JP4094159B2 - 液体噴霧装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、漂白剤や洗剤等の液体が充填されるフレキシブル容器とこのフレキシブル容器装着されるトリガー式噴霧器とで構成される液体噴霧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、液体噴霧装置として、図9に示すものが一般的に使用されている。この液体噴霧装置は、ブロー成形容器101とトリガー式噴霧器102とで構成されている。ブロー成形容器101は上端が開口状の容器であってブロー成形されており、内部には洗剤等の内容液108が充填されている。トリガー式噴霧器102は、噴霧器本体103とこの噴霧器本体103の下端に回動自在に設けられたねじキャップ104とで構成されている。噴霧器本体103には、噴出部105とトリガー106とが設けられているとともに、ブロー成形容器101内に挿入された送液チューブ107の上端部が連通されている。
【0003】
かかる構成において、トリガー106を引くと内容液108が送液チューブ107より吸引されて、噴霧器本体103内部に導入された後、噴出部105から噴霧される。すると、ブロー成形容器101内の内容液108は減少するがブロー成形容器101はその形状を維持していることから、ブロー成形容器101内が負圧となり、次にトリガー106を引いた際に、内容液106の吸引が困難となってしまう。このため、噴霧器本体103の下部には、一端がブロー成型容器101内に連通し他端が外部に連通する通気孔(図示せず)が設けられており、この通気孔からブロー成型容器101内に空気を流入させることにより、ブロー成型容器101内が負圧となることを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の液体噴霧装置の場合、ブロー成型容器101内に充填されている内容液108の残量が減少すると、噴霧時におけるブロー成型容器101の傾き角度によっては、送液チューブ107の下端部107aが液面の上部に突出してしまい、内容液108を噴霧できない場合が生じてしまう。さらに、トリガー式噴霧器102を下端にした天地逆状態で使用した場合にも、同様に送液チューブ107の下端部107aが液面の上部に突出してしまい、内容液108を噴霧できない。
【0005】
また、内容液を正常に噴霧させるためには通気孔を設けることが不可欠であり、この通気孔は前述のように、一端がブロー成型容器101内に連通し他端が外部に連通している。このため、使用時の角度によっては、内容液108が通気孔から外部に流出して、液漏れが生じてしまう場合もあった。
【0006】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、内容液の残量や使用時の傾き角度に左右されることなく噴霧でき、しかも液漏れなく使用することのできる液体噴霧装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために請求項1記載の発明にかかる液体噴霧装置にあっては、結合体と支持部材とからなり、前記結合体は、フィルムで形成され可撓性を有する容器本体の上部に抽出口が設けられたフレキシブル容器と、噴霧器本体を前記抽出口に連結され、前記容器本体を密閉状態に維持しつつその内部に収容されている液体を吸引して噴霧するトリガー式噴霧器と、前記噴霧器本体の下部に設けられた間隙とを備え、前記支持部材は、載置面との接面する接地部と、この接地部の一部に立設されたアーム部と、このアーム部の上端部に延設され前記間隙に挿入可能な板厚からなる上面板と、この上面板の先端部を略半円状に切り欠いて設けられ、前記間隙内に設けられた軸部に着脱自在に外嵌する切欠部とを備える。
【0008】
