JP4095806B2 - シート処理装置における裏返し装置、多色刷り輪転印刷機、印刷装置、及び輪転印刷機 - Google Patents
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Description
本発明は、シート処理装置における裏返し装置、シートのための裏返し装置を備える多色刷り輪転印刷機、シートのための裏返し装置を備える印刷装置、及びシートのための裏返し装置を備える輪転印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第4140762A1号明細書には枚葉紙案内装置を記載してある。該枚葉紙案内装置は選択的に表面印刷運転及び裏面印刷運転で使用可能であり、該枚葉紙案内装置を用いて枚葉紙が表面及び裏面印刷時に枚葉紙後ろ側縁部で以て裏返しされるようになっており、この場合、空気力的に作動する機械的な装置が反転胴若しくは裏返し胴の前側に配置された印刷装置胴、例えば圧胴の下側に設けられている。枚葉紙案内装置によって枚葉紙が裏返し段階で枚葉紙ふくらみを生ぜしめることなくかつ油汚れなしに案内及び供給されるために、圧胴に対応して所定の傾斜角度βで、個別の空気流出開口を備えた空気力負荷可能な案内ドクタが配置されている。印刷された枚葉紙が、圧胴グリッパを開いた後にブロー空気によって胴の押圧面から離されて、案内薄板の下側へ向けられ、かつ流出するブロー空気によって持ち上げられて保持され、次いで裏返し胴によって引き続き搬送される。
【0003】
ドイツ連邦共和国特許第4424967C2号明細書に、枚葉紙裏返しのための方法及び装置が記載してある。片面刷りから両面刷りに切換可能な枚葉紙輪転印刷機において枚葉紙を枚葉紙の後側縁部で以て裏返すための方法では、両面刷り時に胴に送られた印刷枚葉紙が後側縁部を、該胴の後側に配置された裏返しドラムの旋回可能な枚葉紙受け取り機構によって該胴及び該裏返しドラムの接線点でつかまれて引き続き搬送される。接線点で印刷枚葉紙の始端部が胴の枚葉紙グリッパから解放されて、接線点の直後で胴の表面から裏返しドラムの下側へ延びる軌道へ案内される。
【0004】
輪転印刷機の圧胴への枚葉紙の蓄えは、圧胴の下側に枚葉紙を全長にわたって受容するための空間を必要とする。これによって、枚葉紙が裏返しドラムで捉えられて、印刷機部分、案内ドラムの周壁面、案内薄板若しくは別の枚葉紙との接触なしに裏返される。蓄えのためにスペースを必要とすることは、枚葉紙を片面刷り時に圧胴に続く案内ドラムへの引き渡しに際して刷り上げておくという要求と矛盾する。ドラム形裏返し装置を備えた印刷部においては、前側に配置された引き渡し胴と後側に配置された引き渡しドラムに対するグリッパ中心部との間にも、前記引き渡しドラムと前記引き渡し胴に対する引き渡し中心部との間にも、そこに存在する組み込み構成部分の衝突防止空間を考慮して、処理可能な最大の印刷フォーマットのために十分に必要な長さの枚葉紙搬送区分が設けられねばならない。さらに、印刷間隙の前へのアクセス及び組み込み構成部分のためのスペースも必要である。
【0005】
前記問題を解決するために胴をできるだけ大きく旋回させる別の手段においては、刷り上げ及び蓄えのための構成空間が印刷間隙の前への組み込みを妨げることになる。このような手段では印刷間隙の前での枚葉紙案内が損なわれ、その結果、印刷品質が低下する。さらに組み込み構成部分へのアクセスが著しく損なわれる。クリーニング作業、場合によっては必要な調節作業並びに保守作業が困難である。さらに、両面刷りのための被印刷物を、重力及び曲げ強さによって圧胴から離されることなく圧胴の周面に付着するペーパーに制限する手段もあるものの、このような手段は裏返し装置を備えた輪転印刷機の使用領域を狭めることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、公知技術の欠点を避けて、蓄え可能なフォーマット長さを拡大することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明の構成では、裏返し装置が第1の搬送部材及び、該第1の搬送部材と協働する第2の搬送部材を有しており、前記第1の搬送部材の回転軸と前記第2の搬送部材の回転軸とが、該両方の搬送部材間に1つの引き渡し中心線を規定しており、前記第1の搬送部材及び第2の搬送部材が、枚葉紙状の材料から成る隣接して送られるシートのための軌道を規定しており、該軌道が円筒若しくは胴の周壁面上に形成されていて、かつ前記引き渡し中心線の下側に共通の1つのくさび形領域を形成しており、前記引き渡し中心線の上側に引き渡し領域を有しており、前記軌道のうちの一方の軌道に沿って送られる1つのシートが、前記引き渡し領域を通過する際に、前記軌道のうちの他方の軌道内へ引き渡されるようになっており、前記くさび形領域内に、シートの相互の分離を維持する案内装置が配置されている。
