JP4089558B2 - 物品の袋収納装置 - Google Patents

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本発明は、買い物時の品物などの物品をポリ袋などの袋に収納する物品の袋収納装置に関するものである。
一般に、スーパーマーケット等で、豆腐や肉、魚、漬物等の汁もののパックや、胡瓜、茄子などのバラ売りの野菜、あるいは洗剤などを買ったときには、品物をまとめたり、汁や粉が他の品物に移ったりしないように、レジ係や買い物客自身が品物を収納できるように、いわゆるポリ袋(ポリエチレン袋)を準備している。
従来は、レジ係や買い物客自身が手作業でポリ袋に品物を収納するものであり、レジ係の場合はレジ台に予めポリ袋の口を開いて準備しており、すぐに品物を迅速に収納することができるようにしていた。また、買い物客が品物を収納するときは、ロール状になっているポリ袋の連結体から1個のポリ袋を切り取り、袋口を開いて収納していた。
ところが、レジ台のポリ袋の場合は、すぐに品物を迅速に収納することができるように、多数のポリ袋の袋口を開いた状態で準備しておかなければならないので、準備作業が面倒であった。また、買い物客が品物を収納するときは、ポリ袋の袋口を開いて収納しなければならないので、この作業も煩わしいものであった。
そこで、ポリ袋になるべく簡単に品物を入れることのできる装置が求められている。このようなものとして、例えば降雨時に傘をビニール袋に入れる装置(特許文献1)を転用することが考えられる。
特許第2562806号公報
しかしながら、傘の大きさはほとんど同じであるから、袋の開口装置は比較的単純でよいが、買い物の品物のように、大きさが一定しないものには適しない。
本発明は前記事情に鑑みて成立したもので、収納袋に買い物時の品物などのように、薄い物品や厚い物品を簡単でしかも容易に収納することができる物品の袋収納装置を提供することをその課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る物品の袋収納装置は、多数の収納袋を重合させた状態で装着した装置本体の前方の開口部に、先端の収納袋の袋口を開放させる開放手段を回動可能に設けた物品の袋収納装置において、上記開放手段は、上記装置本体の上部両側から前方に突出したブラケットに一端が回動自在に支持され、水平状態で他端が装置本体の前面の手前位置まで延びるメインガイドと、該メインガイドの上記他端に折り曲げ可能に連結されて上記開口部に近接して配置された先端ガイドとを備え、物品投入時に、上記メインガイドに物品を当てて回動させることによって上記先端ガイドの先端を上記収納袋の袋口に挿入させて開放するとともに上記物品を上記袋口から上記収納袋の内部に収納させるようにしたものであって、上記装置本体前方の開口部の上記収納袋の袋口側の両端上部に収納袋の袋口の高さよりも高く、かつ両端上部外側の端部間の寸法は収納袋の幅と同じかそれよりも大きい切欠き部を形成したことを特徴とする。
また、前記装置本体の開口部側には、前記収納袋の袋口と反対側に、収納袋の幅よりも小さい袋押え部を形成するのがよい。
さらに、前記装置本体のメインガイド上部に配置された上板には、前記収納袋に前記物品を投入可能な大きさと物品の投入位置をガイドする投入用案内口を形成するのが望ましい。
また、前記装置本体には、前記開放手段と相対する位置よりもやや低い位置に突部が設けるのが好ましい。
また、前記先端ガイドの両側に、サイドガイドを回動可能に取り付け、物品投入時には、上記先端ガイドとともにサイドガイドも前記収納袋の袋口に挿入するのがよい。