すなわち、容器本体の抽出口に連結されたトリガー式噴霧器は、前記容器本体を密閉状態に維持しつつその内部に収容されている液体を吸引し噴霧する。これに伴って容器本体内の液体が減少すると、可撓性を有する該容器本体が適宜内部方向に変形し、その内部の気圧低下が回避される。したがって、トリガー式噴霧器に容器本体と外部とに連通する通気孔を設けておかずとも、内部の液体を噴霧することが可能となり、その結果、使用時の角度により容器本体内の液体が通気孔から外部に流出する液漏れの発生が解消される。
【0009】
また、このように、容器本体は密閉状態に維持されつつ液体の減少に伴って内部方向に変形することから、容器本体から直接的に液体を吸引して噴霧することができる。よって、液体の残量や容器本体の傾き角度に左右されることなく、恒常的に噴霧することが可能となる。
また、使用に際しては、フレキシブル容器とトリガー式噴霧器とが結合された結合体の状態で、軸部を切欠部から離脱させて、前記結合体を支持部材から分離してから、噴霧作業を行う。この場合、支持部材が分離されたことより、液体噴霧装置が小型化することから、狭い箇所で噴霧作業を行う場合等に便利となる。
そして、噴霧作業を終了したならば、前記間隙に前記上面板を差し込んで、軸部を切欠部に嵌合させれば、前記結合体が支持部材により支持される。よって、容器本体がフィルムで形成された可撓性を有するフレキシブル容器を用いても、不使用時には見栄えよく整然と起立状態にしておくことができる。
【0010】
また、請求項2記載の発明にかかる液体噴霧装置にあっては、前記結合体は、前記フレキシブルの抽出口に連結され、大径部と該大径部の上端部に連設された前記大径部よりも小径の中径部を有する中間体を備え、前記トリガー式噴霧器は、前記中間体の前記大径部との間に前記間隙を生じさせて前記中径部に結合されるキャップを有し、前記支持部材の切欠部が着脱自在に外嵌する軸部は、前記中径部である。
また、請求項3記載の発明にかかる液体噴霧装置にあっては、前記中間体により前記トリガー式噴霧器に設けられて前記容器本体と外部とに連通する通気孔を閉鎖するようにしてある。
【0012】
すなわち、前述したように、従来のトリガー式噴霧器には、噴霧器本体の下部に、一端がブロー成型容器内に連通し他端が外部に連通する通気孔が設けられている。したがって、従来のトリガー式噴霧器をそのまま本発明で採用すると、使用時の角度により容器本体内の液体が通気孔から外部に流出する液漏れの発生がしてしまうこととなる。
【0013】
しかし、本発明においては、中間体を介して噴霧器本体の下部と抽出口とを連結して、中間体によりトリガー式噴霧器に設けられている容器本体と外部とに連通する通気孔を閉鎖するようにした。よって、通気孔が設けられている従来のトリガー式噴霧器を用いても、内容液の残量や使用時の傾き角度に左右されることなく噴霧でき、しかも液漏れなく使用することのできる液体噴霧装置を提供し得る。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に従って説明する。すなわち、図1に示すように、第1の実施の形態にかかる液体噴霧装置1は、支持部材2、フレキシブル容器3、中間体4及びトリガー式噴霧器5で構成されている。
【0016】
前記支持部材2は、図2に示すように、ベース部21とアーム部22とで構成されている。ベース部21は、相対向する一対の板状部材である短辺部21a、21bと、これらより長尺な板状部材である長辺部21c、21dとを一体に結合した矩形状の枠体であって、各辺部21a〜21dの下端で構成される水平状の接地部23を有している。
【0017】
アーム部22は水平断面が湾曲状であって、下端部をベース部21の右辺部21b側に結合されて略垂直状に起立する起立部24と、この起立部24の上端部に連なり、ベース部21の中心部方向に傾倒した斜状部25とで構成されている。斜状部25の上端部には、略水平状の台座部26が延設されている。この台座部26には、円形の貫通穴27が開設されているとともに、この貫通孔27を囲繞する同心円状のリブ28が上方に突設されている。
【0018】
