JP4099025B2 - セラミック端子 - Google Patents

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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばリチウムイオン電池等の電解液容器に取着して電気を外部へ取り出す蓄電池用端子として使用されるセラミック端子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、蓄電池用のセラミック端子は、図の断面図に示すように、蓄電池の容器蓋Lの略円形の開口に側部がロウ付け等で接合され、容器の内外を貫通する貫通孔11aを中央部に有し、アルミナ(Al2O3)セラミックス等からなる筒状の基体11を具備する。この基体11の貫通孔11aの容器外部側の端部には、基体11の容器外部側の端面から貫通孔11aの内面にかけて面取り部Cが形成されており、基体11の容器外部側の端面から面取り部Cにかけて、モリブデン(Mo)−マンガン(Mn)等からなるメタライズ層12aが被着されている。
【0003】
そして、貫通孔11aに、下端が閉じられているとともにその下端に鍔部13aが形成され上端が開いた、アルミニウム(Al)合金からなる略円筒状等の有底筒状の端子体13を、その両端が基体11から突出するとともに鍔部13aが基体11下端面に係止するように挿入し、メタライズ層12aと端子体13とがAlを主成分とするロウ材14aを介して接合される。また、基体11の外周面の中央部に形成されたメタライズ層12bと、Al合金や鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金等の金属からなる円環状のフランジ15とが、Alを主成分としたロウ材や金(約37.5重量%)−銅(約62.5重量%)ロウ材等からなるロウ材14bを介して接合されることにより、蓄電池内部が気密に封止される。
【0004】
また、蓄電池の内部では、端子体13の下端面が蓄電池の一方の電極板Eに接続されるとともに、フランジ15が蓄電池の容器蓋Lに溶接によって接合されることにより、蓄電池の一方の端子として機能している(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11-167915号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のセラミック端子においては、基体11の他端面のみで基体11と端子体13をロウ付けしているため、機械的強度の確保および気密性の確保のために、ロウ材14aは十分なボリュームで形成されたメニスカス形状を有することが必要となるが、ロウ材14a溶融中にロウ材14a中のSiが端子体13へ拡散することによるロウ材14a中の固相晶出、またロウ付け後の降温時の局部的な凝固によるロウ材14aの引け巣によって、ロウ材14aのボリュームが多いとそのメニスカス中にボイドが発生し易くなるという問題点があった。
【0007】
特に、端子体13の外周面に近い基体11の他端面付近にボイドが発生し易くなる。その結果、端子体13への外部導体の取り付け等による機械的負荷や、環境変化等による温度的負荷によって、基体11の他端面内周部の面取り部Cからロウ材14aのメニスカス中央部に向けてロウ材14a中にクラックが生じ、その場合ボイドを経由してメニスカス表面までクラックが貫通して気密不良が発生するという問題点があった。
【0008】
従って、本発明は上記従来の問題点に鑑みて完成されたものであり、その目的は、端子体と基体のロウ付け部においてロウ材中のボイド発生を低減するとともに、ロウ材に発生したクラックの進行を防止することにより、蓄電池内部の気密性を良好なものとすることができるセラミック端子を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のセラミック端子は、筒状のセラミックスから成る基体に、底部に鍔部が形成された有底筒状のアルミニウム合金から成る端子体が、前記鍔部が前記基体の一端面に当接して前記基体の両端から突出するように挿入され接合されているとともに、枠状のアルミニウム合金から成り、枠部の断面形状が内周面と一主面とが略直交して他主面が斜辺をなす略直角三角形とされた枠体が、前記端子体の開口側から嵌められて前記基体の他端面に前記一主面が当接した状態でロウ材に覆われロウ付けされていることを特徴とする。