請求項1に係る発明によれば、収納袋の袋口の開放手段は、上記装置本体の上部両側から前方に突出したブラケットに一端が回動自在に支持され、水平状態で他端が装置本体の前面の手前位置まで延びるメインガイドと、該メインガイドの上記他端に折り曲げ可能に連結されて上記開口部に近接して配置された先端ガイドとを備えるものとし、物品投入時に、上記メインガイドに物品を当てて回動させることによって先端ガイドの先端を上記収納袋の袋口に挿入させて開放するとともに上記物品を上記袋口から上記収納袋の内部に収納させるものとしたので、最初に先端ガイドが回動し、薄い物品を収納するときはメインガイドが少し回動し、厚い物品を収納するときはメインガイドが大きく回動することになるので、物品の厚薄にあまり影響されず、簡単でしかも容易に収納することができる。
また、装置本体の開口部の前記収納袋の袋口側の両端に切欠き部を形成したので、先端ガイドによって袋口の中央部が引き出されたときは、袋口の両端は切欠き部によってフリーになっているので、中央部に追従することができる。このため、袋口はスムーズに開き、品物を確実に内部に納めることができる。
請求項2に係る発明によれば、前記装置本体の開口部側には、収納袋の袋口と反対側に、収納袋の幅よりも小さい袋押え部が形成されているので、先端ガイドが袋口に入りこみ、メインガイドが回動して収納袋の前面シートが前方に引っ張られても、上記袋押え部によってポリ袋の両側部が押えられて前方に引っ張られることはない。このため、袋口は確実に開口し、物品を受け入れることができる。
請求項3に係る発明によれば、装置本体のメインガイド上部に配置された上板には、前記収納袋に前記物品を投入可能な大きさと物品の投入位置をガイドする投入用案内口を形成しているので、案内口の開口領域よりも小さい品物であれば、幅広で薄いものでも、幅狭で厚いものでもポリ袋の袋口に投入することが可能であり、また品物は常に上記投入用案内口からしか投入できないので、品物が袋口の端に当ってしまうことは良好に防止できる。
請求項4に係る発明によれば、メインガイドと装置本体前面との間の間隔は指の太さよりも広くなるように形成することにより、指が挟まれてしまうことは確実に防止される。また、装置本体前面に突部が設けられているから、薄い品物を投入するときにこの突部が邪魔をしてストレートに落としこむことはできない。いったん品物を装置本体前面から離し、メインガイドに当るように移動させながら落としこまなければならない。このため、メインガイドと先端ガイドが全体的に回動するので、袋口は十分に開き、薄い品物でも確実にポリ袋内に収納させることができる。
請求項5に係る発明によれば、先端ガイドの両側に、サイドガイドを回動可能に取り付け、物品投入時には、上記先端ガイドとともにサイドガイドも収納袋の袋口に挿入する構成であるから、幅が広く薄い品物を投入するとき、先端ガイドとサイドガイドが同時に袋口内に挿入されるから、収納袋は左右に広い状態で開口される。また、厚い品物の場合は、先端ガイドは装置本体前面からより遠く遠ざかるように移動するに伴い、サイドガイドも同方向に移動するが、それにつれて収納袋の左右はすぼまっていくので、サイドガイドもメインガイドに対して折れ曲がる。したがって、袋口の高さは高くなる。しかも、バネの力と袋口の張力が釣り合ってサイドガイドは目いっぱいに袋口を広げるように作用する。したがって、厚い品物でも十分に袋口内に入れることができる。
図1は物品の袋収納装置の一実施例の斜視図、図2はその縦断面図であって、上記袋収納装置は、多数の収納袋10を重合させた状態で装置本体1に装着し、装置本体1の開口部2に先端の収納袋(ポリ袋)10の袋口11を開放させる開放手段3を回動可能に設けたものである。
装置本体1は箱形で、内部にポリ袋10を重ねた状態で収納する収納部4が形成されている。装置本体1の前面には開口部2が形成されている。開口部2の大きさはポリ袋10の大きさよりも小さくなるように設定されている。
ポリ袋10は図3に示されるように、前面側が低く、背面側が高い2枚のシート10a、10bの両側と底部とが接合されているものである。背面シート10bの上部には横に1対の穴12が形成されている。各穴12の上にはミシン目13が形成されている。