【0008】
【発明の効果】
本発明に基づき配置された案内装置によって、隣接して送られる両方のシート間の接触が確実に避けられる。その結果、例えば1つの胴周壁面によって形成された軌道にシートを蓄えるための領域が、圧胴の周壁面と該圧胴の前側に配置された胴若しくは引き渡し部材の周壁面又は包絡線との間の引き渡し中心線を越えて拡大される。引き渡し中心線を越えてシートの相互の分離を維持することによって、該シート間の損傷が避けられる。
【0009】
本発明の有利な実施態様では、隣接して送るべきシートが、それぞれ円筒若しくはドラムの周壁面によって形成されていて互いに接触してくさび形領域を規定する軌道に沿って案内されるようになっている。
【0010】
くさび形領域内に配置されてシートを案内する一方の構成部分が包絡線に対して引っ込められた輪郭で形成されている場合には、該構成部分に沿って送られるシートが、有利な形式でくさび形領域から該構成部分の中心に向けて変位させられ、その結果、両方のシート間の衝突のない領域が、シートの両方の軌道の互いに接触する箇所(引き渡し中心線)を越えて延長される。
【0011】
隣接して送られ若しくは搬送されるシートのうちの後続シートの変位を達成するために、案内装置が、後続シートの変位を生ぜしめる位置(作用位置)へ移され、該位置で後続シートが包絡線に相当する軌道から変位させられる。互いに接触する2つの軌道間のくさび形領域内での隣接して送られるシートの分離状態を効果的に維持するために、案内装置の、引き渡し中心線に向けられた端部が分離空気をくさび形領域内へ噴射するようになっており、該分離空気がくさび形領域内で隣接して送られる両方のシート間の分離を維持する。分離空気は自由な噴流の形で案内装置(案内舌片)の先端部からくさび形領域内へ流出するようになっていてよく、案内装置から流出する空気流の流過速度が有利には小さく選ばれており、かつ空気流容積量が大きく選ばれている。これによって、くさび形領域内に安定した流れが得られ、その結果、シートのばたつき(はためき若しくは振れ)が防止される。
【0012】
本発明に基づく実施態様では、案内装置が、シート若しくは枚葉紙を該シート若しくは枚葉紙の裏返し、即ち運動方向転換中に受容する蓄え装置の構成部分として形成されていてよい。
【0013】
さらに、案内装置が胴、例えば圧胴の前側に配置された引き渡し部材に対応して設けられる案内部材の旋回可能な構成部分として形成されていてよい。本発明に基づく案内装置の別の実施態様では、案内装置が、両方のシートの軌道間の引き渡し中心線に向かって並進的に移動可能な案内舌片として形成されていてよい。このように形成された案内舌片は、引き渡し中心線に向いた端部に制動フック若しくは受け止めフックを備えていてよい。案内舌片が有利には、平らな面(側面)及び湾曲された面(側面)で以て形成され、この場合、湾曲された面(側面)が、引っ込められた輪郭で以て形成された引き渡し部材によって規定される軌道に向けられている。
【0014】
案内装置が有利な形式では、くさび形領域内へ戻された静止位置と後続シートを該後続シートの搬送軌道から変位させる位置(作用位置)との間で調節されるようになっており、その結果、シートのうちの後続シートの搬送軌道が、作用位置へ調節された案内装置によって貫かれるようになっている。後続シートを該後続シートの搬送軌道から変位させる量に応じて、有効な蓄え空間が一時的に、互いに接触する2つの搬送軌道間の引き渡し中心線に向かって若しくは該引き渡し中心線を越えて長く延ばされる。
【0015】