前記フレキシブル容器3は、図3に示すように、容器本体31と抽出口32とを備えている。容器本体31は、可撓性を有するフィルムからなる袋体であって、上端部を除く下部側は、図3(b)に示すように、断面略矩形状に形成され、内部には洗剤等の適宜の内容液36(図1参照)が充填されている。また、この断面略矩形状である容器本体31の下部側は、前述の図2(b)に示した、各辺部21a〜21dで構成される矩形状の枠体よりなるベース部21内に収容し得る断面積を有している。
【0019】
すなわち、ベース部21は、その内部に容器本体31が収容された状態において、各辺部21a〜21dのいずれか少なくとも1つの内面に、容器本体31の外面が接触するように構成されている。なお、この実施の形態においては、ベース部21内に容器本体31が収容された場合に、相対向する長辺部21c、21dの内面に容器本体31の外面が接触するように構成されている。
【0020】
前記抽出口32は、中空部32aを有する中空状であって、容器本体31の上端部に熱溶着されている。抽出口32の下部には、六角形状のフランジ34が複数段設けられており、その上部には螺旋状に雄ねじ部35が形成されている。
【0021】
中間体4は、図4に示すように、周面部41aと上面部41bとを一体的に有する下方開口状の大径部41を備えている。上面部41bの中心部には、該上面部41bの上下に突出する筒体からなる小径部42が形成されいる。この小径部42は軸方向に沿って上下に延在する通路42aを有しており、この通路42aの周面であって前記上面部41bよりも下方には、図3に示した前記抽出口32の雄ねじ部35と螺合する雌ねじ部42bが形成されている。また、小径部42の上端部には、水平状の端面43が設けられているとともに、該端面43の近傍には小径部42の外周に外嵌されたシールリング44が設けられている。
【0022】
さらに、前記大径部41の上面部41b上には中径部45が一体的に立設されている。この中径部45は、前記小径部42と同心円状であってこれより大径で且つ大径部41よりは小径の筒体からなり、外周面には雄ねじ部46が形成されている。
【0023】
前記トリガー式噴霧器5は周知の従来構造であって、図5に示すように、噴霧器本体51とねじキャップ52とで構成されている。ねじキャップ52は、噴霧器本体51の下端部に設けられている円筒状の下端部材66に回動自在に設けられており、その内周部には、図4に示した前記中径部45の雄ねじ部46と螺合する雌ねじ部53が刻設されている。
【0024】
噴霧器本体51の内部には、通液路54が形成されており、外部にはトリガー55が設けられている。このトリガー55と通液路54間には、ポンプ室56が設けられており、このポンプ室56にはトリガー55により加圧操作されるピストン57が配置されている。このピストン57は、スプリング58によりトリガー55側に付勢されており、ポンプ室56は、通路59を介して通液路54と連通している。また、ポンプ室56の下部には通気孔60が設けられており、この通気孔60は、ピストン57がトリガー55により加圧されて通液路54側に位置している状態で、外部に連通するように構成されている。
【0025】
なお、この通気孔60の下端部と前記通液路54の下端部とは、共に前記下端部材66に開設されているが、通気孔60の下端部にあっては下端部材66の周部に開設されており、前記通液路54の下端部は、これよりも中心部寄りに開設されている。また、下端部材66は、前記中間体4の小径部42に外嵌し得る径を有している。
【0026】
前記通液路54の内部には、下部に入側逆止弁61が設けられ、上端部に出側逆止弁62が設けられている。通液路54は、出側逆止弁62を介して噴出路63に連通されており、噴出路63はノズル64に設けられた噴出口65に連通されている。
【0027】
以上の構成にかかる本実施の形態において、液体噴霧装置1を組み立てるに際しては、支持部材2を接地部23にてテーブル等の適宜の水平面に載置しておく。次に、フレキシブル容器3を持ち上げて、容器本体31の下端部を支持部材2のベース部21内に挿入する。すると、ベース部21の相対向する長辺部21c、21dの内面が容器本体31の対応する面に接触し、これにより容器本体31の下部がベース部21によって抱持される。