開口部2の上方の前板の背面側にはポリ袋支持用のロッド17が突設され、該ロッド17は重ねられたポリ袋10の穴12に貫通されてポリ袋10を吊り下げ状態に装着している。
ポリ袋10の背面側は押圧板7によって前面側に押圧されている。押圧板7の背面側にはガイドロッド5が突設され、ガイドロッド5は装置本体1の背面板ガイドロッド5にはバネ6が取り付けられている。このバネ6により、押圧板7は常に前方に付勢されている。
なお、開口部2の上縁は、最前部(先端)のポリ袋10の前面側シート10aの高さよりやや高くなるように形成されている。また、開口部2の幅寸法はポリ袋10の幅寸法とほぼ同じになるように形成されている。最前部のポリ袋10がロッド17から外されたときに、次のポリ袋10の袋口11が露出する程度に形成されていればよい。
ポリ袋10の袋口11の開放手段3は、装置本体1の上部両側から前方に突出したブラケット8の装置本体1から遠い位置に設けられたメインガイド3aと、上記袋口11に近接する位置に設けられた先端ガイド3bとによって構成されている。両側のブラケット8の前端は支持軸9とその下部のストッパ14とによって連結されている。
メインガイド3aはプレート状に形成され、支持軸9の中央に回動自在に取り付けられている。メインガイド3aの一端には直角の屈曲片15が形成され、その裏側はストッパ14に当るように形成されている。また、メインガイド3aと屈曲片15との内角部には方形板16が固定されている。方形板16には嵌合穴が形成され、メインガイド3aは嵌合穴に上記支持軸9を嵌合させることにより、支持軸9に回動自在に支持されている。また、支持軸9には弦巻バネ18が取り付けられ、メインガイド3aの屈曲片15がストッパ14に当り、メインガイド3aは常時水平状態になっているように付勢されている。
メインガイド3aは、水平状態のときに装置本体1側の端部が装置本体1の前面の手前位置まで延びる程度に形成されている。そして、メインガイド3aの装置本体1側の端部には、回動軸19を介してプレート状の先端ガイド3bが回動自在に取り付けられ、先端ガイド3bはメインガイド3aに折り曲げ可能に連結されている。回動軸19にも弦巻バネ20が取り付けられ、先端ガイド3bを常時上方に跳ね上げる方向に付勢している。通常は、メインガイド3aが水平状態となり、先端ガイド3bは装置本体1の前面開口部2に露出しているポリ袋10の袋口11の上部に位置するように構成されている。
次に、上記構成の袋収納装置の使用態様を図4〜図7によって説明する。スーパーマーケットなどで購入した品物aをポリ袋10に収納するに際し、開放手段3上に品物aを落としこむと、開放手段3は下方に回動して傾くから、先端ガイド3bはその先端が最前部のポリ袋10の前面に沿ってずり落ちていく。その途中で先端ガイド3bの先端が上記ポリ袋10の袋口11に挿入され、さらにメインガイド3aが回動していくにつれ、先端ガイド3bは上記ポリ袋10から離れる方向にも移動していくので、袋口11を引き出してその口を大きく拡開させる。品物aは先端ガイド3bに案内されてさらに降下し、袋口11の内側からポリ袋10の内部に収納される。そして、品物aがポリ袋10の底部まで降下したとき、ポリ袋10を品物aとともに強制的に引くと、ポリ袋10の背面側のシート10bの穴12がミシン目13から破れてロッドから外れる。後は、品物aの入ったポリ袋10を買い物かごや買い物袋の中に収めればよい。
このように、メインガイド3aに品物aを落としこむと、メインガイド3aは傾き、先端ガイド3bはその先端が最前部のポリ袋10の前面に沿ってずり落ちていく途中で上記ポリ袋10の袋口11に入り込み、袋口11を引き出してその口を大きく拡開させる。ところが、図8に示されるように、装置本体1の前面開口部2の上縁2aが単に直線状に形成されているときは、袋口11の両端は開口部2の上縁で押えられているから、先端ガイド3bが袋口11を引き出したときに引き出されにくい。このため、例えば、品物aを乱暴に落としこんだときなど、袋口11の両端は引っ張られて切れたり変形したりしてしまうことがある。