さらに案内装置が、ローラの形の一緒に運動可能な表面を備えた案内装置として形成されていてよく、該表面、例えばローラがカム制御装置を介して操作されるようになっている。カム制御装置として、駆動可能な四リンク式伝達装置を使用してよく、若しくはほぼ中央で支承されたレバーを用いてもよく、該レバーの一方の端部がカムと協働して該カムに沿って転動する制御ローラを回転可能に受容しており、かつ他方の端部が支持ローラを受容している。
【0016】
さらに案内装置が、きのこ形に形成されて並進的に移動可能なブロー部材から成っていてよく、該ブロー部材が後続シートの軌道を貫くようになっている。このために、ブロー部材はフレキシブルな管路若しくは導管を介して吸引若しくは吹き出しブロワ(送風機)に接続されていてよい。
【0017】
隣接して送られるシート若しくは枚葉紙の分離のための本発明に基づく装置の全ての実施例によって、胴の周壁面上でシート若しくは枚葉紙を蓄え可能、換言すれば受容可能若しくは保持可能な長さが増大され、このために、胴の周壁面上でのシート若しくは枚葉紙をの蓄え過程、即ち受容過程若しくは保持過程が、両方のシートの互いに接触する軌道間の引き渡し中心線の上側まで延長されている。このようにシート間の分離を維持すること若しくはシートのばたつきを防止することによって、隣接して送られるシート間の接触が効果的に避けられる。従って本発明に基づく装置は、処理可能な最大のフォーマット長さのシートを該シートの運動方向転換に際して短い時間にわたって一時的に蓄える形式の輪転印刷機における裏返し装置に特に効果的に用いられる。裏返し装置が、曲げ強さの低い単位重量の小さい被印刷物被も曲げ強さの高い単位重量の大きな被印刷物(厚紙若しくはボール紙)も処理する多色刷り輪転印刷機に有利に使用される。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1には、シート若しくは枚葉紙の通る軌道によって規定されたくさび形領域内へ分離空気を吹き込むためのブロー装置が示してある。
【0019】
図示の実施例では圧胴1としての胴若しくはドラムの周壁面2が、平面的な枚葉紙状の材料から成るシート7若しくは冊子の搬送軌道を形成している。圧胴1が図1では回転軸3を中心として矢印6の方向に、即ち逆時計回りで回転するようになっている。圧胴1の周壁面内にはグリッパ4を組み込んであり、グリッパが概略的に示すグリッパ制御装置5を介して開閉されるようになっている。シート7の第1のシート縁部8が、符号9で示す経過若しくは軌跡を描く。シートが圧胴1の下側に配置された蓄え装置10の上側の領域15に対して平行に走行している。圧胴1の後側に引き渡し胴13を配置してあり、該引き渡し胴はここには概略的にしか示してない。さらに圧胴1の前側に引き渡し部材12を配置してあり、該引き渡し部材(Uebergabeelement)は全周にわたる周壁面12を備えた引き渡し胴若しくは引き渡しドラムとして形成されているか、若しくは包絡線(図示の実施例では円)に対して引っ込められた輪郭で構成されていてシートのためのグリッパ装置を備えた引き渡し部材として形成されていてよい。
【0020】
符号11が、シートの第2のシート縁部によって圧胴1の周壁面に沿った軌道上で占められる位置を示している。図1から明らかなように、第2のシート縁部の位置11は、圧胴1の回転軸3と圧胴1の前側に配置された引き渡し部材12の回転軸(図示せず)とによって規定された引き渡し中心線12.1の上側にある。符号20が平面的な枚葉紙状の材料から成る後続シートを示しており、該後続シートが引き渡し中心線12.1の上側で引き渡し部材12から圧胴1の周壁面2上へ移行している。蓄え装置10が平面的な平らな領域15と上り傾斜部16を有している。上り傾斜部16は案内装置の構成部分であってよい。案内装置先端部17が旋回軸18を中心として二重矢印19の方向に旋回可能であってよい。案内装置先端部17は第1の位置(静止位置)24と作用位置25とを占めるようになっていてよい。案内装置先端部17は作用位置25では、圧胴1の前側に配置されていて引っ込められた輪郭で形成された引き渡し部材12の包絡線を貫いている。案内装置先端部が分離空気噴流23を生ぜしめるようになっており、該分離空気噴流が圧胴1の周壁面2へのシート7の当て付けを助成し、かつ周壁面2と引き渡し部材12の包絡線とによって規定されたくさび形領域内にくさび作用を生ぜしめる。符号21が、引き渡し部材12に対応して配置された案内部材を示している。
【0021】
