JP4087024B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両等の熱環境の厳しい部位に搭載される電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両の快適性に対するニーズの高まりに伴い、車両に搭載される電装品は増加する傾向にある。具体的には、例えば、オーディオ、ナビゲーション、テレビ、電動アンテナ、エアコン、リヤウインドウヒータ、シートヒータ、パワーシート、サスペンションの硬さ制御装置等の様々な電装品が車両に搭載されるようになっている。
【0003】
これらの電装品への電源供給は、エンジンルームのバッテリ近傍等に取り付けられた電気接続箱を経由して供給される。尚、電気接続箱には、ワイヤハーネスのボディとの短絡時やモータ等の負荷の故障時に車両火災の発生を阻止するヒューズや、運転席近傍の操作スイッチ等と連動して電装品への電源供給を制御するリレー等が搭載されている。
【0004】
電気接続箱として一般的に知られているものは、例えば特開昭59−28818号に記載されたように、銅板を打ち抜いて折り曲げたバスバーを互いに接触しないようにプラスチック板間に夫々配置し、且つヒューズやリレーを取り付けた構造を有している。しかし、近年、投資コストの削減、製品の小型化や設計変更の容易化等の要請から、例えば特開平2−17818号に記載されたように、バスバー回路部の大部分を金属芯入りプリント基板で置き換えた電気接続箱が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
かかる金属芯入りプリント基板1の断面構造は、図5に示すように、アルミニウム製のコア材1aと、コア材1aの表面を囲繞した絶縁層1bと、絶縁層上に所定の回路パターンとして形成された導電層1cと、絶縁層1bと導電層1cとに塗布されたレジスト1dからなっている。又、当該プリント基板1の所定位置にはスルーホール1hが形成され、基板の回路密度を向上させている。
【0006】
このような金属芯入りプリント基板1の特性を調べたところ、リレーやヒューズ等の発熱電気部品を実装して実際に電流を流した場合、従来のプリント基板のように基板上に不均一な熱分布を発生させることはないが、発熱電気部品を多数実装すると熱が均一化して基板全体に蓄熱されていくことが分かった。以下、これを実験データに基づき具体的に説明する。
【0007】
一般的なガラスエポキシ基板と金属芯入りプリント基板の配線パターン幅1mm、導体厚さ0.1mm、長さ100mmに所定電流を流したときの基板配線パターンの温度上昇値を比較した。図6に示す比較データからガラスエポキシ基板に較べて金属芯入りプリント基板は放熱効果に優れ、配線パターン部の温度上昇を抑えることができるので、大電流を扱うことが可能といえる。
【0008】
一方、上記通電配線パターンからの距離と温度上昇との関係を両基板について比較した。図7に示す比較データから金属芯入りプリント基板は均熱効果があるが、基板全体の平均温度が上昇する傾向があり、通電する配線パターンが増える場合には基板の熱を放熱する手段が必要であることが分かった。
尚、金属板の板厚は、製造のし易さ、コスト、重量、熱伝導性能の観点から0.5mm乃至2mmの範囲で一般的に選択されている。このように、金属芯の板厚が限定されると、例えばプリント基板端部等からの部分的な熱引きでは放熱効果が不十分である。従って、例えばプリント基板のエッジ部に沿ってヒートパイプを密着させても十分な放熱効果が得られない。
【0009】
又、プリント基板のはんだ面にはスルーホールにはんだ凸部が形成されたり、電気部品のリード端子が多数突出しているので、基板面にヒートパイプを密着させる方法では、密着面が極めて限定され放熱効果が不十分となる。
本発明の目的は、金属芯入りプリント基板の発熱を筐体外に効率的に放熱する構造を有した電気接続箱を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本願の請求項1に係る電気接続箱は、筐体に収容され電気部品の実装された金属芯入りプリント基板の少なくとも一部に当接した第1熱伝導性絶縁シートと、前記第1熱伝導性絶縁シートの少なくとも一部に密着した金属スペーサと、前記金属スペーサを挟んで前記第1熱伝導性絶縁シートと反対側の面に設けられた第2熱伝導性絶縁シートと、前記第2熱伝導性絶縁シートに当接して前記金属芯入りプリント基板の熱を筐体外部に放熱する放熱手段とを有し、前記第1熱伝導性絶縁シートと前記金属スペーサとは前記金属芯入りプリント基板のリード端子の凸部を避けるようにそれぞれ開口部を有して形成され、前記第2熱伝導性絶縁シートは、前記金属スペーサにおける前記凸部を避けた部分を覆うように取り付けられたことを特徴としている。
