JP2000255652A - 液体噴霧装置 - Google Patents
液体噴霧装置Info
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- JP2000255652A JP2000255652A JP11062360A JP6236099A JP2000255652A JP 2000255652 A JP2000255652 A JP 2000255652A JP 11062360 A JP11062360 A JP 11062360A JP 6236099 A JP6236099 A JP 6236099A JP 2000255652 A JP2000255652 A JP 2000255652A
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- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
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- B05B11/1011—Piston pumps actuated by a lever without substantial movement of the nozzle in the direction of the pressure stroke
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Abstract
ることなく噴霧でき、しかも液漏れなく使用することの
できる液体噴霧装置を提供する。 【解決手段】 液体噴霧装置1は、支持部材2、フレキ
シブル容器3、中間体4及びトリガー式噴霧器5で構成
されている。支持部材2は、ベース部21とアーム部2
2とで構成されており、ベース部21は、矩形状の枠体
であって、接地部23を有している。フレキシブル容器
3は、容器本体31と抽出口とを備えている。容器本体
31は、可撓性を有する袋体であって、内部には洗剤等
の適宜の内容液36が充填され、ベース部21内に収容
し得る断面積を有している。中間体4の下部は、容器本
体31の抽出口に螺着され、中間体4の上部に周知の従
来構造からなるトリガー式噴霧器5が螺着されている。
このトリガー式噴霧器5に設けられて容器本体31を外
部に連通する通気孔は、中間体4により閉鎖されてい
る。
Description
液体が充填されるフレキシブル容器とこのフレキシブル
容器装着されるトリガー式噴霧器とで構成される液体噴
霧装置に関する。
ものが一般的に使用されている。この液体噴霧装置は、
ブロー成形容器101とトリガー式噴霧器102とで構
成されている。ブロー成形容器101は上端が開口状の
容器であってブロー成形されており、内部には洗剤等の
内容液108が充填されている。トリガー式噴霧器10
2は、噴霧器本体103とこの噴霧器本体103の下端
に回動自在に設けられたねじキャップ104とで構成さ
れている。噴霧器本体103には、噴出部105とトリ
ガー106とが設けられているとともに、ブロー成形容
器101内に挿入された送液チューブ107の上端部が
連通されている。
くと内容液108が送液チューブ107より吸引され
て、噴霧器本体103内部に導入された後、噴出部10
5から噴霧される。すると、ブロー成形容器101内の
内容液108は減少するがブロー成形容器101はその
形状を維持していることから、ブロー成形容器101内
が負圧となり、次にトリガー106を引いた際に、内容
液106の吸引が困難となってしまう。このため、噴霧
器本体103の下部には、一端がブロー成型容器101
内に連通し他端が外部に連通する通気孔(図示せず)が
設けられており、この通気孔からブロー成型容器101
内に空気を流入させることにより、ブロー成型容器10
1内が負圧となることを防止している。
うな従来の液体噴霧装置の場合、ブロー成型容器101
内に充填されている内容液108の残量が減少すると、
噴霧時におけるブロー成型容器101の傾き角度によっ
ては、送液チューブ107の下端部107aが液面の上
部に突出してしまい、内容液108を噴霧できない場合
が生じてしまう。さらに、トリガー式噴霧器102を下
端にした天地逆状態で使用した場合にも、同様に送液チ
ューブ107の下端部107aが液面の上部に突出して
しまい、内容液108を噴霧できない。
通気孔を設けることが不可欠であり、この通気孔は前述
