記制御回路8から前記アンプ22に対して出力音量の調節指令が出力され,その指令に従って前記アンプ22により前記スピーカ23に対する出力音量が調節される。
前記音声切替回路10は,前記チューナ1a,1b,1c各々からの音声信号及び前記外部入力部2からの音声信号が入力され,それらの音声信号のうちの任意の1つの音声信号を,前記制御回路8からの指示に従って前記音声処理回路11に出力するものである。
前記音声処理回路11は,前記制御回路8からの指示に従って,前記音声切替回路10から出力された音声信号に対して各種信号処理を行うものである。例えば,前記スピーカ23の特性に合わせたイコライズ処理や,サラウンド処理等を行う。
前記アンプ22は,前記音声処理回路11による処理後の音声信号を,前記制御回路8からの指示に従って増幅或いは減衰させる処理を行い,前記スピーカ23に出力するものである。
なお,テレビジョン受像機Xのうち,前記制御回路8及び前記OSD処理回路5が,画像の表示手段であるモニタ画面21を備えたテレビジョン受像機Xに対する複数の設定情報を,前記モニタ画面21に表示させる機器設定情報表示制御装置として機能する部分である。
前記音声処理回路11は,前記制御回路8からの指示に従って,前記音声切替回路10から出力された音声信号に対して各種信号処理を行うものである。例えば,前記スピーカ23の特性に合わせたイコライズ処理や,サラウンド処理等を行う。
前記アンプ22は,前記音声処理回路11による処理後の音声信号を,前記制御回路8からの指示に従って増幅或いは減衰させる処理を行い,前記スピーカ23に出力するものである。
なお,テレビジョン受像機Xのうち,前記制御回路8及び前記OSD処理回路5が,画像の表示手段であるモニタ画面21を備えたテレビジョン受像機Xに対する複数の設定情報を,前記モニタ画面21に表示させる機器設定情報表示制御装置として機能する部分である。
次に,図2に示すフローチャートと図3に示す画面例とを用いて,テレビジョン受像機Xに対する複数の設定情報の前記モニタ画面21への表示及びその設定値を設定させる設定情報表示・設定処理について説明する。
以下に示す前記制御回路8の処理は,前記MPU8aが前記ROM8bに予め記憶された制御プログラムを実行することにより具現される。また,S1,S2,…は,前記制御回路8の処理手順(ステップ)の識別符号を表す。
前記制御回路8は,前記リモコン7に設けられた設定情報表示キーの操作等の所定の設定情報表示操作がなされたか否かの状況を監視し(S1),前記設定情報表示キーの操作等がなされたことが,前記リモコンインターフェース回路9を通じて検知されると,それに応じて,前記OSD処理回路5を制御することにより,図3に示すような設定情報表示画面を前記モニタ画面21に表示させる(S2)。
図3(a),(b)各々に示すように,当該テレビジョン受像機Xにおける設定情報表示画面は,当該テレビジョン受像機Xにおける各種調整パラメータとして設定(調整)された複数の設定情報の項目d1が前記モニタ画面21に一覧表示されるものである。この設定情報表示画面に表示される設定情報の項目は,例えば,前記モニタ画面21における映像調整に関する全ての設定情報の項目や,前記リモコン7におけるチャンネル選択キーとテレビ放送信号におけるチャンネルとの対応付け(チャンネル設定)に関するチャンネル設定情報の項目等であり,前記モニタ画面21に表示させて確認すべき設定情報の項目である。
さらに,前記設定情報表示画面には,一覧表示された前記設定情報の項目d1の中から選択された1つの項目d1x(以下,選択項目という)を指し示すカーソル20と,そのカーソル20で指し示された1つの前記選択項目d1xに対応する設定値d2と,その選択項目d1xの説明情報d3とが表示される。ここで,前記選択項目d1は,後述するステップS3〜S5の処理により,一覧表示された前記設定情報の項目d1の中から操作入力に従って選択される1つの項目である。但し,最初に前記設定情報表示画面を表示させる際には,予め設定された1つの項目d1(例えば,前記モニタ画面21において最上段に表示される項目)を前記選択項目d1xの初期値とし,その選択項目d1xに対応する設定値d2及び説明情報d3が表示される。
以下に示す前記制御回路8の処理は,前記MPU8aが前記ROM8bに予め記憶された制御プログラムを実行することにより具現される。また,S1,S2,…は,前記制御回路8の処理手順(ステップ)の識別符号を表す。
前記制御回路8は,前記リモコン7に設けられた設定情報表示キーの操作等の所定の設定情報表示操作がなされたか否かの状況を監視し(S1),前記設定情報表示キーの操作等がなされたことが,前記リモコンインターフェース回路9を通じて検知されると,それに応じて,前記OSD処理回路5を制御することにより,図3に示すような設定情報表示画面を前記モニタ画面21に表示させる(S2)。
