JP4092289B2 - クロノグラフ - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、クロノグラフであって、クロノグラフ駆動装置が設けられており、該クロノグラフ駆動装置によって、第1の作動エレメントを手動操作する際に、クロノグラフ指針のクロノグラフ指針軸が回転可能に駆動可能であって、クロノグラフ指針に重なり合って駆動可能なキャッチアップ指針の、クロノグラフ指針軸に対して同心的なキャッチアップ指針軸が設けられており、前記クロノグラフ指針軸には、クロノグラフ指針を戻すための秒ハートカムが配置されていて、クロノグラフ指針軸とキャッチアップ指針軸とは、摩擦接続的な連結部材のキャッチアップハートカムによって回転不能に互いに結合可能であって、キャッチアップ指針軸に配置されたキャッチアップ歯車が設けられており、該キャッチアップ歯車は、キャッチアップグリッパのグリッパアームによってばねプレロード下で係合可能であって、摩擦接続または形状接続により回転ロック可能であって、第2の作動エレメントを手動で操作することにより、ロック位置とロック解除位置との間で運動可能な切替エレメントが設けられており、該切替エレメントによって、グリッパアームが回転ロック位置から出てキャッチアップ歯車から持ち上がり可能に運動可能である形式のものに関する。
【0002】
このような形式のクロノグラフは、ドイツ連邦共和国特許第4209580号明細書により公知である。この公知のクロノグラフでは、始動後に、第1の作動エレメントの操作により、クロノグラフ指針とキャッチアップ指針とを一緒に再び停止させることができる。第2の作動エレメントによってキャッチアップ指針だけを停止させることもできる。この場合、クロノグラフ指針は引き続き動いている。これにより1分間の間の複数の時間間隔を測定することができる。第2の作動エレメントを再び操作すると、キャッチアップ指針は、動いているクロノグラフ指針の位置にジャンプし、このクロノグラフ指針と一緒に引き続き動き、別の時間間隔を新たに測定する準備が整う。時間間隔の測定は任意に頻繁に繰り返し行うことができる。クロノグラフ指針も停止させたい場合には、第1の作動エレメントを再び操作する必要がある。即ち、停止した指針の状態は2つ存在する。2つの指針が重なり合って停止しているか、または各指針が固有の位置を有しているかである。
【0003】
本発明の課題は、冒頭で述べた形式のクロノグラフを改良して、簡単な操作によって、クロノグラフ指針とキャッチアップ指針とが静止して重なり合った位置、両指針のそれぞれ固有の静止位置、これらの指針の動いている状態から、それぞれ瞬間的にゼロ設定を行うことができ、かつ動いている状態からのゼロ設定の際に瞬間的な新スタート(フライバック:Flyback)も可能であるようなクロノグラフを提供することである。
【0004】
この課題を解決するために本発明の構成では、第3の作動エレメントが設けられており、該第3の作動エレメントを、非負荷位置から負荷位置へと手動で動かすことによって、クロノグラフ指針軸と、クロノグラフ指針とがゼロ位置に運動可能であって、ロック位置に位置する切替エレメントが、ロック解除位置へと運動可能であって、またはロック解除位置に位置する切替エレメントがロック解除位置に留まるようにした。
【0005】
第3の作動エレメントを一度だけ操作することにより、静止した指針または動いている指針をゼロ位置へと作動させることができ、この場合このためにその都度、停止させ、次いでゼロ設定させる作動エレメント操作を行う必要はなく、場合によっては再始動のために3回行う必要はない。このような再始動のために、操作される第3の作動エレメントを一度だけ動かせば良く、これによりこのような再始動はゼロ設定後に遅れることなしに行うことができる。
【0006】
多重機能の簡単な構成は、第3の作動エレメントによって作動装置が操作可能であって、該作動装置によって、ロック位置とロック解除位置との間で切替エレメントが運動可能に駆動可能であって、この場合、触知エレメントによって、切替エレメントの位置が検知可能であって、切替エレメントがロック解除位置にある場合には、作動装置は作動不能であって、切替エレメントがロック位置にある場合には作動装置が作動可能であることによって得られる。
【0007】
このために、作動装置が、切替エレメントに回動不能に同心的に結合されているかまたは、中間伝動装置を介して回転可能に駆動可能な切替歯車を有しており、該切替歯車は、第3の作動エレメントによって操作可能な切替突起が、ロック位置からロック解除位置への切替エレメントの切替ステップに相当する切替ステップ分だけさらに切替可能である。