また、本願の請求項2に係る電気接続箱は、請求項1に記載の前記金属スペーサが、前記凸部を避けた部分において前記リード端子の凸部が収まる厚みを有することを特徴としている。
【0011】
発熱電気部品の熱は金属芯入りプリント基板全体に均一に蓄熱されるが、この熱を第1熱伝導性絶縁シート、第2熱伝導性絶縁シート及び金属スペーサを介して放熱手段に効率良く伝達する。その為、金属芯入りプリント基板のメリット、即ち発熱電気部品の高密度実装が可能となるメリットを最大限に生かすことができる。又、前記第1および第2熱伝導性絶縁シートと金属スペーサとは金属芯入りプリント基板のリード端子の凸部を避けるように形成されているので、金属芯入りプリント基板から前記第1および第2熱伝導性絶縁シートを介して金属スペーサに伝熱する放熱面積を大きくすることができ、従来の電気接続箱に較べて放熱効率を格段に向上させる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係る電気接続箱について説明する。本発明の一実施形態に係る電気接続箱は、図1に示すように、筐体と、これに収容された金属芯入りプリント基板と、プリント基板に実装された発熱電気部品と、プリント基板に当接した第1熱伝導性絶縁シートと、前記第1熱伝導性絶縁シートの少なくとも一部に密着した金属スペーサと、前記金属スペーサを挟んで前記第1熱伝導性絶縁シートと反対側の面に設けられた第2熱伝導性絶縁シートと、前記第2熱伝導性絶縁シートに当接して前記金属芯入りプリント基板の熱を筐体外部に放熱する放熱手段シートに密着してプリント基板の熱を筐体外部に放熱する放熱部とを有している。
【0013】
筐体は、ロアケース11、ロアケース12と、これらのロアケースの上下に組み付けられるアッパケース13、アッパカバー14、ロアカバー15等からなる。アッパケース13には、リレーRLやコントロールユニットCUが取り付けられている。尚、筐体を構成するケースやカバーはポリプロピレン等の樹脂材からなり、軽量化を図っている。
【0014】
金属芯入りプリント基板として、基板21、基板22、基板23の3つの基板を備え、例えば基板21には、フューズホルダFHやリレーRL、基板コネクタCN等の電気部品が実装されている。尚、フューズホルダFHに装着されるフューズは、ワイヤハーネスのボディとの短絡時やモータ等の負荷の故障時に車両火災の発生を阻止する役目を果たし、リレーRLは、運転席近傍の操作スイッチ等と連動して電装品への電源供給を制御する役目を果たす。尚、電気部品としてこれら以外にCPUやサイリスタ等の発熱電気(電子)部品を実装しても良い。
【0015】
これらの電気部品の多くは大電流が流れることで、電気部品自体やこれに電気的に導通した回路パターンが発熱する。尚、基板22や基板23にも同様の電気部品が実装されている。
金属芯入りプリント基板21は、従来例で説明したプリント基板1と同様な構成を有し、図3に示すように厚さ1mmのアルミニウム製コア材21a、コア材の表面を囲繞した絶縁層21b、絶縁層上に所定の回路パターンとして形成された導電層(図示せず)、絶縁層に塗布されたレジスト(図示せず)から構成されている。尚、金属芯入りプリント基板21には、所定箇所にスルーホール21hが形成され、このスルーホール21hには実装時にはんだが固着しており、基板表面から約0.2mm程突出したはんだ部Hが形成されている。更に、金属芯入りプリント基板21には、上述の通りリレーRL等の電気部品が実装されているが、これらの実装部品は主としてリードタイプなので、リード端子Tが実装面と反対側のはんだ面から約2mm程突出している。尚、他の2つの金属芯入りプリント基板22,23も同様の構造を有している。
【0016】
第1熱伝導性絶縁シート24は、金属芯入りプリント基板21の、電気部品実装側と反対側、即ちリード線突出側(はんだ面側)に密着されている。第1熱伝導性絶縁シート24は、図2に示すように、金属芯入りプリント基板21と略同等の外形を有し、金属芯入りプリント基板21から突出したリード線にシートが干渉しないように開口部24hを有している。又、第1熱伝導性絶縁シート24の厚みは、約0.5mmであり、その材質はアクリル系樹脂にアルミナ粉やガラスフィラーなど絶縁性と熱伝導性に優れた材料を混ぜ合わせたものである。尚、シート材質は、熱伝導性に優れれば良く、例えばオレフィン系樹脂やシリコン系樹脂にアルミナ粉やガラスフィラーなどを混ぜ合わせたものであっても良い。
【0017】
