JP4089718B2 - 画像処理装置、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、およびプログラムに関する。
従来、イメージスキャナ部において原稿から読み取った画像を、ネットワークを介してサーバへ送信する機能(Scan to FTP 等と呼ばれる機能)を備えた画像処理装置が知られている(例えば、特許文献1:段落[0002]参照。)。
このような機能を有する画像処理装置は、画像処理装置からネットワーク上のサーバへ画像を直接送信することができるので、画像をサーバへ送信する際に、画像処理装置から他の端末装置(例えば、パーソナルコンピュータ等)へ一旦画像を転送しなくても、画像処理装置単独でサーバへの画像送信を実施することができた。
一方、近年、インターネット上で公開されているウェブページの中には、トラックバック機能に対応したウェブページが増えている。このトラックバック機能は、あるウェブページaへのハイパーリンクを、他のウェブページbの中に登録(逆リンク)してもらうために用意された機能で、例えば、blog(ブログ;weblog(ウェブログ)の略称)と呼ばれる形態のウェブページ等においては、トラックバック機能を採用している例が多い。
以下、このトラックバック機能の仕組みについて、自分のウェブページa(blog a)がblogサーバAに存在し、他人のウェブページb(blog b)が他のblogサーバBに存在する場合を例に挙げて説明する。
この例の場合、ウェブページaの管理者は、例えば、自分のウェブページaに掲載する記事a1をパーソナルコンピュータ(以下、PCという)上で編集し、そのPCからネットワークを介してblogサーバAにアクセスし、記事a1をblogサーバAにアップロードすることができる。
このとき、ウェブページaの管理者が、ウェブページa中の記事a1へのハイパーリンクを、他人のウェブページb(あるいは、ウェブページb中の記事b1)の中に登録してもらいたければ、blogサーバAからblogサーバBへのトラックバック通知を行うために必要となる情報を、PCからblogサーバAへ送信する。ここで送信されるトラックバック通知を行うために必要となる情報には、トラックバック通知の送信先となるアドレス(以下、トラックバック先アドレスという)などが含まれている。
このトラックバック先アドレスは、「トラックバックURL(trackback URL)」などとも呼ばれる(URL:Uniform Resource Locator)。ただし、以下の説明では、トラックバック元のURLとトラックバック先のURLとを明示的に区別する都合上、トラックバック先アドレスまたはトラックバック先URL、トラックバック元アドレスまたはトラックバック元URLという用語を使用することにし、トラックバックURLという用語は使用しない。
ウェブページb中の記事b1がトラックバック機能に対応している場合、通常、その記事b1に対応するトラックバック先アドレスが、ウェブページbのどこかに掲載されている。したがって、ウェブページaの管理者は、ウェブページbを参照して、ウェブページbの中に掲載されているトラックバック先アドレスを知ることができ、そのトラックバック先アドレスをPCからblogサーバAへと送信することができる。
blogサーバAは、PCから記事a1がアップロードされたら、記事a1をファイルに保存する。以後、ネットワーク上の端末装置からウェブページaの閲覧要求があった場合には、blogサーバAが備えるウェブページ配信機能により、要求元となった端末装置に対して、記事a1を含むウェブページaを配信できるようになる。また、PCから記事a1がアップロードされた際に、記事a1とともにトラックバック先アドレスを受信していたら、blogサーバAが備えるトラックバック通知送信機能により、トラックバック先アドレスに対してトラックバック通知を送信する。このトラックバック通知は、「トラックバックping」(trackback ping)とも呼ばれ、トラックバック通知には、トラックバック元(この場合、ウェブページa中の記事a1)に関する情報が含まれている。
一方、blogサーバBは、トラックバック通知受信機能を備えており、blogサーバAがトラックバック先アドレスへと送信したトラックバック通知は、blogサーバBによって受信される。blogサーバBは、トラックバック通知を受信した場合、トラックバック通知中に含まれる情報に基づいて、ウェブページa中の記事a1へのハイパーリンクを、トラックバック先アドレスに対応するウェブページb(あるいは、ウェブページb中の記事b1)の中に登録する。以後、ネットワーク上の端末装置からウェブページbの閲覧要求があった場合には、blogサーバBが備えるウェブページ配信機能により、要求元となった端末装置に対して、ウェブページa中の記事a1へのハイパーリンクを含むウェブページbを配信できるようになる。
特開2002−344678号公報
以上説明したように、PCからblogサーバAへ、自分のウェブページaに掲載する記事a1をアップロードする際には、トラックバック機能を利用するための情報も併せてサーバへと送信することにより、ウェブページa中の記事a1へのハイパーリンクを、他人のウェブページbの中に登録(逆リンク)してもらうことができた。
しかしながら、上記従来の画像処理装置からサーバへ画像をアップロードする際には、トラックバック機能を利用するための情報を画像処理装置からサーバへ送信する仕組みがないため、画像処理装置単独では、サーバへアップロードした画像へのハイパーリンクを、他のウェブページの中に登録(逆リンク)してもらうようなことができなかった。
もちろん、画像処理装置とは別にPC等の端末装置を用意すれば、画像処理装置からサーバへ画像をアップロードし、別途、PC等の端末装置からサーバへトラックバック関連の情報を送信する、といったことはできる。あるいは、画像処理装置からPC等の端末装置へ画像を一旦転送して、PC等の端末装置からサーバへ画像をアップロードするようにし、その画像のアップロード時にトラックバック関連の情報をも送信する、といったこともできる。
しかし、これらの方法では、画像処理装置とは別にPC等の端末装置が必要となるので、単に画像のみをサーバへアップロードする場合に比べ、コストがかかる、という欠点があった。また、画像処理装置での操作に加え、PC等の端末装置での操作も行わざるを得ないので、それらの操作がきわめて煩雑になる、という欠点もあった。
本発明は、上記諸問題を解決するためになされたものであり、その目的は、画像読取手段を利用して読み取った画像をネットワーク上のサーバへと送信可能で、しかも、サーバへ送信された画像をトラックバック元とするトラックバック通知をサーバからトラックバック先アドレスへ送信する際に必要となる情報をも、ネットワーク上のサーバへと送信可能な画像処理装置およびプログラムを提供することにある。
以下、本発明において採用した特徴的構成について説明する。
本発明の画像処理装置は、ネットワーク上の端末装置から受信した画像をネットワーク上の他の端末装置へ配信する機能およびトラックバック先アドレスに対してトラックバック通知を送信する機能を備えたサーバに対して、ネットワークを介して各種データを送信可能に構成された画像処理装置であって、原稿から画像を読み取り可能な画像読取手段と、前記画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスを決定する決定手段と、前記画像読取手段によって読み取られた画像を表す画像データ、および前記決定手段によって決定されたトラックバック先アドレスを示すアドレスデータを、前記サーバへと送信するデータ送信手段とを備えたことを特徴とする。
このように構成された画像処理装置によれば、画像読取手段によって読み取られた画像と併せて、この画像に対応付けるトラックバック先アドレスを示すアドレスデータをもサーバへと送信することができる。
したがって、画像読取手段によって読み取られた画像のみをサーバへ送信する画像処理装置とは異なり、画像処理装置単独での処理により、サーバへ送信された画像をトラックバック元とするトラックバック通知をサーバからトラックバック先アドレスへ送信することができるようになる。また、画像処理装置とは別にPC等の端末装置を利用する必要がないので、PC等の端末装置を必要とするものほどシステム全体を導入するためのコストがかからず、画像処理装置とPC等の端末装置それぞれにおいて操作を実施しなくてもよいので、それらの操作にかかる手間も省くことができる。
なお、本発明においては、さらに次のような構成を備えていることが望ましい。
まず、前記決定手段は、自機または他機が過去にアクセスしたウェブページに対応するトラックバック先アドレスに基づいて、前記画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスを決定する手段であるとよい。
ここで、自機とは動作主体となっている画像処理装置そのものを意味し、他機とは動作主体となっている画像処理装置以外の機器を意味する。また、自機または他機がアクセスしたウェブページとは、例えば、自機または他機が表示したウェブページ、自機または他機が印刷したウェブページ、あるいは、自機または他機がファイルとして保存したウェブページなどである。
決定手段は、自機または他機が過去にアクセスしたウェブページに対応するトラックバック先アドレスを取得し、取得したトラックバック先アドレスに基づいて、画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスを決定する。
自機または他機がこれらのウェブページにアクセスした際に、そのウェブページに対応するトラックバック先アドレスを自機内の記憶領域に格納していれば、決定手段は、その自機内の記憶領域からトラックバック先アドレスを取得することができる。また、自機または他機がこれらのウェブページにアクセスした際に、そのウェブページに対応するトラックバック先アドレスを、自機からアクセス可能な自機外の記憶領域(例えば、ネットワーク上のストレージデバイス等)に格納していれば、決定手段は、その自機外の記憶領域からトラックバック先アドレスを取得することができる。
そして、決定手段が取得したトラックバック先アドレスが一つのみであった場合は、取得したトラックバック先アドレスそのものを、画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスであると決定すればよい。あるいは、取得したトラックバック先アドレスの一部を整形して不要な情報の削除や必要な情報の付加を行った上で、画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスであると決定してもよい。さらに、取得したトラックバック先アドレスが複数ある場合は、その中から一つを選んで、選ばれたアドレスをそのまま、または上述の如く整形した上で、画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスであると決定すればよい。あるいは、取得したトラックバック先アドレスが複数ある場合、その中から二つ以上を選んでもよい。
このような構成にすれば、自機または他機が過去にアクセスしたウェブページのアクセス履歴の中から、簡単にトラックバック先アドレスを選ぶことができる。
特に、前記決定手段は、ウェブページにアクセスした機器によって前記ウェブページに対応するトラックバック先アドレスが登録、蓄積されるデータベースから、自機または他機が過去にアクセスしたウェブページに対応するトラックバック先アドレスを読み出し、読み出したトラックバック先アドレスに基づいて、前記画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスを決定する手段であるとよい。