図3(a),(b)各々に示すように,当該テレビジョン受像機Xにおける設定情報表示画面は,当該テレビジョン受像機Xにおける各種調整パラメータとして設定(調整)された複数の設定情報の項目d1が前記モニタ画面21に一覧表示されるものである。この設定情報表示画面に表示される設定情報の項目は,例えば,前記モニタ画面21における映像調整に関する全ての設定情報の項目や,前記リモコン7におけるチャンネル選択キーとテレビ放送信号におけるチャンネルとの対応付け(チャンネル設定)に関するチャンネル設定情報の項目等であり,前記モニタ画面21に表示させて確認すべき設定情報の項目である。
さらに,前記設定情報表示画面には,一覧表示された前記設定情報の項目d1の中から選択された1つの項目d1x(以下,選択項目という)を指し示すカーソル20と,そのカーソル20で指し示された1つの前記選択項目d1xに対応する設定値d2と,その選択項目d1xの説明情報d3とが表示される。ここで,前記選択項目d1は,後述するステップS3〜S5の処理により,一覧表示された前記設定情報の項目d1の中から操作入力に従って選択される1つの項目である。但し,最初に前記設定情報表示画面を表示させる際には,予め設定された1つの項目d1(例えば,前記モニタ画面21において最上段に表示される項目)を前記選択項目d1xの初期値とし,その選択項目d1xに対応する設定値d2及び説明情報d3が表示される。
図3(a),(b)に示すように,前記設定情報表示画面には,前記設定情報の項目d1が一覧表示された状態で,前記設定情報の設定値d2については,後述するステップS3〜S5の処理(項目選択手段の処理の一例)により選択された前記選択項目d1xに対応する設定値d2のみが前記モニタ画面21に表示される。
また,前記制御回路8は,前記OSD処理回路5を制御することにより,前記設定情報表示画面において一覧表示された前記設定情報の項目d1のうち,前記選択項目d1xを前記モニタ画面21に強調表示させる。これにより,いずれの項目が選択されているかを把握しやすくしている。図3に示す例では,前記選択項目d1xを拡大表示させているが,この他,色替え表示やハイライト表示,或いはそれらの組み合わせにより強調表示させることも考えられる。
また,前記制御回路8は,前記OSD処理回路5を制御することにより,前記モニタ画面21(表示手段の画面)において,前記選択項目d1xの表示位置に対応して予め設定された位置(図3の例では,前記選択項目d1xの真横の位置)に,その選択項目d1xに対応する前記設定情報の設定値d2を表示させる。
これにより,前記選択項目d1xとその設定値d2との対応関係を視覚的に把握しやすくしている。また,このような表示によれば,前記モニタ画面21における前記設定値d2が表示される領域のうち,選択されていない残りの全ての項目に対応する設定値の表示領域が空き領域(非表示領域)となる。
そこで,前記制御回路8は,前記OSD処理回路5を制御することにより,前記選択項目d1xの説明情報d3を,その空き領域に表示させるようにしている。これにより,比較的広い空き領域を利用できるので,例えば図3(a)に示すようにグラフィカルな説明情報d3を表示させる等,わかりやすい説明表示を行うことが可能となる。
このように,ステップS2の処理を実行する前記制御回路8及び前記OSD処理回路5は,前記設定情報表示画面(図3)に示すように,複数の前記設定情報の項目d1を前記モニタ画面21(表示手段)に一覧表示させ,また,各項目d1が一覧表示された状態で,前記設定情報の設定値については前記選択項目d1xに対応する設定値d2のみを前記モニタ画面21に表示させるとともに,前記選択項目d1xの説明情報d3を前記モニタ画面21における前記設定情報の設定値d2が表示される領域における空き領域に表示させる処理を実行する(S2,項目一覧表示制御手段,設定値表示制御手段,説明情報表示制御手段の一例)。
ここで,図3(b)に示すように,前記選択項目d1xの設定値d2が数値情報である場合には,その設定値は,例えば,数値d21及びバーグラフd22等により表示される。
また,前記制御回路8は,前記OSD処理回路5を制御することにより,前記設定情報表示画面において一覧表示された前記設定情報の項目d1のうち,前記選択項目d1xを前記モニタ画面21に強調表示させる。これにより,いずれの項目が選択されているかを把握しやすくしている。図3に示す例では,前記選択項目d1xを拡大表示させているが,この他,色替え表示やハイライト表示,或いはそれらの組み合わせにより強調表示させることも考えられる。
