JP2007142641A - 電子番組ガイド映像出力装置、テレビジョン受像機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の放送番組各々について、放送の経過時間及び残り時間を区分してグラフ表示する複数のバーグラフ映像bg1、bg2を併せてモニタ画面21に表示させる。これら複数のバーグラフ映像bg1、bg2各々が、1つの共通の時間幅(図3(b)、(c)では2時間)を時間軸のスパンとして設定されている。その時間幅は、複数のバーグラフ映像bg1、bg2各々に対応する各放送番組の放送時間長のうちの最長時間である。
【選択図】図3
Description
一般に、EPG情報には、放送チャンネル番号と放送局名と放送番組の内容情報(番組名や放送時刻帯(開始時刻と終了時刻)、ジャンル、出演者等)とが関連付けられた情報が含まれる。また、テレビジョン受像機は、そのようなEPG情報を、テレビジョン放送信号から抽出することにより、或いはインターネット等のネットワークに対する通信インターフェースを備える場合には、そのネットワークを通じて外部装置から受信することにより取得する。
また、特許文献2には、放送番組の経過時間をバーグラフや円グラフの映像で表示する技術が示されている。これにより、利用者は放送中の番組の経過時間を容易に知ることができる。
図5は、特許文献2に示される従来のテレビジョン受像機において番組ガイド映像に含まれるバーグラフ映像の例を表す図である。ここで、図5(a)は、放送時間長が2時間である番組Aの放送が30分経過した時点のバーグラフbgAを表し、図5(b)は、放送時間長が1時間である番組Bの放送が30分経過した時点のバーグラフbgBを表す。また、各バーグラフは、各番組の放送時間長が時間軸(図5では横軸)のスパンとなっており、各々境界線bgA3、bgB3によって左右の領域に区分され、左側の領域が経過時間を表すグラフbgA1、bgB1、同右側の領域が残り時間を表すグラフbgA2、bgB2を表している。
図5に示すように、放送番組ごとにバーグラフの時間軸(図では横軸)のスパンが異なると、いずれの番組も経過時間は同じ30分であるにもかかわらず、一見すると、番組Aについては未だ短時間しか経過しておらず、番組Bについてはより長時間が経過していると誤認しやすい。
従って、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数の放送番組について経過時間を表すグラフを併せて表示する場合に、実際の経過時間や残り時間の誤認を防止できる電子番組ガイド映像出力装置及びそれを具備するテレビジョン受像機を提供することにある。
このように、複数の放送番組について経過時間及び残り時間を表すグラフを併せて表示する場合に、各グラフの時間軸のスパンを共通にすることにより、経過時間や残り時間を実際の時間に対応した大きさで表すことができ、利用者が実際の経過時間や残り時間について誤認することを防止できる。
なお、一の共通の時間幅を時間軸のスパンとしつつ経過時間と残り時間とを区分してグラフ表示するということは、その一の共通の時間幅よりも放送時間長が短い放送番組については、必然的に、その他の時間(前記一の共通の時間幅に対して放送時間長が不足する時間)についても区分してグラフ表示することを意味するものであることはいうまでもない。
この場合、前記一の共通の時間幅を、前記複数のグラフ映像各々に対応する各放送番組の放送時間長のうちの最長時間に設定すれば、上記誤認を防止しつつグラフを最大化でき好適である。
また、前記グラフ映像としては、例えば、バーグラフの映像や円グラフの映像等が考えられる。
ここに、図1は本発明の実施形態に係るテレビジョン受像機Xの概略構成を表すブロック図、図2はテレビジョン受像機Xにおける番組ガイド映像出力処理の手順を表すフローチャート、図3はテレビジョン受像機Xにより出力される番組ガイド映像の例を模式的に表した図、図4は番組ガイド映像に含まれるバーグラフ映像の例を表す図、図5は従来のテレビジョン受像機における番組ガイド映像に含まれるバーグラフ映像の例を表す図である。
テレビジョン受像機Xは、EPG情報に基づいて番組ガイドの映像信号を生成しモニタ画面(表示手段)に出力する電子番組ガイド映像出力機能を備えたテレビジョン受像機である。
図1に示すように、テレビジョン受像機Xは、複数のチューナ1a、1bと、外部入力部2と、映像切替回路3と、複数の映像処理回路4a、4bと、画面合成切替回路5と、信号検出回路6と、計時回路7と、制御回路8と、リモコンインターフェース(I/F)回路9と、モニタ画面21と、音声切替回路10と、音声処理回路11と、アンプ22と、スピーカ23とを具備して構成されている。また、これら以外にも、一般的なテレビジョン受像機が有する構成要素も備えている。