そこで、図9のように開口部2の上縁の左右両端には開口部2と連続する切欠き部21が形成されている。この切欠き部21は、最前部のポリ袋10の開口部11の高さよりも高くなるように形成されている。また、その両側の切欠き部21の外側の端部間の寸法はポリ袋10の幅と同じかそれよりも大きくなるように形成されている。
上記構成によれば、袋口11の両端は開口部2の切欠き部21によってフリーになっているので、先端ガイド3bによって袋口11の中央部が引き出されたときは、袋口11の両端は中央部に追従することができる。このため、袋口11はスムーズに開き、品物aを確実に内部に納めることができる。
ところで、開口部2の幅寸法がポリ袋10の幅と同じかそれよりも大きくなっているときは、厚みのある品物aを収納する場合、図10および図11に示されるように、先端ガイド3bが袋口11に入り込み、メインガイド3aが回動して先端ガイド3bが前方に移動していくにつれ、ポリ袋10の前面シート10aも前方に引っ張られ、これによって袋口11が拡開していくことになっている。しかし、前面シート10aと背面シート10bとは密着しているとともに、前部のポリ袋10と重なっている後部のポリ袋10も静電気によって密着している。したがって、前面シート10aが前方に引っ張られると、背面シート10bも前方に引っ張られてしまうので、袋口11の高さは低く抑えられ、うまく開口できない。また、先端ガイド3bが最下端まで降りた後、上昇していくときに、次位のポリ袋10の前面シート10aをずり上げてしまい、次段の収納のときに先端ガイド3bの先端がうまくポリ袋10の袋口11に入りこむことができないことがある。
そこで、図12に示されるように、開口部2の下部両側には収納部4に収納されたポリ袋10の前面両側部を押える袋押え部22が形成されている。この袋押え部22間の寸法はポリ袋10の幅よりも小さくなるように設定されている。
なお、ここで、袋押え部は開口部の片側だけでもよく、また、袋押え部は部分的に袋を押える形状でもよい。
上記構成によれば、先端ガイド3bが袋口11に入りこみ、メインガイド3aが回動して前面シート10aが前方に引っ張られても、上記袋押え部22によってポリ袋10の両側下部が押えられるので、収納袋10の両側部は前方に引っ張られることはない。このため、袋口11の高さが十分になって開口し、品物aを受け入れることができる。また、先端ガイド3bが最下端まで降り、上記ポリ袋10が外された後、次位のポリ袋10が前部に現われるが、このポリ袋10の両側も袋押え部22によって押えられているので、先端ガイド3bが上昇していくときに、上記ポリ袋10の前面シート10aをずり上げてしまうという不都合は防止される。
また、図14に示されるように、品物aを投入する場合、品物aを片側に寄せて落としこむと、品物aが袋口11の端に当ってしまい、うまく収納させることができないことがある。同様に、袋口11よりも広い品物aもポリ袋10の袋口11に入れることはできない。
そこで、メインガイド3aの上部に、図15のようなポリ袋10に収納できる品物aの投入可能な大きさと品物aの投入位置をガイドする上板23が配置されている。上板23には投入用案内口24が形成されている。この案内口24は、装置本体1の前面を下底とし、袋口11を最大に引っ張り出したときの先端ガイド3bを上底とする台形状に形成されている。
したがって、図16に示されるように、この案内口24の開口領域Sよりも小さい品物aであれば、幅広で薄いものでも、幅狭で厚いものでもポリ袋10の袋口11に投入することが可能であり、また品物aは常に上記案内口24からしか投入できないので、品物aが袋口11の端に当ってしまうことは良好に防止できる。