【0008】
ロック解除位置に存在する切替エレメントが、このロック解除位置に留まることを保証するために、切替エレメントのロック解除位置では、作動装置が切替歯車から係合解除されている。
【0009】
切替エレメントは、異なる方法で形成することができ、構成によって、切替エレメントが、回転方向で、または選択的な回転方向で引き続き切替可能である。
【0010】
切替歯車と作動装置の簡単な構成は、切替歯車が、鋸歯歯車またはカム歯車であって、切替つめとして形成された、作動装置の切替突起によってさらに切替可能であって、作動装置は切替エレメントのロック位置で鋸歯歯車またはカム歯車と係合しており、切替エレメントのロック解除位置で鋸歯歯車またはカム歯車の係合から解除させることができる。
【0011】
切替エレメントの同様に簡単な構成は、切替エレメントがコラムホイールであって、該コラムホイールが交互に半径方向に突出するコラムと、半径方向の延在が比較的僅かな谷部とを有しており、この場合、触知エレメントが、半径方向で運動可能であって、コラムホイールの位置に応じて、コラムの端面に接触するかまたは谷部内に突入する。
【0012】
この場合、有利には、構成部分の少ない構成では、作動装置が、コラムホイールと鋸歯歯車またはカム歯車の回転軸に対して平行な旋回軸を中心として旋回可能で、第3の作動エレメントによって、長手方向の延在の方向で、鋸歯歯車またはカム歯車に対してほぼ接線状に運動可能なレバーを有しており、該レバーが自由端部に切替つめを有しており、このレバーはコラムホイールのコラムによって、切替つめが、鋸歯歯車またはカム歯車から係合解除されるように旋回可能である。
【0013】
同様に簡単な構成では、コラムによって、レバーの、触知突起として形成された触知エレメントが負荷可能である。
【0014】
切替エレメント及び/又は切替エレメントの不本意な切替を防止するために、切替エレメント及び/又は切替歯車が、係止ばねによって、ロック位置にまたはロック解除位置に係止可能である、このために簡単な形式では、係止ばねが、歯車として形成された切替歯車の歯の間に係止可能である。
【0015】
同様に簡単な構成では、グリッパアームが、コラムホイールの回転軸に対して半径方向に向けられた触知突起を有しており、該触知突起が、コラムホイールの位置に応じて、コラムの端面に接触するかまたは谷部に突入する。
【0016】
第3の作動エレメントの操作後の遅れのない再始動を助成するために、第3の作動エレメントが、非負荷位置へとばね負荷されている。
【0017】
有利には、キャッチアップ歯車が、秒キャッチアップカウンタのキャッチアップ歯車である。
【0018】
有利には、分カウンタのキャッチアップ指針である第2のキャッチアップ指針を可能にするために、第1の作動エレメントを手動で操作する際に、クロノグラフ駆動装置によって、第2のクロノグラフ指針の第2の指針軸が回転可能に駆動可能であって、第2のクロノグラフ指針に重なり合って駆動可能な第2のキャッチアップ指針の、第2の指針軸に対して同心的な第2のキャッチアップ指針軸が設けられており、第2の指針軸には、第2のクロノグラフ指針を戻すための分カウンタハートカムが配置されており、第2の指針軸と第2のキャッチアップ指針軸とは、摩擦接続的な連結部の第2のキャッチアップハートカムにより回転不能に互いに結合可能であって、第2のキャッチアップ指針軸に配置された第2のキャッチアップ歯車が設けられており、該第2のキャッチアップ歯車が、第2のキャッチアップグリッパのグリッパアームによってばねプレロード下で係合可能であって、摩擦接続または形状接続により回転ロック可能であって、切替エレメントによって、第2のキャッチアップグリッパのグリッパアームが、回転ロック位置から出て第2のキャッチアップ歯車から持ち上がり可能に運動可能であって、第3の作動エレメントを、非負荷位置から負荷位置へと手動で動かすことにより、第2の指針軸と第2のクロノグラフ指針、並びに第2のキャッチアップ指針軸と第2のキャッチアップ指針とがゼロ位置に運動可能である。
【0019】
この場合、第2のキャッチアップ歯車が、分カウンタのキャッチアップ歯車であって、第2のキャッチアップ指針が分カウンタのキャッチアップ指針である。
【0020】
第1のクロノグラフ指針軸と、第2の指針軸とが、1つの共通のクロノグラフ駆動装置によって回転可能に駆動可能であるならば、構成スペースを省くことができ、クロノグラフを簡単にすることができる。
【0021】
