JP4823099B2 - 自動二輪車のスクリーン取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、運転者の前方に設けられてカウルに全周を囲まれる自動二輪車のスクリーン取付構造に関する。
従来の自動二輪車のスクリーン取付構造の一例として、スクリーンの全周をカウルで囲むようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実公昭63−24077号公報
ところが、上記した従来の自動二輪車のスクリーン取付構造においては、スクリーン周りの質感の向上をしようとしてはいるものの、単にスクリーンの周りをカウルで囲んでいるだけの構造のため、さらなる質感の向上が望まれている。このような質感のさらなる向上に際しては、スクリーンの取付け部分がライダーから見えないようにすること、スクリーンの振動を低減させること、スクリーンに歪が生じないようにすること、スクリーンの全周をカウルが囲む構造で外観パーツであるガーニッシュも容易に取り付けられるようにすること、等が課題となる。
本発明の目的は上記課題を解消することに係り、質感のさらなる向上を図ることができる自動二輪車のスクリーン取付構造を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、運転者の前方に設けられるカウルと、前記運転者の前方に設けられ、前記カウルにより全周を囲まれるスクリーンと、を備えた自動二輪車のスクリーン取付構造であって、
前記スクリーンの上端は、前記カウルの上枠のリブを前記運転者側に回り込む回り込み部が形成され、前記スクリーンの上端と前記カウルの前記上枠とは、該回り込み部の下側から締結部材で締め付けられていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記スクリーン下部には、突起部が一体に形成され、該突起部が弾性部材を介して前記カウルに取り付けられることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の発明に加えて、前記突起部が前記弾性部材を介してガーニッシュと前記カウルとに共締めされることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2に記載の発明に加えて、前記スクリーン下部には、板状突起がさらに設けられ、該板状突起が弾性部材を介して前記ガーニッシュと前記カウルとに挟まれることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3又は4に記載の発明に加えて、前記ガーニッシュの左右端部は、前記カウルに掛止される溝部を備えていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項3乃至5のいずれかに記載の発明に加えて、前記スクリーンは、端部の締付孔から、前記ガーニッシュと前記カウルとを共締めされることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明に加えて、前記カウルとステーとの取付部を後方から覆うインナーパネルをさらに備えることを特徴とする。
請求項1記載の自動二輪車のスクリーン取付構造によれば、締結部材は、スクリーンの回り込み部の下側にあるために、運転者であるライダーから直接見えないので外観性が向上し、かつ、スクリーンの回り込み部とカウルの上枠とが組み合わされて風防の上端が形成されるため、剛性が高まり、振動を抑えることができる。これにより、スクリーンの取付け部分がライダーから見えないようにすることと、スクリーンの振動を低減させることを可能にすることができる。
請求項2記載の自動二輪車のスクリーン取付構造によれば、スクリーンの上部をリジットに固定し、スクリーンの下部を弾性部材によって弾性的に固定するため、スクリーンに歪が生じないようにすることができる。
請求項3記載の自動二輪車のスクリーン取付構造によれば、スクリーンを組み付ける際に、スクリーンの突起をガーニッシュとカウルとに共締めして仮止めできるため、ガーニッシュとスクリーンとカウルとの組付けを容易に行うことができる。
請求項4記載の自動二輪車のスクリーン取付構造によれば、スクリーンを組み付ける際に、スクリーンの板状突起をガーニッシュとカウルとの間に挿通させてスクリーンを仮止めできるため、ガーニッシュとスクリーンとカウルとの組付けを容易に行うことができる。
請求項5記載の自動二輪車のスクリーン取付構造によれば、ガーニッシュの左右端部の溝部がカウルに掛止されるため、ガーニッシュをカウルに仮止めでき、ガーニッシュとカウルとの組付けを容易に行うことができる。
請求項6記載の自動二輪車のスクリーン取付構造によれば、スクリーンの端部の締付孔から、ガーニッシュとカウルとが共締めされるため、スクリーンとガーニッシュとカウルとの剛性を向上させることができる。