前記チューナ1a、1bは、放送受信アンテナ20で受信されたテレビジョン放送(地上放送等)の信号(以下、放送信号という)を入力し、前記制御回路8から指示された放送チャンネルの信号を入力信号から抽出(選局)するとともに、その抽出信号の検波によって映像信号及び音声信号を取り出し、その映像信号及び音声信号の各々を前記映像切替回路3及び前記音声切替回路10各々へ伝送するものである。
ここで、前記テレビジョン放送の信号(テレビ放送信号)には、複数チャンネル分の映像信号及びその映像と同期した音声信号が重畳されており、前記チューナ1a、1bは、前記テレビジョン放送の信号を入力する。
また、前記外部入力部2は、外部からコンポジット方式の映像信号及び音声信号や、セパレート方式の映像信号及び音声信号(いわゆるS端子の信号)等の外部入力映像信号及び外部入力音声信号を入力し、それらを前記映像切替回路3及び前記音声切替回路10各々へ伝送するインターフェースである。
前記映像切替回路3は、前記チューナ1a、1b各々からの映像信号及び前記外部入力部2からの映像信号を入力し、それらの映像信号のうちの任意の2つの映像信号を前記制御回路8からの指示に従って出力するものである。
前記画面合成切替回路5は、前記映像処理回路4a、4b各々からの映像信号のいずれかを切り替えて前記モニタ画面21に出力することにより、前記モニタ画面21に1つの映像画面を表示させるか、2つの映像画面を左右に並べて同時表示(画面合成)させるかを切り替えるものである。
例えば、一方の前記映像処理回路4aから水平走査期間の前半に位相調整された前記縮小映像信号が入力され、他方の前記映像処理回路4bから水平走査期間の後半に位相調整された前記縮小映像信号が入力されている場合、それらを前記映像処理回路4a、4bから得られる前記クロック信号に基づいて順次切り替え出力することにより、前記モニタ画面21の左半分と右半分との各々に、前記映像切替回路3により出力される2つの映像信号を並べて同時表示させる。
また、前記映像処理回路4a、4b各々から前記縮小処理を行わない映像信号が入力されている場合、それらの一方を出力することにより、前記モニタ画面21のほぼ全体のエリアに、前記映像切替回路3により出力される2つの映像信号のうちの一方のみを表示させる。
さらに、前記画面合成切替回路5は、前記制御回路8から入力される挿入情報を、出力する映像信号にスーパーインポーズする機能や、映像処理回路4a、4bからの出力映像に代えて、制御回路8から伝送されてくる情報を映像信号に変換してモニタ画面21に出力する機能も備えている。
前記計時回路7は、クロック発振器を備え、現在時刻を計時する回路である。
前記制御回路8は、演算手段であるMPU8a、そのMPU8aによって実行される制御プログラムが予め格納される記憶手段であるROM8b(EPROM)、前記MPU8bが実行する処理によって書き込まれる設定情報を記憶するEEPROM8c等を備え、当該テレビジョン受像機X全体を制御するものである。
前記リモコンインターフェース回路9は、当該テレビジョン受像機Xの操作用のリモコン9a(リモート操作器)から、赤外線伝送等の無線伝送によって前記リモコン9aに対する操作入力情報を取得し、その操作入力情報を前記制御回路8に出力するものである。
例えば、チャンネル選択が行われる場合、前記リモコン9aのチャンネル選択キーに対する操作入力の情報が、前記リモコンインターフェース回路9を通じて前記制御回路8に入力され、その操作入力情報に従って、前記制御回路8により、一方の前記チューナ1a(TUNER_A)に対して選局するチャンネルが指示されるとともに、そのチャンネルの映像が前記モニタ画面21に表示されるように前記映像処理回路4a及び前記画面合成切替回路5が制御される。
同様に、音量調節が行われる場合、前記リモコン9aの音量ボリューム調節キー(音量のアップキーとダウンキー)に対する操作入力情報に従って、前記制御回路8から前記アンプ22に対して出力音量の調節指令が出力され、その指令に従って前記アンプ22により前記スピーカ23に対する出力音量が調節される。
以下、テレビジョン放送の信号(テレビ放送信号)における複数チャンネルの中から前記リモコン9aの操作を通じて選択された一又は複数のチャンネル(前記モニタ画面21に映像を表示させるチャンネルを選択チャンネルという(マルチ画面表示の場合に選択チャンネルが複数となる)。