有利には、切替エレメントによって作動装置が操作可能であって、該作動装置によって、第2のキャッチアップグリッパのグリッパアームが、回転ロック位置から出て、第2のキャッチアップ歯車から持ち上がり可能に運動可能である。
【0022】
この場合、簡単な構成では、作動装置が、旋回軸を中心として旋回可能な2腕式のレバーを有しており、該レバーの一方のレバーアームの端部に触知突起が配置されていて、触知突起によって切替エレメントの位置が検知可能であって、第2のレバーアームの端部によって、切替エレメントの回転ロック位置が検知された場合には、第2のキャッチアップグリッパのグリッパアームを第2のキャッチアップ歯車から持ち上げるための第2の切替エレメントが操作可能である。
【0023】
第2の切替エレメントが、第2のレバーアームから、第2のキャッチアップグリッパのグリッパアームのほぼ長手方向延在で運動可能な傾斜エレメントであって、該傾斜エレメントによって、第2のキャッチアップグリッパのグリッパアームが互いに離れるように拡開可能であるならば、特に簡単に第2の切替エレメントが形成されている。
【0024】
本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0025】
図1には、秒区分と分区分とを検出するためのクロノグラフのキャッチアップ装置が、開かれたキャッチアップグリッパとともに示されており、
図2には、図1のキャッチアップ装置の、第3の切替エレメントによって操作可能な機構が補足的に示されており、
図3には、図1のキャッチアップ装置が、閉じられたキャッチアップグリッパとともに示されており、
図4には、図3のキャッチアップ装置の切替位置に属する切替位置における図2の機構が示されており、
図5には、図1のクロノグラフの平面図が示されており、
図6には、キャッチアップ装置の第2の実施例が示されており、
図7には、図1のキャッチアップ装置のクロノグラフ駆動機構の側方図が示されており、
図8には、秒ハートカムおよびキャッチアップハートカムと図7のクロノグラフ駆動機構のクロノグラフ駆動歯車の平面図が示されており、
図9には、キャッチアップ歯車と、連結された位置にある図7のクロノグラフ駆動機構の連結部とを示す平面図が示されており、
図10には、キャッチアップ歯車と、連結解除位置にある図7クロノグラフ駆動機構の連結部とを示す平面図が示されている。
【0026】
図5に示したクロノグラフは、円形の文字板41を有した時計ケーシングを有している。中央には秒カウンタの第1のクロノグラフ指針軸28と、第1のキャッチアップ指針軸5とが配置されている。この場合、第1のクロノグラフ指針軸28はクロノグラフ指針47を、第1のキャッチアップ指針軸5は第1のキャッチアップ指針48を支持している。これらの指針は、互いに重なり合った状態で駆動可能である。
【0027】
第1のクロノグラフ指針軸28に対して間隔を置いて平行に、分カウンタの第2のクロノグラフ指針49を備えた第2の指針軸51と、この第2のクロノグラフ指針49と重なりあって駆動可能な第2のキャッチアップ指針50の第2のキャッチアップ指針軸27とが配置されている。
【0028】
リュウズ42は、時計ケーシング40の3時の位置に位置している。
【0029】
さらに、押しボタンとして形成された第1の作動エレメント44が2時の位置に、第2の作動エレメント46が10時の位置に、第3の作動エレメント45が4時の位置に位置している。
【0030】
図7〜図10に示したように、第1のクロノグラフ指針47を備えた、管状の第1のクロノグラフ指針軸28には、クロノグラフ中央歯車34が固定されて配置されている。このクロノグラフ中央歯車34は、クロノグラフ駆動装置33によって回転可能に駆動可能である。
【0031】
第1のクロノグラフ指針軸28にはさらに、第1のクロノグラフ指針47を出発位置またはゼロ位置に戻すための秒ハートカム29と、摩擦接続的なクラッチ装置のキャッチアップハートカム30とが回動不能に配置されている。
【0032】
管状の第1のクロノグラフ指針軸28の軸方向の貫通孔内には、第1のキャッチアップ指針軸5が回動可能に支承されている。この第1のキャッチアップ指針軸5は、相対回動不能にキャッチアップ歯車6を支持しており、このキャッチアップ歯車6の半径方向環状の周面32には微細な歯列もしくは粗面加工部が設けられている。
【0033】
キャッチアップ歯車6の半径方向外側の領域において、このキャッチアップ歯車6の一方の端部に、キャッチアップハートカムレバー35が、第1のクロノグラフ指針軸28に対して平行な軸36を中心として旋回可能に枢着されている。このキャッチアップハートカムレバー35は、キャッチアップハートカム30が位置しているのと同じ平面で旋回可能である。引張ばね37によって、キャッチアップハートカムレバー35の自由端部のクラッチ面38が、キャッチアップハートカム30の環状の周面に接触するように負荷される。
