JP4091344B2 - 気化器 - Google Patents

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  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、絞り弁の開度を検出する開度検出装置を取付けた場合に、その開度検出装置へのダメージと、乗員の動作への影響を考慮した気化器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の気化器としては、例えば、特公平2−25022号公報「摺動絞り弁式気化器」が知られている。
上記公報の第1図及び第2図には、気化器本体3(符号については、同公報に記載されているものを使用した。以下同じ。)の下部にフロート室体5を取付け、気化器本体3に吸気道2を設け、この吸気道2にほぼ直交するように且つ吸気道2の上部に絞り弁案内筒7を設け、この絞り弁案内筒7内に、吸気道2を横切るように移動可能に摺動絞り弁6を収納した摺動絞り弁式気化器1が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した気化器1は、自動二輪車等の車両では、吸気道2が車体の前後方向に延びるように配置される。そして、例えば、上記の摺動絞り弁6の開度を検知してエンジンを制御しようとした場合、摺動絞り弁6の開度を検知するセンサは、摺動絞り弁6の近傍に位置するという点で絞り弁案内筒7に取付けるのが簡単で、しかも、センサを絞り弁案内筒7の車体側方に取付ければ、センサのメンテナンスのための取付け、取外しに都合がよい。
【0004】
しかし、センサを絞り弁案内筒7の車体側方に取付けると、センサが気化器1の車体側方に突出し、他の部品や乗員の脚部と干渉することが考えられる。
【0005】
そこで、本発明の目的は、気化器を改良することで、絞り弁の開度を検出する開度検出装置を取り付けた場合に、その開度検出装置に他の部品や乗員の脚部が干渉するのを防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、主空気通路に横切るように筒部を形成し、この筒部に主空気通路を通過する空気量を絞る絞り弁を移動可能に収納するとともに、筒部の車体側方に臨む壁に絞り弁の開度を検出する開度検出装置を取付けた気化器において、少なくとも、開度検出装置の上方と車体側方とを覆うカバー部材を開度検出装置に取付け、カバー部材を、開度検出装置に片持ち状態で保持し、開度検出装置に、筒部側に取付けるための取付フランジ部を備えるとともに、カバー部材に貫通孔が設けられ、この貫通孔を通して締結部材で取付フランジ部を筒部側に取付け、カバー部材を、開度検出装置に筒部軸線中心に対して左右に振り分けて締め付けたことを特徴とする。
【0007】
開度検出装置の上方と車体側方とをカバー部材で覆うことで、車体の他の部品や乗員の脚部が開度検出装置に直接に干渉するのをカバー部材で防止することができる。
【0008】
更に、カバー部材を変形しやすい部材で構成すれば、カバー部材に干渉物があったときに、カバー部材が変形して衝撃を吸収することができる。
【0009】
また、カバー部材によって開度検出装置への乗員の例えば、衣服の引っ掛かりを防止することができる。
【0010】
また更に、貫通孔を通して締結部材で取付フランジ部を筒部側に取付けるため、カバー部材をより大きくすることができ、カバー部材と筒部との間により大きな隙間を確保でき、気化器への走行風の当たりを確保できて、保護性能と、アイシング等の暖機性能との両立が可能となる。
【0011】
請求項2は、カバー部材を、開度検出装置の側方を覆うように開度検出装置に取付けられた鉛直部と、開度検出装置の上方を覆う上部水平部と、開度検出装置の下方を覆うように鉛直部の下端から筒部側へ且つ斜め下方に延ばした下部傾斜部とから構成するとともに、鉛直部と上部水平部とを曲面で繋ぎ、更に、上部水平部及び下部傾斜部を鉛直部に片持ち状態で保持し、カバー部材の外側近傍にはエンジン始動用のキックペダルを配置したことを特徴とする。