請求項7記載の自動二輪車のスクリーン取付構造によれば、インナーパネルがステーとの取付部を後方から覆うため、インナーパネルによって取付部が覆われて見えなくなることで、意匠面を良好にすることができる。
以下、本発明に係る自動二輪車のスクリーン取付構造の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図24は本発明の一実施の形態を示すもので、図1は本発明に係る自動二輪車のスクリーン取付構造を搭載した自動二輪車の左側面図、図2は図1に示した自動二輪車のスクリーン周りの各部品の分解斜視図、図3は図1に示した自動二輪車のカウルの右斜め前方から視た外観斜視図、図4は図3に示したカウルの左斜め後方から視た外観斜視図、図5は図1に示した自動二輪車のインナーパネルの外観斜視図、図6は図1に示した自動二輪車のガーニッシュの垂直断面図、図7は図1に示した自動二輪車のスクリーンの垂直断面図、図8は図7に示したスクリーンの一部破断正面図である。
また、図9は図1に示した自動二輪車におけるスクリーン周りの一部破断平面図、図10は図9のI−I線断面図を含む図9の垂直断面図、図11は図9のII−II線断面図、図12は図9のIII−III線断面図、図13は図12のIV−IV線断面図、図14は図10のV−V線断面図、図15は図9のVI−VI線断面図、図16は図15のVII−VII線断面図、図17は図10のVIII−VIII線断面図、図18は図17のIX−IX線断面図、図19は図9のX−X線断面図、図20は図19のXI−XI線断面図、図21は図1に示した自動二輪車のエアクリーナケースの側面図、図22は図1に示した自動二輪車のドラムカバー周りの右方側から視た外観斜視図、図23は図1に示した自動二輪車のサイドカバー周りの右方側から視た外観斜視図、図24(A)、(B)は図23に示したサイドカバーの固定に用いられるジョイントのそれぞれ平面図、正面図である。なお、説明中の、前、後、右、左は、この自動二輪車に乗車する運転者から観た方向を言う。
図1に示すように、自動二輪車10は、フレーム11と、フレーム11の前端部に有するヘッドパイプ12に取付けられたフロントフォーク13と、フロントフォーク13の上部に固定されたハンドル14と、フロントフォーク13の下部に取り付けられた前輪15と、フレーム11の上部に取り付けられたフューエルタンク16と、フレーム11の下部に取付けられたエンジン18とトランスミッション19とからなるパワーユニット17と、フレーム11の後下部に取り付けられたスイングアーム20と、スイングアーム20の先端部に取り付けられた後輪21と、フレーム11の後方上部にシートレール22を介して取り付けられたタンデムシート23と、を主として備え、パワーユニット17にて後輪21を駆動する車両である。
また、自動二輪車10は、カウル24と、スクリーン25と、ガーニッシュ26と、ヘッドランプユニット27と、一対のインナーパネル28と、がステー部材29を介してフロントフォーク13の前部に取り付けられている。
メインフレーム11は、例えばアルミニウム合金の鋳造により中空の逆U字形状に形成されており、ヘッドパイプ12から後下方へ向けて延出されている。
フロントフォーク13には、コイルばねとダンパとかなるフロントサスペンション30が内蔵されているとともに、前輪15に取り付けられているフロントディスクロータ31に制動力を与えるフロントブレーキキャリパ32が組み付けられており、前輪15の上部にフロントフェンダ33が取り付けられている。
ハンドル14には、右側に不図示のスロットルとフロントブレーキレバーとが取り付けられており、左側に同じく不図示のクラッチレバーが取り付けられている。
パワーユニット15は、エンジン18が空冷4ストローク直列単気筒DOHC4バルブの電子燃料噴射式である。エンジン18は、シリンダヘッド34の傾斜方向の前側にエキゾーストマニホールド35を有し、傾斜方向の後側にインテークマニホールド36を有するクロスフロータイプである。
エンジン16は、インテークマニホールド36に、インジェクタを有するスロットルバルブ(図22参照)37が装備されているため、スロットルの開度に応じて、不図示のエンジンコントロールユニットから与えられた電気信号(電流信号または電圧信号)によって、インジェクタが高燃圧の燃料をインテークマニホールド36内に噴射する。
スイングアーム20は、フレーム11の後下部に揺動自在に取り付けられており、フレーム11との間に組み付けられているコイルばねとダンパとかなるリアサスペンション38によって緩衝される。
後輪21には、前輪15と同様にして、不図示のリアディスクロータに制動力を与えるリアブレーキキャリパが組み付けられており、上部にリアフェンダ39が取り付けられている。リアフェンダ39の後部には、テールランプユニット40が取り付けられている。
フレーム11の後方下部には、リアブレーキペダル41が踏み付け自在に取り付けられている。