【0028】
引き続き、容器本体31の上部を必要に応じて撓み変形させつつ、抽出口32を下方より貫通穴27に挿入して、該抽出口32を台座部26の上部に突出させる。これにより、フレキシブル容器3は下部を容器本体31にてベース部21に抱持され、上部を抽出口32にて貫通孔27に抱持されて、支持部材2に仮止めされる。よって、容器本体31が可撓性を有しておりしかも抽出口32が開口状であっても、作業中に該抽出口32から内容液36が漏れてしまうことはない。
【0029】
次に、前記貫通孔27から上部に突出している抽出口32にて中間体4を回転させることにより、該抽出口32の雄ねじ部35に、中間体4の小径部42に設けられている雌ねじ部42bを螺合させる。このとき、前述のようにフレキシブル容器3は、容器本体31の相対向する二面がベース部21の相対向する長辺部21c、21dの内面に当接することによって、回り止めがなされている。よって、中間体4を回転させた際に、フレキシブル容器3が回転してしまったり、位置ずれしてしまうことがなく、容易に抽出口32の雄ねじ部35に、中間体4の雌ねじ部42bを螺合させることができる。また、前述と同様に、この作業中に抽出口32から内容液36が漏れてしまうこともない。
【0030】
そして、中間体4の回転に伴って雌ねじ部42bが螺進すると、大径部41の周面部41aが前記台座部26に形成されているリブ28の外周面に圧接し、かつ周面部41aの下端縁が台座部26の上面に圧接する。これにより、中間体4は台座部26に固定されるとともに、抽出口32は中間体4を介して台座部26に固定される。よって、前述のように仮止めされていたフレキシブル容器3は、支持部材2に完全に固定され、容器本体31が可撓性を有していても倒れてしまうようなことはない。
【0031】
次に、トリガー式噴霧器5をそのノズル64が支持部材2のアーム部22に対して反対側に突出するように位置決めし、この状態でねじキャップ52を回転させて、その雌ねじ部53を中間体4に設けられている中径部45の雄ねじ部46に螺合させる。すると、螺合に伴ってトリガー式噴霧器5はねじキャップ52と一体的に下方に移動し、下端部材66が中間体4の小径部42に外嵌する。そして下端部材66と中間体4の小径部42とが完全に嵌合すると、ねじキャップ52の回転が不可能となって、トリガー式噴霧器5が中間体4の上部に固定され、図1に示した液体噴霧装置1が完成することとなる。
【0032】
このとき、前述のように通気孔60の下端部にあっては下端部材66の周部に開設されていることから、前記小径部42の端面43(図4(b)参照)、あるはいは該端面43とシールリング44とが圧接して、通気孔60は閉鎖される。しかし、前述のように通液路54の下端部は、通気孔60の下端部よりも中心部寄りに開設されていることから、端面43やシールリング44により閉鎖されることはなく、少なくともその一部は小径部42の通路42bと連通する。
【0033】
したがって、容器本体31は、抽出口32の中空部32a(図3(a))、中間体4の小径部42の通路42a(図4(b))を順次介して通液路54に連通する状態となる。この状態において、トリガー55を引く操作を行うと、従来と同様に、ピストン57によりポンプ室56内が加圧され、ポンプ室56の吐出圧により出側逆止弁62が通液路54と噴出路63とを連通させ、ポンプ室56内の内容物が通路59、通液路54、噴出路63を通流してノズル64の噴出口65から噴出する。
【0034】
次に、トリガー55の引き操作を解除すると、スプリング58によりピストン57が押し戻され、これによりポンプ室56内に負圧が生ずる。よって、入側逆止弁61が開き、容器本体31内の内容液36が、抽出口32の中空部32a→小径部42の通路42a→通液路54と通流してポンプ室56内に吸引される。そして、再度トリガー55を引く操作を行うと、このポンプ室56内に吸引されている内容液が前述と同様にして、通路59、通液路54、噴出路63を通流してノズル64の噴出口65から噴霧する。以降同様にして、トリガー55を引く操作及びこれを解除する操作を繰り返すことにより、容器本体31に充填されている内容液36を噴出口65から噴霧させることができる。