のように、一端がブロー成型容器101内に連通し他端
が外部に連通している。このため、使用時の角度によっ
ては、内容液108が通気孔から外部に流出して、液漏
れが生じてしまう場合もあった。
なされたものであり、内容液の残量や使用時の傾き角度
に左右されることなく噴霧でき、しかも液漏れなく使用
することのできる液体噴霧装置を提供することを目的と
するものである。
に請求項1記載の発明にかかる液体噴霧装置にあって
は、フィルムで形成され可撓性を有する容器本体の上部
に抽出口が設けられたフレキシブル容器と、噴霧器本体
を前記抽出口に連結され、前記容器本体を密閉状態に維
持しつつその内部に収容されている液体を吸引して噴霧
するトリガー式噴霧器とからなる。
トリガー式噴霧器は、前記容器本体を密閉状態に維持し
つつその内部に収容されている液体を吸引し噴霧する。
これに伴って容器本体内の液体が減少すると、可撓性を
有する該容器本体が適宜内部方向に変形し、その内部を
気圧低下が回避される。したがって、トリガー式噴霧器
に容器本体と外部とに連通する通気孔を設けておかずと
も、内部の液体を噴霧することが可能となり、その結
果、使用時の角度により容器本体内の液体が通気孔から
外部に流出する液漏れの発生が解消される。
維持されつつ液体の減少に伴って内部方向に変形するこ
とから、容器本体から直接的に液体を吸引して噴霧する
ことができる。よって、液体の残量や容器本体の傾き角
度に左右されることなく、恒常的に噴霧することが可能
となる。
霧装置にあっては、前記抽出口に、中間体を介して前記
噴霧器本体を連結し、前記中間体により前記トリガー式
噴霧器に設けられて前記容器本体と外部とに連通する通
気孔を閉鎖するようにしてある。
霧装置にあっては、前記フレキシブル容器は前記抽出口
にねじ部を備え、前記噴霧器本体の下部には回動自在に
ねじキャップが装着され、前記ねじ部と前記ねじキャッ
プとに中間体を螺着し、該中間体を介して前記噴霧器本
体の下部と前記抽出口とを連結するとともに、前記中間
体により前記トリガー式噴霧器に設けられて前記容器本
体と外部とに連通する通気孔を閉鎖するようにようにし
てある。
ー式噴霧器には、噴霧器本体の下部に、一端がブロー成
型容器内に連通し他端が外部に連通する通気孔が設けら
れている。したがって、従来のトリガー式噴霧器をその
まま本発明で採用すると、使用時の角度により容器本体
内の液体が通気孔から外部に流出する液漏れの発生がし
てしまうこととなる。
て噴霧器本体の下部と抽出口とを連結して、中間体によ
りトリガー式噴霧器に設けられている容器本体と外部と
に連通する通気孔を閉鎖するようにした。よって、通気
孔が設けられている従来のトリガー式噴霧器を用いて
も、内容液の残量や使用時の傾き角度に左右されること
なく噴霧でき、しかも液漏れなく使用することのできる
液体噴霧装置を提供し得る。
霧装置にあっては、前記抽出口、噴霧器本体、ねじキャ
ップ、中間体のいずれか少なくとも一つに係合する係合
部を上端に備え、下端に接地部を有する支持部材を設け
てある。したがって、容器本体がフィルムで形成された
可撓性を有するフレキシブル容器を用いても、支持部材
により起立状態に維持でき、不使用時には起立状態で置
いておくことが可能となる。
従って説明する。すなわち、図1に示すように、第1の
実施の形態にかかる液体噴霧装置1は、支持部材2、フ
レキシブル容器3、中間体4及びトリガー式噴霧器5で
構成されている。
ース部21とアーム部22とで構成されている。ベース
部21は、相対向する一対の板状部材である短辺部21
a、21bと、これらより長尺な板状部材である長辺部
21c、21dとを一体に結合した矩形状の枠体であっ
て、各辺部21a〜21dの下端で構成される水平状の
接地部23を有している。
て、下端部をベース部21の右辺部21b側に結合され
て略垂直状に起立する起立部24と、この起立部24の
上端部に連なり、ベース部21の中心部方向に傾倒した
斜状部25とで構成されている。斜状部25の上端部に
は、略水平状の台座部26が延設されている。この台座
部26には、円形の貫通穴27が開設されているととも
に、この貫通孔27を囲繞する同心円状のリブ28が上
方に突設されている。
うに、容器本体31と抽出口32とを備えている。容器
本体31は、可撓性を有するフィルムからなる袋体であ
って、上端部を除く下部側は、図3(b)に示すよう
に、断面略矩形状に形成され、内部には洗剤等の適宜の
内容液36(図1参照)が充填されている。また、この
断面略矩形状である容器本体31の下部側は、前述の図