【0010】
本発明のセラミック端子は、枠部の断面形状が内周面と一主面とが略直交して他主面が斜辺をなす略直角三角形とされた枠体が、端子体の開口側から嵌められて基体の他端面に一主面が当接した状態でロウ材に覆われロウ付けされていることにより、端子体と基体のロウ付け部においてロウ材中のボイド発生を低減することができるとともに、滑らかなロウ材のメニスカスを形成することができるため、基体へのロウ付けによるストレスを抑制することができる。また、基体の他端面の内周部からメニスカス中央部に向けてロウ材中にクラックが生じた場合でも、枠体がクラックの進行を防止することにより、蓄電池内部の気密性を良好にすることができる。その結果、蓄電池の性能は長期にわたって安定し、長寿命と高い信頼性が得られる。
【0011】
本発明のセラミック端子において、好ましくは、前記枠体は前記枠部の一主面と他主面とのなす角度が20〜45°で前記枠部の幅が0.7〜2.5mmであることを特徴とする。
【0012】
本発明のセラミック端子は、枠体は枠部の一主面と他主面とのなす角度が20〜45°で枠部の幅が0.7〜2.5mmであることにより、端子体と基体のロウ付け部において安定的にロウ材中のボイド発生を低減することができるとともに、基体へのストレスが抑制されるような滑らかで全周にわたって高さおよび幅が均一な形状のロウ材のメニスカスを形成することができる。よって、基体のクラック発生を有効に防止することにより、蓄電池内部の気密性を良好なものとすることができる。その結果、蓄電池の性能は長期にわたって安定し、長寿命と高い信頼性が得られる。
【0013】
また本発明のセラミック端子において、好ましくは、前記枠体は前記内周面と前記一主面との間に全周にわたって段差が形成されていることを特徴とする。
【0014】
本発明のセラミック端子は、枠体は内周面と一主面との間に全周にわたって段差が形成されていることにより、基体の他端面の内周部の面取り部において凹んだ曲面状のロウ材のメニスカスを形成できるため、基体の他端面の内周部の面取り部からメニスカス中央部に向けてロウ材にクラックが発生するのを抑制することができる。また、たとえ基体の他端面の内周部の面取り部からメニスカス中央部に向けてロウ材にクラックが生じても、枠体がクラックの進行を防止することにより、蓄電池内部の気密性を良好に保持することができる。その結果、蓄電池の性能はより長期にわたって安定し、より長寿命と高い信頼性が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明のセラミック端子を以下に詳細に説明する。図1は本発明のセラミック端子について実施の形態の一例を示す断面図である。図2は本発明のセラミック端子について実施の形態の他の例を示す断面図である。また、図3は図2のセラミック端子における枠体6のロウ付け部の拡大断面図である。これらの図において、1は筒状の基体、2aは基体1の他端面(上端面)に形成されたメタライズ層、2bは基体1の外周面に形成されたメタライズ層、3はAl合金からなる端子体、5は金属製のフランジ、6はAl合金からなる枠体である。そして、メタライズ層2aと端子体3と枠体6とがロウ材4a(図2ではロウ材4a,4c)を介して接合され、またメタライズ層2bとフランジ5とがロウ材4bを介して接合されることによって、蓄電池内部を気密に封止するセラミック端子が構成される。
【0016】
本発明のセラミック端子は、筒状のセラミックスから成る基体1に、底部に鍔部3aが形成された有底筒状のAl合金から成る端子体3が、鍔部3aが基体1の一端面(図1では下端面)に当接して基体1の両端から突出するように挿入され接合されているとともに、枠状のAl合金から成り、枠部の断面形状が内周面と一主面(図1では下側主面)とが略直交して他主面(図1では上側主面)が斜辺をなす略直角三角形とされた枠体6が、端子体3の開口側から嵌められて基体1の他端面(図1では上端面)に一主面が当接した状態でロウ材4aに覆われロウ付けされている。