【0034】
キャッチアップ歯車6が自由に回転可能である場合には、キャッチアップハートカムレバー35が、第1のクロノグラフ指針軸28が次の位置に達するまでキャッチアップハートカム30の周面に沿って滑動する。この位置では、キャッチアップ歯車6と第1のクロノグラフ指針軸28とが摩擦接続的に互いに連結される。
【0035】
このような図9に示した位置では、第1のクロノグラフ指針47と第1のキャッチアップ指針48とが、互いに重なり合う位置にある。第1のクロノグラフ指針軸28の回転駆動の際に、キャッチアップハートカムレバー35の摩擦接続的なクラッチを介してキャッチアップ指針軸5が同期的に一緒に回転するので、第1のクロノグラフ指針47と第1のキャッチアップ指針48とが互いに結合されているかのように一緒に運動する。
【0036】
第1のクロノグラフ指針軸28の駆動中に、キャッチアップ歯車6がロックされると、引張ばね37の張力下で、キャッチアップハートカムレバー35の連結面38は、キャッチアップハートカム30の周面に沿って滑動し、これにより第1のキャッチアップ指針48は静止したままであるが、第1のクロノグラフ指針47はさらに回動する。これは図10に示した状態である。キャッチアップ歯車6のロックが解除されると、キャッチアップハートカムレバー35が、キャッチアップハートカム30の周面に沿って、次の位置にある第1のクロノグラフ指針軸28にまで滑動し、第1のクロノグラフ指針軸28と同期的にさらに回動する。
【0037】
キャッチアップ歯車6の回転運動をロックするために、キャッチアップ歯車6は、幾分U字形に配置された第1のキャッチアップグリッパ31のグリッパアーム1,1´の自由端部によって挟まれる。グリッパアーム1,1´の、キャッチアップ歯車6の周面32に面した面には同様に微細な歯列もしくは粗面加工部が設けられているので、キャッチアップ歯車6とグリッパアーム1,1´との間には形状接続的な結合を形成することができる。
【0038】
グリッパアーム1,1´には、キャッチアップ歯車6とは反対側の端部領域で、定置に固定するための固定脚部4,4´が設けられている。
【0039】
グリッパアーム1,1は、固定脚部4,4´に続く領域では、ばね弾性的な部分3として形成されていて、この場合、第1のキャッチアップグリッパ31が、グリッパアーム1,1´のばね弾性的なプレロード下でキャッチアップ歯車6に抗して静止するようになっている。
【0040】
ばね弾性的な部分3の、固定脚部4,4´とは反対の側には、グリッパアーム1,1´の、互いに向かい合う内面に、V字形の傾斜面状に突出する触知突起2,2´が形成されている。
【0041】
第1のクロノグラフ指針軸28に対して平行に、第1のキャッチアップグリッパ31の対称線に交差する回転軸を中心として、コラムホイール7が回転可能に配置されている。このコラムホイール7は、周囲に亘って均一に分配された、交互に半径方向に突出する4つのコラムa,b,c,dと、比較的半径方向の延びが小さい4つの谷部e,f,g,hとを有している。この場合、触知突起2,2´は、コラムホイール7の位置に応じて、コラムa,b,c,dの端面に接触し、グリッパアーム1,1´をキャッチアップ歯車6から持ち上げるか、または谷部e,f,g,hに突入し、グリッパアーム1,1´をばねプレロード下でキャッチアップ歯車6に接触させ、これをロックする。
【0042】
時間間隔を検出するために時計回りで鋸歯歯車18が45度だけ更に回転することは、図示されていない方法で、第2の作動エレメント46の操作により行われる。これによりこのような切替ステップにより、予めロックされたキャッチアップ歯車6のロック解除又は予めロック解除されたキャッチアップ歯車6のロックが行われる。
【0043】
8つの歯列Z1〜Z8を有した鋸歯歯車18は、コラムホイール7と同心的にこのコラムホイール7に回動不能に結合されているか(図1〜図4参照)、又は中間歯車43を介してコラムホイール7に結合されている(図6)。鋸歯歯車18は、第3の作動エレメント45により、作動装置によっても45°の切替ステップだけ時計回りにさらに回転可能である。
【0044】
この作動装置は、コラムホイール7と鋸歯歯車18の回転軸線に対して平行な旋回軸22を中心として旋回可能で、かつ、第3の作動エレメント45によって、その長手方向の延びの方向で、鋸歯歯車18に対して、ほぼ接線状に運動可能なレバー19を有している。このレバー19は自由端部に切替つめ24を有している。