金属スペーサ25は、第1熱伝導性絶縁シート24と略同等の外形を有し、両者を重ね合わせたときに第1熱伝導性絶縁シート24の開口部と一致する打ち抜き部が形成されている。又、金属スペーサ25の厚みは、約3mmであり、その材質はアルミニウムであるが、他の金属材料を用いても良い。尚、金属スペーサの厚みは、基板21から突出するリード端子Tの長さに合わせて適宜変更しても良い。
【0018】
第1熱伝導性絶縁シート24と金属スペーサ25は、上述のように構成されているので、これらを金属芯入りプリント基板21に当接したとき、図3に示すように、リード端子Tと干渉することなく、且つスルーホールに形成されたはんだ凸部Hを第1熱伝導性絶縁シート24が変形して吸収しながら互いに重ね合わされる。従って、金属芯入りプリント基板21の広範囲に亘って第1熱伝導性絶縁シート24と金属スペーサ25とが重なり合いし、これらの間の密着面積を非常に大きくとることができる。更に、第1熱伝導性絶縁シート24の存在によってプリント基板21と金属スペーサ25との間の絶縁が確保される。
【0019】
金属スペーサ25の反対面には、図1に示すように、金属スペーサ25の外形と略同等の外形を有し且つ第1熱伝導性絶縁シート24と同等の厚さ及び材質を有した第2熱伝導性絶縁シート26が重ね合わされている。尚、リード端子Tは金属スペーサ25からは突出していないので、第2熱伝導性絶縁シート26には開口部が形成されていない。
【0020】
放熱フィン30は、断面L字型の板材を複数配列して構成されており、その一辺はロアケース11に並行して形成されたスリット11sを通って筐体外部に突出するようになっている。 放熱フィン30を組み付けるに当たって、予めロアケース11のスリット11sに放熱フィン30を夫々差し込んでネジ止めし、第2熱伝導性絶縁シート26を介して放熱フィン30の他辺を金属スペーサ25に密着させる。
【0021】
放熱フィン30をこのような構造にすることで、筐体自体を金属製としたり放熱構造をヒートシンク構造とする場合に較べて格段に軽量化と低コスト化を図ることができる。尚、放熱フィンをロアケースにインサートモールドすることで、部品点数の削減と止水性の向上を図ることも可能である。尚、第2熱伝導性絶縁シート26は、金属スペーサ25の熱を放熱フィン30に伝熱するだけでなく、ロアケース11のスリット11sから筐体内部に侵入する水を止水する役目を果たしている。
【0022】
一方、金属芯入りプリント基板22,23にも、基板21と同様にフューズホルダFH、リレーRL、基板コネクタCNが実装されている。第2熱伝導性絶縁シート26と同等の厚さ及び材質からなる細長の放熱シート31が、基板22のはんだ面側の端子の突出していない部分に密着配置されている。放熱シート31には、扁平なヒートパイプ32が当接され、ヒートパイプ32の放熱部は、図示しない車両のボディパネルに接続されて金属芯入りプリント基板22の発熱を車両パネルに放熱するようになっている。
【0023】
以下、金属芯入りプリント基板21を例示して本発明にかかる電気接続箱の放熱のしかたについて説明する。まず最初に、リレー、ヒューズ、CPU等の電気部品やこれと導通した回路パターンでの発熱が金属芯入りプリント基板21で均熱化される。続いて、この熱は、図3に示すように、第1熱伝導性絶縁シート24、金属スペーサ25、第2熱伝導性絶縁シート26を介して放熱フィン30に伝熱され、筐体外部に放熱される(図中、矢印参照)。
【0024】
上述した通り、第1熱伝導性絶縁シート24と金属スペーサ25には金属芯入りプリント基板21のリード端子の凸部を避けるように開口部(打ち抜き部)24h,25hが形成されているので、シートやスペーサが基板の端子凸部と干渉することがない。従って、金属芯入りプリント基板21、第1熱伝導性絶縁シート24、及び金属スペーサ25が広い面積で互いに密着するので非常に大きい放熱面積が形成される。この大きな放熱面積を介して金属芯入りプリント基板21に均一に蓄積された熱を放熱フィン30に効率良く伝熱することができる。その結果、従来の電気接続箱に較べて放熱効果を格段に向上させることができる。
【0025】
尚、実際に本発明に係る電気接続箱を製造したところ、バスバー回路部を金属芯入りプリント基板で置き換えることで、基板投影面積で約40%もの小型化が達成できた。そして、その空きスペースにコントローラユニットや実装基板、プラグイン型リレー5個を実装することができた。そして、このように高密度集積化して電気部品が発生した熱を上述した放熱構造で効率的に放熱することができ、本発明の有用性を確認することができた。
【0026】
続いて、本発明の別の実施形態に係る電気接続箱について説明する。尚、最初の実施形態に係る電気接続箱と同等の構成については対応する符号を付して詳細な説明を省略する。この別の実施形態に係る電気接続箱は、上述の実施形態のように第1熱伝導性絶縁シートおよび第2熱伝導性絶縁シートと金属スペーサとを別体として製造して電気接続箱組み付け時に互いに重ね合わせるのではなく、両者を一体に製造しておき、上述の効率的な放熱に加えて電気接続箱組み付け作業の簡略化を図ることを特徴としている。