また,前記制御回路8は,前記OSD処理回路5を制御することにより,前記モニタ画面21(表示手段の画面)において,前記選択項目d1xの表示位置に対応して予め設定された位置(図3の例では,前記選択項目d1xの真横の位置)に,その選択項目d1xに対応する前記設定情報の設定値d2を表示させる。
これにより,前記選択項目d1xとその設定値d2との対応関係を視覚的に把握しやすくしている。また,このような表示によれば,前記モニタ画面21における前記設定値d2が表示される領域のうち,選択されていない残りの全ての項目に対応する設定値の表示領域が空き領域(非表示領域)となる。
そこで,前記制御回路8は,前記OSD処理回路5を制御することにより,前記選択項目d1xの説明情報d3を,その空き領域に表示させるようにしている。これにより,比較的広い空き領域を利用できるので,例えば図3(a)に示すようにグラフィカルな説明情報d3を表示させる等,わかりやすい説明表示を行うことが可能となる。
このように,ステップS2の処理を実行する前記制御回路8及び前記OSD処理回路5は,前記設定情報表示画面(図3)に示すように,複数の前記設定情報の項目d1を前記モニタ画面21(表示手段)に一覧表示させ,また,各項目d1が一覧表示された状態で,前記設定情報の設定値については前記選択項目d1xに対応する設定値d2のみを前記モニタ画面21に表示させるとともに,前記選択項目d1xの説明情報d3を前記モニタ画面21における前記設定情報の設定値d2が表示される領域における空き領域に表示させる処理を実行する(S2,項目一覧表示制御手段,設定値表示制御手段,説明情報表示制御手段の一例)。
ここで,図3(b)に示すように,前記選択項目d1xの設定値d2が数値情報である場合には,その設定値は,例えば,数値d21及びバーグラフd22等により表示される。
ここで,前記設定情報の項目d1及び説明情報d3,並びにそれらの前記モニタ画面21上における表示位置(座標)等の関連情報は,各々対応付けられて前記制御回路8におけるROM8b又はEEPROM8cに予め記憶された情報であり,前記設定情報の設定値d2は,前記設定情報の項目d1に関連付けられて前記EEPROM8cに記憶される情報であって,後述するように利用者による操作入力に従って設定変更(更新)可能である。
そして,ステップS2では,それらの記憶情報が前記制御回路8から前記OSD処理回路5に引き渡され,前記OSD処理回路5は,前記制御回路8から取得した前記設定情報の項目d1,設定値d2及び説明情報d3等とそれらの表示位置(座標)情報に基づいて,前記設定情報表示画面を表示させるための映像信号を生成して前記モニタ画面21にその映像画面を表示させる。
そして,ステップS2では,それらの記憶情報が前記制御回路8から前記OSD処理回路5に引き渡され,前記OSD処理回路5は,前記制御回路8から取得した前記設定情報の項目d1,設定値d2及び説明情報d3等とそれらの表示位置(座標)情報に基づいて,前記設定情報表示画面を表示させるための映像信号を生成して前記モニタ画面21にその映像画面を表示させる。
さらに,前記制御回路8は,前記リモコン7に対する操作入力に従って,前記モニタ画面21(表示手段)に一覧表示された前記設定情報の項目d1の中からいずれか1つを選択する処理を実行する(S3〜S5,項目選択手段の一例)。
より具体的には,前記制御回路8は,前記リモコン7に設けられた上方向キー又は下方向キー(カーソル移動キー)のいずれかの操作入力(即ち,カーソル移動キー操作)がなされているか否かを監視し(S3),カーソル移動キー操作がなされていることを検知するごとに,そのカーソル移動キーが表す方向に表示されている前記設定情報の項目d1を指す位置に前記カーソル20の表示位置を順次移動させる(S4)とともに,そのカーソル20が指す項目d1を前記選択項目d1xとして設定する(S5)。さらに,新たに設定された前記選択項目d1xを強調表示させる(元の強調表示は解除する)とともに,その新たな選択項目d1xに対応する前記設定値d2及び前記説明情報d3をそれまでの表示内容に代えて更新表示させる(S6)。即ち,元の前記選択項目d1に対応する前記設定値d2及び前記説明情報d3は画面上から消去した上で,新たな前記選択項目に対応する前記設定値及び前記説明情報d4を表示させる。
なお,図3(a)は,前記選択項目d1xとして「明るさセンサー」が選択されている状態における前記設定情報表示画面の例であり,図3(b)は,前記選択項目d1xとして「色合い」が選択されている状態における前記設定情報表示画面の例である。