【0017】
本発明の基体1は、例えばアルミナ(Al23)セラミックス等の電気絶縁性に優れるセラミックスからなる円筒状、または外形が多角形の筒状のものであり、端子体3とフランジ5とを電気的絶縁性をもって保持している。そして、図1に示すように、基体1は容器蓋Lの略円形の開口にその外周面が接合され、その中央部に内外を貫通する貫通孔1aが形成される。その貫通孔1aには、端子体3の容器外部側の端部が突出するように端子体3を挿通し接合するとともに、端子体3の容器内部側の底部に形成された鍔部3aを基体1の一端面に接触させて係止している。また、基体1の外周面にはフランジ5が接合され、フランジ5を介して容器蓋Lに接合固定されている。鍔部3aは、図1では端子体3の底面に面一となるように設けられているが、端子体3の底部の側面から突出していれば良く、必ずしも端子体3の底面と面一になっていなくても良い。
【0018】
このような基体1は、例えばアルミナセラミックスから成る場合、酸化アルミニウム(アルミナ:Al23)、酸化珪素(SiO2)、酸化カルシウム(CaO)、酸化マグネシウム(MgO)等の原料粉末に適当な有機バインダを添加して調製した原料粉末を、所定形状のプレス型内に充填するとともに、これを所定圧力でプレスして成形し、しかる後得られた成形体を大気中で約1600℃の温度で焼成することにより製作される。
【0019】
また、基体1は、内周面の他端(図1では上端)から他端面を経て外周面の他端にかけて全周にわたってメタライズ層2aが被着されている。このメタライズ層2aは、Mo−Mn等のメタライズ層からなり、端子体3と枠体6を基体1に接合するための下地金属であって、メタライズ層2aに端子体3と枠体6がロウ材4a(またはロウ材4a,4c)を介して接合される。このメタライズ層2aは、例えばMo粉末およびMn粉末ならびに金属の酸化物粉末に適当な有機バインダおよび溶剤を添加混合して得た金属ペーストを、基体1の内周面の他端から他端面を経て外周面の他端にかけて筆塗り法等によって塗布し、これを還元雰囲気中で約1400℃の温度で焼き付けることによって、基体1の他端面およびその周囲に被着される。
【0020】
また、基体1の外周面の一部(図1では外周面の中央部または下部)には、メタライズ層2bが被着されており、このメタライズ層2bはメタライズ層2aと同様にMo−Mn等のメタライズ層からなり、基体1にフランジ5を接合するための下地金属である。このメタライズ層2bは、Alを主成分としたロウ材や金(約37.5重量%)−銅(約62.5重量%)ロウ材等のロウ材4bを介してフランジ5に接合される。このメタライズ層2bは、メタライズ層2aと同様に例えばMo粉末、Mn粉末および金属酸化物粉末に適当な有機バインダおよび溶剤を添加混合して得た金属ペーストを、基体1の外周面の一部に筆塗り法等によって塗布し、これを還元雰囲気中で約1400℃の温度で焼き付けることによって、基体1の外周面に被着される。
【0021】
なお、メタライズ層2a,2bの表面には、メタライズ層2a,2bの酸化腐蝕を防止するとともに、ロウ材4a,4b,4cとの濡れ性を向上させ、さらには端子体3や枠体6、フランジ5との接合後に発生する応力による剥がれやクラック等によって接合性を劣化させないようにするため、Ni等の耐食性に優れかつロウ材4a,4b,4cとの濡れ性に優れる金属を、1〜10μm程度の厚みで被着させることが好ましい。
【0022】
基体1の貫通孔1aに挿入され接合される端子体3は、導電路でありかつ蓄電池の容器内に納められた電解液に浸漬されるため、高起電力状態において電気化学的に安定である必要があることから、耐食性に優れるAl合金からなり、好ましくは耐食性が優れロウ付けしやすいAl合金(JIS H 4040 合金番号3003)からなる。
【0023】