前記音声処理回路11は、前記制御回路8からの指示に従って、前記音声切替回路10から出力された音声信号に対して各種信号処理を行うものである。例えば、前記スピーカ23の特性に合わせたイコライズ処理や、サラウンド処理等を行う。
前記アンプ22は、前記音声処理回路11による処理後の音声信号を、前記制御回路8からの指示に従って増幅或いは減衰させる処理を行い、前記アンプ22に出力するものである。
前記制御回路8は、前記リモコン9a及び前記リモコンインターフェース回路9を通じて入力される操作入力情報(チャンネル選択キーの操作入力や、音声ボリュームのアップキー若しくはダウンキーの操作入力に対応する情報等)に従って、前記チューナ1a、1bに対して選局するチャンネルを指示したり、前記アンプ22に対して出力音量の調節指令を出力したりする等、通常のテレビジョン受像機が備える機能を実現するための制御機能を有する。
さらに、前記制御回路8は、前記映像処理回路4a、4b各々に対し、映像信号の縮小を行うか否か、及び縮小を行う場合に水平走査期間の前半と後半のいずに配置(位相調整)するか等についての制御信号を出力し、前記画面合成切替回路5に対し、前記映像処理回路4a、4b各々からの映像信号のいずれか一方を前記モニタ画面21に表示させるか、又はそれらを順次切替出力して前記モニタ画面21にマルチ画面(2画面)表示させるかの制御信号を出力する。
また、前記チューナ1a、1b各々に対しては、いずれの放送チャンネルを抽出(選局)させるかの制御信号を出力し、前記映像切替回路3に対しては、前記チューナ1a、1b及び前記外部入力部2の各々から入力される映像信号の中からいずれの2つの映像信号を選択して前記映像処理回路4a、4b各々に出力させるかの切替信号を出力する。
以下、図3に示すフローチャートを参照しつつ、前記制御回路8が所定の制御プログラムを実行することにより実現される番組ガイド映像出力処理の手順の一例について説明する。なお、以下に示すS1、S2、…は、処理手順(ステップ)の識別記号を表すものとする。また、図3に示す処理は、前記選択チャンネルの番組映像をモニタ画面21に表示させるための所定の操作がなされた場合に開始されるものとする。
本処理では、まず、制御回路8によりチューナ1a、1b、映像切替回路3、映像処理回路4a,4b及び画面合成切替回路5が制御されることにより、その時点で選択されている前記選択チャンネルで放送中の番組映像の信号が前記モニタ画面21に出力されその番組映像が表示される(S1)。
次に、制御回路8により、リモコンインターフェース回路9を通じて入力される信号が監視され、番組リスト表示切替操作の入力があったか否かの判別(S2)、マルチ画面表示切替操作の入力があったか否かの判別(S3)、選択チャンネルの変更操作の入力があったか否かの判別(S5)、及び番組情報表示切替操作の入力あったか否かの判別(S7)と、その各々の判別結果に応じた処理とが行われる。
選択チャンネルの番組映像表示中に、番組リスト表示切替操作の入力が検知されると、制御回路8により、予め取得されたEPG情報を参照することにより、現在放送中の全ての(複数の)放送番組各々について、現時点での放送の経過時間及び残り時間と、後述するマスク時間とが計算(算出)され記憶される(S21、時間算出手段の一例)。
ここで用いられるEPG情報は一般的なものであり、各放送チャンネルを識別するチャンネル番号と、各チャンネルで放送される放送番組の放送開始時刻及び放送終了時刻と、同放送番組のタイトルやジャンル、出演者等のその他の内容情報とが関連付けられた情報である。
なお、EPG情報は、制御回路8がいずれかのチューナ1a、1bを制御することにより、テレビジョン放送信号の予め定められた放送チャンネルに重畳されたEPG情報の信号を抽出すること等により行われる。その他、インターネット等のネットワークを介して通信可能な不図示のネットワークインターフェース(通信手段)を備える場合に、そのネットワークインターフェースを介して外部装置(インターネット上のサーバ装置等)からEPG情報をダウンロードして取得する構成等も考えられる。
さらに、これからモニタ画面21に一覧表示しようとする全ての放送番組(例えば、放送中の全ての番組)各々について、放送時間長(放送終了時刻−放送開始時刻)が計算され、その最大時間(以下、最大放送時間長という)が記憶されるとともに、その最大放送時間長から、各放送番組の放送時間長を減算した時間が、各放送番組の前記マスク時間として記憶される。