このような構成にすれば、ウェブページにアクセスした機器によってウェブページに対応するトラックバック先アドレスが登録、蓄積されるデータベースから、自機または他機が過去にアクセスしたウェブページのアクセス履歴を取得して、その中から簡単にトラックバック先アドレスを選ぶことができる。したがって、最新のアクセス履歴1件のみが常に上書きで保存されるような記憶領域から、自機または他機が過去にアクセスしたウェブページのアクセス履歴を取得する場合に比べ、利用者が必要とするアクセス履歴を取得できる可能性を高めることができる。
また、前記データベースは、自機外にあるネットワーク上のストレージデバイス等を利用して構成されたものであってもよいが、前記データベースは、自機が備える記憶手段を利用して構成されているものであると望ましい。
このように構成すれば、画像処理装置が自機内における内部処理のみでデータベースにアクセスすることができるので、ネットワーク上で通信障害等のトラブルが発生した場合にも、データベースから情報が取得できなくなることがない。また、自機がアクセスしたウェブページに対応するトラックバック先アドレスをデータベースに登録、蓄積するように構成した場合には、ネットワーク上のトラブルに起因してデータベースに情報が登録できなくなることもない。
さらに、前記決定手段は、自機が過去に印刷したウェブページに対応するトラックバック先アドレスに基づいて、前記画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスを決定するとよい。
このように構成すれば、印刷機能は備えるものの、高度な表示機能は備えていない画像処理装置においても、過去に印刷したウェブページのアクセス履歴から、簡単にトラックバック先アドレスを選ぶことができる。
さて、以上が、トラックバック先アドレスをウェブページのアクセス履歴から選ぶ例となるが、これら以外の手段でトラックバック先アドレスを取得することもできる。
具体的には、例えば、本発明の画像処理装置は、前記画像読取手段によって読み取られた画像を、前記画像によって表現されたデータに変換するデータ変換手段を備えていてもよく、この場合、前記決定手段は、前記データ変換手段によって変換されたデータ中に含まれるトラックバック先アドレスに基づいて、前記画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスを決定するとよい。
ここで、データ変換手段が変換対象とする画像は、少なくとも所定の規約に則って所定のデータを表現している画像であり、具体的には、文字、バーコード、二次元コードなどの画像は、データ変換手段が変換対象とする画像に含まれる。
このように構成すれば、画像読取手段によって読み取った画像(文字、バーコード、二次元コード等)から、簡単にトラックバック先アドレスを取得することができる。
また、本発明の画像処理装置は、着脱自在な記憶媒体から当該記憶媒体に記憶されたデータを読み取り可能なデータ読取手段を備えていてもよく、この場合、前記決定手段は、前記データ読取手段によって読み取られたデータ中に含まれるトラックバック先アドレスに基づいて、前記画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスを決定するとよい。
ここで、着脱自在な記憶媒体とは、周知の各種リムーバブルメディア(例えば、メモリカード、CDやDVDなどの光ディスクメディア、FDなどの磁気ディスクメディア)などである。
このように構成すれば、着脱自在な記憶媒体から、簡単にトラックバック先アドレスを取得することができる。
また、本発明の画像処理装置は、自機と通信可能な他の端末装置からデータを受信可能なデータ受信手段を備えていてもよく、この場合、前記決定手段は、前記データ受信手段によって受信されたデータ中に含まれるトラックバック先アドレスに基づいて、前記画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスを決定するとよい。
ここで、自機と通信可能な他の端末装置とは、ネットワーク上のPC等であり、あるいは、ネットワークとは別の専用の通信路を介してローカルに接続されたPC等であってもよい。
このように構成すれば、他の端末装置から、簡単にトラックバック先アドレスを取得することができる。
さらに、本発明の画像処理装置は、処理対象の候補となる複数のトラックバック先アドレスのリストを表示するアドレスリスト表示手段と、利用者から受けた入力操作に基づいて、前記アドレスリスト表示手段によって表示されたアドレスのリストの中から、少なくとも1つのアドレスを選択するアドレス選択手段とが設けられていてもよく、この場合、前記決定手段は、前記アドレス選択手段によって選択された前記少なくとも1つのアドレスを、前記画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスとして決定するとよい。
このように構成すれば、処理対象の候補となる複数のトラックバック先アドレスが存在する場合に、リストを表示してアドレスを選択できるので、利用者が容易にトラックバック先アドレスを選択できるようになる。
次に、本発明のプログラムは、ネットワーク上の端末装置から受信した画像をネットワーク上の他の端末装置へ配信する機能およびトラックバック先アドレスに対してトラックバック通知を送信する機能を備えたサーバに対し、ネットワークを介して各種データを送信する処理を、原稿から画像を読み取り可能な画像読取手段を備えた画像処理装置が内蔵するコンピュータに実行させるプログラムであって、前記画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスを決定する決定手順と、前記画像読取手段によって読み取られた画像を表す画像データ、および前記決定手順において決定されたトラックバック先アドレスを示すアドレスデータを、前記サーバへと送信するデータ送信手順とを前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
このようなプログラムを利用すれば、原稿から画像を読み取り可能な画像読取手段を備えた画像処理装置を、本発明の画像処理装置として機能させることができる。
なお、上記請求項10に記載のプログラムは、原稿から画像を読み取り可能な画像読取手段を備えた画像処理装置を、少なくとも、先に説明した請求項1に記載の各手段を備えた画像処理装置として機能させるためのプログラムであるが、さらに、画像処理装置を、先に説明した請求項2〜請求項9のいずれかに記載の各手段を備えた画像処理装置として機能させるためのプログラムとして構成されていてもよい。そのように構成されたプログラムを利用すれば、画像処理装置は、請求項2〜請求項9のいずれかに記載の画像処理装置について述べた通りの作用、効果を奏するものとなる。
次に、本発明の実施形態について一例を挙げて説明する。
[画像処理システム全体の構成]
まず、画像処理システム全体の構成について説明する。
以下に説明する画像処理システムは、図1に示すように、複合機1、blogサーバ2、トラックバック先blogサーバ3、PC(パーソナルコンピュータ)4などを備え、これらがネットワーク5を介して相互に通信可能となっている。また、複合機1には、着脱自在なメモリカード6を装着して利用できるようになっている。
これらのうち、複合機1は、本発明の画像処理装置に相当するもので、電話(音声通信)機能、スキャナ機能、プリンタ機能、コピア機能、ファクシミリ機能を兼ね備えた多機能装置として構成されている。また、この複合機1は、スキャナ機能によって読み取った画像(画像データ)を、記事としてblogサーバ2へ送信する機能、および、blogサーバ2からトラックバック先blogサーバ3へトラックバック通知を送信する際に必要となるトラックバック先アドレス(アドレスデータ)をblogサーバ2へ送信する機能を備えている。
blogサーバ2は、ネットワーク5経由でアクセスしてくるクライアント(例えば、複合機1、PC4など)からの要求を受けたときに、その要求に応じたサービスを提供するサーバコンピュータである。より詳しくは、このblogサーバ2は、ネットワーク5上の端末装置(本実施形態の場合は複合機1)から受信した記事(本実施形態の場合は複合機1のスキャナ機能によって読み取った画像)を蓄積し、その記事をネットワーク5上の他の端末装置(例えば、PC4)へ配信する機能(記事情報配信機能)を備えている。また、blogサーバ2は、ネットワーク5上の端末装置(本実施形態の場合は複合機1)からトラックバック先アドレス(アドレスデータ)が送信されてきた場合に、そのトラックバック先アドレスに対してトラックバック通知を送信する機能(トラックバック通知送信機能)を備えている。
トラックバック先blogサーバ3も、blogサーバ2と同様、ネットワーク5経由でアクセスしてくるクライアント(例えば、複合機1、PC4など)からの要求を受けたときに、その要求に応じたサービスを提供するサーバコンピュータである。より詳しくは、このトラックバック先blogサーバ3は、ネットワーク5上の端末装置(例えば、PC4)から受信した記事(画像あるいはテキストなどを含むblog記事)を蓄積し、その記事をネットワーク5上の他の端末装置(例えば、複合機1)へ配信する機能(記事情報配信機能)を備えている。また、トラックバック先blogサーバ3は、ネットワーク5上の機器(本実施形態の場合はblogサーバ2)から送信されてくるトラックバック通知を受信する機能(トラックバック通知受信機能)を備えている。本実施形態の場合、トラックバック先blogサーバ3の記事情報配信機能によって配信される記事には、トラックバック先アドレスが設定されている。このトラックバック先アドレスに対してblogサーバ2からトラックバック通知が送信されると、そのトラックバック通知がトラックバック先blogサーバ3のトラックバック通知受信機能によって受信されることになる。
PC4は、ネットワーク5上に多数存在する端末装置の一つを代表的に例示したものである。本実施形態においては、後述する説明の中で、複合機1とPC4との間で通信を行って、この通信により、トラックバック先アドレスに関する情報をやり取りする際に、PC4を利用している。この他、本実施形態の中では、トラックバック先blogサーバ3へ記事を送信する(記事をアップロードする)端末装置、blogサーバ2やトラックバック先blogサーバ3から記事が配信される(記事をダウンロードする)端末装置としても、PC4を例示している。ただし、上述の通り、PC4は、ネットワーク5上に多数存在する端末装置の一つを代表的に例示したものであり、上述の処理すべてを実施する単一のPC4が存在するという意味ではない。
ネットワーク5は、その一部がローカルエリアネットワーク(Local Area Network;LAN)、他の一部がインターネット等の広域ネットワーク(Wide Area Network;WAN)によって構成され、ネットワーク5上の各所には、ゲートウェイ機能やルータ機能を持つ中継機器が配設されている。ただし、このようなネットワーク5の構成は周知であり、ネットワーク5の構成そのものは本発明の要部ではないので、図1では、LANおよびWANは特に区別せず、各種中継機器も図示を省略してある。
[複合機の構成]
次に、複合機1の構成について説明する。
複合機1は、制御部11、操作部12、表示部13、通信部14、電話通信部15、読取部16、印刷部17、記憶部18、および、メモリカードインターフェース19などを備えている。
制御部11は、周知のCPU、ROM、およびRAMなどを中心に構成されている。この制御部11において、CPUはROMに記憶されたプログラムに従って後述する処理を実行し、これにより、制御部11が複合機1の各部を制御するようになっている。また、プログラムの一部は、書き換え可能なROM(例えばフラッシュメモリなど)に記憶されており、後日、通信部14やメモリカードインターフェース19経由で読み込んだ更新プログラムを上書きすることにより、ヴァージョンアップを図ることができるようになっている。