端子体3は、容器外部側の端面(開口側の端面)の中央部分に中空部を有し、ロウ付け時における基体1との熱膨張差により発生する残留応力を緩和し、基体1へのストレスを軽減することによって、基体1にクラックが生じることを抑制している。中空部の深さは、ロウ付け接合部は最も残留応力に影響する範囲であることから、ロウ付け接合を行う基体1のメタライズ層2aの位置よりも深いのがよく、より好ましくは基体1の容器内部側の端面(一端面)より深い中空部からなるのがよい。
【0024】
端子体3に開口側から嵌められて端子体3の外周面に接合される枠体6は、その表面がロウ材で覆われているが、ロウ材のピンホールや引けにより局部的に露出する可能性もあるため、端子体3と同様に耐食性に優れるAl合金からなり、好ましくは耐食性が優れロウ付けしやすいAl合金(JIS H 4040 合金番号3003)からなる。そして、その断面形状は、基体1の他端面に接する枠部の一主面と端子体3の外周面に接する枠部の内周面が略直交して他主面が斜辺をなす略直角三角形である。
【0025】
この枠体6は、端子体3の外周面および基体1の他端面に接するようにしてロウ付けされるため、端子体3の外周面に近い基体の他端面付近に発生しやすいロウ材4aのボイドを低減することができる。また、その断面形状が略直角三角形であるため、ロウ材4aのメニスカスを滑らかな裾野形状にすることができ、基体1へのロウ付け時に発生するストレスを低減することができる。さらには、ロウ付け後の引っ張り応力が基体1の他端面の内周部に発生するため、ロウ付け後の外部からの機械的負荷や温度的負荷によってこの部分からロウ材4aにクラックが生じたとしても、ロウ材4aに覆われた枠体6がクラックの成長を阻止する保護体として働くため、クラックの進行による気密不良の発生を抑制することができる。
【0026】
本発明において好ましくは、枠体6の枠部の一主面と他主面とのなす角度が20〜45°で枠部の幅が0.7〜2.5mmである。
【0027】
枠体6の枠部の一主面と他主面とのなす角度が45°を超えると、基体1とロウ材4aの接触角度が大きくなり、その結果、基体1の他端面において中心軸方向へ向かう引っ張り応力によりクラックが生じやすくなる。また、角度が20°よりも小さいと、枠体6の加工作製時に外周部が反りやすくなり、枠部の他主面(斜面)側に反ったときはロウ付けした際に外周部に口開きが生じやすくなる。即ち、枠体6の外周部と基体1の他端面との間に隙間が生じることとなる。また、外周部が逆に反った場合、枠体6の枠部の一主面の内周部と基体1の他端面との間に隙間が生じるため、ロウ付け時にボイドが生じやすくなる。より好ましくは、30°以上がよい。
【0028】
さらに、枠体6の枠部の幅が0.7mm未満の場合、ロウ材4aのメニスカス形成時の表面張力によって枠体6が基体1の他端面から浮きやすくなり、枠部の一主面へのロウ材4aの流れ込みが多くなり、枠体6の下のロウ材4aにボイドが生じやすくなる。また、2.5mmを超えると、ロウ材4aが枠体6の外周部まで流れにくくなり、枠体6の外周部に口開きが生じやすくなる。
【0029】
また、枠体6は、枠部の内周面と一主面とが略直交していればよく、内周面と一主面とのなす角度が90°±2°程度の範囲内であれば、本発明の効果が得られる。また、枠体6の他主面は凹んだ曲面になっていてもよく、ロウ材4aのメニスカスを滑らかな裾野形状にすることが容易になる。
【0030】
また枠体6は、図2,図3に示すように、基体1の他端面に接する枠部の一主面と端子体3の外周面に接する枠部の内周面との間に全周にわたって段差6aが形成されていることが好ましい。
【0031】
この枠体6は、端子体3の外周面および基体1の他端面に接するようにしてロウ付けされるため、端子体3の外周面に近い基体の他端面付近に発生しやすいロウ材4a,4cのボイドを低減することができる。また、その断面形状が略直角三角形であるため、ロウ材4aのメニスカスを滑らかな裾野形状にすることができ、基体1へのロウ付け時に発生するストレスを低減することができる。さらに、段差6aが形成されているため、基体1の他端面の内周部の面取り部Cにおいて凹んだ曲面Kとされたロウ材のメニスカスを形成することができ、基体1の他端面の内周部の面取り部Cの際(下端)からメニスカス中央部に向けてロウ材中にクラックが発生するのを抑制することができる。また、たとえロウ付け後の引っ張り応力が基体1の他端面の内周部に発生し、ロウ付け後に外力や温度的負荷(熱応力)が加わってロウ材4cの基体1の他端面の内周部の部位にクラックが生じたとしても、ロウ材4aに覆われた枠体6がクラックの成長を阻止する保護体として働くため、クラックの進行による気密不良の発生を抑制することができる。