なお,前記選択項目d1xの強調表示の方法としては,上述のように拡大表示させる他,ハイライト表示や色替え表示等によって強調表示させること等も考えられる。
より具体的には,前記制御回路8は,前記リモコン7に設けられた上方向キー又は下方向キー(カーソル移動キー)のいずれかの操作入力(即ち,カーソル移動キー操作)がなされているか否かを監視し(S3),カーソル移動キー操作がなされていることを検知するごとに,そのカーソル移動キーが表す方向に表示されている前記設定情報の項目d1を指す位置に前記カーソル20の表示位置を順次移動させる(S4)とともに,そのカーソル20が指す項目d1を前記選択項目d1xとして設定する(S5)。さらに,新たに設定された前記選択項目d1xを強調表示させる(元の強調表示は解除する)とともに,その新たな選択項目d1xに対応する前記設定値d2及び前記説明情報d3をそれまでの表示内容に代えて更新表示させる(S6)。即ち,元の前記選択項目d1に対応する前記設定値d2及び前記説明情報d3は画面上から消去した上で,新たな前記選択項目に対応する前記設定値及び前記説明情報d4を表示させる。
なお,図3(a)は,前記選択項目d1xとして「明るさセンサー」が選択されている状態における前記設定情報表示画面の例であり,図3(b)は,前記選択項目d1xとして「色合い」が選択されている状態における前記設定情報表示画面の例である。
なお,前記選択項目d1xの強調表示の方法としては,上述のように拡大表示させる他,ハイライト表示や色替え表示等によって強調表示させること等も考えられる。
また,前記制御回路8は,前記設定情報表示画面が前記モニタ画面21に表示されている状態で,前記リモコン7に設けられた決定キーの操作等,所定の選択確定操作がなされたか否かを監視し(S7),選択確定操作がなされたことを前記リモコンインターフェース回路9を通じて検知すると(S7のY),前記選択項目d1xの設定値d2を,前記リモコン7を通じた操作入力に従って設定(調整)する調整モードに移行し,以下に示す設定値更新処理を実行する(S8)。
この調整モードでは,前記制御回路8は,前記OSD処理回路5(設定値表示制御手段の一例)により前記設定情報の項目d1の一覧と前記選択項目d1xの設定値d2とが前記モニタ画面21に表示されたままの状態(前記設定画面表示画面の表示状態)で,前記選択項目d1x(項目選択手段により選択された設定情報の項目の一例)に対応する設定値d2を,前記リモコン7を通じた操作入力に従って設定する(設定情報設定手段の一例)。
この調整モードでは,前記制御回路8は,前記OSD処理回路5(設定値表示制御手段の一例)により前記設定情報の項目d1の一覧と前記選択項目d1xの設定値d2とが前記モニタ画面21に表示されたままの状態(前記設定画面表示画面の表示状態)で,前記選択項目d1x(項目選択手段により選択された設定情報の項目の一例)に対応する設定値d2を,前記リモコン7を通じた操作入力に従って設定する(設定情報設定手段の一例)。
具体的には,前記制御回路8は,例えば前記リモコン7に設けられた左右の方向キーの操作等の設定値変更操作がなされたことが検知されるごとに,仮の設定値を順次設定し,その仮の設定値を元の設定値を更新することにより前記モニタ画面21に表示させる。
ここで,前記仮の設定値の設定は,図3(a)に示す「明るさセンサー」のように複数の選択肢の中から1つを選択するような前記設定情報については,予め定められた複数の設定値の候補の中から,前記設定値変更操作が検知されるごとに1つの前記仮の設定値を所定の順番で順次選択することにより設定する。また,図3(b)に示す「色合い」のように,数値情報については,前記設定値変更操作が検知されるごとに現状の仮の設定値(初期値は,現状の設定値)を1ずつカウントアップ或いはカウントダウンすることにより設定する。
さらに,前記制御回路8は,その仮の設定値が設定された状態で,前記リモコン7に設けられた決定キーの操作等,所定の設定確定操作がなされたことを前記リモコンインターフェース回路9を通じて検知すると,そのときの仮の設定値を新たな設定値として前記EEPROM8cに記憶された前記設定情報を更新し,前記調整モードの状態を解除する。これにより,その後の前記設定情報表示画面における前記設定値d2は,更新後の値が表示される。
このように,前記設定情報表示画面が表示されたままの状態で,その設定値の調整(設定)が可能である。