操作部12は、利用者による入力操作を受け付けるためのキー群を有する操作パネルによって構成されている。この操作パネルには、複合機1の主要な機能を操作するために用意された機能キー、標準状態では何段階かの操作手順が必要となる機能について、事前に登録しておくことで、より簡易な手順(例えばワンタッチ操作)のみで同等の機能を利用できるようにするために用意されたワンタッチキー、表示部13の表示領域内においてフォーカス(カーソル)を移動させる方向を指示するための方向キー、入力内容を確定するためのOKキー、入力内容を破棄するためのキャンセルキーなどが含まれている。
表示部13は、利用者に対する情報の表示を行うために設けられたもので、数行の文字列および簡易な記号等を表示可能な液晶ディスプレイによって構成されている。
通信部14は、ネットワークインターフェースカード(Network Interface Card;以下、NICと略称する。)等によって構成され、ネットワーク5を介して通信を行うための処理を行っている。
電話通信部15は、モデム等によって構成され、電話回線(図示略)を介して通信を行うための処理を行っている。なお、複合機1には、電話機能関連の構成として、ハンドセット(受話器)、本体内蔵スピーカ、アンプなども設けられている。
読取部16は、自動原稿送り装置(Automatic Document Feeder;ADF)にセットされた原稿またはフラットベッドのコンタクトガラス上に置かれた原稿から画像を読み取り、その画像を表す画像データを生成するもので、スキャナ機能による画像の読み取り、ファクシミリ機能による送信画像の読み取り等を行う際に作動するようになっている。
印刷部17は、シート状の記録媒体(例えば記録用紙)に対して画像データの表す画像を印刷するもので、プリンタ機能による画像の印刷、ファクシミリ機能による受信画像の印刷、コピア機能によるコピー画像の印刷等を行う際に作動するようになっている。
記憶部18は、ハードディスク装置等で構成され、複合機1が作動する上で必要となる情報等が、この記憶部18に記憶されるようになっている。また、記憶部18には、アプリケーション設定データ18aや印刷記事データベース18bが格納されている。これらのデータについては、後で詳しく説明する。
メモリカードインターフェース19は、メモリカード6にアクセスするために設けられた装置で、複合機1のメモリカードスロットにメモリカード6を装着した際に、複合機1は、メモリカードインターフェース19を介してメモリカード6内のデータファイルにアクセスできるようになる。
[blogサーバの構成]
次に、blogサーバ2の構成について説明する。
blogサーバ2は、制御部21、通信部22、記事情報記憶部23、および記事情報配信部24などを備えている。
制御部21は、周知のCPU、ROM、およびRAMなどを中心に構成されている。制御部21において、RAMにはOS(Operating System)を構成するソフトウェアやサーバソフトウェアが読み込まれ、CPUがOSの制御下でサーバソフトウェアに従って各種処理を実行することにより、blogサーバ2の各部が制御され、クライアントからの要求に応じた処理などを実行するようになっている。
通信部22は、NIC等によって構成され、ネットワーク5を介して通信を行うための処理を行っている。
記事情報記憶部23は、ハードディスク装置等で構成され、ネットワーク5上の端末装置(本実施形態の場合は複合機1)から受信した記事(本実施形態の場合は、複合機1から送信されてくる画像)が、記事情報記憶部23に蓄積されるようになっている。また、記事情報記憶部23には、設定データ23aおよび登録記事データベース23bを1組として、これらのデータが複数のユーザそれぞれに1組ずつ対応付けられて複数組分格納されている。これらのデータについては、後で詳しく説明する。
記事情報配信部24は、ネットワーク5上の端末装置(例えば、複合機1)からの要求を受けたときに、記事情報記憶部23に蓄積された記事等に基づいて、その記事を含むウェブページを動的に生成する処理を実行するとともに、生成したウェブページを通信部22を介して要求元へ配信する処理を実行するようになっている。ここで生成されるウェブページには、このウェブページに対応付けられたトラックバック先アドレスが掲載され、また、このトラックバック先アドレス宛のトラックバック通知を受けている場合には、そのトラックバック元となる記事に割り当てられたアドレスが掲載されている。
[トラックバック先blogサーバの構成]
次に、トラックバック先blogサーバ3の構成について説明する。
トラックバック先blogサーバ3は、制御部31、通信部32、記事情報記憶部33、および記事情報配信部34などを備えている。
制御部31は、周知のCPU、ROM、およびRAMなどを中心に構成されている。制御部31において、RAMにはOSを構成するソフトウェアやサーバソフトウェアが読み込まれ、CPUがOSの制御下でサーバソフトウェアに従って各種処理を実行することにより、トラックバック先blogサーバ3の各部が制御され、クライアントからの要求に応じた処理などを実行するようになっている。
通信部32は、NIC等によって構成され、ネットワーク5を介して通信を行うための処理を行っている。
記事情報記憶部33は、ハードディスク装置等で構成され、ネットワーク5上の端末装置(例えば、PC4)から受信した記事が、記事情報記憶部33に蓄積されるようになっている。
記事情報配信部34は、ネットワーク5上の端末装置(例えば、複合機1)からの要求を受けたときに、記事情報記憶部33に蓄積された記事等に基づいて、その記事を含むウェブページを動的に生成する処理を実行するとともに、生成したウェブページを通信部32を介して要求元へ配信する処理を実行するようになっている。ここで生成されるウェブページには、このウェブページに対応付けられたトラックバック先アドレスが掲載され、また、このトラックバック先アドレス宛のトラックバック通知を受けている場合には、そのトラックバック元となる記事に割り当てられたアドレスが掲載されている。
[PCの構成]
次に、PC4の構成について説明する。
PC4は、制御部41、入力部42、表示部43、通信部44、および記憶部45などを備えている。
制御部41は、周知のCPU、ROM、およびRAMなどを中心に構成されている。この制御部41において、ROMにはBIOS(Basic Input Output System)や基本的ないくつかの設定データが記憶されている。また、RAMにはOSを構成するソフトウェアや各種アプリケーションなどのプログラムが記憶部45から読み込まれる。そして、CPUがROMおよびRAMに記憶されているプログラムに従って各種処理を実行することにより、PC4の各部が制御されるようになっている。なお、PC4のOSは、複数のウィンドウをPC4の表示部43に表示して、各ウィンドウ毎に様々な情報を表示するマルチウィンドウ機能を備えている。このようなマルチウィンドウ機能を持つOSの具体例としては、Windows(登録商標)、MacOS(登録商標)などを挙げることができる。これらのOSによって提供される各種機能は公知なので、マルチウィンドウ機能についての詳細な説明は省略するが、以下の説明においては、PC4が、Windows(登録商標)によって提供されるマルチウィンドウ機能を含む各種機能を有するとの前提で説明を続ける。
入力部42は、利用者が入力操作を行うために使用するキーボードおよびポインティングデバイス(例えば、マウス)によって構成されている。
表示部43は、液晶ディスプレイによって構成されている。
通信部44は、NIC等によって構成され、ネットワーク5を介して通信を行うための処理を行っている。
記憶部45は、ハードディスク装置等によって構成されたもので、この記憶部45には、OS、各種アプリケーションプログラム、および各種データファイルが記憶されている。
[画像処理システム内で利用される各種データ]
次に、この画像処理システム内で利用される各種データについて説明する。
まず、複合機1の記憶部18に格納されたアプリケーション設定データ18aおよび印刷記事データベース18bについて説明する。
アプリケーション設定データ18aは、図2(a)に示すように、XML(eXtensible Markup Language)によって記述されたデータで、いくつかのデータがタグと呼ばれる文字列間に挟まれるかたちで記述されている。より具体的には、このアプリケーション設定データ18a中には、データとして「ユーザID」、「サーバURL」が含まれている。「ユーザID」の場合、“<ユーザID>”および“</ユーザID>”なる2組の文字列を一対のタグとして、この一対のタグ間に挟まれる位置に記述されており、図2(a)に示した例であれば、「ユーザID」は“3”となる。「サーバURL」についても、「ユーザID」と同様、「サーバURL」を示す一対のタグ間に挟まれる位置に記述されている。したがって、アプリケーション設定データ18aの中から「ユーザID」を取得したい場合であれば、まず「ユーザID」に対応するタグ“<ユーザID>”および“</ユーザID>”を探し出し、そのタグ間に記述されている文字列を抽出することにより、「ユーザID」を取得することができる。
このアプリケーション設定データ18aは、複合機1がblogサーバ2にアクセスする際に必要となるデータであり、「サーバURL」は、ネットワーク5上においてblogサーバ2に割り当てられたアドレスで、複合機1は「サーバURL」に基づいてblogサーバ2との通信を確立することができる。また、「ユーザID」は、複数のユーザそれぞれに割り当てられた識別子で、各ユーザ毎に異なるユニークな識別子となっている。「サーバURL」に基づいてblogサーバ2との通信を確立した後、複合機1からblogサーバ2へは「ユーザID」が送信される。これにより、この「ユーザID」を受信したblogサーバ2側では、受信した「ユーザID」に基づいて1組の設定データ23aおよび登録記事データベース23bを選択する処理などを実行できるようになる。
印刷記事データベース18bも、図2(b)に示すように、XMLによって記述されたデータである。この印刷記事データベース18b中には、複合機1において印刷した記事に関する何組かの記事情報(図2(b)の例では3組の記事情報)が格納されている(1組の記事情報は、タグ“<記事>”および“</記事>”に挟まれた部分)。1組の記事情報中には、「URL」および「時刻」が格納されている。「URL」は複合機1において印刷した記事に対応するトラックバック先アドレスを示すデータであり、「時刻」は複合機1において記事を印刷した時刻を示すデータである。複合機1において、例えばトラックバック先blogサーバ3にアクセスし、トラックバック先blogサーバ3から配信される記事(ウェブページ)を印刷した際には、印刷した記事に対応する1組の記事情報が、印刷記事データベース18bに追加登録されることになる。
次に、blogサーバ2の記事情報記憶部23に格納された設定データ23aおよび登録記事データベース23bについて説明する。
設定データ23aも、図3(a)に示すように、XMLによって記述されたデータである。この設定データ23a中には、データとして「ベースディレクトリ」、「プログラム」、「page」などが含まれている。「ベースディレクトリ」は、ユーザ毎に割り当てられたユニークなパス名を持つディレクトリ(そのユーザにとってのルートディレクトリ)を示すデータである。複合機1からblogサーバ2へ記事をアップロードした際には、この「ベースディレクトリ」よりも下位のディレクトリに記事がアップロードされることになる。「プログラム」は、blogサーバ2において稼働するblogプログラムの名称である。複合機1からblogサーバ2へ記事をアップロードする際には、複合機1側から「プログラム」の示すプログラム名をURLに含めて指定することにより、blogサーバ2側でblogプログラムを起動させることができる。「page」は、複合機1からblogサーバ2へ記事をアップロードする毎にカウントアップされるカウンタ値を示すデータである。このカウンタ値は、複合機1からblogサーバ2へアップロードされた記事に対して割り当てられるアドレスの一部としても利用される。これにより、複合機1からblogサーバ2へ複数の記事がアップロードされた場合に、各記事に割り当てられるアドレス(URL)が重複しないようになっている。