【0045】
レバー19はさらに、半径方向でコラムホイール7に接触し、このコラムホイール7によって半径方向で運動可能である触知エレメント23を有している。コラムホイール7の位置によって、触知エレメント23は、コラムa,b,c,dの端面に接触するかまたは谷部e,f,g,h内に突入する。
【0046】
相応して、レバー19の、切替つめ24とは反対側の端部における、旋回軸22を中心としたレバー19の旋回も行われる。
【0047】
旋回軸22にはさらに別のレバー20の端部が枢着されている。このレバー20はレバー19に対してほぼ直角に延びていて、他方の端部で、定置の旋回軸21を中心として旋回可能である。
【0048】
レバー20は、第3の作動エレメント45によって、ばね力に反して、このレバー20の長手方向の延在に対して横方向に負荷可能であり、これにより、レバー20は、旋回軸線21を中心として旋回し、レバー19は、ほぼ長手方向延在の方向で運動する。
【0049】
この場合、触知エレメント23が、コラムa,b,c,dの端面に位置していると、これによりレバー19は、切替つめ24が、鋸歯歯車18の係合領域の外側に位置するように旋回し、これにより鋸歯歯車18をさらに回転しないように負荷することができる。
【0050】
これにより、コラムホイール7も、グリッパアーム1,1´がキャッチアップ歯車6から持ち上がり、このキャッチアップ歯車6によって駆動可能な第1のキャッチアップ指針48が第1のクロノグラフ指針47とともに運動することができる位置に留まる。その後、第3の作動エレメント45の操作によって、両指針47,48がゼロ位置にもたらされ、第3の作動エレメント45の負荷が終了されている。
【0051】
しかし図3及び図4に示したように、第3の作動エレメント45の操作時に、触知エレメント23が、コラムホイール7の谷部e,f,g,hに位置する場合には、レバー19の切替つめ24が、鋸歯歯車18の係合領域へと旋回し、第3の作動エレメント45の操作と、レバー19の軸方向運動により、鋸歯歯車18が45°だけ回転する。
【0052】
これにより、コラムホイール7が45°回転されるので、触知突起2,2´が、コラムa,b,c,dの端面に達し、閉鎖されていた第1のロックアップグリッパ31のグリッパアーム1,1´が持ち上がり、キャッチアップ歯車6の回転がロックされる。これにより第1のキャッチアップ指針48がクロノグラフ指針47の位置にジャンプする。
【0053】
鋸歯歯車18の不慮の切替を防止するために、係止ばね25が設けられていて、この係止ばね25が、鋸歯歯車の歯の隙間にばね弾性的に係止可能である。
【0054】
クロノグラフ駆動装置33により、第1の作動エレメント44の手動の操作時に、第2のクロノグラフ指針49の第2の指針軸51も回転可能に駆動可能である。この第2の指針軸51に対して、第2のクロノグラフ指針49と重なり合って駆動可能な第2のキャッチアップ指針50の第2のキャッチアップ指針軸47が同心的に配置されている。
【0055】
図示されていないが、第1のクロノグラフ指針47と第1のキャッチアップ指針48の駆動のためのものと同様に、同じ機能形式で、第2の指針軸51に分カウンタハートカムが、第2のクロノグラフ指針49を戻すために配置されていて、第2の指針軸51と第2のキャッチアップ指針軸27が、摩擦接続的なクラッチの第2のキャッチアップハートカムによって回転不能に互いに結合可能である。
【0056】
第2のキャッチアップ指針軸27には第2のキャッチアップ歯車26が配置されている。この第2のキャッチアップ歯車26は、第2のキャッチアップグリッパ39のグリッパアーム12,12´によってばねプレロード下で挟み込み可能であって、摩擦接続によって回転ロック可能である。
【0057】
第2のキャッチアップグリッパ39は、グリッパアーム12,12´と、触知突起13,13´とともにばね弾性的な部分14,14´と、固定脚部15,15´とを有しており、第1のキャッチアップグリッパ31と同様の構成及び同様の作用形式である。
【0058】
触知突起13,13´を負荷するために、これらの触知突起13,13´の間に、グリッパアーム12,12´のほぼ長手延在方向で運動可能な傾斜エレメント16が配置されていて、この傾斜エレメント16によって、第2のキャッチアップグリッパ39のグリッパアーム12,12´が互いに離れるように拡開可能であって、従って、キャッチアップ歯車26から持ち上げ可能である。
【0059】