次に、図17に示されるように、特に薄い品物a1を投入するときに、メインガイド3aと装置本体1の前面との間に指25が挟まれてしまうことがある。その対策としては、メインガイド3aと装置本体1前面との間の間隔を広くすればよい。しかし、上記間隔を広くすると、図18のように、この間隔よりも薄い品物aを投入したときに、品物aはメインガイド3aに当らないので、メインガイド3aが回動できない。このため、袋口11を開くことができないという問題がある。
そこで、図19のように、装置本体1前面の、開放手段3と相対する位置よりもやや低い位置に突部26が設けられている。また、メインガイド3aと装置本体1前面との間の間隔は指25の太さよりも広くなるように形成されている。
上記構成によれば、メインガイド3aと装置本体1前面との間の間隔は指25の太さよりも広くなるように形成されているから、図20に示されるように、指25が挟まれてしまうことは確実に防止される。また、装置本体1前面に突部26が設けられているから、薄い品物a1を投入するときにこの突部26が邪魔をしてストレートに落としこむことはできない。いったん品物a1を装置本体1前面から離し、メインガイド3aに当るように移動させながら落としこまなければならない。このため、メインガイド3aと先端ガイド3bが全体的に回動するので、袋口11は十分に開き、薄い品物a1でも確実にポリ袋10内に収納させることができる。
また、幅が広く薄い品物a1を投入するときには、袋口11を広く広げる必要がある。そのためには、先端ガイド3bの幅を広くする必要がある。しかし、先端ガイド3bを広くすると、袋口11の高さを高くすることができないから、幅が狭く厚い品物aを投入するときに対応することができないという問題がある。
そこで、図21のように、先端ガイド3bの両側にサイドガイド3cを回動可能に取り付ける。サイドガイド3cは先端ガイド3bよりも小さく、先端ガイド3bの両側端より少し内側に配置された回動軸27を介して先端ガイド3bに連結されている。また、回動軸27に取り付けられたバネ28によって、サイドガイド3cは常時先端ガイド3bの面方向と同じになるように付勢されている。さらに、先端ガイド3bとサイドガイド3cとの幅の合計はポリ袋10の袋口11の幅よりもやや小さくなるように形成する。
上記構成によれば、図22および図23に示されるように、幅が広く薄い品物a1を投入するとき、メインガイド3aが薄い品物a1に当接して回動し、品物下端を先端ガイド3bに当てて落としこむと、先端ガイド3bとサイドガイド3cは同時に袋口11内に挿入されるが、先端ガイド3bは回動軸27を中心に下方に回動するにつれて装置本体1前面から遠ざかるように移動する。同時に、サイドガイド3cも同方向に移動する。これに伴ない、ポリ袋10の袋口11は左右に広い状態で開口される。したがって、幅が広く薄い品物a1を十分に袋口11内に入れることができる。
また、厚い品物a2の場合は、図24のように、メインガイド3aが大きく回動するので、先端ガイド3bは装置本体1前面からより遠く遠ざかるように移動する。同時に、サイドガイド3cも同方向に移動するが、それにつれてポリ袋10の前面シート10aの左右はすぼまっていくので、サイドガイド3cもメインガイド3aに対して回動し、折れ曲がる。したがって、袋口11の高さは高くなる。しかも、バネ28の力と袋口11の張力が釣り合ってサイドガイド3cは目いっぱいに袋口11を広げるように作用する。したがって、厚い品物a2でも十分に袋口11内に入れることができる。
なお、サイドガイド3cは先端ガイド3bと別体ではなく、合成樹脂板などにより一体に形成し、サイドガイド3cが先端ガイド3bに対して撓むように形成してもよい。
ところが、袋口11の開口高さに合わせて開口幅を調整できるように、先端ガイド3bの両側にサイドガイド3cを折り曲げ可能にしたとき、図25のように、その回動軸27は、袋口11に投入される品物aの側に配置されているので、品物aが回動軸27に当って引っ掛かり、傷つくことがある。