図2には、図1の旋回可能な案内部材先端部が拡大して示してある。図2に示す状態では後続シート20の前側縁部27が既に圧胴1の周壁面2によって規定された軌道に引き渡されている。案内部材先端部17が旋回軸18を中心として旋回行程19に沿って静止位置24と作用位置25とに旋回させられ得る。案内部材先端部17の静止位置24でも案内装置17の先端部から流出する分離空気23によって、引き渡し中心線12.1の上側で圧胴1の周壁面2に接触するシート7と後続シート27との分離が行われる。符号62が、圧胴1の前側に配置されていて有利には引っ込められた輪郭で形成された引き渡し部材12によって描かれる包絡線を示している。引っ込められた輪郭の引き渡し部材12に対応して案内部材21が配置されている。案内装置17の、引き渡し部材12に向けられて軽く湾曲する側面が、案内装置17の静止位置24で引き渡し部材12の下側の案内部材21の出口領域を形成している。符号26が引き渡し領域を示しており、該引き渡し領域内で作用位置25に移された案内装置17によって後続シート20が引き渡し部材の包絡線62の後ろ側へ押し退けられ、その結果、圧胴1の周壁面2の有効な蓄え長さが、シート7と後続シート20との接触の避けられることによって一時的に増大できる。引き渡し領域26内で、後続シートが引き渡し部材12の軌道62から離れて、圧胴1の周壁面2へ、即ち後続シート20の新たな軌道へ引き渡される。二重矢印19で示す旋回運動によって案内装置17の先端部が、旋回軸18からの距離に関連した行程31を行う。
【0022】
図3には、ニップ領域内へ並進的に移動可能な案内舌片が示してある。
【0023】
図3では案内装置が、後続シート20に接触する部材として形成されている。案内舌片32の移動が矢印35で示す方向に行われる。符号32′が移動可能な案内舌片32の作用位置を示している。案内舌片に平らな面34を形成してあり、該面が圧胴1の周壁面2に受容して蓄えられるシート7に向いている。移動可能な案内舌片32の湾曲された面(側面)33が、作用位置32′で引き渡し部材12の包絡線62を貫いている。案内舌片32の湾曲された面33を用いて、隣接して供給されるシート7,20の後続シート20が衝突することのないように軌道28に沿って案内され、該軌道が、前側に配置された引き渡し部材に受容されているグリッパの描く包絡線62によって規定された軌道の後ろ側に後退している。これによって引き渡し中心線12.1の上側のくさび形領域36内で、周壁面2に沿ったシート7の軌道と後続シート20の軌道28との分離が行われている。図3には、案内舌片32が蓄え装置10若しくは案内部材21の領域に戻された位置で鎖線によって示してある。引き渡し部材12が時計回り30で回転するのに対して、シート7を裏返し過程中に周壁面2に引き渡し中心線12.1の上側まで蓄える印刷胴1は逆時計回り6で回転する。移動可能な案内舌片32の、引き渡し中心線12.1に向けられた端部に受け止めフック若しくは制動フック32.1が形成されていてよい。
【0024】
図4に、引き渡し中心線の下側に配置された調節可能な案内ローラが示してある。
【0025】
図4には、全周にわたる周壁面で形成された胴1に対して前側に配置された引き渡し部材12が、引っ込められた輪郭42で示してある。実施例で印刷胴の前側に配置された引き渡し部材12の引っ込められた輪郭42及び該引き渡し部材の、後続シート20の変位されない搬送軌道を描く包絡線62と、印刷胴1の、蓄えるべきシートの搬送軌道を描く周壁面2との間に、くさび形領域(ニップ領域)36が形成されている。印刷胴1の回転軸と引き渡し部材12の回転軸との間に、引き渡し中心線12.1がある。該実施例では案内装置が案内ローラ37を有しており、該案内ローラがここでは四リンク式伝達装置38として形成された伝達装置に枢着されている。四リンク式伝達装置は記入された二重矢印19の方向で旋回可能であり、この場合、旋回運動が四リンク式伝達装置38に設けられたカムローラ39を介して生ぜしめられる。カムローラ39がカム40のカム輪郭41に沿って転動するようになっており、該カムは案内部材21に例えば固定的に受容されていてよい。引き渡し部材12に対応して配置(配設)された案内部材21は、図4の実施例では固定的に構成されている。カム41のカム輪郭41に沿って生ぜしめられる変位運動(二重矢印19)によって、非駆動の回転可能なローラとして形成された案内ローラ37が、引き渡し部材12の引っ込められた輪郭42と包絡線62との間の空間内へ、即ち作用位置44へ移動し、ひいてはシートを変位させるようになっている。符号43が、移動可能な案内ローラ37の変位させられていない位置を示している。引き渡し部材12の包絡線62で規定されてくさび形領域36を制限する搬送軌道から後続シート20を前述のように変位させることによって、印刷胴1の周壁面2に受容されたシートの前側縁部と後続シートとの間の接触が避けられる。これによって、周壁面2に形成された軌道上にシート7を裏返し過程中に蓄える領域が、一時的に大きく保たれる。