傾斜エレメント16は、触知突起13,13´に配属されたそれぞれ1つの傾斜部52,52´を有しており、これらの傾斜部52,52´には互いに方向付けられた凹部53,53´を有している。
【0060】
傾斜エレメント16を動かすために、旋回軸11を中心として旋回可能な二腕式のレバー9を有した作動装置が働く。レバー9のレバーアームの端部には触知突起17が配置されており、この触知突起17によって、コラムホイール7の位置を検出可能である。レバー9の第2のレバーアームの端部は傾斜エレメント16に枢着されている。
【0061】
触知突起17がコラムホイール7の谷部e,f,g,hに位置している場合、レバー16は、触知突起13,13´が、傾斜エレメント16の減幅した領域で凹部53,53´の高さに位置し、この凹部に進入するような位置に旋回する。これによりグリッパアーム12,12´は互いに接近するように、第2のキャッチアップ歯車26の回転ロック位置へと運動することができる(図3)。
【0062】
コラムホイール7の回動により、触知突起17がコラムホイール7の谷部e,f,g,hから、コラムa,b,c,dの端面にまで持ち上げられると、これによりレバー9の旋回が行われる。
【0063】
これにより、傾斜エレメント16が動かされ、傾斜部52,52´により触知突起13,13´が負荷されると、第2のキャッチアップグリッパ39のグリッパアーム12,12´が互いに離れるように拡開し、回転ロック位置から第2のキャッチアップ歯車26から持ち上げられる(図1)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 秒区分と分区分とを検出するためのクロノグラフのキャッチアップ装置を、開かれたキャッチアップグリッパとともに示した図である。
【図2】 図1のキャッチアップ装置の、第3の切替エレメントによって操作可能な機構を補足的に示した図である。
【図3】 図1のキャッチアップ装置を、閉じられたキャッチアップグリッパとともに示した図である。
【図4】 図3のキャッチアップ装置の切替位置に属する切替位置における図2の機構を示した図である。
【図5】 図1のクロノグラフの平面図である。
【図6】 キャッチアップ装置の第2の実施例を示した図である。
【図7】 図1のキャッチアップ装置のクロノグラフ駆動機構の側方図である。
【図8】 秒ハートカムおよびキャッチアップハートカムと図7のクロノグラフ駆動機構のクロノグラフ駆動歯車の平面図である
【図9】 キャッチアップ歯車と、連結された位置にある図7のクロノグラフ駆動機構の連結部とを示す平面図である。
【図10】 キャッチアップ歯車と、連結解除位置にある図7クロノグラフ駆動機構の連結部とを示す平面図である。
【符号の説明】
1,1´ グリッパアーム、 2,2´ 触知突起、 3 ばね弾性的な部分、 4,4´ 固定脚部、 5 キャッチアップ指針軸、 6 キャッチアップ歯車、 7 コラムホイール、 9 2腕式レバー、 11 旋回軸、 12,12´ グリッパアーム、 13,13´ 触知突起、 14,14´ ばね弾性的な部分、 15,15´ 固定脚部、 16 傾斜エレメント、 17 触知突起、 18 鋸歯歯車、 19,20 レバー、 21,22 旋回軸、 23 触知エレメント、 24 切替つめ、 25 係止キー、 26 キャッチアップ歯車、 27 指針軸、 28 クロノグラフ指針軸、 29 秒ハートカム、 30 キャッチアップハートカム、 31 キャッチアップグリッパ、 32 周面、 33 クロノグラフ駆動装置、 34 クロノグラフ中央歯車、 35 キャッチアップハートカムレバー、 36 軸、 37 引張ばね、 38 クラッチ面、 39 第2のキャッチアップグリッパ、 40 時計ケーシング、 41 文字板、 42 リュウズ、 44 第1の作動エレメント、 45 第3の作動エレメント、 46 第2の作動エレメント、 47,49 クロノグラフ指針、 48,50 キャッチアップ指針、 51 第2の指針軸、 52,52´ 傾斜部、 53,53´ 凹部、 a,b,c,d コラム、 e,f,g,h 谷部

Claims (18)