また、フューエルタンク16の下部には、左右一対のサイドカバー42が取り付けられているとともに、左側のサイドカバー42の裏側に、スロットルバルブ37に固定されたドラムカバー43が配置されている。そして、フューエルタンク16のフィラーリッド44内に連通接続されているドレーンホース45とブリーザホース46とがフューエルタンク16の下方からドラムカバー43を挿通して引き回された後に、パワーユニット17の下部で開放されている。
そして、タンデムシート23の下部には、エアクリーナケース47がスロットルバルブ37に連通して取り付けられている。
図2に示すように、カウル24は、樹脂で一体成形されており、中央部に横方向に配置されているクロス部材61を介して、上部にスクリーン取付用開口部62を有し、下部にヘッドランプユニット取付用開口部63を有する。
スクリーン25は、透明な樹脂で一体成形されている。
ガーニッシュ26は、樹脂で一体成形されており、スクリーン25の下部においてクロス部材61に被されて固定される。ガーニッシュ26は、アクセント用に用いられるために、めっきを施されたり、カウル24とは別の色に塗装されたりする。
左右のインナーパネル28は、樹脂で一体成形されており、カウル24の後側においてスクリーン取付用開口部62の両側部にそれぞれ組み付けられる。
ステー部材29は、スクリーン25と、ガーニッシュ26と、インナーパネル28と、が組付けられたカウル24をヘッドパイプ12に固定する。
図3、図4に示すように、カウル24は、上枠部分において、スクリーン取付用開口部62の上縁部に、フランジ形状をなす中央上部固定用リブ64と、中央上部固定用リブ64の左右に配置された中央側部固定用リブ65と、が形成されているとともに、スクリーン取付用開口部62の両側部に、スクリーン25とガーニッシュ26との共締め用の共締め部66がそれぞれ形成されており、クロス部材61の両側部に、フランジ形状をなすステー取付部67がそれぞれ形成されている。
カウル24のクロス部材61は、中央部の上部に、斜め前方に突出したクロス部材側中央挿通部68が形成されているとともに、クロス部材側中央挿通部68の両側部にガーニッシュ取付用のガーニッシュ側部固定孔69が形成されており、左右の縁部にガーニッシュ嵌め込み用の切欠70がそれぞれ形成されている。クロス部材61は、中央部の下部に、ガーニッシュ取付用のガーニッシュ中央部固定孔71が形成されている。
図5に示すように、インナーパネル28は、上部に図2に示したスクリーン25の側部に形成されている側部固定部72に挿通される突起形状をなすスクリーン挿通部73が形成されているとともに、下部に、ステー部材29に固定されるステー部材固定部74が形成されている。
図6に示すように、ガーニッシュ26は、中央部に図3に示したカウル24のクロス部材61のクロス部材側中央挿通部68に一致するガーニッシュ側中央挿通部75が形成されているとともに、ガーニッシュ側中央挿通部75の下部に、クロス部材61のガーニッシュ中央部固定孔71に固定されるガーニッシュ固定部76が形成されている。
また、ガーニッシュ26は、ガーニッシュ側中央挿通部75の両側部に、クロス部材61のガーニッシュ側部固定孔69に固定されるガーニッシュ固定部77が形成されているとともに、両側端部に図4に示したカウル24の共締め部66に共締めされる共締め突板78が形成されている。
図7、図8に示すように、スクリーン25は、中央部の下部に、図6に示したガーニッシュ26のガーニッシュ側中央挿通部75を通じて、図4に示したクロス部材61のクロス部材側中央挿通部68に挿通される中央突起79が形成されているとともに、中央突起79の両側部に、ガーニッシュ26とクロス部材61との間に挿通される板形状をなす突板80がそれぞれ形成されている。また、スクリーン25の両側端部には、側部固定部72と、ガーニッシュ26の共締め突板78とともにカウル24の共締め部66に共締めされる共締め突板82がそれぞれ形成されている。
そして、スクリーン25は、上端縁部にカウル24の中央上部固定用リブ64と中央側部固定用リブ65とを運転者側に回り込む回り込み部83が形成されている。
図9、図10に示すように、スクリーン25は、ガーニッシュ26とともにカウル24のスクリーン取付用開口部62に組み付けられる(図2参照)。このとき、スクリーン25は、弾性を有するゴム製の弾性部材84を介して、中央突起79がガーニッシュ26のガーニッシュ側中央挿通部75と、クロス部材61のクロス部材側中央挿通部68とに挿通固定される。また、回り込み部83の中央部分は、カウル24の中央上部固定用リブ64に締結部材であるねじ85がスクリーン取付用開口部62の下側から座金86にねじ込まれることで固定される。よって、運転者であるライダーからは、ねじ85のねじ部先端のみが見えるだけで意匠面で良好であり、スクリーン25が暗色であれば、ねじ部の先端も見えなくすることができ、意匠面でさらに良好である。
ガーニッシュ26は、クロス部材61のガーニッシュ中央部固定孔71から締結部材であるねじ85が、後方側からガーニッシュ固定部76に収容されている座金86にねじ込まれることでクロス部材61に固定される。このとき、ガーニッシュ26は、共締め突板78に有する切欠受87がカウル24のクロス部材61に有する切欠70に引っ掛けられる(図4参照)。