【0035】
すると、これに伴って容器本体31内の内容液36が減少する。しかし、容器本体31は可撓性を有していることから、この可撓性を有する該容器本体31が適宜内部方向に変形し、その結果容器本体31の内部における気圧低下が回避される。したがって、前述のように通気孔60が閉鎖されていても、容器本体31内部の内容液36を噴霧することが可能となる。よって、使用時等に、液体噴霧装置1を如何なる角度に傾けたり、天地逆にしても、容器本体31の内容液36が通気孔60から外部に流出することはなく、これに起因する液漏れの発生を解消しつつ噴霧することができる。
【0036】
また、このように、容器本体31は密閉状態に維持されつつ内容液36の減少に伴って内部方向に変形することから、容器本体31から直接的に内容液36を吸引して噴霧することができる。よって、内容液36の残量や容器本体31の傾き角度に左右されることなく、内容液36が完全になくなるまで任意の角度で噴霧することが可能となる。
【0037】
しかも、本実施の形態においては、中間体4を用いることにより、トリガー式噴霧器5に設けられている通気孔60を閉鎖する構成としたことから、該通気孔60を有し従来から用いられている既存のトリガー式噴霧器5を採用しても、液漏れなく、かつ内容液の残量や使用時の傾き角度に左右されることなく噴霧できる液体噴霧装置1が得られる。よって、既存のトリガー式噴霧器5を有効利用することができるのみならず、構造な複雑であるトリガー式噴霧器を新たに開発する必要もなく、低コストで実施化が可能となる。
【0038】
なお、不使用時には、図1に示すように、ベース部21の接地部23にて、収納箇所の平らな面に載置しておけば、フレキシブル容器3を含む液体噴霧装置1全体が起立状態に維持される。したがって、容器本体31がフィルムで形成された可撓性を有するフレキシブル容器3を用いても、不使用時には見栄えよく整然と起立状態にしておくことができる。
【0039】
また、容器本体31内の内容液36を全て使いし終わった場合には、中間体4をトリガー式噴霧器5と一体的に回転させて、該中間体4とトリガー式噴霧器5とを一体的にを取り外す。しかる後に、抽出口32を貫通孔27から下方に引き抜いた後、フレキシブル容器3を支持部材2のベース部21から取り除いて、廃棄する。このとき、フレキシブル容器3の容器本体31は可撓性を有していることから、押し潰したり丸めることにより、小型化して廃棄することができる。
【0040】
図6は、本発明の第2の実施の形態にかかる支持部材2を示すものである。すなわち、前記第1の実施の形態は、図2(c)に示したように、台座部26に形成された貫通孔27が円形であったのに対し、この第2の実施の形態においては、図6(c)に示すように、台座部26に形成された貫通孔271が六角形状であり、この点においてのみ第1の実施の形態とは異なっている。また、この貫通孔271は、前記抽出口32に設けられた六角形状のフランジ34が内嵌し得る形状及び大きさを有している。
【0041】
したがって、フレキシブル容器3を支持部材2に組み付けるに際して、抽出口32を下方より貫通穴271に挿入して、該抽出口32を台座部26の上部に突出させると、フランジ34が貫通孔271に内嵌する。したがって、フレキシブル容器3は容器本体31の下部をベース部21により抱持されるとともに、上部をフランジ34にて貫通孔271により拘束されて、支持部材2により確実に仮止めされる。よって、中間体4を取り付けるに際してこれ回転させた場合、フレキシブル容器3の回転や、位置ずれをより確実に防止することができ、中間体4の取り付け作業が容易となるとともに、この作業中に抽出口32から内容液36が漏れる不都合を確実に防止することができる。
【0042】