  1. クロノグラフであって、クロノグラフ駆動装置(33)が設けられており、該クロノグラフ駆動装置(33)によって、第1の作動エレメント(44)を手動操作する際に、クロノグラフ指針(47)のクロノグラフ指針軸(28)が回転可能に駆動可能であって、クロノグラフ指針(47)に重なり合って駆動可能なキャッチアップ指針(48)の、クロノグラフ指針軸(28)に対して同心的なキャッチアップ指針軸(5)が設けられており、前記クロノグラフ指針軸(28)には、クロノグラフ指針(47)を戻すための秒ハートカム(29)が配置されていて、クロノグラフ指針軸(28)とキャッチアップ指針軸(5)とは、摩擦接続的な連結部材のキャッチアップハートカム(30)によって回転不能に互いに結合可能であって、キャッチアップ指針軸(5)に配置されたキャッチアップ歯車(6)が設けられており、キャッチアップグリッパ(31)のグリッパアーム(12,12´)が設けられており、該グリッパアーム(12,12´)が摩擦接続または形状接続的にばね弾性的にキャッチアップ歯車(6)に当て付けられ、これによりキャッチアップ歯車(6)の回転がロックされ、第2の作動エレメント(46)を手動で操作することにより、ロック位置とロック解除位置との間で運動可能な切替エレメント(7)が設けられており、該切替エレメント(7)によって、グリッパアーム(12,12´)が回転ロック位置から出てキャッチアップ歯車(6)から持ち上がり、キャッチアップ歯車(6)の回転のロックが解除される形式のものにおいて、
    第3の作動エレメント(45)が設けられており、該第3の作動エレメントを、非負荷位置から負荷位置へと手動で動かすことによって、クロノグラフ指針軸(28)と、クロノグラフ指針(47)とがゼロ位置に運動可能であって、ロック位置に位置する切替エレメントが、ロック解除位置へと運動可能であって、またはロック解除位置に位置する切替エレメントがロック解除位置に留まり、第3の作動エレメント(45)によって作動装置が操作可能であって、該作動装置によって切替エレメントは、グリッパアーム(12,12´)が回転ロック位置に位置していて、キャッチアップ歯車(6)に当て付けられているロック位置と、グリッパアーム(12,12´)がキャッチアップ歯車(6)から離された位置に位置するロック解除位置との間で運動可能であって、この場合、触知エレメント(23)によって切替エレメントの位置が検知可能であって、切替エレメントがロック解除位置にある場合は、作動装置は作動不能であって、切替エレメントがロック位置にある場合には作動装置が作動可能であることを特徴とするクロノグラフ。
  2. 作動装置が、切替エレメント(7)に回動不能に同心的に結合されている切替歯車(18)または、中間伝動装置(43)を介して切替ステップ式に回転駆動可能な切替歯車(18)を有しており、該切替歯車(18)は、第3の作動エレメント(45)によって操作可能な切替突起を介して1つの切替ステップ分だけ送られて切り換えられ、この切替ステップにより切替エレメント(7)が、ロック位置からロック解除位置へと切り替えられるように送られる、請求項1記載のクロノグラフ。
  3. 切替エレメントのロック解除位置では、作動装置が切替歯車から係合解除されている、請求項1又は2記載のクロノグラフ。
  4. 切替歯車が、回転軸線を中心として回転可能な鋸歯歯車(18)またはカム歯車であって、切替つめ(24)として形成された、作動装置の切替突起によって回転軸線を中心として回転駆動可能であって、作動装置は切替エレメントのロック位置で鋸歯歯車(18)またはカム歯車と係合しており、切替エレメントのロック解除位置で鋸歯歯車(18)またはカム歯車の係合から解除させることができる、請求項1からまでのいずれか1項記載のクロノグラフ。
  5. 切替エレメントが回転軸線を中心として回転可能なコラムホイール(7)であって、該コラムホイール(7)が交互に回転軸線に対して半径方向に突出するコラム(a,b,c,d)と、半径方向の延在が比較的僅かな谷部(e,f,g,h)とを有しており、この場合、触知エレメント(23)が、半径方向で運動可能であって、コラムホイール(7)の位置に応じて、コラム(a,b,c,d)の端面に接触するかまたは谷部(e,f,g,h)内に突入する、請求項2記載のクロノグラフ。
  6. 作動装置が、コラムホイール(7)と鋸歯歯車(18)またはカム歯車の回転軸に対して平行な旋回軸(22)を中心として旋回可能で、第3の作動エレメント(45)によって、長手方向の延在の方向で、鋸歯歯車(18)またはカム歯車に対してほぼ接線状に運動可能なレバー(19)を有しており、該レバー(19)が自由端部に切替つめ(24)を有しており、このレバー(19)はコラムホイール(7)のコラム(a,b,c,d)によって、その切替つめ(24)が鋸歯歯車(18)またはカム歯車から係合解除されるように旋回可能である、請求項記載のクロノグラフ。
  7. コラム(a,b,c,d)によって、レバー(19)の、触知突起(23)として形成された触知エレメントが負荷可能である、請求項記載のクロノグラフ。
