JP2001119838A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属芯入りプリント基板の発熱を筐体外に効
率的に放熱する構造を有した電気接続箱を提供する。 【解決手段】 筐体に収容され電気部品の実装された金
属芯入りプリント基板21の少なくとも一部に熱伝導性
絶縁シート24を当接させ、このシートの少なくとも一
部に金属スペーサ25を密着させ、この金属スペーサ2
5に放熱手段30を当接し、熱伝導性絶縁シート24と
金属スペーサ25とを金属芯入りプリント基板21のリ
ード端子Tの凸部を避けるように形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等の熱環境の
厳しい部位に搭載される電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の快適性に対するニーズの高
まりに伴い、車両に搭載される電装品は増加する傾向に
ある。具体的には、例えば、オーディオ、ナビゲーショ
ン、テレビ、電動アンテナ、エアコン、リヤウインドウ
ヒータ、シートヒータ、パワーシート、サスペンション
の硬さ制御装置等の様々な電装品が車両に搭載されるよ
うになっている。
【0003】これらの電装品への電源供給は、エンジン
ルームのバッテリ近傍等に取り付けられた電気接続箱を
経由して供給される。尚、電気接続箱には、ワイヤハー
ネスのボディとの短絡時やモータ等の負荷の故障時に車
両火災の発生を阻止するヒューズや、運転席近傍の操作
スイッチ等と連動して電装品への電源供給を制御するリ
レー等が搭載されている。
【0004】電気接続箱として一般的に知られているも
のは、例えば特開昭59−28818号に記載されたよ
うに、銅板を打ち抜いて折り曲げたバスバーを互いに接
触しないようにプラスチック板間に夫々配置し、且つヒ
ューズやリレーを取り付けた構造を有している。しか
し、近年、投資コストの削減、製品の小型化や設計変更
の容易化等の要請から、例えば特開平2−17818号
に記載されたように、バスバー回路部の大部分を金属芯
入りプリント基板で置き換えた電気接続箱が提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる金属芯入りプリ
ント基板1の断面構造は、図5に示すように、アルミニ
ウム製のコア材1aと、コア材1aの表面を囲繞した絶
縁層1bと、絶縁層上に所定の回路パターンとして形成
された導電層1cと、絶縁層1bと導電層1cとに塗布
されたレジスト1dからなっている。又、当該プリント
基板1の所定位置にはスルーホール1hが形成され、基
板の回路密度を向上させている。
【0006】このような金属芯入りプリント基板1の特
性を調べたところ、リレーやヒューズ等の発熱電気部品
を実装して実際に電流を流した場合、従来のプリント基
板のように基板上に不均一な熱分布を発生させることは
ないが、発熱電気部品を多数実装すると熱が均一化して
基板全体に蓄熱されていくことが分かった。以下、これ
を実験データに基づき具体的に説明する。
【0007】一般的なガラスエポキシ基板と金属芯入り
プリント基板の配線パターン幅1mm、導体厚さ0.1m
m、長さ100mmに所定電流を流したときの基板配線パ
ターンの温度上昇値を比較した。図6に示す比較データ
からガラスエポキシ基板に較べて金属芯入りプリント基
板は放熱効果に優れ、配線パターン部の温度上昇を抑え
ることができるので、大電流を扱うことが可能といえ
る。
【0008】一方、上記通電配線パターンからの距離と
温度上昇との関係を両基板について比較した。図7に示
す比較データから金属芯入りプリント基板は均熱効果が
あるが、基板全体の平均温度が上昇する傾向があり、通
電する配線パターンが増える場合には基板の熱を放熱す
る手段が必要であることが分かった。尚、金属板の板厚
は、製造のし易さ、コスト、重量、熱伝導性能の観点か
ら0.5mm乃至2mmの範囲で一般的に選択されている。
このように、金属芯の板厚が限定されると、例えばプリ
ント基板端部等からの部分的な熱引きでは放熱効果が不
十分である。従って、例えばプリント基板のエッジ部に
沿ってヒートパイプを密着させても十分な放熱効果が得
られない。
【0009】又、プリント基板のはんだ面にはスルーホ
ールにはんだ凸部が形成されたり、電気部品のリード端
子が多数突出しているので、基板面にヒートパイプを密
着させる方法では、密着面が極めて限定され放熱効果が
不十分となる。本発明の目的は、金属芯入りプリント基
板の発熱を筐体外に効率的に放熱する構造を有した電気