ここで,前記仮の設定値の設定は,図3(a)に示す「明るさセンサー」のように複数の選択肢の中から1つを選択するような前記設定情報については,予め定められた複数の設定値の候補の中から,前記設定値変更操作が検知されるごとに1つの前記仮の設定値を所定の順番で順次選択することにより設定する。また,図3(b)に示す「色合い」のように,数値情報については,前記設定値変更操作が検知されるごとに現状の仮の設定値(初期値は,現状の設定値)を1ずつカウントアップ或いはカウントダウンすることにより設定する。
さらに,前記制御回路8は,その仮の設定値が設定された状態で,前記リモコン7に設けられた決定キーの操作等,所定の設定確定操作がなされたことを前記リモコンインターフェース回路9を通じて検知すると,そのときの仮の設定値を新たな設定値として前記EEPROM8cに記憶された前記設定情報を更新し,前記調整モードの状態を解除する。これにより,その後の前記設定情報表示画面における前記設定値d2は,更新後の値が表示される。
このように,前記設定情報表示画面が表示されたままの状態で,その設定値の調整(設定)が可能である。
さらに,前記制御回路8は,前記設定情報表示キーの再度の操作がなされたか否かを監視し(S9),再度の前記設定情報表示キーの操作(設定情報一覧の終了操作を表す)が検知されるまで以上示したS2〜S8の処理を順次繰り返すことにより,前記設定情報表示・設定処理が継続される。
一方,前記制御回路8は,再度の前記設定情報表示キーの操作を検知した場合,前記設定情報表示画面の表示を解除し,チューナ1a,1b,1cから或いは前記外部入力部2からの映像信号(元の映像信号)を前記モニタ画面21に表示させ(S10),その後,処理をステップS1に移行させて前述した処理を繰り返す。
以上示した処理により,設定情報の項目d1が一覧表示されてその全貌を把握しやすく,さらに,他との識別性の低い設定値d2については選択項目に対応する1つのみが表示されるので視点が定まりやすく,各設定情報の設定状態を把握しやすい。
一方,前記制御回路8は,再度の前記設定情報表示キーの操作を検知した場合,前記設定情報表示画面の表示を解除し,チューナ1a,1b,1cから或いは前記外部入力部2からの映像信号(元の映像信号)を前記モニタ画面21に表示させ(S10),その後,処理をステップS1に移行させて前述した処理を繰り返す。
以上示した処理により,設定情報の項目d1が一覧表示されてその全貌を把握しやすく,さらに,他との識別性の低い設定値d2については選択項目に対応する1つのみが表示されるので視点が定まりやすく,各設定情報の設定状態を把握しやすい。
以上示した本発明の実施形態に係るテレビジョン受像機Xは,前記選択項目d1xに対応した説明情報d3を常に表示させるものであったが,これを表示させない実施例や,例えば,前記リモコン7におけるHELPキーの操作等の所定の操作がなされた場合にのみ前記説明情報d3を表示させる実施例等も考えられる。
また,図3に示した前記設定情報表示画面の例では,前記設定値d2を,前記モニタ画面21における前記選択項目d1xの表示位置に対応して設定された位置に表示させる,即ち,前記選択項目d1xの変更に応じて前記設定値d2の表示位置が変わる例を示したが,例えば,前記設定値d2の表示位置を,前記選択項目d1xがいずれの項目であるかにかかわらず固定することも考えられる。
また,図3に示した前記設定情報表示画面の例では,前記設定値d2を,前記モニタ画面21における前記選択項目d1xの表示位置に対応して設定された位置に表示させる,即ち,前記選択項目d1xの変更に応じて前記設定値d2の表示位置が変わる例を示したが,例えば,前記設定値d2の表示位置を,前記選択項目d1xがいずれの項目であるかにかかわらず固定することも考えられる。
本発明は,テレビジョン受像機や計算機用のモニタ等の表示装置に利用可能である。
X…テレビジョン受像機(表示装置)
1a,1b,1c…チューナ
2…外部入力部
3…映像切替回路
4…映像処理回路
5…OSD処理回路
7…リモコン
8…制御回路
9…リモコンインターフェース回路
10…音声切替回路
11…音声処理回路
21…モニタ画面
S1,S2,,,…ステップ(処理手順)
1a,1b,1c…チューナ
2…外部入力部
3…映像切替回路
4…映像処理回路
5…OSD処理回路
7…リモコン
8…制御回路
9…リモコンインターフェース回路
10…音声切替回路
11…音声処理回路
21…モニタ画面
S1,S2,,,…ステップ(処理手順)
Claims (6)
- 表示手段を備えた機器に対する複数の設定情報を前記表示手段に表示させる機器設定情報表示制御装置であって,
複数の前記設定情報の項目を前記表示手段に一覧表示させる項目一覧表示制御手段と,
前記表示手段に一覧表示された前記設定情報の項目の中から操作入力に従って1つの項目を選択する項目選択手段と,