2(b)に示した、各辺部21a〜21dで構成される
矩形状の枠体よりなるベース部21内に収容し得る断面
積を有している。
器本体31が収容された状態において、各辺部21a〜
21dのいずれか少なくとも1つの内面に、容器本体3
1の外面が接触するように構成されている。なお、この
実施の形態においては、ベース部21内に容器本体31
が収容された場合に、相対向する長辺部21c、21d
の内面に容器本体31の外面が接触するように構成され
ている。
中空状であって、容器本体31の上端部に熱溶着されて
いる。抽出口32の下部には、六角形状のフランジ34
が複数段設けられており、その上部には螺旋状に雄ねじ
部35が形成されている。
1aと上面部41bとを一体的に有する下方開口状の大
径部41を備えている。上面部41bの中心部には、該
上面部41bの上下に突出する筒体からなる小径部42
が形成されいる。この小径部42は軸方向に沿って上下
に延在する通路42aを有しており、この通路42aの
周面であって前記上面部41bよりも下方には、図3に
示した前記抽出口32の雄ねじ部35と螺合する雌ねじ
部42bが形成されている。また、小径部42の上端部
には、水平状の端面43が設けられているとともに、該
端面43の近傍には小径部42の外周に外嵌されたシー
ルリング44が設けられている。
には中径部45が一体的に立設されている。この中径部
45は、前記小径部42と同心円状であってこれより大
径で且つ大径部41よりは小径の筒体からなり、外周面
には雄ねじ部46が形成されている。
であって、図5に示すように、噴霧器本体51とねじキ
ャップ52とで構成されている。ねじキャップ52は、
噴霧器本体51の下端部に設けられている円筒状の下端
部材66に回動自在に設けられており、その内周部に
は、図4に示した前記中径部45の雄ねじ部46と螺合
する雌ねじ部53が刻設されている。
形成されており、外部にはトリガー55が設けられてい
る。このトリガー55と通液路54間には、ポンプ室5
6が設けられており、このポンプ室56にはトリガー5
5により加圧操作されるピストン57が配置されてい
る。このピストン57は、スプリング58によりトリガ
ー55側に付勢されており、ポンプ室56は、通路59
を介して通液路54と連通している。また、ポンプ室5
6の下部には通気孔60が設けられており、この通気孔
60は、ピストン57がトリガー55により加圧されて
通液路54側に位置している状態で、外部に連通するよ
うに構成されている。
路54の下端部とは、共に前記下端部材66に開設され
ているが、通気孔60の下端部にあっては下端部材66
の周部に開設されており、前記通液路54の下端部は、
これよりも中心部寄りに開設されている。また、下端部
材66は、前記中間体4の小径部42に外嵌し得る径を
有している。
止弁61が設けられ、上端部に出側逆止弁62が設けら
れている。通液路54は、出側逆止弁62を介して噴出
路63に連通されており、噴出路63はノズル64に設
けられた噴出口65に連通されている。
て、液体噴霧装置1を組み立てるに際しては、支持部材
2を接地部23にてテーブル等の適宜の水平面に載置し
ておく。次に、フレキシブル容器3を持ち上げて、容器
本体31の下端部を支持部材2のベース部21内に挿入
する。すると、ベース部21の相対向する長辺部21
c、21dの内面が容器本体31の対応する面に接触
し、これにより容器本体31の下部がベース部21によ
って抱持される。
じて撓み変形させつつ、抽出口32を下方より貫通穴2
7に挿入して、該抽出口32を台座部26の上部に突出
させる。これにより、フレキシブル容器3は下部を容器
本体31にてベース部21に抱持され、上部を抽出口3
2にて貫通孔27に抱持されて、支持部材2に仮止めさ
れる。よって、容器本体31が可撓性を有しておりしか
も抽出口32が開口状であっても、作業中に該抽出口3
2から内容液36が漏れてしまうことはない。
いる抽出口32にて中間体4を回転させることにより、
該抽出口32の雄ねじ部35に、中間体4の小径部42
に設けられている雌ねじ部42bを螺合させる。このと
き、前述のようにフレキシブル容器3は、容器本体31
の相対向する二面がベース部21の相対向する長辺部2
1c、21dの内面に当接することによって、回り止め
がなされている。よって、中間体4を回転させた際に、
フレキシブル容器3が回転してしまったり、位置ずれし
てしまうことがなく、容易に抽出口32の雄ねじ部35