【0027】
具体的には、本電気接続箱は、図4に示すように、アッパーケース51、ロアケース52、アッパーカバー53、ロアカバー54からなる筐体に電気部品の実装された金属芯入りプリント基板61,62,63、放熱シート付き金属スペーサ64,65、及びヒートパイプ66等が収容されて構成されている。放熱シート付き金属スペーサ64,65は、最初の実施形態に係る第1熱伝導性絶縁シートおよび第2熱伝導性絶縁シートや金属スペーサと同等の形状、厚さ、及び材質からなり、金属スペーサの両面にそれぞれ第1熱伝導性絶縁シートおよび第2熱伝導性絶縁シートを予め重ね合わせたものである。そして、電気接続箱組み付け時に、放熱シート付き金属スペーサ64を金属芯入りプリント基板61のはんだ面に当接させ、放熱シート付き金属スペーサ65を金属芯入りプリント基板62のはんだ面に当接させるようになっている。又、各放熱シート付き金属スペーサ64,65には吸熱部が扁平形状のヒートパイプ66が取り付けられ、筐体外部に放熱できる構造となっている。
【0028】
この電気接続箱も金属芯入りプリント基板61,62と放熱シート付き金属スペーサ64,65とが基板の端子凸部を避けて広範囲で密着しているので、プリント基板に均一に蓄積された熱を放熱シート付き金属スペーサを介してヒートパイプに効率良く放熱することができる。又、放熱シートと金属スペーサとが上述の通り一体に構成されているので、最初の実施形態に係る電気接続箱に使用された伸びやすく剛性の無い放熱シートの欠点をなくし、電気接続箱の組み付け性を向上させることができる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る電気接続箱は、プリント基板全体に均一に蓄熱された発熱電気部品の熱を、第1熱伝導性絶縁シートおよび第2熱伝導性絶縁シートを介して放熱手段に効率良く伝達することができる。その為、金属芯入りプリント基板のメリット、即ち発熱電気部品の高密度実装が可能となるメリットを最大限に生かすことができる。
【0030】
又、第1熱伝導性絶縁シートおよび第2熱伝導性絶縁シートと金属スペーサとは金属芯入りプリント基板のリード端子の凸部を避けるように形成されているので、金属芯入りプリント基板から熱伝導性絶縁シートを介して金属スペーサに伝熱する放熱面積を最大限に形成し、放熱効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電気接続箱を示す分解斜視図である。
【図2】図1の熱伝導性絶縁シートの正面図である。
【図3】図1における放熱のしかたを説明するための部分的概略断面図である。
【図4】本発明の別の実施形態に係る電気接続箱を示す分解斜視図である。
【図5】金属芯入りプリント基板の構成を概略的に示す一部断面図である。
【図6】プリント基板の導体パターンへの通電電流と基板の温度上昇との関係を示す図である。
【図7】プリント基板の発熱部からの距離と温度上昇との関係を示す図である。
【符号の説明】
11 ロアケース
11s スリット
21 金属芯入りプリント基板
21a アルミニウム製コア材
21b 絶縁層
21h スルーホール
24 第1熱伝導性絶縁シート
24h 開口部
25 金属スペーサ
25h 開口部
26 第2熱伝導性絶縁シート
30 放熱フィン
62 金属芯入りプリント基板
64 放熱シート付き金属スペーサ
66 ヒートパイプ

Claims (2)

  1. 電気部品の実装された金属芯入りプリント基板を筐体内に収容した電気接続箱において、前記金属芯入りプリント基板の少なくとも一部に当接した第1熱伝導性絶縁シートと、
    前記第1熱伝導性絶縁シートの少なくとも一部に密着した金属スペーサと、
    前記金属スペーサを挟んで前記第1熱伝導性絶縁シートと反対側の面に設けられた第2熱伝導性絶縁シートと、
    第2熱伝導性絶縁シートに当接して前記金属芯入りプリント基板の熱を筐体外部に放熱する放熱手段とを有し、
    前記第1熱伝導性絶縁シートと前記金属スペーサとは前記金属芯入りプリント基板のリード端子の凸部を避けるように形成され、
    前記第2熱伝導性絶縁シートは、前記金属スペーサにおける前記凸部を避けた部分を覆うように設けられていることを特徴とする、電気接続箱。
  2. 前記金属スペーサは、前記凸部を避けた部分において前記リード端子の凸部が収まる厚みを有することを特徴とする、請求項1に記載の電気接続箱。
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