図7は、本発明の第3の実施の形態を示すものである。この実施の形態にかかる液体噴霧装置1も同様に、支持部材7、フレキシブル容器3、中間体4及びトリガー式噴霧器5で構成されているが、支持部材7の構成のみが前記実施の形態とは異なっている。
【0043】
すなわち、本実施の形態における支持部材7は、図8に示すように、ベース部71とアーム部72及びヘッド部73で構成されている。ベース部71は、水平状の下面を備えた接地部である矩形状の底面部71eを有するとともに、この底面部71eの短辺縁には短辺部71a、71bが、長辺縁には長辺部71c、71dが一体的に形成されている。各辺部71a〜71dは略垂直状態に設けられた板状の部材であって、一方の短辺部71aには、所定範囲に亙って切除された開放部71fが設けられている。
【0044】
なお、ベース部71は、その内部にフレキシブル容器3の容器本体31を収容可能であるとともに、収容した場合に辺部71a〜71dの内面が容器本体31の対応する周面に接触し得る大きさを有している。
【0045】
アーム部72は、右辺部71bの中央部に結合されて略垂直状に起立する起立部72aと、この起立部72aの上端部に連なり、底面部71eの中心部方向に傾倒した斜状部72bと有している。そして、この斜状部72bの上端部に、前記ヘッド部73が設けられている。
【0046】
ヘッド部73は、前記斜状部72bの上端部に垂直状態で設けられた背面板73aを有し、この背面板73aの両側縁には、前記底面部71e上に突出する相対向する一対の側板73b、73cの端部が結合されている。さらに、これら背面板73aと側板73b、73cの上縁部には、水平状に配置された上面板73dの周部が結合されており、この上面板73dには開放端側から略半円状に切り欠かれた切欠部73eが設けられている。
【0047】
この上面板73は、図7に示すように、トリガー式噴霧器5のねじキャップ52を中間体4の中径部45に完全に略着した際に、ねじキャップ52と中間体4の大径部41との間に生ずる間隙Sに挿入し得る板厚を有している。また、切欠部73eは、前記中間体4の中径部45に外嵌する径を有しているとともに、図8に示した相対向する先端部73f、73fが、最大径位置よりもやや縮径位置となるように、半円を若干超える大きさに切欠されている。
【0048】
以上の構成において、本実施の形態にかかる液体噴霧装置1を組み立てるに際しては、抽出口32の雄ねじ部35に、中間体4の小径部42の雌ねじ部42bを螺合させて予めフレキシブル容器3の抽出口37に中間体4を装着する。一方、支持部材7は、底面部71eにてテーブル等の適宜の水平面に載置しておく。
【0049】
そして、中間体4が装着されているフレキシブル容器3を持ち上げて、容器本体31の下部を支持部材7のベース部71内に収容する。このとき、ベース部71には、一方の短辺部71aに所定範囲に亙って切除された開放部71fが設けられていることから、該開放部71fから挿入することにより、容器本体31の下部を容易にベース部71に収容することができる。また、容器本体31の下部がベース部71に収容されると、辺部71a〜71dの内面に容器本体31の対応する面が接触して、容器本体31の下部が抱持される。
【0050】
この容器本体31のベース部71内への挿入後あるいは挿入と同時に、既に抽出口37に装着されている中間体4の中径部45を、その下端部にてヘッド部73の切欠部73eに嵌合させる。これにより、フレキシブル容器3の上部は中間体4を介して、支持部材7のヘッド部73に固定され、しかも前述のように、容器本体31の下部はベース部71により抱持されていることから、フレキシブル容器3は上下各部において、支持部材2により支持されて安定した状態となる。
【0051】
次に、トリガー式噴霧器5をそのノズル64が支持部材7のアーム部72に対して反対側に突出するように位置決めし、この状態でねじキャップ52を回転させて、その雌ねじ部53を中間体4に設けられている中径部45の雄ねじ部46に螺合させる。
【0052】