【0032】
本発明の段差6aを有する枠体6においては、枠体6の枠部の一主面と他主面とのなす角度が20〜45°であり、段差6aの軸方向の幅が0.4〜0.8mmであり、径方向の幅が0.4〜0.8mmであることが好ましい。
【0033】
また、枠体6の段差6aの軸方向の幅が0.4mm未満では、基体1の他端面の内周部の面取り部Cにおいて凹んだ曲面Kとされたロウ材4cのメニスカスが形成され難いため、面取り部Cの際(下端)部分に枠体6の中心軸方向へ向かう引っ張り応力が働き、ロウ材4cにクラックが発生しやすくなる。段差6aの軸方向の幅が0.8mmを超えると、ロウ材4cの端子体3の外周面側の部位にボイドが発生しやすくなる。
【0034】
また、枠体6の段差6aの径方向の幅が0.4mm未満では、基体1の他端面の内周部の面取り部Cにおいて凹んだ曲面Kとされたロウ材4cのメニスカスが形成され難いため、面取り部Cの際(下端)部分に枠体6の中心軸方向へ向かう引っ張り応力が働き、ロウ材4cにクラックが発生しやすくなる。段差6aの径方向の幅が0.8mmを超えると、ロウ材4cの基体1の他端面側の部位にボイドが発生しやすくなる。
【0035】
ロウ材4a,4cは、Alを主成分としたAl合金からなり、Al−Si系組成のものを使用する。Al合金はその表面の強固な酸化皮膜のためロウ付け性が悪いため、Al合金表面の酸化皮膜を除去してロウ付け性を向上させるゲッター作用を有するマグネシウム(Mg)を少量含有したものからなる。ロウ付け時のロウ材4a,4cの流れ性をよくするためには、端子体3と枠体6において、それぞれ両者にロウ材4a,4cがほぼ全周にわたって接触する必要があるため、プレス法等で形成した板状のプリフォームを使用するよりも曲面に接触させやすいワイヤ状のロウ材4a,4cを予め巻回しておきロウ付けを行うことが好ましい。
【0036】
ロウ材4bは、Alを主成分としたAl合金や金(約37.5重量%)−銅(約62.5重量%)を成分とするロウ材等からなり、フランジ5と基体1において両者にロウ材4bがほぼ全周にわたって接触する必要があるため、プレス法等で形成した板状のプリフォームを使用するよりも曲面に接触させやすいワイヤ状のロウ材4bを予め巻回しておきロウ付けを行うことが好ましい。
【0037】
本発明のセラミック端子の製造方法について以下に説明する。
【0038】
Al合金からなる端子体3を枠体6およびロウ材4a,4cを介してメタライズ層2aに接合する際に、端子体3をその開口側の端部が突出するようにして基体1の貫通孔1aに挿入し、基体1から突出した端子体3の開口側の端から枠体6を斜面を上側にして嵌めて、基体1の他端面に接触させる。そして、予め巻回したワイヤ状のロウ材4a,4cを端子体3の開口側の端から嵌め込んで、枠体6に接触するまで挿入する。その後、ロウ材4a,4cを真空雰囲気中で約600℃の温度で加熱溶融することにより、端子体3と枠体6、および枠体6とメタライズ層2aとを、それぞれロウ付けすることによって接合する。そして、端子体3の底面に蓄電池の電極板Eを接続することにより、電極板Eを外部に電気的に接続するセラミック端子として機能する。
【0039】
基体1の外周面に接合されるフランジ5は、Al合金やFe−Ni−Co合金等からなる金属製の円環体であり、例えばAl合金から成る場合、メタライズ層2bにAlを主成分とするロウ材4bを介して接合される。そして、このフランジ5を蓄電池の容器蓋Lに溶接することによって、本発明のセラミック端子が蓄電池の容器に固定される。
【0040】