【0026】
図5には、引っ込められた輪郭を備えていて前側に配置された引き渡し部材の包絡線を貫いて延びるブロー部材(ブロー機構)が示してある。
【0027】
図5の印刷胴1は逆時計回り6で回転するのに対して、印刷胴1の前側に配置された引き渡し部材12が時計回り30で回転する。例えば四リンク式機構38として形成された伝達装置に、並進的な調節運動48を行うブロー部材46が取り付けられている。ブロー部材は、後続シート20に向いた側に列を成すブロー空気開口47を備えている。ブロー部材46はフレキシブルな供給管路49を介して吸引/ブロー送風機45に接続されており、その結果、シート若しくは枚葉紙を無接触状態で変位させることができる。矢印148が空気の両方の流れ方向を示しており、即ち、シート20若しくは枚葉紙が流出空気によって無接触状態で案内され、若しくは空気吸引によって摩擦に基づき制動されて伸ばされ(ピンと張られ)る。きのこ形のブロー部材46は円弧状の材料だけで形成されていてよい。
【0028】
符号46″がブロー部材46の非作用の位置を示しており、該位置ではブロー部材は引き渡し部材12の包絡線62の外側にある。符号46′がブロー部材46の作用位置を示している。
【0029】
図6には、図3に示す案内舌片に類似するものの、両側から空気噴流を生ぜしめる案内舌片(案内部材)が示してある。
【0030】
図6の実施例でも印刷胴1の周壁面2によって形成された軌道上にシート7が案内されて蓄えられる。印刷胴がくさび形領域36で引き渡し部材12と協働するようになっており、引き渡し部材が回転軸29を中心として時計回り30で回転するようになっている。引き渡し部材12は有利には引っ込められた輪郭42を以て形成されていて、相対する端部に後続シート20をつかむグリッパ装置51を備えている。グリッパ装置は、回転軸29を中心とした引き渡し部材12の回転によって包絡線62を描く。案内部材としての案内舌片32が二重矢印で示す調節運動35によってくさび形領域36内へ移動(調節)させられ、若しくはくさび形領域外へ移動させられる。図3に示す案内舌片と異なって、案内舌片32の湾曲して形成された側面が空気噴流を生ぜしめ、該空気噴流が一面でシート7を引き渡し中心線12.1の上側の領域まで印刷胴1の周囲に接触させ、かつ他面で後続シート20を包絡線62によって規定された軌道から変位させる。衝突することのない軌道28へ後続シート20を変位させることによって、引き渡し中心線12.1の上側でシート7,20が互いに分離されたまま、互いに異なる軌道を走行して、互いに接触しない。案内舌片32の側面からの空気噴流が符号50で示してある。シート7の第2のシート縁部11が図6では引き渡し中心線12.1の上側に位置しており、後続シート20がシート7の第2のシート縁部11を接触することなしに通過させられている。
【0031】
図7には、引っ込められた輪郭で形成されていて前側に配置された引き渡し部材の包絡線を越えて移動調節可能な支持ローラが示してある。
【0032】
支持ローラ52が、旋回可能なレバー55に受容されている。レバー55がほぼ中央でレバー支承部54によって保持されている。レバー55の、くさび形領域36から離れた側の端部にカムローラ56を配置してあり、該カムローラが、例えば引き渡し部材に固定的に配置されていてよいカム40と協働するようになっている。カム40はカム輪郭(カム面)41,57を有していて、相対するレバー端部に配置された回転可能な支持ローラ52に並進的な調節運動52′を生ぜしめる。図7に示す実施例でも印刷胴1の前側に、引っ込められ若しくは後退させられた輪郭42を有する引き渡し部材が設けられており、従って該引き渡し部材の包絡線62と引っ込められた輪郭42との間に空間が形成されており、該空間内に支持ローラ52が作用状態52′で進入される。