登録記事データベース23bも、図3(b)に示すように、XMLによって記述されたデータである。この登録記事データベース23b中には、複合機1からblogサーバ2へアップロードされた記事に関する何組かの記事情報(図3(b)の例では3組の記事情報)が格納されている。1組の記事情報中には、「URL」および「時刻」が格納されている。「URL」はblogサーバ2へアップロードされた記事に対して割り当てられたアドレスを示すデータであり、「時刻」はblogサーバ2へ記事をアップロードした時刻を示すデータである。複合機1からblogサーバ2へ記事をアップロードした際には、アップロードした記事に対応する1組の記事情報が、登録記事データベース23bに追加登録されることになる。
次に、PC4の記憶部45またはメモリカード6などに格納されるトラックバックリストについて説明する。
このトラックバックリストも、図4に示すように、XMLによって記述されたデータである。このトラックバックリストは、複合機1やPC4において、利用者が任意に編集可能なデータである。このトラックバックリスト中には、トラックバック先アドレスに関する何組かのトラックバック先情報(図4の例では3組のトラックバック先情報)が格納され、1組のトラックバック先情報中には、「URL」および「登録時刻」が格納されている。「URL」はトラックバック先アドレスを示すデータであり、「登録時刻」は1組のトラックバック先情報をトラックバックリストに登録した時刻を示すデータである。
[画像処理システム内の各機器が実行する処理]
次に、画像処理システム内の各機器が実行する処理について、図5〜図21に基づいて説明する。
[複合機処理]
図5は、複合機1の起動に伴って実行される複合機処理のフローチャートである。
この処理を開始すると、複合機1は、図5に示すように、まず、コマンド入力を受け付ける(S105)。ここで、利用者は、操作部12におけるキー操作により、コマンドを入力することができる。
S105の処理においてコマンドの入力を受けたら、複合機1は、blogデータ登録処理を指示するコマンドであるか否かを判断し(S110)、blogデータ登録処理を指示するコマンドであった場合は(S110:YES)、blogデータ登録処理を実行する(S115)。このblogデータ登録処理の詳細については後述する。そして、blogデータ登録処理を終えたら、S105の処理へと戻る。
また、S110の処理において、blogデータ登録処理を指示するコマンドでなければ(S110:NO)、複合機1は、記事印刷を指示するコマンドであるか否かを判断し(S120)、記事印刷を指示するコマンドであった場合は(S120:YES)、印刷記事登録処理を実行する(S125)。この印刷記事登録処理の詳細については後述する。そして、印刷記事登録処理を終えたら、S105の処理へと戻る。
また、S120の処理において、記事印刷を指示するコマンドでなければ(S120:NO)、複合機1は、トラックバック先アドレスの入力を指示するコマンドであるか否かを判断し(S130)、トラックバック先アドレスの入力を指示するコマンドであった場合は(S130:YES)、メモリカード内データ処理を実行する(S135)。このメモリカード内データ処理の詳細については後述する。そして、メモリカード内データ処理を終えたら、S105の処理へと戻る。
さらに、S130の処理において、トラックバック先アドレスの入力を指示するコマンドでなければ(S130:NO)、その他の処理を実行する(S140)。その他の処理には、複合機1において実行される様々な処理が含まれるが、いずれの処理も本発明の要部に関連する処理ではないので詳細な説明については省略する。その他の処理を終えた場合も、S105の処理へと戻る。
以上説明した通り、S115、S125、S135、S140の各処理を終えると、いずれの場合ともS105の処理へと戻るので、複合機1は、再びS105以降の処理を繰り返し実行することになる。
[blogデータ登録処理]
次に、blogデータ登録処理(図5中のS115の処理)の詳細について説明する。
図6は、blogデータ登録処理のフローチャートである。
この処理を開始すると、複合機1は、図6に示すように、まず、表示部13にトラックバックを行うかどうかのメッセージを表示し(S205)、利用者からトラックバックを行うかどうかの入力を受け付ける(S210)。ここで、利用者は、操作部12におけるキー操作により、トラックバックを行うかどうかを任意に入力することができる。
S210の処理において利用者による入力を受けたら、複合機1は、トラックバックを行うか否かを判断し(S215)、トラックバックを行う場合は(S215:YES)、トラックバック先アドレス取得処理を実行する(S220)。このトラックバック先アドレス取得処理の詳細については後述するが、トラックバック先アドレス取得処理では、トラックバック先アドレスを1つ取得できるか1つも取得できないか、いずれかの状態になる。
そこで、複合機1は、トラックバック先アドレス取得処理において取得できたトラックバック先アドレスが存在するか否かを判断し(S225)、トラックバック先アドレスを取得できていれば(S225:YES)、表示部13に、トラックバック元が新規記事か登録済みの記事かを利用者に問い合わせるメッセージを表示し、操作部12から利用者の入力を受ける(S230)。ここで、今からblogサーバ2へアップロードしようとしている記事(画像)に割り当てられるアドレスをトラックバック元アドレスとしたい場合、利用者は新規記事である旨の入力操作を行う。また、既にblogサーバ2へアップロード済みの記事(画像)に割り当てられたアドレスをトラックバック元アドレスとしたい場合、利用者は登録済み記事である旨の入力操作を行う。
S230の処理において利用者による入力を受けたら、複合機1は、利用者の入力が新規記事である旨の入力か否かを判断し(S235)、新規記事であれば(S235:YES)、アップロード処理を実行する(S240)。このアップロード処理の詳細については後述するが、アップロード処理を終えた場合は、複合機1からblogサーバ2へ新規記事がアップロードされることになる。また、その新規記事に割り当てられたアドレスをトラックバック元アドレス、S220の処理で取得したアドレスをトラックバック先アドレスとするトラックバック通知の送信を、blogサーバ2に対して要求することになる。そして、S240のアップロード処理を終えた後は、図6に示したblogデータ登録処理を終了する。
一方、S215の処理における判断の結果、トラックバックを行わない場合(S215:NO)、もしくは、S225の処理における判断の結果、トラックバック先アドレスを取得できていない場合には(S225:NO)、上記S220、S230、S235の各処理をスキップして、上記S240のアップロード処理を実行する。上述の通り、アップロード処理の詳細については後述するが、S215、S225の各処理で否定判断がなされている場合は、各処理で肯定判断がなされた場合とは、アップロード処理の内容が若干変わる。具体的には、いずれの場合とも、アップロード処理の実行により、複合機1からblogサーバ2へ新規記事がアップロードされることになる点は同じであるが、S215、S225の各処理で否定判断がなされている場合は、「トラックバック通知の送信を複合機1からblogサーバ2に対して要求する処理」が実行されない。そして、S240のアップロード処理を終えた後は、図6に示したblogデータ登録処理を終了する。
さて一方、S235の処理における判断の結果が、新規記事のアップロードではない場合もあり(S235:NO)、この場合は、上記S240のアップロード処理を実行せず、その代わりにS245〜S260の処理を実行する。
すなわち、まず、複合機1がblogサーバ2にアクセスし、登録記事データベース23bからトラックバック元アドレスの一覧を取得する(S245)。より詳しくは、複合機1は、まずblogサーバ2に対してトラックバック元アドレスの一覧を提供するように要求する。この要求の際、複合機1は、記憶部18に記憶されたアプリケーション設定データ18aから、「ユーザID」と「サーバURL」を読み出し、「サーバURL」が示すアドレスを送信先として、「ユーザID」を含むデータをblogサーバ2に対して送信する。このデータを受信したblogサーバ2では、受信したデータに含まれる「ユーザID」に基づいて、記事情報記憶部23の中に複数組記憶されているデータセットの中から1組のデータセットを特定し、特定された1組のデータセットに含まれる登録記事データベース23bを読み出して、複合機1へと送信する。その結果、複合機1側では、登録記事データベース23bに相当するデータを受信することになり、その中からトラックバック元アドレスの一覧を取得することができる。
こうしてトラックバック元アドレスの一覧を取得したら、複合機1は、取得したトラックバック元アドレスの一覧を、表示部13に表示し(S250)、複合機1の操作部12から利用者によるトラックバック元アドレスを選択を受け付ける(S255)。ここで、利用者は、操作部12におけるキー操作により、一覧表示されたトラックバック元アドレスの中から1つのトラックバック元アドレスを任意に選択することができる。
S255の処理において利用者による入力を受けたら、複合機1は、選択されたトラックバック元アドレスを基にblogサーバ2にトラックバックを要求する(S260)。より具体的には、S255の処理において選択されたアドレスをトラックバック元アドレス、S220の処理で取得したアドレスをトラックバック先アドレスとするトラックバック通知の送信を、blogサーバ2に対して要求することになる。そして、S260の処理を終えた後は、図6に示したblogデータ登録処理を終了する。
[トラックバック先アドレス取得処理]
次に、トラックバック先アドレス取得処理(図6中のS220の処理)の詳細について説明する。
図7は、トラックバック先アドレス取得処理のフローチャートである。
この処理を開始すると、複合機1は、図7に示すように、まず、表示部13にトラックバック先アドレス取得処理方法を一覧表示し(S305)、操作部12において利用者が入力したトラックバック先アドレス取得処理方法を得る(S310)。トラックバック先アドレス取得処理方法としては、5種類の方法(取得処理1〜5)が用意されており、S310の処理において、利用者は、操作部12におけるキー操作により、取得処理1〜5の中からいずれか1つの取得処理方法を選択することができる。
続いて、複合機1は、S310の処理において選択された取得処理方法が、取得処理1であるか否かを判断し(S320)、取得処理1が選択されていれば(S320:YES)、取得処理1を実行する(S325)。この取得処理1の詳細については後述する。S325の取得処理1を終えたら、図7に示したトラックバック先アドレス取得処理を終了する。
また、取得処理1が選択されていなければ(S320:NO)、S310の処理において選択された取得処理方法が、取得処理2であるか否かを判断し(S330)、取得処理2が選択されていれば(S330:YES)、取得処理2を実行する(S335)。この取得処理2の詳細については後述する。S335の取得処理2を終えたら、図7に示したトラックバック先アドレス取得処理を終了する。