フランジ5をロウ材4bを介してメタライズ層2bに接合するには、基体1をフランジ5の内側に挿入するとともに、メタライズ層2bとフランジ5に接触するようにワイヤ状のロウ材4bをメタライズ層2bに巻きつけるように配置し、このロウ材4bを真空雰囲気中で約600℃の温度で加熱溶融させることにより、フランジ5とメタライズ層2bとをロウ付けすることによって接合する。
【0041】
上記の如く、本発明のセラミック端子は、基体1の両端から突出するように基体1の貫通孔1aに端子体3を挿通し、端子体3に枠体6を嵌めて、枠体6が基体1の他端面に当接した状態でロウ付け接合し、フランジ5を基体1の外周面にロウ付けすることによって製作される。
【0042】
また、セラミック端子の端子体3の底面を電極板Eに接続するとともにフランジ5を容器蓋Lに溶接することによって、蓄電池内部が気密に保持されるとともに蓄電池内部と外部とが電気的に接続された蓄電池として機能する。
【0043】
かくして、本発明は、端子体3と枠体6および基体1をロウ付けして接合する際、枠体6がロウ材4a,4cにボイドが発生するのを抑制することができる。また、ロウ材4aにクラックが生じた場合でも、枠体6がクラックの進行を阻止することにより、セラミック端子に気密不良が発生するのを防止することが出来る。さらには、ロウ材4aのメニスカスを滑らかな形状にすることができるため、降温時の熱収縮による基体1に与えるストレスを効果的に緩和することができ、その結果ロウ付け後に基体1にクラックが発生するのを有効に防止できる。
【0044】
また、枠体6に段差6aが形成されている場合、基体1の他端面の内周部の面取り部Cにおいて凹んだ曲面Kとされたロウ材4cのメニスカスを形成できるため、面取り部Cからメニスカス中央部に向けてロウ材4cにクラックが発生するのを抑制することができる。また、たとえ面取り部Cからメニスカス中央部に向けてロウ材4cにクラックが生じても、枠体6がクラックの進行を防止することにより、蓄電池内部の気密性を良好に保持することができる。その結果、蓄電池の性能はより長期にわたって安定し、より長寿命と高い信頼性が得られる。
【0045】
【実施例】
本発明の実施例について以下に説明する。
【0046】
(実施例1)
まず、従来のセラミック端子として、図4の構成のものを以下のようにして作製した。純度93重量%の酸化アルミニウム(Al23)質焼結体から成り、外径17mm、内径11mm、高さ12mmの円筒状の基体11を用意した。基体11の内周面の他端部の面取り部(C面)から他端面を経て外周面の他端部の面取り部(C面)にかけて全周にわたる範囲、および基体11の外周面の中央部に上下方向の幅が5mmの帯状の範囲に、Moを89重量%、Mnを6重量%、SiO2を5重量%含有する金属ペーストを、10μmの厚さに印刷塗布し、乾燥後、加湿したフォーミングガス中で1400℃の温度で焼成した。こうして、基体11の他端面および面取り部と、外周面の中央部とに、全周にわたってMo−Mn合金から成るメタライズ層12a,12bを被着した。その後、メタライズ層12a,12b上にNiメッキ層を電解メッキ法により約2μmの厚さで被着させた。
【0047】
次に、基体11の貫通孔11aに、外径11mm、高さ14mmであり、底部の外周に外径12.8mm、高さ2mmの鍔部13aを有する、Al合金A3003(98.7重量%Al−1.3重量%Mn)からなる端子体13を挿入した。そして、予め端子体13の外径より若干小さい径のリング形状にした、太さの径が1mmのAl−Si系合金のBA4003(90重量%Al−7.5重量%Si−2.5重量%Mg)から成るロウ材14aを、端子体13の外周面および基体11の他端面に接触するように配置した。
【0048】
また、予め基体11の外径より若干小さい径のリング形状にした、太さの径が1mmのAl−Si系合金のBA4003から成るロウ材14bを、基体11の外周面のメタライズ層12b上に配置した。そして、基体11の外周面に、内径17mm、外径27mm、肉厚1mm、高さ3mmであり、A3003からなるフランジ15を挿入しロウ材14bと接触させた。
【0049】