キック部材により、構造を複雑化することなくカバー部材とで二重に開度検出装置を保護することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る気化器を備えた自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、ヘッドパイプ11に回転可能にハンドル軸12を挿入し、このハンドル軸12の上端にトップブリッジ13を取付け、ハンドル軸12の下端にボトムブリッジ14を取付け、これらのトップブリッジ13及びボトムブリッジ14のそれぞれの前部にフロントフォーク16を取付け、このフロントフォーク16の下端に前輪17を取付け、トップブリッジ13にハンドル18を取付け、同じくトップブリッジ13にブラケット21を介してメータ22及びヘッドランプ23を取付け、ヘッドパイプ11から後方へ車体フレーム24を延ばし、この車体フレーム24にエンジン26を取付け、このエンジン26の上方に燃料タンク27を配置し、この燃料タンク27の後方にシート28を配置し、このシート28の後部下方をリヤカウル31で覆い、車体フレーム24の後部に取付けたスイングアーム(不図示)に後輪32を取付け、エンジン26から後方へ排気管33を延ばし、この排気管33の後端にマフラ34を連結した車両である。
【0013】
ここで、40はスロットルグリップ、41は前輪17の上方を覆うフロントフェンダ、42はバックミラー、43はブレーキペダル、44はリヤクッションユニット、45は同乗者用グリップ、46はテールランプ、47は後輪32の上方を覆うリヤフェンダである。
【0014】
51はリヤカウル31に同乗者の脚部の内側が干渉するのを防ぐ又は干渉しても当たりを和らげるためにリヤカウル31の両側部前部に設けたほぼ三角形状の逃げ面である。
【0015】
52は前述のマフラ34の側方を覆うためにマフラ34に取付けた遮熱板であり、後端に、上部が下部よりも後方に突出するように斜めに成形した傾斜部53を備えることで、自動二輪車10の軽快性やリヤカウル31のV字状とした後端とのデザインの協調性を高めたものである。
【0016】
図2は本発明に係る自動二輪車のエンジン及びその周囲を示す側面図であり、エンジン26のシリンダヘッド56の後部に吸気マニホールド57を取付け、この吸気マニホルード57の後部に気化器58を取付け、この気化器58に吸気管61を接続し、気化器58の側方に気化器58の一部を覆うカバー部材62を設けたことを示す。
【0017】
ここで、71はエンジン26のクランクケース、72はクランクケース71の前部上部に取付けたシリンダ部、73はシリンダヘッド56の上部を覆うヘッドカバー、74は点火プラグ、75はクランクケース71の後部側部に取付けたエンジン始動用のキックペダルである。
【0018】
図3は図2の3−3線断面図であり、気化器58の縦断面図を示す。
気化器58は、気化器本体81と、この気化器本体81の下部に取付けることで、フロート室82を形成するフロート室形成部材83とを備え、気化器本体81に、通過する吸入空気に燃料を混合する主空気通路84(84Aは主空気通路84の内面である。)及びこの主空気通路84を横切る筒部86を設け、この筒部86に主空気通路84内の通過空気量を絞るピストン型の絞り弁87を移動可能に収納し、この絞り弁87の下端に先細りのテーパ形状としたジェットニードル88を取付け、気化器本体81の下部にフロート室82内に突出する下部筒状部91を形成し、この下部筒状部91内に管状のニードルジェット92及びエアブリード管93を取付け、このエアブリード管93の下端にメインジェット94を取付け、上記のジェットニードル92内及びエアブリード管93内にジェットニードル88を挿入したものである。尚、96はフロート、97は絞り弁87のストローク下端位置を規制するストッパ、98は筒部86の上部を覆うキャップである。
【0019】
絞り弁87は、スプリング101によって主空気通路84を閉じる側に押付けたものであり、ハンドル18(図1参照)に設けたスロットルグリップ40(図1参照)からスロットルワイヤ102を延ばし、このスロットルワイヤ102の先端を絞り弁87の下部に取付けることで、スロットルグリップ40の操作によりスロットルワイヤ102を介して絞り弁87をスプリング101の弾性力に抗して上下させ、絞り弁87の開度を調整する。
【0020】
ニードルジェット92は、この内側に嵌り込んだジェットニードル88との隙間によって主空気通路84内へのガソリン流出量を絞り込む部品である。
【0021】
エアブリード管93は、複数の小穴を形成することで、図示せぬ通路から取り入れた空気を上記の小穴を介して気泡として燃料中に混入させ、燃料が主空気通路84に吸い出されたときに燃料の気化を促進させる部品である。
【0022】
メインジェット94は、主に絞り弁87が全開に近い状態でニードルジェット92とジェットニードル88との隙間が大きい場合に主空気通路84に吸い出される燃料の流量を規定する部品である。
【0023】
筒部86は、その周壁105であって車体側方に臨む位置に絞り弁87の開度を検出する絞り弁開度検出装置106を取付けた部分である。
【0024】