このとき、フレキシブル容器3は前述のように上下各部において支持部材2に支持されていることから、ねじキャップ52を回転操作して螺着する際に、フレキシブル容器3が倒れて内容液36が漏れてしまうことはない。そして、中間体4の小径部47が下端部材66と完全に嵌合すると、ねじキャップ52の回転が不可能となって前記間隙Sが形成されるとともに、トリガー式噴霧器5が中間体4の上部に固定され、図7に示した液体噴霧装置1が完成することとなる。
【0053】
なお、以上に説明した本実施の形態の組み立て手順では、フレキシブル容器3の抽出口37に中間体4を螺着した時点で、これを支持部材7に組み付けるようにした。しかし、支持部材7に組み付ける前に、さらにトリガー式噴霧器5を中間体4に螺着して、フレキシブル容器3と中間体4とトリガー式噴霧器5とからなる結合体を形成し、しかる後に、容器本体31の下部を支持部材7のベース部71内に収容するとともに、前記間隙Sにヘッド部73の上面板73dを差し込んで、中間体4の中径部45に切欠部73eに嵌合させるようにしてもよい。
【0054】
また、使用に際しては、図7に示したように支持部材7が取り付けられた状態で噴霧作業を行ってもよいが、前述の組み付け手順とは逆に、フレキシブル容器3と中間体4とトリガー式噴霧器5とが結合された結合体の状態で、中間体4を切欠部73eから離脱させて、前記結合体を支持部材7から分離してから、噴霧作業を行うようにしてもよい。この場合、支持部材7が分離されたことより、液体噴霧装置1が小型化することから、狭い箇所で噴霧作業を行う場合等に便利となる。
【0055】
そして、噴霧作業を終了したならば、前述と同様に、前記間隙Sにヘッド部73の上面板73dを差し込んで、中間体4の中径部45に切欠部73eに嵌合させれば、前記結合体が支持部材7により支持される。よって、容器本体31がフィルムで形成された可撓性を有するフレキシブル容器3を用いても、不使用時には見栄えよく整然と起立状態にしておくことができる。
【0056】
さらに、フレキシブル容器3を取り外す際にも、前述と同様にフレキシブル容器3と中間体4とトリガー式噴霧器5とが結合された結合体の状態で、中間体4を切欠部73eから離脱させて、前記結合体を支持部材7から分離し、しかる後に中間体4をトリガー式噴霧器5と一体的あるいは順次に螺脱させることにより、フレキシブル容器3を除去するようにしてもよい。
【0057】
無論、前述の組み付け手順とは逆に、トリガー式噴霧器5を螺脱させた後、中間体4とフレキシブル容器3との結合体を支持部材7から離脱させ、しかる後に中間体4を螺脱させて、フレキシブル容器3を除去するようにしてもよい。
【0058】
また、前記実施の形態においては、支持部材7の上部を中間体4の中径部45に係合させるようにしたが、これに限ることなく、中間体4の大径部41、抽出口32、噴霧器本体51、ねじキャップ52のいずれか少なくとも一つに係合する構成であればよい。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、可撓性を有する容器本体の上部に抽出口が設けられたフレキシブル容器と、噴霧器本体を前記抽出口に連結され、前記容器本体を密閉状態に維持しつつその内部に収容されている液体を吸引し噴霧するトリガー式噴霧器とからなることから、噴霧に伴って容器本体内の液体が減少しても、可撓性を有する該容器本体が適宜内部方向に変形し、その内部の気圧低下を回避することができる。したがって、トリガー式噴霧器に容器本体と外部とに連通する通気孔を設けておかずとも、内部の液体を噴霧することが可能となり、その結果、使用時の角度により容器本体内の液体が通気孔から外部に流出する液漏れの発生を解消することができる。また、このように、容器本体は密閉状態に維持されつつ液体の減少に伴って内部方向に変形することから、容器本体から直接的に液体を吸引して噴霧することができ、よって、液体の残量や容器本体の傾き角度に左右されることなく、恒常的に噴霧することができる。