前記設定情報の項目が一覧表示された状態で前記設定情報の設定値については前記項目選択手段により選択された項目に対応する設定値のみを前記表示手段に表示させる設定値表示制御手段と,
を具備してなることを特徴とする機器設定情報表示制御装置。 - 前記項目一覧表示制御手段が,前記項目選択手段により選択された前記設定情報の項目を前記表示手段に強調表示させてなる請求項1に記載の機器設定情報表示制御装置。
- 前記設定値表示制御手段により前記設定情報の設定値が前記表示手段に表示された状態で,前記項目選択手段により選択された前記設定情報の項目に対応する設定値を操作入力に従って設定する設定情報設定手段を具備してなる請求項1又は2のいずれかに記載の機器設定情報表示制御装置。
- 前記設定値表示制御手段が,前記表示手段の画面における前記項目選択手段により選択された項目の表示位置に対応して設定された位置に前記設定情報の設定値を表示させてなる請求項1〜3のいずれかに記載の機器設定情報表示制御装置。
- 前記項目選択手段により選択された項目の説明情報を前記表示手段の画面における前記設定情報の設定値が表示される領域内の空き領域に表示させる説明情報表示制御手段を具備してなる請求項4に記載の機器設定情報表示制御装置。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の機器設定情報表示制御装置を具備してなることを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004320768A JP2006133976A (ja) | 2004-11-04 | 2004-11-04 | 機器設定情報表示制御装置,表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004320768A JP2006133976A (ja) | 2004-11-04 | 2004-11-04 | 機器設定情報表示制御装置,表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006133976A true JP2006133976A (ja) | 2006-05-25 |
Family
ID=36727487
Family Applications (1)
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JP2004320768A Pending JP2006133976A (ja) | 2004-11-04 | 2004-11-04 | 機器設定情報表示制御装置,表示装置 |
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JP (1) | JP2006133976A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010204781A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Alpine Electronics Inc | 入力装置 |
JP2018022291A (ja) * | 2016-08-02 | 2018-02-08 | キヤノン株式会社 | 表示制御装置及びその制御方法、プログラム、並びに記録媒体 |
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JPH0870410A (ja) * | 1994-08-29 | 1996-03-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像調整機能付きテレビ受信機 |
JP2004118434A (ja) * | 2002-09-25 | 2004-04-15 | Seiko Epson Corp | メニュー操作装置 |
JP2004297816A (ja) * | 2004-04-28 | 2004-10-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 操作用メニュー付き表示装置 |
-
2004
- 2004-11-04 JP JP2004320768A patent/JP2006133976A/ja active Pending
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090203 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090602 |