また、取得処理2が選択されていなければ(S330:NO)、S310の処理において選択された取得処理方法が、取得処理3であるか否かを判断し(S340)、取得処理3が選択されていれば(S340:YES)、取得処理3を実行する(S345)。この取得処理3の詳細については後述する。S345の取得処理3を終えたら、図7に示したトラックバック先アドレス取得処理を終了する。
また、取得処理3が選択されていなければ(S340:NO)、S310の処理において選択された取得処理方法が、取得処理4であるか否かを判断し(S350)、取得処理4が選択されていれば(S350:YES)、取得処理4を実行する(S355)。この取得処理4の詳細については後述する。S355の取得処理4を終えたら、図7に示したトラックバック先アドレス取得処理を終了する。
また、取得処理4が選択されていなければ(S350:NO)、取得処理5を実行する(S360)。この取得処理5の詳細については後述する。S360の取得処理5を終えたら、図7に示したトラックバック先アドレス取得処理を終了する。
[取得処理1]
次に、取得処理1(図7中のS325の処理)の詳細について説明する。
取得処理1は、複合機1が、自機内にある印刷記事データベース18bを参照して、トラックバック先アドレスを取得する処理となっている。図8は、取得処理1のフローチャートである。
この処理を開始すると、複合機1は、図8に示すように、まず、記憶部18に格納されている印刷記事データベース18bを参照し(S405)、複合機1において印刷を行ったサイトのトラックバック先アドレスを得る(S410)。
印刷記事データベース18bには、既に説明した通り、複合機1において、トラックバック先となるサーバ(例えばトラックバック先blogサーバ3)にアクセスし、そのサーバから配信される記事(ウェブページ)を印刷する毎に、印刷した記事に対応する1組の記事情報が追加登録されるようになっている(図2(b)参照)。この記事印刷時の処理に関しては、後述する印刷記事登録処理(図19参照)の説明の中で詳細に説明する。S410の処理では、印刷記事データベース18bに1組以上の記事情報が登録されていれば、その1組以上の記事情報すべてに相当するトラックバック先アドレスが取得される。
続いて、複合機1は、S410の処理で取得したトラックバック先アドレスが少なくとも1つは存在するか否かを判断する(S415)。そして、トラックバック先アドレスが少なくとも1つは存在する場合(S415:YES)、複合機1は、表示部13にトラックバック先アドレスの一覧を表示して(S420)、利用者によるトラックバック先アドレスの選択を受ける(S425)。
S420の処理により、表示部13には、図9に示すように、1件分のトラックバック先に関する情報(見出し、トラックバック先アドレス、登録時刻等)が表示される。このとき、複数件分のトラックバック先に関する情報が存在する場合には、表示部13の右端に三角形のマークが表示される。この三角形のマークが表示された場合には、操作部12にある上下の方向キーを操作すると、さらに次の1件分のトラックバック先に関する情報を表示することができる。利用者は、操作部12におけるキー操作により、1件分ずつ表示部13にトラックバック先に関する情報を表示させることができ、その内容を見て任意に1つのトラックバック先アドレスを選択することができる。
S425の処理において、利用者が1つのトラックバック先アドレスを選択したら、複合機1の操作部12を操作して選択されたトラックバック先アドレスを、取得処理1を実行した上位側の処理(図7に示したトラックバック先アドレス取得処理)へと返して(S430)、取得処理1を終了する。
一方、S415の処理における判断の結果、トラックバック先アドレスが1つも存在しない場合(S415:NO)、複合機1は、トラックバック先アドレスが存在しないことを、取得処理1を実行した上位側の処理(図7に示したトラックバック先アドレス取得処理)へと返して(S435)、取得処理1を終了する。
以上の取得処理1の結果、図7に示したトラックバック先アドレス取得処理へは、1つのトラックバック先アドレスが返されるか、あるいは、1つもトラックバック先アドレスが返されないことになる。
[取得処理2]
次に、取得処理2(図7中のS335の処理)の詳細について説明する。
取得処理1は、利用者が複合機1の操作部12から直接入力するトラックバック先アドレスを取得する処理となっている。図10は、取得処理2のフローチャートである。
この処理を開始すると、複合機1は、図10に示すように、まず、表示部13にトラックバック先アドレスの入力を促すメッセージを表示し(S505)、利用者によるトラックバック先アドレスの入力を受ける(S510)。このとき、表示部13には、図11に示すようなトラックバック先アドレス入力用の画面が表示され、利用者は、操作部12におけるキー操作により、トラックバック先アドレスを入力することができる。
S510の処理においてトラックバック先アドレスの入力を受けたら、引き続いて、複合機1は、操作部12より入力された文字列が空であるか否かを判断し(S515)、何らかの文字列が入力されている場合には(S515:NO)、複合機1の操作部12より入力されたトラックバック先アドレスを、取得処理2を実行した上位側の処理(図7に示したトラックバック先アドレス取得処理)へと返して(S520)、取得処理2を終了する。
一方、S515の処理における判断の結果、操作部12より入力された文字列が空であった場合には(S515:YES)、トラックバック先アドレスが存在しないことを、取得処理2を実行した上位側の処理(図7に示したトラックバック先アドレス取得処理)へと返して(S525)、取得処理2を終了する。
以上の取得処理2の結果、図7に示したトラックバック先アドレス取得処理へは、1つのトラックバック先アドレスが返されるか、あるいは、1つもトラックバック先アドレスが返されないことになる。
[取得処理3]
次に、取得処理3(図7中のS345の処理)の詳細について説明する。
取得処理3は、PC4との通信によってトラックバック先アドレスを取得する処理となっている。図12は、取得処理3のフローチャートである。
この処理を開始すると、複合機1は、図12に示すように、まず、複合機1とPC4がネットワーク5を介して接続された状態にあるか否かを判断する(S605)。ここでは、複合機1からPC4に対して応答要求を送信し、その応答要求に対する応答がPC4から返されれば、複合機1とPC4が接続されていると判断する。複合機1とPC4が接続されていた場合(S605:YES)、複合機1は、PC4に対しトラックバック先アドレスの入力を要求する(S610)。
ここで、一旦、S610の処理による要求を受けたPC4側で実行されるアドレス取得処理について説明する。図13は、PC4側で実行されるアドレス取得処理のフローチャートである。
PC4が複合機1から上記S610の処理による要求を受けると、図13に示すように、まず、PC4の表示部43にウィンドウを表示し、トラックバック先アドレスを入力するようメッセージを出す(S705)。このS705の処理により、PC4の表示部43には、図14に示すウィンドウ71が表示される。このウィンドウ71には、アドレス(URL)の入力方法として「URLの手入力」または「ファイルからの選択」を利用者に択一的に選択させるためのラジオボタン73、ラジオボタン73で「URLの手入力」を選択した場合に使用するURL入力欄75、ラジオボタン73で「ファイルからの選択」を選択した場合に使用するパス名入力欄77、パス名入力欄77へ入力するパス名をGUIを利用して選択したい場合に押下される参照ボタン79、ウィンドウ71における入力内容を確定したい場合に押下される決定ボタン81、およびウィンドウ71における入力内容を破棄したい場合に押下されるキャンセルボタン83などが設けられている。
このウィンドウ71を表示したら、PC4は、利用者による入力を受ける状態になる(S710)。ここで、利用者は、入力部42における操作により、ラジオボタン73による選択、URL入力欄75またはパス名入力欄77への入力、参照ボタン79、決定ボタン81、およびキャンセルボタン83の押下操作等を行うことができる。そして、決定ボタン81またはキャンセルボタン83の押下操作を行った場合に、S710の処理を終えることになる。
S710の処理を終えたら、PC4は、利用者の入力は決定であったか否かを判断する(S715)。このS715の処理では、決定ボタン81の押下操作に伴ってS710の処理を終えていた場合には、利用者の入力は決定であったと判断され、一方、キャンセルボタン83の押下操作に伴ってS710の処理を終えていた場合には、利用者の入力は決定ではなかったと判断されることになる。
S715の処理における判断の結果、利用者の入力が決定であった場合(S715:YES)、PC4は、ラジオボタン73による選択結果に基づいて、トラックバック先アドレスの入力方法が手入力であるか否かを判断する(S720)。
このS720の処理における判断の結果、トラックバック先アドレスの入力方法が手入力であった場合は(S720:YES)、利用者が手入力でURL入力欄75に入力したアドレスを、トラックバック先アドレスとして複合機1側へ返し(S725)、図13に示したアドレス取得処理を終了する。
一方、S720の処理における判断の結果、トラックバック先アドレスの入力方法が手入力でなかった場合は(S720:NO)、利用者がパス名入力欄77で指定したパス名を持つファイルからの入力を受け(S730)、そのファイルの内部に記述されているアドレス(トラックバック先情報)を取得する(S735)。パス名入力欄77において指定可能なファイルは、図4に示したようなデータ構造を持つトラックバックリストファイルであり、この中には、複数組のトラックバック先情報が格納されている。S735の処理により、PC4は、ファイル内にある複数組のトラックバック先情報すべてを取得する。そして、S735の処理を終えたら、PC4は、取得したアドレス(ファイル内にあったすべてのトラックバック先情報)をトラックバック先アドレスとして複合機1側へ返し(S740)、図13に示したアドレス取得処理を終了する。
さらに、S715の処理における判断の結果、利用者の入力が決定ではなかった場合(S715:NO)、PC4は、トラックバック先アドレスが存在しないことを、複合機1側へ返し(S745)、図13に示したアドレス取得処理を終了する。
以上のような処理がPC4側で実行される結果、PC4から複合機1へは、1または2以上のトラックバック先アドレスが応答として返されるか、あるいは、1つもトラックバック先アドレスがない旨の情報が応答として返されることになる。以下、複合機1側の処理(図12に示した取得処理3)の説明に話を戻す。
PC4側から上記いずれかの応答が返されると、複合機1は、PC4からの返答を受ける(S615)。そして、まずは、PC4からの返答に基づいて、PC4より取得したトラックバック先アドレスの文字列が空であるか否かを判断する(S620)。
ここで、1または2以上のトラックバック先アドレスが、PC4から複合機1へ応答として返されていれば、PC4より取得したトラックバック先アドレスの文字列が空ではないと判断される(S620:NO)。この場合、複合機1は、複合機1の表示部13にトラックバック先アドレスの一覧を表示し(S625)、利用者によるトラックバック先アドレスの選択を受ける(S630)。
S625の処理により、表示部13には、S420の処理の場合と同様、図9に示すような、1件分のトラックバック先に関する情報表示がなされることになる。また、複数件分のトラックバック先に関する情報をPC4から取得した場合には、表示部13の右端に三角形のマークが表示され、利用者は、操作部12におけるキー操作により、1件分ずつ表示部13にトラックバック先に関する情報を表示させることができる。S630の処理においては、表示部13に表示された内容を見て、利用者が任意に1つのトラックバック先アドレスを選択することができる。