接続箱を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る電気接続箱は、筐体に収容され電気
部品の実装された金属芯入りプリント基板の少なくとも
一部に熱伝導性絶縁シートを当接させ、このシートの少
なくとも一部に金属スペーサを密着させ、この金属スペ
ーサに放熱手段を当接し、熱伝導性絶縁シートと金属ス
ペーサとを金属芯入りプリント基板のリード端子の凸部
を避けるように形成したことを特徴としている。
【0011】発熱電気部品の熱は金属芯入りプリント基
板全体に均一に蓄熱されるが、この熱を熱伝導性絶縁シ
ート及び金属スペーサを介して放熱手段に効率良く伝達
する。その為、金属芯入りプリント基板のメリット、即
ち発熱電気部品の高密度実装が可能となるメリットを最
大限に生かすことができる。又、熱伝導性絶縁シートと
金属スペーサとは金属芯入りプリント基板のリード端子
の凸部を避けるように形成されているので、金属芯入り
プリント基板から熱伝導性絶縁シートを介して金属スペ
ーサに伝熱する放熱面積を大きくすることができ、従来
の電気接続箱に較べて放熱効率を格段に向上させる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係る電気接続箱について説明する。本発明の
一実施形態に係る電気接続箱は、図1に示すように、筐
体と、これに収容された金属芯入りプリント基板と、プ
リント基板に実装された発熱電気部品と、プリント基板
に当接した熱伝導性絶縁シートと、シートに密着してプ
リント基板の熱を筐体外部に放熱する放熱部とを有して
いる。
【0013】筐体は、ロアケース11、ロアケース12
と、これらのロアケースの上下に組み付けられるアッパ
ケース13、アッパカバー14、ロアカバー15等から
なる。アッパケース13には、リレーRLやコントロー
ルユニットCUが取り付けられている。尚、筐体を構成
するケースやカバーはポリプロピレン等の樹脂材からな
り、軽量化を図っている。
【0014】金属芯入りプリント基板として、基板2
1、基板22、基板23の3つの基板を備え、例えば基
板21には、フューズホルダFHやリレーRL、基板コ
ネクタCN等の電気部品が実装されている。尚、フュー
ズホルダFHに装着されるフューズは、ワイヤハーネス
のボディとの短絡時やモータ等の負荷の故障時に車両火
災の発生を阻止する役目を果たし、リレーRLは、運転
席近傍の操作スイッチ等と連動して電装品への電源供給
を制御する役目を果たす。尚、電気部品としてこれら以
外にCPUやサイリスタ等の発熱電気(電子)部品を実
装しても良い。
【0015】これらの電気部品の多くは大電流が流れる
ことで、電気部品自体やこれに電気的に導通した回路パ
ターンが発熱する。尚、基板22や基板23にも同様の
電気部品が実装されている。金属芯入りプリント基板2
1は、従来例で説明したプリント基板1と同様な構成を
有し、図3に示すように厚さ1mmのアルミニウム製コア
材21a、コア材の表面を囲繞した絶縁層21b、絶縁
層上に所定の回路パターンとして形成された導電層(図
示せず)、絶縁層に塗布されたレジスト(図示せず)か
ら構成されている。尚、金属芯入りプリント基板21に
は、所定箇所にスルーホール21hが形成され、このス
ルーホール21hには実装時にはんだが固着しており、
基板表面から約0.2mm程突出したはんだ部Hが形成さ
れている。更に、金属芯入りプリント基板21には、上
述の通りリレーRL等の電気部品が実装されているが、
これらの実装部品は主としてリードタイプなので、リー
ド端子Tが実装面と反対側のはんだ面から約2mm程突出
している。尚、他の2つの金属芯入りプリント基板2
2,23も同様の構造を有している。
【0016】熱伝導性絶縁シート24は、金属芯入りプ
リント基板21の、電気部品実装側と反対側、即ちリー
ド線突出側(はんだ面側)に密着されている。熱伝導性
絶縁シート24は、図2に示すように、金属芯入りプリ
ント基板21と略同等の外形を有し、金属芯入りプリン
ト基板21から突出したリード線にシートが干渉しない
ように開口部24hを有している。又、熱伝導性絶縁シ
ート24の厚みは、約0.5mmであり、その材質はアク
リル系樹脂にアルミナ粉やガラスフィラーなど絶縁性と
熱伝導性に優れた材料を混ぜ合わせたものである。尚、
シート材質は、熱伝導性に優れれば良く、例えばオレフ
ィン系樹脂やシリコン系樹脂にアルミナ粉やガラスフィ
ラーなどを混ぜ合わせたものであっても良い。
【0017】金属スペーサ25は、熱伝導性絶縁シート
24と略同等の外形を有し、両者を重ね合わせたときに
熱伝導性絶縁シート24の開口部と一致する打ち抜き部
が形成されている。又、金属スペーサ25の厚みは、約