に、中間体4の雌ねじ部42bを螺合させることができ
る。また、前述と同様に、この作業中に抽出口32から
内容液36が漏れてしまうこともない。
42bが螺進すると、大径部41の周面部41aが前記
台座部26に形成されているリブ28の外周面に圧接
し、かつ周面部41aの下端縁が台座部26の上面に圧
接する。これにより、中間体4は台座部26に固定され
るとともに、抽出口32は中間体4を介して台座部26
に固定される。よって、前述のように仮止めされていた
フレキシブル容器3は、支持部材2に完全に固定され、
容器本体31が可撓性を有していても倒れてしまうよう
なことはない。
4が支持部材2のアーム部22に対して反対側に突出す
るように位置決めし、この状態でねじキャップ52を回
転させて、その雌ねじ部53を中間体4に設けられてい
る中径部45の雄ねじ部46に螺合させる。すると、螺
合に伴ってトリガー式噴霧器5はねじキャップ52と一
体的に下方に移動し、下端部材66が中間体4の小径部
42に外嵌する。そして下端部材66と中間体4の小径
部42とが完全に嵌合すると、ねじキャップ52の回転
が不可能となって、トリガー式噴霧器5が中間体4の上
部に固定され、図1に示した液体噴霧装置1が完成する
こととなる。
部にあっては下端部材66の周部に開設されていること
から、前記小径部42の端面43(図4(b)参照)、
あるはいは該端面43とシールリング44とが圧接し
て、通気孔60は閉鎖される。しかし、前述のように通
液路54の下端部は、通気孔60の下端部よりも中心部
寄りに開設されていることから、端面43やシールリン
グ44により閉鎖されることはなく、少なくともその一
部は小径部42の通路42bと連通する。
の中空部32a(図3(a))、中間体4の小径部42
の通路42a(図4(b))を順次介して通液路54に
連通する状態となる。この状態において、トリガー55
を引く操作を行うと、従来と同様に、ピストン57によ
りポンプ室56内が加圧され、ポンプ室56の吐出圧に
より出側逆止弁62が通液路54と噴出路63とを連通
させ、ポンプ室56内の内容物が通路59、通液路5
4、噴出路63を通流してノズル64の噴出口65から
噴出する。
と、スプリング58によりピストン57が押し戻され、
これによりポンプ室56内に負圧が生ずる。よって、入
側逆止弁61が開き、容器本体31内の内容液36が、
抽出口32の中空部32a→小径部42の通路42a→
通液路54と通流してポンプ室56内に吸引される。そ
して、再度トリガー55を引く操作を行うと、このポン
プ室56内に吸引されている内容液が前述と同様にし
て、通路59、通液路54、噴出路63を通流してノズ
ル64の噴出口65から噴霧する。以降同様にして、ト
リガー55を引く操作及びこれを解除する操作を繰り返
すことにより、容器本体31に充填されている内容液3
6を噴出口65から噴霧させることができる。
容液36が減少する。しかし、容器本体31は可撓性を
有していることから、この可撓性を有する該容器本体3
1が適宜内部方向に変形し、その結果容器本体31の内
部における気圧低下が回避される。したがって、前述の
ように通気孔60が閉鎖されていても、容器本体31内
部の内容液36を噴霧することが可能となる。よって、
使用時等に、液体噴霧装置1を如何なる角度に傾けた
り、天地逆にしても、容器本体31の内容液36が通気
孔60から外部に流出することはなく、これに起因する
液漏れの発生を解消しつつ噴霧することができる。
態に維持されつつ内容液36の減少に伴って内部方向に
変形することから、容器本体31から直接的に内容液3
6を吸引して噴霧することができる。よって、内容液3
6の残量や容器本体31の傾き角度に左右されることな
く、内容液36が完全になくなるまで任意の角度で噴霧
することが可能となる。
4を用いることにより、トリガー式噴霧器5に設けられ
ている通気孔60を閉鎖する構成としたことから、該通
気孔60を有し従来から用いられている既存のトリガー
式噴霧器5を採用しても、液漏れなく、かつ内容液の残
量や使用時の傾き角度に左右されることなく噴霧できる
液体噴霧装置1が得られる。よって、既存のトリガー式
噴霧器5を有効利用することができるのみならず、構造
な複雑であるトリガー式噴霧器を新たに開発する必要も
なく、低コストで実施化が可能となる。
ベース部21の接地部23にて、収納箇所の平らな面に
載置しておけば、フレキシブル容器3を含む液体噴霧装
置1全体が起立状態に維持される。したがって、容器本