該作用状態52′では、後続シート20がほんらい包絡線62によって規定された軌道から変位させられており、その結果、該後続シートは印刷胴1の周壁面2によって軌道に沿って走行する枚葉紙状の材料7の前側縁部11と接触しない。支持ローラ52の非作用の状態では支持ローラは内側の案内部材53内に戻されており、該案内部材に、引き渡し部材12に配設されたここには図示してない案内部材21(図1乃至図3、参照)が接続されていてよい。図4及び図7の実施例の案内装置を後続シート20に対して相対的に運動可能なローラ37,52として形成されている場合には利点として、後続シート20の表面がかき傷を付けられる(擦過損傷せしめられる)ことはなく、若しくは後続シートの表面に、インキ堆積若しくはインキ付着に起因するマークが生ぜしめられることもない。
【0033】
図8には、前側に配置された引き渡し胴(引き渡しドラム若しくは引き渡しシリンダー)の下側に設けられた旋回可能な案内面(案内機構)が示してある。
【0034】
図8に示す実施例においても、印刷胴1の前側に配置された引き渡し部材12が引っ込められた輪郭42で以て形成されている。該引き渡し部材に図6に示す形式で受容されたグリッパ装置が、包絡線62を描く。引き渡し部材12が回転軸29を中心として時計回り30で回転するのに対して、印刷胴1は該印刷胴の回転軸(ここには図示せず)を中心として逆時計回りで回転する。
【0035】
図8の実施例では、印刷胴1の周壁面2の下側の蓄え装置10並びに、引き渡し部材12に対応して配置された案内装置が1つの構成部分として形成されており、この場合、引き渡し部材12に対応して配置された案内装置21の構成部分面58が、支承部59に旋回可能に保持されている。案内面58の旋回運動が符号60で示してある。旋回運動によって生ぜしめられる行程61が二重矢印で表してある。旋回可能な案内面58の非作用の位置が符号64で示してあり、案内面58の非作用の位置では該案内面の上側縁部が案内装置の先端部17と合致している。案内面58は、鎖線で示す作用状態65では引き渡し部材12の包絡線62を越えた位置(作用位置)を占めている。該位置では案内面58の丸味の付けられた領域が後続シート20に接触していて、該後続シートを搬送軌道(包絡線62)から変位させて、引き渡し中心線(図示せず)の上側での後続シート20とシート7とのシート端部11との接触を防止している。該実施例によっても、最大に蓄え可能なフォーマット長さが、裏返すべきシート7の周壁面2上での蓄え過程を一時的に引き渡し中心線を越えて延長することによって著しく増大され、シート7,20の相互の接触若しくはばたつきによる損傷が生じるおそれもない。
【0036】
本発明に基づき設けられた案内部材17は、裏返しプロセスを確実にするための付加的な部材、例えば放出されたシートのための受け止めフック若しくはコントロールセンサを備えていてよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】案内部材先端部として形成されて分離空気をくさび形領域内へ吹き込むためのブロー装置を示す図。
【図2】図1のブロー装置の旋回可能な案内部材先端部の拡大図。
【図3】くさび形領域内へ並進的に移動可能な案内舌片を示す図。
【図4】引き渡し中心線の下側に配置された位置調節可能な案内ローラを示す図。
【図5】引っ込められた輪郭を備えた引き渡し部材の包絡線内へ移動可能なブロー部材を示す装置。
【図6】両側からブロー空気噴流を生ぜしめる案内舌片を示す図。
【図7】引っ込められた輪郭で形成された引き渡し部材の包絡線内に移動可能な支持ローラを示す図。
【図8】引き渡し部材の下側に旋回可能に配置された案内面を示す図。
【符号の説明】