絞り弁開度検出装置106(以下、単に「検出装置106」と記す。)は、周壁105に設けた取付座部107に取付けた第1取付片108と、この第1取付片108にダイヤフラム111を介して取付けた第2取付片112と、この第2取付片112にブラケット113にて取付けたマイクロスイッチ114と、このマイクロスイッチ114から第2取付片112内に挿入するとともに第1取付片108及び周壁105を貫通させて筒部86内に先端を臨ませた検出ロッド116とからなり、この検出装置106を前述のカバー部材62で覆う。なお、117は第2取付片112とマイクロスイッチ114との間に介在させた接続筒部である。
【0025】
図4は図3の4−4線断面図であり、マイクロスイッチ114は、本体127及びこの本体127の開口部を覆うカバー128からなるハウジング131と、本体127の底に埋め込んだ第1端子132及び第2端子133と、一端を第1端子132の端部に接続するとともに中間部を本体127の底から突出させた第1突出部134で支持し且つ他端に可動接点136を設けることでこの可動接点136を第2端子133に設けた固定接点137に接触させた可動片138と、ハウジング131の本体127の底から突出させた第2突出部141に保持板142を介して取付けた当接片143と、可動片138においてその一端と第1突出部134による支持部との間に設けた作用部144を押圧するためにハウジング131のカバー128に移動可能に取付けた操作ロッド146とからなる。
【0026】
可動片138は、可動接点136を設けた端部の近傍で本体から分岐させて湾曲するように延ばし且つ先端部を第1突出部134の側面に設けた溝148に挿入した可動ばね部151を備える。
操作ロッド146は、ハウジング131の外部に突出する端部を前述の検出ロッド116の先端に当てた部品である。
【0027】
以上に述べた検出装置106の作用を次に説明する。
図3において、スロットルワイヤ102を引いて、絞り弁87の開度を次第に大きくしていくと、絞り弁87の周壁153に設けたスリット部154の端を形成する傾斜部156が検出ロッド116の先端に当たり、検出ロッド116をダイヤフラム111の弾性力に抗してマイクロスイッチ114側へ押す。
【0028】
この結果、検出ロッド116は、図4に示した操作ロッド146をハウジング131内へ押し込むため、可動片138の作用部144が操作ロッド146で押されて本体127の底側に凸状に湾曲し、これに伴って、第1突出部134から可動接点136側の可動片138が可動ばね部151のスナップアクションを伴ってカバー128側に凸状に湾曲し、この結果として、可動接点136が固定接点137から離れる。即ち、マイクロスイッチ114はオン状態からオフ状態に切り換わる。エンジンコントロールユニットはそのときの信号に基づいて例えば、エンジンの点火時期を制御する。
【0029】
図5は本発明に係る気化器の要部側面図であり、検出装置106に、この検出装置106の少なくとも車体側方(この図では検出装置106の手前側)を覆うカバー部材62を取り付けた状態を示す。なお、検出装置106については、その大部分を透視して描いた。
【0030】
カバー部材62は、スチール製のプレートを折り曲げ成形して、ブラケット113にプロジェクション溶接にて取付けたものであり、第1窓部161、第2窓部162及びスリット163を備える。
【0031】
第1窓部161は、頭部に十字溝を有する第1ビス165が臨めるように開けた部分であり、第2窓部162は、頭部に星形の溝を有する第2ビス166が臨めるように開けた部分である。なお、167は第1ビスであり、第1ビス165と同一のものである。168は第2ビスであり、第2ビス166と同一のものである。
【0032】
スリット163は、プロジェクション溶接時に、円弧状の端部171,171をブラケット113に対するカバー部材62の位置決めのために用いるものである。例えばブラケット113に設けた穴又は溝とスリット163の端部171,171とに位置決め用のピンを挿入すれば、カバー部材62を容易に位置決めすることができる。なお、172はプロジェクション溶接部である。
【0033】
図6は本発明に係る気化器の正面図であり、カバー部材62の側面形状と検出装置106の気化器本体81への取付状態とを示す。
カバー部材62は、ブラケット113に直接に取付ける鉛直部175と、この鉛直部175の上端から気化器本体81側へほぼ水平に延ばした上部水平部176と、鉛直部175の下端から気化器本体81側へ且つ斜め下方に延ばした下部傾斜部177とからなり、鉛直部175で検出装置106の側方を覆い、上部水平部176で検出装置106の上方を覆い、下部傾斜部177で検出装置106の下方を覆う。