このような不都合が発生しないようにするには、図26に示されるように、メインガイド3aの先端29を先端ガイド3bの回動軸27の取り付け位置よりも突出させればよい。これによれば、品物aを袋口11に投入する場合、先端ガイド3bおよびサイドガイド3cの回転軸部分は品物aから遠ざかる位置にあるため、品物aが回動軸部分の突起に当ることがなくなり、傷がつくことがない。
なお、回動軸27を合成樹脂製のカバー材(図示せず)で覆う構成にしてもよい。
また、物品の収納袋はポリエチレン製に限定されるものでなく、他の合成樹脂袋、紙袋等でもよい。
さらに、装置本体を横又は傾斜した構成にして使用するようにしてもよい。
物品の袋収納装置の斜視図である。 上記袋収納装置の縦断面図である。 ポリ袋を重ねた状態の斜視図である。 上記袋収納装置の使用状態を示す縦断面図である。 上記袋収納装置の使用状態を示す縦断面図である。 上記袋収納装置の使用状態を示す縦断面図である。 上記袋収納装置の使用状態を示す縦断面図である。 装置本体の開口部の不都合を示す斜視図である。 上記不都合を解決した本発明に係る袋収納装置の斜視図である。 装置本体の開口部の他の不都合を示す斜視図である。 上記不都合を示す使用状態の縦断面図である。 上記不都合を解決した袋収納装置の斜視図である。 上記袋収納装置の斜視図である。 装置本体のさらに他の不都合を示す斜視図である。 上記不都合を解決した袋収納装置の斜視図である。 上記袋収納装置の案内口を示す平面図である。 装置本体の別の不都合を示す斜視図である。 装置本体の別の不都合を示す斜視図である。 上記不都合を解決した袋収納装置の使用状態の斜視図である。 上記袋収納装置の他の使用状態を示す斜視図である。 (a)(b)はそれぞれ先端ガイドの正面図および平面図である。 上記不都合を解決した袋収納装置の使用状態の平面図である。 図22の中央縦断面図である。 袋口の開口状態を示す平面図である。 上記袋収納装置のさらに別の不都合を示す縦断面図である。 上記不都合を解決した袋収納装置の使用状態の平面図である。
符号の説明
1 装置本体
3 開放手段
3a メインガイド
3b 先端ガイド
10 収納袋
11 袋口
21 切欠き部

Claims (5)

  1. 多数の収納袋を重合させた状態で装着した装置本体の前方の開口部に、先端の収納袋の袋口を開放させる開放手段を回動可能に設けた物品の袋収納装置において、上記開放手段は、上記装置本体の上部両側から前方に突出したブラケットに一端が回動自在に支持され、水平状態で他端が装置本体の前面の手前位置まで延びるメインガイドと、該メインガイドの上記他端に折り曲げ可能に連結されて上記開口部に近接して配置された先端ガイドとを備え、物品投入時に、上記メインガイドに物品を当てて回動させることによって上記先端ガイドの先端を上記収納袋の袋口に挿入させて開放するとともに上記物品を上記袋口から上記収納袋の内部に収納させるようにしたものであって、上記装置本体前方の開口部の上記収納袋の袋口側の両端上部に収納袋の袋口の高さよりも高く、かつ両端上部外側の端部間の寸法は収納袋の幅と同じかそれよりも大きい切欠き部を形成したことを特徴とする物品の袋収納装置。
  2. 前記装置本体の開口部側には、前記収納袋の袋口と反対側に、収納袋の幅よりも小さい袋押え部を形成した、請求項1に記載の物品の袋収納装置。
  3. 前記装置本体のメインガイド上部に配置された上板には、前記収納袋に前記物品を投入可能な大きさと物品の投入位置をガイドする投入用案内口を形成した、請求項1記載の物品の袋収納装置。
  4. 前記装置本体には、前記開放手段と相対する位置よりもやや低い位置に突部が設けられている、請求項1記載の物品の袋収納装置。
  5. 前記先端ガイドの両側に、サイドガイドを回動可能に取り付け、物品投入時には、上記先端ガイドとともにサイドガイドも前記収納袋の袋口に挿入するようにした、請求項1記載の物品の袋収納装置。
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