S630の処理において、利用者が1つのトラックバック先アドレスを選択したら、複合機1の操作部12を操作して選択されたトラックバック先アドレスを、取得処理3を実行した上位側の処理(図7に示したトラックバック先アドレス取得処理)へと返して(S635)、取得処理3を終了する。
一方、S620の処理における判断の結果、PC4より取得したトラックバック先アドレスの文字列が空であると判断された場合(S620:YES)、複合機1は、トラックバック先アドレスが存在しないことを、取得処理3を実行した上位側の処理(図7に示したトラックバック先アドレス取得処理)へと返して(S640)、取得処理3を終了する。
以上の取得処理3の結果、図7に示したトラックバック先アドレス取得処理へは、1つのトラックバック先アドレスが返されるか、あるいは、1つもトラックバック先アドレスが返されないことになる。
[取得処理4]
次に、取得処理4(図7中のS355の処理)の詳細について説明する。
取得処理4は、メモリカード6に格納されたトラックバックリストから、トラックバック先アドレスを取得する処理となっている。図15は、取得処理4のフローチャートである。
この処理を開始すると、複合機1は、図15に示すように、まず、複合機1にメモリカード6が挿入されているか否かを判断する(S805)。複合機1にメモリカード6が挿入されていた場合(S805:YES)、複合機1は、挿入されたメモリカード6より、トラックバック先アドレスの抽出を行う(S810)。
メモリカード6内に格納されたファイルは、図4に示したようなデータ構造を持つトラックバックリストファイルであり、この中には、複数組のトラックバック先情報が格納されている。S810の処理により、複合機1は、ファイル内にある複数組のトラックバック先情報すべてを抽出する。
続いて、複合機1は、メモリカード6より抽出したトラックバック先アドレスが存在しないか否かを判断する(S815)。ここで、1または2以上のトラックバック先アドレスが、メモリカード6より抽出されている場合(S815:NO)、複合機1は、複合機1の表示部13にトラックバック先アドレスの一覧を表示し(S820)、利用者によるトラックバック先アドレスの選択を受ける(S825)。
S820の処理により、表示部13には、S420、S625の処理の場合と同様、図9に示すような、1件分のトラックバック先に関する情報表示がなされることになる。また、複数件分のトラックバック先に関する情報をメモリカード6から抽出した場合には、表示部13の右端に三角形のマークが表示され、利用者は、操作部12におけるキー操作により、1件分ずつ表示部13にトラックバック先に関する情報を表示させることができる。S825の処理においては、表示部13に表示された内容を見て、利用者が任意に1つのトラックバック先アドレスを選択することができる。
S825の処理において、利用者が1つのトラックバック先アドレスを選択したら、複合機1の操作部12を操作して選択されたトラックバック先アドレスを、取得処理4を実行した上位側の処理(図7に示したトラックバック先アドレス取得処理)へと返して(S830)、取得処理4を終了する。
一方、S805の処理における判断の結果、複合機1にメモリカード6が挿入されていないと判断された場合(S805:NO)、あるいは、S815の処理における判断の結果、トラックバック先アドレスがメモリカード6より1つも抽出されていなかった場合(S815:YES)、複合機1は、トラックバック先アドレスが存在しないことを、取得処理4を実行した上位側の処理(図7に示したトラックバック先アドレス取得処理)へと返して(S835)、取得処理4を終了する。
以上の取得処理4の結果、図7に示したトラックバック先アドレス取得処理へは、1つのトラックバック先アドレスが返されるか、あるいは、1つもトラックバック先アドレスが返されないことになる。
[取得処理5]
次に、取得処理5(図7中のS360の処理)の詳細について説明する。
取得処理5は、読取部16において読み取った画像から、トラックバック先アドレスを取得する処理となっている。図16は、取得処理5のフローチャートである。
この処理を開始すると、複合機1は、図16に示すように、まず、読取対象(原稿)の読取部16へのセットを促すメッセージを表示部13に表示し(S905)、読取対象をセットしたことを操作部12より受ける(S910)。ここで、利用者は、読取対象を読取部16にセットして、操作部12において読取対象をセットした旨の操作を行うことができる。
利用者が読取対象をセットした旨の操作を行うと、複合機1は、読取部16にセットされた読取対象をスキャンして(S915)、OCRソフトを利用し、スキャンデータ内に含まれるアドレスをトラックバック先アドレスとして取得する(S920)。なお、読取対象には、例えば、文字、バーコード、二次元コード等のいずれかによって表現されたアドレスが記録され、OCRソフトは、その文字、バーコード、二次元コード等のいずれかに対応するものが用いられている。
S920の処理を終えたら、複合機1は、読取部16より取得したトラックバック先アドレスが存在しないか否かを判断する(S925)。ここで、1または2以上のトラックバック先アドレスが、読取部16より取得できている場合(S925:NO)、複合機1は、複合機1の表示部13にトラックバック先アドレスの一覧を表示し(S930)、利用者によるトラックバック先アドレスの選択を受ける(S935)。
S930の処理により、表示部13には、S420、S625、S820の処理の場合と同様、図9に示すような、1件分のトラックバック先に関する情報表示がなされることになる。また、複数件分のトラックバック先に関する情報を読取部16から取得した場合には、表示部13の右端に三角形のマークが表示され、利用者は、操作部12におけるキー操作により、1件分ずつ表示部13にトラックバック先に関する情報を表示させることができる。S935の処理においては、表示部13に表示された内容を見て、利用者が任意に1つのトラックバック先アドレスを選択することができる。
S935の処理において、利用者が1つのトラックバック先アドレスを選択したら、複合機1の操作部12を操作して選択されたトラックバック先アドレスを、取得処理5を実行した上位側の処理(図7に示したトラックバック先アドレス取得処理)へと返して(S940)、取得処理5を終了する。
一方、S925の処理における判断の結果、読取部16より取得したトラックバック先アドレスが1つも存在しなかった場合(S925:YES)、複合機1は、トラックバック先アドレスが存在しないことを、取得処理5を実行した上位側の処理(図7に示したトラックバック先アドレス取得処理)へと返して(S945)、取得処理5を終了する。
以上の取得処理5の結果、図7に示したトラックバック先アドレス取得処理へは、1つのトラックバック先アドレスが返されるか、あるいは、1つもトラックバック先アドレスが返されないことになる。
[アップロード処理]
次に、アップロード処理(図6中のS240の処理)の詳細について説明する。
図17は、アップロード処理のフローチャートである。
この処理を開始すると、複合機1は、図17に示すように、まず、読取対象(原稿)の読取部16へのセットを促すメッセージを表示部13に表示し(S1005)、読取対象をセットしたことを操作部12より受ける(S1010)。ここで、利用者は、読取対象を読取部16にセットして、操作部12において読取対象をセットした旨の操作を行うことができる。
利用者が読取対象をセットした旨の操作を行うと、複合機1は、読取部16にセットされた読取対象をスキャンする(S1015)。そして、blogサーバ2にアクセスするためのアドレスとユーザIDを、記憶部18内のアプリケーション設定データ18aより取得して(S1020)、blogサーバ2にアクセスし、blogサーバ2より画像(記事)のアップロード先となるアドレスを取得する(S1025)。
続いて、複合機1は、トラックバック先アドレスが入力されているか否かを判断する(S1030)。このS1030の処理では、上述したS220の処理において1つのトラックバック先アドレスを取得できている場合に、トラックバック先アドレスが入力されていると判断される。
S1030の処理による判断の結果、トラックバック先アドレスが入力されていた場合には(S1030:YES)、読取部16においてスキャンした画像データ(記事)をトラックバック先アドレスとともにblogサーバ2にアップロードして(S1035)、アップロード処理を終了する。
一方、S1030の処理による判断の結果、トラックバック先アドレスが入力されていなかった場合には(S1030:NO)、読取部16においてスキャンした画像データ(記事)のみをblogサーバ2にアップロードして(S1040)、アップロード処理を終了する。
なお、以上のようなアップロード処理が複合機1側において実行されると、blogサーバ2側ではblogサーバ処理が実行される。以下、blogサーバ処理について説明する。図18は、blogサーバ処理のフローチャートである。
このblogサーバ処理を開始すると、blogサーバ2は、複合機1のアップロード処理時に送信されたコマンド(上記S1035またはS1040において複合機1からblogサーバ2へ送信されるデータ)を受信する(S1105)。そして、受信したコマンド中に含まれているユーザIDを基に、複合機1よりアップロードされた画像(記事)を記事情報記憶部23の登録記事データベース23bに保存する(S1110)。
続いて、blogサーバ2は、設定データ23aの要素である「Page」の値を1だけ増やす(S1115)。これにより、次にアップロードされる画像(記事)を、アップロード済みの画像(記事)を上書きしないような記憶領域に保存、管理することができる。
次に、blogサーバ2は、複合機1側からトラックバックの要求があるか否かを判断する(S1120)。ここで、複合機1がアップロード処理時に上記S1035の処理によってデータ送信を行っていると、S1120の処理では複合機1側からトラックバックの要求があると判断され、一方、複合機1がアップロード処理時に上記S1040の処理によってデータ送信を行っていると、S1120の処理では複合機1側からトラックバックの要求がないと判断される。
S1120の処理による判断の結果、複合機1側からトラックバックの要求があった場合には(S1120:YES)、アップロード先となるアドレスを基にトラックバック先アドレスにトラックバックPing(トラックバック通知)を送信する(S1125)。より具体的な例を交えて説明すれば、複合機1からblogサーバ2へアップロードした画像には、そのアップロード先となるアドレスが割り当てられており、そのアドレスがS1125の処理ではトラックバック元アドレスとされる。また、上記S1035の処理によって複合機1からblogサーバ2へアップロードされたデータ中には、上述したS220の処理において取得した1つのトラックバック先アドレスが含まれている。これらのトラックバック元アドレスおよびトラックバック先アドレスを利用して、blogサーバ2はトラックバックPingを送信する。
なお、トラックバック先アドレスが、例えば、トラックバック先blogサーバ3内の記事に割り当てられたアドレスである場合、S1125の処理によって送信されたトラックバックPingは、トラックバック先blogサーバ3によって受信される。トラックバックPingを受信したトラックバック先blogサーバ3は、トラックバック先アドレスに対応する記事に関し、トラックバック元アドレスへのハイパーリンクを追加登録する。以後、このトラックバック先アドレスに対応する記事に対する閲覧要求をトラックバック先blogサーバ3が受信した際には、トラックバック元アドレスへのリンクが張られた記事が記事情報配信部34から配信され、その結果、この記事を受信した端末装置(例えばPC4)では、受信した記事の中に記述されているトラックバック元アドレスへのハイパーリンクを利用して、blogサーバ2にアップロードされた画像の閲覧を行うことができるようになる。