【0034】
また、検出装置106は、第1ビス165,167(第1ビス167は不図示)で気化器本体81の取付座部107に取付けたものであり、また、マイクロスイッチ114を取付けたブラケット113は、第2ビス166,168で第2取付片112に取付けたものである。
【0035】
以上に述べた検出装置106の取付要領を次に説明する。
図7(a),(b)は本発明に係る検出装置の取付要領を示す作用図である。
(a)において、取外しておいた検出装置106(カバー部材62を含む)を取付ける場合は、白抜き矢印の向きに検出装置106を移動させて第1取付片108を気化器本体81の取付座部107に当て、第1ビス165は、まず、カバー部材62の第1窓部161を通過させた後に、第1取付片108に設けたフランジ181のビス挿通穴182に挿入し、次に、取付座部107に設けためねじ部183にねじ込み、第1ビス167は、フランジ184(図5参照)のビス挿通穴(不図示)に挿入し、次に、取付座部107に設けためねじ部186にねじ込む。これで、気化器本体81への検出装置106の取付けが完了する。
このように、検出装置106は、第1ビス165,167を一般的なプラスドライバーで回すことで容易に取付け、取外しを行うことができる。
【0036】
(b)において、外しておいたマイクロスイッチ114及びブラケット113の組立体187(カバー部材62を含む)を取付ける場合は、白抜き矢印の向きに組立体187を移動させてブラケット113を第2取付片112の側面に当て、第2ビス166は、カバー部材62の第2窓部162を通過させた後に、ブラケット113に開けた取付穴188に挿入し、次に、第2取付片112に開けたビス挿通穴191に挿入し、更に、第1取付片108に設けためねじ部192にねじ込み、第2ビス168は、ブラケット113に開けた取付穴193に挿入し、次に、第2取付片112に開けたビス挿通穴194に挿入し、更に、第1取付片108に設けためねじ部196にねじ込む。これで、気化器本体81側への組立体187の取付けが完了する。
【0037】
このように、組立体187は、第2ビス166,168を特殊な工具で回して取外さなければならず、取付け、取外しが容易にできない。従って、マイクロスイッチ114を分解したり、別のものに交換したりするのを防止することができる。
【0038】
上記の(a),(b)において、カバー部材62に第1窓部161、第2窓部162を設けたことで、例えば、窓部を設けていないカバー部材で検出装置106を覆う構造としたときに、このカバー部材を取外した後にビスを回す、あるいはビスを締めた後にカバー部材を取付けるというような作業に比べて、本発明では、検出装置106の取付け時・取外し時の作業性を向上させることができる。
【0039】
また、図5において、カバー部材62に第1窓部161、第2窓部162及びスリット163を設けることで、カバー部材62の軽量化に加え、カバー部材62の外観性を高めることができる。
【0040】
図8は本発明に係るカバー部材の作用を説明する作用図である。
例えば、カバー部材62の上部水平部176に、自動二輪車の他の部品や乗員の脚部が干渉した場合、カバー部材62は薄板であるから、外力によって矢印のように折れ曲がる。これによって、検出装置106、特にマイクロスイッチ114に伝わる衝撃を緩和することができ、検出装置106、特にマイクロスイッチ114がダメージを受けるのを防止することができる。
【0041】
また、カバー部材62の下部傾斜部177によって、例えば、乗員の衣服が検出装置106の下方からカバー部材62に引っ掛かりにくくすることができる。
更に、カバー部材62は、図6に戻って、鉛直部175と上部水平部176とを曲面で繋いでいるため、この曲面によって、乗員の衣服が検出装置106の上方からもカバー部材62に引っ掛かりにくくすることができる。
【0042】
以上の図3で説明したように、本発明は、主空気通路84に横切るように筒部86を形成し、この筒部86に主空気通路84を通過する空気量を絞る絞り弁87を移動可能に収納するとともに、筒部86の車体側方に臨む壁としての周壁105に絞り弁87の開度を検出する検出装置106を取付けた気化器58において、少なくとも、検出装置106の上方と車体側方とを覆うカバー部材62を検出装置106に取付けたことを特徴とする。
【0043】
検出装置106の上方と車体側方とをカバー部材62で覆うことで、車体の他の部品や乗員の脚部が検出装置106に直接に干渉するのをカバー部材62で防止することができる。更に、カバー部材62を変形しやすい部材で構成すれば、カバー部材62に干渉物があったときに、カバー部材62が変形して衝撃を吸収することができる。