体31がフィルムで形成された可撓性を有するフレキシ
ブル容器3を用いても、不使用時には見栄えよく整然と
起立状態にしておくことができる。
使いし終わった場合には、中間体4をトリガー式噴霧器
5と一体的に回転させて、該中間体4とトリガー式噴霧
器5とを一体的にを取り外す。しかる後に、抽出口32
を貫通孔27から下方に引き抜いた後、フレキシブル容
器3を支持部材2のベース部21から取り除いて、廃棄
する。このとき、フレキシブル容器3の容器本体31は
可撓性を有していることから、押し潰したり丸めること
により、小型化して廃棄することができる。
る支持部材2を示すものである。すなわち、前記第1の
実施の形態は、図2(c)に示したように、台座部26
に形成された貫通孔27が円形であったのに対し、この
第2の実施の形態においては、図6(c)に示すよう
に、台座部26に形成された貫通孔271が六角形状で
あり、この点においてのみ第1の実施の形態とは異なっ
ている。また、この貫通孔271は、前記抽出口32に
設けられた六角形状のフランジ34が内嵌し得る形状及
び大きさを有している。
材2に組み付けるに際して、抽出口32を下方より貫通
穴271に挿入して、該抽出口32を台座部26の上部
に突出させると、フランジ34が貫通孔271に内嵌す
る。したがって、フレキシブル容器3は容器本体31の
下部をベース部21により抱持されるとともに、上部を
フランジ34にて貫通孔271により拘束されて、支持
部材2により確実に仮止めされる。よって、中間体4を
取り付けるに際してこれ回転させた場合、フレキシブル
容器3の回転や、位置ずれをより確実に防止することが
でき、中間体4の取り付け作業が容易となるとともに、
この作業中に抽出口32から内容液36が漏れる不都合
を確実に防止することができる。
ものである。この実施の形態にかかる液体噴霧装置1も
同様に、支持部材7、フレキシブル容器3、中間体4及
びトリガー式噴霧器5で構成されているが、支持部材7
の構成のみが前記実施の形態とは異なっている。
7は、図8に示すように、ベース部71とアーム部72
及びヘッド部73で構成されている。ベース部71は、
水平状の下面を備えた接地部である矩形状の底面部71
eを有するとともに、この底面部71eの短辺縁には短
辺部71a、71bが、長辺縁には長辺部71c、71
dが一体的に形成されている。各辺部71a〜71dは
略垂直状態に設けられた板状の部材であって、一方の短
辺部71aには、所定範囲に亙って切除された開放部7
1fが設けられている。
シブル容器3の容器本体31を収容可能であるととも
に、収容した場合に辺部71a〜71dの内面が容器本
体31の対応する周面に接触し得る大きさを有してい
る。
結合されて略垂直状に起立する起立部72aと、この起
立部72aの上端部に連なり、底面部71eの中心部方
向に傾倒した斜状部72bと有している。そして、この
斜状部72bの上端部に、前記ヘッド部73が設けられ
ている。
部に垂直状態で設けられた背面板73aを有し、この背
面板73aの両側縁には、前記底面部71e上に突出す
る相対向する一対の側板73b、73cの端部が結合さ
れている。さらに、これら背面板73aと側板73b、
73cの上縁部には、水平状に配置された上面板73d
の周部が結合されており、この上面板73dには開放端
側から略半円状に切り欠かれた切欠部73eが設けられ
ている。
リガー式噴霧器5のねじキャップ52を中間体4の中径
部45に完全に略着した際に、ねじキャップ52と中間
体4の大径部41との間に生ずる間隙Sに挿入し得る板
厚を有している。また、切欠部73eは、前記中間体4
の中径部45に外嵌する径を有しているとともに、図8
に示した相対向する先端部73f、73fが、最大径位
置よりもやや縮径位置となるように、半円を若干超える
大きさに切欠されている。
る液体噴霧装置1を組み立てるに際しては、抽出口32
の雄ねじ部35に、中間体4の小径部42の雌ねじ部4
2bを螺合させて予めフレキシブル容器3の抽出口37
に中間体4を装着する。一方、支持部材7は、底面部7
1eにてテーブル等の適宜の水平面に載置しておく。
シブル容器3を持ち上げて、容器本体31の下部を支持
部材7のベース部71内に収容する。このとき、ベース
部71には、一方の短辺部71aに所定範囲に亙って切
除された開放部71fが設けられていることから、該開
放部71fから挿入することにより、容器本体31の下
部を容易にベース部71に収容することができる。ま
た、容器本体31の下部がベース部71に収容される