[印刷記事登録処理]
次に、印刷記事登録処理(図5中のS125の処理)の詳細について説明する。
図19は、印刷記事登録処理のフローチャートである。
この処理を開始すると、複合機1は、図19に示すように、まず、利用者による印刷対象となる記事のアドレスを入力を受け(S1205)、入力されたアドレスに基づき、HTTP通信により、サーバに印刷データ(記事)の配信を要求する(S1210)。このS1205およびS1210の処理は、PCにおけるウェブブラウザと同等の処理であり、S1210の処理でサーバに対して配信を要求する印刷データは、印刷用のウェブページデータである。
ここで、一旦、S1210の処理による要求を受けたサーバ側で実行される記事情報配信処理について、トラックバック先blogサーバ3の場合を例に挙げて説明する。図20は、トラックバック先blogサーバ3側で実行される記事情報配信処理のフローチャートである。
トラックバック先blogサーバ3が複合機1から上記S1210の処理による要求を受けると、図20に示すように、まず、複合機1の印刷記事登録処理時に送信されたコマンドを受信する(S1305)。ここで受信するコマンドとは、上記S1210の処理でサーバに対して送信された「印刷データ(記事)の配信を要求するコマンド」である。
このコマンドを受信すると、トラックバック先blogサーバ3は、複合機1より送信されたコマンドを基に印刷データを生成する(S1310)。この処理では、内容が変更されない静的なデータや随時内容が変更される動的なデータなどを組み合わせることによって、動的に印刷データが生成される。そして、生成された印刷データ(記事)と、この印刷データに対応するトラックバック先アドレスを、複合機1に送信して(S1315)、記事情報配信処理を終了する。
以上のような記事情報配信処理がトラックバック先blogサーバ3側で実行される結果、トラックバック先blogサーバ3から複合機1へは、印刷データ(記事)およびトラックバック先アドレスが応答として返されることになる。以下、複合機1側の処理(図19に示した印刷記事登録処理)の説明に話を戻す。
トラックバック先blogサーバ3側から、応答として印刷データおよびトラックバック先アドレスが返されると、複合機1は、サーバより印刷データ(記事)等を受信し(S1215)、受信した印刷データを印刷する(S1220)。この処理により、所期の記事が印刷出力されることになるので、利用者は印刷された記事を閲覧することができる。
そして、複合機1は、印刷データとともに受信したトラックバック先アドレスと印刷時刻を、記憶部18内の印刷記事データベース18bに保存して(S1225)、印刷記事登録処理を終了する。この処理により、印刷記事データベース18bには、印刷した記事に対応するトラックバック先アドレスと印刷時刻が、図2(b)に示したようなデータ形式で保存、蓄積されることになる。なお、蓄積されたトラックバック先アドレスは、先に説明した取得処理1等において参照、利用される。
[メモリカード内データ処理]
次に、メモリカード内データ処理(図5中のS135の処理)の詳細について説明する。
図21は、メモリカード内データ処理のフローチャートである。
この処理を開始すると、複合機1は、図21に示すように、まず、複合機1にメモリカード6が挿入されているか否かを判断する(S1405)。複合機1にメモリカード6が挿入されていない場合(S1405:NO)、複合機1は、メモリカードの挿入を促すメッセージを表示部13に表示して(S1410)、S1405の処理へと戻る。
一方、複合機1にメモリカード6が挿入されている場合(S1405:NO)、複合機1は、データ処理モードを表示部13に表示して(S1415)、操作部12での操作により、利用者によるデータ処理モードの選択を受ける(S1420)。データ処理モードには、追加、更新、および削除、以上3つのモードがあり、これらのいずれかがS1420の処理において選択されることになる。
そこで、複合機1は、まず、選択されたデータ処理モードは追加であるか否かを判断し(S1425)、追加であった場合は(S1425:YES)、新たなトラックバック先アドレスの挿入を促すメッセージを表示部13に表示して(S1430)、操作部12での操作により、利用者によるトラックバック先アドレスの入力を受ける(S1435)。このとき、表示部13には、図11に示すようなトラックバック先アドレス入力用の画面が表示され、利用者は、操作部12におけるキー操作により、トラックバック先アドレスを入力することができる。そして、入力されたトラックバック先アドレスをメモリカード6に保存して(S1440)、メモリカード内データ処理を終了する。
一方、利用者により選択されたデータ処理モードが追加でなかった場合(S1425:NO)、複合機1は、選択されたデータ処理モードは更新であるか否かを判断し(S1445)、更新であった場合は(S1445:YES)、メモリカード6に保存されているトラックバック先アドレスを表示部13に一覧表示し(S1450)、利用者による変更対象となるトラックバック先アドレスの選択を受ける(S1455)。
S1455の処理により、表示部13には、図9に示すような、1件分のトラックバック先に関する情報表示がなされることになる。また、複数件分のトラックバック先に関する情報をメモリカード6から抽出した場合には、表示部13の右端に三角形のマークが表示され、利用者は、操作部12におけるキー操作により、1件分ずつ表示部13にトラックバック先に関する情報を表示させることができる。S1455の処理においては、表示部13に表示された内容を見て、利用者が任意に1つのトラックバック先アドレスを変更対象として選択することができる。
続いて、複合機1は、操作部12での操作により、利用者によるトラックバック先アドレスの入力を受ける(S1460)。このとき、表示部13には、図11に示すようなトラックバック先アドレス入力用の画面が表示され、利用者は、操作部12におけるキー操作により、トラックバック先アドレスを入力することができる。そして、入力されたトラックバック先アドレスをメモリカード6に保存して(S1465)、メモリカード内データ処理を終了する。S1465の処理では、S1455の処理で選択されたトラックバック先アドレスに対し、S1460の処理で入力されたトラックバック先アドレスが上書き保存されることになる。
さて、S1445の処理による判断の結果、選択されたデータ処理モードが更新でなかった場合は(S1445:NO)、データ処理モードが削除であることを意味するので、メモリカード6に保存されているトラックバック先アドレスを表示部13に一覧表示し(S1470)、利用者による削除対象となるトラックバック先アドレスの選択を受ける(S1475)。
S1475の処理により、表示部13には、図9に示すような、1件分のトラックバック先に関する情報表示がなされることになる。また、複数件分のトラックバック先に関する情報をメモリカード6から抽出した場合には、表示部13の右端に三角形のマークが表示され、利用者は、操作部12におけるキー操作により、1件分ずつ表示部13にトラックバック先に関する情報を表示させることができる。S1475の処理においては、表示部13に表示された内容を見て、利用者が任意に1つのトラックバック先アドレスを削除対象として選択することができる。
1つのトラックバック先アドレスが選択されたら、複合機1は、選択されたトラックバック先アドレスを削除して(S1480)、メモリカード内データ処理を終了する。
[効果]
以上説明した複合機1によれば、読取部16において読み取られた画像と併せて、この画像に対応付けるトラックバック先アドレスを示すアドレスデータをもblogサーバ2へと送信することができる。したがって、読取部16によって読み取られた画像のみをサーバ(例えばFTPサーバ)へ送信する画像処理装置とは異なり、複合機1単独での処理により、blogサーバ2へ送信された画像をトラックバック元とするトラックバック通知をblogサーバ2からトラックバック先アドレス宛に送信することができるようになる。
また、blogサーバ2へアップロードした画像に対するトラックバックを設定するに当たって、複合機1とは別にPC等の端末装置を利用する必要がないので、PC等の端末装置を必要とするものほどシステム全体を導入するためのコストがかからず、複合機1とPC等の端末装置それぞれにおいて操作を実施しなくてもよいので、それらの操作にかかる手間も省くことができる。
また、上記複合機1においては、自機が過去にアクセスしたウェブページのアクセス履歴(より具体的には、自機が印刷した記事の印刷履歴)を、印刷記事データベース18bの中に保存し、この履歴の中からトラックバック先アドレスを選ぶことができる。したがって、操作部12が文字列を入力するには不向きな簡素なキーしか備えていなくても、多数の文字で構成されるトラックバック先アドレスを、きわめて簡単に入力することができる。
さらに、上記複合機1において、上記印刷記事データベース18bには、複数のトラックバック先アドレスの候補が蓄積され、その中の1つを利用者が任意に選択できるようになっているので、最新のアクセス履歴1件のみが常に上書きで保存されるようなものに比べ、利用者が必要とするトラックバック先アドレスを取得できる可能性を高めることができる。
また、上記複合機1において、上記印刷記事データベース18bは、複合機1が備える記憶部18内に格納されているので、複合機1が自機内における内部処理のみで印刷記事データベース18bにアクセスすることができる。したがって、ネットワーク上で通信障害等のトラブルが発生した場合にも、印刷記事データベース18bから情報が取得できなくなることがなく、印刷記事データベース18bにトラックバック先アドレスを登録できなくなることもない。
加えて、上記複合機1においては、読取部16によって読み取った画像(文字、バーコード、二次元コード等)、複合機1に対して着脱自在なメモリカード6、あるいは、PC4のような他の端末装置から、簡単にトラックバック先アドレスを取得することができるので、利用者の使い勝手のよい媒体をトラックバック先アドレスの取得先とすることができる。
[上記実施形態と本発明との対応関係]
上記実施形態において、複合機1は本発明の画像処理装置に相当する。また、複合機1からのデータ送信対象であるblogサーバ2が、本発明でいう「ネットワーク上の端末装置から受信した画像をネットワーク上の他の端末装置へ配信する機能およびトラックバック先アドレスに対してトラックバック通知を送信する機能を備えたサーバ」に相当する。
また、原稿から画像を読み取り可能な読取部16が、本発明でいう画像読取手段に相当する。また、複合機1は、S220の処理(より詳しくは図7、図8、図10、図12、図15、および図16に示した処理)により、読取部16によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスを決定しており、このS220の処理を実行する制御部11が、本発明でいう決定手段に相当する。また、複合機1は、S240の処理(より詳しくは図17に示した処理)により、読取部16によって読み取られた画像を表す画像データ、および上述の決定手段によって決定されたトラックバック先アドレスを示すアドレスデータを、blogサーバ2へと送信しており、このS240の処理を実行する制御部11が、本発明でいうデータ送信手段に相当する。
さらに、複合機1は、S920の処理により、読取部16によって読み取られた画像(文字、バーコード、二次元コード等)を、前記画像によって表現されたデータ(トラックバック先アドレス)に変換しており、このS920の処理を実行する制御部11が、本発明でいうデータ変換手段に相当する。