1 圧力胴、2 周壁面(套壁面)、3 回転軸、4 グリッパ、5 グリッパ制御装置、6 逆時計回り、7 シート、8 シート縁部、9 符号、10 蓄え装置、11 前側縁部、12 引き渡し部材、12.1 引き渡し中心線、15 領域、16 上り傾斜部、17 案内部材先端部、18 旋回軸、19 旋回行程(二重矢印)、20 後続シート、21 案内部材、23 分離空気、24 静止位置、25 作用位置、26 引き渡し領域、27 前側縁部、29回転軸、30 時計回り、32 案内舌片、32.1 制動フック、35 調節運動(二重矢印)、36 くさび形領域(三角形領域、ニップ領域)、37 案内ローラ、38 四リンク伝達装置、39 カムローラ、40 カム、41 カム輪郭、42 輪郭、44 作用位置、45 吸引及び送風ブロワ、46 ブロー部材(ブロー機構)、47 ブロー空気開口、48 調節運動、49 供給管路、50 空気噴流、51 グリッパ装置、52 支持ローラ、53 案内部材、54 レバー支承部、55 レバー、56 カムローラ、57 カム輪郭、58 部分案内面、59 支承部、62 包絡線、65 作用状態、148 矢印(空気の流れ方向)
Claims (19)
- シート処理装置における裏返し装置であって、第1の搬送部材及び、該第1の搬送部材と協働する第2の搬送部材を有しており、前記第1の搬送部材の回転軸と前記第2の搬送部材の回転軸とが、該両方の搬送部材間に1つの引き渡し中心線(12.1)を規定しており、前記第1の搬送部材及び第2の搬送部材が、枚葉紙状の材料から成る隣接して送られるシート(7,20)のための軌道(2,62)を規定しており、該軌道が円筒若しくは胴の周壁面上に形成されていて、かつ前記引き渡し中心線(12.1)の下側に共通の1つのくさび形領域(36)を形成しており、前記引き渡し中心線(12.1)の上側に引き渡し領域(26)を有しており、前記軌道のうちの一方の軌道(62)に沿って送られる1つのシート(20)が、前記引き渡し領域(26)を通過する際に、前記軌道のうちの他方の軌道(2)内へ引き渡されるようになっており、前記くさび形領域(36)内に、シート(7,20)の相互の分離を維持する案内装置(17,32,37,46,52,58)が配置されていることを特徴とする、シート処理装置における裏返し装置。
- 案内装置が、第1の搬送部材としての印刷胴(1)の前側に配置された第2の搬送部材の下側に設けられた案内部材の構成部分として形成されている請求項1記載の裏返し装置。
- 前記軌道のうちの一方の軌道(62)が、該軌道から引っ込められた輪郭(42)を有する第2の搬送部材の包絡線上に形成されている請求項1記載の裏返し装置。
- 案内装置(17,32,37,46,52,58)が、一方の軌道(62)に沿って送られるシート(20)を該軌道(62)から変位させるための調節運動(19,35,48,61)を生ぜしめるようになっている請求項1記載の裏返し装置。
- 案内装置(17,32)の、搬送部材の回転軸によって規定された引き渡し中心線(12.1)に向けられた端部が、分離空気(23)をくさび形領域(36)内へ噴射するようになっている請求項1記載の裏返し装置。
- 分離空気(23)が案内装置(17)の先端部から噴流の形で噴射されるようになっている請求項5記載の裏返し装置。
- 分離空気(23)の流過速度が小さく調節されており、かつ空気容積流量が大きく調節されている請求項5記載の裏返し装置。
- 案内装置(17,32)が、第1の搬送部材の下側に配置されていて該第1の搬送部材の軌道(2)に沿って送られるシート(7)を「「該シートの運動方向転換=裏返しに際して」」受容する蓄え装置(10)の構成部分として形成されている請求項1記載の裏返し装置。
- 案内装置(17,32,46,58)が、蓄え装置(10)を通過するシート(7)の吸引及び制動のための吸引開口を有している請求項8記載の裏返し装置。
- 案内装置(32)が、引き渡し中心線(12.1)に向かってくさび形領域(36)内へ移動可能な案内舌片として形成されている請求項1記載の裏返し装置。
- 案内舌片(32)が引き渡し中心線(12.1)に向けられた端部に制動フック及び受け止めフック(32.1)を備えている請求項10記載の裏返し装置。
- 案内舌片(32)が平らな面(34)及び、一方の軌道(62)に沿って送られるシート(20)に向いていて湾曲された面(33)を有している請求項10記載の裏返し装置。
- 案内装置(17,32,37,46,52,58)が、静止位置と一方の軌道(62)に沿って送られるシート(20)を該シートの軌道(62)から変位させる位置(25,32′,44,46′,52′,65)との間で調節可能である請求項1記載の裏返し装置。
- 案内装置(37,52)が、一方の軌道(62)に沿って送られるシート(20)に対して相対的に運動可能な表面を備えており、該表面がカム制御装置(38,39,40;55,56)を介して作動可能である請求項1記載の裏返し装置。