と、辺部71a〜71dの内面に容器本体31の対応す
る面が接触して、容器本体31の下部が抱持される。
入後あるいは挿入と同時に、既に抽出口37に装着され
ている中間体4の中径部45を、その下端部にてヘッド
部73の切欠部73eに嵌合させる。これにより、フレ
キシブル容器3の上部は中間体4を介して、支持部材7
のヘッド部73に固定され、しかも前述のように、容器
本体31の下部はベース部71により抱持されているこ
とから、フレキシブル容器3は上下各部において、支持
部材2により支持されて安定した状態となる。
4が支持部材7のアーム部72に対して反対側に突出す
るように位置決めし、この状態でねじキャップ52を回
転させて、その雌ねじ部53を中間体4に設けられてい
る中径部45の雄ねじ部46に螺合させる。
うに上下各部において支持部材2に支持されていること
から、ねじキャップ52を回転操作して螺着する際に、
フレキシブル容器3が倒れて内容液36が漏れてしまう
ことはない。そして、中間体4の小径部47が下端部材
66と完全に嵌合すると、ねじキャップ52の回転が不
可能となって前記間隙Sが形成されるとともに、トリガ
ー式噴霧器5が中間体4の上部に固定され、図7に示し
た液体噴霧装置1が完成することとなる。
立て手順では、フレキシブル容器3の抽出口37に中間
体4を螺着した時点で、これを支持部材7に組み付ける
ようにした。しかし、支持部材7に組み付ける前に、さ
らにトリガー式噴霧器5を中間体4に螺着して、フレキ
シブル容器3と中間体4とトリガー式噴霧器5とからな
る結合体を形成し、しかる後に、容器本体31の下部を
支持部材7のベース部71内に収容するとともに、前記
間隙Sにヘッド部73の上面板73dを差し込んで、中
間体4の中径部45に切欠部73eに嵌合させるように
してもよい。
に支持部材7が取り付けられた状態で噴霧作業を行って
もよいが、前述の組み付け手順とは逆に、フレキシブル
容器3と中間体4とトリガー式噴霧器5とが結合された
結合体の状態で、中間体4を切欠部73eから離脱させ
て、前記結合体を支持部材7から分離してから、噴霧作
業を行うようにしてもよい。この場合、支持部材7が分
離されたことより、液体噴霧装置1が小型化することか
ら、狭い箇所で噴霧作業を行う場合等に便利となる。
と同様に、前記間隙Sにヘッド部73の上面板73dを
差し込んで、中間体4の中径部45に切欠部73eに嵌
合させれば、前記結合体が支持部材7により支持され
る。よって、容器本体31がフィルムで形成された可撓
性を有するフレキシブル容器3を用いても、不使用時に
は見栄えよく整然と起立状態にしておくことができる。
にも、前述と同様にフレキシブル容器3と中間体4とト
リガー式噴霧器5とが結合された結合体の状態で、中間
体4を切欠部73eから離脱させて、前記結合体を支持
部材7から分離し、しかる後に中間体4をトリガー式噴
霧器5と一体的あるいは順次に螺脱させることにより、
フレキシブル容器3を除去するようにしてもよい。
ガー式噴霧器5を螺脱させた後、中間体4とフレキシブ
ル容器3との結合体を支持部材7から離脱させ、しかる
後に中間体4を螺脱させて、フレキシブル容器3を除去
するようにしてもよい。
材7の上部を中間体4の中径部45に係合させるように
したが、これに限ることなく、中間体4の大径部41、
抽出口32、噴霧器本体51、ねじキャップ52のいず
れか少なくとも一つに係合する構成であればよい。
有する容器本体の上部に抽出口が設けられたフレキシブ
ル容器と、噴霧器本体を前記抽出口に連結され、前記容
器本体を密閉状態に維持しつつその内部に収容されてい
る液体を吸引し噴霧するトリガー式噴霧器とからなるこ
とから、噴霧に伴って容器本体内の液体が減少しても、
可撓性を有する該容器本体が適宜内部方向に変形し、そ
の内部の気圧低下を回避することができる。したがっ
て、トリガー式噴霧器に容器本体と外部とに連通する通
気孔を設けておかずとも、内部の液体を噴霧することが
可能となり、その結果、使用時の角度により容器本体内
の液体が通気孔から外部に流出する液漏れの発生を解消
することができる。また、このように、容器本体は密閉
状態に維持されつつ液体の減少に伴って内部方向に変形
することから、容器本体から直接的に液体を吸引して噴
霧することができ、よって、液体の残量や容器本体の傾
き角度に左右されることなく、恒常的に噴霧することが
できる。さらに、容器本体内の液体を全て使いし終わっ
た場合には、フレキシブル容器の容器本体は可撓性を有