ここでいう番組リストの映像g30は、前記番組ガイドの映像の一例であり、図3(c)に示すように、EPG情報に含まれる情報を表示するものであって、現在放送中の放送番組のタイトル情報g2を一覧表示するとともに、その中から指定された一の放送番組の詳細情報g4(EPG情報に含まれる情報)を表示する映像である。この番組リストの映像g30には、現在放送中の複数の放送番組各々について、複数のバーグラフ映像bg1、bg2が含まれるが、これについては後述する。
ここで、指定チャンネルの変更操作があったと判別された場合は、新たな指定チャンネルへの設定変更がなされる(S24)。これにより、再度の番組リスト表示切替操作の入力がない限り、処理が前述したステップS21へ戻され、前述したステップS22の処理が実行されることにより、番組リストの映像g30における詳細情報g4の内容が、新たな指定チャンネルで放送中の放送番組に対応する情報に更新される。
また、番組リストの映像g30の表示中に、再度の番組リスト表示切替操作の入力があったと判別された場合は、処理が前述したステップS1に戻される。これにより、前記選択チャンネルで放送中の番組映像の表示に切り替えられる(戻される)。
また、選択チャンネルの番組映像表示中に、選択チャンネルの変更操作の入力があったと判別された場合(S5のY側)は、制御回路8により、選択チャンネルの設定変更がなされる(S5)。
また、選択チャンネルの番組映像表示中に、番組情報表示切替操作の入力があったと判別された場合(S7のY側)は、その時点で所定の表示モードが「通常モード」の設定となっている場合は「番組情報表示モード」の設定へ、その時点で「番組情報表示モード」の設定となっている場合は「通常モード」の設定へ切り替えられる(S8)。なお、表示モードの初期値は、例えば「通常モード」であるとする。
次に、制御回路8がチューナ1a、1b、映像切替回路3、画像処理回路4a、4b及び画面合成切替回路5を制御することにより、図3(a)、(b)に示すように、ステップS5及びS7で選択された選択チャンネル(変更されていない場合は元の選択チャンネル)において放送中の番組映像g1に、その番組の内容情報(EPG情報に含まれる情報)の映像g2、bg1等が合成された映像g10、g20(以下、番組情報表示モードの映像という)の信号が、ステップS3及びS4での設定(マルチ画面がシングル画面か)に従って生成され、その映像信号がモニタ画面21に出力されて表示される(S11)。その後、前述したステップS2以降の処理が繰り返される。
ここで、番組情報表示モードの映像g10、g20も前記番組ガイドの映像の一例であり、その映像には、表示中の番組映像g1に対応する前記バーグラフ映像bg1、bg2が含まれる。
ここで、図3(a)及び(b)は、ステップS3及びS4において、各々シングル画面設定がなされている場合(a)及びマルチ画面設定がなされている場合(b)における番組情報表示モードの映像g10、g20の例を表す。また、図3(c)は、前述したように、前記番組リストの映像g30の例を表す。
図3(a)に示すように、シングル画面設定時の番組情報表示モードの映像g10は、選択チャンネルで放送中の番組映像g1と、その放送番組の経過時間及び残り時間を区分してグラフ表示する前記バーグラフ映像bg1とが併せて(図3(a)では重畳して)表示される映像である。
ここで、シングル画面設定時の番組情報表示モードの映像g10には、表示している放送番組の放送時間長が時間軸のスパンに設定された(即ち、時間軸のスパンと放送時間長とが一致する)バーグラフ映像bg1が含められる。
このマルチ画面設定時の番組情報表示モードの映像g20の特徴は、2つのバーグラフ映像bg1、bg2各々が、1つの共通の時間幅が時間軸(図3(b)では横軸)のスパンとして設定されていることである。
図3(b)に示す例は、前記共通の時間幅を2時間に設定した例であり、これは、ステップS10で算出された前記最大放送時間長(即ち、マルチ画面表示させる2つの放送番組の放送時間長のうちの長い方の時間)である。
同様に、図3(c)に示す番組リストの映像g30には、現在放送中の複数の放送番組各々について、ステップS21で算出された放送の経過時間及び残り時間を区分してグラフ表示するバーグラフ映像bg1、bg2が含まれる。これら複数のバーグラフ映像bg1、bg2も、1つの共通の時間幅が時間軸(図3(c)では横軸)のスパンとして設定されている。
図3(c)に示す例は、前記共通の時間幅を2時間に設定した例であり、これは、ステップS21で算出された前記最大放送時間長(即ち、複数のバーグラフ映像bg1、bg2各々に対応する各放送番組の放送時間長のうちの最長時間)である。