3mmであり、その材質はアルミニウムであるが、他の金
属材料を用いても良い。尚、金属スペーサの厚みは、基
板21から突出するリード端子Tの長さに合わせて適宜
変更しても良い。
【0018】熱伝導性絶縁シート24と金属スペーサ2
5は、上述のように構成されているので、これらを金属
芯入りプリント基板21に当接したとき、図3に示すよ
うに、リード端子Tと干渉することなく、且つスルーホ
ールに形成されたはんだ凸部Hを熱伝導性絶縁シート2
4が変形して吸収しながら互いに重ね合わされる。従っ
て、金属芯入りプリント基板21の広範囲に亘って熱伝
導性絶縁シート24と金属スペーサ25とが重なり合い
し、これらの間の密着面積を非常に大きくとることがで
きる。更に、熱伝導性絶縁シート24の存在によってプ
リント基板21と金属スペーサ25との間の絶縁が確保
される。
【0019】金属スペーサ25の反対面には、図1に示
すように、金属スペーサ25の外形と略同等の外形を有
し且つ熱伝導性絶縁シート24と同等の厚さ及び材質を
有した熱伝導性絶縁シート26が重ね合わされている。
尚、リード端子Tは金属スペーサ25からは突出してい
ないので、熱伝導性絶縁シート26には開口部が形成さ
れていない。
【0020】放熱フィン30は、断面L字型の板材を複
数配列して構成されており、その一辺はロアケース11
に並行して形成されたスリット11sを通って筐体外部
に突出するようになっている。放熱フィン30を組み付
けるに当たって、予めロアケース11のスリット11s
に放熱フィン30を夫々差し込んでネジ止めし、熱伝導
性絶縁シート26を介して放熱フィン30の他辺を金属
スペーサ25に密着させる。
【0021】放熱フィン30をこのような構造にするこ
とで、筐体自体を金属製としたり放熱構造をヒートシン
ク構造とする場合に較べて格段に軽量化と低コスト化を
図ることができる。尚、放熱フィンをロアケースにイン
サートモールドすることで、部品点数の削減と止水性の
向上を図ることも可能である。尚、熱伝導性絶縁シート
26は、金属スペーサ25の熱を放熱フィン30に伝熱
するだけでなく、ロアケース11のスリット11sから
筐体内部に侵入する水を止水する役目を果たしている。
【0022】一方、金属芯入りプリント基板22,23
にも、基板21と同様にフューズホルダFH、リレーR
L、基板コネクタCNが実装されている。放熱シート2
6と同等の厚さ及び材質からなる細長の放熱シート31
が、基板22のはんだ面側の端子の突出していない部分
に密着配置されている。放熱シート31には、扁平なヒ
ートパイプ32が当接され、ヒートパイプ32の放熱部
は、図示しない車両のボディパネルに接続されて金属芯
入りプリント基板22の発熱を車両パネルに放熱するよ
うになっている。
【0023】以下、金属芯入りプリント基板21を例示
して本発明にかかる電気接続箱の放熱のしかたについて
説明する。まず最初に、リレー、ヒューズ、CPU等の
電気部品やこれと導通した回路パターンでの発熱が金属
芯入りプリント基板21で均熱化される。続いて、この
熱は、図3に示すように、熱伝導性絶縁シート24、金
属スペーサ25、熱伝導性絶縁シート26を介して放熱
フィン30に伝熱され、筐体外部に放熱される(図中、
矢印参照)。
【0024】上述した通り、熱伝導性絶縁シート24と
金属スペーサ25には金属芯入りプリント基板21のリ
ード端子の凸部を避けるように開口部(打ち抜き部)2
4h,25hが形成されているので、シートやスペーサ
が基板の端子凸部と干渉することがない。従って、金属
芯入りプリント基板21、熱伝導性絶縁シート24、及
び金属スペーサ25が広い面積で互いに密着するので非
常に大きい放熱面積が形成される。この大きな放熱面積
を介して金属芯入りプリント基板21に均一に蓄積され
た熱を放熱フィン30に効率良く伝熱することができ
る。その結果、従来の電気接続箱に較べて放熱効果を格
段に向上させることができる。
【0025】尚、実際に本発明に係る電気接続箱を製造
したところ、バスバー回路部を金属芯入りプリント基板
で置き換えることで、基板投影面積で約40%もの小型
化が達成できた。そして、その空きスペースにコントロ
ーラユニットや実装基板、プラグイン型リレー5個を実
装することができた。そして、このように高密度集積化
して電気部品が発生した熱を上述した放熱構造で効率的
に放熱することができ、本発明の有用性を確認すること
ができた。
【0026】続いて、本発明の別の実施形態に係る電気
接続箱について説明する。尚、最初の実施形態に係る電
気接続箱と同等の構成については対応する符号を付して
詳細な説明を省略する。この別の実施形態に係る電気接
続箱は、上述の実施形態のように熱伝導性絶縁シートと