していることから、押し潰したり丸めることにより、小
型化して廃棄することができる。
器本体の下部に設けられたねじキャップとの間に中間体
を介装し、該中間体により前記トリガー式噴霧器に設け
られて容器本体と外部とに連通する通気孔を閉鎖するよ
うにしたことから、通気孔が設けられている従来のトリ
ガー式噴霧器を用いても、内容液の残量や使用時の傾き
角度に左右されることなく噴霧でき、しかも液漏れなく
使用することのできる液体噴霧装置を提供し得る。よっ
て、既存のトリガー式噴霧器を有効利用することができ
るのみならず、構造な複雑であるトリガー式噴霧器を新
たに開発する必要もなく、低コストで実施化が可能とな
る。
ップ、中間体のいずれか少なくとも一つに係合する係合
部を上端に備え、下端に接地部を有する支持部材を設け
るようにしたことから、フレキシブル容器を含む液体噴
霧装置全体を起立状態に維持することができる。したが
って、容器本体が可撓性を有するフレキシブル容器を用
いても、不使用時には見栄えよく整然と起立状態にして
おくことができる。
る。
正面図、(b)は(a)のB矢示図、(c)は(a)の
C矢示図である。
器を示す斜視図、(b)は(a)のB−B線に相当する
矢示断面図である。
面図、(b)は(a)のB−B線に相当する矢示断面図
である。
垂直断面図である。
持部材を示す正面図、(b)は(a)のB矢示図、
(c)は(a)のC矢示図である。である。
る。
示す斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 フィルムで形成され可撓性を有する容器
本体の上部に抽出口が設けられたフレキシブル容器と、
噴霧器本体を前記抽出口に連結され、前記容器本体を密
閉状態に維持しつつその内部に収容されている液体を吸
引して噴霧するトリガー式噴霧器とからなることを特徴
とする液体噴霧装置。 - 【請求項2】 前記抽出口に、中間体を介して前記噴霧
器本体を連結し、前記中間体により前記トリガー式噴霧
器に設けられて前記容器本体と外部とに連通する通気孔
を閉鎖するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
液体噴霧装置。 - 【請求項3】 前記フレキシブル容器は前記抽出口にね
じ部を備え、前記噴霧器本体の下部には回動自在にねじ
キャップが装着され、前記ねじ部と前記ねじキャップと
に中間体を螺着し、該中間体を介して前記噴霧器本体の
下部と前記抽出口とを連結するとともに、前記中間体に
より前記トリガー式噴霧器に設けられて前記容器本体と
外部とに連通する通気孔を閉鎖するようにしたことを特
徴とする請求項1記載の液体噴霧装置。 - 【請求項4】 前記抽出口、噴霧器本体、ねじキャッ
プ、中間体のいずれか少なくとも一つに係合する係合部
を上端に備え、下端に接地部を有する支持部材を設けた
ことを特徴とする請求項1又は3記載の液体噴霧装置。
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JP06236099A Expired - Fee Related JP4094159B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 液体噴霧装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008137659A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-19 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 減圧変形防止容器 |
KR200458547Y1 (ko) | 2009-07-22 | 2012-02-27 | 문지원 | 접을 수 있는 저장용기가 구비된 분무기 |
JP2019142571A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | 龍江精工株式会社 | 詰替用液体袋を用いた液体取出装置 |
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-
1999
- 1999-03-09 JP JP06236099A patent/JP4094159B2/ja not_active Expired - Fee Related
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