但し、図3(c)に示す例では、リスト表示された複数の放送番組のタイトル情報g2のうち、リモコン9aの操作により指定された一の放送番組の詳細情報g4の一部として表示されるバーグラフ映像g1’については、前述した共通の時間幅(前記最大放送時間長)にかかわらず、その指定された放送番組の放送時間長が時間軸のスパンとして設定され、放送の経過時間及び残り時間を表すグラフ表示がなされる。
なお、図3に示す例では、番組ガイドの映像g10、g20、g30に、各バーグラフ映像bg1、bg2について、その時間幅を表す映像g3(時間軸のスパンを表す映像)も含められている。
バーグラフ映像には、放送時間長が前記最大放送時間長と一致する第1のバーグラフ映像bg1(図4(a))と、放送時間長が前記最大放送時間長よりも短い第2のバーグラフ映像bg2(図4(b))とが存在する。
図4(a)、(b)に示すように、いずれのバーグラフ映像bg1、bg2も、各々境界線bg14、bg24により、現時点での放送の経過時間を表すグラフbg11、bg21と、残り時間を表すグラフbg12、bg22とに区分されている。
さらに、第2のバーグラフ映像bg2については、もう一つの境界線bg25によりその他の時間である前記マスク時間(前記最大放送時間長(各グラフ共通の時間幅)に対して放送時間長が不足する時間)を表す部分bg23についても区分してされる。即ち、一の境界線bg24によって経過時間のグラフbg21と残り時間のグラフbg22とが区分され、他の一の境界線bg25によって残り時間のグラフbg22と前記マスク時間の部分bg23とが区分されている。なお、マスク時間を表す部分bg23は、他よりも暗い映像表示となっている。
また、経過時間を表すグラフbg11、bg21、残り時間を表すグラフbg12、bg22、及びマスク時間を表す部分bg23の各々の大きさ(時間軸方向の長さ、或いは面積といってもよい)が、各グラフ共通の時間軸のスパン(ここでは前記最大放送時間長)に対する比(割合)で区分されている。
この図4に示すようなバーグラフ映像bg1、bg2を複数併せて表示させることにより、放送時間長が異なり得る複数の放送番組について、一の共通の時間幅を時間軸のスパンとしつつ経過時間と残り時間とを区分してグラフ表示させることができる。
その結果、経過時間や残り時間を実際の時間に対応した大きさでグラフ表示することができ、利用者が実際の経過時間や残り時間について誤認することを防止できる。
また、前記実施形態では、放送の経過時間、残り時間及びマスク時間のグラフ表示の形態として、横方向のバーグラフ表示を行うものについて示したが、これと同様の考え方により、縦方向のバーグラフ表示や、円グラフ表示等の他の形態でグラフ表示することも考えられる。
また、前記実施形態では、1画面表示と左右2画面表示とを切り替えるマルチ画面表示の例について示したが、例えば、1画面表示と、その一部にウィンドウ画面を同時表示させる2画面表示とを切り替えるものや、複数のイベントに対応する複数の映像画面(第2の映像画面の一例)を同時表示させる3画面表示以上のマルチ画面表示を行うもの等も考えられる。
1a、1b…チューナ
2…外部入力部
3…映像切替回路
4a、4b…映像処理回路
5…画面合成切替回路
7…計時回路
8…制御回路
9…リモコンインターフェース回路
9a…リモコン
10…音声切替回路
11…音声処理回路
21…モニタ画面
bg1、bg2…バーグラフ映像
S1、S2、、、…ステップ(処理手順)
Claims (4)
- EPG情報に基づいて番組ガイドの映像信号を生成し表示手段に出力する電子番組ガイド映像出力装置であって、
前記EPG情報に基づいて現在放送中の複数の放送番組各々について現時点での放送の経過時間及び残り時間を算出する時間算出手段と、
前記番組ガイドの映像信号を生成するものであって、現在放送中の複数の放送番組各々について、一の共通の時間幅を時間軸のスパンとし前記時間算出手段により算出された前記経過時間及び残り時間を区分してグラフ表示する複数のグラフ映像を含む映像信号を生成する番組ガイド映像生成手段と、
を具備してなることを特徴とする電子番組ガイド映像出力装置。 - 前記一の共通の時間幅が、前記複数のグラフ映像各々に対応する各放送番組の放送時間長のうちの最長時間に設定されてなる請求項1に記載の電子番組ガイド映像出力装置。
- 前記グラフ映像が、バーグラフの映像若しくは円グラフの映像である請求項1又は2のいずれかに記載の電子番組ガイド映像出力装置。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の電子番組ガイド映像出力装置を具備してなることを特徴とするテレビジョン受像機。
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