図11に示すように、回り込み部83の側部部分は、カウル24の中央側部固定用リブ65に締結部材であるねじ85がスクリーン取付用開口部62の下側から座金86にねじ込まれることで固定される。運転者であるライダーからは、ねじ85のねじ部先端のみが見えるだけで、意匠面で良好である。
図12、図13に示すように、インナーパネル28は、弾性を有するゴム製の弾性部材84を介して、スクリーン25の側部固定部72に挿通固定される。インナーパネル28は、弾性部材84により弾性的に支持されるために、スクリーン25に歪を生ずることがないとともに振動を直接受けることがない。
図14に示すように、カウル24の共締め部66には、スクリーン25の共締め突板82と、ガーニッシュ26の共締め突板78との順で、締結部材であるねじ85がカウル24の共締め部66の裏側に配置されている座金86にねじ込まれることで固定される。運転者であるライダーからは、ねじ85のねじ部先端のみが見えるだけで、意匠面で良好である。
図15、図16に示すように、カウル24は、ステー取付部67が弾性を有するゴム製の弾性部材84を介して、ステー部材29に締結部材であるねじ85がねじ込まれることでステー部材29に固定される。ステー取付部67は、弾性部材84により弾性的に支持されるため、歪を生じることがないとともにステー部材29から振動を直接受けることがなく、インナーパネル28で覆われているため意匠面で良好である。
図17、図18に示すように、スクリーン25は、突板80が弾性を有するゴム製のダンパ部材88を介して、ガーニッシュ26とクロス部材61との間に挿入されているため、ガーニッシュ26とクロス部材61とから振動を直接受けることがない。
図19、図20に示すように、ガーニッシュ26は、クロス部材61のガーニッシュ側部固定孔69に後方側から締結部材であるねじ85が、ガーニッシュ固定部77に収納されている座金86にねじ込まれることで固定される。ガーニッシュ26は、前部からねじ85が見えないため、意匠面で良好である。
一方、図21、図22に示すように、エアクリーナケース47は、その右側板91にスタータマグネット92を固定するための一対の板形状をなすフック93が形成されている。そのため、スタータマグネット92は、エンジン18の電装部品として、冷風が比較的流れる部分に配置されるため、過熱等の支障を回避することができる。
また、ドラムカバー43は、スロットルバルブ37を覆う本体部94から三角形の枠形状をなすガイド部95が突出形成されており、このガイド部95内を、ドレーンホース45とブリーザホース46とが挿通されている。そのため、ドレーンホース45とブリーザホース46とが他の補機に接触しないようにして損傷を受けないようにできる。
図23、図24(A),(B)に示すように、サイドカバー42は、前部に一対の筒形状をなす固定部96がそれぞれ形成されている。サイドカバー42は、フューエルタンク16の下面に固定されているブラケット97に回動自在に装着されたジョイント98を介してねじ99を内側から固定部96にそれぞれねじ込むことで固定される。ジョイント98は、回動支持用突起100の両側に一対のねじ孔101を有する。ねじ孔101は、それぞれ不図示の上型と下型とに非対称に形成されている凸部によって成形される。
以上説明した自動二輪車のスクリーン取付構造では、ねじ85は、スクリーン25の回り込み部83の下側にあるために、運転者であるライダーから直接見えないので外観性が向上し、かつ、スクリーン25の回り込み部83とカウル24の上枠とが組み合わされて風防の上端が形成されるため、剛性が高まり、振動を抑えることができる。これにより、スクリーン25の取付け部分がライダーから見えないようにすることと、スクリーン25の振動を低減させることを可能にすることができる。
また、上記自動二輪車のスクリーン取付構造では、スクリーン25の上部をリジットに固定し、スクリーン25の下部を弾性部材84によって弾性的に固定するため、スクリーン25に歪が生じないようにすることができる。
また、上記自動二輪車のスクリーン取付構造では、スクリーン25の組み付けに際し、スクリーン25の中央突起79をガーニッシュ26とカウル24とに共締めして仮止めできるため、ガーニッシュ26とスクリーン25とカウル24との組付けを容易に行うことができる。
また、上記自動二輪車のスクリーン取付構造では、スクリーン25を組み付けるのに際して、スクリーン25の突板80(図8参照)をガーニッシュ26とカウル24との間に挿通させてスクリーン25を仮止めできるため、スクリーン25とガーニッシュ26の隙間を一定に保ち、外観品質に寄与する。また、ガーニッシュ26とスクリーン25とカウル24との組付けを容易に行うことができる。
また、上記自動二輪車のスクリーン取付構造では、ガーニッシュ26の左右端部の切欠受87がカウル24に掛止されるため、図6のガーニッシュ26の端部Aがカウル24から浮かないようにできる。また、ガーニッシュ26をカウル24に仮止めでき、ガーニッシュ26とカウル24との組付けを容易に行うことができる。