金属スペーサとを別体として製造して電気接続箱組み付
け時に互いに重ね合わせるのではなく、両者を一体に製
造しておき、上述の効率的な放熱に加えて電気接続箱組
み付け作業の簡略化を図ることを特徴としている。
【0027】具体的には、本電気接続箱は、図4に示す
ように、アッパーケース51、ロアケース52、アッパ
ーカバー53、ロアカバー54からなる筐体に電気部品
の実装された金属芯入りプリント基板61,62,6
3、放熱シート付き金属スペーサ64,65、及びヒー
トパイプ66等が収容されて構成されている。放熱シー
ト付き金属スペーサ64,65は、最初の実施形態に係
る熱伝導性絶縁シートや金属スペーサと同等の形状、厚
さ、及び材質からなり、金属スペーサの両面に熱伝導性
絶縁シートを予め重ね合わせたものである。そして、電
気接続箱組み付け時に、放熱シート付き金属スペーサ6
4を金属芯入りプリント基板61のはんだ面に当接さ
せ、放熱シート付き金属スペーサ65を金属芯入りプリ
ント基板62のはんだ面に当接させるようになってい
る。又、各放熱シート付き金属スペーサ64,65には
吸熱部が扁平形状のヒートパイプ66が取り付けられ、
筐体外部に放熱できる構造となっている。
【0028】この電気接続箱も金属芯入りプリント基板
61,62と放熱シート付き金属スペーサ64,65と
が基板の端子凸部を避けて広範囲で密着しているので、
プリント基板に均一に蓄積された熱を放熱シート付き金
属スペーサを介してヒートパイプに効率良く放熱するこ
とができる。又、放熱シートと金属スペーサとが上述の
通り一体に構成されているので、最初の実施形態に係る
電気接続箱に使用された伸びやすく剛性の無い放熱シー
トの欠点をなくし、電気接続箱の組み付け性を向上させ
ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電気
接続箱は、プリント基板全体に均一に蓄熱された発熱電
気部品の熱を、熱伝導性絶縁シートを介して放熱手段に
効率良く伝達することができる。その為、金属芯入りプ
リント基板のメリット、即ち発熱電気部品の高密度実装
が可能となるメリットを最大限に生かすことができる。
【0030】又、熱伝導性絶縁シートと金属スペーサと
は金属芯入りプリント基板のリード端子の凸部を避ける
ように形成されているので、金属芯入りプリント基板か
ら熱伝導性絶縁シートを介して金属スペーサに伝熱する
放熱面積を最大限に形成し、放熱効果を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電気接続箱を示す分
解斜視図である。
【図2】図1の熱伝導性絶縁シートの正面図である。
【図3】図1における放熱のしかたを説明するための部
分的概略断面図である。
【図4】本発明の別の実施形態に係る電気接続箱を示す
分解斜視図である。
【図5】金属芯入りプリント基板の構成を概略的に示す
一部断面図である。
【図6】プリント基板の導体パターンへの通電電流と基
板の温度上昇との関係を示す図である。
【図7】プリント基板の発熱部からの距離と温度上昇と
の関係を示す図である。
【符号の説明】
11 ロアケース 11s スリット 21 金属芯入りプリント基板 21a アルミニウム製コア材 21b 絶縁層 21h スルーホール 24 熱伝導性絶縁シート 24h 開口部 25 金属スペーサ 25h 開口部 26 熱伝導性絶縁シート 30 放熱フィン 62 金属芯入りプリント基板 64 放熱シート付き金属スペーサ 66 ヒートパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 向井 重太郎 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 5G361 BA01 BB02 BB03 BC01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品の実装された金属芯入りプリン
    ト基板を筐体内に収容した電気接続箱において、 前記金属芯入りプリント基板の少なくとも一部に当接し
    た熱伝導性絶縁シートと、前記熱伝導性絶縁シートの少
    なくとも一部に密着した金属スペーサと、前記金属スペ
    ーサに当接して前記金属芯入りプリント基板の熱を筐体
    外部に放熱する放熱手段とを有し、前記熱伝導性絶縁シ
    ートと前記金属スペーサとは前記金属芯入りプリント基
    板のリード端子の凸部を避けるように形成されたことを
    特徴とする電気接続箱。
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