そして、これらをカーボン製の治具に収め、真空炉にて600℃に加熱して接合させた。これにより製作したものをサンプル1とした。
【0050】
次に、本発明の図1の構成のものであって、Al合金A3003からなる内径が11mmの枠体6であって、枠部の断面形状の略直角三角形における斜辺(他主面)と底辺(一主面)とのなす角度および枠部の幅を、表1のように種々に変更して各種サンプルを作製した。
【0051】
このとき、上記従来例と同様にして、端子体3を基体1両端から突出するように基体1に挿入し、端子体3の開口側の端より枠体6を嵌めた。その後、予め端子体3の外径より若干小さい径のリング形状にした、太さの径が1mmのAl−Si系合金のBA4003から成るロウ材4aを、端子体3の外周面および枠体6の上端に接触するように配置した。また、予め基体1の外径より若干小さい径のリング形状にした、太さの径が1mmのAl−Si系合金のBA4003から成るロウ材4bを、基体1の外周面のメタライズ層2b上に配置した。そして、基体1の外周面に、内径17mm、外径27mm、肉厚1mm、高さ3mmであり、A3003からなるフランジ5を挿入しロウ材4bと接触させた。これらをカーボン製の治具に収め、真空炉にて600℃に加熱して接合させた。これにより製作されたものをサンプル2〜14とした。
【0052】
これらのサンプル1〜14について、外観不良発生率、気密性不良発生率、ボイド不良発生率を以下のようにして調べた。即ち、ロウ付け部や基体1のクラック等の外観不良について確認した後、ヘリウムリークディテクターにて気密性を確認し、リーク量が1.3×10-10Pa・m3/sec.以下であるものを合格とした。また、X線写真によってロウ材4a中のボイドの大きさの確認を行い、側方から見た際のボイドの長さと基体1の他端面の内周部からロウ材4aのメニスカスまでの距離との直線比率が20%以下であるものを合格とした。その結果を表1に示す。
【0053】
【表1】
Figure 0004099025
【0054】
表1より、従来構成のサンプル1ではロウ付け部のボイドおよび気密不良が生じた。また、枠体6の枠部の一主面と他主面とのなす角度、枠部の幅のいずれかが本発明の範囲外であるサンプル2,6,7,9,14では、気密性不良、基体のクラック、ロウ材のボイドが発生した。これに対して、本発明品ではいずれも基体1にクラックが生じることが無く、気密性も良好であり、またロウ付け部のボイドも低減できることが判った。
【0055】
(実施例2)
図2,図3に示したセラミック端子を、枠体6の内周面と一主面との間に段差6aを形成した以外は上記実施例1と同様にして作製した。このとき、枠体6の内周面と一主面との間の段差6aの軸方向の幅と径方向の幅を表2のように種々に変更してサンプル15〜24を作製した。
【0056】
これらのサンプル15〜24について、ロウ材4cのクラック発生率、ボイド不良発生率を以下のようにして調べた。即ち、基体1の面取り部Cの際部分のロウ材4cのクラックは、断面カットし外観によって確認した。また、ボイド不良発生率は、サンプル1〜14と同様に、X線写真によってロウ材4c中のボイドの大きさの確認を行い、段差6aの軸方向の幅と径方向の幅の小さい方の20%以下であるものを合格とした。その結果を表2に示す。
【0057】
【表2】
Figure 0004099025
【0058】
表2より、枠体6の段差6aの軸方向の幅と径方向の幅が本発明の範囲外であるサンプル15〜17ではロウ材4cにクラックが発生した。また、サンプル22,23ではロウ材4cにボイドが発生した。これに対して、本発明品ではいずれもロウ材4cにクラックが生じることが無く、ロウ付け部のボイドも低減できることが判った。
【0059】
なお、本発明は上記実施の形態および実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を施すことは何等差し支えない。例えば、上記実施の形態ではリチウムイオン電池等の蓄電池用のセラミック端子について説明したが、本発明のセラミック端子は一次電池、電気二重層キャパシタ等のキャパシタ、燃料電池等の電池、または真空装置の真空チャンバ等に適用することもできる。