また、上記自動二輪車のスクリーン取付構造では、スクリーン25の端部の共締め突板82から、ガーニッシュ26とカウル24とが共締めされるため、スクリーン25とガーニッシュ26とカウル24との剛性を向上させることができる。
また、上記自動二輪車のスクリーン取付構造では、インナーパネル28がステー部材29とのステー取付部67を後方から覆うため、インナーパネル28によってステー取付部67が覆われて見えなくなることで、意匠面を良好にすることができる。
本発明に係る自動二輪車のスクリーン取付構造を搭載した自動二輪車の左側面図である。 図1に示した自動二輪車のスクリーン周りの各部品の分解斜視図である。 図1に示した自動二輪車のカウルの右斜め前方から視た外観斜視図である。 図3に示したカウルの左斜め後方から視た外観斜視図である。 図1に示した自動二輪車のインナーパネルの外観斜視図である。 図1に示した自動二輪車のガーニッシュの垂直断面図である。 図1に示した自動二輪車のスクリーンの垂直断面図である。 図7に示したスクリーンの一部破断正面図である。 図1に示した自動二輪車におけるスクリーン周りの一部破断平面図である。 図9のI−I線断面図を含む図9の垂直断面図である。 図9のII−II線断面図である。 図9のIII−III線断面図である。 図12のIV−IV線断面図である。 図10のV−V線断面図である。 図9のVI−VI線断面図である。 図15のVII−VII線断面図である。 図10のVIII−VIII線断面図である。 図17のIX−IX線断面図である。 図9のX−X線断面図である。 図19のXI−XI線断面図である。 図1に示した自動二輪車のエアクリーナケースの側面図である。 図1に示した自動二輪車のドラムカバー周りの右方側から視た外観斜視図である。 図1に示した自動二輪車のサイドカバー周りの右方側から視た外観斜視図である。 (A)は図23に示したサイドカバーの固定に用いられるジョイントの平面図、(B)は(A)の正面図である。
符号の説明
10 自動二輪車
24 カウル
25 スクリーン
26 ガーニッシュ
28 インナーパネル
29 ステー部材(ステー)
64 中央上部固定用リブ(リブ)
65 中央側部固定用リブ(リブ)
67 ステー取付部(取付部)
79 中央突起(突起部)
80 突板(板状突起)
82 共締め突板(締付孔)
83 回り込み部
84 弾性部材
85 ねじ(締結部材)
87 切欠受(溝部)
88 ダンパ部材(弾性部材)

Claims (7)

  1. 運転者の前方に設けられるカウル(24)と、
    前記運転者の前方に設けられ、前記カウル(24)により全周を囲まれるスクリーン(25)と、を備えた自動二輪車のスクリーン取付構造であって、
    前記スクリーン(25)の上端は、前記カウル(24)の上枠のリブ(64,65)を前記運転者側に回り込む回り込み部(83)が形成され、前記スクリーン(25)の上端と前記カウル(24)の上枠とは、該回り込み部(83)の下側から締結部材(85)で締め付けられていることを特徴とする自動二輪車のスクリーン取付構造。
  2. 前記スクリーン(25)下部には、突起部(79)が一体に形成され、該突起部(79)が弾性部材(84)を介して前記カウル(24)に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のスクリーン取付構造。
  3. 前記突起部(79)が前記弾性部材(84)を介してガーニッシュ(26)と前記カウル(24)とに共締めされることを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車のスクリーン取付構造。
  4. 前記スクリーン(25)下部には、板状突起(80)がさらに設けられ、該板状突起(80)が弾性部材(88)を介して前記ガーニッシュ(26)と前記カウル(24)とに挟まれることを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車のスクリーン取付構造。
  5. 前記ガーニッシュ(26)の左右端部は、前記カウル(24)に掛止される溝部(87)を備えていることを特徴とする請求項3又は4に記載の自動二輪車のスクリーン取付構造。
  6. 前記スクリーン(25)は、端部の締付孔(82)から、前記ガーニッシュ(26)と前記カウル(24)とを共締めされることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の自動二輪車のスクリーン取付構造。
  7. 前記カウル(24)とステー(29)との取付部(67)を後方から覆うインナーパネル(28)をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の自動二輪車のスクリーン取付構造。
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