さらに、容器本体内の液体を全て使いし終わった場合には、フレキシブル容器の容器本体は可撓性を有していることから、押し潰したり丸めることにより、小型化して廃棄することができる。
また、使用に際しては、フレキシブル容器とトリガー式噴霧器とが結合された結合体の状態で、軸部を切欠部から離脱させて、前記結合体を支持部材から簡単に分離してから、噴霧作業を行うことができる。この場合、支持部材が分離されたことより、液体噴霧装置が小型化することから、狭い箇所で噴霧作業を行う場合等に便利となる。
そして、噴霧作業を終了したならば、前記間隙に前記上面板を差し込んで、軸部に切欠部を嵌合させれば、前記結合体が支持部材により支持される。よって、容器本体がフィルムで形成された可撓性を有するフレキシブル容器を用いても、不使用時には見栄えよく整然と起立状態にしておくことができる。
【0060】
また、フレキシブル容器の抽出口と、噴霧器本体の下部に設けられたねじキャップとの間に中間体を介装し、該中間体により前記トリガー式噴霧器に設けられて容器本体と外部とに連通する通気孔を閉鎖するようにしたことから、通気孔が設けられている従来のトリガー式噴霧器を用いても、内容液の残量や使用時の傾き角度に左右されることなく噴霧でき、しかも液漏れなく使用することのできる液体噴霧装置を提供し得る。よって、既存のトリガー式噴霧器を有効利用することができるのみならず、構造な複雑であるトリガー式噴霧器を新たに開発する必要もなく、低コストで実施化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す正面図である。
【図2】(a)は同実施の形態における支持部材を示す正面図、(b)は(a)のB矢示図、(c)は(a)のC矢示図である。
【図3】(a)は同実施の形態におけるフレキシブル容器を示す斜視図、(b)は(a)のB−B線に相当する矢示断面図である。
【図4】(a)は同実施の形態における中間体を示す正面図、(b)は(a)のB−B線に相当する矢示断面図である。
【図5】同実施の形態におけるトリガー式噴霧器を示す垂直断面図である。
【図6】(a)は本発明の第2の実施の形態における支持部材を示す正面図、(b)は(a)のB矢示図、(c)は(a)のC矢示図である。である。
【図7】本発明の第3の実施の形態を示す正面図である。
【図8】同実施の形態の実施の形態における支持部材を示す斜視図である。
【図9】従来の液体噴霧装置を示す正面図である。
【符号の説明】
1 液体噴霧装置
2 支持部材
3 フレキシブル容器
4 中間体
5 トリガー式噴霧器
7 支持部材
Claims (3)
- 結合体と支持部材とからなり、
前記結合体は、
フィルムで形成され可撓性を有する容器本体の上部に抽出口が設けられたフレキシブル容器と、
噴霧器本体を前記抽出口に連結され、前記容器本体を密閉状態に維持しつつその内部に収容されている液体を吸引して噴霧するトリガー式噴霧器と、
前記噴霧器本体の下部に設けられた間隙とを備え、
前記支持部材は、
載置面との接面する接地部と、
この接地部の一部に立設されたアーム部と、
このアーム部の上端部に延設され前記間隙に挿入可能な板厚からなる上面板と、
この上面板の先端部を略半円状に切り欠いて設けられ、前記間隙内に設けられた軸部に着脱自在に外嵌する切欠部と
を備えることを特徴とする液体噴霧装置。 - 前記結合体は、前記フレキシブルの抽出口に連結され、大径部と該大径部の上端部に連設された前記大径部よりも小径の中径部を有する中間体を備え、
前記トリガー式噴霧器は、前記中間体の前記大径部との間に前記間隙を生じさせて前記中径部に結合されるキャップを有し、
前記支持部材の切欠部が着脱自在に外嵌する軸部は、前記中径部であることを特徴とする請求項1記載の液体噴霧装置。 - 前記中間体により前記トリガー式噴霧器に設けられて前記容器本体と外部とに連通する通気孔を閉鎖するようにしたことを特徴とする請求項2記載の液体噴霧装置。
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