- 案内装置が、一方の軌道(62)に沿って送られるシート(20)の軌道(62)を貫いて並進的に移動可能なブロー部材(46)として形成されている請求項1記載の裏返し装置。
- 案内装置(17,32,37,46,52,58)を該案内装置の作用位置(25,32′,44,46′,52′,65)へ移すことによって、第1の搬送部材の下側に配置された蓄え装置(10)の上側の軌道(2)内にあるシート(7)が、一方の軌道(62)に沿って送られるシート(20)の変位に基づき引き渡し中心線(12.1)を越えるまで蓄えられるようになっている請求項1項記載の裏返し装置。
- 多色刷り輪転印刷機であって、枚葉紙状の材料から成る隣接して送られるシート(7,20)のための裏返し装置を備えており、該裏返し装置が第1の搬送部材及び、該第1の搬送部材と協働する第2の搬送部材を有しており、前記第1の搬送部材の回転軸と前記第2の搬送部材の回転軸とが、該両方の搬送部材間に1つの引き渡し中心線(12.1)を規定しており、前記第1の搬送部材及び第2の搬送部材が、枚葉紙状の材料から成る隣接して送られるシート(7,20)のための軌道(2,62)を規定しており、該軌道が円筒若しくは胴の周壁面上に形成されていて、かつ前記引き渡し中心線(12.1)の下側に共通の1つのくさび形領域(36)を形成しており、前記引き渡し中心線(12.1)の上側に引き渡し領域(26)を有しており、前記軌道のうちの一方の軌道(62)に沿って送られる1つのシート(20)が、前記引き渡し領域(26)を通過する際に、前記軌道のうちの他方の軌道(2)内へ引き渡されるようになっており、前記くさび形領域(36)内に、シート(7,20)の相互の分離を維持する案内装置(17,32,37,46,52,58)が配置されていることを特徴とする、多色刷り輪転印刷機。
- 印刷装置であって、枚葉紙状の材料から成る隣接して送られるシート(7,20)のための裏返し装置を備えており、該裏返し装置が第1の搬送部材及び、該第1の搬送部材と協働する第2の搬送部材を有しており、前記第1の搬送部材の回転軸と前記第2の搬送部材の回転軸とが、該両方の搬送部材間に1つの引き渡し中心線(12.1)を規定しており、前記第1の搬送部材及び第2の搬送部材が、枚葉紙状の材料から成る隣接して送られるシート(7,20)のための軌道(2,62)を規定しており、該軌道が円筒若しくは胴の周壁面上に形成されていて、かつ前記引き渡し中心線(12.1)の下側に共通の1つのくさび形領域(36)を形成しており、前記引き渡し中心線(12.1)の上側に引き渡し領域(26)を有しており、前記軌道のうちの一方の軌道(62)に沿って送られる1つのシート(20)が、前記引き渡し領域(26)を通過する際に、前記軌道のうちの他方の軌道(2)内へ引き渡されるようになっており、前記くさび形領域(36)内に、シート(7,20)の相互の分離を維持する案内装置(17,32,37,46,52,58)が配置されていることを特徴とする、印刷装置。
- 輪転印刷機であって、枚葉紙状の材料から成る隣接して送られるシート(7,20)のための裏返し装置を備えており、該裏返し装置が第1の搬送部材及び、該第1の搬送部材と協働する第2の搬送部材を有しており、前記第1の搬送部材の回転軸と前記第2の搬送部材の回転軸とが、該両方の搬送部材間に1つの引き渡し中心線(12.1)を規定しており、前記第1の搬送部材及び第2の搬送部材が、枚葉紙状の材料から成る隣接して送られるシート(7,20)のための軌道(2,62)を規定しており、該軌道が円筒若しくは胴の周壁面上に形成されていて、かつ前記引き渡し中心線(12.1)の下側に共通の1つのくさび形領域(36)を形成しており、前記引き渡し中心線(12.1)の上側に引き渡し領域(26)を有しており、前記軌道のうちの一方の軌道(62)に沿って送られる1つのシート(20)が、前記引き渡し領域(26)を通過する際に、前記軌道のうちの他方の軌道(2)内へ引き渡されるようになっており、前記くさび形領域(36)内に、シート(7,20)の相互の分離を維持する案内装置(17,32,37,46,52,58)が配置されていることを特徴とする、輪転印刷機。
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