また、メモリカード6が、本発明でいう「着脱自在な記憶媒体」であり、複合機1は、このメモリーカード6に記憶されたデータを読み取り可能なメモリカードインターフェース19を備え、S810の処理によってメモリーカード6に記憶されたデータを読み取っており、これらメモリカードインターフェース19および「S810の処理を実行する制御部11」が本発明でいうデータ読取手段に相当する。
また、複合機1は、自機と通信可能なPC4からデータ(トラックバック先アドレス)を受信可能な通信部14を備え、S610〜S615の処理によってPC4からデータを受信しており、これら通信部14および「S610〜S615の処理を実行する制御部11」が本発明でいうデータ受信手段に相当する。
加えて、複合機1は、処理対象の候補となる複数のトラックバック先アドレスのリストを表示可能な表示部13を備え、S420、S625、S820、またはS930の処理によって表示部13にリストを表示しており、これら表示部13および「S420、S625、S820、またはS930の処理を実行する制御部11」が本発明でいうアドレスリスト表示手段に相当する。また、複合機1は、利用者からの入力操作を受け付ける操作部12を備え、S425、S630、S825、またはS935の処理により、操作部12において受けた利用者からの入力操作に基づいて、上述のアドレスリスト表示手段によって表示されたアドレスのリストの中から、少なくとも1つのアドレスを選択しており、これら操作部12および「S425、S630、S825、またはS935の処理を実行する制御部11」が本発明でいうアドレス選択手段に相当する。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な一実施形態に限定されず、この他にも種々の形態で実施することができる。
例えば、上記複合機1においては、印刷記事データベース18bを、複合機1が備える記憶部18内に格納する例を示したが、印刷記事データベース18bに相当する構成を、ネットワーク5上の他の機器に設けてもよい。
より具体的には、例えば、利用者が主にPC4を利用してblogサーバ2やトラックバック先blogサーバ3から配信される記事を閲覧しているような場合、上記印刷記事データベース18bに相当するデータベースをPC4の内部に設け、PC4での閲覧履歴をデータベースに保存するようにする。あるいは、PC4で記事を閲覧した際、その記事を複合機1へ印刷出力した場合に限り、その印刷履歴をPC4の内部のデータベースに保存するようにしてもよい。これらの構成を採用すると、PC4の内部のデータベースにアクセス履歴(閲覧履歴または印刷履歴)が保存される。そこで、複合機1は、印刷記事データベース18bからアクセス履歴を取得するのと同じタイミングで、PC4との通信を行い、PC4側のデータベースからPC4によるアクセス履歴を取得する。そして、PC4から取得したアクセス履歴の中からトラックバック先アドレスを選択できるようにする。このような構成を採用すれば、複合機1でのアクセス履歴に代えて、PC4でのアクセス履歴に基づき、トラックバック先アドレスの選択ができるようになる。
また、複合機1およびPC4を含むネットワーク5上の複数の端末装置から、共通にアクセスできるような共有ストレージデバイスをネットワーク5上に設けておき、この共有ストレージデバイス上に上記印刷記事データベース18bに相当するデータベースを設け、複合機1やPC4が記事の配信を受けた際には、それらの履歴すべてが共有ストレージデバイス内のデータベースに保存するように構成してもよい。この場合、例えば、複合機1、PC4、あるいはその他の端末(例えば携帯電話等の無線端末など)が、記事の配信を受ける毎に、共有ストレージデバイス内のデータベースにアクセスして、その履歴をデータベースに残すようにする。
以上のような構成を採用すれば、いずれの構成を採用しても、複合機1は、自機のアクセス履歴のみではなく、PC4などの他機のアクセス履歴を参照してトラックバック先アドレスを選択できるようになるので、利用者あるいは用途によっては、より便利で使い勝手のよい構成となる。
画像処理システム全体の構成を示すブロック図。 アプリケーション設定データおよび印刷記事データベースのデータ構造を例示する説明図。 設定データおよび登録記事データベースのデータ構造を例示する説明図。 トラックバックリストのデータ構造を例示する説明図。 複合機処理のフローチャート。 blogデータ登録処理のフローチャート。 トラックバック先アドレス取得処理のフローチャート。 取得処理1のフローチャート。 表示部におけるトラックバック先アドレスの表示例を示す説明図。 取得処理2のフローチャート。 トラックバック先アドレス入力時の表示部における表示例を示す説明図。 取得処理3のフローチャート。 PC4側で実行されるアドレス取得処理のフローチャート。 PCの表示部に表示されるウィンドウの説明図。 取得処理4のフローチャート。 取得処理5のフローチャート。 アップロード処理のフローチャート。 blogサーバ側で実行されるblogサーバ処理のフローチャート。 印刷記事登録処理のフローチャート。 トラックバック先サーバ側で実行される記事情報配信処理のフローチャート。 メモリカード内データ処理のフローチャート。
符号の説明
1・・・複合機、2・・・blogサーバ、3・・・トラックバック先blogサーバ、4・・・PC(パーソナルコンピュータ)、5・・・ネットワーク、6・・・メモリカード、11・・・制御部、12・・・操作部、13・・・表示部、14・・・通信部、15・・・電話通信部、16・・・読取部、17・・・印刷部、18・・・記憶部、18a・・・アプリケーション設定データ、18b・・・印刷記事データベース、19・・・メモリカードインターフェース、21・・・制御部、22・・・通信部、23・・・記事情報記憶部、23a・・・設定データ、23b・・・登録記事データベース、24・・・記事情報配信部、31・・・制御部、32・・・通信部、33・・・記事情報記憶部、34・・・記事情報配信部、41・・・制御部、42・・・入力部、43・・・表示部、44・・・通信部、45・・・記憶部、71・・・ウィンドウ、73・・・ラジオボタン、75・・・URL入力欄、77・・・パス名入力欄、79・・・参照ボタン、81・・・決定ボタン、83・・・キャンセルボタン。

Claims (10)

  1. ネットワーク上の端末装置から受信した画像をネットワーク上の他の端末装置へ配信する機能およびトラックバック先アドレスに対してトラックバック通知を送信する機能を備えたサーバに対して、ネットワークを介して各種データを送信可能に構成された画像処理装置であって、
    原稿から画像を読み取り可能な画像読取手段と、
    前記画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスを決定する決定手段と、
    前記画像読取手段によって読み取られた画像を表す画像データ、および前記決定手段によって決定されたトラックバック先アドレスを示すアドレスデータを、前記サーバへと送信するデータ送信手段と
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記決定手段は、自機または他機が過去にアクセスしたウェブページに対応するトラックバック先アドレスに基づいて、前記画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスを決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記決定手段は、ウェブページにアクセスした機器によって前記ウェブページに対応するトラックバック先アドレスが登録、蓄積されるデータベースから、自機または他機が過去にアクセスしたウェブページに対応するトラックバック先アドレスを読み出し、読み出したトラックバック先アドレスに基づいて、前記画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスを決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記データベースは、自機が備える記憶手段を利用して構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記決定手段は、自機が過去に印刷したウェブページに対応するトラックバック先アドレスに基づいて、前記画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスを決定する
    ことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記画像読取手段によって読み取られた画像を、前記画像によって表現されたデータに変換するデータ変換手段を備え、
    前記決定手段は、前記データ変換手段によって変換されたデータ中に含まれるトラックバック先アドレスに基づいて、前記画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスを決定する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 着脱自在な記憶媒体から当該記憶媒体に記憶されたデータを読み取り可能なデータ読取手段を備えており、
    前記決定手段は、前記データ読取手段によって読み取られたデータ中に含まれるトラックバック先アドレスに基づいて、前記画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスを決定する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 自機と通信可能な他の端末装置からデータを受信可能なデータ受信手段を備えており、
    前記決定手段は、前記データ受信手段によって受信されたデータ中に含まれるトラックバック先アドレスに基づいて、前記画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスを決定する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 処理対象の候補となる複数のトラックバック先アドレスのリストを表示するアドレスリスト表示手段と、
    利用者から受けた入力操作に基づいて、前記アドレスリスト表示手段によって表示されたアドレスのリストの中から、少なくとも1つのアドレスを選択するアドレス選択手段とが設けられ、
    前記決定手段は、前記アドレス選択手段によって選択された前記少なくとも1つのアドレスを、前記画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスとして決定する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の画像処理装置。
  10. ネットワーク上の端末装置から受信した画像をネットワーク上の他の端末装置へ配信する機能およびトラックバック先アドレスに対してトラックバック通知を送信する機能を備えたサーバに対し、ネットワークを介して各種データを送信する処理を、原稿から画像を読み取り可能な画像読取手段を備えた画像処理装置が内蔵するコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記画像読取手段によって読み取られた画像に対応付けるトラックバック先アドレスを決定する決定手順と、
    前記画像読取手段によって読み取られた画像を表す画像データ、および前記決定手順において決定されたトラックバック先アドレスを示すアドレスデータを、前記サーバへと送信するデータ送信手順と
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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