また、カバー部材62によって検出装置106への乗員の例えば、衣服の引っ掛かりを防止することができ、乗員の動作に影響を及ぼす心配がない。
【0044】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1の気化器は、少なくとも、開度検出装置の上方と車体側方とを覆うカバー部材を開度検出装置に取付け、カバー部材を、開度検出装置に片持ち状態で保持し、開度検出装置に、筒部側に取付けるための取付フランジ部を備えるとともに、カバー部材に貫通孔が設けられ、この貫通孔を通して締結部材で取付フランジ部を筒部側に取付け、カバー部材を、開度検出装置に筒部軸線中心に対して左右に振り分けて締め付けたので、車体の他の部品や乗員の脚部が開度検出装置に直接に干渉するのをカバー部材で防止することができる。更に、カバー部材を変形しやすい部材で構成すれば、カバー部材に干渉物があったときに、カバー部材が変形して衝撃を吸収することができる。
また、カバー部材によって開度検出装置への乗員の例えば、衣服の引っ掛かりを防止することができる。
【0045】
また更に、開度検出装置に、筒部側に取付けるための取付フランジ部を備えるとともに、カバー部材に貫通孔が設けられ、この貫通孔を通して締結部材で取付フランジ部を筒部側に取付けたので、カバー部材をより大きくすることができ、カバー部材と筒部との間により大きな隙間を確保でき、気化器への走行風の当たりを確保できて、保護性能と、アイシング等の暖機性能との両立が可能となる。
【0046】
請求項2の気化器は、カバー部材を、開度検出装置の側方を覆うように開度検出装置に取付けられた鉛直部と、開度検出装置の上方を覆う上部水平部と、開度検出装置の下方を覆うように鉛直部の下端から筒部側へ且つ斜め下方に延ばした下部傾斜部とから構成するとともに、鉛直部と上部水平部とを曲面で繋ぎ、更に、上部水平部及び下部傾斜部を鉛直部に片持ち状態で保持し、カバー部材の外側近傍にはエンジン始動用のキックペダルを配置したので、キック部材により、構造を複雑化することなくカバー部材とで二重に開度検出装置を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る気化器を備えた自動二輪車の側面図
【図2】 本発明に係る自動二輪車のエンジン及びその周囲を示す側面図
【図3】 図2の3−3線断面図
【図4】 図3の4−4線断面図
【図5】 本発明に係る気化器の要部側面図
【図6】 本発明に係る気化器の正面図
【図7】 本発明に係る検出装置の取付要領を示す作用図
【図8】 本発明に係るカバー部材の作用を説明する作用図
【符号の説明】
58…気化器、62…カバー部材、75…キックペダル、84…主空気通路、86…筒部、87…絞り弁、105…壁(周壁)、106…開度検出装置(絞り弁開度検出装置)、108,112,113…取付フランジ部(第1取付片、第2取付片、ブラケット)、161,162…貫通孔(第1窓部、第2窓部)、165,166…締結部材(第1ビス、第2ビス)、175…鉛直部、176…上部水平部、177…下部傾斜部

Claims (2)

  1. 主空気通路に横切るように筒部を形成し、この筒部に前記主空気通路を通過する空気量を絞る絞り弁を移動可能に収納するとともに、筒部の車体側方に臨む壁に前記絞り弁の開度を検出する開度検出装置を取付けた気化器において、
    少なくとも、前記開度検出装置の上方と車体側方とを覆うカバー部材を開度検出装置に取付け、
    前記カバー部材は、前記開度検出装置に片持ち状態で保持され、
    前記開度検出装置は、前記筒部側に取付けるための取付フランジ部を備えるとともに、前記カバー部材に貫通孔が設けられ、この貫通孔を通して締結部材で前記取付フランジ部が前記筒部側に取付けられ、
    前記カバー部材は、前記開度検出装置に前記筒部軸線中心に対して左右に振り分けて締め付けられていることを特徴とする気化器。
  2. 前記カバー部材は、前記開度検出装置の側方を覆うように開度検出装置に取付けられた鉛直部と、開度検出装置の上方を覆う上部水平部と、開度検出装置の下方を覆うように前記鉛直部の下端から筒部側へ且つ斜め下方に延ばした下部傾斜部とから構成されるとともに、前記鉛直部と前記上部水平部とが曲面で繋がれ、更に、前記上部水平部及び前記下部傾斜部が前記鉛直部に片持ち状態で保持され、前記カバー部材の外側近傍にはエンジン始動用のキックペダルが配置されていることを特徴とする請求項1記載の気化器。
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