【0060】
【発明の効果】
本発明のセラミック端子は、筒状のセラミックスから成る基体に、底部に鍔部が形成された有底筒状のアルミニウム合金から成る端子体が、鍔部が基体の一端面に当接して基体の両端から突出するように挿入され接合されているとともに、枠状のアルミニウム合金から成り、枠部の断面形状が内周面と一主面とが略直交して他主面が斜辺をなす略直角三角形とされた枠体が、端子体の開口側から嵌められて基体の他端面に一主面が当接した状態でロウ材に覆われロウ付けされていることにより、端子体と基体のロウ付け部においてロウ材中のボイドを低減することができるとともに、滑らかなロウ材のメニスカスを形成することができるため、基体へのロウ付け時のストレスを抑制することができる。また、基体の他端面の内周部からロウ材のメニスカス中央部に向けてロウ材中にクラックが生じた場合でも、枠体がクラックの進行を阻止することにより、蓄電池内部の気密性を良好なものとすることができる。その結果、蓄電池の性能は長期にわたって安定し、長寿命と高い信頼性が得られる。
【0061】
本発明のセラミック端子は、好ましくは、枠体は枠部の一主面と他主面とのなす角度が20〜45°で枠部の幅が0.7〜2.5mmであることにより、端子体と基体のロウ付け部において安定的にロウ材中のボイド発生を低減することができるとともに、基体へのストレスが抑制されるような滑らかで全周にわたって高さおよび幅が均一な形状のロウ材のメニスカスを形成できる。よって、基体のクラック発生を有効に防止することができ、蓄電池内部の気密性を良好なものとすることができる。その結果、蓄電池の性能は長期にわたって安定し、長寿命と高い信頼性が得られる。
【0062】
また本発明のセラミック端子は、好ましくは、枠体は内周面と一主面との間に全周にわたって段差が形成されていることにより、基体の他端面の内周部の面取り部において凹んだ曲面状のロウ材のメニスカスを形成できるため、基体の他端面の内周部の面取り部からメニスカス中央部に向けてロウ材にクラックが発生するのを抑制することができる。また、たとえ基体の他端面の内周部の面取り部からメニスカス中央部に向けてロウ材にクラックが生じても、枠体がクラックの進行を防止することにより、蓄電池内部の気密性を良好に保持することができる。その結果、蓄電池の性能はより長期にわたって安定し、より長寿命と高い信頼性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセラミック端子について実施の形態の一例を示す断面図である。
【図2】本発明のセラミック端子について実施の形態の他の例を示す断面図である。
【図3】図2のセラミック端子において枠体のロウ付け部の拡大断面図である。
【図4】従来のセラミック端子の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1:基体
2a,2b:メタライズ層
3:端子体
3a:鍔部
4a,4b:ロウ材
5:フランジ
6:枠体
6a:段差

Claims (3)

  1. 筒状のセラミックスから成る基体に、底部に鍔部が形成された有底筒状のアルミニウム合金から成る端子体が、前記鍔部が前記基体の一端面に当接して前記基体の両端から突出するように挿入され接合されているとともに、枠状のアルミニウム合金から成り、枠部の断面形状が内周面と一主面とが略直交して他主面が斜辺をなす略直角三角形とされた枠体が、前記端子体の開口側から嵌められて前記基体の他端面に前記一主面が当接した状態でロウ材に覆われロウ付けされていることを特徴とするセラミック端子。
  2. 前記枠体は前記枠部の一主面と他主面とのなす角度が20〜45°で前記枠部の幅が0.7〜2.5mmであることを特徴とする請求項1記載のセラミック端子。
  3. 前記枠体は前記内周面と前記一主面との間に全周にわたって段差が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のセラミック端子。
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