  8. 切替エレメント及び/又は切替歯車が、係止ばね(25)によって、ロック位置にまたはロック解除位置に係止可能である、請求項1からまでのいずれか1項記載のクロノグラフ。
  9. 係止ばね(25)が、歯車として形成された切替歯車の歯の間に係止可能である、請求項1からまでのいずれか1項記載のクロノグラフ。
  10. グリッパアーム(1,1´)が、コラムホイール(7)の回転軸に対して半径方向に向けられた触知突起(2,2´)を有しており、該触知突起が、コラムホイール(7)の位置に応じて、コラム(a,b,c,d)の端面に接触するかまたは谷部(e,f,g,h)に突入する、請求項記載のクロノグラフ。
  11. 第3の作動エレメント(45)が、非負荷位置へとばね負荷されている、請求項1記載のクロノグラフ。
  12. キャッチアップ歯車(6)が、秒キャッチアップカウンタのキャッチアップ歯車である、請求項1から11までのいずれか1項記載のクロノグラフ。
  13. 第1の作動エレメント(44)を手動で操作する際に、クロノグラフ駆動装置によって、第2のクロノグラフ指針(49)の第2の指針軸(51)が回転可能に駆動可能であって、第2のクロノグラフ指針(49)に重なり合って駆動可能な第2のキャッチアップ指針(50)の、第2の指針軸(51)に対して同心的な第2のキャッチアップ指針軸(27)が設けられており、第2の指針軸(51)には、第2のクロノグラフ指針(49)を戻すための分カウンタハートカムが配置されており、第2の指針軸(51)と第2のキャッチアップ指針軸(27)とは、摩擦接続的な連結部の第2のキャッチアップハートカムにより回転不能に互いに結合可能であって、第2のキャッチアップ指針軸(27)に配置された第2のキャッチアップ歯車(26)が設けられており、第2のキャッチアップグリッパ(39)のグリッパアーム(12,12´)が設けられており、該グリッパアーム(12,12´)が摩擦接続または形状接続的にばね弾性的にキャッチアップ歯車(26)に当て付けられ、これによりキャッチアップ歯車(26)の回転がロック可能され、切替エレメントによって、第2のキャッチアップグリッパ(39)のグリッパアーム(12,12´)が、回転ロック位置から出て第2のキャッチアップ歯車(26)から持ち上がり、第2のキャッチアップ歯車(26)の回転のロックが解除され、第3の作動エレメント(45)を、非負荷位置から負荷位置へと手動で動かすことにより、第2の指針軸(51)と第2のクロノグラフ指針(49)、並びに第2のキャッチアップ指針軸(27)と第2のキャッチアップ指針(50)とがゼロ位置に運動可能である、請求項1から12までのいずれか1項記載のクロノグラフ。
  14. 第2のキャッチアップ歯車(26)が、分カウンタのキャッチアップ歯車であって、第2のキャッチアップ指針(50)が分カウンタのキャッチアップ指針である、請求項13項記載のクロノグラフ。
  15. 第1のクロノグラフ指針軸(28)と、第2の指針軸(51)とが、1つの共通のクロノグラフ駆動装置(33)によって回転可能に駆動可能である、請求項13又は14記載のクロノグラフ。
  16. 切替エレメントによって作動装置が操作可能であって、該作動装置によって、第2のキャッチアップグリッパ(39)のグリッパアーム(12,12´)が、回転ロック位置から出て、第2のキャッチアップ歯車(26)から持ち上がり可能に運動可能である、請求項13から15までのいずれか1項記載のクロノグラフ。
  17. 作動装置が、旋回軸(11)を中心として旋回可能な2腕式のレバー(9)を有しており、該レバーの一方のレバーアームの端部に触知突起(17)が配置されていて、触知突起(17)によって切替エレメントの位置が検知可能であって、第2のレバーアームの端部によって、切替エレメントの回転ロック位置が検知された場合には、第2のキャッチアップグリッパ(39)のグリッパアーム(12,12´)を第2のキャッチアップ歯車(26)から持ち上げるための第2の切替エレメントが操作可能である、請求項16記載のクロノグラフ。
  18. 第2の切替エレメントが、第2のレバーアームから、第2のキャッチアップグリッパ(39)のグリッパアーム(12,12´)のほぼ長手方向延在で運動可能な傾斜エレメント(16)であって、該傾斜エレメント(16)によって、第2のキャッチアップグリッパ(39)のグリッパアーム(12,12´)が互いに離れるように拡開可能である、請求項17記載のクロノグラフ。
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